JP2007518797A - 膣感染症の処置のための、フルコナゾール−チニダゾールの組み合わせ、ならびに、その組成物、調製プロセスおよび使用 - Google Patents

膣感染症の処置のための、フルコナゾール−チニダゾールの組み合わせ、ならびに、その組成物、調製プロセスおよび使用 Download PDF

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Abstract

本発明は、ヒトの生殖器官における複合型感染症に対する処置に関し、ここで、この処置は、フルコナゾールおよびチニダゾールを含有する化合物の組み合わせでの使用を伴う。これらは、治療的に使用されているものよりも低い用量で使用される。この組み合わせは、非常に有効であることが証明されており、そして、良好な耐性の程度を示している。1つの局面において、本発明は、チニダゾールおよびフルコナゾール、ならびに/または、これらの立体異性体もしくは受容可能な立体異性混合物に基づく、薬学的会合物を提供し、この会合物は、50mg〜150mg未満のフルコナゾールと、1000mg〜2000mg未満のチニダゾールとを含有する。

Description

本発明は、女性の生殖器における感染症の処置に関し、より具体的には、通常治療的に投与される用量よりも低用量で組み合わされた、フルコナゾールおよびチニダゾールを含有する化合物の組み合わせの使用に関する。この組み合わせは、非常に有効であり、かつ、十分に耐え得るものであることが明らかとなっている。
医療現場(practica medica)では、膣感染症は、一般的な健康上有害なものである。なぜならば、95%までの患者が、膣出血に起因して医師にかかっているからである。主な医療保健施設(servicios de atencion primaria de salud)において、これらの感染症を罹患している若者は、外来についての3つの最大の理由のうちの1つであることが分かった。性交経験のない女児でも見られているが、その発生率は、性交経験のある女児の方がより高い。
正常な膣の分泌物は、無臭かつ透明で粘性があり、pHは4.5未満であり、Necrophorus(necrofilos)を含まず、そして、検鏡の間に流れない。
膣感染症に好ましい要因の中でも、とりわけ、以下が挙げられる:性器−肛門の衛生状況が悪いこと、新しい性交相手もしくは複数の性交相手、プールもしくは浴槽での水浴び、妊娠、糖尿病、寄生虫感染、尿もしくは糞便の失禁、ストレス、先天性奇形、経口もしくは局所的そして経膣的に使用される抗生物質、ホルモンおよび避妊調製物の頻繁な使用、免疫系の不全、窮屈な衣服、ナイロン製の下着、製品の適用に使用される、不衛生な膣用の要素の使用(uso de aplicadores vaginales no higienicos)など。
最も頻繁な膣感染症を、以下の表に示す:
Figure 2007518797
膣感染症または膣分泌物症候群(sindrome de flujo vaginal)は、1つ以上の以下の症状(分泌物(flujo)、外陰部の痒み、熱(ardor)、刺激、排尿障害、性交疼痛、および膣の悪臭)によって特徴付けられる感染プロセスであり、しばしば、微生物が、複合型膣感染症を起こす、膣感染症の間に見出される。
陰門膣炎、外陰炎および膣炎は、通常、膣または外陰部の膨潤に関連する用語であり、そして、頻繁に、真菌、細菌および寄生虫によって生じる。陰門膣炎は、悪臭があってもそうでなくても、局所的な不快感(痒み(piocor)または灼熱感(quemazon))を生じ、そして、排尿障害および/または性交疼痛を伴い得る、分泌物の異常でありかつ刺激性の分泌物と理解される。陰門膣炎は、医師への初診につながる、最も頻繁な婦人科の問題である。症状を示す女性の90%は、膣感染の細菌種(主に、Gardnerellas)、カンジダ症またはトリコモナス症に罹患している。残りの10%は、以下の異なる組み合わせの症状を示す:ETS、膣萎縮、アレルギー、および化学的に誘発された刺激。カンジダ症性の陰門膣炎(VVC)は、欧州において最も一般的な膣炎の原因である。症例の約85〜90%が、Candida Albicansによるものである。最初の処置は、局所用の薬剤を使用する。
最初の処置は、7〜10日の期間にわたり、クリーム、膣用錠および胚珠(ovulos)のような局所用の薬剤を使用する。クリームおよび胚珠を用いた場合、ほんの75%の回復率が達成される。患者を不快にする高いレベル、副作用の存在、そして、長期間の処置に起因して、膣感染症の処置のための他の選択肢(例えば、全身処置の使用、および、処置自体の時間の短縮化までも)が模索されている。いくつかの処置は、クロトリマゾール、ミコナゾール、フェンチコナゾールおよびニスタチンの使用を包含し得る。重篤な感染症、再発性の感染症、または、膣適用に対して不耐性である場合、400mg/日のケトコナゾールを5日間、または、200mg/日のイトラコナゾールを3日間もしくは400mg/日のイトラコナゾールを1日間、または、150mg/日のフルコナゾールを1日間使用することが推奨される。Drugs 49(6)984−1006,1995。
非常に重篤な感染症もしくは慢性感染症(1年に4回以上の発症)の場合、経口処置が使用され、そして、再発を防止するために、100mg/日のケトコナゾールが6ヶ月にわたり使用され、その6ヶ月の間に、月経期には1ヶ月に1回のコトリマゾール(cotrimazol)の膣用胚珠が使用されるか、または、6回のサイクルの間に、3日間にわたって、200mgのイトラコナゾールが経口摂取される。Boletin 15、2002年11月、Farmacoepidemiologia。
細菌により誘発された膣炎は、乳酸桿菌により生成された過酸化水素の濃度の低下、および、Gardnerella vaginalisの罹患率の増加、ならびに、陰門、膣に膨潤の徴候を示すことなく、悪臭のある分泌物の開始を生じる、グラム陰性の嫌気性菌により特徴付けられる、膣の微生物叢の変質を表す。ほとんどの乳酸桿菌が消失する、細菌誘発性の膣炎において、膣のpHは上昇し、そして、他の嫌気性細菌の病原性の増殖が見出される。細菌誘発性の膣炎には、4つの関連する細菌がある:Gardenerella vaginalis(平均的な女性の40%に存在する、通性発酵性嫌気性菌であり、この病理状態に最も一般的に関連する(95%));Mobiluncus、グラム陰性の嫌気性菌の例としてのMycoplasma hominis、そしてPeptostreptococcus。経口を介する好ましい処置は、7日間にわたって12時間ごとに経口摂取される50mgのメトロニダゾールである。代替的な経路としては、1用量のみの2gのメトロニダゾール、または、1週間にわたり1日2回、経口摂取される300mgのクリンダマイシンが使用される。
トリコモナスに起因する陰門膣炎は、移動性原虫、鞭毛虫およびTrichomonas vaginalisと呼ばれる嫌気性菌により引き起こされるプロセスであり、そして、性交によりもたらされる。これは、膣感染症の主な原因の1つである。50%の患者(男性および女性の両方)が、診断時に無症状である。処置されない場合、患者の3分の1が、続く6ヶ月以内に症状を発症する。処置のための最も推奨されるパターンは、男性であれ女性であれ、2グラムのメトロニダゾールを1用量のみで摂取することである。この治療レジメンによって、そして、性交相手が関与する場合もまた、85%までの効力が達成され得る。治療が失敗した場合、12時間ごとに500mgのメトロニダゾールを7日間の代替的なレジメンが処方され得る。感染が抵抗性である場合、チニダゾールまたはフラゾリドンのいずれかが使用される。
同じ女性において、いくつかの臨床的な変化が共存し、そして、特定の形態の病因的因子の存在が、婦人科検診によって完全には決定され得ないことを考慮すると、処置は、感染が複合型である場合のように、膣分泌物症候群を付随する最も一般的な感染症(トリコモナス症、カンジダ症および細菌性膣疾患)に焦点を合せて、症候群としてアプローチされるべきである。
以下の表は、最も一般的に処方される処置のレジメン(resume)を示す:
Figure 2007518797
当該分野の技術水準において、処置の長さを減らすことを模索している、いくつかの刊行された研究がある。
特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4および特許文献5は、膣管に、薬剤を、膣内投薬または経膣投薬で投与するための、種々の組成物、方法および処置を記載しているが、この膣への適用は、患者によって認容されていないときでさえなされるということを指摘することが重要である。
当該分野において、膣感染症の処置における使用のための薬学的な品質を有する活性因子は、殺菌性処置を含むことが周知である。これらの化合物において最適かつ効率的な素質を得ることは困難であった。実用の際、ゲル、フォーム、クリーム、胚珠および錠剤が使用される場合、これらは、膣の壁に対して低い生体接着性を示すことが分かっている。このことは、水との混合能、および/または、37℃(体温)に対して物理的な安定性を欠くことに起因して生じると考えられる。これらの化合物は、限定された有効性を示すと結論付けられる。
特許文献6において、緩衝化メトロニダゾールを含有する化合物が記載される。この化合物は、細菌性の膣疾患を処置するだけであるにも関わらず、メトロニダゾールは、細菌に対してのみ有効であり、真菌に対しては有効でない。
特許文献7および特許文献8において、アゾールの糸状菌薬剤および緩衝化された活性化合物、ならびに、薬学的に受容可能なビヒクルを含有する化合物が記載される。好ましくは約2.5と5.5との間に維持されなければならない、本発明の化合物のpHの維持は、本発明において欠かせない重要なものとして記載される。
緩衝系は、グルコノデルタクトン(gluconodeltactona)、酢酸、フマル酸、乳酸、クエン酸、プロピオン酸、マレイン酸などからなる群より選択される。
特許文献9は、膣感染症の処置のための治療方法を記載し、イトラコナゾール−セクニダゾールを組み合わせて使用することが含まれる。上述の特許に記載される処置は、極めて長期にわたり、そして、3日間の処置の間に、12回の用量の摂取を必要とするので、患者による処置の満足感を問題のあるものにする。回復は、77.77%と見積もられる。
本願に対して同時に係属する米国特許出願第02/07641号において、フルコナゾールおよびチニダゾールの薬剤の組み合わせが記載され、その主要な特徴は、女性の生殖器における感染症の処置に使用される用量が、150mgのフルコナゾールと2gのチニダゾールであることである。
米国特許第6,416,779号明細書 米国特許第5,120,735号明細書 米国特許第6,705,270号明細書 米国特許第6,440,949号明細書 米国特許第5,840,744号明細書 米国特許第5,536,743号明細書 米国特許出願公開第2003/0017207号明細書 米国特許出願公開第2003/0064103号明細書 メキシコ国特許第188,752号明細書
本発明の目的の1つは、当該分野の技術水準において既に記載されているものよりも低い用量でのフルコナゾール−チニダゾール会合物の使用によって、ヒト生殖器官における複合型感染症からの効果的な解放を提供することである。
別の目的は、この種の感染症を、迅速かつ効果的に治癒することである。
本発明のなお別の目的は、単一の用量のみであるので、患者の全体的な容認を得ることである。
さらなる目的は、1日に1回のみの摂取であるので、患者が処置を中止するのを回避することである。
さらなる目的は、上部生殖管における合併症の発症を防止することである。
そして、なおさらなる目的は、ヒト生殖器官における感染症の処置のための、フルコナゾール−チニダゾール会合物を用いる化合物を提供することであり、これにより、従来の公知の処置よりも改善する。
本発明において、極めて驚くべきことに、公知のものよりも低い用量で、かつ、1回もしくは2回の事象において1日のみの処置で投与される、フルコナゾールとチニダゾールとの会合物は、ヒトの生殖器官における複合型感染症の公知の処置よりも、全ての局面で改善していることが発見されている。患者が、処置にかなりよりしっかりと従うことを保証するので、これは、他のより長い処置を上回る有効性を表す特徴である。
予想に反して、用量を有意に減らすことは、フルコナゾール−チニダゾールの会合物の有効性に影響を与えず、従って、その有効性を維持しつつ、これらの物質の二次的な効果を弱めることを補助する。
この処置が持つ別の利点は、種々の要因に起因して、臨床的な診断に対処するのみであり得る医療従事者および医学界にとって非常に有用であることである。
さらなる利点は、治療の成功の可能性がより高いことであり、それにより、患者の一部からの耐性および容認の良好なレベルを伴って、症状の迅速な軽減が可能になる。
(発明の詳細な説明)
本発明は、2つの化学物質:フルコナゾールおよびチニダゾールの会合物から構成され、公知のものよりも低い用量で使用される、組成物の使用による、ヒトの生殖器官(男性生殖器および女性生殖器)における感染症の処置に関する。このような組成物は、非常に有効であることが分かっている。
本発明の組成物は、1回および2回までの事象において投与される。患者の容認がより高いので、このことは、より長期にわたる処置を超える、実に重要な利点を表す。これは、次いで、患者が処置に従って、処置が完了することを保証する。
フルコナゾールは、幅広い抗真菌効果を有する、トリアゾール由来の物質であり;その融合点は、138℃と140℃との間である。その分子極性は、経口もしくは非経口の両方で摂取されたときに、全身性の作用を可能にする。
フルコナゾールの薬物動力学の範囲内で、この物質は、十分に吸収され、90%を超える総アベイラビリティを示し、そして一般に、胃腸管のpHを変更する医薬品によって影響を受けない。その吸収は、食物摂取によっても影響されない。さらに、フルコナゾールは、それ自体が生物全体に分布する。血漿タンパク質との低い結合により、膣は、この医薬品の非常にスムーズな分布を示す。というのも、経口投与後の血漿と膣組織との間の関係は、0.94〜1.1である(これは、濃度が事実上類似することを示す)のに対し、膣の分泌物においては、関係は、血漿に関して、0.5〜1.0であり、そして、膣のカンジダ症の処置に非常に有効であることが分かっている。膣のカンジダ症を罹患し、そして、150mgの1用量を与えられた1,017人の患者において実施された、疫学的調査において、フルコナゾールは、患者の91%において十分に受容され、有効であった。有害な副作用の出現は、1%未満であった。
身体の組織および液体の両方における広範な分布、ならびに、その25〜30時間の寿命は、短時間および長時間の両方におけるその有効性を説明し得る。その延長された排泄寿命もまた、その有効性に寄与する。
チニダゾールは、嫌気性の細菌および原虫に対して、選択的な活性を有する5−ニトロイミダゾール誘導体である。チニダゾールは、完全に経口的に吸収され、そして生物全体に広がる。チニダゾールは、タンパク質に対する低い結合(12%)を有する。活性の機構は、DNAの破壊を生じる、毒性代謝産物を形成することによって殺菌効果を生じ、そして、ニトロイミダゾール誘導体の機構と類似する。タンパク質合成を阻害するか、または核酸に影響を与える他の抗生物質と同様に、ニトロイミダゾールは、後抗生物質効果を有する。臨床研究は、チニダゾールが、呼吸器感染症、腹腔内敗血症、アメーバ感染症、ジアルジア症(giardasis)、およびTrichomonas vaginalisによって生じる婦人科感染症の処置において有効であることを示している。しばしばGardnerella vaginalisが関係する細菌性の膣疾患の処置において、1用量(2g)のみのチニダゾールを用いると、92%の治癒率が得られ、そして、2日スキームで同じ量を用いる他の研究は、51%の率を報告している。
セクニダゾールは、抗寄生生物活性を持ち、そして、Entamoeba histolytica、Giardia lamblia、Trichomonas vaginalisおよびGardnerella vaginalisに対して作用する。1用量(2g)のセクニダゾールの経口投与後に、1/3時間で最も高いセリカ率(tasas sericas)が得られる。平均血漿寿命は、約25時間である。排泄(本質的に尿中排泄)は、遅い(摂取した用量の50%が120時間で排泄される)。
その活性スペクトラムにより膣感染症の処置について一般に公知のものよりも低い用量で、活性成分(principio activo)として、2つの化学物質(productos quimicos)の会合物を含む本発明の組成物は、カンジダ種およびTrichomonas vaginalisにより引き起こされる膣炎、ならびに、Gardnerellaおよび嫌気性細菌により引き起こされる膣炎の両方の処置を可能にする。
新しいフルコナゾール−チニダゾール組成物において使用される比率に起因して、従来の処置および通常公知である用量と同等かもしくはそれより高い、複合型膣感染症を起こす微生物の阻害が得られる。
本発明において、組成物は、フルコナゾール−チニダゾールの会合物を含む。重量の関係は、50mg〜150mg未満のフルコナゾール、および1000mg〜2000mg未満のチニダゾールである。好ましい実施形態において、重量の比率は、112.5mgのフルコナゾールに対して、1500mgのチニダゾールである。これらの最終的な値は、刊行された研究において報告されたものから、フルコナゾールが150mgから112.5mgまで減少し(すなわち、25%より少ない)、そして、チニダゾールが2000mgから1500mgまで減少し(すなわち、25%より少ない)た用量であることを意味する。
当業者は、言及された量だけ用量が減少した場合に、ただ医薬品の治療効果の減少のみを予測し得るが、このことは、示されるように、生じない。
本発明における、膣感染症の処置のための薬学的組成物(composicion farmaceutica)は、カプセル、錠剤、丸剤、発泡錠および舌下錠(これらのいずれかに限定されない)のような広範な種々の薬剤の形態(formas farmaceuticas)において経口から良好に摂取される。
好ましいが、制限的でない様式において、複合型膣感染症の処置に使用される錠剤は、今日までに治療的に公知のものよりも低い用量のフルコナゾール−チニダゾール会合物、および少なくとも1種の薬学的に受容可能なビヒクルを含有する。セクニダゾールは、チニダゾールに対する代替的な成分であると考えられる。
薬学的に受容可能なビヒクルの中でも、本発明者らは、二酸化ケイ素、種々のグリコール酸、クロスポビドン、ラウリル硫酸ナトリウム、PVP、ステアリン酸マグネシウム、イソプロピルアルコールを考慮し得るが、これらに限定しない。
複合型膣感染症の処置のための、カプセルまたは錠剤の調製に関して、これらの調製は、通常のフルコナゾール−チニダゾールの比率を仮定すると、慣習的でない製造プロセスを必要とする。製品において優れた均一性を得るために、プロセスは制御されなければならない。フルコナゾール−チニダゾールの化学物質の一体化は、凝集溶液(より低い比率の化学製品を含み、顆粒化溶液として使用される)を作製することによって実施され、ここで、より低い比率の物質は、フルコナゾールであり;チニダゾールならびに他の成分は、流動床内で混合され、そして、この凝集溶液が添加されて、顆粒の形態が得られる。この工程に続く工程は、錠剤を作製する際に一般に使用される工程であり、乾燥、粉砕および圧縮である。
以下の実施例は、本発明を例示することを意味するが、これらは、制限的なものではない。
(組成物の実施例)
(実施例1)
錠剤の形態の、フルコナゾール−チコナゾールの会合物を含む薬学的組成物を、以下の組成に従って調製する:
Figure 2007518797
(実施例2)
錠剤の形態の、フルコナゾール−チコナゾールの会合物を含む薬学的組成物を、以下の組成に従って調製する:
Figure 2007518797
(実施例3)
錠剤の形態の、フルコナゾール−チコナゾールの会合物を含む薬学的組成物を、以下の組成に従って調製する:
Figure 2007518797
(実施例4)
錠剤の形態の、フルコナゾール−セクニダゾールの会合物を含む薬学的組成物を、以下の組成に従って調製する:
Figure 2007518797
(薬理学的実施例)
単純な無作為割当てに匹敵する長期的な研究を行なった。この研究は、膣感染症の徴候を示した、18歳以上の42人の女性(妊娠していない)を含んだ。
患者を2群に分けた;第1群には、150mgのフルコナゾールおよび2gのチニダゾールの1回用量(標準的な用量)(本願の同時係属出願において報告した用量)を与えた。第2群には、112.5mgのフルコナゾールおよび1500mgのチニダゾールの会合物を与えた;本願において好ましい用量を表すのは第2群であり、これは、当該分野の技術水準のものよりも明らかに低い用量で驚くべき結果を生じた。医薬品を、1日の間で、2回の事象について、両方の群に与えた。
膣分泌物の特徴を決定するために、全ての患者が婦人科検診を受け、そして、付随する症状を記録した。処置前および処置後の膣培養を行なった。患者に、膣培養物の採取間に、性交を控えるように要求した。
最初に評価された症状は以下:匂い、痒み、外陰部の刺激、性交疼痛、および膣分泌であり、これらは、処置後に有意に減少した。
最初の培養物の結果を、以下の表に示す:
Figure 2007518797
処置に対する応答は、以下のとおりであった:
標準的な用量を与えた群において、微生物の根絶は、82%であり、一方で、より低い用量(すなわち、本願の用量)を摂取した群においては、根絶は、80%であり、これは、表2に示されるように、統計的に、両群間には有意差がないことを示した。
Figure 2007518797
有害な効果に関しては、1人の患者のみが眩暈を被ったと報告し、そして、3人が心窩部痛(epigastralgia)を訴えたが、これらは全て一過的なものであった。
フルコナゾール−チニダゾールの組み合わせ(combinacion)は、生殖器官の感染症の臨床診療において最も一般的に見出される細菌の処置において、標準的な用量および低用量の両方で、効率的であることが示され、有害な影響は、重要であるとはみなされなかった。これは、この組成物の最小阻害濃度が、150mgのフルコナゾールおよび2.0gのチニダゾールで既に通常得られる根絶率と類似する根絶率に達することを可能にするからである。
本発明では、既に公知のフルコナゾール−チニダゾール化合物よりも低い用量で、同じ治療効果が達成されるが、有害な影響がより少ないことを、予想外に発見した。
出願人の発明は、本明細書中に具体的に記載されていない多くの他の実施形態を包含し、従って、本開示は、上記の実施例または好ましい実施形態に限定されるものとして読まれるべきではないと考えられる。

Claims (20)

  1. チニダゾールおよびフルコナゾール、ならびに/または、これらの立体異性体もしくは受容可能な立体異性混合物に基づく、薬学的会合物(asociacion farmaceutica)であって、50mg〜150mg未満のフルコナゾールと、1000mg〜2000mg未満のチニダゾールとを含有する、薬学的会合物。
  2. セクニダゾール(secnidazol)およびフルコナゾール、ならびに/または、これらの立体異性体もしくは受容可能な立体異性混合物に基づく、薬学的会合物であって、50mg〜150mg未満のフルコナゾールと、1000mg〜2000mg未満のセクニダゾールとを含有する、薬学的会合物。
  3. ヒトの生殖器(aparato reproductor)における感染症の処置に有用な医薬の調製における、請求項1に記載の薬学的会合物の使用。
  4. ヒトの生殖器における感染症の処置に有用な医薬の調製における、請求項2に記載の薬学的会合物の使用。
  5. 前記組成物が、約112.5mgのフルコナゾールと、約1.5gのチニダゾールとを含有する、請求項3に記載の使用。
  6. 前記組成物が、約112.5mgのフルコナゾールと、約1.5gのセクニダゾールとを含有する、請求項4に記載の使用。
  7. ヒトの生殖器の複合型感染症(infecciones mixtas)の処置に有用な、単回の経口投薬(dosis unica oral)として投与される、均一な薬学的組成物であって、該組成物は、薬学的に受容可能なビヒクルと、該組成物の総重量に基づいて、6重量%±2重量%、好ましくは、5.6重量%のフルコナゾールとを含有する、組成物。
  8. 請求項7に記載の組成物であって、該組成物の総重量に基づいて、75重量%±20重量%、好ましくは、75重量%のチニダゾールをさらに含有する、組成物。
  9. 請求項7に記載の組成物であって、該組成物の総重量に基づいて、75重量%±20重量%、好ましくは、75重量%のセクニダゾールをさらに含有する、組成物。
  10. 請求項7に記載の組成物であって、該組成物の総重量に基づいて、約5.6重量%のフルコナゾールおよび約75重量%のチニダゾールを含有する、組成物。
  11. 請求項7に記載の組成物であって、該組成物の総重量に基づいて、約5.6重量%のフルコナゾールおよび約75重量%のセクニダゾールを含有する、組成物。
  12. 請求項7〜11のいずれかに記載の組成物であって、前記複合型感染症は、Gardnerella vaginalis、Actinomyces、Candida、Micrococcus、酵母、Proteus、E.coli、Trichomonas vaginalisおよびTrichomonas V.、ならびに、膣炎および膣疾患に存在する微生物によって引き起こされる、組成物。
  13. 錠剤の形態で投与される、請求項12に記載の組成物。
  14. 薬学的に受容可能なビヒクル(portadpres farmaceuticamente aceptables)が、微結晶性セルロース、デンプンのグリコール酸ナトリウム、クロスポビドン、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、ステアリン酸マグネシウム、および白色opadry(opadry blanco)を含有する、請求項13に記載の組成物。
  15. ヒトの生殖器における複合型感染症の処置のための方法であって、該疾患を罹患する患者に、請求項7に記載の組成物を投与する工程を包含する、方法。
  16. 請求項15に記載の、複合型感染症の処置のための方法であって、前記組成物が、約112.5mgのフルコナゾールおよび約1.5gのチニダゾールを含有する、方法。
  17. 請求項15に記載の、複合型感染症の処置のための方法であって、前記組成物が、約112.5mgのフルコナゾールおよび約1.5gのセクニダゾールを含有する、方法。
  18. 請求項15〜17のいずれかに記載の、複合型感染症の処置のための方法であって、該複合型感染症が、Gardnerella vaginalis、Actinomyces、Candida、Micrococcus、酵母、Proteus、E.coli、Trichomonas vaginalisおよびTrichomonas V.、ならびに、膣炎および膣疾患に存在する微生物によって引き起こされる、方法。
  19. 前記組成物が、錠剤の形態で投与される、請求項18に記載の方法。
  20. 前記組成物が、1日に1回の投薬で投与される、請求項19に記載の方法。
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