JP2007517728A - 雪上滑走用器具 - Google Patents

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Abstract

雪上滑走用器具であって、後部運搬ランナー(3)および前部方向指示ランナー(2)を有し、該前部方向指示ランナーに付けられたステアリングコラム(4)は、前記ランナー同士をつなぐ剛性フレーム(1)の上端部に付けられたスリーブ内で回転し、また、該フレームの下端部は、運搬ランナー(3)の上に載せられて使用者の足を支えるために用意された支持台(6)に固定されている。前記台(6)の前の部分は、機械的な結合によって運搬ランナー(3)につなげられ、この結合によって、該部分の、緩衝装置(22)にコントロールされた前記ランナーに直角な様子の変位が可能になる。

Description

本発明は雪上滑走用器具に関するものであり、その外観は、スクーターの外観に類似しているが、しかしながら、スクーターの車輪が、ランナーによって、すなわち、スキー工学と共通点を持った板に置き換えられており、したがって、該雪上滑走用器具は、後部運搬ランナーおよび前部方向指示ランナーを有し、該前部方向指示ランナーにはステアリングコラムがつなげられている。
このステアリングコラムは、剛性フレームの上端部に一体化されたスリーブ内で回転し、該剛性フレームは、前記の二つのランナーを互いにつなげる。フレームの下端部は、運搬ランナーの上に載せられた支持台に固定されており、該支持台は、使用者の足を支えるために用意されている。ゆえに、使用者は、この支えの上で直立した状態であり、手には、ステアリングコラムの上に載ったハンドルをつかんでいて、使用者はこのハンドルを用いて、この器具を操縦する。
地表の形態はピストによって異なり、また、隆起、傾斜の変化、下り勾配から上り勾配への移行等は、本発明の器具を使って実施される滑降の際に出合う通常の道筋の、構成要素を成しており、本発明の器具としては、快適で柔らかい運転の可能性を生み出さなければならない。
この可能性は、とりわけ、サスペンションおよび緩衝器が存在することの結果であり、ランナーおよびフレームとそれとの関係は、例えば位置決めの観点において、適切に考慮されなければならない。フレームの設計さえもまた、いわゆる地表の変容、雪のタイプ(粉雪、湿った雪、凍った雪)、ならびに、競技運転同様、静かな運転への、必要な順応性を、考慮に入れなければならない。
先行技術の器具には、いくつかのものについては、フォークのところに緩衝装置が既に存在する。例えば、仏国特許出願公開第2659864号明細書に記載された滑走用器具がそうであり、この滑走用器具においては、空気圧による緩衝器がフォークの土台を方向指示ランナーの前部につないでいる。
仏国特許出願公開第2831127号明細書に記載された器具に関して言うと、この器具は二つの緩衝装置を有し、そのうちの一つは、同様に、フロントフォークのところに配置されているが、該フォークがステアリングコラムの軸の中にないという、このフォークに与えられた特有の形態のために、フォークの土台とランナーをつないでいない。というのも、台形の装置によって、その土台が方向指示ランナーと接触したフォークを、いわゆるステアリングコラムからずらすことが可能になるからであり、該ステアリングコラムは、平行な軸に従って伸びる。この場合、緩衝装置は、ステアリングコラムの土台を、フォークの二つの枝状部の間に位置付けられた横材につないでいる。
この文書に記載された器具は、第二の緩衝装置も有し、該緩衝装置は、剛性フレームの斜めの安定化棒を、運搬ランナーにつなぐ。この構造は、先に挙げた特許の対象になった構造よりも性能が良いが、なぜなら、剛性フレームを後部ランナーにつなぐ緩衝装置の存在が、使用者により高い快適性をもたらし、また、器具に、使用の際にはるかに優れた柔軟性を付与するからであり、というのも、前記フレームと運搬ランナーの後部との間に、もはや堅固な結合がないからである。
使用者の足が置かれる板は、この形態においては、後部支持ランナーから切り離されており、それらが構成する関係は、横断する複数の回転軸に従って組織された、複雑で相対的な動きを可能にし、支持板がランナーに接近したり、またはランナーから遠ざかったりするのを可能にする。
かかる可能性は、国際公開第01/85526号パンフレットの文書には存在せず、この文書においては、剛性フレームは、後部運搬ランナーに直接取り付けられ、そこにしっかりと固定されている。同様に、ステアリングコラムのフォークは、方向指示ランナーに直接固定されている。唯一剛性フレームの斜めの安定化棒のみが、衝撃吸収弾性装置によって遮られており、該装置は、ほぼ同じ長さの二つの断片に分離された支持台板と協働して機能する。
仏国特許出願公開第2659864号明細書 仏国特許出願公開第2831127号明細書 国際公開第01/85526号パンフレット
しかしながら、上述の先行技術の構造は、例えば方向指示ランナーと後部運搬ランナーとの間の位置決めといった情報を最適の仕方で伝達しないという意味で、完全に満足できるものではない。
このタイプの器具については、解くべき方程式は明らかに難しいものであり、解決策は、フレームの必要な剛性と、一方のランナーの位置から他方の位置への適合のほとんど瞬間的な要請との間に妥協点を見つけて、器具が操作可能であるように、また好適には、器具が出合う条件がどのようなものであれ、柔らかい運転ができるようにすることに存する。
したがって、確かに、ステアリングコラムの下端部に配置されたフォークは、前記ステアリングコラムの軸内で、衝撃や振動等を和らげなければならないのだが、ステアリングコラムの水平方向の動きと運搬ランナーの位置決めとの間の相互作用が、設計によって確保されうることがさらに適当である。実際は、最適に機能させるためには、運搬ランナーが、方向指示ランナーの動きに従って、その直後にその動きを再現することが必要であろう。これが、本発明に与えられた目的である。
そのために、本発明による雪上滑走用器具は、後部運搬ランナーおよび前部方向指示ランナーを有し、該前部方向指示ランナーにつなげられたステアリングコラムは、前記ランナー同士をつなぐ剛性フレームの上端部に一体化されたスリーブ内で回転し、また、該フレームの下端部は、運搬ランナーの上に載せられて使用者の足を支えるために用意された支持台に固定されているものであって、前記台の前の部分が機械的な結合によって運搬ランナーにつなげられ、この結合によって、該部分の、緩衝装置にコントロールされた前記ランナーに直角な様子の変位が可能になることを主要な特徴としている。
この可能性によって、とりわけ、土地の起伏をより柔軟に反映し、また運搬ランナーが方向指示ランナーの軌跡を最適にたどることが可能になり、運転の柔らかさが増す。
好ましくは、前記台は、台の後ろ半分に位置する場所で運搬ランナーに連結され、前記連結部は、ランナーに横断的に向いている。
前部の変位は、実際、台全体に対して影響力をもつ。かかる連結部を用意することで、台自体に対する、および、台とランナーとの結合部に対する応力を減らすことになるが、そうでないとしたら、この応力は、金属の柔軟性および弾性によって考慮されなければならない。
ある可能性によると、該台は、そのほぼ中央に置かれた横断する連結部を有することができ、該連結部は、前記台を、互いに連結された、前の部分と後ろの部分に分割する。
この真ん中の連結部は、器具の運転の柔らかさをさらに改善するものであり、それについては、後でより詳細に記載する。
上述の台/ランナーの機械的な結合と、支持台を二つの部分に分割することとが組み合わされて存在することによって、一方では、使用者によって推進されてハンドルを介して再び伝達された応力に応じて、他方では、使用者の足によって台の後ろの部分あるいはその前の部分に個々に働く力に応じて、そして最後に、地表または雪質によって引き起こされる反応に応じて、使用者の足を支える台の複雑な動きがとりわけ実現可能になる。
好ましくは、本発明によると、剛性フレームは台の前の部分に固定される。ゆえに、ハンドルの動きは、とりわけ水平な様子の平面においては、剛性フレームを経由して前記台の前の部分へと反映される。この前の部分は、二つの別々の結合部を有し、一つは運搬ランナーとの、もう一つは台の後ろの部分との結合部である。これら二つの結合部には硬直性はなく、ゆえに、土地の起伏に由来する力は一部しか台に伝達されず、そのため、運搬ランナーによって台に、したがって使用者の脚に反映される衝撃の激しさが減少する。
ある可能性によると、前記台の前端部は、回転軸が横断しているナックル継手を用いて、運搬ランナーに連結されており、前記ナックル継手は、台の前端部に配置されている。ゆえに、台のこの部分は、その縦の位置に従って、垂直にだけでなく、前方や後方にも移動することができる。
緩衝装置は、好ましくは、剛性フレームと運搬ランナーの間、ナックル継手の近傍に配置され、前記緩衝装置は、ナックル継手の軸に平行な回転軸に従って、二つの端部で連結される。この緩衝器は、硬さが調節可能であり、フォーク/ステアリングコラムの動きと、ゆえに、そこに働く応力とを、最終的には台を経由して運搬ランナーに働く応力へと変換する際に役割を果たすものであるが、その目的は、ステアリングコラムと方向指示ランナーとで構成される集合体の位置に応じて、運搬ランナーの向きを決めることである。
フォークの動きが上方に向かって生じる際には、方向指示ランナーの平面は、原則として、運搬ランナーの平面よりも上にあり、本発明のシステムがなければ、運搬ランナーの先端が雪の中で動かなくなるおそれがある。反対に、フォークの動きが下方に向かっているときには、そこに組み込まれた軸方向の緩衝装置の働きにより、方向指示ランナーの水平面は、運搬ランナーの水平面よりも低い可能性があり、該運搬ランナーは、時として、もはや地面と接触しておらず、器具の運転が危険になるかもしれない。
ある可能性によると、前記ナックル継手は、平行な二組の小型リンクのセットを有し、緩衝装置は、前記セットの間に配置される。
この機械的構造においては、ナックル継手を二重にすることで、剛性フレームと運搬ランナーの間に伝達される応力を、器具の縦軸に対して対称な二つの行程に分散させることが可能である。別の面では、緩衝装置の、前記縦軸に対する心出しを考慮に入れると、この二重化は避けられないものである。
好ましくは、台の後ろの部分と運搬ランナーとをつなぐ連結部は、前記台の前と後ろの部分をつなぐ連結部のすぐ近くに置かれる。本発明によると、緩衝用装置は、そのうえ、剛性フレームと台の後ろの部分との間に位置付けられ、前記装置は、横断する回転軸に従って、二つの端部で連結される。
これらの留め具構造のおかげで、調節される硬度にしたがって、この緩衝装置は、ハンドルに由来する情報の一部をまた、台の後ろの部分に柔らかく伝達し、この部分はそれを使用者の足に再び伝達する。この構造により、滑走用器具の最適な操作が可能になるのだが、なぜなら、使用者の手と足の間で情報の伝達があり、それに応えて、それぞれが、他方に推進された操縦/移動をきめ細かくすることができるからである。
前方では、ステアリングコラムが、フォークを介して前部方向指示ランナーに固定され、該フォークのそれぞれの枝状部は、コラムの軸の方向内で弾性的に変形可能なサスペンションを有し、該サスペンションの硬度は調節可能である。
緩衝用システム/サスペンションの組み合わせ、より具体的には、前のフォークと、ナックル継手に結合した緩衝器との組み合わせによって、地表が起伏の多いときに、器具を最適に変化させ、しかも使用者にとっての快適な条件を維持することが可能になる。これは、とりわけ、地表の性質に起因する振動が、前記フォークのおかげで、ハンドル内であまり感じられなくなることの結果である。
ランナーの柔軟性へと直結するこれらの緩衝装置の存在により、方向転換において、より流れるような変化も可能になるが、それは、その台において、水平な横断する軸によって実際には二つに分離されたフレームのおかげである。この分離によって、剛性フレームを柔軟にすることが可能になり、付加された緩衝器は、使用者に起因する、とりわけその重量に起因する外力を吸収しつつ、剛性フレームが元の位置に戻ることを可能にする。そのうえ、注目すべきことに、緩衝用システムの硬度は、使用者の体重に応じて調節できるものであり、これによって、少なくとも(使用者の体重を含んだ)通常の負荷の位置においては、台の二つの部分が運搬ランナーに平行なまま維持され、かつ、使用者が分離の真ん中の連結部に荷重をかけたときしか動かないようにすることが可能である。負荷がない場合には、台の前の部分はわずかに高くなり、後ろの部分は傾いて、その後ろの端部が運搬ランナーに近づくようになる。
本発明の重要な特徴によると、ステアリングコラムは、横断する回転軸に従って前記コラムとランナーに二重に連結された緩衝装置を介して、操舵ランナーにもつなげられており、また、その方向付けと、ランナー後部への取付点とによって、緩衝装置が押す力を後部に働かせることが可能になり、この力が、前記ランナーの平面を傾斜させ、その前の先端を上方に相関的に移動させるに至る。
この緩衝器は、その前の先端を高くして傾いた方向指示ランナーの平面を静止状態に維持する機能を有するが、なぜなら、緩衝器は、操舵ランナーの後部で、下方に常に押すために調節されているからである。例えば粉雪の上で機能するときには、この緩衝器の存在により、操舵ランナーの前部が、柔らかいまたは深い雪の中に突き刺さらずに、より自然な位置をとりながら雪の上を滑ることが可能になる。
先行技術の装置においては、操舵ランナーの前の先端を上に持ち上げた状態に維持するためには、使用者が器具の後部にいて、かつ、前の部分を高くするためにその重量をこの後ろの区域に維持しなければならなかったのだが、それはあまり快適なものではなかった。
ゆえに、快適性が大きく改善しているのは、前に説明したようなフレームの柔らかさのおかげで、運搬ランナー自体が前の先端が上方に向くようにその平面を傾斜させる傾向を持つためであるが、これは当然ながら、全体の浮遊状態も改善させる。
好ましくは、この緩衝装置は、軸方向に固定されたステアリングコラムの場所に固定される。言い換えると、緩衝装置は、サスペンションに起因する軸方向の移動に影響されないコラムの低部に位置する。
一般的には、台を二つに分離し、上記で検討されたような様々な緩衝用システムに組み合わせることで、フレームを折り曲げる動きが実際に可能になり、それによって、運搬ランナーの少なくとも一部分、この場合はその前の部位が解放され、以後は地表の形態により適応できるようになり、使用者の体重によって移動の自由が妨げられることがなくなる。
前部ランナーが隆起にさしかかるとき、運搬ランナーはもはやその平面にとどまらなくなるが、常に地面との接触は維持する。
これらの可能性により、さらには、エッジングも改善されるが、これは、第一には、ランナーの柔軟性によって促進されるものであるが、台を二つの部分に分離することの恩恵も受けている。
すなわち、曲がるためには、使用者は横のエッジ上に位置し、ランナーは湾曲し、そして軌跡を規定する円弧を描く。円弧が際立つほど、誘導と方向転換は緻密になる。非常に硬い雪の上では、エッジングが非常に重要になるが、なぜなら、エッジングによって、地面の非常に滑りやすい性質にも関わらず、曲がることが可能になるからである。
台を二つの部分に分離しないと、前記剛性台がつなげられた運搬ランナーは、弓なりに曲がるのがより困難になり、また、二つの端部のみが、雪と接触した円弧を形成する。ゆえに、エッジの縦の一部分のみが雪と接触し、それゆえ、エッジングはずっと頼りないものになり、方向転換における転倒または制御欠如のおそれが生じる。
本発明の仮説においては、台はその中央が柔らかいため、運搬ランナーの中央も柔らかいことが可能になり、そして、ゆえに、実現しようとする方向転換のタイプがどのようなものであっても、また、あらゆるタイプの雪に対して、雪に食い込むことを可能にする円弧を描くことができる。運搬ランナーの前の部分と台との間の結合部も柔らかいため、ランナーの湾曲はこの端部にも確保される。
したがって、横滑りが起きることは少なく、軌跡はより緻密に、かつ、より正確になることができる。
本発明は、今度は、付属の図面を参照して記述されるものであるが、該図面については:
−図1は、本発明による滑走用器具の斜視図であり、また、
−図2は、本発明による滑走用器具の側面図である。
図1を参照すると、本発明による滑走用器具は、剛性フレーム(1)を有し、該フレームには、方向指示ランナー(2)および運搬ランナー(3)が、それぞれ、下部フォーク(5)を備えたステアリングコラム(4)、および台(6)を経由して、つなげられていて、該台は、使用者の脚を支えるために用意されており、このために、滑止プレート(6´)が部分的に載せられている。ステアリングコラム(4)の上には一般的なハンドル(7)が載せられ、該ハンドルにより、器具の操作が可能になる。下部フォーク(5)は軸方向の緩衝器(8)を備え、また、該フォークは、連結部(9)を経由してランナー(2)につなげられる。操舵ランナー(2)に取り付けられた連結部(9)の部分は、プレート(10)を介して、例えばねじ留めによって、前記ランナー(2)に取り付けられる。
緩衝用装置(11)は、フォーク(5)の枝状部の間に設置される。この装置は、一方では、コンソール(12)に固定されているが、該コンソールは、サスペンション(8)の下にある、フォーク(5)の二つのアームをつなぐ横材から飛び出しており、また、緩衝用装置(11)の連結された上部固定具(13)をずらすのを可能にして、その方向の変更を容易にするものである。そのもう一つの端部では、前記装置は、同様に連結部(14)を経由して、プレート(10)に固定されている。
これまで参照してきた連結部をもつ結合部の全体、ならびに、この後で言及される結合部は、すべて、互いに平行な横断する軸に従って機能する。
緩衝用システム(11)は、例えば、オイルエア併用タイプであることができ、その場合、その硬度は、膨張によって調節可能である。
それが方向指示ランナー(2)の後ろの部位に作用することにより、そこに何の力も働かないときには、調節に従って、ランナー(2)の平面を、前の先端を上方に持ち上げて傾いたまま維持することが可能になる。
ステアリングコラム(4)と剛性フレーム(1)との間の結合は、前記フレーム(1)と一体化したスリーブ(15)を経由しておこなわれる。このフレームは、その下の部分で、台(6)と結合する。実際には、フレームは、前記台の前の部分(6a)と結合しており、その部分は、横断する連結部(16)を用いて、後ろの部分(6b)に連結している。前記台は、本発明のシステムの独自性から生じた、二つの別々の部位(6aおよび6b)に分離されたであろう部分の、剛性フレーム(1)の構成要素と考えることができる。図2においてより明らかであるように、台(6)は、運搬ランナー(3)とほぼ平行に配置されており、該ランナーとはいくらかの距離がある。この距離は、とりわけ、横断する連結部(17)によって固定され、該連結部の周りでは、台(6)の後ろの部分(6b)が回転する。横断する連結部(16)のほかに、前記部分(6b)は、緩衝装置(18)を経由して、剛性フレーム(1)につなげられており、該緩衝装置の両端部(19および20)は、それぞれ、前記フレーム(1)と、台の後ろの部分(6b)とに、回転式に取付けられている。この緩衝用システムは、やはりオイルエア併用タイプのものであることができ、調節可能な硬度を有する。該緩衝用システムは、使用者が、片方または両方の足を台(6)の上に載せたとき、台をあまりにも容易に移動させないようにするために、とりわけ、使用者の体重に適合しなければならない。
台(6)の前の端部、すなわち、前の部分(6a)の端部は、平行な二重のナックル継手(21)のある機構を経由して、運搬ランナー(3)に付けられており、該機構は、上述したものと同じタイプでありえる緩衝装置(22)を取り囲む。この緩衝装置は、(23)において、フレーム(1)に回転式に取付けられており、また、そのもう一方の端部は、運搬ランナー(3)に取付けられている。この最後の連結部は、図面には現れていない。
図2には、本発明の滑走用器具の様々な部分の相対的な配置が、はっきりと現れている。特に、ナックル継手による結合部は、一般的には、三つの連結軸(24、25および26)を有する。台はさらに二つの部分に分離され、その一方は剛性フレーム(1)に直接従属しているのに対し、もう一方は、連結部(16)および/または緩衝装置(18)を経由してしか、その影響を受けないのであるが、このような台(6)の吊下された形態は、一方では、操舵ランナー(2)から運搬ランナー(3)に向けて到着する情報の良好な伝達を可能にするものであり、また同様に、先験的には操舵ランナー(2)のみのために用意されたハンドル(7)に由来する外力の、運搬ランナー(3)へ向けた良好な伝達をも可能にするものである。反対に、この機械的構造は、情報が戻ることも可能にし、例えば、運搬ランナー(3)から、ハンドル(7)および操舵ランナー(2)に向けて、または、台(6)に当接した使用者の足から、ハンドル(7)または操舵ランナー(2)に向けてである。
全体として、この形態は、このタイプの滑走用器具の操作性と運転の快適性を、非常にはっきりと改善する。
本発明による滑走用器具の斜視図 本発明による滑走用器具の側面図
符号の説明
1 剛性フレーム
2 方向指示ランナー
3 運搬ランナー
4 ステアリングコラム
5 下部フォーク
6 台
7 ハンドル
8 緩衝器
9 連結部
10 プレート
11 緩衝用装置
12 コンソール
13 上部固定具
14 連結部
15 スリーブ
16 連結部
17 連結部
18 緩衝装置
19 端部
20 端部
21 ナックル継手
22 緩衝装置
24 連結軸
25 連結軸
26 連結軸

Claims (12)

  1. 雪上滑走用器具であって、後部運搬ランナーおよび前部方向指示ランナーを有し、該前部方向指示ランナーにつなげられたステアリングコラムが、前記ランナー同士をつなぐ剛性フレームの上端部に付けられたスリーブ内で回転し、また、該フレームの下端部が、運搬ランナーの上に載せられて使用者の足を支えるために用意された支持台に固定されているものであって、前記台の前の部分が機械的な結合によって運搬ランナーにつなげられ、この結合によって、該部分の、緩衝装置にコントロールされた前記ランナーに直角な様子の変位が可能になることを特徴とする、雪上滑走用器具。
  2. 前記台が、台の後ろ半分に位置する場所で運搬ランナーに連結され、前記連結部が、ランナーに横断的に向いていることを特徴とする、請求項1に記載の滑走用器具。
  3. 台が、そのほぼ中央に置かれた横断する連結部を有し、該連結部が、前記台を、互いに連結された、前の部分と後ろの部分に分割することを特徴とする、請求項1または2に記載の滑走用器具。
  4. 剛性フレームが台の前の部分に固定されることを特徴とする、請求項3に記載の滑走用器具。
  5. 台の前端部が、回転軸が横断しているナックル継手を用いて、運搬ランナーに連結されていることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一つに記載の滑走用器具。
  6. 緩衝装置が、剛性フレームと運搬ライナーの間、ナックル継手の近傍に配置され、前記緩衝装置が、ナックル継手の軸に平行な回転軸に従って、二つの端部で連結されることを特徴とする、請求項5に記載の滑走用器具。
  7. 前記ナックル継手が、平行な二組の小型リンクのセットを有し、緩衝装置が、前記セットの間に配置されることを特徴とする、請求項6に記載の滑走用器具。
  8. 台の後ろの部分と運搬ランナーとをつなぐ連結部が、前記台の前と後ろの部分をつなぐ連結部のすぐ近くに置かれることを特徴とする、請求項3から7のいずれか一つに記載の滑走用器具。
  9. 緩衝装置が、剛性フレームと台の後ろの部分との間に位置付けられ、前記装置が、横断する回転軸に従って、二つの端部で連結されることを特徴とする、請求項3から8のいずれか一つに記載の滑走用器具。
  10. ステアリングコラムが、フォークを介して前部方向指示ランナーに固定され、該フォークのそれぞれの枝状部が、コラムの軸の方向内で弾性的に変形可能なサスペンションを有することを特徴とする、請求項1から9のいずれか一つに記載の滑走用器具。
  11. 横断する回転軸に従って前記コラムとランナーに二重に連結された緩衝装置を介して、ステアリングコラムが操舵ランナーにつなげられており、その方向付けと、ランナー後部への取付点とによって、緩衝装置が押す力を後部に働かせることが可能になり、この力が、前記ランナーの平面を傾斜させることで、その前の先端を上方に移動させるに至ることを特徴とする、請求項1から10のいずれか一つに記載の滑走用器具。
  12. 前記緩衝装置が、軸方向に固定されたステアリングコラムの場所に固定されることを特徴とする、請求項11に記載の滑走用器具。
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