JP2007517530A - ねじ切りされた拡張器を使用する、歯科用インプラントを受容するための骨の拡張および圧縮の方法 - Google Patents

ねじ切りされた拡張器を使用する、歯科用インプラントを受容するための骨の拡張および圧縮の方法 Download PDF

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Abstract

歯科用インプラントを受容するための、骨組織の拡張および圧縮のための方法およびデバイスが、開示される。この方法は、初期骨切開部位を、パイロットドリルを使用して、上顎骨または下顎骨に作製する工程;第一のねじ切りされた拡張器をこの部位に挿入して、この部位を横方向に拡張させる工程;およびこの拡張器をこの部位内に短時間とどめて、この骨切開部位の内壁を押し付ける工程;次いで、第一の拡張器を回収する工程を包含する。これらの工程は、次第に増加する外径を有する、第二および/または第三のねじ切りされた拡張器を使用して繰り返されて、この骨切開部位を、最終直径までさらに拡張させる。この最終直径は、歯科用インプラントの直径と相補的であるが、この直径より狭く、その結果、拡張された骨切開部位は、このインプラントと骨組織との均一な係合を可能にする。

Description

(発明の分野)
本発明は、歯科用インプラントを受容するために、骨を拡張および圧縮するための方法およびデバイスに関する。より具体的には、本発明は、骨刀による穿孔および叩くことによる骨の除去の代替として、一連のねじ切りされた拡張器を使用して、骨切開部位を穏やかに拡張させる方法に関する。
(発明の背景)
歯科用インプラントは、受容されるプロテーゼおよび他の歯科用物品を、口腔内に固定するために使用される。移植治療の重要な目的の1つは、しっかりした、耐久性のある口腔内接続を、上顎骨および下顎骨に対して、生物学的に適合性の材料から製造されるねじ型または円柱型の構造体を用いて達成することである。しかし、インプラントの配置は、しばしば、骨の質および利用可能なリッジ幅によって、犠牲にされる。
インプラントの配置のための骨切開部位の、穿孔による作製は、歯科医学において周知である。しかし、価値のある骨組織は、穿孔の間に除去され、その結果、インプラントの取り付け強度は、特に、周囲の骨組織が軟質かつ多孔性である場合に、保証されない。この骨組織は、種々の骨クラスに分類され得る。上顎の骨(すなわち、上顎骨)は、下顎の骨(すなわち、下顎骨)よりもかなり柔軟であることが、歯科医学において周知である。上顎の骨は、その強度の観点で、バルサ材に匹敵し得る。骨粗鬆症(年齢に起因する骨組織の構造変化)もまた、多孔性の骨および軟質な骨を生じる。インプラントの配置のための、上顎における骨切開部位の形成のための穿孔は、好ましくないことが示される。なぜなら、骨組織は、軟質な骨から除去されるからである。狭いリッジの場合には、利用可能な骨組織および骨密度は、得られるインプラント配置の質に対して重要である。
歯科用インプラントの配置のための骨切開部位を調製するために現在使用されている、代替の非穿孔デバイスおよび方法は、かなりの程度まで、骨刀と称される器具に基づく。Summers博士によって1980年後期に開発された骨刀は、ハンドル様のホルダおよび円形断面を有する作業先端を有するシャフトを備え、そしてほぼ円形の棒の形状を有する。骨刀は、直径が増加するいくつかの大きさで、入手可能である。これらは、頻繁に、歯科用インプラントを配置するために必要とされる骨の拡張を実施するために、歯科医によって使用される。
使用の際に、骨刀の作業先端は、骨の基部に配置され、そしてこの骨刀は、マレットまたは小型ハンマーを用いてこの骨刀の頂部を叩くことによって、導入される。この骨刀の導入が進むにつれて、次に大きい器具が、この形成された骨切開部位に挿入される。インプラント床は、骨組織の拡張および圧縮によって、作製される。骨刀の作業端は、凹状または円形であり得る。この骨刀の貫入深さは、マーキングによって決定される。歯科用器具を押して骨切開部位を形成することによって、歯科用インプラントを受容するために、顎の骨組織が押しのけられ、そして圧縮される。インプラントの配置後、新たな骨組織が、このインプラントの周りに形成される。従って、骨刀技術を使用すると、骨組織が除去されず、その代わりに骨組織(特に、軟質な骨)は、圧縮される。
穿孔手順と比較して、骨刀技術は、多くの利点を有する。骨刀方法によって調製される、圧縮された周囲の骨組織は、より高い骨密度を有する。骨刀の使用は、制限された骨深さの領域でのインプラントの配置を可能にし、上顎骨における最初のインプラントの安定性および移植の成功を改善する。骨刀技術は、新たな骨の形成を増加させ、そして顎の骨における歯科用インプラントの骨の一体化の増強をもたらすことが報告されている。
しかし、骨刀技術はまた、外傷性の技術であり、種々の欠点が付随する。最も重要な欠点のうちでもとりわけ、1つの欠点は、小型ハンマーで骨刀を叩くごとに歯の基部に発生する張力の結果として、骨の破壊および欠けにまで及ぶ、骨に対する損傷である。いくつかの例において、歯の基部の完全な劣化が起こり得、そしてこの歯の基部の劣化は、広範な修復を必要とする。別の欠点は、単純なわずかに錐形の空洞が、顎に形成されることであり、この空洞は、特に、ねじ型のインプラントの固定のための、信頼性のある床を提供しない。インプラントは、異なる外側輪郭を有するので(特に、ねじ山を有する目盛付きの円柱形インプラント)、骨刀によって顎に形成される平滑な、わずかに錐形の骨切開部位は、ねじ切りされたインプラントに対して構造的に相補的ではない。このことにより、インプラントと骨との間の不完全な接触に基づく、骨の一体化の困難性および凝集力の困難性が生じ得る。さらなる欠点は、固定軸の整列欠損である。なぜなら、骨の拡張は、制御も調節もされ得ないからである。さらなる欠点は、ハンマーの外観、金属に対するハンマーの衝撃およびその結果の患者の不安である。
米国特許第6,146,138号(Dalmauに対する)は、非外傷性の拡張デバイスおよび使用方法を開示する。この拡張デバイスは、細長い錐形を有する、ねじ切りされた端部を有する。このねじ切りされたヘッドの厚さは、必要とされる拡張に依存する。このデバイスは、骨を穿孔する目的、および骨質量を維持する目的の、ねじの機能を有する。しかし、これらのねじ山は、インプラントの構造に相関せず、そして準備される床は、周囲の骨組織への適切なインプラントの接触を確実にしない。このインプラントのねじ山が、拡張器と適合しない場合、骨は、このインプラントをその部位にねじ込むことによって、粉末化される。
上記欠点に起因して、既存の技術に付随する問題を減少させ得、そしてよりよい質の歯科用インプラント療法を達成するための、骨拡張技術を改善する、新たなデバイスおよび方法を開発することに対する、強い必要性が存在する。
(発明の要旨)
1つの局面において、本発明は、歯科用インプラントを受容するために骨を拡張するための、同じねじ切りされた構造の、ねじ切りされた一連の骨拡張器に関する。このねじ切りされた拡張器は、一部品の構造体を有し、この構造体は、歯のラチェットと係合するための頂部、円柱形のシャフト、この円柱形のシャフトの上端部とこの頂部との間の移行部、およびこの円柱形シャフトの下端部に接続されるねじ切りされた拡張先端を備える。
さらなる局面において、本発明は、歯科用インプラントを受容するために、骨組織を拡張する方法に関する。この方法は、パイロットドリルを使用して、予め決定された移植位置で、小さい初期骨切開部位を、上顎骨または下顎骨において、所望の深さまで作製する工程;第一のねじ切りされた拡張器を、この骨切開部位にねじ込み、これによって、この骨切開部位を横方向に拡張させる工程;この第一の拡張器を、この骨切開部位の内壁を押し付けるために十分な時間にわたって、この骨切開部位に留める工程;この第一の拡張器を逆方向に捻って外すことによって、この第一の拡張器を回収する工程;ならびに次第に増加する外径および歯科用インプラントと実質的に同じねじ切り構造を有する第二のねじ切りされた拡張器を使用して、この拡張する工程を繰り返し、この骨切開部位を最終直径まで横方向にさらに拡張させる工程であって、この最終直径は、歯科用インプラントと相補的であるが、この歯科用インプラントより外径がより小さく、その結果、拡張された骨切開部位が、インプラントが周囲の骨組織を十分に噛み、そしてこの組織と均一に係合することを可能にする、工程を包含する。各拡張器およびインプラントは、先行する拡張器のねじ切りに従って、注意深く開始される。
さらに、さらなる準備工程は、硬い骨組織を準備するため、および大きい歯科用インプラントを受容するために、本発明の方法に組み込まれ得る。
本発明の目的は、改善されたねじ切りされた骨拡張デバイスを提供することであり、このデバイスは、移植部位の骨組織の穏やかな拡張を提供する。ここで、これらのデバイスは、好都合には、インプラントを配置するために使用される既存の歯科用工具によって、取り扱われ得る。
本発明の別の目的は、配置されるべきインプラントに対して相補的な構造および寸法を有する、ねじ切りされた骨拡張デバイスのセットを使用して、骨組織を連続的に拡張させ、移植部位を提供する方法を提供することである。この方法により、このインプラントは、周囲の骨組織から任意の支持を受け、そしてこの組織との任意の係合を受ける。
本発明の上記およびなお他の目的および利点は、図面の簡単な説明および発明の詳細な説明を記載する、以下の明細書から明らかになる。
(発明の詳細な説明)
1つの局面において、本発明は、骨を拡張するための次第に増加する直径を有する、特に、歯科用インプラントを受容するための狭いリッジの、同じねじ切りされた構造の、ねじ切りされた骨拡張器のセットを提供する。このねじ切りされた拡張器のセットは、既存のリッジ拡張/分離技術と組み合わせて使用され得、骨切開部位の穏やかな拡張を可能にする。骨切開部位とは、歯科用インプラントの配置のための、上顎骨または下顎骨における開口部である。
1つの実施形態において、図1に示されるように、ねじ切りされた拡張器10は、1つの構造体を有し、この構造体は、歯科用ラチェットと係合するための頂部20、円柱形シャフト40、円柱形シャフト40と頂部20との間の移行部50、および円柱形シャフト40に接続された、ねじ切りされた拡張先端60を備える。拡張器10は、ステンレス鋼、または歯科学において使用される他の適切な材料から作製され得る。
拡張器10の頂部20は、ラチェットと係合するための機能の観点で、六角頭と類似である。図1に示される1つの例のように、頂部20は、正方形の形状を有する。しかし、他の適切な幾何学的形状(例えば、矩形、三角形)もまた、使用され得る。
拡張器のセットは、一連のねじ切りされた骨拡張器10からなり、これらの拡張器の各々は、類似の設計の本体、長さおよび形状を有し、頂点の端部における直径は、2.5mm〜7.5mmの範囲である。歯科用インプラントに適用される最も通常の手順のためには、1つのセットに5つ以上のねじ切りされた拡張器10が存在し得る。図1〜3(第一の拡張器から第三の拡張器)に示されるように、ねじ切りされた拡張器の先端60および円柱形シャフト40の幅は、順に増加する。第四の拡張器および第五の拡張未へと、同じように続く。移行部50は、そのセットの間で、円柱形シャフト40の幅の増加を補う。例えば、小さい円柱形シャフト40およびねじ切りされた拡張先端60について、移行部50は、より大きい傾斜角度を有する。この傾斜は、円柱形シャフト40の増大とともに、減少する。従って、共通の先端20が、そのセット内の全ての拡張器に対して使用される。1つの例において、第一の拡張器、第二の拡張器、第三の拡張器、第四の拡張器および第五の拡張器は、それぞれ、約2.8mm、約3.1mm、約3.4mm、約4.0mm、約5.5mmの外径を有する。この外径は、ねじ切りされた拡張先端60の頂点端部における直径として定義される。
図1〜3に示されるような1つの実施形態において、ねじ切りされた拡張先端60は、テーパ状である。ねじ切りされた拡張先端の形状が、配置されるべきインプラントの実質的に鏡像である限り、他の適切な形状(例えば、傾斜した他の形状および真っ直ぐな他の形状)もまた、使用され得る。
直径とは無関係に、1つのセット内の全ての拡張器10は、同じ長さを有し、そして1つのセット内の各拡張器のねじ切りされた拡張先端60は、同じ長さを有する。しかし、異なるセットの拡張器は、種々の長さのインプラント(すなわち、長さが8.0mm〜18.0mmのインプラント)に適合するために、異なる長さを有し得る。円柱形シャフト40は、そのシャフトの長手方向軸に沿って、複数のマーキングを有し、骨切開部位の準備の間、この拡張器の深さを示す。代表的に、これらのマーキングは、8mm、10mm、11.5mm、13mmおよび15mmの深さのマーキングを有するインプラントを示す。このマーキングはまた、移植システムの要件に合うように、特別に作製され得る。
好ましい実施形態において、ねじ切りされた拡張先端60は、配置されるべき歯科用インプラントと実質的に同じねじ切りされた構造を有する。しかし、より重要なことには、インプラントの配置の前に使用される最後の拡張器が、配置されるべき歯科用インプラントと同じねじ切りされた構造を有する。第一の拡張器および第二の拡張器は、最初の拡張および/または中間の拡張のために、より多く使用される。第三の拡張器、第四の拡張器および第五の拡張器(各々、インプラントの大きさに基づいて選択される)は、インプラントの配置の前の最後の拡張のために、より多く使用される。
本発明の重要な特徴として、最後の拡張器の外径は、配置されるべきインプラントの外径よりわずかに狭い。従って、本発明の拡張器によって準備される骨切開部位は、周囲の骨組織をインプラントが十分に噛むことを可能にする。好ましい実施形態において、最後の拡張器の外径は、インプラントの外径より約0.2mm〜約0.5mmだけ狭い。例えば、5.5mmの歯科用インプラントについては、拡張器の外径は、約5.25mmであり得る。
一例として、本発明の拡張器のねじ切りされた拡張先端60は、Deerfield Beach,FloridaのBiolok International,Inc.からSilhouetteTMという商標のもとで市販されているねじ切りされたインプラントと同じ構造に、作製され得る。但し、この拡張先端の外径は、対応するインプラントの外径より約0.2mm〜約0.5mmだけ狭い。SilhouetteTMインプラントの構造は、米国特許第6,406,296号に完全に記載されており、この特許は、その全体が、本明細書中に参考として援用される。
さらなる局面において、本発明は、上記ねじ切りされた拡張器を使用して、歯科用インプラントを受容するために、骨組織を拡張する方法を提供する。この方法は、以下の工程を包含する:
A.パイロットドリルを使用して、予め決定された位置で、小さい初期骨切開部位を、顎骨において所望の深さまで作製する。この工程は、パイロットドリルを用いる従来の穿孔と同じである。パイロットドリルの範囲は、約1.5mm〜約2.5mmであり得る。
B.第一のねじ切りされた拡張器を、この骨切開部位にねじ込み、これによって、骨組織を、この骨切開部位の長手方向軸から半径方向に離れるように押すことにより、この骨切開部位を横方向に拡張する。これはまた、横方向拡張と称される。好ましくは、第一の拡張は、この骨切開部位の直径を、約0.4mm〜約0.7mmだけ拡張させる。この拡張器は、歯科学において通常使用されるラチェットを使用して、ねじ込まれ得る。
C.第一の拡張器を、この骨切開部位に、ある期間にわたって留め、この骨切開部位の内壁を押す。この時間は、約10秒間〜約2分間の範囲であり得、好ましくは、約1分間であり得る。
D.第一の拡張器を、逆方向に捻ってはずすことによって回収する。この拡張器を受容した後に、骨切開部位の内壁は、この拡張器の構造に相補的な溝を残す。これは、骨切開部位の内壁が溝がなく平滑である、公知の骨切開技術によって作製される骨切開部位とは、基本的に異なる。
E.第二のねじ切りされた拡張器を使用して、第一の拡張器を用いてすでに作製されたねじ切りパターンに従って、工程B〜Dを繰り返す。この工程は、骨切開部位を横方向にさらに拡張させる。好ましくは、この第二の拡張は、骨切開部位の直径を、約0.6mm〜約0.9mmだけ拡張させる。
F.第三のねじ切りされた拡張器を使用して、第二の拡張器を用いてすでに作製されたねじ切りパターンに従って、工程B〜Dを繰り返す。この工程は、骨切開部位を、最終直径まで拡張させる。この最終直径は、配置されるべき歯科用インプラントの外径と相補的であるが、この外径より狭く、その結果、この拡張された骨切開部位は、このインプラントが、周囲の骨組織を十分に噛み、そしてこの骨組織と均一に係合することを可能にする。好ましくは、骨切開部位の最終直径は、配置されるべきインプラントの外径より約0.2mm〜約0.5mmだけ狭い。
G.第二の拡張器を用いてすでに作製されたねじ切りパターンに従って、インプラントを、拡張された骨切開部位にねじ込む。
上記プロセスにおいて、各拡張器、およびインプラントは、配置されるべきインプラントとの相補的な構造を達成するために、先行する拡張器によって作製されたねじ山に従うように、注意深く開始されることが重要である。
図4は、第一の拡張器、第二の拡張器、および第三の拡張器、ならびに拡張された骨切開部以内へのインプラントの配置を使用する、上記プロセスを図式的に示す。この図示から、拡張器とインプラントとの間の構造的類似性、およびこのインプラントのため得られる最適な受容環境が、容易に明らかになり得る。
準備中の移植部位の骨組織が軟質である場合、工程Eは、省略され得る。この場合、上記3段階の拡張の代わりに、第一の拡張器から直接第三の拡張器への、2段階の拡張を使用し得る。この2段階のプロセスにおいて、第二の拡張器は、10mmより大きく、骨切開部位の直径を拡張させ得る。約2.8mm〜約3.4mmの外径を有する、上記第一の拡張器、第二の拡張器および第三の拡張器は、上記3段階のプロセスまたは2段階のプロセスに適切である。
本発明のさらなる実施形態において、さらなる準備工程が、拡張器を適用する前に組み込まれ得る。このことは、硬い骨組織、または大きい歯科用インプラント(例えば、4mm以上のインプラント)の配置の場合に、望ましくあり得る。さらなる準備のうちの1つは、最初のパイロットドリルの後にさらに穿孔して、大きいインプラントを受容するために、骨切開部位の大きさを拡張させることである。別の型の準備は、1回以上穿孔して、最初の骨切開部位の入口を、皮質のレベルのみで、配置されるべき歯科用インプラントに相補的な直径まで拡張することである。このさらなる準備工程に続いて、上記のような本発明の拡張器を使用する、2工程または3工程の拡張が、インプラントの配置の前に適用され得る。このプロセスを用いると、大きいインプラント(例えば、4mmのインプラントおよび5mmのインプラント)が、硬い骨稜を取り扱う困難なしで、拡張および圧縮された骨切開部位に配置され得る。先に記載された、第四の拡張器および第五の拡張器は、大きいインプラントのための最後の拡張のために使用され得る。皮質プレートの穿孔は、従来のドリル(例えば、ツイストドリル)を使用して、達成され得る。
本発明の骨拡張方法は、種々の利点を有する。本発明の、次第に増加する直径を有するねじ切りされた拡張器を使用して、骨切開部位を連続的に拡張することにより、骨刀技術と類似の圧縮および拡張が達成される。得られる周囲の骨組織は、より高密度であり、そしてインプラントのためのより強い支持を提供し、従って、初期のインプラントの安定性を改善する。しかし、骨刀と比較して、本発明の方法は、穏やかであり、そして進行的なアプローチである。本発明の拡張器の、骨切開部位への導入は、ねじ型のインプラントの導入(これは、十分に確立された歯科の手順である)と類似である。拡張器を次第にねじ込む場合、適切な整列を維持することがより容易であり、従って、このことは、拡張の間に骨刀方法に付随する骨切開部位の誤整列の危険性を低下させる。本発明の方法は、叩くことを完全に回避し、そして骨刀によって発生する、骨および周囲の構造に対する張力および外傷的衝撃を減少させる。さらに、本発明の拡張器を使用して達成される、骨の拡張および圧縮は、骨刀を使用して達成されるものよりも、均一性が高い。
より重要なことには、移植されるべきインプラントと同じ構造的特徴を有する、ねじ切りされた拡張器を使用する方法は、このインプラントに対して、構造的に相補的な受容部位を作製する。骨刀および公知の先行技術のねじ切りされた拡張器によって準備される移植部位とは異なり、骨切開部位の内壁の骨密度が、相補的な溝およびねじ山を含めて、均一である。さらに、重要なことに、本発明の方法は、配置されるべきインプラントの外径より狭い、骨切開部位の最終直径を提供する。このことは、骨切開部位の長手方向軸に沿って、内壁上に埋め込まれる全ての溝およびねじ山が、インプラントの相補的な要素よりも均一に狭いことを意味する。このような移植部位は、インプラントが、周囲の骨組織を十分かつ均一に噛み、そしてこれらの骨組織と均一に係合することを可能にする。このような相補的な構造の移植部位および均一な係合配置は、インプラントの最適な支持を提供し得ることが、当業者によって十分に理解される。従って、本発明の方法は、公知の技術より優れており、インプラントの安定性のさらなる改善および引き続く骨の一体化の増強を導き得る。
本発明の好ましい実施形態が、図示および記載されたが、本発明は、本明細書中に具体的に図示および記載されたもの以外に実施され得ること、ならびにこの実施形態の範囲内で、ある程度の変更が、本明細書中に記載されるような本発明の基礎となる概念または原理から逸脱することなく、形態および配置においてなされ得ることが、理解されるべきである。
図1は、本発明の1つの実施形態の第一のねじ切りされた骨拡張器の斜視図である。 図2は、本発明の1つの実施形態の第二のねじ切りされた骨拡張器の斜視図である。 図3は、本発明の1つの実施形態の第三のねじ切りされた骨拡張器の斜視図である。 図4は、図1〜3のデバイスを使用する、移植部位の初期穿孔および引き続く拡張、ならびにこの準備された部位へのインプラントの配置の概略図である。

Claims (24)

  1. 歯科用インプラントを受容するための、骨組織の拡張の方法であって、以下の工程:
    (a)パイロットドリルを使用して、予め決定された移植位置で、上顎骨または下顎骨において、所望の深さまで、小さい初期骨切開部位を作製する工程;
    (b)該骨切開部位内に第一のねじ切りされた拡張器をねじ込む工程であって、これによって、骨組織を、該骨切開部位の長手方向軸から半径方向に離れるように押すことにより、該骨切開部位が横方向に拡張する、工程;
    (c)該第一の拡張器を、該骨切開部位の内壁を押し付けるために十分な時間にわたって、該骨切開部位内にとどめる工程;
    (d)該第一の拡張器を逆方向に捻って外すことによって、該第一の拡張器を回収する工程;ならびに
    (e)第二のねじ切りされた拡張器を使用して、工程(b)〜(d)を繰り返す工程であって、該第二のねじ切りされた拡張器は、次第に増加する外径、および該歯科用インプラントと実質的に同じねじ切りされた構造体を有し、該繰り返す工程は、工程(b)〜(d)において作製されたねじ切りされたパターンに従うことによって開始し、該骨切開部位を、最終直径まで横方向にさらに拡張し、該最終直径は、該歯科用インプラントの外径に相補的であるが、該外径より狭く、その結果、拡張された骨切開部位は、該インプラントが、周囲の骨組織を十分に噛み、そして該周囲の骨組織と均一に係合することを可能にする、工程、
    を包含する、方法。
  2. 工程(e)の後に、前記拡張器によって作製された前記ねじ切りされたパターンに従うことによって開始して、前記歯科用インプラントを、前記拡張された骨切開部位へとねじ込む工程をさらに包含する、請求項1に記載の方法。
  3. 工程(c)において、前記十分な時間が、約10秒間〜約2分間である、請求項1に記載の方法。
  4. 工程(e)において、前記最終直径が、前記歯科用インプラントの外径より約0.2mm〜約0.5mm狭い、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第二の拡張器から増加した外径を有する第三のねじ切りされた拡張器を使用して、工程(e)を繰り返し、前記骨切開部位をさらに拡張するさらなる工程をさらに包含する、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第一の拡張器、第二の拡張器および第三の拡張器の、ねじ切りされた部分が、同じ長さを有する、請求項5に記載の方法。
  7. 前記歯科用インプラントを受容するための前記骨切開部位の相補的な幾何学的形状を調製するために、前記拡張器の各々が、該歯科用インプラントと実質的に同じねじ切りされた構造体を有する、請求項6に記載の方法。
  8. 前記小さい初期骨切開部位が、適合する直径を有する前記パイロットドリルを使用して得られる、約1.5mm〜約2.5mmの範囲の直径を有する、請求項4に記載の方法。
  9. 前記第一の拡張器によって達成される第一の拡張が、前記骨切開部位の直径を、約0.2mm〜約0.5mm拡張させる、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第二の拡張器を使用することによって達成される、第二の拡張が、前記骨切開部位の直径を、約0.6mm〜約1.2mm拡張させる、請求項9に記載の方法。
  11. 前記拡張器を前記骨切開部位にねじ込む工程が、ラチェットを使用して実施される、請求項1に記載の方法。
  12. 歯科用インプラントを受容するための、骨組織の拡張の方法であって、以下の工程:
    (a)パイロットドリルを使用して、予め決定された移植位置で、上顎骨または下顎骨において、所望の深さまで、小さい初期骨切開部位を作製する工程;
    (b)皮質のレベルのみにおいて、該歯科用インプラントに相補的な直径まで、該骨切開を穿孔して拡張する工程;
    (c)該骨切開部位内に第一のねじ切りされた拡張器をねじ込む工程であって、これによって、骨組織を、該骨切開部位の長手方向軸から半径方向に離れるように押すことにより、該骨切開部位が横方向に拡張する、工程;
    (d)該第一の拡張器を、該骨切開部位の内壁を押し付けるために十分な時間にわたって、該骨切開部位内にとどめる工程;
    (e)該第一の拡張器を逆方向に捻って外すことによって、該第一の拡張器を回収する工程;ならびに
    (f)第二のねじ切りされた拡張器を使用して、工程(c)〜(e)を繰り返す工程であって、該第二のねじ切りされた拡張器は、増加した外径、および該歯科用インプラントと実質的に同じねじ切りされた構造体を有し、該繰り返す工程は、工程(b)〜(d)において作製されたねじ切りされたパターンに従うことによって開始し、該骨切開部位を、最終直径まで横方向にさらに拡張し、該最終直径は、該歯科用インプラントの外径に相補的であるが、該外径より狭く、その結果、拡張された骨切開部位は、該インプラントが、周囲の骨組織を十分に噛み、そして該周囲の骨組織と均一に係合することを可能にする、工程、
    を包含する、方法。
  13. 工程(f)の後に、前記拡張器によって作製された前記ねじ切りされたパターンに従うことによって開始して、前記歯科用インプラントを、前記拡張された骨切開部位へとねじ込む工程をさらに包含する、請求項12に記載の方法。
  14. 工程(d)において、前記十分な時間が、約10秒間〜約2分間である、請求項12に記載の方法。
  15. 工程(f)において、前記最終直径が、前記歯科用インプラントの外径より約0.2mm〜約0.5mm狭い、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第二の拡張器から増加した外径を有する第三のねじ切りされた拡張器を使用して、工程(f)を繰り返し、前記骨切開部位を横方向にさらに拡張するさらなる工程をさらに包含する、請求項15に記載の方法。
  17. 前記第一の拡張器、第二の拡張器および第三の拡張器の、ねじ切りされた部分が、同じ長さを有する、請求項16に記載の方法。
  18. 前記歯科用インプラントの配置の前の最後の拡張器として使用される、前記第二の拡張器または第三の拡張器が、該歯科用インプラントと実質的に同じ、ねじ切りされた構造体を有し、該歯科用インプラントを受容するための前記骨切開部位の相補的な幾何学的形状を調製する、請求項17に記載の方法。
  19. 前記歯科用インプラントを受容するための前記骨切開部位の相補的な幾何学的形状を調製するために、前記拡張器の各々が、該歯科用インプラントと実質的に同じねじ切りされた構造体を有する、請求項18に記載の方法。
  20. 前記拡張器のうちの1つによって達成される、各拡張が、前記骨切開部位の直径を、約0.6mm〜約1.5mm拡張させる、請求項20に記載の方法。
  21. 歯科用インプラントを受容するために骨を拡張させるための骨拡張器のキットであって、該キットは、直径が次第に増加する、実質的に同じ構造の複数のねじ切りされた拡張器を備え、該拡張器の各々が、以下:
    (a)歯科用ラチェットと係合し得る頂部、
    (b)上端部および下端部を有する円柱形シャフトであって、該シャフトの長手方向軸に沿って、深さマーキングを有する、円柱形シャフト、
    (c)該円柱形シャフトの上端部と該頂部との間の移行部、ならびに
    (d)該円柱形シャフトの下端部に接続された、ねじ切りされた拡張先端であって、該先端は、該歯科用インプラントと実質的に同じ構造を有するが、該歯科用インプラントの外径より狭い外径を有する、ねじ切りされた拡張先端、
    を備える、キット。
  22. 前記キットにおける、各拡張器の前記ねじ切りされた拡張先端が、同じ長さを有する、請求項21に記載の骨拡張器のキット。
  23. 前記ねじ切りされた拡張先端が、テーパ状である、請求項22に記載の骨拡張器のキット。
  24. 前記ねじ切りされた拡張先端が、真っ直ぐである、請求項22に記載の骨拡張器のキット。
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