JP2007516305A5 - - Google Patents

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JP2007516305A5
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エンジンからのすすおよび/または排気を減らす燃料用ゲル添加剤
本発明は、エンジンの潤滑油におけるすすの量を減らすか、および/またはエンジンからの排気(特に、すす、炭化水素および/または窒素酸化物(NO、NO、NOであって、これらは、総称して、NOとして知られている))の量を減らす燃料用添加剤である新規ゲル組成物に関する。
(発明の背景)
最新の圧縮点火エンジンおよび火花点火エンジンが直面する厄介な問題には、未燃焼燃料または潤滑油それ自体の酸化および硝化副生成物を原因とする潤滑油でのすすの蓄積および環境に優しくない排気がある。このすすの蓄積により、潤滑油は、濃厚となり、エンジン堆積物の原因となり得る。厳しい運転状況では、このオイルは、ゲル化するまで濃厚となり得る。すすのレベルが高くなると、オイルの粘度が増し、その結果、エンジンの重要な摩耗点における潤滑が乏しくなる。この乏しい潤滑により、摩耗が高まり、高い量のピストン堆積物の調合物となり、燃費が低下し、そして排気ガスの排出が増加する。最終結果としては、その潤滑油および排気物質の有効寿命が短くなる。
最新のエンジンおよび将来のエンジンが直面している他の厄介な問題には、これらのエンジンが次回の排気ガスに関する法律に適合する必要性がある。1つの解決策して、排気を減らすエンジン用排気ガス後処理装置を使用することがある。
燃料の添加剤として新規ゲル組成物を使用して、エンジンオイル中のすす粒子の濃度を低下させることが望ましい。さらに、新規ゲル燃料添加剤を使用して、エンジンからのすす、炭化水素および/またはNOxの排気を減らすことが望ましい。
エンジンの燃料と接触したゲル燃料添加剤がエンジンの潤滑系のオイル中のすす含量を減らすことができることが発見された。さらに、ゲル燃料添加剤がエンジンからの排気(特に、すす、炭化水素および/またはNOxの排気)を減らすことができることが発見された。
本発明は、潤滑油に高い性能を与え環境へのエンジン排気を減らす方法を提供する。
(発明の要旨)
本発明によれば、燃料用ゲル添加剤が潤滑油におけるすす粒子の濃度を低下でき、および/またはエンジンからの排気を削減できることが発見された。
本発明によれば、分散剤および洗浄剤を含有する燃料用ゲル添加剤(「ゲル」)がエンジンの潤滑油におけるすすの濃度を低下させ、および/またはエンジンからの排気を減らすことが発見された。さらに、このゲルは、酸化防止剤を含有でき、また、他の燃料溶解性添加剤を含有し得る。この燃料用ゲル添加剤は、燃料溶解性である。このゲルは、エンジンの使用中にて、溶解する。一実施態様では、そのゲル成分の放出は、遅延放出である。
本発明では、エンジンオイルに懸濁および/または分散されたすすは、エンジン中の燃
料の一部をゲルと接触させる工程を包含する方法により、減らされる。さらに、本発明は、エンジンの燃料の一部をゲルと接触させる工程を包含する方法により、エンジンからのすす、炭化水素および/またはNOxを減らす。
本発明は、エンジンの潤滑油に懸濁および/または分散されたすすの量を減らし、および/またはエンジンからの特定のすす、炭化水素および/またはNOxの排気を減らすためのゲルの使用を提供する。このゲルを使用できるエンジンには、内燃機関、例えば、火花点火および/または圧縮点火、定置および/または移動発電所エンジン、発電機、ディーゼルおよび/またはガソリンエンジン、高速道路および一般道路用のエンジン、2サイクルエンジン、航空機用エンジン、ピストンエンジン、船舶用エンジン、鉄道用エンジン、生物分解性燃料エンジンなどが挙げられるが、これらに限定されない。一実施態様では、このエンジンは、後処理装置(例えば、排気ガス再循環系統、触媒コンバーター、ディーゼル微粒子フィルター、NOxトラップなど)を備え付けている。
(発明の詳細な説明)
本発明によれば、エンジンの潤滑油に由来のすすの濃度が低下し、それにより、すすに由来するエンジンに対する悪影響(粘度および摩耗を含めて)が避けられる。さらに、エンジンの排気が減らされ、それにより、環境が改善される。
この潤滑油および/または排気中のすすのレベルは、この燃料とゲルとを接触させることにより、低下される。このゲルは、燃料系内にて、ゲルが燃料と接触するどこかに配置されている。このゲルは、循環している燃料がゲルと接触するどこか(例えば、オイルのフルフロー、レザバ内のオイルのバイパスまたはその中の組み合わせ)に配置されている。燃料系におけるゲルの位置には、フィルター、燃料フィルター燃料バイパスループ、燃料ポンプ、インジェクターキャニスター、ハウジング、レザバ、フィルターのポケット、フィルターのキャニスター、フィルターのメッシュ、バイパス系のキャニスター、バイパス系のメッシュ、タンクのキャニスター、タンクのメッシュ、マニホルド、燃料タンクの入口および/または出口、補充燃料パイプ、燃料系の弁、燃料チャンバ、燃料ドレイン、吸気システム、ポジティブクランクケースベンチレーションシステム、吸気フィルター、排気ガス再循環(egr)システムなどが挙げられるが、これらに限定されない。1つまたはそれ以上の位置は、このゲルを含有できる。さらに、もし、1種より多い位置を使用するなら、このゲルは、同一、類似および/または異なる調合物であり得る。
このゲルの用途に必要な設計上の特徴は、そのゲル成分の一部または全部が燃焼室に達することがある。一実施態様では、燃料系内のどこか(例えば、燃料系のフィルター内のハウジング)において、このゲルを保持する容器(例えば、ハウジング、キャニスター、構造メッシュなど)を提供することが望ましい。一実施態様では、この容器の設計上の特徴は、このゲルの少なくとも一部が燃料と接触するか、および/またはゲルの成分が燃焼室に達することである。
一実施態様では、このゲルは、燃料フィルター内のどこかに配置されている。このゲルおよび/または使用済みゲルが容易に除去でき、次いで、新しいおよび/または再生したゲルと交換できるので、この燃料フィルターは、ゲルを置くのに望ましい位置である。他の実施態様では、このゲルは、燃料タンクのどこかで、容器内の配置されている。
このゲルまたはゲルの一部は、燃料と接触する必要がある。一実施態様では、そのゲルは、この燃料の約100%〜約1%の範囲で、燃料と接触しており、他の実施態様では、このゲルは、この燃料の約75%〜約25%の範囲で、燃料と接触しており、他の実施態様では、このゲルは、この燃料の約50%の範囲で、燃料と接触している。
このゲルはまた、ゲルと燃料とを予め混合することにより、精油所、ターミナルまたは燃料補給ステーションにて、燃料業者により、この燃料に加えられ得る。あるいは、車両の運転者は、燃料補給中にて燃料タンクに投与することにより、このゲルを燃料タンクに加えることができる。このゲル添加剤は、燃料投与システム(これは、制御したレベルの添加剤を燃料(貯蔵)タンクに供給する)を使用して、この燃料に投与され得る。
このゲルの放出速度は、主に、ゲルの調合により、決定される。また、この燃料および/または空気の位置および流速は、このゲルが溶解する速度に影響を与える。一実施態様では、このゲルは、高い流速の位置(例えば、循環している燃料の約50%〜約100%)に配置されている。他の実施態様では、このゲルは、中程度の流速の位置(例えば、循環している燃料の約25%〜約75%)に配置されている。他の実施態様では、このゲルは、低い流速の位置(例えば、循環している燃料の約1%〜約25%)に配置されている。所定のゲル調合物については、循環している燃料の流速は、そのゲルの溶解速度に直接比例している。従って、この流速が低下するにつれて、このゲルの溶解が少なくなり、また、この流速が上昇するにつれて、このゲルの溶解が多くなる。このゲルは、ゲルの規定した所望の溶解速度に望ましい位置に配置されている。
一実施態様では、このゲルの調合物は、その耐用年数の終わりには、ゲル残留物は、殆どまたは全く残留しないように、1種またはそれ以上の成分(例えば、燃料溶解性添加剤)から構成され得る。他の実施態様では、このゲルの調合物は、その成分の少なくとも一部がその耐用年数の終わりに残留しつつ、選択的に溶解する1種またはそれ以上の成分へから構成され得る。
この燃料系用のゲルは、分散剤、清浄剤および酸化防止剤を含有する。さらに、このゲルは、必要に応じて、他の燃料溶解性添加剤を含有し得る。
一実施態様では、このゲルは、式A+B+Cで表わされ、ここで、Aは、少なくとも1個またはそれ以上の反応性または結合性基を備えた少なくとも1種の成分に相当し、Bは、成分Aと反応または結合してゲルを形成する少なくとも1個の基を備えた粒子または他の成分を含有し、そしてCは、少なくとも1種またはそれ以上の所望の燃料添加剤である。一実施態様では、このゲルは、酸化防止剤、清浄剤および分散剤を有する。
成分Aには、酸化防止剤;分散剤;無灰分散剤;コハク酸類;無水マレイン酸−スチレン共重合体;マレエート化エチレン−ジエン単量体の共重合体;界面活性剤;乳化剤;本明細書中で列挙された各成分の官能化誘導体など;およびそれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。成分Aは、単独で、または併用して、使用できる。一実施態様では、好ましいAは、ポリイソブテニルスクシンイミド分散剤である。
成分Bには、分散剤、清浄剤、オーバーベース化清浄剤、カーボンブラック、シリカ、アルミナ、チタニア、酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、石灰、粘土、ゼオライトなど;およびそれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。成分Bは、単独で、または併用して、使用できる。一実施態様では、成分Bは、オーバーベース化アルキルベンゼンスルホネート清浄剤である。
成分Cには、以下の添加剤が挙げられるが、これらに限定されない:これらの添加剤には、酸化防止剤、極圧(EP)剤、摩耗低減剤、粘度指数向上剤、消泡剤、燃焼調整剤、セタン価向上剤、燃料分散剤などが挙げられるが、これらに限定されない。成分Cは、単独で、または併用して、使用できる。一実施態様では、成分Cは、少なくとも1種の酸化防止剤であり、もし、成分Aが酸化防止剤であるなら、それらは、同じ酸化防止剤ではない。一実施態様では、成分Cは、少なくとも1種の分散剤であり、もし、成分Aが分散剤
であるなら、それらは、同じ酸化防止剤ではない。
このゲルは、そのゲルの約0.1%〜約95%、一実施態様では、約1%〜約70%、他の実施態様では、約7%〜約50%の範囲で、成分Aを含有する。このゲルは、そのゲルの約0.1%および約99%、一実施態様では、約5%〜約80%、他の実施態様では、約10%〜約70%の範囲で、成分Bを含有する。このゲルは、そのゲルの約0%〜約95%、一実施態様では、約1%〜約70%、他の実施態様では、約5%〜約60%の範囲で、成分Cを含有する。
本発明によれば、形成されたゲルは、燃料ベースのゲルである。このゲルは、分散剤、分散剤前駆体(例えば、アルキルまたは重合体無水コハク酸)、清浄剤、酸化防止剤、およびそれらの混合物を含む群から選択される。必要に応じて、望ましいとき、このゲルには、少なくとも1種の溶解性添加剤が加えられ得る。
他の燃料溶解性添加剤には、摩擦低減剤、極圧(EP)剤、摩耗低減剤、粘度指数向上剤、消泡剤、曇り防止剤、曇り点降下剤、流動点降下剤、鉱油および/または合成油、アンチノック剤、掃鉛剤、染料、セタン価向上剤、錆止め剤、静菌剤、ゴム化防止剤、流動化剤、金属不活性化剤、解乳化剤、氷結防止剤、潤滑性添加剤、摩擦調整剤、粘度向上剤、流動向上剤、低温向上剤、帯電防止剤、弁座後退剤、吸気弁堆積物抑制添加剤、燃焼室堆積物抑制添加剤、燃料噴射機堆積物抑制添加剤などが挙げられるが、これらに限定されない。この燃料溶解性添加剤は、単独で、または併用して、使用され得る。このゲルは、そのゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、この燃料溶解性添加剤を含有する。
必要に応じて、この燃料はまた、燃料保持触媒(または、例えば、Na、K、Co、Ni、Fe、Cu、Mn、Mo、Va、Zi、Be、Pt、Pa、Ce、Cr、Al、Th、Se、Bi、Cd、Te、Th、Sn、Ba、B、La、Ta、Ti、W、Zn、Ga、Pb、Ag、Au、Os、Irの有機金属化合物)およびそれらの混合物を含有できる。
このゲルは、典型的には、少量(約5〜40%)の炭化水素基剤を含有し、これには、石油ベース燃料、合成物またはそれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。
このゲルは、2種またはそれ以上の物質の混合物を含有し、そして液体よりもむしろ固体に近い半固形状態で存在している。ゲルの流体力学的な特性は、小振幅振動剪断試験により、測定できる。この技術は、このゲルの構造上の特性を測定し、そして貯蔵弾性率(これは、弾性エネルギーの貯蔵に相当する)および損失弾性率(これは、そのエネルギーの粘性散逸に相当する)と呼ばれる用語を生じる。損失弾性率/貯蔵弾性率の比は、損失正接または「tan delta」と呼ばれるが、液体に似た物質については、>1であり、また、固体に似た物質については、<1である。これらのゲルは、一実施態様では、約≦0.75、一実施態様では、約≦0.5、一実施態様では、約≦0.3のtan delta値を有する。
一実施態様では、これらのゲルは、清浄剤と分散剤(特に、オーバーベース化清浄剤と無灰スクシンイミド分散剤)とを組み合わせることによりゲル化が起こるものである。この実施態様では、清浄剤と分散剤との比は、典型的には、約10:1〜約1:10、一実施態様では、約5:1〜約1:5、一実施態様では、約4:1〜約1:1、一実施態様では、約4:1〜約2:1である。それに加えて、これらのオーバーベース化清浄剤のTBN(全塩基価)は、一実施態様では、少なくとも100、一実施態様では、少なくとも300、一実施態様では、少なくとも400、一実施態様では、600である。オーバーベース化清浄剤の混合物を使用するとき、少なくとも1種は、少なくとも100のTBN値を有する。しかしながら、これらの混合物の平均TBNはまた、100より高い値に相当し得る。
分散剤には、無灰型分散剤、高分子分散剤、マンニッヒ分散剤、高分子量(Cnであって、n≧12)エステル、カルボン酸分散剤、アミン分散剤、アミン分散剤、高分子分散剤およびそれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。この分散剤は、単独で、または併用して、使用され得る。この分散剤は、このゲルの約0.1%〜約95%、好ましくは、約1%〜約70%、好ましくは、約7%〜約50%の範囲で、存在している。
このゲル中の分散剤には、無灰分散剤(例えば、ポリイソブテニルスクシンイミドなど)が挙げられるが、これらに限定されない。ポリイソブテニルスクシンイミド無灰分散剤は、市販の生成物であり、これらは、典型的には、約300〜10,000の数平均分子量(「Mn」)を有するポリイソブチレンと無水マレイン酸とを反応させてポリイソブテニル無水コハク酸(「PIBSA」)を形成することにより、次いで、そのように得られた生成物をポリアミン(これは、1分子あたり、1個〜10個のエチレンジアミン基を含有する)と反応させることにより、製造される。
無灰型分散剤は、比較的に高い分子量の炭化水素鎖に結合された極性基により、特徴付けられる。典型的な無灰分散剤には、N−置換された長鎖アルケニルスクシンイミドが挙げられ、これは、種々の化学構造を有し、その構造には、典型的には、以下が含まれる:
Figure 2007516305

ここで、各Rは、別個に、アルキル基(しばしば、500〜5000の分子量を有するポリイソブチル基)であり、そしてRは、アルケニル基(通常、エチレニル(C)基)である。スクシンイミド分散剤は、米国特許第4,234,435号でさらに詳細に記述されており、その内容は、本明細書中で参考として援用されている。本特許で記述された分散剤は、本発明に従って、ゲルを生成するのに特に有効である。
これらのマンニッヒ分散剤は、アルキルフェノール(ここで、そのアルキル基は、少なくとも約30個の炭素原子を含有する)とアルデヒド(特に、ホルムアルデヒド)およびアミン(特に、ポリアルキレンポリアミン)との反応生成物である。以下の一般構造(種
々の異なる異性体などを含めて)を有するマンニッヒ塩基は、特に重要である。
Figure 2007516305

他の種類の分散剤には、カルボン酸分散剤がある。これらの「カルボン酸分散剤」の例は、米国特許第3,219,666号で記述されている。
アミン分散剤には、比較的に高分子量の脂肪族ハロゲン化物とアミン(好ましくは、ポリアルキレンポリアミン)との反応生成物がある。それらの例は、米国特許第3,565,804号で記述されている。
重合体分散剤には、油溶性単量体(例えば、メタクリル酸デシル、ビニルデシルエーテルおよび高分子量オレフィン)と極性置換基を含有する単量体(例えば、アクリル酸アミノアルキルまたはアクリルアミドおよびポリ−(オキシエチレン)−置換アクリレート)とのインターポリマーである。それらの重合体分散剤の例は、以下の米国特許で開示されている:第3,329,658号および第3,702,300号。
分散剤はまた、種々の試薬のいずれかとの反応により、後処理できる。これらには、尿素、チオ尿素、ジメルカプトチアジアゾール、二硫化炭素、アルデヒド、ケトン、カルボン酸、炭化水素置換無水コハク酸、ニトリル、エポキシド、ホウ素化合物およびリン化合物がある。
清浄剤には、オーバーベース化スルホネート、フェネート、サリチレート、カルボキシレートなど、オーバーベース化スルホン酸カルシウム清浄剤(これらは、市販されている)、金属(例えば、Mg、Ba、Sr、Na、CaおよびK)を含有するオーバーベース化清浄剤およびそれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。これらの清浄剤は、単独で、または併用して、使用され得る。清浄剤は、例えば、米国特許第5,484,542号で記述されており、その内容は、本明細書中で参考として援用されている。これらの清浄剤は、このゲルの約0.1重量%〜約99重量%、好ましくは、約5重量%〜約80重量%、さらに好ましくは、約10重量%〜約70重量%の範囲で、存在している。
酸化防止剤には、アルキル置換フェノール(例えば、2,6−ジ−第三級ブチル−4−メチルフェノール)、フェネートスルフィド、リン硫化テルペン、硫化エステル、芳香族アミン、ジフェニルアミン、アルキル化ジフェニルアミンおよびヒンダードフェノール)が挙げられるが、これらに限定されない。
この酸化防止剤には、アミン酸化防止剤が挙げられ、それには、ビス−ノニル化ジフェニルアミン、ノニルジフェニルアミン、オクチルジフェニルアミン、ビス−オクチル化ジフェニルアミン、ビス−デシル化ジフェニルアミン、デシルジフェニルアミンおよびそれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。
これらの酸化防止剤には、立体障害フェノールが挙げられ、それには、以下が挙げられるが、これらに限定されない:2,6−ジ−第三級ブチルフェノール、4−メチル−2,6−ジ−第三級ブチルフェノール、4−エチル−2,6−ジ−第三級ブチルフェノール、4−プロピル−2,6−ジ−第三級ブチルフェノール、4−ブチル−2,6−ジ−第三級ブチルフェノール、2,6−ジ−第三級ブチルフェノール、4−ペンチル−2,6−ジ−第三級ブチルフェノール、4−ヘキシル−2,6−ジ−第三級ブチルフェノール、4−ヘプチル−2,6−ジ−第三級ブチルフェノール、4−(2−エチルヘキシル)−2,6−ジ−第三級ブチルフェノール、4−オクチル−2,6−ジ−第三級ブチルフェノール、4−ノニル−2,6−ジ−第三級ブチルフェノール、4−デシル−2,6−ジ−第三級ブチルフェノール、4−ウンデシル−2,6−ジ−第三級ブチルフェノール、4−ドデシル−2,6−ジ−第三級ブチルフェノール、4−トリデシル−2,6−ジ−第三級ブチルフェノール、4−テトラデシル−2,6−ジ−第三級ブチルフェノール、メチレン架橋した立体障害フェノール(これは、4,4’−メチレンビス(6−第三級ブチル−o−クレゾール)、4、4’−メチレンビス(2−第三級アミル−o−クレゾール)、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−第三級ブチルフェノール)、4、4’−メチレン−ビス(2,6−ジ−第三級ブチルフェノール)およびそれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない)。
酸化防止剤の他の例には、エステル置換ヒンダードフェノールがあり、これは、塩基触媒反応条件(例えば、KOH水溶液)下にて、2,6−ジアルキルフェノールをアクリル酸エステルと共に加熱することにより、調製できる。酸化防止剤は、単独で、または併用して、使用され得る。
これらの酸化防止剤は、典型的には、このゲルの約0.01重量%〜約95重量%、好ましくは、約0.01重量%〜95重量%、さらに好ましくは、約1.0重量%〜約70重量%の範囲で、最も好ましくは、約5重量%〜約60重量%の範囲で存在している。
極圧耐摩耗添加剤には、イオウまたはクロロイオウEP剤、塩素化炭化水素EP剤、またはリンEP剤、またはそれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。このようなEP剤の例には、塩素化ワックス、有機スルフィドおよびポリスルフィド(例えば、ベンジルジスルフィド、ビス−(クロロベンジル)ジスルフィド、ジブチルテトラスルフィド、硫化マッコウ鯨油、オレイン酸の硫化メチルエステル、硫化アルキルフェノール、硫化ジテルペン、硫化テルペンおよび硫化ディールス−アルダー付加物);リン硫化炭化水素(例えば、硫化リンとテルペンチンまたはオレイン酸メチルとの反応生成物)、リンエステル(例えば、リン酸ジ炭化水素およびトリ炭化水素(すなわち、リン酸ジブチル、リン酸ジヘプチル、リン酸ジシクロヘキシル、リン酸ペンチルフェニル;リン酸ジペンチルフェニル、リン酸トリデシル、リン酸ジステアリルおよびポリプロピレン置換フェノールホスフェート);チオカルバミン酸金属(例えば、ジオクチルジチオカルバミン酸亜鉛)およびバリウムヘプチルフェノール二酸(例えば、ジシクロヘキシルホスホロジチオ酸亜鉛、およびホスホロジチオ酸の組み合わせの亜鉛塩)およびそれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。このEP剤は、単独で、または併用して、使用できる。これらのEP剤は、このゲルの約0重量%〜10重量%、好ましくは、約0.25重量%〜約5重量%、さらに好ましくは、約0.5重量%〜約2.5重量%の範囲で、存在している。
粘度調整剤は、粘度向上特性および分散剤特性の両方を提供する。分散剤−粘度向上剤の例には、ビニルピリジンが挙げられるが、これらに限定されず、N−ビニルピロリドンおよびメタクリル酸N,N’−ジメチルアミノエチルは、窒素含有単量体などの例である。1種またはそれ以上のアクリル酸アルキルの重合または共重合から得られるポリアクリレートもまた、粘度向上剤として、有用である。これらの粘度向上剤は、単独で、または併用して、使用され得る。
官能化重合体もまた、粘度向上剤として、使用できる。このような重合体の一般的な種類のうちには、オレフィン共重合体およびアクリレートまたはメタクリレート共重合体がある。官能化オレフィン共重合体は、例えば、エチレンおよびプロピレンのインターポリマーであり得、これらは、活性単量体(例えば、無水マレイン酸)でグラフト化され、次いで、アルコールまたはアミンで誘導体化される。他のこのような共重合体には、エチレンおよびプロピレンの共重合体があり、これらは、窒素化合物と反応されるかグラフト化される。ポリアクリル酸エステルの誘導体は、分散剤−粘度指数調整剤添加剤として、周知である。分散剤アクリレートまたはポリメタクリレート粘度調整剤(例えば、Acryloid(登録商標)985またはViscoplex(登録商標)6−054(RohMax製))は、特に有用である。固形油溶性重合体(例えば、PIB、メタクリレート、ポリアルキルスチレン、エチレン/プロピレンおよびエチレン/プロピレン/1,4−ヘキサジエン重合体)もまた、粘度指数向上剤として、使用できる。これらの粘度調整剤は、公知であり、市販されている。これらの粘度調整剤は、このゲルの約0%〜約20%、好ましくは、約5%〜約15%、さらに好ましくは、約7%〜約10%の範囲で、存在している。
消泡剤には、有機シリコーン(例えば、ポリジメチルシロキサン、ポリエチルシロキサン、ポリジエチルシロキサンなど)が挙げられるが、これらに限定されない。これらの消泡剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらの消泡剤は、このゲルの約0重量%〜約1重量%、好ましくは、約0.02重量%〜約0.5重量%、さらに好ましくは、0.05重量%〜約0.2重量%の範囲で、存在している。
アンチノック剤には、四アルキル鉛化合物、有機マンガン化合物などが挙げられるが、これらに限定されない。これらのアンチノック剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらのアンチノック剤は、このゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
掃鉛剤には、ハロアルカンなどが挙げられるが、これらに限定されない。これらの掃鉛剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらの掃鉛剤は、このゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
染料には、ハロ−アルカンなどが挙げられるが、これらに限定されない。これらの染料は、単独で、または併用して、使用され得る。これらの染料は、このゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
燃焼調整剤には、アルキルニトロ化合物などが挙げられるが、これらに限定されない。これらの燃焼調整剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらの燃焼調整剤は、このゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
セタン価向上剤には、硝酸アルキルが挙げられるが、これらに限定されない。これらのセタン価向上剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらのセタン価向上剤は、このゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
錆止め剤には、アルキル化コハク酸およびそれらの無水物誘導体、オルガノホスホネートなどが挙げられるが、これらに限定されない。これらの錆止め剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらの錆止め剤は、このゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
静菌剤には、ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒドおよび誘導体、カタン(kathan)などが挙げられるが、これらに限定されない。これらの静菌剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらの静菌剤は、このゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
ゴム化防止剤には、ジフェニルアミンなどが挙げられるが、これらに限定されない。これらのゴム化防止剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらのゴム化防止剤は、このゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
流動化剤には、ポリイソブテニルアミン、プロピレンオキシドなどが挙げられるが、これらに限定されない。これらの流動化剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらの流動化剤は、このゲル約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
金属不活性化剤には、ベンゾトリアゾールの誘導体(例えば、トリルトリアゾール、N,N−ビス(ヘプチル)−ar−メチル−1H−ベンゾトリアゾール−1−メタンアミン、N,N−ビス(ノニル)−ar−メチル−1H−ベンゾトリアゾール−1−メタンアミン、N,N−ビス(デシル)−ar−メチル−1H−ベンゾトリアゾール−l−メタンアミン、N,N−ビス(ウンデシル)−ar−メチル−1H−ベンゾトリアゾール−1−メタンアミン、N,N−ビス(ドデシル)−ar−メチル−1H−ベンゾトリアゾール−1−メタンアミン、N,N−ビス(2−エチルヘキシル)−ar−メチル−1H−ベンゾトリアゾール−1−メタンアミン)およびそれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。一実施態様では、この金属不活性化剤は、N,N−ビス(2−エチルヘキシル)−ar−メチル−1H−ベンゾトリアゾール−1−メタンアミン;1,2,4−トリアゾール、ベンゾイミダゾール、2−アルキルジチオベンゾイミダゾール;2−アルキルジチオベンゾチアゾール;2−(N,N−ジアルキルジチオカルバモイル)ベンゾチアゾール;2,5−ビス(アルキル−ジチオ)−1,3,4−チアジアゾール(例えば2,5−ビス(第三級オクチルジチオ)−1,3,4−チアジアゾール、2,5−ビス(第三級ノニルジチオ)−1,3,4−チアジアゾール、2,5−ビス(第三級デシルジチオ)−1,3,4−チアジアゾール、2,5−ビス(第三級ウンデシルジチオ)−1,3,4−チアジアゾール、2,5−ビス(第三級ドデシルジチオ)−1,3,4−チアジアゾール、2,5−ビス(第三級トリデシルジチオ)−1,3,4−チアジアゾール、2,5−ビス(第三級テトラデシルジチオ)−1,3,4−チアジアゾール、2,5−ビス(第三級ペンタデシルジチオ)−1,3,4−チアジアゾール、2,5−ビス(第三級ヘキサデシルジチオ)−1,3,4−チアジアゾール、2,5−ビス(第三級ヘプタデシルジチオ)−1,3,4−チアジアゾール、2,5−ビス(第三級オクタデシルジチオ)−1,3,4−チアジアゾール、2,5−ビス(第三級ノナデシルジチオ)−1,3,4−チアジアゾール、2,5−ビス(第三級エイコシルジチオ)−1,3,4−チアジアゾールおよびそれらの混合物);2,5−ビス(N,N−ジアルキルジチオカルバモイル)−1,3,4−チアジアゾール;2−アルキルジチオ−5−メルカプトチアジアゾールなどである。これらの金属不活性化剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらの金属不活性化剤は、このゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
氷結防止剤には、エチレングリコールなどが挙げられるが、これらに限定されない。これらの氷結防止剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらの氷結防止剤は、このゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
解乳化剤には、ポリエチレンおよびポリプロピレンオキシド共重合体などが挙げられるが、これらに限定されない。これらの解乳化剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらの解乳化剤は、このゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
潤滑性添加剤には、グリセロールモノオレエート、ソルビタンモノオレエートなどが挙げられるが、これらに限定されない。これらの潤滑性添加剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらの潤滑性添加剤は、このゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
摩擦調整剤には、オレイン酸などが挙げられるが、これらに限定されない。これらの摩擦調整剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらの摩擦調整剤は、このゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
流動向上剤には、エチレン−酢酸ビニル共重合体などが挙げられるが、これらに限定されない。これらの流動向上剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらの流動向上剤は、このゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
低温向上剤には、ワックス沈降防止剤、エチレン−酢酸ビニル共重合体などが挙げられるが、これらに限定されない。これらの低温向上剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらの低温向上剤は、このゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
曇り点降下剤には、アルキルフェールおよびそれらの誘導体、エチレン−酢酸ビニル共重合体などが挙げられるが、これらに限定されない。これらの曇り点降下剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらの曇り点降下剤は、このゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
流動点降下剤には、アルキルフェノールおよびそれらの誘導体、エチレン−酢酸ビニル共重合体などが挙げられるが、これらに限定されない。これらの流動点降下剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらの流動点降下剤は、このゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
帯電防止剤には、ポリシロキサンポリエーテルなどが挙げられるが、これらに限定されない。これらの帯電防止剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらの帯電防止剤は、このゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
弁座後退剤には、カリウムまたはナトリウム保持界面活性剤などが挙げられるが、これらに限定されない。これらの弁座後退剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらの弁座後退剤は、このゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
吸気弁堆積物抑制添加剤には、ポリイソブチレンアミンなどが挙げられるが、これらに限定されない。これらの吸気弁堆積物抑制添加剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらの吸気弁堆積物抑制添加剤は、このゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
燃焼室堆積物抑制添加剤には、ポリエーテルアミンなどが挙げられるが、これらに限定されない。これらの燃焼室堆積物抑制添加剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらの燃焼室堆積物抑制添加剤は、このゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
燃料噴射機堆積物抑制添加剤には、アルキルアミンなどが挙げられるが、これらに限定されない。これらの燃料噴射機堆積物抑制添加剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらの燃料噴射機堆積物抑制添加剤は、このゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
燃料分散剤添加剤には、スクシンイミドなどが挙げられるが、これらに限定されない。これらの燃料分散剤添加剤は、単独で、または併用して、使用され得る。これらの燃料分散剤添加剤は、このゲルの約0%〜約90%、一実施態様では、約0.0005%〜約50%、他の実施態様では、約0.0025%〜約30%の範囲で、存在している。
もし望ましいなら、必要に応じて、不活性担体が使用できる。さらに、他の活性成分(これらは、すすを減らす有益かつ望ましい機能を与える)もまた、このゲル添加剤に含有できる。それに加えて、固形の微粒子添加剤(例えば、PTFE、MoSおよびグラファイト)もまた、含有できる。
通常液状の炭化水素燃料は、炭化水素質石油留出物燃料(例えば、ASTM仕様D481で規定された自動車用ガソリンまたはASTM仕様D975で規定されたディーゼル燃料または燃料油)であり得る。非炭化水素質物質(例えば、アルコール、エーテル、有機ニトロ化合物など(例えば、メタノール、エタノール、ジエチルエーテル、メチルエチルエーテル、メチル第三級ブチルエーテル、ニトロメタン)を含有する通常液状の炭化水素燃料もまた、植物源または鉱物源(例えば、トウモロコシ、アルファルファ、頁岩および石炭)から誘導された液体燃料と同様に、含まれる。1種またはそれ以上の炭化水素質燃料と1種またはそれ以上の非炭化水素質物質との混合物である通常液状の炭化水素燃料もまた、含まれる。このような混合物の例には、ガソリンとエタノールとの組み合わせ、ディーゼル燃料とエーテルとの組み合わせ、ディーゼル燃料と植物油または動物油のメチルエステルとの組み合わせがある。一実施態様では、この燃料は、無塩素または低塩素燃料であり、これらは、約10ppm以下のイオウ含量により、特徴付けられる。気体燃料から液体燃料、GTLとして知られている燃料が含まれる。この燃料はまた、鉛を含有していても鉛を含まなくてもよい。この燃料はまた、乳化燃料であり得、これは、マクロ乳濁液、マイクロ乳濁液またはそれらの組み合わせのいずれかである。
本発明の一実施態様では、この内燃機関は、排気ガス後処理装置を備え付けている。排気ガス後処理装置は、新しい低排気ガス基準を満たすように、最新のエンジンに使用されている。これらのシステムは、内燃機関を備えた車両の排気ガスにおける望ましくない排気を少なくするのに使用され、そしてエンジンに接続された排気系に位置している。
本発明の一実施態様では、エンジンの操作中に生成した一酸化炭素、炭化水素および窒素酸化物(NOx)をより望ましい気体(例えば、二酸化炭素、水および窒素)に変換するために、内燃機関の排気系には、触媒が使用される。この目的のために利用可能な広範囲の触媒には、酸化触媒、還元触媒およびいわゆる三元コンバーターがある。酸化触媒は、未燃焼排気ガス成分を効率的に酸化でき、それらを無害の物質に変換できる。三元コンバーターは、内燃機関が化学量論的な空気/燃料比の近くで操作されているという条件で、3種の全ての無害な物質に同時に変換できる。これらの触媒系は、典型的には、周期表の白金族に由来の貴金属を含有する。使用される特定の金属には、白金、パラジウムおよびロジウムがある。
他の実施態様では、この排気ガス後処理装置は、NOxトラップを含む。NOxトラップ(すなわち、希薄燃焼操作中に窒素酸化物を吸収でき排気ガス中の酸素濃度が低下するときにそれらを放出できる物質)は、多孔質支持物質であり、これらは、貴金属触媒(例えば、白金など)と配合されたアルカリ金属またはアルカリ土類金属で装填されている。
さらに他の実施態様では、この排気ガス後処理装置は、ディーゼルエンジン排気ガス微粒子フィルター(以下、「DPFs」と呼ぶ)を含む。DPFsは、典型的には、多くの相互に連結された薄い多孔質の壁(これらは、そのフィルター上にて、少なくとも1つの入口表面および1つの出口表面を規定する)および多くの中空通路またはセル(これらは、このフィルターを通って、入口表面から出口表面へと伸長している)を有する。相互に連結された薄い多孔質の壁により、流体は、流体内の固体微粒子の所望部分がそこを通るのを制限しつつ、入口表面から出口表面へと通ることができる。DPFsは、典型的には、ハウジングに設置され、これは、マフラーまたは触媒コンバーターのように、ディーゼルエンジンを備えた車両の排気系に挿入される。
(特定の実施態様)
本発明をさらに十分に説明するために、以下の実施例を提供する。
(ゲルの調製)
まず、成分AおよびCを混合することにより、次いで、以下に記載した比率で、混合しつつ、成分Bを加えることにより、代表的なゲル(これは、組成物Xとして知られている)を調製する。得られた混合物を、120°で、一晩加熱して、最終ゲルを生成する。得られたゲルは、本発明の調合物の1つである。
Figure 2007516305

本発明の上記記述および実施例から、当業者は、本発明の改良、変更および修正を認知し得る。このような改良、変更および修正は、添付の請求の範囲に含まれると解釈される。
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