JP2007515185A5 - - Google Patents

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Claims (126)

  1. インターロイキン−2(IL−2)免疫療法に対する治療応答を予測する必要がある個体において、インターロイキン−2(IL−2)免疫療法に対する治療応答を予測することを補助するための方法であって、前記方法には、前記個体のFcγ受容体IIIA(FcγRIIIA)遺伝子についての対立遺伝子パターンを検出することが含まれ、ここでは、ホモ接合型FcγRIIIA 158F/F遺伝子型の存在が、前記IL−2免疫療法に対してポジティブな治療応答を示す個体の指標である、方法。
  2. 前記個体に、ガンの処置のためのIL−2免疫療法が必要である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記個体が、前記ガンの細胞の表面上に発現される細胞表面抗原を標的とする抗体での処置をもまた受けている、請求項2に記載の方法。
  4. 前記抗体が免疫グロブリンG1(IgG1)モノクローナル抗体である、請求項3に記載の方法。
  5. 前記ガンがB細胞リンパ腫である、請求項2、3、または4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 前記B細胞リンパ腫が非ホジキンB細胞リンパ腫である、請求項5に記載の方法。
  7. 前記ガンが、乳ガン、卵巣ガン、子宮頸ガン、前立腺ガン、結腸ガン、黒色腫、腎細胞ガン、急性骨髄性白血病(AML)、および慢性リンパ球性白血病(CLL)からなる群より選択される、請求項2、3、または4のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記FcγRIIIA遺伝子についての対立遺伝子パターンが、対立遺伝子特異的ハイブリダイゼーション、プライマー特異的エクステンション、オリゴヌクレオチドライゲーションアッセイ、制限酵素部位の分析、および一本鎖高次構造多型分析からなる群より選択される方法によって検出される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. インターロイキン−2(IL−2)免疫療法に対する治療応答を予測する必要がある個体において、インターロイキン−2(IL−2)免疫療法に対する治療応答を予測することを補助するための方法であって、前記方法には、前記個体のFcγ受容体IIA(FcγRIIA)遺伝子についての対立遺伝子パターンを検出することが含まれ、ここでは、ヘテロ接合型FcγRIIA 131H/R遺伝子型の存在、またはホモ接合型FcγRIIA 131R/R遺伝子型の存在が、前記IL−2免疫療法に対してポジティブな治療応答を示す個体の指標である、方法。
  10. 前記個体に、ガンの処置のためのIL−2免疫療法が必要である、請求項9に記載の方法。
  11. 前記個体が、前記ガンの細胞の表面上に発現される細胞表面抗原を標的とする抗体での処置をもまた受けている、請求項10に記載の方法。
  12. 前記抗体が免疫グロブリンG1(IgG1)モノクローナル抗体である、請求項11に記載の方法。
  13. 前記ガンがB細胞リンパ腫である、請求項10、11、または12のいずれかに記載の方法。
  14. 前記B細胞リンパ腫が非ホジキンB細胞リンパ腫である、請求項13に記載の方法。
  15. 前記ガンが、乳ガン、卵巣ガン、子宮頸ガン、前立腺ガン、結腸ガン、黒色腫、腎細胞ガン、急性骨髄性白血病(AML)、および慢性リンパ球性白血病(CLL)からなる群より選択される、請求項10、11、または12のいずれかに記載の方法。
  16. 前記FcγRIIIA遺伝子についての対立遺伝子パターンが、対立遺伝子特異的ハイブリダイゼーション、プライマー特異的エクステンション、オリゴヌクレオチドライゲーションアッセイ、制限酵素部位の分析、および一本鎖高次構造多型分析からなる群より選択される方法によって検出される、請求項9〜15のいずれか1項に記載の方法。
  17. ホモ接合型FcγRIIIA(FcγRIIIA)158F/F遺伝子型を含む個体の免疫機能を高めるための組成物であって、該組成物は、インターロイキン−2免疫療法剤を含む、組成物
  18. 前記IL−2免疫療法剤が、少なくとも1用量の治療有効用量のIL−2またはその生物学的活性のある変異体を含む、請求項17に記載の組成物
  19. 前記免疫療法剤が、多用量の治療有効用量のIL−2またはその変異体を含む、請求項18に記載の組成物
  20. 前記組成物が1日1回の投与レジュメにしたがっ投与に適している、請求項19に記載の組成物
  21. 前記組成物が、1週間に2回または1週間に3回の投与レジュメにしたがっ投与に適している、請求項19に記載の組成物
  22. 前記組成物が皮下投与に適している、請求項17から21のいずれか1項に記載の組成物
  23. 前記組成物が、単量体IL−2薬学的組成物、多量体IL−2組成物、凍結乾燥させられたIL−2薬学的組成物、および噴霧乾燥させられたIL−2薬学的組成物からなる群より選択される、請求項17から22のいずれか1項に記載の組成物
  24. 前記IL−2が、ヒトIL−2のアミノ酸配列を有しているか、またはヒトIL−2のアミノ酸配列に対して少なくとも70%の配列同一性を有しているその変異体のアミノ酸配列を有している、組み換えによって生産されたIL−2である、請求項17から23のいずれか1項に記載の組成物
  25. 前記その変異体が、des−アラニル−1,セリン125ヒトインターロイキン−2である、請求項24に記載の組成物
  26. 疫グロブリンG1(IgG1)モノクローナル抗体をさらに含む、請求項17から25のいずれか1項に記載の組成物
  27. ンについて処置される個体への投与に適している、請求項26に記載の組成物
  28. 前記ガンがB細胞リンパ腫である、請求項27に記載の組成物
  29. 前記B細胞リンパ腫が非ホジキンB細胞リンパ腫である、請求項28に記載の組成物
  30. 前記IgG1モノクローナル抗体が、抗CD20抗体またはその抗原結合断片である、請求項29に記載の組成物
  31. 前記ガンが、乳ガン、卵巣ガン、子宮頸ガン、前立腺ガン、結腸ガン、黒色腫、腎細胞ガン、急性骨髄性白血病(AML)、および慢性リンパ球性白血病(CLL)からなる群より選択される、請求項27に記載の組成物
  32. 前記IgG1モノクローナル抗体が、テレックス、MDX−010、EMD 72000、エルビタックス、WX−G250、IDM−1、MDX−210、ZAMYL、キャンパス、およびそれらの抗原結合断片からなる群より選択される、請求項27に記載の組成物
  33. ヘテロ接合型Fcγ受容体IIA(FcγRIIA)131H/R遺伝子型またはホモ接合型FcγRIIA 131R/R遺伝子型を含む個体の免疫機能を高めるための組成物であって、前記組成物は、インターロイキン−2免疫療法剤を含む組成物
  34. 前記IL−2免疫療法剤が、少なくとも1用量の治療有効用量のIL−2またはその生物学的活性のある変異体を含む、請求項33に記載の組成物
  35. 前記免疫療法剤が、多用量の治療有効用量のIL−2またはその変異体を含む、請求項34に記載の組成物
  36. 前記組成物が1日1回の投与レジュメにしたがっ投与に適している、請求項35に記載の組成物
  37. 前記組成物が、1週間に2回または1週間に3回、週に2回もしくは3回の投与レジュメにしたがっ投与に適している、請求項35に記載の組成物
  38. 前記組成物が皮下投与に適している、請求項33から37のいずれか1項に記載の組成物
  39. 前記組成物が、単量体IL−2薬学的組成物、多量体IL−2組成物、凍結乾燥させられたIL−2薬学的組成物、および噴霧乾燥させられたIL−2薬学的組成物からなる群より選択される、請求項33から38のいずれか1項に記載の組成物
  40. 前記IL−2が、ヒトIL−2のアミノ酸配列を有しているか、またはヒトIL−2のアミノ酸配列に対して少なくとも70%の配列同一性を有しているその変異体のアミノ酸配列を有している、組み換えによって生産されたIL−2である、請求項33から39のいずれか1項に記載の組成物
  41. 前記その変異体が、des−アラニル−1,セリン125ヒトインターロイキン−2である、請求項40に記載の組成物
  42. 疫グロブリンG1(IgG1)モノクローナル抗体をさらに含む、請求項33から41のいずれか1項に記載の組成物
  43. ンについて処置される個体への投与に適している、請求項42に記載の組成物
  44. 前記ガンがB細胞リンパ腫である、請求項43に記載の組成物
  45. 前記B細胞リンパ腫が非ホジキンB細胞リンパ腫である、請求項44に記載の組成物
  46. 前記IgG1モノクローナル抗体が、抗CD20抗体またはその抗原結合断片である、請求項45に記載の組成物
  47. 前記ガンが、乳ガン、卵巣ガン、子宮頸ガン、前立腺ガン、結腸ガン、黒色腫、腎細胞ガン、急性骨髄性白血病(AML)、および慢性リンパ球性白血病(CLL)からなる群より選択される、請求項43に記載の組成物
  48. 前記IgG1モノクローナル抗体が、テレックス、MDX−010、EMD 72000、エルビタックス、WX−G250、IDM−1、MDX−210、ZAMYL、キャンパス、およびそれらの抗原結合断片からなる群より選択される、請求項43に記載の組成物
  49. ホモ接合型FcγIIIA(FcγRIIIA)158F/F遺伝子型を含む個体のガンを処置するための組成物であって、前記組成物は、インターロイキン−2免疫療法剤を含む組成物
  50. 前記IL−2免疫療法剤が、少なくとも1用量の治療有効用量のIL−2またはその生物学的活性のある変異体を含む、請求項49に記載の組成物
  51. 用量の治療有効用量のIL−2またはその変異体を含む、請求項50に記載の組成物
  52. 前記組成物が1日1回の投与レジュメにしたがっ投与に適している、請求項51に記載の組成物
  53. 前記組成物が、1週間に2回または1週間に3回、週毎に2回もしくは3回の投与レジュメにしたがっ投与に適している、請求項51に記載の組成物
  54. 前記組成物が皮下投与に適している、請求項49から53のいずれか1項に記載の組成物
  55. 前記組成物が、単量体IL−2薬学的組成物、多量体IL−2組成物、凍結乾燥させられたIL−2薬学的組成物、および噴霧乾燥させられたIL−2薬学的組成物からなる群より選択される、請求項49から54のいずれか1項に記載の組成物
  56. 前記IL−2が、ヒトIL−2のアミノ酸配列を有しているか、またはヒトIL−2のアミノ酸配列に対して少なくとも70%の配列同一性を有しているその変異体のアミノ酸配列を有している、組み換えによって生産されたIL−2である、請求項49から55のいずれか1項に記載の組成物
  57. 前記その変異体が、des−アラニル−1,セリン125ヒトインターロイキン−2である、請求項56に記載の組成物
  58. 疫グロブリンG1(IgG1)モノクローナル抗体をさらに含む、請求項49から57のいずれか1項に記載の組成物
  59. ンについて処置される個体への投与に適している、請求項58に記載の組成物
  60. 前記ガンがB細胞リンパ腫である、請求項59に記載の組成物
  61. 前記B細胞リンパ腫が非ホジキンB細胞リンパ腫である、請求項60に記載の組成物
  62. 前記IgG1モノクローナル抗体が、抗CD20抗体またはその抗原結合断片である、請求項61に記載の組成物
  63. 前記ガンが、乳ガン、卵巣ガン、子宮頸ガン、前立腺ガン、結腸ガン、黒色腫、腎細胞ガン、急性骨髄性白血病(AML)、および慢性リンパ球性白血病(CLL)からなる群より選択される、請求項59に記載の組成物
  64. 前記IgG1モノクローナル抗体が、テレックス、MDX−010、EMD 72000、エルビタックス、WX−G250、IDM−1、MDX−210、ZAMYL、キャンパス、およびそれらの抗原結合断片からなる群より選択される、請求項59に記載の組成物
  65. ヘテロ接合型FcγIIA(FcγRIIA)131H/R遺伝子型またはホモ接合型FcγRIIA 131R/R遺伝子型を含む個体のガンを処置するための組成物であって、前記組成物は、インターロイキン−2免疫療法剤を含む組成物
  66. 前記IL−2免疫療法剤が、少なくとも1用量の治療有効用量のIL−2またはその生物学的活性のある変異体を含む、請求項65に記載の組成物
  67. 前記免疫療法剤が、多用量の治療有効用量のIL−2またはその変異体を含む、請求項66に記載の組成物
  68. 前記組成物が1日1回の投与レジュメにしたがっ投与に適している、請求項67に記載の組成物
  69. 前記組成物が、1週間に2回または1週間に3回、週毎に2回もしくは3回の投与レジュメにしたがっ投与に適している、請求項67に記載の組成物
  70. 前記組成物が皮下投与に適している、請求項65から69のいずれか1項に記載の組成物
  71. 前記組成物が、単量体IL−2薬学的組成物、多量体IL−2組成物、凍結乾燥させられたIL−2薬学的組成物、および噴霧乾燥させられたIL−2薬学的組成物からなる群より選択される、請求項65から70のいずれか1項に記載の組成物
  72. 前記IL−2が、ヒトIL−2のアミノ酸配列を有しているか、またはヒトIL−2のアミノ酸配列に対して少なくとも70%の配列同一性を有しているその変異体のアミノ酸配列を有している、組み換えによって生産されたIL−2である、請求項65から71のいずれか1項に記載の組成物
  73. 前記その変異体が、des−アラニル−1,セリン125ヒトインターロイキン−2である、請求項72に記載の組成物
  74. 疫グロブリンG1(IgG1)モノクローナル抗体をさらに含む、請求項65から73のいずれか1項に記載の組成物
  75. ンについて処置される個体への投与に適している、請求項74に記載の組成物
  76. 前記ガンがB細胞リンパ腫である、請求項75に記載の組成物
  77. 前記B細胞リンパ腫が非ホジキンB細胞リンパ腫である、請求項76に記載の組成物
  78. 前記IgG1モノクローナル抗体が、抗CD20抗体またはその抗原結合断片である、請求項77に記載の組成物
  79. 前記ガンが、乳ガン、卵巣ガン、子宮頸ガン、前立腺ガン、結腸ガン、黒色腫、腎細胞ガン、急性骨髄性白血病(AML)、および慢性リンパ球性白血病(CLL)からなる群より選択される、請求項75に記載の組成物
  80. 前記IgG1モノクローナル抗体が、テレックス、MDX−010、EMD 72000、エルビタックス、WX−G250、IDM−1、MDX−210、ZAMYL、キャンパス、およびそれらの抗原結合断片からなる群より選択される、請求項75に記載の組成物
  81. インターロイキン−2(IL−2)免疫療法に対する治療応答を予測する必要がある個体におけるインターロイキン−2(IL−2)免疫療法に対する治療応答を予測するための、診断方法において使用されるキットであって、前記キットには、Fcγ受容体IIIA(FcγRIIA)遺伝子の多型領域に隣接して、または多型領域に特異的にハイブリダイズする少なくとも1つのプローブまたはプライマーが含まれ、前記多型領域には、FcγRIIIA 158F対立遺伝子をコードするヌクレオチドが含まれている、キット。
  82. 使用のための説明書がさらに含まれている、請求項81に記載のキット。
  83. インターロイキン−2(IL−2)免疫療法に対する治療応答を予測する必要がある個体におけるインターロイキン−2(IL−2)免疫療法に対する治療応答を予測するための、診断方法において使用されるキットであって、前記キットには、Fcγ受容体IIA(FcγRIIA)遺伝子の多型領域に隣接して、または多型領域に特異的にハイブリダイズする少なくとも1つのプローブまたはプライマーが含まれ、前記多型領域には、FcγRIIA 131R対立遺伝子をコードするヌクレオチドが含まれている、キット。
  84. 使用のための説明書がさらに含まれている、請求項83に記載のキット。
  85. インターロイキン−2(IL−2)免疫療法に対する治療応答を予測する必要がある個体において、インターロイキン−2(IL−2)免疫療法に対する治療応答を予測することを補助するための方法であって、前記方法には、前記個体のFcγ受容体IIIA(FcγRIIIA)遺伝子の対立遺伝子パターンを検出することが含まれ、ここでは、ホモ接合型FcγRIIIA 48L/L遺伝子型、ヘテロ接合型FcγRIIIA 48L/R遺伝子型、またはヘテロ接合型FcγRIIIA 48L/H遺伝子型の存在が、前記IL−2免疫療法に対するポジティブな治療応答を示す個体の指標である、方法。
  86. 前記個体に、ガンの処置のためのIL−2免疫療法が必要である、請求項85に記載の方法。
  87. 前記個体が、前記ガンの細胞の表面上に発現される細胞表面抗原を標的とする抗体での処置をもまた受けている、請求項86に記載の方法。
  88. 前記抗体が免疫グロブリンG1(IgG1)モノクローナル抗体である、請求項87に記載の方法。
  89. 前記ガンがB細胞リンパ腫である、請求項86、87、または88のいずれか1項に記載の方法。
  90. 前記B細胞リンパ腫が非ホジキンB細胞リンパ腫である、請求項89に記載の方法。
  91. 前記ガンが、乳ガン、卵巣ガン、子宮頸ガン、前立腺ガン、結腸ガン、黒色腫、腎細胞ガン、急性骨髄性白血病(AML)、および慢性リンパ球性白血病(CLL)からなる群より選択される、請求項86、87、または88のいずれかに記載の方法。
  92. 前記FcγRIIIA遺伝子についての対立遺伝子パターンが、対立遺伝子特異的ハイブリダイゼーション、プライマー特異的エクステンション、オリゴヌクレオチドライゲーションアッセイ、制限酵素部位の分析、および一本鎖高次構造多型分析からなる群より選択される方法によって検出される、請求項85〜91のいずれか1項に記載の方法。
  93. ホモ接合型FcγRIIIA(FcγRIIIA)48L/L遺伝子型を含む個体の免疫機能を高めるための組成物であって、前記組成物は、インターロイキン−2免疫療法剤を含む組成物
  94. 前記IL−2免疫療法剤が、少なくとも1用量の治療有効用量のIL−2またはその生物学的活性のある変異体を含む、請求項93に記載の組成物
  95. 前記免疫療法剤が、多用量の治療有効用量のIL−2またはその変異体を含む、請求項94に記載の組成物
  96. 前記組成物が1日1回の投与レジュメにしたがっ投与に適している、請求項95に記載の組成物
  97. 前記組成物が、1週間に2回または1週間に3回の投与レジュメにしたがっ投与に適している、請求項95に記載の組成物
  98. 前記組成物が皮下投与に適している、請求項93〜97のいずれか1項に記載の組成物
  99. 前記組成物が、単量体IL−2薬学的組成物、多量体IL−2組成物、凍結乾燥させられたIL−2薬学的組成物、および噴霧乾燥させられたIL−2薬学的組成物からなる群より選択される、請求項93〜98のいずれか1項に記載の組成物
  100. 前記IL−2が、ヒトIL−2のアミノ酸配列を有しているか、またはヒトIL−2のアミノ酸配列に対して少なくとも70%の配列同一性を有しているその変異体のアミノ酸配列を有している、組み換えによって生産されたIL−2である、請求項93〜99のいずれか1項に記載の組成物
  101. 前記その変異体が、des−アラニル−1,セリン125ヒトインターロイキン−2である、請求項100に記載の組成物
  102. 疫グロブリンG1(IgG1)モノクローナル抗体をさらに含む、請求項93〜101のいずれか1項に記載の組成物
  103. ンについて処置される個体への投与に適している、請求項102に記載の組成物
  104. 前記ガンがB細胞リンパ腫である、請求項103に記載の組成物
  105. 前記B細胞リンパ腫が非ホジキンB細胞リンパ腫である、請求項104に記載の組成物
  106. 前記IgG1モノクローナル抗体が、抗CD20抗体またはその抗原結合断片である、請求項105に記載の組成物
  107. 前記ガンが、乳ガン、卵巣ガン、子宮頸ガン、前立腺ガン、結腸ガン、黒色腫、腎細胞ガン、急性骨髄性白血病(AML)、および慢性リンパ球性白血病(CLL)からなる群より選択される、請求項103に記載の組成物
  108. 前記IgG1モノクローナル抗体が、テレックス、MDX−010、EMD 72000、エルビタックス、WX−G250、IDM−1、MDX−210、ZAMYL、キャンパス、およびそれらの抗原結合断片からなる群より選択される、請求項103に記載の組成物
  109. ヘテロ接合型Fcγ受容体IIA(FcγRIIA)131H/R遺伝子型またはホモ接合型FcγRIIA 131R/R遺伝子型を含む個体のガンを処置するための組成物であって、前記組成物は、インターロイキン−2免疫療法剤を含む組成物
  110. 前記IL−2免疫療法剤が、少なくとも1用量の治療有効用量のIL−2またはその生物学的活性のある変異体を含む、請求項109に記載の組成物
  111. 前記免疫療法剤が、多用量の治療有効用量のIL−2またはその変異体を含む、請求項110に記載の組成物
  112. 前記組成物が1日1回の投与レジュメにしたがっ投与に適している、請求項111に記載の組成物
  113. 前記組成物が、1週間に2回または1週間に3回、週に2回もしくは3回の投与レジュメにしたがっ投与に適している、請求項111に記載の組成物
  114. 前記組成物が皮下投与に適している、請求項109〜113のいずれか1項に記載の組成物
  115. 前記組成物が、単量体IL−2薬学的組成物、多量体IL−2組成物、凍結乾燥させられたIL−2薬学的組成物、および噴霧乾燥させられたIL−2薬学的組成物からなる群より選択される、請求項109〜114のいずれか1項に記載の組成物
  116. 前記IL−2が、ヒトIL−2のアミノ酸配列を有しているか、またはヒトIL−2のアミノ酸配列に対して少なくとも70%の配列同一性を有しているその変異体のアミノ酸配列を有している、組み換えによって生産されたIL−2である、請求項109〜115のいずれか1項に記載の組成物
  117. 前記その変異体が、des−アラニル−1,セリン125ヒトインターロイキン−2である、請求項116に記載の組成物
  118. 疫グロブリンG1(IgG1)モノクローナル抗体をさらに含む、請求項109〜117のいずれか1項に記載の組成物
  119. ンについて処置される個体への投与に適している、請求項118に記載の組成物
  120. 前記ガンがB細胞リンパ腫である、請求項119に記載の組成物
  121. 前記B細胞リンパ腫が非ホジキンB細胞リンパ腫である、請求項120に記載の組成物
  122. 前記IgG1モノクローナル抗体が、抗CD20抗体またはその抗原結合断片である、請求項121に記載の組成物
  123. 前記ガンが、乳ガン、卵巣ガン、子宮頸ガン、前立腺ガン、結腸ガン、黒色腫、腎細胞ガン、急性骨髄性白血病(AML)、および慢性リンパ球性白血病(CLL)からなる群より選択される、請求項119に記載の組成物
  124. 前記IgG1モノクローナル抗体が、テレックス、MDX−010、EMD 72000、エルビタックス、WX−G250、IDM−1、MDX−210、ZAMYL、キャンパス、およびそれらの抗原結合断片からなる群より選択される、請求項119に記載の組成物
  125. インターロイキン−2(IL−2)免疫療法に対する治療応答を予測する必要がある個体におけるインターロイキン−2(IL−2)免疫療法に対する治療応答を予測するための、診断方法において使用されるキットであって、前記キットには、Fcγ受容体IIIA(FcγRIIIA)遺伝子の多型領域に隣接して、または多型領域に特異的にハイブリダイズする少なくとも1つのプローブまたはプライマーが含まれ、前記多型領域には、FcγRIIIA 48L対立遺伝子をコードするヌクレオチドが含まれている、キット。
  126. 使用のための説明書がさらに含まれている、請求項125に記載のキット。
JP2006547367A 2003-12-22 2004-12-22 免疫応答障害に対する処置ストラテジーのための診断法としてのFcレセプター多型の使用 Pending JP2007515185A (ja)

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