JP2007514936A - 眼科用レンズ上のマーキングを自動的に検出するための装置 - Google Patents

眼科用レンズ上のマーキングを自動的に検出するための装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、眼科用レンズの索引マーキングを自動的に検出するための装置(100)であって、前記レンズを受けるように構成された支持体(110)と、前記支持体の各側に、前記支持体上に載置された前記眼科用レンズを照射するための第一照射手段、および前記レンズを透過した前記光を捕捉して分析するための第一捕捉/分析手段とを含む。本発明による装置は、第一照射手段と前記支持体との間に、活性化可能および不活性化可能なパターン・フィルタを含む。

Description

本発明は、一般に、眼科用レンズ上のマーキングの検出に関する。
より詳細には、本発明は、前記レンズを受けるように構成された支持体と、前記支持体のいずれかの側に、第一に、前記支持体上に載置された前記眼科用レンズを照射するための第一照射手段と、第二に、前記レンズを透過した前記光を捕捉して分析するための第一捕捉/分析手段とを含む検出器装置に関するものである。
本発明の特に有利な用途は、累進的付加的屈折力(progressive addition of power)を有する眼科用レンズの種々の性質の自動的検出、特に、フレームに装着されるレンズの軸のセンタリング、決定、または遠視および近視に対する基準点の位置決めのような、少なくとも一つのインデックス特性の証明にある。
フレームに累進的レンズ(progressive lens)を装着するとき、ユーザの視覚的快感にとって、そのレンズによって屈折不良または適応不良が矯正され眼に対して確実に適切にレンズが位置決めされることが重要である。
レンズ設計において特定されたレンズの基準中心と眼の瞳孔の中心が整合するとき、または言い換えると、視線がレンズの基準中心を通るとき、眼科用レンズはセンタリングされる。したがって、センタリングは、幾何光学的な二つの事項、着用者の瞳孔の形態と基準中心のレンズ上の位置を結び付ける結果である。
製造中に、全ての眼科用レンズは、塗料を用いて一時的マーキングが施され、そして彫刻を用いて永久マーキングを施される。一時的マーキングは、装着に先立ってレンズをセンタリングするのに好都合である。永久マーキングは、患者のフレーム上で,その累進眼科用レンズの性質、その付加値を識別することを可能にし、また、一時的マーキングが除去されてしまった後でも、前記レンズの確実な索引を証明または再構築することを可能にする。一時的マークは、顧客に眼鏡を引き渡す前に眼鏡士によって除去され、さらに必要に応じて、レンズ上に残っている永久彫刻マーキングを基にして再構築することができることを理解されたい。
より精確には、図10に示すように、一時的マーキングは、通常、次のものを有する。
−着用者が、無限遠に向かってまっすぐ前を見ているときに、その着用者の瞳孔の中心に位置決めされる遠視ゾーンの中心を識別するための「装着用」または「センタリング」十字記号11。これは、眼に対して垂直方向にレンズ10の累進的屈折力を位置決めするのに役立ち、したがってレンズの設計者による意図どおりに、着用者は、遠視、中間視および近視に対して必要な矯正屈折力を容易に見出すことができる。
−レンズ10の「光学中心」の位置を決めし、そしてレンズのタイプに応じて装着用十字記号11の2ミリメートル(mm)から6mm下に位置する中心点12。累進的レンズにおいて、この「光学中心」は、通常、着用者の処方に対応してレンズ10の名目的光拡散力(nominal plismatic power)が測定される「光拡散基準(prism reference)」点である。
−装着用十字記号11のすぐ上のレンズ10の上部に位置し、レンズの遠視屈折力を測定するための、また、遠視に対する基準点の位置を決めるための円13。したがって、これは、レンズ10の遠視屈折力を測定するためにフロントフォコメーター(frontofocometer)を置くべき場所である。
−レンズの近視屈折力を測定するための、近視ゾーンの中心即ち基準点を囲み、レンズ10の底部に位置する円14。この中心は、鼻の方向に2mmから3mmだけオフセットし、またこの中心と装着用十字記号11との間の距離が、レンズ10の累進的名目長を構成する。
−レンズ10に対する水平方向を識別し、かつセンタリングに用いるための一つまたはそれ以上の線15。
さらに、図10に見ることができるように、永久マーキングは、概ね次のものを有する。
−光学中心を通るレンズ10の水平線上に位置決めされ、かつ光学中心12のいずれかの側に17mmのところに常に位置する二つの小さな円または記号16。これらの彫刻は、レンズの水平および垂直のセンタリングを見出すのに役立つ。
−鼻側の小さな円または記号の下に彫刻される、累進的レンズの商標および正確な性質を識別するのに役立つ記号17(例えば、バリラックス(Variluix)(登録商標)の場合のv)。
−一時的な小さな円または記号の下方に彫刻される、付加値を表わす2桁または3桁の数(例えば、3.00Dの加入度の場合の30または300)。
屈折力不連続の一つまたはそれ以上の線を有する多焦点レンズにおいて、前記線は、永久マーキングとして働くことを想い起されたい。
累進的レンズのセンタリングは、二つの成分、即ち、垂直方向成分および水平方向成分を有する。
垂直方向のセンタリングはレンズの設計者による意図どおりに、眼に必要とされる矯正屈折力を容易に見出すために、レンズの累進的屈折力を、眼の前で垂直方向に位置決めすることを可能にする。遠視矯正屈折力は、注視軸上の第一位置に達するものでなければならず、また近視屈折力は、近視のために短くされるときの注視軸上に達するものでなければならない。
この垂直方向のセンタリングは、従来、この目的のために製造者によってレンズに塗られる遠視センタリング十字記号を用いることによって行なわれる。センタリングは、無限遠を見ているときの患者の眼の瞳孔の中心の正面にレンズのセンタリング十字記号を位置決めすることである。実際には、眼鏡士が、フレームの底と、水平に見ているときの着用者の瞳孔の中心との間の高さを測定して、測定した高さにレンズのセンタリング十字記号を位置決めする。
水平方向のセンタリングは、着用者が、遠視、中間視および近視に対するゾーンを最大限使用できるように、目に対して側向に累進的レンズを位置決めすることにある。
生理学的研究は、事例の25%において、瞳孔の中心が鼻に対して1mmよりも大きい水平方向の非対称を、また事例の60%において、1mmよりも大きい事実上のオフセットを有することを示している。したがって、二つのレンズの各々のセンタリングを、他方と無関係に証明できるのが有利なことであり、かつ瞳孔間距離全長だけを測定するのではなく、瞳孔間の右半分の距離と左半分の距離とを測定できることが好ましい理由である。
その構成にしたがって、全ての累進的レンズは、遠視ゾーンに対して鼻の方向に近視ゾーンの中心をずらした状態で、遠視ゾーンと近視ゾーンの相対的な位置決めを行う能力を備えている。
したがって、レンズの水平方向のセンタリングは、近視に対して、または遠視に対して、いずれか一方に行うことができる(ますます普通の技術)。
遠視に対するセンタリングは、遠視注視において、患者の右と左の瞳孔間の半分の距離、即ち、鼻根と、右眼および左眼の瞳孔の(または、より正確には、角膜反射の)中心との間の距離を測定することにある。その後、右および左のレンズの遠視装着用十字記号が、フレームの中央即ち鼻平面からのそれらの距離に位置決めされる。
レンズを、その光学軸即ち中心軸に対して適切な方向に向け、その水平線(または彫刻した円)を、フレームの水平線上に整合させると、近視ゾーンは、そのレンズの構成にしたがって、遠視ゾーンに対して鼻の方向に2mmから3mmが適宜に中心からずれる。
近視に対するセンタリングは更にまれであり、近視視線上で患者の瞳孔間の半分の距離を測定し、そしてその距離に、左右のレンズの近視ゾーンの中心を位置決めすることによって、類似方法で行われる。
この二番目の技術は、右左の眼が非対称に集中するときに特に有利である。
フレームに嵌め込まれた累進的眼科用レンズの種々の特性を検出するための、自動、手動のいずれかで動作する種々の機器が、既知である。
フロントフォコメーターは、測定されるレンズの焦点距離を識別し、また、単一視力レンズの光学中心の位置を決めることによって、眼科用レンズの正面(球状、円柱状、プリズム状の)光屈折力を自動的かつ直接的に決定することを可能にする光学機器である。
ほとんどのフロントフォコメーターは、エヌ・チャーマン(N. Charman)編,「ビジュアル・オプティクス・アンド・インストラメンテーション(Visual Optics and Instrumentation)」中の、ダブリュー・エフ・ロング(W. F. Long)著,「パラキシャル・オプティクス(Paraxial Optics)」,(英国),マクミラン・プレス(Macmillan Press),1991年,p.418−419の文書に記述されているのと同じ光学原理に基づいて動作する。
以前から知られているフロントフォコメーターは、供給業者ビジョニクス(Visionix)によって商標エシロール(Essilor) ACL 60で、または日本の供給業者新日本によって商標エシロール(Essilor) CLE 60で売られているタイプの装着固定されていないレンズにマーキングおよびホールディング(指で支えて、または、レンズ・クランプを用いて)を行うためのシステムを嵌め込むことができる。
テンシスコープ(tensiscope)は、眼鏡士が、各眼科用レンズがそのフレームに適切に嵌め込まれていることを証明するために、装着されている眼科用レンズ内に存在する張力を検出して、その位置を決めることを可能にする、現在のところ完全に手動の機器である。
装着された眼科用レンズにおける張力は、それを受けるリムに比べて大きすぎるレンズへの不良な機械加工によるものである。そのため、フレームが応力を受け、それによって、そのレンズにダメージを与える張力が発生する。
テンシスコープに使用される原理は、レンズの複屈折(レンズの屈折率は、もはや等方的ではなく、光の偏光方向に依存する)を明らかにすることにある。この複屈折は、前記レンズが受ける応力に関連する。
そのような複屈折を明らかにするために、テンシスコープは、第一に、光が光源のすぐ後に配置された偏光子を用いて直線的に偏光されて、装着された眼科用レンズを照射する働きをする均一光光源を有し、第二に、レンズの後に配置されて、それを通して、眼鏡士が照射された眼科用レンズを観察する第二の偏光子を有する。
張力が存在しないときには、照射された眼科用レンズは、眼鏡士に対して、均一に見える。
張力が存在するときには、眼鏡士は、照射された眼科用レンズに現れる着色した、または陰影付きの縞模様を見る。その縞模様はレンズが応力を受けている位置でより密集している。
観察される着色した、または陰影付きの縞模様を見て、眼鏡士は、適切に、即ち、応力を与えることなく、レンズをフレームに嵌め込むために、レンズに、どのようなトリミングを行う必要があるかを算定する必要がある。
累進的レンズ識別、即ち、「Pal Id」と一般に呼ばれる、累進的付加的屈折力を有するレンズを識別するための機器は、合成材料で作られた眼科用累進的レンズの永久マーキングの位置を決めるように働く機器である。
その機器は、レンズの永久マーキングを目立たせるためにパターンを持つフィルタを通して、眼科用レンズを照射する。
最後に、リムレス眼鏡のテンプル(つる)に対する装着穴をあけるための位置を決めるために眼科用レンズ上に置く穴あけ治具が、存在する。
各々が相互にはっきりと異なっている上述の機器の主要な欠点は、それら四つの全てが、非常にかさばるということである。さらに、テンシスコープおよびPal Idは、完全に手動で動作し、そのことは、それらを、眼鏡士が用いるのに時間のかかるものにする。
上述の技術の現状に比して、本発明は、眼科用レンズの永久マーキングを自動的に識別することだけではなく、レンズの一つまたはそれ以上の他の特性を測定すること、特に、フレーム内への装着によってレンズに誘起される張力を測定すること、レンズの正面光屈折力を直接決定すること、または穴あけされたレンズを持つ眼鏡における取付け穴の場所を確識することを、同一の捕捉手段により可能にする装置を提案する。
より詳細には、本発明は、導入部において定義されたような装置であって、第一照射手段と支持体の間に、活性化および不活性化が可能なパターン・フィルタを含む装置を提供する。
本発明の装置の有利な、そして、それに制限するものではない他の特性は、次のとおりである。
−第一捕捉/分析手段が、眼科用レンズの永久マーキングの位置を決定するために、活性化されたパターン・フィルタによって出力される信号を処理するのに適している。
−本装置は、一方が、第一照射手段と支持体との間に配置され、他方が、支持体と第一捕捉/分析手段との間に配置された、二つの偏光フィルタを含んでいる。
−パターン・フィルタが、液晶スクリーンによって形成されている。
−液晶スクリーンが、第一照射手段と支持体との間に配置された偏光フィルタを形成する。
−第一および第二照射手段が、活性化可能および不活性化可能である。
−本装置は、グレージング(grazing)入射光で、支持体上に載置された眼科用レンズを照射するように構成された、活性化可能および不活性化可能な第二照射手段を含み、第一捕捉/分析手段が、グレージング入射光で照射されたレンズを透過した光ビームを分析するのに適している。
−第一捕捉/分析手段が、デジタル・カメラを含む。
−第一捕捉/分析手段が、カメラからの出力で得られる信号を処理するように構成された画像処理手段と、処理された信号を表示するための手段と、を含んでいる。
−第一捕捉/分析手段が、下流の偏光フィルタとカメラとの間に、光ビームを偏向させるための光学系を含み、かつ集束レンズおよび45°に傾いたミラーを含む。
−本装置は、第一に、第一照射手段に対して側方に配置された第三照射手段であって、第三照射手段に対面して位置決めされた、支持体上に載置された眼科用レンズ上に向かう光ビームを発生させるように構成された第三照射手段を含み、第二に、支持体上に載置されたレンズを透過した光ビームを捕捉して分析するための第二捕捉/分析手段を含んでいるフロントフォコメーター(frontofocometer)を有する。
−前記支持体が、直交する二つの軸に沿って移動可能である。
−本装置は、初期位置に対する支持体の移動を測定するための手段を含んでいる。
−測定手段が、支持体の移動を測定するために、インクリメンタル・エンコーダ、または第一照射手段によって照射されたとき、支持体の位置を静止基準フレームにおいて決定することを可能にする第一捕捉/分析手段に、索引像を影として形成する、少なくとも一つのパッシブ・ポインタを含む。
−各パッシブ・ポインタが、多角形、円形または十字形の外側または内側の輪郭線を表わす。
非制限例として提供された添付図面を参照する次の説明によって、本発明がどのようなものであり、また、どのように実行できるかが、よく理解されるようになる。
図1および2は、マーキングを有する眼科用レンズ10の種々の特性を自動的に検出するための装置100を示している。
装置100は、少なくとも三つの異なる機能、即ち、「Pal Id」機能、テンシスコープ機能、およびフロントフォコメーター機能を兼ね備えるのが有利である。
そこで、「Pal Id」モードにおいて、それは、患者のフレームに嵌め込まれた累進的屈折力付きの眼科用レンズ(無機材料または合成材料による)の少なくとも一つのセンタリング特性を自動的に証明し、そして、前記レンズの永久マーキングの位置を決定する働きをする。
テンシスコープ・モードにおいて、それは、各眼科用レンズがフレームに適切に嵌め込まれていることを証明するために、装着された眼科用レンズに存在するいかなる張力も自動的に検出して、その位置を決める働きをする。
フロントフォコメーター・モードにおいて、それは、累進的屈折力付きの眼科用レンズの基準点における屈折力を測定する、または証明する、または単一視力眼科用レンズの屈折力を識別して、測定する働きをする。
装置100は、種々の光学素子を収容する箱を形成し、かつ眼科用レンズ10を嵌め込んだ眼鏡フレームを受けるように構成された支持体110を、その上に搭載している構造1を有する。
図3および5に示すように、装置100は、支持体110の両側に、第一に、支持体110上に載置された眼科用レンズ10を照射するための第一照射手段120と、第二に、前記レンズ10を透過した光を捕捉して分析するための第一捕捉/分析手段130を含んでいる。
第一照射手段120は、活性化可能および不活性化可能であるのが好ましい。
それらは、拡散光で眼科用レンズ10を照射するために、白色光光源121およびディフューザ122を有する。
この例において、第一捕捉/分析手段130は、デジタル・カメラ134を有する。それらは、さらに、下流の偏光フィルタ150とデジタル・カメラ134との間に、光線を偏向させるための光学系を有する。光学系は、集束レンズ131、および、45°に傾いたミラー132を有する。第一捕捉/分析手段130は、さらに、カメラ134から出力される信号を処理するように構成された画像処理手段(図示せず)、および、処理された信号を表示するための表示手段(図示せず)を有する。
図5および6に示すように、合成材料による眼科用レンズに対して「Pal Id」機能を遂行するために、装置 100は、照射手段120と支持体110との間に、反復的規則的なパターンを持つ、活性化可能および不活性化可能なフィルタ140を含んでいる。
このパターン・フィルタ140は、液晶スクリーン(LCD)によって構成するのが有利である。
図4Aおよび4Bは、一方が、透明な背景上の黒い点のスクリーンを有し、他方が、透明な背景上の黒い縞のスクリーンを有する、活性化された相異なるパターンを持つ二つのフィルタ140を示している。
装置100は、さらに、二つの偏光フィルタ、即ち、第一照射手段120と支持体110との間に配置された上流の偏光フィルタ、および、前記フィルタ110と第一捕捉/分析手段130との間に配置された下流の偏光フィルタ150を含んでいる。
第一照射手段120および第一捕捉/分析手段130に関連した、これら二つの偏光フィルタは、装置100が、そのテンシスコープ機能を遂行することを可能にする(図3を参照のこと)。二つのフィルタの偏光は、他の機能を実行すること、特に、二つのフィルタが光を遮断することなく、「Pal Id」機能を実行することを可能にするために、共通の方向に配置される(交差偏光フィルタを持つ従来のテンシスコープにおけるような二つの直交方向にではない)。交差フィルタの組み合わせが、張力の存在していないレンズ・ゾーンで光を遮断してしまい、そのことが、そのいかなる識別または測定をも阻むということは、理解できることである。さらに、二つのフィルタのこの共通の偏光方向は、分析下のレンズの偏光方向と実質的に同じであるべきである。そうでなければ、張力を持っていないレンズ・ゾーンが、二つのフィルタと組み合って、光を遮断してしまい、それは、同様に、レンズに関するいかなる識別または測定をも阻む。したがって、実際には、その偏光は、使用するレンズの構成に準拠して一般に水平である。
活性化されているとき、パターン・フィルタ140は、第一照射手段120と第一捕捉/分析手段との間に挿入された前記支持体110上に置かれた合成材料による眼科用レンズ10の永久マーキングを明らかにする働きをする(「Pal Id」機能)。不活性化されているとき、パターン・フィルタ140を形成している液晶スクリーンは、第一照射手段とレンズとの間に配置された上流の偏光フィルタをも形成するから、別の測定を、前記眼科用レンズ10に遂行することを可能にする(テンシスコープ機能)。
図6に示すように、装置100は、さらに、活性化可能および不活性化可能であり、かつ、グレージング入射光で、前記支持体110上に載置された無機材料から成る眼科用レンズ10’を照射するように構成された第二照射手段120’を有する。ここで、第一捕捉/分析手段130は、グレージング入射光で照射された前記レンズ10’を透過した光ビームを分析するのに適切である。これらの第二照射手段120’は、無機材料で作られている眼科用レンズ上の永久マーキングを明らかにする働きをする(「Pal Id」機能)。当然ながら、この動作において、第二照射手段120’を用いることができるように、第一照射手段120を不活性化しなければならない。
図3および5に、より詳細に示すように、フロントフォコメーター機能を遂行するために、装置100は、眼科用レンズ10の屈折力基準点で測定するように構成された屈折力測定手段を含んでいる。記述例において、これらの屈折力測定手段は、第一照射手段120に関して側方に配置された第三照射手段220であって、第三照射手段220に対面して位置決めされた、前記支持体110上に載置された眼科用レンズ上に向かう光ビームを発生させるように構成された第三照射手段220を有する。さらに、ハルトマン・マーク(Hartmann mark)を含むフロントフォコメーター・エンドピース(end piece)221より下流に、それは、前記フロントフォコメーター・エンドピース221に対面する、前記支持体110上に載置された前記レンズを透過する光ビームを捕捉して分析するための第二捕捉/分析手段230も含んでいる。それらの第二捕捉/分析手段230は、カメラ231を有する。
図1および2に示すように、支持体110は、患者の眼鏡フレームMを支持するように、ことさら特別に構成されている。
この目的のために、支持体110は、眼鏡フレームMをクランプするのに適した鼻部111およびクランプあご部112を有する(図9を参照のこと)。
鼻部111は、筒状ベース111Aから立ち上がった半円柱である。クランプあご部112は、筒状ベース111Aに取り付けられており、鼻部111に対面するノッチ112Aを持つ自由端の、上下逆さのL形状部分を含んでいる。
したがって、フレームMのブリッジが、筒状ベース111Aの上に載って、クランプあご部112の前記ノッチ112Aと前記鼻部111との間にクランプされる。
クランプあご部112は、前記鼻部111に対して移動可能であり、他方でフレームMのブリッジの適切なクランプを保証し、したがって、前記支持体110上の定常位置に前記フレームMを保持することを確実にするために、弾性復帰手段(図示しないスプリング)によって、初期位置に向かって永久的に付勢されるようにするのが有利である。
より詳細には、クランプあご部112は、筒状ベース111A内の溝(図示せず)中を滑動しかつ所定の位置に前記あご部を復帰させるためのスプリングを含む滑動部を持つ。
支持体110は、以下に、より詳細に説明するように、装置100の種々の動作モードに対応する眼科用レンズ10の特性を測定するための様々な位置を取るために、二つの相互に直交する軸X、Yに平行な平面内で移動可能であるのが有利である(図7および8を参照のこと)。
そうするために、支持体110の鼻部111は、X軸に平行に延在する細片115の溝115A内を滑動するのに適したスライダ部114に取り付けられ、また細片115は、Y軸に平行に延在し、かつ構造1中の対応するダクト(図示せず)内を滑動するためのロッド116を備えている。
筒状ベース111Aを介して前記スライダ部114に取り付けられた前記鼻部111は、前記細片115に対してY軸に平行に移動するように構成され、かつ弾性復帰手段(この場合、図示しないスプリング)によって前記細片115に対して初期位置に向かって連続的に付勢されるようにするのが有利である。これは、フレームMの下縁を、細片115の対応する縁115Bに接触させる。
前記支持体110は、最初の二つの変位軸もしくは移動軸X、Yに直交する第三の軸Zに平行に変位可能もしくは移動可能であるのが好ましい。これは、フロントフォコメーター・モードにおいて、フロントフォコメーター・エンドピース221を打つことなく、眼科用レンズ10の一つ、そして、その後、別のレンズを適切な測定位置に置くために、支持体110、したがって、フレームMを上昇させることを可能にする。さらに、支持体110の鼻部111は、前記スライダ部114上で回動するように装着される。図9に、より詳細に示すように、筒状ベース111Aは、回動軸Xを形成する二つの突出スタッド111Bを一直線上に備えている。これらのスタッド111Bは、前記スライダ部114の端部に設けられた二つの突起114Aに形成されたスロット内に搭載されている。支持体110の鼻部111のこの回動は、フロントフォコメーター・モードにおいて、対応する眼科用レンズ10を、フロントフォコメーター・エンドピース221に対して適切に位置決めすることを可能にする働きをする。
装置100が、静止基準フレーム(構造1によって表わされる)における支持体110の位置を識別することを可能にするために、それは、第一実施形態において、その初期位置に対する変位を測定するための測定手段(図示せず)を含んでいてもよい。そのような測定手段は、例えば、供給業者コパル電子株式会社によって製造され、レファレンスRE20F-100-200で売られているインクリメンタル・エンコーダのような、インクリメンタル・エンコーダを有する。
好適実施形態において、前記支持体110は、第一照射手段120によって照射されたとき、静止基準フレームにおける前記支持体110の位置を決定することを可能にする第一捕捉/分析手段130に識別像を影として形成する、少なくとも一つのパッシブ・ポインタ113、113’を含んでいる。
図7および8に示すように、前記支持体110は、前記レンズの特性を測定するために複数の位置間で移動可能であるから、それは、前記支持体110が取る測定位置の如何にかかわらず、パッシブ・ポインタ113、113’の少なくとも一つが、第一照射手段120によって照射されて、第一捕捉/分析手段130に識別像を影として形成するように配置された複数のパッシブ・ポインタ113、113’を含んでいる。
各パッシブ・ポインタ113、113’は、多角形、円形、または十字形の外側または内側の輪郭線113A、113A’、113B’を表わす。
この例では、支持体110は、前記クランプあご部112の前に、多角形、円形、または十字形の輪郭の孔113Aを持つ舌部113によって構成される、パッシブ・ポインタの一つを含んでいる。
前記細片115の後ろで、前記スライダ部114の端部に、支持体110は、また、多角形、円形、または十字形の輪郭の二つの孔113’A、113’Bを持つ舌部113’によって構成される、それらのパッシブ・ポインタの別のものを含んでいる。
したがって、装置100が、累進的屈折力付きの眼科用レンズ10に対して、または、屈折力不連続付きの多焦点レンズに対してフロントフォコメーター・モードで動作するとき、装置は、レンズの基準点における屈折力を証明する方法を実行する。その方法は、次の工程を含む。
a)前記支持体110上に前記眼科用レンズ10を位置決めする工程。
b)第一照射手段120に対面して眼科用レンズ10を置くために、前記支持体110を変位させる工程(図2を参照のこと)。
c)パターン・フィルタを活性化しながら、第一照射手段120で前記眼科用レンズ10を照射する工程。
d)第一捕捉/分析手段130のデジタル・カメラ134を用いて、眼科用レンズ10を透過する光を収集する工程。
e)パターン・フィルタを不活性化する工程。
f)静止基準フレームにおいて、眼科用レンズ10の永久マーキング16の位置(図10を参照のこと)を決定するために、前記デジタル・カメラ134からの信号を処理する工程。
g)その位置を、前記眼科用レンズ10の初期位置として記憶する工程。
h)前記屈折力測定手段220、230に対面して前記基準点を置くために、インクリメンタル・エンコーダを用いて、初期位置に対する前記眼科用レンズ10の変位を計算する工程(図1を参照のこと)。
i)計算された変位にしたがって前記支持体110を移動させる工程。
j)前記基準点における屈折力測定を遂行する工程。
装置100が、「Pal Id」モードで作動するとき、そのパターン・フィルタ140が、活性化される。そうすると、それは、累進的屈折力を持つ眼科用レンズ10の少なくとも一つのセンタリング特性を証明する方法を実行することができる。その方法は、次の工程を含む。
a)静止基準フレームにおいて、支持体110に対する初期位置を捕捉する工程。
b)支持体110上に眼科用レンズ10を位置決めする工程。
c)支持体110を変位させて、第一照射手段120に対面して眼科用レンズ10を置く工程(図2を参照のこと)。
d)インクリメンタル・エンコーダを用いて、支持体110の変位を、その初期位置に対して測定する工程。
e)第一照射手段120で眼科用レンズ10を照射する工程。
f)第一捕捉/分析手段130の前記デジタル・カメラ134を用いて、眼科用レンズ10を透過する光を収集する工程。
g)前記デジタル・カメラ134によって出力される信号を処理して、前記静止基準フレームにおいて、眼科用レンズ10の永久マーキング16の位置を決定する工程。
h)前記支持体の初期位置、その測定された変位、および、前記眼科用レンズ10の永久マーキングの位置から、前記センタリング特性の値を演繹する工程。
センタリング特性は、通常、瞳孔間の半分の距離、および、フレームMに嵌め込まれているときの眼科用レンズ10の装着高さである。
上述の方法では、支持体110の位置が、予備的な初期設定工程a)中に決定される初期位置、および、照射手段120に対面して眼科用レンズを置きながら測定される支持体110の変位(工程b)〜d))から演繹される。
それでもなお、装置100は、パッシブ・ポインタ113、113’の一つを活用して支持体110の位置を捕捉するためにデジタル・カメラ134を用いる、少なくとも一つのセンタリング特性を証明する他のいかなる方法も実行することができる。
この方法は、次の工程を含む。
a)活性化されたパターン・フィルタ140に対面して置かれた支持体110上に眼科用レンズ10を位置決めする工程。
b)拡散光光源121、122を用いて、前記パターン・フィルタ140を通して眼科用レンズ10を照射する工程。
c)第一捕捉/分析手段130のデジタル・カメラ134を用いて、眼科用レンズ10を透過した光を収集する工程。
d)デジタル・カメラ134によって出力される信号を処理して、静止基準フレームにおいて、眼科用レンズ10の永久マーキングの位置を決定する工程。
e)静止基準フレームにおいて、支持体110の位置を決定する工程。
f)支持体110の既知の位置、および、眼科用レンズ10の永久マーキングの位置から、前記センタリング特性の値を演繹する工程。
この方法において、工程e)中に、支持体110に設けられたパッシブ・ポインタ113によって影として形成される少なくとも一つのインデックス・ポイント像を収集するためにカメラを用いる工程f)を、同時に遂行するのが有利である(図7を参照のこと)。
より精確に言えば、工程b)において、前記支持体110が、第一照射手段120の前記拡散光光源121、122を用いて照射され、工程c)において、前記デジタル・カメラ134が、前記支持体110を透過する光を収集するために用いられ、また、工程f)において、デジタル・カメラ134によって出力された信号が、静止基準フレームにおけるパッシブ・ポインタ113Aの位置を決定するために処理される。
当然ながら、一変形例において、工程e)で、固定マーク113Aの位置で支持体110によって直接送られる信号を収集することができる。
したがって、この方法では、図7に示すように、工程f)において、瞳孔間の半分の距離が、前記支持体110のパッシブ・ポインタ113の一つによって与えられる前記フレームMのブリッジの中央の位置と、前記眼科用レンズ10の二つの対応する永久マーキング16を連結する線分の中央に位置する、前記眼科用レンズ10の中心点12の位置との間に存在する距離を計算することによって決定される。
さらに、この方法では、工程f)において、高さが、前記フレームMの上縁または下縁(デジタル・カメラ134によって観察される細片115の縁115Aによって与えられる)の位置と、前記眼科用レンズ10の二つの対応する永久マーキング16を接続する線分の中央に位置する、前記眼科用レンズ10の中心点12の位置との間に存在する距離を計算することによって決定される(図7および10を参照のこと)。
より一般的には、装置100は、マーキングを備えた眼科用レンズ10の種々の特性を自動的に検出する方法を実行することができる。その方法は、以下の工程を有する。
−眼科用レンズ10を前記支持体110上に置きながら、支持体110を変位させて、測定位置に前記レンズを位置決めする工程。
−第一照射手段を用いて、前記レンズ、および、前記支持体110の少なくとも一つのパッシブ・ポインタを照射する工程。
−前記捕捉/分析手段130を用いて、レンズ10の像を表わすデジタル・ファイルを収集する工程。
−パターン・フィルタを不活性化する工程。
−前記捕捉/分析手段130を用いて、前記パッシブ・ポインタによって影として形成される位置決め像を表わすデジタル・ファイルを収集する工程。
−収集したデジタル・ファイルを処理する工程。
−そこから、静止基準フレームにおいて、前記支持体110の位置、および、レンズのマーキングの位置を演繹する工程。
支持体の位置を、捕獲された像から演繹することを可能にするアルゴリズムは、以下のように動作する。
−位置決め像を二進化し、かつ所定の閾値よりも大きな光強を持つ点だけを保持する。
−セグメンテーション操作を遂行し、二進化によって得られる種々のアイテムを分離しかつ番号付けする(ここで、アイテムは、連続するピクセルのクラスタである)。
−種々のアイテムの特性(寸法、重心の位置)を決定する。
−寸法の関数としてアイテムをソートし、パッシブ・ポインタの寸法よりもはるかに大きい寸法、またははるかに小さい寸法のアイテムを排除する。
−保持されたアイテムとパッシブ・ポインタを表わすマスクを相関させることによって、残存するアイテムとパッシブ・ポインタの理論形状とを比較し、ここで、相関は、表示マスクにアイテムを乗じる周知の画像処理操作である。その相関は、マスクとアイテムが完全に同一であるときに最大である。
−相関が所定閾値よりも大きいアイテムを保持する。この段階において、通常、パッシブ・ポインタに対応するアイテムしか残らない。
−対応するアイテムの、前に計算された重心に基づいて、像のパッシブ・ポインタの位置を決定する。
−像のピクセルの位置を、静止基準フレームにおいてミリメートルで表わした位置へ転換するための所定の変換知識から、静止基準フレームにおけるポインタの位置を演繹する。そして
−パッシブ・ポインタの位置から、支持体の位置を演繹する。
像のピクセルの位置を、静止基準フレームにおけるミリメートルで表わした位置に転換する働きをする変換は、装置をキャリブレート(calibrate)するときに定められる。例えば、この変換を決定するために、シルクスクリーン印刷された既知ピッチのグリッドを有する検出装置上に位置決めされた透明なテスト・チャートを用いることが可能である。そのテスト・チャートは、静止基準フレームの原点を構成するフロントフォコメーター・エンドピースに対してインデックス即ち索引を付けられている。グリッドの各交点は、正確に決定されたピクセルに対応し、また、静止基準フレームにおいて正確に決定された座標を持っている。これは、ピクセルから静止基準フレームの座標への変換を可能にし、そしてこの変換が、メモリに記憶される。
一旦、装置100が、支持体110、および眼科用レンズ10の永久マーキング16に対応してパッシブ・ポインタ113の位置を決めれば、装置100は、そこから、瞳孔間の半分の距離、および、フレームMに嵌め込まれた眼科用レンズの装着高さの値を演繹することができる。
図5に示すように、眼鏡士は、また、単に、裸の眼科用レンズの永久マーキングを明らかにするためだけに装置100を用い、マーカを用いて前記レンズ上のそれらのマーキングに印をつけることもできる。
装置100をテンシスコープ・モードで用いるときに、パターン・フィルタ140は不活性化され、したがって、LCDスクリーンは偏光フィルタを形成する。
眼鏡士は、支持体110を用いて、第一照射手段120に対面して、より詳細には、上流と下流の偏光フィルタ140と150との間に、フレームMに嵌め込まれた眼科用レンズを置く。第一照射手段は、前記レンズ10を照射し、デジタル・カメラ134がレンズ10の像を捕獲する。
そうすると、前記装置100は以下の三つのタイプの情報の一つを提供することができる。
−眼科用レンズ10が、フレームMに適切に嵌め込まれている(即ち、応力を持たない)ことを指示する二進情報。
−眼科用レンズ100が、そのフレームMに適切に嵌め込まれていることを指示し、そして前記レンズをフレームMに適切に嵌め込むことを確実にするために、フレームがあまりにも大きな張力を受けている場合には、前記レンズに対して機械加工で取り除くべきトリミング量を眼鏡士に通知する(恐らく、レンズの周縁のほんの一部だけに適用されるべきであるときには、遂行されるべきトリミング角度位置とともに)二進情報。
−それは、スクリーン上にレンズ10の捕獲された像を表示し、したがって眼鏡士は、前記像を見るとすぐに、レンズが適切に装着されているか否かを決めることができ、そして恐らく、さらに、前記レンズに対して遂行されるべきトリミング機械加工量を決めることができる。
最後に、眼鏡士が、眼科用レンズに対して、リムレス・フレームのテンプルを装着するために作り出される穴の位置を位置決めし、そして可能であれば、その形状を測定するために、装置100を用いることが有利である。
穴あけ治具が、支持体110上に置かれ、前記支持体110が、第一照射手段120に対面して位置決めされる。穴あけ治具が、照射されて、その像が、デジタル・カメラ134を用いて得られる。その後、眼鏡士が遂行すべき装着操作をシミュレートすることを可能にするために、装置100が、像をスクリーン上に表示する。当然ながら、測定された位置で前記眼科用レンズに自動的に穴を開けるドリル(図示せず)に、得られた情報を伝達することができる。
本発明は、説明された図示実施形態に制限されるものではなく、また当業者であれば、本発明の精神にしたがって、変形例可能である。
レンズ支持体を第一位置に置く本発明の装置の斜視図である。 レンズ支持体を第二位置に置く本発明の装置の斜視図である。 テンシスコープ・モードで動作している図1の装置の主要な内部成分を示す側面図である。 本発明の装置における、一つのパターンのフィルタの平面図である。 本発明の装置における、一つのパターンのフィルタの平面図である。 合成材料から成る眼科用レンズに対してPal Idモードで動作している図1の装置の主要な内部成分を示す側面図である。 無機材料から作られている眼科用レンズに対してPal Idモードで動作している図1の装置の主要な内部成分を示す側面図である。 第二位置に位置決めされている、図1の支持体の一実施形態の平面図である。 第一位置に位置決めされている、図1の支持体の一実施形態の平面図である。 図1の支持体の斜視図である。 一時的マーキングおよび永久マーキングを備えた、累進的屈折力付きの眼科用レンズの平面図である。

Claims (19)

  1. 眼科用レンズのマーキングを自動的に検出するための装置であって、前記レンズを受けるように構成された支持体と、前記支持体のいずれかの側に、第一に、前記支持体上に載置された前記眼科用レンズを照射するための第一照射手段と、第二に、前記レンズを透過した前記光を捕捉して分析するための第一捕捉/分析手段とを含み、第一照射手段と前記支持体との間に、活性化可能および不活性化可能なパターン・フィルタを含む装置。
  2. 第一捕捉/分析手段は、前記眼科用レンズの永久マーキングの位置を決定するために、活性化されたパターン・フィルタによって出力される信号を処理するのに適している請求項1に記載の装置。
  3. 一方が第一照射手段と前記支持体との間に配置され、他方が前記支持体と第一捕捉/分析手段との間に配置された二つの偏光フィルタを含んでいる請求項1に記載の装置。
  4. 前記パターン・フィルタは液晶スクリーンによって形成されている請求項1に記載の装置。
  5. 前記パターン・フィルタは液晶スクリーンによって形成され、そして前記液晶スクリーンは、第一照射手段と前記支持体との間に配置された前記偏光フィルタを形成している請求項3に記載の装置。
  6. 前記二つのフィルタの偏光は、分析される前記レンズの偏光方向と実質的に同一の共通方向である請求項3に記載の装置。
  7. 第一および第二照射手段が、活性化可能および不活性化可能である請求項1に記載の装置。
  8. グレージング入射光で前記支持体上に載置された眼科用レンズを照射するように構成された、活性化可能および不活性化可能な第二照射手段を含み、第一捕捉/分析手段が、グレージング入射光で照射された前記レンズを透過した前記光ビームを分析するのに適している請求項1に記載の装置。
  9. 第一捕捉/分析手段が、デジタル・カメラを含む請求項1に記載の装置。
  10. 第一捕捉/分析手段が、前記カメラからの前記出力で得られる前記信号を処理するように構成された画像処理手段と、前記処理された信号を表示するための手段と、を含んでいる請求項9に記載の装置。
  11. 第一捕捉/分析手段が、下流の偏光フィルタと前記カメラとの間に、光ビームを偏向させるための、集束レンズおよび45°に傾いたミラーを含む光学系を含んでいる請求項10に記載の装置。
  12. 第一に、第一照射手段に対して側方に配置された第三照射手段であって、第三照射手段に対面して位置決めされた、前記支持体上に載置された眼科用レンズ上に向かう光ビームを発生させるように構成された第三照射手段を含み、第二に、前記支持体上に載置された前記レンズを透過した前記光ビームを捕捉して分析するための第二捕捉/分析手段を含んでいるフロントフォコメーター(frontofocometer)を有する請求項1に記載の装置。
  13. 前記支持体が、直交する二つの軸に平行に移動可能である請求項12に記載の装置。
  14. 初期位置に対する前記支持体の移動を測定するための手段を含んでいる請求項13に記載の装置。
  15. 前記測定手段が、インクレメンタル・エンコーダを含む請求項14に記載の装置。
  16. 前記支持体は、第一照射手段によって照射されたとき、前記支持体の前記位置を静止基準フレームにおいて決定することを可能にする第一捕捉/分析手段に、位置決め像を影として形成する、少なくとも一つのパッシブ・ポインタを含んでいる請求項1に記載の装置。
  17. 各パッシブ・ポインタが、多角形の外側または内側の輪郭線を表わす請求項16に記載の装置。
  18. 各パッシブ・ポインタが、円形の外側または内側の輪郭線を表わす請求項17に記載の装置。
  19. 各パッシブ・ポインタが、十字形の外側または内側の輪郭線を表わす請求項17に記載の装置。
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