JP2007513317A - 低温端部を有するクライオクーラアセンブリ装置及び該装置の組み立て方法 - Google Patents

低温端部を有するクライオクーラアセンブリ装置及び該装置の組み立て方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007513317A
JP2007513317A JP2006542753A JP2006542753A JP2007513317A JP 2007513317 A JP2007513317 A JP 2007513317A JP 2006542753 A JP2006542753 A JP 2006542753A JP 2006542753 A JP2006542753 A JP 2006542753A JP 2007513317 A JP2007513317 A JP 2007513317A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
assembly
cryocooler
displacer
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006542753A
Other languages
English (en)
Inventor
アムル・ハッサン・オベイド
マーク・ヘインズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Super Conductor Technologies Inc
Original Assignee
Super Conductor Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Super Conductor Technologies Inc filed Critical Super Conductor Technologies Inc
Publication of JP2007513317A publication Critical patent/JP2007513317A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B9/00Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
    • F25B9/14Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the cycle used, e.g. Stirling cycle
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2309/00Gas cycle refrigeration machines
    • F25B2309/001Gas cycle refrigeration machines with a linear configuration or a linear motor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

低温端部を有するクライオクーラアセンブリが開示されている。該アセンブリは一体型の外側ハウジングを備えている。単体の一体型金属シェルでハウジングを構成することによって、アセンブリの部品数が従来のアセンブリの部品数より少なくなる。更に、部品を固定してシールするために以前は必要であったろう付けは不要である。更に、シールされた外側ハウジングを製造/形成した後で行う1回或いはそれ以上の回数の切削工程を経ることによって、公差が改良される。これにより、幾つかの部品を収縮させて互いに嵌め合わせることができ、また、ピストンボアとディスプレーサアセンブリとを一直線上に精度良く配置できるので、ディスプレーサライナが不要となる。

Description

本発明はクライオクーラ(極低温冷凍機)に関する。詳しくは、本発明は、低温端部を有するクライオクーラアセンブリの一体型ハウジングに関する。更に詳しくは、本発明は、低温端部を有するアセンブリの一体型ハウジングに関し、該ハウジングは、アウトガスを放出する部品を内側にも外側にも配置できるように柔軟に設計されており、ろう付け作業を不要又は最小限のろう付け作業しか必要としないハウジングである。
超伝導体製品の市場は、特に超伝導体製品の商業上の利用が急激に拡大していることで、成長を遂げてきた。詳しくは、高温超伝導体(HTS)装置及びシステムは、セルラー方式の無線通信を行う基地局のフィルタによく採用されてきた。このフィルタは、信号の干渉を低減させて基地局の感度を向上させるように設計されている。
超伝導体装置が意図するように動作するには、超伝導体装置を極めて低い温度にまで冷却しなければならない。現在使用されているHTS装置の場合、約77K以下まで該装置を冷却しなければならない。このような極低温は、クライオクーラを使用するか又は低温で沸騰する流体にHTS装置を浸すことによって、実現可能である。極低温を実現させるのによく使用される液体は、77Kで沸騰する窒素及び4Kで沸騰するヘリウムである。通常、クライオクーラは、揮発性の液体を制御して蒸発させる(冷却手段として蒸発熱を利用する)ことによって動作するか、又は、(150〜200気圧等の)高圧で最初閉じこめられている気体を制御して膨張させることによって、動作する。或いは、クライオクーラは、冷却すべき領域付近での気体の膨張(膨張熱による熱の吸収)と、他の領域での気体の圧縮(圧縮熱による熱の除去)と、をクローズサイクル内で交互に行うヒートポンプとして動作する。効率が最も高いクライオクーラは、スターリングサイクルに基づくクローズサイクルのクライオクーラである。
スターリングサイクルの冷凍ユニット(即ち、スターリングサイクルのクライオクーラ)は、ディスプレーサアセンブリと、コンプレッサアセンブリと、から成る。この2つのアセンブリは互いに流体連通している。これらのアセンブリは、通常、原動機によって駆動される。原動機は、具体的には、電磁リニアモータ或いは電磁ロータリモータである。
従来のディスプレーサアセンブリは、通常、“低温”端部及び“高温”端部を有している。高温端部はコンプレッサアセンブリと流体連通している。ディスプレーサアセンブリは、通常、ディスプレーサを備えており、該ディスプレーサには、再生器が取り付けられており、該ディスプレーサは、ヘリウム等の流体をディスプレーサアセンブリの一端部(即ち、低温端部)から他端部(即ち高温端部)に移動させる。コンプレッサアセンブリは、流体がディスプレーサアセンブリの高温端部内に実質的に位置するとき、該流体に対して圧力を加え、また、流体がディスプレーサアセンブリの低温端部内に実質的に位置するときは、該流体から圧力を逃がすように機能する。これにより、ディスプレーサアセンブリの低温端を例えば77Kに維持し、また、ディスプレーサの高温端部を例えば外気温度(例えば約313K)よりも15度高い温度に維持することができる。
現在使用されているクライオクーラが抱える問題点の1つは、使用される部品の数が多いことである。特に、外側ハウジングを構成する部品の数が多いことである。流体を圧縮及び膨張することによってクライオクーラが動作するので、該クライオクーラは完全にシールされていなければならない。実際、これを行うには(例えば、外気からクライオクーラをシールするためには)、各種部品を互いにろう付けする。しかし、ろう付けは労働集約型の傾向の強い作業である。更に、ろう付け作業の場合、アセンブリ同士が互いにずれてしまい、一直線上に配置できないことがたびたびある。このため、クライオクーラにおいて求められる公差は大きくなり、この大きな公差及び非直線状なアセンブリの配置の形態に対応するために、更に部品を追加する結果となる。
現在使用されているクライオクーラのその他の問題点としては、該クライオクーラの内部に様々な部品が備えられていることである。これらの部品の多くは、アウトガスを出す(例えば、部品から拡散したガスがクライオクーラの密閉された内部の環境に入り込む)。アウトガスを出す部品の例としては、モータのコイル、外側積層体、及び各種部品を接着する際に使用されるエポキシである。密閉された内部の環境内に不要なガスが導入されることによって、クライオクーラの効率が低下することがたびたびある。
従って、シールされた外側ハウジングを構成する部品の数を最小にしたクライオクーラを開発することが当業界では求められている。このような開発を行うことによって、良好な状態で部品同士が互いに同心で一直線上に配置される。更に、内側モータ及び外側モータの双方の使用に対して柔軟に対応する設計がなされているシールされた外側ハウジングが必要とされている。本発明は、上記従来の問題点に直接対応して解決を図るものである。
本発明は、低温端部を有するクライオクーラアセンブリの公差を改良及び効率を向上させる装置及び方法を提供している。詳しくは、該アセンブリの部品の数が少なくなり、労働集約型の作業であるろう付け作業及び接着作業が不要となる。これによって、クライオクーラの製造時間及び費用の双方が改善される。部品数の削減は2つの工程を介して行われる。第1に、クライオクーラのシールされた外側ハウジングを構成する部品数を最小限にする。第2に、円筒状の部品(例えば、ディスプレーサ、シリンダボア、及びピストンボア)を設置した後の切削加工(マシニング)によって正確な形状にして互いに合わせる。これらの円筒状の部品を互いに合わせることによって、従来のディスプレーサのシリンダボア(ディスプレーサライナ)等の部品が不要となる。
上述したように、各種部品を接続してシールする方法としてろう付けがしばしば過去に採用されていた。しかし、本発明は、好ましくは、ろう付けを不要としている。更に、最終的に重要となるハウジングの直径部を切削加工することによって、部品同士が良好な状態で互いに同心で一直線上に配置される。ある例では、全体的にブッシング及びその他の摩擦低減部品が不要となる。他の部品においては、エポキシ接着を必要とするものもあった。このような部品の必要性をなくすことによって、アウトガス源は取り除かれる。また、外側に設計されたモータ等の例では、アウトガスを放出する部品をシールされた外側ハウジングの外部に移すことができる。この場合、内部流体/気体があまり汚染されることはない。所望の内部流体/気体の状態が特定のレベルに近いレベルで維持されると、クライオクーラの効率が向上することは理解できよう。
本発明の原理に基づく好適な実施例において、シールされた外側ハウジングは単体の一体型金属シェルで構成されている。これにより、従来の低温端部を有するクライオクーラアセンブリでは最大で10個分に相当する部品が、本発明では単体の部品として構成される。更に、部品を固定してシールするために以前は必要とされたろう付けが不要となる。更に、シールされた外側ハウジングを製造/形成した後で行われる切削加工を1回又はそれ以上の回数行うことによって、公差が改良される。従って、幾つかの部品を収縮させて互いに嵌め合わせることができ、また、ピストンボアとディスプレーサボアとが直線状に精度良く配置される。ピストンボアとディスプレーサボアとが直線状に精度良く配置されるので、ディスプレーサライナは不要となる。
本発明の原理に従って構成された低温端部を有するアセンブリは、コンプレッサ及びリニアモータアセンブリと、熱交換器ユニットと、ディスプレーサアセンブリと、を備えている。これらの部品は、シールされた外側ハウジング内で組み立てられた状態で配置されている。外側モータが設計された実施例において、真空フランジと、外部排熱器(external heat rejector)と、外側積層アセンブリと、モータ用コイルとは、シールされた外側ハウジングの外部に配置されている。内側モータを設計した実施例においては、真空フランジ及び排熱器のみがシールされた外側ハウジングの外部に配置されている。いずれの実施例においても、シールされた外側ハウジングのある特定部分を切削加工して公差を調節して改良することによって、上記アセンブリ及び部品のいくつかを収縮させて外側ハウジングの内部或いは外部に嵌めることができる。この収縮させて嵌める工程は、部品/アセンブリを加熱して膨張させる工程と、該部品/アセンブリを所定の位置まで押し込む工程と、を含んでいる。各種の部品及びアセンブリを正確にサイジングすることによって、部品/アセンブリを冷却したとき、該部品/アセンブリは、シールされた外側ハウジングの内部或いは外部に固定される。
本発明の特徴の一つとしては、ろう付けが施されていない内部熱交換器を使用していることである。この好適な熱交換器は、切削加工或いは押し出し成形が容易に施されたアルミニウム合金製の熱交換器である。しかし、該熱交換器の素材は、良好な伝導特性を示すものであればどのような素材でもよい。ろう付けされたフィンを使用する従来技術の場合、時間のかかる組み立て工程が行われ、また、必要とされる公差は大きいものであった。切削加工或いは押し出し成形された熱交換器は、歩留まりも良く、熱管理も良好に行われる、より一貫性のある部品である。
本発明のその他の特徴としては、外側モータが設計されている実施例において外側ハウジング内に電気フィードスルーがないことと、フレクシャー・ベアリング(flexure bearing)、気体軸受、或いはその他の軸受を任意に利用していることと、移動コイルモータ、移動マグネットモータ、或いはその他のモータを任意で利用していることである。
気体軸受の場合、この軸受は、作動流体を好ましくは使用して、コンプレッサを構成するシリンダ及びピストンの間で発生する摩擦を低減する、即ち、理想としては該摩擦を無くす。気体軸受を実装する場合、加圧された気体が逆止弁を介してシールされたピストン内部に入り込む。これによって、コンプレッサアセンブリの圧縮室内の気体の圧力で著しく不安定になることはない気体軸受に対して、加圧された気体の供給源が提供される。他のクライオクーラの設計においては、クライオクーラの寿命に影響を及ぼす摩耗表面又は作動流体の純度に影響を及ぼす潤滑剤が利用されている。
従って、本発明の1の概念によると、低温端部を有するクライオクーラアセンブリの外側ハウジングが提供されており、クライオクーラアセンブリは、熱交換器と、ディスプレーサシリンダアセンブリと、ディスプレーサシリンダの原動機と、を備えており、外側ハウジングは、熱交換器と、ディスプレーサシリンダアセンブリと、原動機の少なくとも一部とを収容するように構成及び配置されている実質的に一体型のハウジングから成る。本発明の他の概念によると、該外側ハウジングは、更に、コールドフィンガとして作用し且つディスプレーサシリンダアセンブリを実質的に収容するように構成及び配置されている第1部分と、熱交換器を実質的に収容するように構成及び配置されている第2部分と、原動機の少なくとも一部を実質的に収容するように構成及び配置されている第3部分と、から成る。
本発明の他の概念によると、低温端部を有するクライオクーラアセンブリのハウジングが提供されており、クライオクーラアセンブリは、熱交換器と、ディスプレーサシリンダアセンブリと、ディスプレーサシリンダの原動機と、を備えており、ハウジングは、コールドフィンガとして作用し且つディスプレーサシリンダアセンブリを実質的に収容するように構成及び配置されている第1部分と、熱交換器を実質的に収容するように構成及び配置されている第2部分と、原動機の少なくとも一部を実質的に収容するように構成及び配置されている第3部分と、から成り、第1部分と第2部分と第3部分とのうちの少なくとも2つの部分は、継ぎ目無く互いに接続されている。
本発明の他の概念によると、流体が圧縮される高温端部と、冷却された流体が送り込まれる低温端部と、を有するアセンブリが提供されており、該アセンブリは、原動機と、該原動機に動作可能に接続されており流体の圧縮を行うディスプレーサシリンダと、熱交換器と、ディスプレーサシリンダと熱交換器とを支持し且つ実質的に包囲し、原動機の少なくとも一部を支持し且つ包囲するように構成及び配置されているハウジングと、から成る。該ハウジングは、実質的に継ぎ目が無いハウジングか若しくは一体型のハウジングであるか、又は実質的に継ぎ目の無い一体型のハウジングである。
本発明の他の概念によると、低温端部を有するクライオクーラアセンブリを製造する方法が提供さえている。該方法は、アセンブリの一体型ハウジングを絞り加工により形成することと、ハウジングの少なくとも1つの選択された内径部を切削加工することと、切削加工された内径部のうちの少なくとも1つの内径部に隣接させてピストンボアアセンブリを設置することと、ハウジングの少なくとも1つの選択された外径部を切削加工することと、選択された外径部のうちの少なくとも1つの外径部に隣接させて真空フランジを設置することと、から成る。
本発明の好適な実施例において使用される特定の装置に関する説明を以下で行うが、この装置の構成は本発明を限定するものではないことは当業者には理解されたい。また、好適な実施例においてシールされた外側ハウジングの特定の形状及び該ハウジングが一体型であることが記載されているが、これは本発明を限定するものと解するべきではないことは理解されたい。本発明の趣旨は、ろう付けを不要とし公差を改良するか或いはそのいずれかを達成させるべく、シールされた外部ハウジングを構成する部品の数を最小にすることにまで至っている。更に、本発明の好適な実施例はセルラー方式の無線通信の基地局におけるクライオクーラの使用に概ね関するものであるが、本発明の範囲はこのような実施例によって限定されるものではないことは理解されたい。本発明の詳細な説明によって、本発明の変形例は当業者にとって明白となる。
本発明の特徴及び効果は特に添付の特許請求の範囲に記載されている。しかし、本発明をよく理解するために、本発明の好適な実施例を図示した本書の一部を構成する図面及び該実施例の以下の説明を参照されたい。
添付の図面において、類似の部品には類似の参照番号が付されている。
本発明の原理に従って構成された低温端部を有するアセンブリを備えるクライオクーラは、様々な環境において各種の部品とともに使用可能である。しかし、本発明の原理は、低温端部を有するクライオクーラアセンブリの効率及び公差を改良するための装置及び方法に適用される。これらの改良は、クライオクーラアセンブリのシールされた外側ハウジングを構成する部品の数を最小限にし、アウトガスを放出する部品を該外側ハウジングの外部に任意で配置することによって達成される。
好適な低温端部を有するアセンブリを説明する前に、図1に示される従来の低温端部を有するアセンブリを説明する。図1では、代表的な従来のスターリングサイクルのクライオクーラ10が示されている。クライオクーラ10については、本発明の譲受人に譲渡された米国特許第6,327,862号の“最適な低温端部を備えるスターリングサイクルのクライオクーラ”に詳細に記載されている。この米国特許の開示内容を本書に含めて、本願の一部を構成するものとする。従って、クライオクーラの部品又は動作の全てを本書で説明することはしないことを理解されたい。図1のクライオクーラ10は、ディスプレーサユニット12と、熱交換器ユニット14と、コンプレッサ及びリニアモータアセンブリ16と、を備えている。
ディスプレーサユニット12は従来の方法で機能する。ディスプレーサユニット12は、好ましくは、ディスプレーサハウジング18と、ディスプレーサシリンダアセンブリ20と、ディスプレーサロッドアセンブリ24と、を備えている。ディスプレーサシリンダアセンブリ20内には、再生器ユニット22が取り付けられている。ディスプレーサシリンダアセンブリ20は、軸方向(即ち、Z軸方向)にスライドできるようにディスプレーサハウジング18内に取り付けられている。また、ディスプレーサシリンダアセンブリ20は、ディスプレーサハウジング18の内表面に固定されたディスプレーサライナに支持されている。
ディスプレーサエンドキャップ27は、ディスプレーサシリンダアセンブリ20の先端部内に設けられている。ディスプレーサロッドアセンブリ24の一端部は、ディスプレーサシリンダアセンブリ20に連結しており、該アセンブリ24の他端部34は、ディスプレーサフレクシャースプリングアセンブリ(displacer flexure spring assembly)32に結合している。従って、ディスプレーサシリンダアセンブリ20は、適切な状況下で、ディスプレーサハウジング18内で振動することができる。
熱交換器ユニット14は、コンプレッサ及びリニアモータアセンブリ16と、ディスプレーサユニット12と、の間に位置している。熱交換器ユニットは、熱交換器ブロック38と、フローダイバータ(flow diverter)又はその同等の構造体と、熱交換器取り付けフランジ42と、を備えている。熱交換器取り付けフランジ42は、コンプレッサ及びリニアモータアセンブリ16の圧力ハウジング44の先端部に結合している。
熱交換器ブロック38は、複数の内部熱交換器フィン46と、複数の外部排熱フィン48と、を備えている。従って、熱交換器ユニット14は、コンプレッサ及びリニアモータアセンブリ16とディスプレーサユニット12との連結部分に位置する領域PHOT内で圧縮されたヘリウム等の気体からの熱の放散を容易にするように構成されている(この領域PHOTは、コンプレッサ及びリニアモータアセンブリ16の圧縮室とも呼ばれる)。熱交換器ブロック38と、内部熱交換器フィン46と、外部排熱フィン48とは、概して、高純度の銅で形成されている。
コンプレッサ及びリニアモータアセンブリ16は圧力ハウジング44を備えている。該圧力ハウジング44内には、ピストンアセンブリ50が取り付けられている。ピストンアセンブリ50は、シリンダ52と、ピストン54と、ピストンアセンブリ取り付けブラケット56と、スプリングアセンブリ58と、を備えている。ピストンアセンブリ取り付けブラケット56は、ピストン54とスプリングアセンブリ58との結合部となっている。ピストン54は、シリンダ52内で往復運動を行うようになっている。
複数の気体軸受60は、ピストン54の外壁62の内部に設けられている。ピストン54内には、シールされたキャビティ61が形成されている。気体軸受60は、該キャビティ61から気体(例えばヘリウム)を受けとる。逆止弁63は、(参照符号PHOTで示された)領域内の気体の圧力がキャビティ61内の圧力を超えたとき(即ち、ピストンの貯留部の圧力を超えたとき)、シリンダの圧縮室(即ち参照符号PHOTで示された領域)とシールされたキャビティ61との間における導管となり、流体を1方向にのみ流す。
ピストン54には、複数のマグネット74が取り付けられていることが好ましい。シリンダ52の外部には内側積層体72が固定されている。圧力ハウジング44内には、外側積層体73が固定されている。外側積層体73は、マグネット74の外部に位置している。外側積層体73は、取り付けフランジ42に固定されていることが好ましい。内側積層体72及び外側積層体73は、鉄を含んだ素材で形成されることが好ましい。モータコイル70は、好ましくは、外側積層体73内にあり、ピストン54を包囲している。モータコイル70は、好ましくは、マグネット74の外部に位置しており、外側積層体73の凹部内にある。従って、ピストン54がシリンダ52内を移動する際、マグネット74は隙間75内を移動することは理解されたい。
上記の説明から分かることは、シールされた外側ハウジングが多数の部品によって構成されていることである。図2Aは、シールされた外側ハウジングを構成する各種部品を詳細に示している。多数ある各種部品を互いに接着してシールするためにろう付けが行われている。更に、様々なエポキシ接着剤を使用して互いに組み付けられる部品が多数ある。
図3において、本発明の原理に従って構成された低温端部を有するクライオクーラアセンブリの断面が示されている。クライオクーラ、即ち、低温端部を有するクライオクーラアセンブリは、参照番号100で示されており、シールされた外側ハウジング201を備えている。該ハウジング201は、低温端部を有するアセンブリ100の各種の部品、部材及びアセンブリを支持する構造となっている。低温端部を有するアセンブリの主なアセンブリには、ディスプレーサユニット112と、熱交換器ユニット114と、コンプレッサ及びリニアモータアセンブリ116と、が含まれている。リニアモータアセンブリは、コンプレッサの原動機として動作する。各アセンブリを以下で詳細に説明する。
図4は、シールされた外側ハウジング201の斜視図である。図5Aは、シールされた外側ハウジング201の断面を示している。図4及び図5Aから、ハウジング201が“ステンレス綱304”製の一体型構造をしていることが分かる。このステンレス綱304は、広く使用されているステンレス綱であり、概して、クロム及びニッケルをそれぞれ約18及び8パーセント含んでいる。このステンレス綱素材は、強度と耐食性とを良好に兼ね備えており、また、製造において良好な特性を示す。該素材は、適度の還元を起こす環境から僅かな酸化を起こす環境に至る広範囲の環境に抗する性質を有する。本発明においては、この素材は、ヘリウムから成る内部雰囲気をシールするハウジング201の素材となっている。また、この素材は、各種のサブアセンブリを適切に支持する構造となっている。好適な実施例において、このハウジング201は、およそ8と4分の3インチの直径を有する金属製の円盤を絞り加工することによって得たものである。好適実施例において、絞り加工後の最大外径は、最終的に、およそ3.442インチである。ハウジング201の高さは、およそ8.546インチである。
ハウジング201に必要な特性を有する素材としては他にチタニウム、インコネル、又はコバルトであり、また、その他の素材も使用可能である。望ましい素材の特性としては、構造的に安定していること、熱伝導性が低いこと、耐透過性が高いこと、そして、溶接及び切削加工が可能な特性を備えていることである。
図4及び図5Aを参照すると、ハウジング201は、互いに異なるサブアセンブリを支持及び/又は収容するように構成され配置されている部分を幾つか備えている。ハウジング201は、支持構造体としての機能及びシール機能を有することの他に、閉じている第1端部213から開放している第2端部214に至るまでの各種機能を提供している。ハウジング201の閉端部213は、他の部品とともに一直線上に配置するために最後に行われる切削加工を単純にするべく、開放された状態を維持してもよいが、最終的には、溶接、ろう付け、エポキシ樹脂での接着、或いは、気密性及び耐熱衝撃性を与える処置を施すこによって、閉ざされなければならない。
第1部分215は、第1端部213に最も近い端部に位置している。第1部分215は、その外部の周辺に対してはコールドフィンガとして作用するように配置及び構成されている。好適な実施例において、第1部分215は真空フランジ200(図3参照)を貫通している。第1端部213に位置する或いは第1端部213の近傍に位置する取り付けブラケット252(図3参照)には、HTSフィルタ(図示せず)が後ほど取り付けられる。第1部分215は、また、(図3に示される)再生器ユニット122を収容するように配置及び構成されている。第1部分215は、好ましくは、円形であり、好適な実施例において、ハウジング201の他の部分よりも小さい直径を有する。
第1部分215の隣には第2部分217が位置しており、第1部分と第2部分との間には第1移行部分216が位置している。真空フランジ200は、第2部分217の外部に取り付けられている。好ましくは、真空フランジ200は、収縮して第2部分217の外部に嵌められるように加工処理されている。従って、この第2部分217と真空フランジ200とを連結させるために、第2部分217の外部に対して切削加工を行い(規定された公差で)適切な直径を得ることが好ましい。真空フランジ200と第2部分217とを連結することによって、コールドフィンガ(例えば第1部分215)が入り込む真空環境はシールされる。第2部分217の内部は、概して、熱交換器ユニット114と協力し、且つ、該ユニット114を支持する。第2部分217は、好ましくは円形であり、好適な実施例において、第1部分215よりも大きな直径を有する。
第2部分217の隣には第3部分219が位置しており、第2部分217と第3部分219との間には第2移行部分218が位置している。第3部分219の外側はコイル170及び外側積層体204を支持している。第3部分219の内部は、概して、リニアモータ116の内部の部品と協力し、且つ、該部品を支持している。第3部分219は、好ましくは円形であり、好適な実施例において、第2部分217よりも大きな直径を有する。
第3部分219の隣には第4部分221が位置しており、第3部分219と第4部分221との間には、第3移行部分220が位置している。第4部分221は、第2端部214に位置している、或いは、第2端部の近傍に位置している。第4部分221は、ディスプレーサアセンブリのスプリングアセンブリを支持している。第4部分221は、低温端部を有するアセンブリをシールするために、(図3に示されている)エンドキャップ250とシール係合している。第4部分221は、好ましくは概ね円錐台の形状をしている。好適な実施例において、第4部分221の小端部は、第3部分219よりも大きな直径を有している。
以上で述べたように、第1部分215、第2部分217、第3部分219、第4部分221は、それぞれ、好ましくは、絞り加工されており、一体型で継ぎ目の無いハウジング201を構成している。しかし、ハウジング201を2つ或いはそれ以上の部分に分けて、その各部分を絞り加工して部品を形成し、その後互いに組み付けるような手法でもよい。継ぎ目の数を最小にして低温端部を有するアセンブリ100の製造方法を改良するために、該手法を用いてハウジングを製造することもできるが、1つの工程でハウジング201全体を絞り加工により形成することが好ましい。
第1端部213は閉ざされた端部として特徴付けられており、第2端部214は開放されている端部として特徴付けされている。しかし、このような特徴は、本発明を限定するものと解するべきではない。好適な実施例では、第2端部214は、組み付け作業を可能にするために開放されている。しかし、ハウジング201を2つ或いはそれ以上の部品で製造する場合(例えば、第2移行部分218及び/又は第3移行部分220で継ぎ目が形成される場合)は、第2端部214は閉ざされるように構成されていてもよい。更に、任意で、移行部分216、218、220を無くし、且つ/又はいろいろな形状を有するように構成してもよい。この移行部分の主な機能は、ハウジング201の機能的な部分間の移行部となることである。
図5A〜図5Fは、好ましくは絞り加工に次いで行われる各種の切削加工を示している。図5Aにおいて、ハウジング201の内表面は、手動でホーニングされており、各箇所301、303、305にて内径部が切削加工される。図5Bにおいて、内側ピストンボアアセンブリ307と、熱交換器ブロック309と、積み重なるスプリングを取り付けるための支持体308とがハウジング内に挿入される。
図5Cにおいて、(外側ハウジング内をその厚さ方向に通っている熱伝導路を短くするために)参照番号311で示される箇所において、ハウジング201の外部は切削加工される。また、(他の部品が収縮されて該ハウジング201に嵌って固定されるような適した寸法を得るために)参照番号313で示される箇所において、ハウジング201の外部は切削加工される。また、(外側モータを設計した場合においてのみ形成される渦電流損発生路を短くするために)参照番号315で示される箇所において、ハウジング201の外部は切削加工される。ただし、後述する他の実施例で記載されているように内側モータを設計する場合は、参照番号315で示される箇所におけるハウジング201の外部の切削加工は必要はない。これら3箇所311、313、315は、第1部分215、第2部分217、第3部分219にそれぞれ概ね対応している。
図5Dにおいて、真空フランジ200を加熱して、所定の位置まで押し込むことによって、該真空フランジ200は、収縮してハウジング201上に嵌められることが好ましい。図5Eにおいて、参照番号317で示される真空フランジ200の表面は切削加工される。この表面317は、(図3に示される)外部排熱器148を受け止める。図5Fにおいて、最終的に、さらに3つの内部表面が切削加工される。これら3つの内部表面は、参照番号319、321、323で示される。この最終的に行われる切削加工によって、ピストンアセンブリとコンプレッサアセンブリとディスプレーサアセンブリとを最も良好な状態で一直線上に配置し易くなる。図5Fに示される部品は図2Bに示される従来の部品に代わるものであることは理解されたい。
図5A〜図5Fに関連して説明した部品を切削加工することによって、これらの部品を良好な状態で同心で一直線上に配置することができる。例えば、従来では、同心度(concentricity)は、およそ0.0015インチであった。しかし、本書で述べるハウジング201を構成することによって、全体の同心度は、改良されて約0.0007インチとなっている。同心度を改良することによって、他の公差が改良され、組み付け作業が容易となり、また、製造過程がより首尾一貫したものとなる。
図3を参照しながら、低温端部を有するアセンブリ100を簡単に説明する。ディスプレーサユニット112は当業者には周知の方法で機能する。ディスプレーサユニット112は、好ましくは、ディスプレーサハウジング118と、ディスプレーサシリンダアセンブリ120と、ディスプレーサロッドアセンブリ124と、を備えている。ディスプレーサシリンダアセンブリ120内には、再生器ユニット122が取り付けられている。ディスプレーサシリンダアセンブリ120は、スライド可能にディスプレーサハウジング118内に取り付けられている。ディスプレーサエンドキャップ127は、ディスプレーサシリンダアセンブリ120の先端部内に設けられている。
ディスプレーサロッドアセンブリ124の第1端部はディスプレーサシリンダアセンブリ120の基部(図示せず)に結合しており、ディスプレーサロッドアセンブリ124の第2端部134はディスプレーサフレクシャースプリングアセンブリ132に結合している。従って、適切な状態であれば、ディスプレーサシリンダアセンブリ120はディスプレーサハウジング118内で振動する。ディスプレーサシリンダアセンブリ120とピストンボアとが良好な公差でもって正確に一直線上に配置されているので、従来では必要とされたディスプレーサライナは不要となる。
更に図3を参照すると、熱交換器ユニット114は、ディスプレーサユニット112とコンプレッサ及びリニアモータアセンブリ116との間に位置する。熱交換器ユニットは、熱交換器ブロック309と、複数の外部排熱フィン148と、を備えている。従って、熱交換器ユニット114は、ディスプレーサユニット112とコンプレッサ及びリニアモータアセンブリ116との連結部分に位置する領域(即ち、圧縮室PHOT)内で圧縮されたヘリウム等の気体からの熱の放散を容易にするように構成されている。好ましくは、熱交換器ブロック309は、高純度の銅で構成され、(上述のように)ハウジング201内の部品として設置される。好ましくは、外部排熱フィン148も高純度の銅で形成される。良好な熱伝導性を示すものであれば他の素材でも使用可能である。シールされたチャンバ部材201に対して、真空フランジ200が収縮して嵌って結合するので、従来のような熱交換器取り付けフランジは不要となる。
コンプレッサ及びリニアモータアセンブリ116は、シールされたチャンバ部材201内に取り付けられている。コンプレッサ及びリニアモータアセンブリ116はピストンアセンブリ150を備えている。ピストンアセンブリ150は、シリンダ152と、ピストン154と、ピストンアセンブリ取り付けブラケット155と、スプリングアセンブリ156と、を備えている。ピストンアセンブリ取り付けブラケット155は、ピストン154とスプリングアセンブリ156とを結合している。ピストン154は、シリンダ152内で往復運動するようになっている。
ピストン154の外壁の内部には1又はそれ以上の気体軸受160が設けられている。気体軸受160は、シールされたキャビティ162から気体(例えばヘリウム)を受けとる。逆止弁163は、(参照符号PHOTで示される)領域内の気体の圧力がキャビティ162内の圧力を超えたとき(即ち、ピストンの貯留部の圧力を超えたとき)、シリンダの圧縮室(即ち、参照符号PHOTで示される領域)とシールされたキャビティ162との間における導管となり、流体を1方向にのみ流す。
リニアモータアセンブリ116は、複数の外部コイル170と、外部に位置する外側積層体204と、を備えている。内側積層体208は、内側ピストンボアアセンブリ307に取り付けられている。移動マグネット210は、コイル170の下方に位置しており、移動マグネット210とコイル170との間にはシールされたチャンバ部材201が位置している。従って、ピストン154がシリンダ152内を移動すると、内部移動マグネット210も移動することは理解されたい。
低温端部を有するアセンブリ100においては、他の種類及びタイプのモータも任意で使用できる。例えば、米国特許第4,602,174号、6,141,971号、6,427,450号、6,483,207号のモータの構成を備えるようにモータアセンブリ116を変形させてもよい。
動作
ピストン154及びディスプレーサシリンダアセンブリ120は、動作中、およそ60Hzの共振周波数で概ね振動し、ディスプレーサシリンダアセンブリ120は、ピストン154とはおよそ90度の位相差で振動するようになっている。即ち、ディスプレーサシリンダアセンブリ120は、ピストン154よりもおよそ90度だけ位相が“進んだ状態”で運動していることになる。
ディスプレーサシリンダアセンブリ120がディスプレーサハウジング118の“低温”端部に移動すると、システム内の流体(例えばヘリウム)の大半がディスプレーサハウジング118の高温端部に移動し、且つ/又はフローダイバータ又はその類似の構造体の周辺を通り、内部熱交換器のフィンを通過してピストンアセンブリ150の圧縮領域内に入り込むことは当業者には理解できよう。ディスプレーサシリンダアセンブリ120の動きとピストン154の動きとは位相差があるため、ディスプレーサシリンダアセンブリ120がディスプレーサハウジング118の低温端部に位置するときは、ピストン154は、移動工程の中間地点に位置しており、フローダイバータ140に向かう方向に向かっている。これにより、圧縮領域内のヘリウムを圧縮し、ヘリウムの温度を上昇させる。圧縮熱は、圧縮されたヘリウムから内部熱交換器のフィンに移動し、該フィンから熱交換器ブロック309及び外部排熱フィン148に移動する。排熱フィン148から、該圧縮熱は外気中に出る。
ディスプレーサアセンブリ120がディスプレーサハウジング118の高温端部に移動すると、ヘリウムはディスプレーサハウジング118の低温端部に移動する。ヘリウムがディスプレーサシリンダ120を通過する際、該ヘリウムは、再生器122内に熱を蓄積させ、該再生器を出て、そして、ディスプレーサハウジング118の低温端部におよそ77Kで入る。このとき、コンプレッサピストン154は、好ましくは、移動工程の中間地点に位置しており、ピストンフレクシャースプリング156の方向に向かっている。これにより、ディスプレーサハウジング118の低温端部内にあるヘリウムを膨張させ、ヘリウムの温度を更に低下させ、ヘリウムが吸熱できるようにする。このようにして、低温端部は、冷凍ユニットとして機能し、“低温”源として作用することができる。
図6は、本発明の原理に従って構成された他の実施例における低温端部を有するクライオクーラアセンブリの断面図である。この実施例では、内側モータが設置されている。詳しくは、リニアモータアセンブリ116’の全部品は、シールされた外側ハウジング201’の内部に位置している。クライオクーラ、即ち、低温端部を有するクライオクーラアセンブリ100’において、リニアモータアセンブリ116’の各種部品の位置とシールされたハウジング201’の形状とを除くその他の部品及び動作についての変更は行われておらず同じである。クライオクーラ100’の各種部品及び動作は、クライオクーラ100において詳細に説明した通りであることは理解されたい。従って、この実施例において、クライオクーラ100’の部品についての詳細な説明は行わなず、シールされた外側ハウジング201’について以下で説明する。
図7A〜図7Fは、絞り加工の後に好ましくは行われるハウジング201’の切削加工の各種工程を示している。図7Aにおいて、ハウジング201’の内表面は手動でホーニングされており、参照番号301、303’、305’で示される箇所における内径部は切削加工される。リニアモータアセンブリ116’の部品をハウジング201’内に配置させるので、第3部分219’の直径は上記ハウジング201の第3部分219の直径よりも大きい。同様に、移行部分218’も変更がなされており、第2部分217と第3部分219’との間での移行部分となっている。更に、第3部分219’の円周が長いため、移行部分220を無くすことができる。その代わり、円錐台形状の第4部分221’を第3部分219’に直接繋げることができる。このような第4部分221’の形状と第3部分219’の大きな直径が提供されているので、切削加工された対応箇所は、それぞれ、参照番号303’、305’で示される箇所となる。この箇所303’、305’は、上述の箇所303、305と同様な目的で切削加工されている。
図7Bにおいて、内側ピストンボアアセンブリ307がハウジング201’内に挿入される。また、ハウジング201’内には、熱交換器ブロック309及び積み重なったスプリングを取り付けるための支持体308が挿入されている。図7Cにおいて、(外側ハウジング内をその厚さ方向に通っている熱伝導路を短くするために)参照番号311で示される箇所におけるハウジング201の外部は切削加工される。また、(他の部品が収縮されて該ハウジング201に嵌り固定されるような適した寸法を得るために)参照番号313で示される箇所におけるハウジング201の外部は切削加工される。そして、(この実施例では内側モータが配置されているので、上述したように、必須ではなく任意ではあるが)参照番号315’で示される箇所におけるハウジング201の外部が切削加工される。これらの箇所は、第1部分215、第2部分217、そして第3部分219’にそれぞれ概ね対応している。
図7Dにおいて、真空フランジ200を加熱して所定の箇所まで押し込むことによって、該真空フランジ200は収縮してハウジング201’上に嵌められることが好ましい。図7Eにおいて、参照番号317で示される真空フランジ200の表面は切削加工される。この表面317は外部排熱フィン148を受ける。図7Fにおいて、最終的に、更に3つの内部表面が切削加工される。これら3つの表面は参照番号319、321、323で示される。この最終的な切削加工によって、ピストンアセンブリとコンプレッサアセンブリとディスプレーサアセンブリとを最も良好な状態で一直線上に配置し易くなる。図7Fに示される部品は、図2Bに示される従来の部品に取って代わる部品であることは理解されたい。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は、上記実施例、即ち、上記実施例に開示された構成及び部品には限定されないことは当業者には理解されたい。本発明の原理を採用しており明細書に開示されたもの以外の部品を本発明の趣旨を逸脱しない範囲で形成可能であることは当業者には理解できよう。また、その部品の適用も、本発明の趣旨を逸脱しない限り、可能であることは当業者には理解されたい。明細書に開示されている構成は、本発明を原理を実用化したものにすぎない。他の変形例及び別実施例は当業者の知識の範囲内で可能であり、添付の特許請求の範囲に包含される。
従来の低温端部を有するアセンブリの断面図。 図1のアセンブリの外側部品の断面図。 本発明の実施例における部品と交換される図1のアセンブリの各種部品の断面図。 本発明の原理に従って構成された低温端部を有するアセンブリの断面で示し、シールされた外側チャンバ部材の外部にモータの一部が配置されている状態を示す図。 図3のシールされた外側チャンバ部材の斜視図。 本発明の原理に従って構成された低温端部を有するアセンブリを断面で示し、該アセンブリの切削加工及び組み立て作業の過程を示す図。 本発明の原理に従って構成された他の実施例における低温端部を有するアセンブリを断面で示し、シールされた外側チャンバ部の内部にモータが配置されている状態を示す図。 図6のアセンブリを断面で示し、該アセンブリの切削加工及び組み立て作業の過程を示す図。

Claims (21)

  1. 低温端部を有するクライオクーラアセンブリの外側ハウジングであって、
    前記クライオクーラアセンブリは、熱交換器と、ディスプレーサシリンダアセンブリと、ディスプレーサシリンダの原動機と、を備えており、
    前記外側ハウジングは、前記熱交換器と、前記ディスプレーサシリンダアセンブリと、前記原動機の少なくとも一部とを収容するように構成及び配置されている実質的に一体型のハウジングから成ることを特徴とする外側ハウジング。
  2. 前記外側ハウジングは、更に、コールドフィンガとして作用し且つ前記ディスプレーサシリンダアセンブリを実質的に収容するように構成及び配置されている第1部分と、前記熱交換器を実質的に収容するように構成及び配置されている第2部分と、前記原動機の前記少なくとも一部を実質的に収容するように構成及び配置されている第3部分と、から成ることを特徴とする請求項1に記載の外側ハウジング。
  3. 前記外側ハウジングは、更に、エンドキャップに取り付けられて前記エンドキャップと協力するように構成及び配置されている第4部分から成ることを特徴とする請求項2に記載の外側ハウジング。
  4. 前記第2部分は、更に、真空フランジが嵌着されるように構成及び配置されていることを特徴とする請求項2に記載の外側ハウジング。
  5. 前記第2部分と前記真空フランジとの組み合わせからなる構造体は、前記真空フランジの周囲に配置されている排熱器を支持する構造体となるように構成及び配置されていることを特徴とする請求項4に記載の外側ハウジング。
  6. 前記第1部分、前記第2部分及び前記第3部分は、それぞれ、概ね円形断面を有していることを特徴とする請求項5に記載の外側ハウジング。
  7. 前記第2部分は前記第1部分よりも大きな断面を有しており、前記第3部分は前記第2部分よりも大きな断面を有していることを特徴とする請求項6に記載の外側ハウジング。
  8. 前記第1部分は、第1移行部分を介して前記第2部分に継ぎ目無く接続されていることを特徴とする請求項2に記載の外側ハウジング。
  9. 前記第2部分は、第2移行部分を介して前記第3部分に継ぎ目無く接続されていることを特徴とする請求項2に記載の外側ハウジング。
  10. 前記第3部分は、第3移行部分を介して前記第4部分に継ぎ目無く接続されていることを特徴とする請求項2に記載の外側ハウジング。
  11. (a)前記第1部分は、第1移行部分を介して前記第2部分に継ぎ目無く接続されており、
    (b)前記第2部分は、第2移行部分を介して前記第3部分に継ぎ目無く接続されており、
    (c)前記第3部分は、第3移行部分を介して前記第4部分に継ぎ目無く接続されていることを特徴とする請求項2に記載の外側ハウジング。
  12. 低温端部を有するクライオクーラアセンブリのハウジングであって、
    前記クライオクーラアセンブリは、熱交換器と、ディスプレーサシリンダアセンブリと、ディスプレーサシリンダの原動機と、を備えており、
    前記ハウジングは、
    (a)コールドフィンガとして作用し且つ前記ディスプレーサシリンダアセンブリを実質的に収容するように構成及び配置されている第1部分と、
    (b)前記熱交換器を実質的に収容するように構成及び配置されている第2部分と、
    (c)前記原動機の少なくとも一部を実質的に収容するように構成及び配置されている第3部分と、から成り、
    前記第1部分と前記第2部分と前記第3部分とのうちの少なくとも2つの部分は、継ぎ目無く互いに接続されていることを特徴とするハウジング。
  13. 前記第1部分は前記第2部分に継ぎ目無く接続されており、前記第2部分は前記第3部分に継ぎ目無く接続されていることを特徴とする請求項12に記載のハウジング。
  14. 前記ハウジングは、更に、
    (a)前記第1部分と前記第2部分との間に位置する第1移行部分と、
    (b)前記第2部分と前記第3部分との間に位置する第2移行部分と、
    から成ることを特徴とする請求項13に記載のハウジング。
  15. 流体が圧縮される高温端部と、冷却された流体が送り込まれる低温端部と、を有するアセンブリであって、
    (a)原動機と、
    (b)前記原動機に動作可能に接続されており前記流体の圧縮を行うディスプレーサシリンダと、
    (c)熱交換器と、
    (d)前記ディスプレーサシリンダと前記熱交換器とを支持し且つ実質的に包囲し、前記原動機の少なくとも一部を支持し且つ包囲するように構成及び配置されている実質的に継ぎ目の無いハウジングと、
    から成ることを特徴とするアセンブリ。
  16. 前記ハウジングは第1端部から第2端部まで全体的に継ぎ目が無く、前記アセンブリを組み立てる際、前記ハウジングの前記第1端部は閉じており、前記ハウジングの前記第2端部は開放されていることを特徴とする請求項15に記載のアセンブリ。
  17. 前記アセンブリは、更に、エンドキャップから成り、前記エンドキャップは前記ハウジングの前記第2端部とシール係合していることを特徴とする請求項16に記載のアセンブリ。
  18. スターリングサイクルのクライオクーラであって、
    (a)ディスプレーサユニットと、
    (b)熱交換器ユニットと、
    (c)コンプレッサ及びリニアモータアセンブリと、
    (d)シールされた一体型のハウジングと、
    から成り、
    前記ハウジングは、前記ディスプレーサユニットの少なくとも一部と、前記熱交換器ユニットの少なくとも一部と、前記コンプレッサ及びリニアモータアセンブリの少なくとも一部とを支持且つ包囲するように構成及び配置されていることを特徴とするクライオクーラ。
  19. 前記ハウジングは第1端部から第2端部まで全体的に継ぎ目が無く、前記クライオクーラを組み立てる際、前記ハウジングの前記第1端部は閉じており、前記ハウジングの前記第2端部は開放されていることを特徴とする請求項18のクライオクーラ。
  20. 前記クライオクーラは、更に、エンドキャップから成り、前記エンドキャップは、前記ハウジングの前記第2端部とシール係合していることを特徴とする請求項19に記載のクライオクーラ。
  21. 低温端部を有するクライオクーラアセンブリを製造する方法であって、
    (a)前記アセンブリの一体型ハウジングを絞り加工により形成することと、
    (b)前記ハウジングの少なくとも1つの選択された内径部を切削加工することと、
    (c)切削加工された前記内径部のうちの少なくとも1つの内径部に隣接させてピストンボアアセンブリを設置することと、
    (d)前記ハウジングの少なくとも1つの選択された外径部を切削加工することと、
    (e)前記選択された外径部のうちの少なくとも1つの外径部に隣接させて真空フランジを設置することと、
    から成る方法。
JP2006542753A 2003-12-05 2004-12-03 低温端部を有するクライオクーラアセンブリ装置及び該装置の組み立て方法 Pending JP2007513317A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/729,719 US7137259B2 (en) 2003-12-05 2003-12-05 Cryocooler housing assembly apparatus and method
PCT/US2004/040399 WO2005121658A2 (en) 2003-12-05 2004-12-03 Cryocooler cold-end assembly apparatus and method

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007513317A true JP2007513317A (ja) 2007-05-24

Family

ID=34634004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006542753A Pending JP2007513317A (ja) 2003-12-05 2004-12-03 低温端部を有するクライオクーラアセンブリ装置及び該装置の組み立て方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7137259B2 (ja)
JP (1) JP2007513317A (ja)
CN (1) CN100443825C (ja)
DE (1) DE112004002355T5 (ja)
GB (1) GB2424470B (ja)
WO (1) WO2005121658A2 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070266714A1 (en) * 2006-05-19 2007-11-22 Andreas Fiedler Heat exchanger assembly
US8607560B2 (en) * 2008-02-28 2013-12-17 Superconductor Technologies, Inc. Method for centering reciprocating bodies and structures manufactured therewith
DE202007016275U1 (de) * 2007-11-20 2009-05-20 Consarctic Entwicklungs Und Handels Gmbh Wärmetauscher
US10088203B2 (en) * 2009-06-12 2018-10-02 Raytheon Company High efficiency compact linear cryocooler
US8615993B2 (en) * 2009-09-10 2013-12-31 Global Cooling, Inc. Bearing support system for free-piston stirling machines
KR20110097070A (ko) * 2010-02-24 2011-08-31 엘지전자 주식회사 극저온 냉동기의 디스플레이서 밸브
US8910486B2 (en) 2010-07-22 2014-12-16 Flir Systems, Inc. Expander for stirling engines and cryogenic coolers
US20140202172A1 (en) * 2013-01-22 2014-07-24 Sunpower, Inc. Cold Finger For Cryocoolers
GB2513151B (en) * 2013-04-17 2015-05-20 Siemens Plc Improved thermal contact between cryogenic refrigerators and cooled components
US10753653B2 (en) * 2018-04-06 2020-08-25 Sumitomo (Shi) Cryogenic Of America, Inc. Heat station for cooling a circulating cryogen
US11209192B2 (en) * 2019-07-29 2021-12-28 Cryo Tech Ltd. Cryogenic Stirling refrigerator with a pneumatic expander
JP7143272B2 (ja) * 2019-12-24 2022-09-28 ツインバード工業株式会社 フリーピストン型スターリング冷凍機
CN112815564A (zh) * 2020-12-22 2021-05-18 宁波芯斯特林低温设备有限公司 制冷机的不锈钢壳体及其加工方法
TWI759219B (zh) * 2021-06-03 2022-03-21 國立成功大學 史特靈冷凍櫃

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3148512A (en) * 1963-05-15 1964-09-15 Little Inc A Refrigeration apparatus
JPS60106079U (ja) * 1983-12-23 1985-07-19 株式会社 富士電機総合研究所 冷凍装置の蓄冷器付き膨張ピストン
JPH01137165A (ja) * 1987-11-24 1989-05-30 Mitsubishi Electric Corp 冷却機
DE3836959A1 (de) * 1988-10-30 1990-05-03 Donner Bernd Vibrationsfreie gaskaeltemaschine nach dem stirling-prinzip
US5020218A (en) * 1988-07-01 1991-06-04 Leybold Aktiengesellschaft Method for manufacturing a refrigerator cold head housing
JP2001349247A (ja) * 2000-06-08 2001-12-21 Twinbird Corp スターリングサイクル機関
US6446444B1 (en) * 2001-05-31 2002-09-10 Superconductor Technologies, Inc. Digital signal process control of stirling cycle cryogenic cooler drive and high temperature superconducting filter temperature control loop
US6446336B1 (en) * 1999-09-03 2002-09-10 Sunpower, Inc. Heat exchanger and method of constructing same
JP2003130480A (ja) * 2001-10-19 2003-05-08 Global Cooling Bv フリーピストン・スターリング装置のケーシング

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3717004A (en) * 1971-06-23 1973-02-20 Cryogenic Technology Inc Method and apparatus for minimizing motional heat leak in cryogenic apparatus
US3802211A (en) * 1972-11-21 1974-04-09 Cryogenic Technology Inc Temperature-staged cryogenic apparatus of stepped configuration with adjustable piston stroke
US4231418A (en) * 1979-05-07 1980-11-04 Hughes Aircraft Company Cryogenic regenerator
US4602174A (en) * 1983-12-01 1986-07-22 Sunpower, Inc. Electromechanical transducer particularly suitable for a linear alternator driven by a free-piston stirling engine
US4711650A (en) * 1986-09-04 1987-12-08 Raytheon Company Seal-less cryogenic expander
US5525845A (en) * 1994-03-21 1996-06-11 Sunpower, Inc. Fluid bearing with compliant linkage for centering reciprocating bodies
US5653112A (en) * 1994-08-03 1997-08-05 Hughes Electronics Cryocooler system with welded cold tip
US6070414A (en) * 1998-04-03 2000-06-06 Raytheon Company Cryogenic cooler with mechanically-flexible thermal interface
US6141971A (en) * 1998-10-20 2000-11-07 Superconductor Technologies, Inc. Cryocooler motor with split return iron
US6327862B1 (en) * 2000-04-26 2001-12-11 Superconductor Technologies, Inc. Stirling cycle cryocooler with optimized cold end design
US6483207B1 (en) * 2001-05-23 2002-11-19 Robert Walter Redlich Auto-centering linear motor
US6694730B2 (en) 2002-05-30 2004-02-24 Superconductor Technologies, Inc. Stirling cycle cryocooler with improved magnet ring assembly and gas bearings
JP3769751B2 (ja) 2003-02-19 2006-04-26 ツインバード工業株式会社 スターリングサイクル機関

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3148512A (en) * 1963-05-15 1964-09-15 Little Inc A Refrigeration apparatus
JPS60106079U (ja) * 1983-12-23 1985-07-19 株式会社 富士電機総合研究所 冷凍装置の蓄冷器付き膨張ピストン
JPH01137165A (ja) * 1987-11-24 1989-05-30 Mitsubishi Electric Corp 冷却機
US5020218A (en) * 1988-07-01 1991-06-04 Leybold Aktiengesellschaft Method for manufacturing a refrigerator cold head housing
DE3836959A1 (de) * 1988-10-30 1990-05-03 Donner Bernd Vibrationsfreie gaskaeltemaschine nach dem stirling-prinzip
US6446336B1 (en) * 1999-09-03 2002-09-10 Sunpower, Inc. Heat exchanger and method of constructing same
JP2001349247A (ja) * 2000-06-08 2001-12-21 Twinbird Corp スターリングサイクル機関
US6446444B1 (en) * 2001-05-31 2002-09-10 Superconductor Technologies, Inc. Digital signal process control of stirling cycle cryogenic cooler drive and high temperature superconducting filter temperature control loop
JP2003130480A (ja) * 2001-10-19 2003-05-08 Global Cooling Bv フリーピストン・スターリング装置のケーシング

Also Published As

Publication number Publication date
WO2005121658A2 (en) 2005-12-22
GB2424470B (en) 2009-06-03
US7137259B2 (en) 2006-11-21
WO2005121658A3 (en) 2006-02-09
US20050120721A1 (en) 2005-06-09
CN100443825C (zh) 2008-12-17
GB0610563D0 (en) 2006-07-05
CN1890513A (zh) 2007-01-03
DE112004002355T5 (de) 2006-11-30
GB2424470A (en) 2006-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6327862B1 (en) Stirling cycle cryocooler with optimized cold end design
KR100846007B1 (ko) 스털링 기관
JP2007513317A (ja) 低温端部を有するクライオクーラアセンブリ装置及び該装置の組み立て方法
US20070266714A1 (en) Heat exchanger assembly
US6141971A (en) Cryocooler motor with split return iron
JP2933390B2 (ja) 一体型スターリングクリオクーラ用のシール構造体
US6880335B2 (en) Stirling cycle cryocooler with improved magnet ring assembly and gas bearings
JP5877543B2 (ja) ディスプレーサ及びその製造方法及び蓄冷器式冷凍機
JP2003130480A (ja) フリーピストン・スターリング装置のケーシング
US6889596B2 (en) Compressor cooler and its assembly procedure
CA1312111C (en) Linear drive motor with flexure bearing support
CN105841385B (zh) 斯特林制冷机
CA1307313C (en) Linear motor compressor with stationary piston
KR100724038B1 (ko) 스털링 기관
KR20070017104A (ko) 극저온 냉각기의 냉각 단 어셈블리에 대한 장치 및 방법
JP5657479B2 (ja) 蓄冷式冷凍機
JP2823537B2 (ja) ガス圧縮膨張機
JPH09159299A (ja) スターリングサイクル式多段冷凍機
JP2004052866A (ja) 圧力容器及びそれを用いた機関
WO2017141656A1 (ja) スターリング冷凍機
JP2009092007A (ja) スターリング機関
JP2006017422A (ja) パルスチューブ冷凍機の位相制御機構
JPH10288414A (ja) スターリング冷凍機
JP2003254234A (ja) 圧縮機およびその製造方法
KR20110097073A (ko) 극저온 냉동기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100914

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100922

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20101008

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20101018

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20101111

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20101118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101214

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110705