JP2003254234A - 圧縮機およびその製造方法 - Google Patents

圧縮機およびその製造方法

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JP2003254234A
JP2003254234A JP2002050767A JP2002050767A JP2003254234A JP 2003254234 A JP2003254234 A JP 2003254234A JP 2002050767 A JP2002050767 A JP 2002050767A JP 2002050767 A JP2002050767 A JP 2002050767A JP 2003254234 A JP2003254234 A JP 2003254234A
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Yoshinori Mizoguchi
義則 溝口
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型、軽量で、信頼性の高い圧力容器を備えた
ものを得る。 【解決手段】円筒状のシリンダー1と、このシリンダー
1の内部空間に圧縮空間5を形成するピストン2と、こ
のピストン2を軸方向に往復駆動するリニア駆動部10
とを内部に収納する圧力容器を、筒状の筐体3と端部容
器4を溶接接続して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、小型の極低温冷
凍機等に用いられる圧縮機とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、この種の圧縮機として特願平5
−288419号公報、あるいは特開平8−11011
0号公報に記載されている圧縮機の構成を示す縦断面図
である。本圧縮機は、シリンダー101の内部円筒空間
に、支持ばね115に寄って片持ち支持された1組のピ
ストン102を両端より挿入し、クリアランスシールを
保持して往復駆動させることによって作動ガスの圧縮空
間105を形成する方式の圧縮機であり、永久磁石11
1を継鉄103の溝部に装着して形成した磁気回路中
に、ピストン102に連結された駆動子コイルを挿入
し、交番電流を通電して駆動子コイルに電磁力を作用さ
せることによってピストン102が往復駆動される。ピ
ストン102の反圧縮空間側のガス室106は、クリア
ランスシールの機能を保持するために密閉圧力空間とす
る必要があるので、シリンダー101と一体に形成され
た外側の筺体103のフランジ117に端部容器114
をボルト118により締結封止して、圧力容器が形成さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、極低
温で使用する各種センサーや通信用フィルター等の開発
の進展に伴って、これらの冷却に用いられる小型の極低
温冷凍機が注目され、この小型の極低温冷凍機用とし
て、小型、軽量で、信頼性の高い圧縮機が要求されてい
る。これに対して、図5に示したごとき従来の圧縮機に
おいては、ピストンのリニア駆動部を構成する磁気回路
を圧縮空間側の径方向外側に配置することによって、相
対的に軸長の短縮化が図られているが、外側の筺体に端
部容器をボルト締結して圧力容器を形成する構成として
いるので、ボルト締結用のフランジの突出により外径が
大きく、かつ、重量が重くなるという難点がある。ま
た、機械的作動部を備える装置においては、上記の封止
フランジをボルト締結する構成は気密封止の信頼性を維
持する点で必ずしも十分でないという問題点がある。
【0004】本発明はこのような従来技術の難点を考慮
してなされたもので、本発明の目的は、小型、軽量で、
かつ、極めて信頼性の高い圧力容器を備えた圧縮機、さ
らにはその製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明においては、小型の極低温冷凍機等に用い
られる圧縮機において、 (1)円筒空間を有するシリンダーと、この円筒空間内
に作動ガスの圧縮空間を形成するピストンと、このピス
トンを軸方向に往復駆動するリニア駆動部とを内部に収
納する圧力容器を、筒状の筺体、例えば継鉄からなる筒
状の筺体と、端部容器、例えばステンレス鋼からなる端
部容器とを溶接接続して構成することとする。
【0006】(2)また、上記(1)の圧縮機の製造に
際して、筒状の筺体の外周に放熱手段、例えば放熱フィ
ンを搭載したのち、筒状の筺体と端部容器とを溶接接続
して圧力容器を構成する方法を用いることとする。 (3)あるいは、円筒空間を有するシリンダーと、この
円筒空間内に作動ガスの圧縮空間を形成するピストン
と、前記ピストンを軸方向に往復駆動するリニア駆動部
とを内部に収納する圧力容器を、筒状の筺体、例えば継
鉄からなる筒状の筺体と、端部容器、例えばステンレス
鋼からなる端部容器とを、筒状の筺体を形成する金属材
料より熱伝導率の小さな金属材料からなる金属リングを
介して溶接接続して構成することとする。
【0007】(4)さらに、上記の(3)の圧縮機の製
造に際して、筒状の筺体に金属リングの一方の端面を溶
接接続したのち、筒状の筺体の内部にピストンおよびリ
ニア駆動部の駆動子コイルを挿入装着し、その後、金属
リングの他方の端面に端部容器を溶接接続して圧力容器
を構成する方法を用いることとする。 (5)さらに、上記の(3)の圧縮機の製造方法におい
て、筒状の筺体と金属リングの一方の端面との溶接接
続、あるいは金属リングの他方の端面と端部容器との溶
接接続に先立ち、筒状の筺体の外周に放熱手段、例えば
放熱フィンを搭載することとする。
【0008】上記の(1)のごとく、筒状の筺体と端部
容器とを溶接接続して圧力容器を構成することとすれ
ば、従来の封止フランジをボルト締結する構成(図5)
のごとき厚肉のフランジを必要としないので、外径が小
さくなり重量も低減される。また、溶接接続にて気密封
止されることとなるので、極めて信頼度の高い封止構成
となる。
【0009】また、上記の(2)のごとく、筒状の筺体
の外周に例えば放熱フィンのごとき放熱手段を搭載した
のち、筒状の筺体と端部容器とを溶接接続すれば、溶接
に伴う発熱が放熱手段を介して外部に効果的に排出され
るので、圧力容器の内部に収納される構成部品、特に温
度上昇により機能低下を生じる恐れのあるリニア駆動部
への熱流入が低減され、温度上昇が抑えられる。したが
って、リニア駆動部の機能不全を生じることなく、圧力
容器の溶接接続を行うことができる。
【0010】また、上記の(3)のごとく、筒状の筺体
と端部容器とを、筒状の筺体を形成する金属材料より熱
伝導率の小さな金属材料からなる金属リングを介して溶
接接続して圧力容器を構成することとしても、上記の
(1)の場合と同様に、小型、軽量化が達成され、か
つ、極めて信頼度の高い封止構成が得られる。また、上
記の(4)のごとく、筒状の筺体に金属リングの一方の
端面を溶接接続したのち、筒状の筺体の内部にピストン
およびリニア駆動部の駆動子コイルを挿入装着し、その
後、金属リングの他方の端面に端部容器を溶接すること
とすれば、温度上昇により機能低下を生じる恐れのある
駆動子コイルは、金属リングと端部容器を溶接する工程
において溶接に伴う発熱の影響を受けることとなるが、
金属リングは熱伝導率の小さな金属材料、例えばステン
レス鋼からなるので、金属リングを解しての伝熱は制限
され、駆動子コイルの温度上昇は所定の温度範囲に抑え
られる。したがって、リニア駆動部の機能不全を生じる
ことなく、圧力容器の溶接接続を行うことができる。さ
らにまた、上記の(5)のごとく、筺体の外周に放熱手
段を搭載したのち溶接を行えば、溶接に伴う発熱が放熱
手段を介して外部に効果的に排出され、リニア駆動部の
磁気回路や駆動子コイルの温度上昇が抑制されるので、
圧力容器の溶接接続に伴うリニア駆動部の機能低下をよ
り確実に防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて本発明の実
施の形態を説明する。 <実施例1>本実施例は、本発明の請求項1および請求
項2、3に係わるもので、図1は、本実施例の圧縮機の
構成を示す縦断面図である。
【0012】図に見られるように、本圧縮機の圧力容器
本体は、筺体3とシリンダー1をリブ8で一体に連結し
た二重円筒体として、継鉄7により形成されている。シ
リンダー1の内側の円筒空間には、クリアランスシール
を形成する隙間14を介して両端より一対のピストン2
が対向して挿入され、二つのピストン2の間に作動ガス
の圧縮空間5が形成されている。これらの二つのピスト
ン2は、圧縮空間5と反対側の端部において、支持ばね
15を介して筺体3の両端に片持ち支持されている。圧
力容器本体とシリンダー1との間に形成された継鉄7の
空隙9には永久磁石11が挿入、固着され、継鉄7と永
久磁石11により磁気回路が形成されている。この磁気
回路とともにリニア駆動部10を構成する駆動子コイル
12は、ピストン2に連結されたコイルボビン13に巻
かれており、この駆動子コイル12に交番電流を通電す
ることによって、駆動子コイル12に電磁力が作用し、
ピストン2が軸方向に往復運動を行って、作動ガスの圧
縮仕事が行われることとなる。
【0013】本圧縮機の特徴は、磁性材料からなる筺体
3の端部にステンレス鋼からなる端部容器4を嵌め込
み、溶接接続することによって圧力容器が形成されてい
ることにあり、本溶接接続によりガス室6が気密に封止
される。したがって、本圧縮機では従来の圧縮機のよう
な封止用のフランジが不要となるので、外径が小さくな
り重量も大幅に低減される。また、溶接接続にて気密封
止されることとなるので、極めて信頼度の高い封止構成
となる。
【0014】なお、本圧縮機では、筺体3と端部容器4
との溶接に伴う発熱による永久磁石11の固着部材や駆
動子コイル12の特性低下を防止するために、筺体3を
延伸させてこれらのリニア駆動部10の構成部材より隔
たった端部に溶接部位を設定することによって、これら
の構成部材の加熱が抑制されている。 <実施例2>本実施例は、本発明の請求項1および請求
項3、ならびに請求項4および請求項10に係わるもの
で、図2(a)は、本実施例の圧縮機の横方向側面図、
(b)は本圧縮機の縦断面図である。
【0015】図2(b)に見られるように、本実施例の
圧縮機では、筺体3Aとシリンダー1Aが非磁性材料を
用いて一体に形成されており、筺体3Aとシリンダー1
Aの間の凹部に継鉄7を装着し、さらにこの継鉄7の凹
部に永久磁石11を挿入、固着してリニア駆動部の磁気
回路が形成されている。また、一対のピストン2は、実
施例1の圧縮機の場合と同様に、支持ばね15によって
片持ち支持されて両端よりシリンダー1Aの内部空間へ
と挿入されており、磁気回路に挿入した駆動子コイル1
2に交番電流を通電することによって、軸方向に往復駆
動される。
【0016】本実施例の圧縮機においても、実施例1の
圧縮機の場合と同様に筺体3Aと端部容器4Aとを溶接
接続して圧力容器を形成しているが、本実施例の圧縮機
では、磁気回路を組み込んだ筺体3Aの外周に図2
(a)に見られるごとき放熱フィン20を搭載し、その
後、筺体3Aと端部容器4Aとを溶接接続する方法が採
られている。したがって、溶接接続に伴う発熱が放熱フ
ィン20を介して外気へと効果的に放出されるので、溶
接部位をリニア駆動部から大幅に隔てなうとも永久磁石
11の固着部材や駆動子コイル12の加熱は抑制され、
特性低下が防止されることとなる。
【0017】なお、本実施例の圧縮機においては、筺体
3Aと端部容器4Aを同一金属材料としているが、これ
らが互いに異種金属からなるものであっても、本実施例
のごとく筺体3Aの外周に放熱フィン20のごとき放熱
手段を搭載したのち溶接接続を行えば、リニア駆動部の
特性低下が防止され、小型、軽量化が実現されることは
改めて説明するまでもない。
【0018】<実施例3>本実施例は、本発明の請求項
5、6,7および請求項8に係わるもので、図3は本実
施例の圧縮機の構成を示す縦断面図、図4は本実施例の
圧縮機の組み立て方法を示す要部の分解斜視図ある。図
3に見られるように、本実施例の圧縮機においても、図
1に示した第1の実施例と同様に、筺体3Bは継鉄7に
より形成され、シリンダー1Bとリブで一体に連結され
た二重円筒体として構成されており、筺体3Bとシリン
ダー1Bとの間に永久磁石11を挿入、固着してリニア
駆動部を構成する磁気回路が形成されている。また、一
対のピストン2も、第1、あるいは第2の実施例と同様
に、支持ばね15によって片持ち支持されて両端よりシ
リンダー1Aの内部空間へと挿入されている。
【0019】本実施例の圧縮機の第1の実施例の圧縮機
との基本的な相違点は圧力容器の溶接接続構造にある。
すなわち、第1の実施例の圧縮機では、筺体3に端部容
器4が直接溶接されていたのに対して、本実施例の圧縮
機では、継鉄よりなる筺体3Bと継鉄より熱伝導率の小
さいステンレス鋼よりなる端部容器4Bとの間に同じく
ステンレス鋼よりなる金属リング30を介在させて溶接
接続されている。本構成の圧縮機の組み立てに際して
は、図4に示したごとく、まず、シリンダー1Aと磁気
回路を内蔵した筺体3Bの端部に金属リング30の一端
を気密に溶接接続する。次いで、支持ばね15により支
持され、駆動子コイル12が連結されたピストン2を筺
体3Bに装着し、その後、端部容器4Bを金属リング3
0の他端へと気密に溶接接続する。
【0020】このように圧力容器の溶接接続作業を行え
ば、筺体3Bに金属リング30を接続する第1回目の溶
接接続作業の際には、相対的に熱伝導率の高い継鉄より
なる筺体3Bを通して内部へ熱が伝達され、温度の上昇
をもたらすが、未だ駆動子コイル12は組み込まれてい
ないので、駆動子コイル12が特性低下を生じる恐れは
ない。なお、磁気回路を形成する永久磁石の装着に際し
て固着部材等が加熱により特性低下をきたす恐れのある
場合には、この第1回目の溶接接続作業を終了したの
ち、ピストン2の装着に先立って挿入、固着すればよ
い。端部容器4Bを金属リング30に接続する第2回目
の溶接接続作業の際には、溶接に伴う発熱が金属リング
30を通して筺体3Bへと伝達され、内蔵された各種構
成部材が加熱されることとなるが、上記のように、金属
リング30は筺体3Bに用いられている継鉄より熱伝導
率の小さいステンレス鋼よりなるので、金属リング30
を介しての熱伝導量は低く抑えられ、内蔵された各種構
成部材の温度上昇による特性低下は回避されることとな
る。
【0021】なお、本実施例の圧縮機の製造方法におい
ても、第1回目の溶接接続作業や第2回目の溶接接続作
業の際に、第2の実施例に示したごとく、筺体3Bの外
周に予め放熱フィンを搭載することとすれば、溶接に伴
う発熱が外部に放出されるので、より効果的に各種構成
部材の温度上昇を抑えることができる。
【0022】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によれば、 (1)圧縮機を請求項1、さらには請求項2、3に記載
のごとく構成することとしたので、従来の構成で用いら
れていた厚肉のフランジが不要となり、小型、軽量で、
かつ、極めて信頼性の高い圧力容器を備えた圧縮機が得
られることとなった。
【0023】(2)また、請求項4に記載のごとき製造
方法を用いれば、内部に収納される構成部材の特性低下
を生じる恐れがないので、請求項1、さらには請求項
2、3に記載のごとき圧縮機の製造方法として好適であ
る。 (3)また、圧縮機を請求項5、さらには請求項6、7
に記載のごとく構成することとしても、厚肉のフランジ
が不要となるので、小型、軽量で、かつ、極めて信頼性
の高い圧力容器を備えた圧縮機として好適である。
【0024】(4)また、請求項8、さらには請求項9
に記載のごとき製造方法を用いれば、内部に収納される
構成部材の特性低下を生じる恐れがないので、請求項
5、さらには請求項6、7に記載のごとき圧縮機の製造
方法として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧縮機の第1の実施例の構成を示す縦
断面図
【図2】本発明の圧縮機の第2の実施例の構成図で、
(a)は横方向側面図、(b)は縦断面図構成を示す縦
断面図
【図3】本発明の圧縮機の第3の実施例の構成を示す縦
断面図
【図4】第3の実施例の圧縮機の組み立て方法を示す要
部分解斜視図
【図5】従来のこの種の圧縮機の構成を示す縦断面図
【符号の説明】 1,1A,1B シリンダー 2 ピストン 3,3A,3B 筺体 4,4A,4B 端部容器 5 圧縮空間 6 ガス室 7 継鉄 8 リブ 10 リニア駆動部 11 永久磁石 12 駆動子コイル 13 コイルボビン 15 支持ばね 20 放熱フィン 30 金属リング

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒空間を有するシリンダーと、前記円筒
    空間内に作動ガスの圧縮空間を形成するピストンと、前
    記ピストンを軸方向に往復駆動するリニア駆動部とを内
    部に収納する圧力容器が、筒状の筺体と端部容器とを溶
    接接続して構成されている圧縮機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の圧縮機において、筒状の
    筺体を形成する金属材料が継鉄であることを特徴とする
    圧縮機。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の圧縮機におい
    て、端部容器を形成する金属材料がステンレス鋼である
    ことを特徴とする圧縮機。
  4. 【請求項4】筒状の筺体の外周に放熱手段を搭載し、そ
    ののち、筒状の筺体と端部容器とを溶接接続して圧力容
    器を構成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の圧縮機の製造方法。
  5. 【請求項5】円筒空間を有するシリンダーと、前記円筒
    空間内に作動ガスの圧縮空間を形成するピストンと、前
    記ピストンを軸方向に往復駆動するリニア駆動部とを内
    部に収納する圧力容器が、筒状の筺体と端部容器を、筒
    状の筺体を形成する金属材料より熱伝導率の小さな金属
    材料からなる金属リングを介して溶接接続して構成され
    ている圧縮機。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の圧縮機において、筒状の
    筺体を形成する金属材料が継鉄であることを特徴とする
    圧縮機。
  7. 【請求項7】請求項5または6に記載の圧縮機におい
    て、端部容器を形成する金属材料がステンレス鋼である
    ことを特徴とする圧縮機。
  8. 【請求項8】前記の筒状の筺体に金属リングの一方の端
    面を溶接接続し、次いで、筒状の筺体の内部にピストン
    およびリニア駆動部の駆動子コイルを挿入装着し、その
    のち、金属リングの他方の端面に端部容器を溶接接続し
    て圧力容器を構成することを特徴とする請求項5乃至7
    のいずれかに記載の圧縮機の製造方法。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の圧縮機の製造方法におい
    て、筒状の筺体と金属リングの一方の端面との溶接接
    続、あるいは金属リングの他方の端面と端部容器との溶
    接接続に先立ち、筒状の筺体の外周に放熱手段を搭載す
    ることを特徴とする圧縮機の製造方法。
  10. 【請求項10】請求項4または9に記載の圧縮機の製造
    方法において、前記放熱手段が放熱フィンであることを
    特徴とする圧縮機の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013002769A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Sumitomo Heavy Ind Ltd 蓄冷式冷凍機及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013002769A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Sumitomo Heavy Ind Ltd 蓄冷式冷凍機及びその製造方法

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