JP2007512039A - 可変視界磁石を有するmriシステム - Google Patents

可変視界磁石を有するmriシステム Download PDF

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Abstract

磁気共鳴画像化装置は、第1の磁場コイル(30)と、第2の磁場コイル(32)とを含む。電源(40、42)は、前記第1の磁場コイル(30)を駆動し、前記第2の磁場コイル(32)を選択的に駆動して、第1の方向に伸張した第1の選択可能視野(FOV1)を画成する第1の磁場と、前記第1の方向と異なる第2の方向に伸張した第2の選択可能視野(FOV2)を画成する第2の磁場を選択的に生成する。

Description

本発明は磁気共鳴の技術に関する。本発明は、短い穴(bore)磁気共鳴画像化スキャナに具体的に適用することができ、それを参照して説明する。しかし、本発明は、長い穴(bore)その他のタイプの磁気共鳴画像化スキャナや磁気共鳴分光器やその他の磁気共鳴の応用分野にも適用することができる。
磁石穴が短い(例えば1mより短い)磁気共鳴画像化スキャナは、看者の閉所恐怖症を軽減し、穴が短いことで画像化対象へのアクセスが容易にして磁気共鳴画像化によりモニターしてインターベンショナル処置を実行し、子供等の小さな対象を画像化するなどの観点で注目されている。
長い穴の構成から磁石のジオメトリが離れるにつれ、磁場が実質的に一定であり一様な球形の視野を生成する磁石コイルの設計は、より困難になる。長さと直径の比が1以下の磁石コイルの場合、大きく実質的に球形なボリュームを生成する磁石の設計は困難であるか、または不可能である。短い穴の磁石では、6次及び8次の磁場高調波を同時に無くすことは特に困難である。これらの高調波により視野は球形ではなくなる。
球形のボリュームは従来からのものであり、画像化装置を広い範囲の画像化アプリケーションに使用可能とする。例えば、磁石穴に横向き方向で視野を短くすると、軸方向スライスの半径方向視野が制限され、一方、磁石穴の軸方向で視野を短くすると、多数の横方向スライスを限定する画像化ボリュームの縦方向の長さが制限され、画像化平面の傾きが制約され、矢状画像化平面の長さが制限される。
大きな、ほぼ球形の視野を得るという問題は、短い穴の磁石については特に深刻であるが、より長い穴の磁石であっても、大きな、ほぼ球形の視野を得ることは困難である。
本発明は、上述の課題等を解消する改良された装置と方法を企図するものである。
一態様によると、第1の磁場コイルと第2の磁場コイルを含む磁気共鳴画像化装置を開示した。電源が、前記第1の磁場コイルを駆動し、前記第2の磁場コイルを選択的に駆動して、第1の方向に伸張した第1の選択可能視野を画成する第1の磁場と、前記第1の方向と異なる第2の方向に伸張した第2の選択可能視野を画成する第2の磁場を選択的に生成する。
他の態様によると、磁気共鳴画像化用選択可能視野を生成する方法が提供される。少なくとも第1の磁場コイルを駆動して、磁石穴軸に対して横向きの第1の断面の大きさと前記磁石穴軸方向の第1の長さを有する第1のほぼ楕円体の視野を画成する第1の磁場を発生する。前記第1の磁場コイルと第2の磁場コイルを駆動して、前記磁石穴軸に対して横向きの第2の断面の大きさと前記磁石穴軸方向の第2の長さを有する第2のほぼ楕円体の視野を画成する選択可能な第2の磁場を発生する。前記第1の断面の大きさと前記第1の長さの比率は、前記第2の断面の大きさと前記第2の長さの比率と異なる。
所望の画像領域の長さに対応する長さの視野を提供できる点で有利である。
また、選択された方向に伸張する視野を有する磁気共鳴画像化スキャナを提供する点で有利である。
さらに、選択可能視野を提供するために磁石の設計によっては排除することが困難な磁場高調波を使用する点で有利である。
以下の好ましい実施形態の詳細な説明を読めば、当業者には多数の別の利点と利益が明らかになるであろう。
本発明は、いろいろな構成要素及び構成要素の組み合わせの形を取り、いろいろなプロセス動作及びプロセス動作の組み合わせの形を取る。図面は好ましい実施形態を例示することを目的としており、本発明を限定するものと解釈すべきではない。
図1−4を参照して、磁気共鳴画像化システムは、磁石穴14と磁石穴軸16を画成するほぼ円筒形のハウジング12を有する磁気共鳴画像化スキャナ10を含む。磁石穴軸16は、z軸でもある。トロイダル磁石ハウジング12を図示したが、オープン磁石を使用してもよい。一部の実施形態において、磁気共鳴画像化スキャナ10は、短い穴の磁石を含み、穴の長さLboreは穴の直径Dbore以下であり、一実施形態では1mより小さい。しかし、穴がより長い(例えば、Lboreが1mより長い)磁石も使用することができる。
特に図2を参照して、ほぼドーナツ型のハウジング12は、第1と第2の超伝導磁場コイル30を囲む(cryoshroud)ためにクライオシュラウド(cryoshroud)ボリューム20を画成する。抵抗型コイルを使用することもできる。第1と第2の磁場コイル30、32は、コイルパッケージ中で互いに隣接している。各コイルパッケージは、第1の磁場コイルと第2の磁場コイルが巻かれている。第1の磁場コイルの巻線は、第1の磁場コイル30を画成するように直列またはその他の電気的構成で電気的に接続されている。一方、第2の磁場コイルの巻線は、第2の磁場コイル32を画成するように電気的に接続されている。図2に示した実施形態において、各コイルパッケージ内で、第1の磁場の部分は磁石穴14に比較的近く配置され、第2の磁場の部分は磁石穴14から比較的遠くに配置される。この相対的な配置は、磁石穴14から他のコイルパッケージよりも離れて配置されるストレイ磁場補償またはシールドコイルパッケージ36では逆になっている。実施形態によっては、磁場コイル30、32の長さ対直径比は1より小さい。
第1の磁場コイル30は第1の電源40により駆動され、第1の選択可能な視野FOV1を画成する第1の磁場を生成する。第1の視野FOV1は、磁石穴軸16に対して横方向に伸びている。第1のコイル巻線に固有の6次と8次の磁場高調波は、第1の視野FOV1の伸張に大きく貢献する。6次と8次の磁場高調波の相対的な符号に応じて、視野は長さ方向または半径方向に伸張する。相対的符号の1つの場合、横方向ディスクにのばされた球と同様に、視野FOV1は、半径方向に対称的に伸張される。6次及び8次の高調波の相対的符号が異なる場合、視野FOV2は磁石穴軸16にほぼ平行な方向に伸張される。当業者は、特に穴が短い磁石と長さ対直径比が1より小さい磁石の場合、6次と8次の高調波の視野伸張効果をなくすことは困難であることが分かるであろう。第1の磁場コイル30は、磁石穴軸16に沿ったB磁場成分を生成する。このB磁場成分は、6次と8次の高調波とともに画像化のための主磁場として機能する。6次及び8次の高調波は、その符号に応じて、一様な視野をFOV1またはFOV2として形成する。
第2の磁場コイル32は、第2の電源42により選択的に駆動され、補助磁場を生成する。この補助磁場は、第1の磁場コイル30の駆動により生成された第1の磁場と合成され、第2の選択可能視野をFOV1とFOV2とは別に画成する6次と8次の高調波の相対的符号を反転する。一実施形態において、第2の磁場コイル32は、磁石穴軸16と平行なB磁場成分はほとんど発生しない。結果として、第1の視野FOV1と第2の視野FOV2を切り換えるために第2の磁場コイル32を駆動しても、陽子の磁気共鳴周波数は変化しない。
別の実施形態において、第1と第2の磁場コイル30、32は、実質的に一定な大きさで第2の磁場コイル中の電流の方向を反転することにより、一様な視野形状が第1と第2の視野の間で変化するように、設計されている。この実施形態において、第1の視野は、第1の磁場コイル30を駆動して、第2の磁場コイルを第1の電流で駆動することにより形成される。第2の視野は、第1の磁場コイル30を駆動し続け、第2の磁場コイル32の駆動を第1の電流とは異なる第2の電流に変化させることにより形成される。このアプローチにより過渡的なスイッチングによるエネルギー損失を減らすことができる。一般的には、第2の磁場コイル32の第1と第2の電流は、その向きが反対である。
図3を特に参照して、第1の視野FOV1はほぼ楕円体形状であり、直径dの円形の断面は磁石穴軸16の方向に対してほぼ横向きであり、長さLは磁石穴軸16の方向である。図3において、ほぼ楕円体の第1の視野FOV1は扁平な楕円体形状であり、直径dは長さLより大きい。長さLboreが約800mmで直径dboreが約800mmである短い穴の磁石である一実施形態において、第1の視野FOV1の直径d=400mmであり、長さL=80mmである。
図4を特に参照して、第2の視野FOV2は、ほぼ楕円体形状であり、磁石穴軸16の方向に対してほぼ横向きの直径dの円形断面と、磁石穴軸16の方向に沿った長さLを有する。図4において、ほぼ楕円体の第2の視野FOV2は、偏長の楕円体形状であり、その直径dは長さLより小さい。短い磁石を使用する実施形態において、第2の視野FOV2の直径はd=100mmであり、長さL=300mmである。
例示した第1と第2の磁場コイル30、32及び対応する第1と第2の視野FOV1、FOV2の構成は単なる例である。当業者は具体的なアプリケーションに合わせて例示した構成を容易に修正することができる。例えば、コイルパッケージ中のコイルの各部分の相対的な位置関係を逆にして、補助磁場を発生する第2のコイルを磁石穴14の比較的近くに配置してもよい。また、第1の磁場コイルが扁長の楕円体形状を有する視野を形成し、第2の磁場コイルにより発生する補助磁場を加えると扁平の楕円体形状を有する視野が形成されるように、コイルを設計してもよい。第1と第2の視野の一方がほぼ球形、すなわち、磁石穴軸16の方向の長さが円形断面の直径とほぼ等しい楕円体形状であってもよい。さらにまた、円形断面を楕円その他の形状の断面で置き換えてもよい。例えば、楕円穴断面を有するスキャナにおいては、円形断面ではなく、楕円形断面の楕円体視野を有することは有利である。
任意的に、第2の電源42は、第2のコイル32に供給するパワー量を調節できる可変電源である。これにより、補助磁場を調節して、第1の磁場と調節される補助磁場とを組み合わせて、第1の視野FOV1と第2の視野FOV2の間の中間の空間的広がりを有する調節された第2の視野を形成するようにすることができる。2つ以上の磁場コイルで補助磁場を発生してもよい。この構成の場合、複数の補助磁場コイルを選択的に駆動して第2の視野を調節することができる。
特に図2を参照して、磁気共鳴画像化スキャナ10は、磁石穴14の内部に磁場グラディエントを発生する1組の磁場グラディエントコイル50をさらに含む。好ましい一実施形態において、1つ以上の可変視野磁場グラディエントコイル50は、磁場グラディエントコントローラ52により選択的に駆動され、第1の視野FOV1と第2の視野FOV2の選択された方とほぼ一致するように選択されたボリューム内に、1つ以上のほぼ線形の磁場グラディエントを発生する。可変視野磁場グラディエントコイルは、例えば、DeMeester等に付与された米国特許第6,479,999号で開示されているものが好適である。好ましくは、例えば、x、y、z方向の磁場を発生するコイルを別々にして複数の磁場グラディエントコイル50を備える。
図1を特に参照して、磁気共鳴画像化システムは、周知の構成要素(ここでは詳細には説明しない)を含むラジオ周波数システム60をさらに含む。一般的に、ラジオ周波数システム60は、磁石穴14内または磁石ハウジング12内に配置された全身ラジオ周波数コイル、ローカルラジオ周波数コイル、ラジオ周波数コイルアレイ等を含み、また画像化対象中の磁気共鳴を励起する1つ以上の前記ラジオ周波数コイルまたはコイルアレイに結合したラジオ周波数トランスミッタを含み、さらに画像化対象からの磁気共鳴信号を受信する1つ以上の前記ラジオ周波数コイルまたはコイルアレイに結合したラジオ周波数レシーバを含む。
上記の磁気共鳴信号は、好ましくは、磁場グラディエントコイル50により発生された磁場グラディエントによりk空間サンプルとして空間的にエンコードされている。このエンコードは、例えば、磁気共鳴励起の際にスライスを選択する磁場グラディエントを印加して、次にフェーズエンコーディンググラディエントを印加し、磁気共鳴信号のサンプリングの際に読み出しグラディエントを印加することにより行う。この空間的エンコーディング方法は単なる例である。ほぼいかなるタイプの空間的エンコーディング方法を用いても第1の視野FOV1と第2の視野FOV2の一方を選択して空間的にエンコードすることができる。磁気共鳴信号k空間サンプルは、k空間メモリ62に好適に格納される。画像再構成プロセッサ64は、逆フーリエ変換またはその他の再構成アルゴリズムを適用して、k空間データから1つ以上の再構成画像を生成する。
再構成画像は、画像メモリ66に格納され、ユーザインターフェイス70で処理及び表示され、不揮発メモリに格納され、ローカルエリアネットワークやインターネットを解して伝送されるなど、利用される。ユーザインターフェイス70は、好ましくは、ディスプレイ、プリンタ、その他の出力装置を含む。これらの出力装置により、技師、放射線科医、その他のオペレータや診断者は、再構成画像を見たり、表示したり、操作したりすることができる。さらにまた、ユーザインターフェイス70により、オペレータは、磁気共鳴画像化シーケンスコントローラ72と情報のやりとりをでき、磁気共鳴画像化シーケンスを選択し、画像化シーケンスを修正し、画像化シーケンスを実行し、磁気共鳴画像化スキャナ10を制御することができる。
第1の視野FOV1から第2の視野FOV2に切り換えるため、磁気共鳴画像化コントローラ72は第2の電源42を動作させて第2のコイル32を駆動する。一般的に、第2のコイルが駆動状態で安定するまでの時間は、画像化する看者の準備ができるまでの時間(例えば、5分から10分)よりも短い。同様に、第2の視野FOV2から第1の視野FOV1に切り換える際、第2の電源42は第2コイル32の駆動の駆動をやめる。一実施形態において、第1の磁場コイル30と第2の磁場コイル32は、それらの間に相互誘導がほぼないように相対的に配置される。この場合、第2の磁場コイル32を駆動しても駆動をやめても、第1の磁場コイル30には影響しない。第1の磁場コイル30は、画像化の間も視野FOV1とFOV2の間の切り換えの間も一定のレベルで駆動され続ける。
図2を特に参照して、第1の磁場コイル30と第2の磁場コイル32の間に相互誘導カップリングがある場合、第1の電源40を制御して、視野FOV1とFOV2の間の切り替えの際に第1の磁場コイル30の駆動を一定に保つフィードバックコントローラ80を実装することもできる。(フィードバックコントローラ80とそれに関連するフィードバック及び制御信号経路を図2に点線で示した。)一実施形態において、比例−積分−微分(PID)制御を用いた電流コントローラが第1の磁場コイル30を流れる電流を監視し、第1の電源40を制御して、第1の磁場コイル30を流れる電流を一定に保つ。
第1の磁場コイル30は、第1の視野FOV1と第2の視野FOV2のいずれが選択されているかにかかわらず、一定の磁場を発生するようい駆動することができる。結果として、第1の磁場コイル30の過渡応答特性は、一般的には重要ではない。しかし、視野FOV1とFOV2の間の切り換えの際に駆動されたり駆動をやめたりする第2の磁場コイル32の過渡応答特性は、速いことが好ましい。速い過渡コイル応答は、例えば、ヒステリシス損失が低い導体を用い、または、クライオスタットやコイル指示部品に誘起される渦電流を最小化して、ランピング損失を減らすことを目標にして第2の磁場コイル32を設計することにより好適に達成することができる。第2の磁場コイル32の切り替えの際に起こる過渡的なエネルギー損失により、コイル32の電流変化の際にヘリウムが蒸発するので、導電体の選定や導電性の低いコイル指示構造を使用することなどにより、このエネルギー損失を減らさなければならない。任意的に、超伝導または抵抗性シムコイル(図示せず)を含めて、第1及び第2の磁場の一方または両方をシムする。
視野FOV1とFOV2は、一般的に、実行すべき画像化のタイプに基づいて選択する。例えば、人間を対象として背骨の画像化の際、背骨は磁石穴軸16の方向と合っており、磁石穴軸16の方向に伸びている第2の視野FOV2の方が、第1の視野FOV1よりもカバーする範囲が広い。一方、磁石穴軸16に対して横向きの軸方向スライスの場合、または複数の隣接する軸方向スライスを用いたボリューム画像化の場合、磁石穴軸16に対して横向きに広がった第1の視野FOV1を使用する方が好ましい。好ましい一実施形態において、磁気共鳴画像化コントローラ72は、第2の電源42を動作させて、第2のコイル32を駆動して得られる第1の視野FOV1と第2のコイル32を駆動して得られる第2の視野FOV2を選択する。
好ましい実施形態を参照して本発明を説明した。明らかに、上記の詳細な説明を読んで理解すれば、修正や変更に想到するであろう。そのような修正や変更は、添付した請求項またはその均等物の範囲に入る場合は本発明に含まれると解釈すべきである。
選択可能な視野を有する磁気共鳴画像化スキャナを含む磁気共鳴画像化システムを表す概略図である。該磁気共鳴画像化スキャナは磁石穴をさらすように切り取られたハウジング部分を有する。 図1の磁気共鳴画像化スキャナを示す垂直断面図である。 第1の視野を示す透視図である。 第2の視野を示す透視図である。

Claims (20)

  1. 磁気共鳴画像化装置であって、
    第1の磁場コイルと、
    第2の磁場コイルと、
    前記第1の磁場コイルを駆動し、前記第2の磁場コイルを選択的に駆動して、第1の方向に伸張した第1の選択可能視野を画成する第1の磁場と、前記第1の方向と異なる第2の方向に伸張した第2の選択可能視野を画成する第2の磁場を選択的に生成する電源と、
    を含むことを特徴とする装置。
  2. 請求項1に記載の磁気共鳴画像化装置であって、
    内部に前記第1の磁場コイルと前記第2の磁場コイルが配置された、磁石穴(bore)と磁石穴軸を画成する磁石ハウジングをさらに含み、
    前記第1と第2の選択可能視野は前記磁石穴内にあることを特徴とする装置。
  3. 請求項2に記載の磁気共鳴画像化装置であって、
    前記第1の方向と前記第2の方向の一方は前記磁石穴軸に平行であり、
    前記第1の方向と前記第2の方向の他方は前記磁石穴軸に対してほぼ横向きの放射状に対称な方向を含むことを特徴とする装置。
  4. 請求項2に記載の磁気共鳴画像化装置であって、
    前記第1の磁場は、前記第2の磁場コイルを駆動することなしに前記第1の磁場コイルを駆動することにより発生され、
    前記第2の磁場は、前記第1の磁場を、前記第2の磁場コイルの駆動により発生された補助磁場と合成することにより発生されることを特徴とする装置。
  5. 請求項4に記載の磁気共鳴画像化装置であって、
    前記第1の磁場は、前記磁石穴軸と平行な磁場成分を含み、
    前記補助磁場は、前記磁石穴軸と平行な磁場成分はほとんど発生しないことを特徴とする装置。
  6. 請求項2に記載の磁気共鳴画像化装置であって、
    前記第1の磁場は、前記第1の磁場コイルを駆動し、第1のゼロでない電流で前記第2の磁場コイルを駆動することにより発生され、
    前記第2の磁場は、前記第1の磁場コイルを駆動し、前記第1のゼロでない電流とは反対の電流である第2のゼロでない電流で前記第2の磁場コイルを駆動することにより発生されることを特徴とする装置。
  7. 請求項2に記載の磁気共鳴画像化装置であって、
    前記磁石穴の長さは1mより短いことを特徴とする装置。
  8. 請求項2に記載の磁気共鳴画像化装置であって、
    前記第1の視野は、前記磁石穴軸に対して横向きの少なくとも1つのほぼ円形の断面を有する楕円体視野であり、
    前記第2の視野は、前記磁石穴軸に対して横向きの少なくとも1つのほぼ円形の断面を有する楕円体視野であることを特徴とする装置。
  9. 請求項8に記載の磁気共鳴画像化装置であって、
    前記第1の視野と前記第2の視野の一方は扁長の楕円体視野であり、前記第1の視野と前記第2の視野の他方は扁平の楕円体視野であることを特徴とする装置。
  10. 請求項1に記載の磁気共鳴画像化装置であって、
    前記第1の磁場は6次高調波と8次高調波を含み、前記6次高調波と8次高調波は第1の相対的極性または符号を有し、
    前記第2の磁場は6次高調波と8次高調波を含み、前記第2の磁場の6次及び8次高調波は、前記第1の磁場の6次及び8次高調波に対して反対の相対的極性または符号を有することを特徴とする装置。
  11. 請求項1に記載の磁気共鳴画像化装置であって、
    前記第1の磁場コイルと前記第2の磁場コイルは複数のコイルパッケージとして構成され、各コイルパッケージは前記第1の磁場コイルの部分と前記第2の磁場コイルの部分とを含み、前記第1の磁場コイルの部分は電気的に直列に接続されて前記第1の磁場コイルを電気的に形成し、前記第2の磁場コイルの部分は電気的に直列に接続されて前記第2の磁場コイルを電気的に形成することを特徴とする装置。
  12. 請求項1に記載の磁気共鳴画像化装置であって、
    前記第1の磁場コイルと前記第2の磁場コイルは、相互誘導がほとんどないように相対的に配置されていることを特徴とする装置。
  13. 請求項1に記載の磁気共鳴画像化装置であって、
    前記電源を制御して前記第1の視野と前記第2の視野の間の切り替えの際に前記第1の磁場コイルの駆動を一定に保つフィードバックコントローラをさらに含むことを特徴とする装置。
  14. 請求項1に記載の磁気共鳴画像化装置であって、
    前記磁石穴の長さは穴の直径以下であることを特徴とする装置。
  15. 請求項1に記載の磁気共鳴画像化装置であって、
    前記第1の視野と前記第2の視野の選択される一方とほぼ一致するボリューム内にほぼ線形の磁場グラディエントを発生する可変視野磁場グラディエントコイルをさらに含むことを特徴とする装置。
  16. 磁気共鳴画像化用選択可能視野を生成する方法であって、
    少なくとも第1の磁場コイルを駆動して、磁石穴軸に対して横向きの第1の断面の大きさと前記磁石穴軸方向の第1の長さを有する第1のほぼ楕円体の視野を画成する第1の磁場を発生するステップと、
    前記第1の磁場コイルと第2の磁場コイルを駆動して、前記磁石穴軸に対して横向きの第2の断面の大きさと前記磁石穴軸方向の第2の長さを有する第2のほぼ楕円体の視野を画成する選択可能な第2の磁場を発生するステップと、を含み、
    前記第1の断面の大きさと前記第1の長さの比率は、前記第2の断面の大きさと前記第2の長さの比率と異なることを特徴とする方法。
  17. 請求項16に記載の方法であって、
    前記第2の磁場コイルの選択的駆動を変更して、前記第1と第2の磁場を調節するステップをさらに有し、
    調節された視野を画成する前記調節された磁場は前記第1の視野と前記第2の視野の間の中間の空間的広がりを有することを特徴とする方法。
  18. 請求項16に記載の方法であって、
    前記第2の磁場コイルの選択的駆動は、
    第1のゼロでない電流で前記第2の磁場コイルを駆動して前記第1のほぼ楕円体の視野を画成刷る前記第1の磁場を発生するステップと、
    前記第1のゼロでない電流と異なる第2のゼロでない電流で前記第2の磁場コイルを駆動して、前記第2のほぼ楕円体の視野を画成する前記第2の磁場を発生するステップと、を有することを特徴とする方法。
  19. 請求項16に記載の方法であって、
    前記第1のほぼ楕円体の視野と前記第2のほぼ楕円体の視野の一方は扁長楕円体視野であり、前記第1のほぼ楕円体の視野と前記第2のほぼ楕円体の視野の他方は扁平楕円体視野であることを特徴とする方法。
  20. 請求項16に記載の方法であって、
    前記第1と第2の断面の大きさは、前記磁石穴軸に対して横向きのほぼ楕円体のしやの円形断面の半径であることを特徴とする方法。
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