JP2007511219A5 - - Google Patents

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本発明のさらなる実施態様において、幹細胞の回収は、幹細胞動員手法の後、および/または手術手法の後に実行する。
本発明の他のさらなる実施態様において、移植には自家細胞の動員を伴う。
本発明の他のさらなる実施態様において、移植は動員した幹細胞で実施される。
細胞治療の利用が急速に広がっており、徐々に種々の疾病の治療における重要な治療手法になりつつある。造血幹細胞(HSC)(たとえば、脊髄、臍帯血または動員末梢血由来)移植は、日常的に実施される保険補償細胞治療の1つの例である。しかしながら、がんおよび感染疾患のための免疫治療、軟骨欠損のためのコンドロサイト治療、神経変性疾患のための神経細胞治療、および多数の適用のための幹細胞治療を含む多くの他の細胞治療が同様に発展している[Forbes(2002) Clinical Science 103:355-369]。
本明細書で使用するように、「高度にストリンジェントな条件(highly stringent conditions)」は、上記式によって計算されたか、または実際測定したかのいずれかで、標的配列を有する完全な二本鎖に対して存在するTmよりも10C以上低くはないTmを供するものである。「中程度にストリンジェントな条件」は、上記式によって計算されたか、または実際測定したかいずれかで、標的配列を有する完全な二本鎖に対して存在するTmよりも20C以上低くはないTmを供するものである。限定はしないが、高度にストリンジェントな条件(ハイブリッドの計算された、または測定されたTmよりも5〜10C低い)および中程度にストリンジェントな条件(ハイブリッドの計算された、または測定されたTmより15〜20C低い)の例では、ハイブリッドの計算されたTmより低い適切な温度で、2×SSC(標準クエン酸食塩水)および0.5% SDS(硫酸ドデシルナトリウム)の洗浄溶液を使用する。該条件の究極のストリンジェンシーは主に洗浄条件によるものであり、とりわけ、使用したハイブリッド形成条件は、安定性の低いハイブリッドを安定なハイブリッドにしたがって形成させるものである。ついで、より高度にストリンジェントな洗浄条件によって、安定性の低いハイブリッドを取り除く。上述した高度なストリンジェンシーから中程度の洗浄条件まで使用可能な一般的なハイブリダイゼーション条件は、Tmよりもおよそ20〜25C低い温度での、6× SSC(または6× SSPE(標準リン酸食塩水−EDTA)、5×Denhardt’s試薬、0.5%SDS、100&マイクロ;g/ml変性し、断片化サケ精子DNAの溶液中でのハイブリダイゼーションである。混合プローブを使用する場合、SSCの代わりに塩酸テトラメチルアンモニウム(TMAC)を利用することが好ましい(Ausubel,1987,1999)。成体幹細胞は、骨髄吸引のような外科的手法を用いて入手可能であるか、またはNexell Therapeutics Inc.Irvine,CA,USAより入手できるもののような市販システムを用いて得られる。本発明で利用する幹細胞は、好ましくは、幹細胞動員手法を用いて回収(すなわち収穫)し、この方法ではHSCsを対象の循環系へ放出するために、化学治療またはサイトカイン刺激を用いる。動員が、脊髄手術よりも、より多くのHSCsおよび前駆細胞を産出することが知られているので、幹細胞は好ましくはこの手法を用いて回収する。
幹細胞動員は、多数の分子によって誘導可能である。実施例には、顆粒球コロニー−刺激因子(G−CSF)、顆粒球−マクロファージコロニー−刺激因子(GM−CSF)、インターロイキン(IL)−7、IL−3、IL−12、幹細胞因子(SCF)およびflt−3リガンドのようなサイトカイン、IL−8、Mip−1α、Groβ、またはSDF−1のようなケモカイン、化学治療薬剤シクロホスファミド(Cy)およびパクリタキセルが含まれるが、限定されるものではない。しかしながら、これらの分子は、速度論および効果が異なることが認められるが、しかしながら、現在公知の実施態様にしたがって、G−CSFが単独でまたはシクロホスファミドとのような組み合わせで、幹細胞を動員するために、好ましく使用される。典型的には、G−CSFは5〜10μg/kgの用量で5〜10日間、毎日投与する。幹細胞を動員する方法は、米国特許第6,447,766号および第6,162,427号で開示されている。ヒト胚幹細胞はヒト胚盤胞より単離可能である。ヒト胚盤胞は典型的には、ヒトのインビボでの未着床胚から、またはインビトロでの受精(IVF)胚から得る。あるいは、単一細胞ヒト胚を胚盤胞期に広げることが可能である。ヒトES細胞の単離のために、透明帯を胚盤胞から取り除き、内部細胞塊(ICM)を免疫手術によって単離し、そこでは、栄養外胚葉細胞を溶解し、穏やかにピペッティングすることによって無損傷のICMより除去する。ついでICMを、その増殖を可能にする適切な培養を含む組織培養フラスコ中にプレートする。9〜15日後、機械的分解によって、または酵素的分解によってのいずれかで、増殖を誘導したICMをクランプ内に分離させ、ついで細胞を、新しい組織培地上に再プレートする。未分化形態を示しているコロニーをマイクロピペットによって個々に選別し、クランプ内に機械的に分離し、再プレートする。ついで、得られたES細胞を1〜2週間ごと定期的に分割する。ヒトES細胞の製造方法における、さらなる詳細に関しては、Thomson et al.,[米国特許第5,843,780号、Science 282:1145,1998;Curr.Top.Dev.Biol.38:133,1998;Proc.Natl.Acad.Sci.USA 92:7844,1995]、Bongso et al.,[Hum Reprod 4:706,1989]、Gardner et al.,[Fertil.Steril.69:84,1998]を参照のこと。
CXCR4過剰発現系のさらなる拡大は、遺伝子治療プロトコールに続く、損なわれたホーミングおよび生着を改善するために効果的なツールとして働き得る8、9。さらに、ヒトCD34+細胞のCXCR4過剰発現は、両方ともが低い細胞収率によって限定され得る化学治療処置に続く臨床CB CD34+移植の改善、ならびに自家動員PBL CD34+移植を促進しうる6。さらに、間葉性幹細胞のような他の細胞型は、種々の器官へ遊走する能力を有するが、しかしながら、それらの生着のレベルは特に低い。したがって、標的器官内でのSDF−1の発現または投与の誘導とともに、細胞表面の構造性または一過性CXCR4発現を促進する系の発展が、インビボでの指向性遊走ならびに器官回復の一部として患者の対象の器官の種々の細胞型の長期再増殖および発達のために有益であり得る。したがって、本発明者らは、多くの臨床プロトコールの結果を改善できる幹細胞の機能および発達を調節するための普遍的な系として、CXCR4の過剰発現を提案する。
材料および実験手法
ヒト細胞−臍帯血(CB)細胞および成人動員末梢血(MPB)細胞を、インフォームドコンセントの後に得た。CD34+細胞濃縮を、先に記述された[Kollet(2001)Blood 97:3283-3291]ように、磁気ビーズ分離を用いて実施した。CXCR4発現を、精製した抗ヒトCXCR4(クローン12G5、R&D、ミネアポリス、MN)およびヤギ抗マウスIgG FITCの二次F(ab’)2断片(ジャクソン(Jackson)、ウエストグローブ、PA)を用いた、フローサイトメトリーによって促進した。
本発明を、添付の図面を参照しながら、例示のためのみで本明細書において記載する。図面に対する詳細な以下の具体的な言及により、示される特定の内容は、例示のため、および本発明の好ましい実施形態の実例の検討を目的とするにすぎず、本発明の原理および概念的態様の最も有用かつ容易に理解される記載と考えられるものを提供する過程において示されたことを強調する。これに関連し、本発明の構造的詳細を、本発明の基本的な理解に必要とされる以上に詳細に示す試みはしておらず、本記載内容は、図面と合わせると、本発明のいくつかの形態がどのようにして実際に具現化され得るかが当業者に自明となる。
レンチウイルスベクター構築物の略図的表示を示す。統合プロウイルスの相当する部分のみを描写している。EF1−αプロモーターを利用して、対照ベクターにおける緑色蛍光タンパク質(GFP)cDNA(上パネル)または実験ベクターのCXCR4−IRES−GFPバイシストロン性カセット(下パネル)のいずれかの発現を駆動する。SD=スプライス ドナー、SA=スプライス アクセプター、pA=ポリアデニル化シグナル、SIN=自己−不活性化ベクター。 レンチウイルス−形質導入ヒトCD34+細胞における、細胞表面CXCR4発現を示す。モック−またはレンチウイルス感染に続いて、臍帯血(CB)および動員末梢血(MPB)CD34+細胞を、GFP発現のみ、または抗−hCXCR4−PE抗体を用いたCXCR4発現に付随するGFPのいずれかに関して、フローサイトメトリーによって解析した。A.データは、CB CD34+細胞の代表的なFACS解析を示す。数字は総CD34+細胞の割合を示す。フォワード スカッタード(FSC)は細胞サイズの指標である。B.結果は、CXCR4を発現しているCBおよびMPB CD34+細胞の割合を示し、7回の独立した実験の平均値±SEを示している。対照GFP−感染細胞と比較して、*p<0.01。C.GFP形質導入(GFP)、CXCR4形質導入(CXCR4)またはアイソタイプ対照細胞の細胞表面(上パネル)および細胞内(下パネル)CXCR4発現の免疫蛍光検出。 形質導入CB CD34+細胞のコロニー形成前駆細胞含量を示す。レンチウイルス形質導入CB CD34+細胞を、半固体メチルセルロース培地中に播種した。A.GFP+コロニー形成細胞(CFC)コロニーを、14日目に位相差顕微鏡によって解析した。上パネルは対照ベクター形質導入細胞から得たBFU−E(a)およびCFU−GM(b)を示す。下パネルはCXCR4形質導入細胞から得たBFU−E(c)およびCFU−GM(d)を示す。代表的な実験を示す。B.データは、CFU−GMおよびBFU−Eコロニーの総数を示す。棒の上の数字は、総コロニーに対するGFP+コロニーの割合を示す。棒は、3回の独立した実験の平均値±SEを示す。GFP−形質導入細胞のBFU−Eコロニーと比較して*p=0.004。C.CBおよびMPB CD34+細胞を、ヒト抗−CD34および抗−CD38 mAbによって標識化した。数字は、全集団から得た陽性細胞の割合を示す。3回のうち、代表的な実験を示す。 形質導入CD34+細胞において発現したCXCR4の機能を示す。A.CXCR4−形質導入CB CD34+細胞を、示した時間SDF−1(300ng/ml)で刺激し、細胞内F−アクチン含量をFACSによって測定した。データは、未刺激細胞と比較して、SDF−1での刺激後にF−アクチン含量が倍増加したことを示唆している。データは、3回の独立した実験の平均値±SEを表す。B.示したようにCXCR4−形質導入CBおよびMPB CD34+細胞を異なるSDF−1濃度に向かうそれらの遊走に関して、トランスウェル遊走アッセイにて試験した。データはSDF−1への遊走細胞の割合を示す。棒は5回の独立した実験の平均値±SEを表す。125ng/ml SDF−1での対照GFP−形質導入細胞と比較して、*p<0.04(CB)、*p=0.03(MPB)。10ng/ml SDF−1での対照GFP−形質導入細胞と比較して、*p<0.05(CB)、*p<0.05(MPB)。 異なるSDF−1濃度に対するCXCR4−過剰発現CB CD34+細胞の応答を示す。A.レンチウイルス形質導入CB CD34+細胞を、SCF(50ng/ml)、FLT−3L(50ng/ml)およびIL−6(50ng/ml)との組み合わせで、SDF−1(50ng/ml)を含む血清不含条件中で7日間インキュベートした。結果は、SDF−1の存在しない状態でインキュベートした細胞と比較して、生細胞の数の倍増加として表している。結果は、二重で実施した3回の独立した実験の平均値±SEを表す。B.レンチウイルス形質導入CB CD34+細胞を、1μg/ml SDF−1とともに一晩インキュベートし、(i)免疫染色によってCXCR4発現を、および(ii)トランスウェル遊走系を用いてSDF−1(125ng/ml)誘導インビトロ中の遊走を試験した。棒は、二重で実施した2回の独立した実験の平均値±SEを表す。未処理細胞と比較して*p<0.05(黒棒)。 CXCR4過剰発現SCID再生細胞(SRC)のインビボでの多系統分化再構築およびGFP発現を示す。CXCR4−形質導入CB CD34+細胞を、亜致死的放射NOD/SCIDマウスに注射した。移植の5週間後のマウスを、対照GFP−形質導入細胞と比較して、ヒト再増殖細胞の存在に関して試験した。A.マウスBM(i)、脾臓(ii)および末梢血(PB)(iii)を、ヒトCD45+細胞の%を検出するFACS解析によって、ヒト細胞生着に関して解析した。棒は、二重または三重で実施した9回の独立した実験の平均値±SEを表す。対照GFP−形質導入細胞と比較して*p<0.005。B.代表的なNOD/SCID移植レシピエントにおけるヒトSRCのリンパおよび骨髄分化を、それぞれCD19およびCD33抗体染色によって示す。数字は、総生集団に対する陽性細胞の割合を表す。C.BM細胞を、ヒト特異的パン白血球マーカーCD45およびB細胞系統分化マーカーCD19で染色し、FACSによって解析した。数字は、総CD45集団から計算したCD19細胞の割合を示す。データは代表的な実験を示す。D/生着マウスBM細胞をヒト特異的抗−CD34および抗−CD38 mAbsで染色し、フローサイトメトリーによって解析した。数字は、始原、未分化CD34+/38−/low細胞の割合を示す。データは代表的な実験を示す。E.濃縮、未熟CD34+細胞の、脾臓へのホーミングを、ヒト特異的抗−CD34および抗−CD38 mAbsでの染色によって、移植16時間(MPC)後または2時間(CB)後に決定した。棒は二重で実施した3回の独立した実験の平均値±SEを表す。対照細胞と比較して*p<0.05。 CXCR4の略図的実例を示す。 CB CD34+細胞におけるCXCR4過剰発現がインビボで6H8エピトープの変質を防止することを示す。A.形質導入CD34+細胞を亜致死的(375R)放射NOD/SCIDマウスに移植した。移植の5週間後、マウスBMを回収し、CXCR4の12G5または6H8エピトープに対して陽性に染色されたヒト細胞の存在を解析した。数字は平均CXCR4蛍光を表す。B.GFP(対照)およびCXCR4過剰発現細胞の12G5および6H8 mAbsでの染色に続く、Aのような平均CXCR4蛍光の代表的なヒストグラムFACS解析。

Claims (33)

  1. 多量のCD34 + /CD38 -/low 系統の未熟な初期前駆細胞を有する幹細胞を含む細胞の集団を製造するための方法であって、回収された動員末梢血CD34 + 濃縮造血幹細胞内に、CXCR4の配列を含むDNA断片を導入することを含む方法。
  2. 細胞の集団が、低濃度のSDF−1に応答してCXCR4シグナル伝達の改善を示す請求項1記載の方法。
  3. 細胞の集団が、高濃度のSDF−1に応答してCXCR4シグナル伝達の改善を示す請求項1記載の方法。
  4. 所定の閾値以上のCXCR4レベルを有する幹細胞をFACSにより単離することをさらに含む請求項1記載の方法。
  5. 幹細胞が、脊髄および赤血球系統へ分化可能である請求項1記載の方法。
  6. CD34+/CD38-/low系統の未熟な初期前駆細胞の量が、集団の約1〜5%である請求項記載の方法。
  7. CD34+/CD38-/low系統の未熟な初期前駆細胞が、集団の約3%以上の量である請求項記載の方法。
  8. 低濃度のSDF−1が、約50ng/ml以下である請求項2記載の方法。
  9. 改善されたシグナル伝達が、低濃度のSDF−1によって仲介される細胞遊走の増強として現れる請求項2または記載の方法。
  10. 改善されたシグナル伝達が、低濃度のSDF−1によって仲介される細胞増殖の増強として現れる請求項2または記載の方法。
  11. 高濃度のSDF−1が、約1マイクログラム/ml以上である請求項3記載の方法。
  12. 改善されたシグナル伝達が、SDF−1による脱感作の減少によって現れる請求項3または11記載の方法。
  13. 動員末梢血CD34 + 造血幹細胞内にCXCR4の配列を含むDNA断片を導入することによって製造され、多量のCD34 + /CD38 -/low 系統の未熟な初期前駆細胞を発現し、低濃度および/または高濃度のSDF−1に応答して改善されたCXCR4シグナル伝達能力を示す幹細胞を含む集団。
  14. 脊髄および赤血球系統へ分化可能である請求項13記載の細胞の集団。
  15. 多量のCD34+/CD38-/lowが、集団の約1〜5%である請求項13記載の細胞の集団。
  16. 多量のCD34+/CD38-/lowが、集団の約3%以上である請求項13記載の細胞の集団。
  17. 低濃度のSDF−1が、約50ng/ml以下である請求項13記載の細胞の集団。
  18. 高濃度のSDF−1が、約1マイクログラム/ml以上である請求項13記載の細胞の集団。
  19. 必要とする対象の標的組織に対する幹細胞のホーミングを増加させるための医薬の製造における請求項13〜18のいずれか1項に記載の細胞の集団の使用。
  20. 必要とする対象の標的組織の再増殖を増加させるための医薬の製造における請求項13〜18のいずれか1項に記載の細胞の集団の使用。
  21. 前記標的組織が、骨髄、血管、心臓、肺、肝臓、膵臓、腎臓、神経系、皮膚、骨および骨格筋からなる群より選択される請求項19または20記載の細胞の集団の使用。
  22. 移植を促進するための請求項19または20記載の細胞の集団の使用。
  23. 移植が化学治療プロトコールにしたがう請求項22記載の細胞の集団の使用。
  24. 移植が自家移植である請求項22記載の細胞の集団の使用。
  25. 移植が、自家細胞の動員を伴う請求項24記載の細胞の集団の使用。
  26. 移植が異種移植である請求項22記載の細胞の集団の使用。
  27. 移植が動員幹細胞で実施される請求項22に記載の細胞の集団の使用。
  28. 細胞または組織置換が必要な対象における疾患を治療するための医薬組成物であって、治療的に有効量の請求項13〜18のいずれか1項に記載の細胞の集団を含医薬組成物
  29. インタクトな6H8エピトープを含むCXCR4を発現している幹細胞を含む、細胞の集団を製造する方法であって、回収された動員末梢血CD34 + 造血幹細胞にCXCR4の配列を含むDNA断片を導入することを含む方法。
  30. 動員末梢血CD34 + 造血幹細胞にCXCR4の配列を含むDNA断片を導入することによって製造される、インタクトなCXCR4 6H8エピトープを含む幹細胞を含む細胞の集団。
  31. 必要とする対象における移植のための医薬の製造における請求項30記載の細胞の集団の使用。
  32. CXCR4の配列を含むDNA断片を動員末梢血CD34 + 造血幹細胞に導入することによって製造されるインタクトなCXCR4 6H8エピトープを示している幹細胞を含む幹細胞の集団を含む医薬組成物。
  33. 細胞または組織置換を必要とする疾病を治療するための請求項32記載の医薬組成物
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