JP2007510019A - オレフィンの重合用成分および触媒 - Google Patents

オレフィンの重合用成分および触媒 Download PDF

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Abstract

本発明は、Mg、Ti、ハロゲン、および特定式のチオフェンジカルボキシレート誘導体から選択される電子供与体を含む、オレフィンCH2=CHR(式中、Rは水素原子または1〜12の炭素原子を有する炭化水素基である)の重合用固体触媒成分に関する。前記触媒成分は、オレフィン、特にプロピレンの重合に用いられるとき、高収率で、かつ高いキシレン不溶性によって示される高いアイソタクチック指数を有するポリマーを与え得る。

Description

本発明は、オレフィンの重合用触媒成分、それから得られる触媒、およびオレフィンの重合における前記触媒の使用に関する。特に、本発明は、オレフィンの立体特異重合に好適な、Ti、Mg、ハロゲンおよびチオフェンジカルボキシレート誘導体から選択される電子供与化合物を含む触媒成分に関する。前記触媒成分は、オレフィン、特にプロピレンの重合に用いられるとき、高収率で、かつ高いキシレン不溶性によって示される高いアイソタクチック指数を有するポリマーを与え得る。
オレフィン重合触媒の製造用電子供与化合物としての、いくつかのチオフェンジカルボキシレート誘導体の使用が当該技術で知られている。米国特許第4,525,555号は、例えば、触媒製造に使用し得る電子供与化合物の中に、ジ-メチル チオフェン-2,3-ジカルボキシレートおよびジ-エチル チオフェン-2,3-ジカルボキシレートを挙げている。しかしながら、これらの使用は、例証されていない。米国特許第4,725,656号は、少なくとも電子供与体が使用されるMg、Tiおよびハロゲンを含む触媒の製造を記載している。その電子供与体は、環状モノまたはポリエステル化合物のいくつかの種類の中から選択することができ、それらの中でも、ジ-n-ブチル チオフェン-2,3-ジカルボキシレートおよびジ-イソオクチル チオフェン-3,4-ジカルボキシレートが例証はされていないが記載されている。
立体規則性のポリマーを高収率で与え得るオレフィンの重合用触媒の開発の計画において、出願人は、内部供与体として上記化合物を含む触媒成分を用いて重合試験を行った。実施例の項に示すように、その触媒は、不十分な活性/立体特異性バランスを与えた。
したがって、あるチオフェンジカルボキシレート誘導体、特に置換されたもの使用が、従来技術のチオフェン誘導体を含む触媒成分に対して活性および立体特異性の増加した触媒成分を与えることがわかったことは非常に驚くべきことである。
したがって、本発明の目的は、Mg、Ti、ハロゲン、および式(I):
Figure 2007510019
[式中、Rは分枝状のアルキル基であり、R1、R2およびR3は同一または異なって、水素、ハロゲン、R4、OR4、COOR4、SR4、NR4 2およびPR4 2(式中、R4は任意に1つまたはそれ以上のヘテロ原子を含有する、線状または分枝状の、C1〜C20アルキル、C2〜C20アルケニル、C3〜C20シクロアルキル、C6〜C20アリール、C7〜C20アルキルアリールまたはC7〜C20アリールアルキル基である)であり、かつ2またはそれ以上の前記R1〜R3基は結合して環を形成することもでき、但しR1およびR2の少なくとも1つがCOOR4であり、R2がCOO−イソオクチルでRがイソオクチルのとき、R1および/またはR3は水素と異なる]
のチオフェン誘導体から選択される電子供与体とを含む、オレフィンCH2=CHR(式中、Rは水素原子または1〜12の炭素原子を有する炭化水素基である)の重合用固体触媒成分を提供することである。
Rは、4〜15の炭素原子、特に4〜10の炭素原子を有する1級の分枝状アルキルが好ましい。特に、好ましい基は、イソブチル、イソペンチル、ネオペンチル、2-メチル-ブチル、2-エチル-ブチルおよび2-エチル-ヘキシルである。
式(I)のチオフェンジカルボキシレート誘導体の中で、1つの特に好ましい群は、3,4-ジカルボキシレートのもの、すなわちR2がCOOR基であるものである。この場合、R1および/またはR3は、C1〜C20アルキル基であるのが特に好ましい。特に好ましくは、R1またはR3が水素と異なる化合物である。
好ましいジカルボキシレート誘導体のもう1つの下位群は、2,3-ジカルボキシレートのもの、すなわちR1がCOOR基であるものである。また、この場合、R2およびR3の少なくとも1つが水素と異なるものが好ましい。さらに好ましくは、R2およびR3の1つのみ、特にR3が水素と異なり、特にC1〜C20アルキル基から選択される。
有用なチオフェンジカルボキシレート誘導体の特定の例は、ジ-イソブチル チオフェン-2,3-ジカルボキシレート、ジ-イソブチル チオフェン-3,4-ジカルボキシレート、ジ-イソブチル 5-メチル-チオフェン-2,3-ジカルボキシレート、ジ-イソブチル 2-メチル-チオフェン-3,4-ジカルボキシレート、ジ-イソブチル 2,5-ジ-メチル-チオフェン-3,4-ジカルボキシレート、ジ-イソブチル 5-イソプロピル-チオフェン-2,3-ジカルボキシレート、ジ-イソブチル 2-イソプロピル-チオフェン-3,4-ジカルボキシレート、ジ-イソブチル 2-クロロ-チオフェン-3,4-ジカルボキシレート、ジ-イソブチル 2-ブロモ-チオフェン-3,4-ジカルボキシレート、ジ-イソブチル 2,5-ジ-クロロ-チオフェン-3,4-ジカルボキシレート、ジ-イソブチル 2,5-ジ-ブロモ-チオフェン-3,4-ジカルボキシレート、ジ-イソブチル 5-クロロ-チオフェン-2,3-ジカルボキシレート、ジ-イソブチル 5-ブロモ-チオフェン-2,3-ジカルボキシレート、ジ-イソブチル 4,5-ジ-クロロ-チオフェン-2,3-ジカルボキシレート、ジ-イソブチル 4,5-ジ-ブロモ-チオフェン-2,3-ジカルボキシレート、ジ-イソブチル 5-エチル-チオフェン-2,3-ジカルボキシレート、ジ-イソブチル 5-プロピル-チオフェン-2,3-ジカルボキシレート、ジ-イソブチル 5-ブチル-チオフェン-2,3-ジカルボキシレート、ジ-イソブチル 5-イソブチル-チオフェン-2,3-ジカルボキシレート、
ジ-イソペンチル チオフェン-2,3-ジカルボキシレート、ジ-イソペンチル チオフェン-3,4-ジカルボキシレート、ジ-イソペンチル 5-メチル-チオフェン-2,3-ジカルボキシレート、ジ-イソペンチル 2-メチル-チオフェン-3,4-ジカルボキシレート、ジ-イソペンチル 2,5-ジ-メチル-チオフェン-3,4-ジカルボキシレート、ジ-イソペンチル 5-イソプロピル-チオフェン-2,3-ジカルボキシレート、ジ-イソペンチル 2-イソプロピル-チオフェン-3,4-ジカルボキシレート、
ジ-ネオペンチル チオフェン-2,3-ジカルボキシレート、ジ-ネオペンチル チオフェン-3,4-ジカルボキシレート、ジ-ネオペンチル 5-メチル-チオフェン-2,3-ジカルボキシレート、ジ-ネオペンチル 2-メチル-チオフェン-3,4-ジカルボキシレート、ジ-ネオペンチル 2,5-ジ-メチル-チオフェン-3,4-ジカルボキシレート、ジ-ネオペンチル 5-イソプロピル-チオフェン-2,3-ジカルボキシレート、ジ-ネオペンチル 2-イソプロピル-チオフェン-3,4-ジカルボキシレート
である。
上記の説明のように、本発明の触媒成分は、上記の電子供与体以外にTi、Mgおよびハロゲンを含む。特に触媒成分は、少なくともTi−ハロゲン結合を有するチタン化合物を含み、かつ上記の電子供与化合物は、Mgハライド上に担持されている。マグネシウムハライドは、チーグラー・ナッタ触媒用支持体として、特許文献から広く知られている活性形態のMgCl2が好ましい。米国特許第4,298,718号および米国特許第4,495,338号は、チーグラー・ナッタ触媒におけるこれらの化合物の使用を最初に記載している。これらの特許から、オレフィンの重合用触媒の成分における支持体または共支持体(co-support)として用いられる活性形態のマクネシウムジハライドは、不活性ハライドのスペクトルに現れる最強回折線の強度が減少し、かつ不活性ハライドのスペクトルに現れる最強回折線が、その最大強度がより強い線の角度に対してより低い角度に向って移動したハロ(halo)によって置き換わっているX線スペクトルによって特徴付けられることが公知である。
本発明の触媒成分において用いられる好ましいチタン化合物は、TiCl4および TiCl3であり;さらに、式Ti(OR)n-yy(式中、nはチタンの価数であり、yは1とnとの間の数である)のTi−ハロアルコラートも用いることができる。
固体触媒成分の製造は、いくつかの方法により行うことができる。
これらの方法の1つによれば、無水状態のマグネシウムジクロリドおよびチオフェン誘導体が共に、マグネシウムジクロリドの活性化が起こる条件下で微粉砕される。そのようにして得られた生成物は、80と135℃との間の温度で過剰のTiCl4と1回またはそれ以上処理することができる。この処理は、塩素イオンが消失するまで炭化水素溶剤での洗浄に引き続き行う。
さらなる方法によれば、無水状態のマグネシウムジクロリド、チタン化合物および チオフェン誘導体の共微粉砕によって得られた生成物が、1,2-ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロメタンなどのようなハロゲン化炭化水素で処理される。その処理は、40℃からハロゲン化炭化水素の沸点までの温度で、1〜4時間の間の時間行われる。次いで、得られた生成物は、一般にヘキサンのような不活性な炭化水素溶剤で洗浄される。
もう1つの方法によれば、マグネシウムジクロリドがよく知られた方法により予備活性化され、次いで溶液中にチオフェン誘導体を含む過剰のTiCl4で約80〜135℃の温度で処理される。TiCl4での処理が繰り返され、未反応のTiCl4を除去するために、固体がヘキサンで洗浄される。
さらなる方法は、マグネシウムアルコラートまたはクロロアルコラート(特にクロロアルコラートは米国特許第4,220,554号により製造される)と、チオフェン誘導体とを含む過剰のTiClとの、溶液中、約80〜120℃の温度での反応からなる。
好ましい方法によれば、固体触媒成分は、式Ti(OR)n-yy(式中、nはチタンの価数であり、yは1とnとの間の数である)のチタン化合物、好ましくはTiCl4を、MgCl2・pROH(式中、pは0.1と6、好ましくは2と3.5との間の数であり、Rは1〜18の炭素原子を有する炭化水素基である)の付加物から誘導されるマグネシウムクロリドとを反応することにより製造することができる。付加物は、アルコールとマグネシウムクロリドとを、付加物と不混和性の不活性な炭化水素の存在下、攪拌条件下、付加物の融点(100〜130℃)で操作して混合することにより、球状形態で好適に製造することができる。次いで、エマルションが素早く急冷され、その結果、球状粒子の形態で付加物の固化が起こる。
この手法により製造される球状付加物の例は、米国特許第4,399,054号および米国特許第4,469,648号に記載されている。そのようにして得られた付加物は、アルコールのモル数が一般に3より低い、好ましくは0.1〜2.5である付加物を得るために、Ti化合物と直接反応させることができるか、または予め温度制御された脱アルコラート化(80〜130℃)に付すことができる。Ti化合物との反応は、冷TiCl4中(一般に0℃)で付加物(脱アルコラート化された、またはそれ自体)を懸濁することにより行うことができ;その混合物は、80〜130℃まで加熱され、この温度で0.5〜2時間保持される。TiCl4との処理は、1回またはそれ以上行うことができる。チオフェン誘導体は、TiCl4との処理の間に添加することができる。電子供与化合物との処理は、1回またはそれ以上繰り返すことができる。
球状形態の触媒成分の製造は、例えば、欧州特許出願第EP-A-395083号、第EP-A-553805号、第EP-A-553806号、第EPA-601525号および国際公開第WO98/44001号に記載されている。
上記の方法により得られる固体触媒成分は、一般的に20と500m2/gの間、好ましくは50と400m2/gの間の表面積(B.E.T.法による)と、0.2cm3/gより高い、好ましくは0.2と0.6cm3/gの間の全多孔度(B.E.T.法による)を示す。10,000Åに及ぶ半径を有する空隙に起因する多孔度(Hg法)は、一般に0.3〜1.5cm3/g、好ましくは0.45〜1cm3/gの範囲である。
本発明の固体触媒成分のさらなる製造方法は、80〜130℃の間の温度での、マグネシウムジアルコキシドまたはジアリールオキシドのようなマグネシウムジヒドロカルボキシルオキシド化合物の、芳香族炭化水素(トルエン、キシレンなどのような)中のTiCl4の溶液でのハロゲン化からなる。芳香族炭化水素溶液中でのTiCl4による処理は、1回またはそれ以上繰り返すことができ、かつチオフェン誘導体はそれらの1回またはそれ以上の処理中に添加される。
これらの製造方法のいずれにおいても、所望のチオフェン誘導体は、そのまま添加できるか、または代替法として、例えば、エステル化、トランスエステル化などのような公知の化学反応の手段により、望ましい電子供与化合物に変換し得る適切な前躯体を使用することにより現場で得ることができる。一般的に、チオフェン誘導体は、0.01〜1、好ましくは0.05〜0.5のMgCl2に対するモル比で用いられる。
本発明による固体触媒成分は、公知の方法によりそれらを有機アルミニウム化合物と反応させることにより、オレフィンの重合用触媒に変換される。
特に、本発明の目的は、
(a)Mg、Ti、ハロゲン、および式(I):
Figure 2007510019
[式中、Rは分枝状のアルキル基であり、R1、R2およびR3は同一または異なって、水素、ハロゲン、R4、OR4、OCOR4、SR4、NR4 2およびPR4 2(式中、R4は任意に1つまたはそれ以上のヘテロ原子を含有する、線状または分枝状の、飽和または不飽和のC1〜C20アルキル、C3〜C20シクロアルキル、C6〜C20アリール、C7〜C20アルキルアリールまたはC7〜C20アリールアルキル基である)であり、かつ2またはそれ以上の前記R1〜R3基は結合して環を形成することもでき、但しR1およびR2の少なくとも1つがCOOR4であり、R2がCOO−イソオクチルでRがイソオクチルのとき、R1および/またはR3は水素と異なる]
のチオフェン誘導体から選択される電子供与体とを含む固体触媒成分、
(a)アルキルアルミニウム化合物、任意に
(b)1つまたはそれ以上の電子供与化合物(外部供与体)
の間での反応生成物を含む、オレフィンCH2=CHR(式中、Rは水素原子または1〜12の炭素原子を有する炭化水素基である)の重合用触媒である。
アルキル-Al化合物(b)は、好ましくは、例えばトリエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリ-n-ブチルアルミニウム、トリ-n-ヘキシルアルミニウムおよび トリ-n-オクチルアルミニウムのようなトリアルキルアルミニウム化合物から選択される。また、トリアルキルアルミニウムの、アルキルアルミニウムハライド、アルキルアルミニウムハイドライド、またはAlEt2ClおよびAl2Et3Cl3のようなアルキルアルミニウムセスキクロリドとの混合物を用いることもできる。
外部供与体(c)は、チオフェン誘導体と同じ種類であることができ、また異なることもできる。好適な外部電子供与化合物は、珪素化合物、エーテル類、エチル4-エトキシベンゾエートのようなエステル類、アミン類、複素環式化合物、特に2,2,6,6-テトラメチルピペリジン、ケトン類および一般式(II):
Figure 2007510019
(式中、RI、RII、RIII、RIV、RVおよびRVIは互いに同一または異なり、水素原子または1〜18の炭素原子を有する炭化水素基であり、かつRVIIおよびRVIIIは互いに同一または異なり、それらが水素でありえないということ以外は、RI〜RVIと同じ意味を有し;1つまたはそれ以上のRI〜RVIII基は環を形成するために結合することができる)
の1,3-ジエーテル類である。特に好ましくは、RVIIおよびRVIIIがC1〜C4アルキル基から選択される1,3-ジエーテル類である。
もう1つの好ましい外部供与体の種類は、式:Ra 5b 6Si(OR7)c(式中、aおよびbは0〜2の整数であり、cは1〜3の整数であり、かつ合計(a+b+c)は4であり;R5、R6およびR7は、任意にヘテロ原子を含む、1〜18の炭素原子を有する、アルキル、シクロアルキルまたはアリール基である)の珪素化合物である。
特に好ましくは、aが1、bが1、cが2であり、R5およびR6の少なくとも1つが任意にヘテロ原子を含有する3〜10の炭素原子を有する分枝状のアルキル、シクロアルキルまたはアリール基から選択され、かつR7がC1〜C10アルキル基、特にメチルである珪素化合物である。
このような好ましい珪素化合物の具体例は、メチルシクロヘキシルジメトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、メチル-t-ブチルジメトキシシラン、ジシクロペンチルジメトキシシラン、2-エチルピペリジニル-2-t-ブチルジメトキシシランおよび1,1,1-トリフルオロプロピル-2-エチルピペリジニル-ジメトキシシランである。
また、aが0、cが3であり、R6が任意にヘテロ原子を含有する分枝状のアルキルまたはシクロアルキル基であり、かつR7がメチルである珪素化合物も好ましい。
このような好ましい珪素化合物の具体例は、シクロヘキシルトリメトキシシラン、t-ブチルトリメトキシシランおよびテキシルトリメトキシシランである。
電子供与化合物(c)は、0.1〜500、好ましくは1〜300、より好ましくは3〜100の有機アルミニウム化合物と前記電子供与化合物(c)との間のモル比で与えられるような適切な量で用いられる。
前に示したように、オレフィン、特にプロピレンの(共)重合において用いられるとき、本発明の触媒は、高収率で、高いアイソタクチック指数(高いキシレン不溶性によって示される)を有するポリマーを与え、したがって、特性の優れたバランスを示す。これは、以下に報告する比較例からわかるように、従来技術のチオフェン化合物の内部電子供与体としての使用が収率および/またはキシレン不溶性に関して悪い結果を与えるという事実からは特に驚くべきことである。
したがって、本発明のさらなる目的は、
(a)上記の固体触媒成分;
(b)アルキルアルミニウム化合物および、任意に
(c)1つまたはそれ以上の電子供与化合物(外部供与体)
の間での反応生成物を含む触媒の存在下で行われるオレフィンの(共)重合方法である。
(共)重合される好ましいオレフィンは、2〜12の炭素原子を有するアルファオレフィンである。特に、エチレン、プロピレン、ブテン-1、ヘキセン-1およびオクテン-1である。それらの中でも、エチレン、プロピレン、ブテン-1およびそれらの混合物が特に好ましい。重合工程は、公知の技術、例えば不活性な炭化水素溶媒に希釈するように用いるスラリー重合、または反応媒体として液体モノマー(例えば、プロピレン)を用いる塊状重合により行うことができる。また、1つまたはそれ以上の流動化または機械的攪拌床反応器で操作する気相での重合工程を行うこともできる。
重合は、一般に20〜120℃、好ましくは40〜80℃の温度で行われる。重合が気相で行われるとき、その操作圧力は、一般に0.5と10MPaとの間、好ましくは1と5MPaとの間である。塊状重合における操作圧力は、一般に1と6MPaとの間、好ましくは1.5と4MPaとの間である。水素または連鎖移動剤として作用し得る他の化合物は、ポリマーの分子量を制御するために用いることができる。
次の実施例は、本発明をより説明するために非限定的に与えられる。
特徴付け
チオフェン誘導体の製造
チオフェンジカルボキシレート誘導体は、次に説明する手法により製造することができる。
ジ-イソブチル チオフェン-3,4-ジカルボキシレート
58.2mLの2-メチル-1-プロパノール中で機械的に攪拌された5.00gのチオフェン-3,4-カルボン酸(アルドリッヒから購入した)のスラリーを11.0mLのクロロトリメチルシランと室温で処理した。添加の完了後、反応混合物を室温で1時間、次いで65℃で1日間攪拌し、0℃において水で急冷し、エーテルで抽出した。組み合わされた有機相を炭酸ナトリウムの飽和水溶液、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、ロータリーエバポレーターで濃縮し、真空中で蒸留し、7.86g(95%)の99.6%GC純度の標題の化合物(沸点(bp)113℃/1mmHg;無色の油)を与えた。
ジ-イソブチル チオフェン-2,3-ジカルボキシレート
チオフェン-2,3-カルボン酸:880mLの10%NaOH水溶液中の25.0gの3-メチル-2-チオフェン-カルボン酸(アルドリッヒから購入した)の溶液を62.6gの過マンガン酸カリウムと室温で処理した。反応混合物を50℃で3日間攪拌し、次いで希釈された硫酸で注意深く酸性化し、ピロ亜硫酸ナトリウムで処理し、反応中に形成された全てのマグネシウムジオキサイドを溶解させた。次いで、その混合物を塩化ナトリウムで飽和させ、エチルアセテートで抽出した。組み合わされた有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、ロータリーエバポレーターで濃縮した。このようにして得られた結晶質の生成物をクロロホルムで粉砕し、濾過し、次いで乾燥させ、白色の結晶質の固体としての14.4g(48%)の純粋なチオフェン-2,3-カルボン酸を与えた。
ジ-イソブチル チオフェン-2,3-ジカルボキシレート:82.0mLの2-メチル-1-プロパノール中で機械的に攪拌された7.00gのチオフェン-2,3-カルボン酸のスラリーを15.4mLのクロロトリメチルシランと室温で処理した。添加の完了後、反応混合物を室温で1時間、次いで65℃で1日間攪拌し、0℃において水で急冷し、エーテルで抽出した。組み合わされた有機相を炭酸ナトリウムの飽和水溶液、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、ロータリーエバポレーターで濃縮し、真空中で蒸留し、10.5g(91%)の99.9%GC純度の標題の化合物(沸点(bp)111℃/1mmHg;無色の油)を与えた。
プロピレン重合:一般手法
4リットルのオートクレーブを70℃で1時間、窒素気流でパージし、次いで30℃でプロピレン気流下、800mgのAlEt3、79.8gのジシクロペンチルジメトキシシランおよび10mgの固体触媒成分を含む75mLの無水ヘキサンを充填した。オートクレーブを閉じた。その後、1.5NLの水素をオートクレーブに加え、次いで攪拌下で1.2kgの液体プロピレンを供給した。その温度を5分間で70℃に上げ、この温度で2時間重合を行った。未反応のプロピレンを除去した。得られたポリマーを回収し、真空下、70℃で3時間乾燥させ、秤量し、次いで25℃においてo-キシレンで分画し、キシレン不溶画分の量(X.I.)を決定した。
X.I.の測定
2.5gのポリマーを攪拌下、135℃で30分間、250mLのo-キシレンに溶解した。次いで、その溶液を25℃に冷却し、30分後、不溶ポリマー画分を濾過した。得られた溶液を窒素気流中で蒸発させ、残渣を乾燥させ、秤量して、可溶ポリマーのパーセントおよびその差によってキシレン不溶画分(%)を決定した。
実施例
実施例1〜3および比較例4
固体触媒成分の製造
窒素でパージした500mLの4つ口フラスコに、0℃で250mlのTiCl4を導入した。攪拌と同時に、10.0gの微小な回転楕円体(microspheroidal)のMgCl2・2.8C25OH(米国特許第4,399,054号の実施例2に記載された方法で、但し10,000の代わりに3,000rpmでの操作により製造された)および7.4ミリモルのチオフェン誘導体を加えた。その温度を100℃まで上げ、120分間維持した。次いで、攪拌を中止し、固体生成物を沈降させ、上澄みを吸い上げた。
250mLの別のTiCl4を加えた。その混合物120℃で60分間反応させ、次いで上澄みを吸い上げた。固体を60℃において無水ヘキサンで6回(6×100mL)洗浄した。最後に固体を真空下で乾燥させ、分析した。チオフェン誘導体の種類と量(重量%)および固体触媒成分中に含まれるTiの量(重量%)を表1に報告し、重合結果を表2に報告する。
Figure 2007510019
Figure 2007510019

Claims (10)

  1. Mg、Ti、ハロゲン、および式(I):
    Figure 2007510019
    [式中、Rは分枝状のアルキル基であり、R1、R2およびR3は同一または異なって、水素、ハロゲン、R4、OR4、COOR4、SR4、NR4 2およびPR4 2(式中、R4は任意に1つまたはそれ以上のヘテロ原子を含有する、線状または分枝状の、C1〜C20アルキル、C2〜C20アルケニル、C3〜C20シクロアルキル、C6〜C20アリール、C7〜C20アルキルアリールまたはC7〜C20アリールアルキル基である)であり、かつ2またはそれ以上の前記R1〜R3基は結合して環を形成することもでき、但しR1およびR2の少なくとも1つがCOOR4であり、R2がCOO−イソオクチルでRがイソオクチルのとき、R1および/またはR3は水素と異なる]
    のチオフェン誘導体から選択される電子供与体とを含むオレフィンの重合用固体触媒成分。
  2. 式(I)のチオフェン誘導体におけるRが、4〜15の炭素原子を有する1級の分枝状アルキルである請求項1による触媒成分。
  3. 式(I)のチオフェン誘導体におけるR2が、COOR基である請求項1による触媒成分。
  4. 1および/またはR3が、C1〜C20アルキル基である請求項3による触媒成分。
  5. 式(I)のチオフェン誘導体におけるR1が、COOR基である請求項1による触媒成分。
  6. 式(I)のR2およびR3の1つが、水素と異なる請求項5による触媒成分。
  7. 少なくともTi−ハロゲン結合を有するチタン化合物および活性形態でMgハライド上に担持された式(I)のチオフェン誘導体を含む請求項1による触媒成分。
  8. − 請求項1〜7のいずれか1つによる固体触媒成分、
    − アルキルアルミニウム化合物、任意に
    − 1つまたはそれ以上の電子供与化合物(外部供与体)
    の間での反応生成物を含むオレフィンの重合用触媒。
  9. アルキルアルミニウム化合物(b)が、トリアルキルアルミニウム化合物である請求項8による触媒。
  10. 請求項8〜9のいずれか1つの触媒の存在下で行われるオレフィンの(共)重合方法。
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