JP2007509627A - 流動性材料を流すファウンテン - Google Patents

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Abstract

種々の工程および材料を使用して、流動性材料を加熱し分配するためのファウンテン(700)を製造する。一実施形態では、ファウンテンは、囲い(780)の中に入れられた加熱要素を含む。ボウル部が囲いと接触することにより加熱されるように、チョコレートなどの材料を収容するボウル部(750)を囲いに取り外し可能に装着する。さらに、螺旋形羽根部を有するオーガー(740)は、回転し、溶けたチョコレートを上方へ、オーガーを収容するシリンダー(730)の上端部へ上昇させる。種々のロック機構を使用して、1つまたはそれ以上の段部(720A、720B)を、媒質の流れを迂回させるために、シリンダーに装着し得る。好ましくは家庭で使用するのに適する小型のチョコレートファウンテンもここに説明する。

Description

本願は、2003年10月31日付で出願されて係属中の特許出願第10/698,283号の一部継続出願であって、当該出願は、これによって、全体が参照により組み込まれる。
本発明は、概ね食品供給装置に関し、さらに詳細には、流動性材料を流すファウンテンに関する。
フォンデュマシーンは、一般的に、材料、通常チョコレート、チーズ、またはキャラメルなどの食用材料を保持し加熱するためのボウル状の容器を含む。説明しやすいように、フォンデュマシーンおよびファウンテンの種々の実施形態の以下の説明では、チョコレートを被加熱材料とする。しかしながら、以後、チョコレートと言うと、他のいかなる材料に置き換えてもよいことを、当業者は理解するだろう。一般的なフォンデュマシーンの容器は、加熱要素により加熱されて、チョコレートを溶かす。次に、果物または他の食品をフォンデュマシーンの容器の中に突っ込む。
近年、フォンデュマシーンは、既存のものに代わる構成になってきた。例えば、溶けたチョコレート、チーズ、またはキャラメルが噴水のようにいくつかの段部を流れるように、例えばそれらの溶けた材料を流動させるフォンデュファウンテンが、開発された。図1は、先行技術のチョコレートファウンテン100を示す図であって、当該ファウンテン100は、チョコレートを保持し溶かすように構成された容器110を含んでいる。中空円筒部120は、容器110の中心に装着されて、溶けたチョコレートが、その中空の中央を通って上方のファウンテン上部へ流動する流路を提供する。オーガーの長さ周りを延びる螺旋形羽根部を含むオーガーが、中空円筒部120内に装着されている。溶けたチョコレートを中空円筒部120内上方へ上昇させるために、オーガーを回転させる。円筒部120の上部には、クラウン140があり、このクラウン140は、円筒部120から流出するチョコレートで満たされる。クラウン140が、溶けたチョコレートで満たされると、チョコレートは、クラウン140の縁から流れ落ち始める。円筒部120に取り付けられているのは、大きさが異なる複数の段部130である。チョコレートがクラウン140から下方へ流れると、チョコレートは、各段部130上を流れ、よって、高さが異なる複数のチョコレートの滝になる。チョコレートファウンテン100はまた、容器110の下に配置される加熱要素を含む。
先行技術のファウンテン100の1つの欠点は、段部130を適切な場所に取り付けることが困難なことである。例えば、各段部130を円筒部120に取り付けるべき場所を容易に決定する機構がない。さらに、取り付けた段部130には、溶けたチョコレートが各段部130の周縁周りを均一に流れるような高さになることを保証するための機構がない。その上、先行技術における段部130の取り付けには、段部130を円筒部120に固定する留め具を締めるために六角レンチなどの道具を使用する必要がある。
先行技術のファウンテン100の別の欠点は、ファウンテン100の種々の部品の洗浄しにくさである。例えば、段部130およびクラウン149は、一般に、複数の金属部品を溶接することにより製造され、よって、ばり、ピット、および鋭利な縁が残ってしまう。溶けたチョコレートは、滑らかでない表面に蓄積しやすいので、ばりまたは他の滑らかでない人為的な物を含む溶接段部130を洗浄することは、益々困難である。その上、チョコレートがピットまたは他の滑らかでない表面に蓄積することによって、もし十分な洗浄が行われない場合、衛生的でなくなる恐れがある。さらに、溶接により生じる鋭利な縁は、ファウンテン100の使用者に危険を及ぼす場合がある。
先行技術のファウンテン100の別の欠点は、容器110内におけるチョコレートなどの所望のフォンデュ材料の加熱が均一でないことである。特に、容器110は、加熱要素と直接接触する領域がホットスポットを含む。不均一な加熱という問題に加えて、チョコレートファウンテン100の容器110は、流動化したチョコレートを容器110の中心の方へ押し流すように構成されていない。したがって、溶けたチョコレートは、容器110の中心に溜まらず、その代わりに、不均一な加熱が行われる容器110の表面に広がる。さらに、容器110の外側の周縁は、一般に、加熱要素が作動しているときに高温になり、よって、容器に触れた使用者に傷を負わせる恐れがある。その上、先行技術のファウンテン100の使用者が、食品を、流れているチョコレートにつけるとき、容器110の大きさが小さいために、溶けたチョコレートの一部分が容器110の外側に飛び散ってしまうのが、一般的である。
先行技術のファウンテン100の他の欠点は、オーガーが溶けて流動化したチョコレートを円筒部120に上昇させるにつれて、溶けたチョコレートは、オーガーの中央軸と接触し、この中央軸をさらに洗浄する必要があることである。その上、オーガーおよび円筒部120が金属製なので、溶けたチョコレートは、回転するオーガーが円筒部120と接触することにより生じる金属の削りくずで汚染される可能性がある。さらに、金属のオーガーが金属の円筒部120と摩擦することによって、螺旋形羽根部の縁が鋭利になる影響が生じて、螺旋形羽根部が、鋭利になり、使用者に危険を及ぼしかねない。なお、オーガーが、螺旋形羽根部をロッドに溶接した金属製であるので、ばり、ピット、不均一な表面があることが一般的であって、そのことによって、オーガーの洗浄が益々困難になり、チョコレートファウンテン100が益々不衛生になってしまう。
したがって、各段部が軸に取り付けられる場所を容易に決定するための機構を含ませることによるなど、段部を所定の場所へ容易に取り付けられるように構成したフォンデュファウンテンが必要である。さらに、取り付けた段部を水平にすることを保証する機構が必要である。その上、段部の手動での取り付けが可能なチョコレートファウンテンが望ましい。しかも、洗浄しやすいフォンデュファウンテンが必要である。チョコレートを均一に加熱するフォンデュファウンテンもまた望ましい。さらに、加熱要素が作動しているときに高温にならない外側縁を備えた容器を有するフォンデュファウンテンが、望ましい。チョコレートなどの、よどんだ流動性材料が溜まることを減少させるように、溶けたチョコレートを容器の中心に向けるような角度にした容器を有するフォンデュファウンテンもまた、望ましい。さらに、使用者が、流れる流動性材料に食品をつけるときの、溶けた材料の部分の、ファウンテンの外側への飛び散りを減少させるフォンデュファウンテンが、望ましい。その上、材料に、金属の削りくずなどの汚染物質が発生することを減少させるフォンデュファウンテンが、必要である。
一実施形態では、本装置は、底面と、および当該底面を囲む外側の側面とを有しており、流動性材料を収容するように形成されたボウル部を備える。囲いが、実質的に加熱要素を包んでおり、この囲いは、ボウル部の底面と接触しており、ボウル部の底面を加熱するように形成され、また、ボウル部の底面を支持するように形成された支持貯蔵部をさらに備え、ボウル部は、囲いに取り外し可能に取り付けられている。本装置は、さらに、最上端部と底端部とを有し、底端部が底面から上方へ実質的に垂直に延びるようにボウル部の底面に取り付けられる、シリンダーと、螺旋形羽根部を有するオーガーであって、当該オーガーの長さに沿って突出する複数の回転部を備え、シリンダー内に配置されるオーガーと、シリンダーに取り外し可能に取り付けられ、上面および下面を有する段部と、オーガーに連結され、シリンダー内においてオーガーを回転させるように形成されており、螺旋形羽根部は、オーガーが回転すると流動性材料を支持し、流動性材料を上方へシリンダーの最上端部に進める、回転源と、を備える。一実施形態では、支持貯蔵部は、連結機構を備え、シリンダーの底端部は、係合機構を備え、当該係合機構は、ボウル部がハウジングに固定されるように、支持貯蔵部の連結機構と係合するような構成である。
別の実施形態では、流動性材料を循環させる装置を組み立てる方法は、シリンダーがボウル部の底面と実質的に垂直に上方へ延びるように、シリンダーをボウル部に装着するステップと、ボウル部をボウル部に取り外し可能となるように、係合機構によってボウル部をハウジングに装着するステップと、円形の開口部を有する段部を、シリンダー上の、円形の開口部により画定される範囲内にシリンダーの最上端部が入るような位置に配置するステップと、段部をシリンダーの底端部に、ロック機構が段部を所定の場所に安定させ段部がシリンダーにしっかり連結されるまで動かすステップと、を含む。
別の実施形態では、流動性材料を循環させるシステムは、シリンダーをボウル部に装着する手段と、ボウル部をハウジングに取り外し可能に装着する手段と、シリンダーの直径と実質的に同一の直径である円形開口部を有する段部と、段部をシリンダー上の所定の場所にロックする手段と、を備える。
別の実施形態では、装置は、流動性材料を収容するように形成されたボウル部と、前記ボウル部が前記囲いに取り外し可能に取り付けられた、実質的に加熱要素を包む囲いと、前記シリンダーが前記底面に実質的に垂直に上方へ延びるように、前記ボウル部の底面に取り付けられたシリンダーと、前記シリンダー内に配置されたオーガーと、前記シリンダーに取り外し可能に取り付けられた段部と、前記オーガーに連結され、前記オーガーを回転させるように形成された回転源であって、前記オーガーは、前記オーガーが回転すると、流動性材料を上方へ前記シリンダーの最上端部に進めるように、流動性材料を支持する、回転源と、を備える。
ここで、添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明し、当該図面では、全体を通して同様の符号は同様の要素を指す。本明細書で示す説明において使用する用語は、単に、本発明のある特定の実施形態の詳細な説明に関連して使用していることから、どんな制限的または限定的にも解釈されないものとする。さらに、本発明の実施形態は、いくつかの新規な特徴を含み得、それらのうち単独では、その望ましい特質を得られず、またはそれらの特徴は、本明細書に説明する本発明を実施するのに必須ではない。
図2aは、改良したフォンデュファウンテン200(または単に「ファウンテン200」)の側方断面図であって、当該ファウンテン200は、先行技術に関する上述の欠点に取り組む特徴を有する。改良したファウンテン200は、洗浄条件を減少させ、性能を改善し、組立を簡単にすることが好ましい。一実施形態では、ファウンテン200には、溶けたチョコレートまたは他の材料が流れるので、フォンデュファウンテン200とも呼ぶ。しかしながら、ファウンテン200内におけるチョコレートの使用を本明細書において述べるが、システムおよび方法は、チョコレートの使用に限定しない。したがって、チョコレートファウンテンに言及していても、チョコレートとともに使用するファウンテンに限定しない。特に、チョコレートの代わりに、使用者がファウンテン200中に循環させたい他のどんな流動性材料を使用してもよい。例えば、キャラメル、タフィー、またはマシュマロなどの他の菓子製品、チーズなどの乳製品、あるいはミントまたは果物などのフレーバリングを、ファウンテン200内において使用してもよい。さらに、ホワイトチョコレート、ダークチョコレート、またはミルクチョコレートなどの別の種類のチョコレートを、ファウンテン200内において使用してもよい。その上、例えば、チョコレートとキャラメルの組み合わせなど、食品をいかに組み合わせてファウンテン200内において使用してもよい。
図2aに示すように、チョコレートファウンテン200は、ボウル部250を上に装着したハウジング280を含む。ハウジング280は、モーター285と加熱要素260とを収容する。モーター285は、回転力を提供するのに適するどんなタイプのモーターでもよい。以下にさらに詳細を述べるように、加熱要素260は、ボウル部250の中の熱の分布を均一にするために、アルミニウムの囲いの中に入れられている。したがって、ボウル部250が加熱要素260により均一に加熱されるので、チョコレートは、ボウル部250内において均一に加熱され溶かされる。オーガー240は、その中心軸244を囲む螺旋形羽根部242を有している。そして、ボウル部250の底面252に連結されている。モーター285が、オーガー240に係合しており、回転力をかけて、オーガー240を回転させ、それにより溶けたチョコレートを、例えばシリンダー230内を上方へ上昇させ、チョコレートが、螺旋形羽根部242の上面を上昇していく。クラウン210が、シリンダー230の最上部232に装着され、シリンダー230の中を上昇してきた溶けたチョコレートが出ていく場所を提供し、クラウン210の上部周縁部212を越えて、溶けたチョコレートが流れる。図2aの実施形態では、調節ナット290が、ハウジング280に連結されて、ファウンテン200が水平になり得るように、脚部の高さ調節を行い得る。
図2aの実施形態では、チョコレートファウンテン200は、それぞれシリンダー230に取り付けられる段部220を含む。他の実施形態では、例えば、1つ、2つ、4つ、5つ、または6つなどのどんな数の段部220をシリンダー230に取り付けてもよい。各段部220の上面は、溶けたチョコレートと接触し、クラウン210の上部周縁部212から、溶けたチョコレートが各段部220上を流れボウル部250に戻るように流出する。このように、チョコレートは、チョコレートファウンテン200の中を循環し続け、チョコレートが、複数の水平面から滝のように流れることになる。ここで、チョコレートファウンテン200のいくつかの態様をさらに詳細に説明する。
一実施形態では、果物などの食品を、ファウンテン200の、装着した段部220から流れ落ちるチョコレートにつける。流れるチョコレートから食品を外し、食品を覆うチョコレートが固まる前に、食品からチョコレートの滴がたれる場合がある。チョコレートがファウンテン200の外側にたれると、ファウンテンの外側の面および/またはファウンテン200が配置された面を洗浄する必要が生じる場合がある。さらに、ファウンテン200の外側にたれたチョコレートは、殆どの場合、チョコレートファウンテン200により汚れており使用できない。よって、チョコレートの滴は、チョコレートファウンテン200中を再循環させられるように、ボウル部250により受けることが好ましい。好ましい実施形態では、ボウル部250の直径は、滴をたれるチョコレートのかなりの部分を受けるのに十分な大きさである。一実施形態では、ボウル部250の直径は、約400mmより大きいかそれと同じである。別の実施形態では、ボウル部250の直径は、約475mmより大きいかまたは等しい。ボウル部250の直径は、例えば500、600、または1000mmなどの、さらに大きくどんな直径にしてもよい。
ボウル部250は、底面252と側面254とを有し、これらは、流動性材料を保持するように形成されている。一実施形態では、ボウル部250は、流動性材料が、ボウル部250の中心へ流れるような形状であり、オーガー240に接するシリンダー230を上に循環するように利用し得る。特に、底面252と側面254との間の角度は、溶けたチョコレートが底面252およびシリンダー230の方へ流れるのに十分な大きさである。したがって、ボウル部250の形状によって、底面252上に溶けたチョコレート溜まりは、少なくなり、実質的に溶けたチョコレートの全てが、均一な速度でファウンテン中を循環する。実質的にチョコレートの全てが均一な速度でファウンテン200中を循環するので、チョコレートは、ボウル部250の底面252を流れるにつれてさらに均一に加熱される。一実施形態では、底面252と側面254との間の角度は、約13度より大きいかまたは等しい。別の実施形態では、底面252と側面254との間の角度は、約16度より大きいかまたは等しい。底面252と側面254との間の角度は、ボウル部の底面252にチョコレートを維持するように、さらに大きく、例えば20、25、30、または25度に大きくしてもよい。
上述のように、加熱要素260は、アルミニウムの囲いに入れることが好ましい。アルミニウムは熱伝導率が比較的高いので、アルミニウムの囲いは、ボウル部250の底面252を実質的に均一に加熱し得る。このように、ホットスポット、すなわち他よりも高温になる場所が著しく減少し、ボウル部250内のチョコレートまたは他の流動性材料が、均一に加熱される。一実施形態では、アルミニウムの囲いは、別の金属の層同士の間に挟まれる。例えば、アルミニウムの囲いは、上面および/または底面が、ステンレススチールで覆われ、よって、表面は、耐久性があり、洗浄しやすく、チョコレートとの相互作用に対して無反応であり、さらにアルミニウムから高い熱伝導率を得られる。その上、ボウル部250を均一に加熱するために、加熱要素260を入れる高い熱伝導率の他の金属を使用してもよい。別の実施形態では、囲いよりも、アルミニウムプレートを加熱要素260およびボウル部250と接触させる。
オーガー240の中央軸を囲む螺旋形羽根部242を有するオーガー240が、ボウル部250の底面252に結合される。軸244の底端部は、連結手段を含み、この連結手段は、モーター285がオーガー240を回転させるように軸244をモーター285と連結するように、形成される。図2aの実施形態では、連結手段は、ドライブを連結するための交差ロッド246または他の機械的手段を備え、ドライブは、モーター285により歯車を駆動させて連結する。一実施形態では、螺旋形羽根部242の外側端部から測定した、オーガー240の直径は、シリンダー230の内径と実質的に等しい。よって、オーガー240は、シリンダー230内にぴったりと嵌っている。モーター285が、オーガー240を回転させる回転力を提供すると、例えばボウル部250内の溶けたチョコレートは、シリンダー230の長さに沿って上方に流動し、螺旋形羽根部242の上面を進んでいく。
好ましい実施形態では、螺旋形羽根部242には、溶けたチョコレートが螺旋形羽根部242の外側周縁部にとどまるように、角度がつけられている。さらに、一実施形態では、螺旋形羽根部242は、ピッチが大きくなっている。図6aに関連して、これらの特徴を以下にさらに詳細に説明する。
一実施形態では、クラウン210は、例えば金属の鋳込成形またはプラスチック成形により形成される単一の構造体である。クラウン210は、製造するのに溶接が不要な単一の構造体なので、クラウン210には、ばりまたはピットなどの溶接による人為的なものがない。したがって、チョコレートがたまってしまう、溶接による人為的なものがなく、チョコレートをクラウン210から容易に洗浄し、クラウン210を容易に清潔にし得る。一実施形態では、クラウン210が、シリンダー230の最上部232を延びるが、クラウン210は、溶けたチョコレートがクラウン210の上部内に残るように、鋳込成形される。よって、クラウン210は、先行技術において使用されていたクラウンよりもさらに容易に洗浄し得る。図3に関連して、これらの特徴を以下にさらに詳細に説明する。
例示的なチョコレートファウンテン200は、シリンダー230にそれぞれ取り付けられる3つの段部220を含む。各段部220の上面は、クラウン210の上部周縁部212から流れ出す、溶けたチョコレートと接触して、溶けたチョコレートは、各段部220上を流れて、ボウル部250に戻る。より詳細には、溶けたチョコレートがクラウン210の上部周縁部212上を流れた後、チョコレートの滴は、上段部220Aの上面に落ちる。次に、溶けたチョコレートは、上方段部220Aの外周部に流れ、下段部220Bに落ちる。溶けたチョコレートは、次に下段部220Bの外周部に流れ、基底段部220Cに落ちる。溶けたチョコレートは、次に基底段部220Cから流出しボウル部250に戻る。戻っていく、溶けたチョコレートは、ボウル部250内を、他の溶けたチョコレートとともに流れ、ボウル部の底面252に戻って、その結果、再加熱され、オーガー240によりシリンダー230中を上昇させられる。このように、チョコレートは、チョコレートファウンテン200の中を循環し続け、チョコレートが、複数の水平面から滝のように流れることになる。図9a、図9b、および図9cに関連して、以下にさらに詳細を説明するように、段部220は、種々の方法でシリンダー230に結合し得る。
図2b、図2c、および図2dは、例示的なチョコレートファウンテンの、側方断面図である。上部が、それぞれ溶けたチョコレートを保持し循環させるように形成され、かつ下部が、上部を支持しチョコレートを加熱するように形成され、この場合、上部は、下部に取り外し可能に連結される。これらの例示的な各実施形態では、上部310は、ボウル部250と、シリンダー230と、段部220と、クラウン210とを含む。図2b、図2c、および図2dに示す上部310は、下部320との結合用のロック機構をさらに含むことが好ましい。図2b、図2c、および図2dの例示的実施形態では、下部320は、ハウジング280に装着されたボウル部支持貯蔵部340を含み、この貯蔵部は、図2aに関連して上に述べたように、加熱およびモーター要素を収容する。下部320は、上部310のロック機構を受け入れ上部310を下部320に固定するための取り付け機構を含むことが好ましい。
図2bでは、シリンダー230は、シリンダー230の下端部の円周周りに1つまたはそれ以上の突起部332を含み、支持貯蔵部340は、溝穴334を含み、この溝穴334は、シリンダー230上の突起部332と嵌合する関係に配置されている。シリンダー230は、こうして、下部320内に挿入し得る。その結果、シリンダー230上の各突起部332が、溝穴334の1つを支持貯蔵部340内に入れる。図2bに示す実施形態では、溝穴334は、L字状であって、この形状は、突起部332が溝穴334の垂直部分の底に到達すると、シリンダー230と突起部332とが、ロックされた形態に回転されて、上部310を下部320とさらにしっかりと係合させるようなものである。他の実施形態では、突起部332と溝穴334とは、異なる形状であってもよい。
図2cでは、シリンダー230は、シリンダー230の下端部の円周周りに外側ねじ山336を含む。支持貯蔵部340は、ねじ山336と係合するように形成されたねじ溝付きキャビティ338を含む。このように、上部310を下部320に装着可能であって、この装着は、シリンダーのねじ山336をねじ溝付きキャビティ338と接触させ、シリンダー230と支持貯蔵部340とがねじ係合されるようにシリンダー230を回転させることにより、行い得る。よって、上部310と下部320とは、取り外し可能に係合する。例えば、収納、洗浄、持ち運びが容易になるように、上部310を下部320から取り外し得ることが好ましい。
図2dでは、ボウル部250の底面は、円筒形ピン342を含み、このピン342は、下へ延び、対応の寸法の開口部と係合するように形成されている。支持貯蔵部340は、キャビティ344を含み、このキャビティ344は、円筒形ピン342を受け入れ、上部310と下部320とをロックするように係合させるような寸法である。よって、円筒形ピン342をキャビティ344内に挿入すると、上部310は、下部320により支持される。好ましい実施形態では、キャビティ344は、支持貯蔵部340の断面図である図2eに示すように、円形部345および溝穴部346を含む。図2eに示すようにキャビティを使用することによって、上部310と下部320との係合を強化し得る。このように係合を強化し得るためには、円筒形ピン342に、ピン342の下側円周に拡大部343も具え、拡大部343の直径は、溝穴部346の幅よりも大きく、キャビティ344の円形部345の直径より小さいかまたはそれと等しい。作動時に、円筒形ピン342をキャビティ344の円形部345内へ、ピン342の拡大部343がボウル部250の上面より下を延びるように挿入する。次に、上部310を、円筒形ピン342がキャビティ344の溝穴部346内へ摺動し、拡大部343がボウル部250の上面よりも下になるように、回転させる。ピン342の拡大部343の直径は、溝穴部346の幅より大きいので、上部310は、下部320に固定される。このような係合は、上部310を反対方向に回転させると、解除でき、その結果、拡大部343をキャビティの円形部345から移動させ得る。
図3は、クラウン210の側方断面図である。クラウン210は、開口部216を含み、シリンダー230にクラウン210を装着する際、開口部216を通って、シリンダー230を延ばす。一実施形態では、クラウン210は、フィンガー218を開口部216の中心へ向かって内側へ延ばすことによりシリンダー230上に支持される。よって、クラウン210のフィンガー218は、シリンダー230の最上部に載る。一実施形態では、フィンガー218は、底面214の延長部であり、この延長部は、下方空洞部219を覆っている。フィンガー218と底面214とが、下方空洞部219を覆っているので、シリンダー230の最上部232からクラウン210の底面214へ流出する、溶けたチョコレートは、下方空洞部219へは入らない。したがって、クラウン210の底面214および側面のみを洗浄するだけでよい。さらに、一実施形態では、クラウン210は、クラウン210から溶けたチョコレートを洗浄する複雑さが増す、溶接による接合部またはばりをなくすように、インベストメント鋳造で作製する。
図4aは、段部220の側方断面図であって、段部220は、溶けたチョコレートの流れを方向付けるためにシリンダー230に取り付け得る。一実施形態では、段部220を、段部230の側から延びるキャビティ226内に挿入し、締め付けて、コネクタを使用することによりシリンダー230に取り付ける。さらに詳細には、まず、段部220の開口部228をシリンダー230の周りに配置する。次に、段部220が所望の位置になるまで、段部をシリンダー230の周りにおいて下げる。一実施形態では、キャビティ226は、ねじ溝が形成されて、その結果、六角ボルトなどのボルトを、キャビティ226からシリンダー230の外側に締め付け得る。このように、ボルトが、段部220をシリンダー230の所定位置に保持する。一実施形態では、段部220は、複数のねじ溝付きキャビティ226を含み、このキャビティ226を、シリンダーに段部220を固定するために使用し得る。さらに、段部220をシリンダー230に固定するために、当該技術において知られている他のタイプの取り付け装置を使用し得る。図2aに示したものなど、複数の段部220を使用する一実施形態では、シリンダー230上に、各段部220の所定位置がある。
例示的な段部220は、本体221に連結されるカラー222を含む。好ましい実施形態では、カラー222を本体221に溶接せずに(溶接による接合部およびばりが生じることで、各段部220を益々洗浄しにくくなる)、カラー222に、本体221に対するフランジをつける。図5に関してさらに説明するこの工程では、カラー222の突起部にフランジを作り、このカラー222の突起部は、フランジ224を形成し、カラー222を本体221に装着する。
図4bは、シリンダー230の側方断面図であり、このシリンダー230は、段部220の所定の配置位置を定める刻み目234を含み、図4cは、止めねじを使用して段部220を取り付けたシリンダー230の側方断面図である。一実施形態では、各刻み目234は、シリンダー230の全外周の周りを延びている。刻み目234によって、使用者が、各段部220の適切な位置を容易に決定できることが好ましい。例えば、キャビティ226が刻み目234と位置が揃うまで、段部220を下げ得る。その後、ボルトまたは締め付けねじを、刻み目234の周りに段部220が取り付けられるように締め得る。その上、シリンダー230上の刻み目234は、水平化器具を使用する必要なしに段部222を水平に配置し得ることが好ましい。さらに詳細には、刻み目234を、段部220は、刻み目234と位置が揃ったときに水平になるようにシリンダー230の最上部232と平行に配置する。
図4cはまた、オーガー240の最上端部に取っ手241を具えたオーガー240を示す。取っ手241は、使用者が、オーガー240を挿入し、取り外し、洗浄し、または運ぶときに握るハンドルになり得ることが好ましい。チョコレートファウンテンを使用した後、オーガー240は一般に溶けたチョコレートで覆われるので、取っ手241は、オーガー240を調節するための清潔なハンドルになり得る。取っ手241は、プラスチックまたは金属などのどんな材料も含み、使用者が握りやすい他のどんな形状でもよい。
一実施形態では、刻み目234は、段部220と係合するのに十分な深さの溝を形成しており、また、シリンダー230上において段部220を水平にするための支持部を提供する。さらに詳細には、刻み目234は、段部220が刻み目234の上方を移動すると、段部220が刻み目234と係合するのに十分な深さであり得る。このように、各段部220の所定の配置を容易に確認できる。一実施形態では、流動性材料が段部220の面の上を均一に流れるように、段部220を水平方向に取り付けることも、段部220と刻み目234の溝との相互作用によって可能である。例えば、一実施形態では、締め付けボルトを、段部のキャビティ226を通って刻み目234の溝内へ延びるように締め得る。よって、単に締め付けボルトを、刻み目234と接触するように締めることにより、段部220を水平方向に取り付け得る。
図5は、上述のフランジング、リベット締め工程を用いた段部220の組立を示す図式的な工程図である。ステップ510において、段部220の本体221に形成される金属板シートを入手する。絞り工程を通じて、ステップ530に示すように、板シートをボウル形状の構造体にする。次に、ステップ540に示すように、ボウル形構造体をトリミングして、開口部228を含ませる。その中を通って、カラー222を取り付け得る。
ステップ520では、操作のためにまたカラー222として使用するために管を準備する。ステップ550で、管を適切な高さに切断し、その管を、円形押出部223が管の内周から延びるように機械加工することにより、カラー222を形成する。次に、ステップ560で、カラー222と本体221とを組み立てる。好ましい実施形態では、組立ステップには、押出部が本体221内を延びるように、カラー220をトリミングされた板シートの開口部内へ挿入するステップが含まれる。ステップ570では、押出部を、本体221の一部分の上方を延びるように変形させ、こうして、溶接を用いずにカラー222を本体221に取り付ける。一実施形態では、押出部と本体221との間の接合が実質的に滑らかになるように、押出部をプレスする。一実施形態では、本体221とカラー220との間の連結を補強するために、1つまたはそれ以上のスポット溶接を、押出部と本体221との間の接合部に用い得る。本実施形態では、溶けたチョコレートは流れない本体221の側面にスポット溶接を用いる。溶けたチョコレートはスポット溶接部の上には流れないので、スポット溶接による本体221とカラー220との間の連結の補強は、ファウンテン200の洗浄の複雑さを増すことにはならない。
図6aは、オーガー240の側面図であり、オーガー240は、中央軸244と螺旋形羽根部242とを含む。図6aに示すように、螺旋形羽根部242の傾斜角度は、回転部242Aにおいて示すように、約25度である。螺旋形羽根部242の傾斜角度は、オーガー240が回転するにつれて、チョコレートを上方へ進ませるように選択される。一実施形態では、溶けたチョコレートが、螺旋形羽根部242の表面上をシリンダー230内の上方へ進むときに、チョコレートがオーガー240の軸244と接触しないような傾斜角度である。チョコレートが軸244とは接触しないので、チョコレートファウンテン200を使用した後洗浄すべきオーガー240の表面積は、螺旋形羽根部242の回転部同士の間の軸244を含めても、狭くなる。さらに、傾斜角度を大きくし得るように、羽根部242の回転部同士の間の間隔(ピッチ)を広げられる。好ましい実施形態では、オーガーを形成するのに使用する溶接部の数は、オーガーに溶接スポット、ピット、およびばりが同様に少なくなるように、最小限にする。その上、シリンダー内におけるオーガーの中心への配置を維持するために、図6bおよび図6cに関して後述する安定器を、金属のオーガーとともに、また他のどんな材料からなるオーガーとともに使用し得ることが好ましい。
一実施形態では、オーガー240は、プラスチックであり、射出成形工程などの成形工程を用いて製造する。例示的な一実施形態では、オーガー240をインサート成形する。オーガー240は、例えば、成形工程を用いて製造したプラスチックからなるので、オーガー240には、溶接スポット、ピット、ばりがない。したがって、オーガー240の(溶けたチョコレートが溜まる)滑らかでない領域の数は、減少し、オーガー240は、先行技術におけるものよりもさらに容易に洗浄されることが好ましい。さらに、オーガー240は、プラスチックなので、回転するオーガー240がシリンダー230の内面と接触することによって、金属の削りくずが生じず、またオーガー240が、鋭利になって使用者に害を及ぼすことが妨げられる。よって、オーガー240は、オーガー240とシリンダー230との接触により生じる汚染を減少させることが好ましい。他の実施形態では、オーガー240は、洗浄しやすくかつ/またはオーガー240とシリンダー230との間の摩擦により流動性材料中に混じる汚染物質の発生を減少させる他の材料を含む。例えば、別の実施形態では、金属のオーガー240を囲む螺旋形羽根部242は、一体の部品であり、よって、螺旋形羽根部242の溶接スポット、ピットおよび/またはばりの数が減少する。
図6bは、シリンダー230内に配置し安定器610により所定位置に保持したオーガー240の側面図である。これまでのチョコレートファウンテンでは、オーガー240の位置は、羽根部242をシリンダー230の内側の面と接触させることにより、シリンダー内に維持されていた。しかしながら、上述のように、オーガー240とシリンダー230との間の摩擦は、溶けたチョコレートの中に入って運ばれる削りくずを生じ、また、オーガー240が鋭利になってしまう恐れがある。さらに、オーガー240とシリンダー230との間の摩擦によって、チョコレートファウンテンの効率が低くなりかねない。図6bに示す安定器610などの安定器を使用することによって、オーガー240の位置を、羽根部242とシリンダー230との関係に左右されずに、シリンダー240の中心に保持し得る。
図6cは、図6bの、例示的な安定器610の断面図である。図6cの安定器は、中央開口部620を形成する4つの支持部材615を備える。支持部材615が、シリンダー230内にオーガー240の位置を維持することが好ましい。作動時に、オーガー240をシリンダー230内に挿入した後、安定器610をシリンダー230内に、オーガー240の最上部が安定器610の中央開口部620に入るように挿入する。あるいは、安定器610とオーガー240とを、シリンダー230内へ挿入する前に連結してもよい。次に、オーガー240を回転させると、シリンダー230内におけるオーガーの径方向の位置が、オーガー240の羽根部242とシリンダー230との間のいかなる相互作用とも無関係に維持される。
図7は、チョコレートファウンテンの別の実施形態を示す側方断面図である。図7に示すチョコレートファウンテン700は、チョコレートファウンテン200より小さく、よって、家庭で使用するのに適している。チョコレートファウンテン700は、組立、操作、洗浄しやすいことが好ましい。
ファウンテン700は、ハウジング780に装着されたボウル部750を含む。一実施形態では、ボウル部は、例えば、アルミニウムなどの熱伝導率が高い材料を含む。さらに、一実施形態では、アルミニウムのボウル部を、テフロンなどの1つまたはそれ以上の、こびりつかない材料でコーティングし得る。図11を参照してさらに後述するように、一実施形態では、可撓性のあるヒーターをボウル部750の底に取り付け得る。本実施形態では、ボウル部750が高熱伝導率の材料を含むので、可撓性のあるヒーターの電力要件が減少し得る。
図7に示すように、ハウジング780は、底部カバー782を含む。一実施形態では、底部カバー782は、ハウジング780内に手が届くように開き得る保守点検用パネルを含む。このように、ハウジング780内の構成要素に容易に手が届いて修理することができる。別の実施形態では、ファウンテン700の他の部分に保守点検用パネルが含まれ、当該パネルによって、使用者または技術者は、ハウジング780内の構成要素に容易に手が届きかつ/またはそれらを修理し得る。ファウンテン700は、1つまたはそれ以上のハンドル790も含み、このハンドルによって、使用者は、ファウンテン700全体、またはハウジング780およびボウル部750などのファウンテン700の一部分を、容易に移動できる。
上述のチョコレートファウンテン200と同様に、ファウンテン700は、ボウル部750に取り付けたシリンダー730を含み、このシリンダー730は、オーガー740を収容し、このオーガー740は、流動性材料が、シリンダー730の中を上方へ上昇させられるときに、流動性材料を支持するように形成されている。図7の実施形態では、モーター785は、オーガー740をモーター785により直接駆動するように、ハウジング780内に装着されている。したがって、モーター785とオーガー740との間の連結には、歯車またはベルトを追加する必要はなく、ファウンテン700に必要な部品の数が減少する。
図8は、シリンダー730に連結し得る例示的な段部720の側方断面図である。(上段部720Aおよび下段部720Bを含む)段部720は、シリンダー730に装着され、流動性材料が流れ得る面になり得る。例えば、一実施形態では、段部720は、金属であり、図5に関連して記載した方法によって製造される。あるいは、図8に示すように、段部は、例えば、金属鋳造、金属絞り加工、プラスチック成形により形成される単一の構造体である。したがって、段部720は、溶接不要であり、溶けたチョコレートを保持し段部720の洗浄の複雑さを増す、ばりまたはピットなどの、溶接によるいかなる人為的なものもない。また、段部720は、射出成形などの成形工程を用いてプラスチックから形成し得る。段部720を製造する特定の方法を上に述べたが、当該技術において知られている他のどんな方法でも段部720を製造し得ることが、理解されることは明らかである。ファウンテン700は、2つの段部720、すなわち段部720Aおよび720Bを含む。他の実施形態では、ファウンテン700は、例えば、1つ、3つ、4つ、5つ、または6つの段部など、どんな数の段部も支持するように形成し得る。
図8に示すように、段部720は、開口部728を含み、そこを通って、シリンダー730を装着する。さらに詳細には、シリンダー730への段部720の装着は、まず、段部720をシリンダー730の上端部732に配置することにより行う。シリンダー730への段部720の配置は、シリンダー730が段部720の開口部728を通って延びるように行う。次に、段部720が所望の配置になるまで、段部720をその長さに沿って下へ動かす。一実施形態では、段部720Aおよび720Bなどの各段部720は、直径が異なる。例えば、チョコレートファウンテン700(図7)は、段部720Aの直径が段部720Bの直径より小さい。さらに、段部720の開口部728は、別の直径にし得る。詳細に後述するように(図9a)、段部720は、直径が異なる開口部728を有しているので、シリンダー730上への段部720の位置は、段部720がシリンダー730の所定の場所へロックされるまで、シリンダー730上に各段部720を下へ摺動させることだけで、容易に決定し得る。
一実施形態では、段部720は、その内側の面に切欠725を含む。切欠725は、締め付け機構を追加する必要なしに、段部720がシリンダー730上に支持されるような、シリンダー730との係合をするように形成される。一実施形態では、切欠725は、段部720の一部分として成形される。別の実施形態では、切欠725は、段部720を成形した後に段部720にエッチングされる。
図9aは、段部720の支持に使用するシリンダーの側方断面図である。一実施形態では、シリンダー730の外側の面は、段部720をシリンダー730に装着する際に段部720と係合するように形成された1つまたはそれ以上の棚状部731を含んでいる。上述の一実施形態では、段部720は、切欠725を含み、当該切欠725は、段部720をシリンダー730に装着すると棚状部731と係合するように形成されている。シリンダー730(図9a)に関連して、棚状部731Aは、棚状部731Bよりも直径が大きい。したがって、直径が棚状部731Aの直径より大きい開口部を有する段部720は、棚状部731Aからさらに下に下げられ、次に、棚状部731B上などの下の方の部分に装着することができ、それにより、段部720が、シリンダー730上の位置730Bに配置される。
図9bは、段部を支持することに使用するシリンダーの別の実施形態の側方断面図である。本実施形態では、シリンダー740上への段部の配置場所において、シリンダー740の外側の面にテーパーがつけられるように、シリンダーに段状のテーパーをつける。図9bに関連して、位置741A、741B、および741Cは、シリンダー740にテーパーをつけた場所を示す。上述の実施形態と同様に、図9aに関連して、直径が異なる開口部を有する段部をシリンダー740周りにおいて下げると、各段部は、段状のテーパーの1つと(例えば、位置741A、741B、または741Cにおいて)係合することが好ましく、その段状のテーパーの1つの直径は、実質的に特定の段部の直径と適合する。よって、段部は、止めねじまたは他の締め具を使用せずに、シリンダー740上の所望の場所に均等に装着される。
図9cは、段部を支持することに使用するシリンダーの別の実施形態側方断面図である。本実施形態では、シリンダー750は、シリンダー750の上端部752の直径がシリンダー750の下端部754の直径より小さくなるように、実質的に滑らかなテーパーをつけ得る。本実施形態では、シリンダー750にテーパーがついているので、直径の異なる開口部を有する段部は、それぞれ、シリンダー750の異なる位置においてシリンダー750とぴったりと係合する。一実施形態では、段部の開口部を囲む、段部の内側の円周に、所望の取り付け位置においてシリンダー750の面と接合する関係で実質的に適合するように角度をつける。よって、下段部をシリンダー750上の場所751Bにおいて係合させるために、開口部の直径を、実質的に位置730Bにおけるシリンダー751Bの直径と等しくする。さらに、段部の開口部を囲む、段部の内側円周の角度を、実質的に位置751Bにおけるシリンダー750の角度と合う関係に適合させ得る。同様に、他の段部の開口部の直径を、別の場所でシリンダー750と係合するように相違させ得る。このように、器具または締め付け機構を追加せずに、段部をシリンダー750に手で装着し得る。
図10aは、シリンダー730の上部に配置するように形成された単一の構造体のクラウン710の側方断面図である。クラウン710は、シリンダー730の上端部732に嵌るように形成された開口部716を含む。一実施形態では、クラウン710は、段部720A(図7)などの段部720によりシリンダー730上に支持される。上述のように、例えば段部720Aなどの段部720は、種々の装着機構を使用してシリンダー730に装着し得る。例えば段部720Aをシリンダー730に装着した後、段部720Aは、別の構造体を安定させ支持し得る。したがって、クラウン710を、その開口部716でシリンダーを囲んでシリンダー730上に配置し得、その結果、クラウン710の下面712が、段部720Aにより支持される。このように、クラウン710を装着するのに必要な部品の数が、減少する。
図10bは、一部品型のクラウンおよび段部の側方断面図であって、これを、クラウン−段部構造体215と呼び、この構造体は、上述のシリンダーの任意のシリンダーなどのシリンダーの最上部に配置するように形成される。クラウン−段部構造体215は、クラウン210および段部220を単一の構造体に含む。クラウン210および段部220を単一の構造体に構成することによって、完成したチョコレートファウンテンに必要な部品数が減少し、それに対応して、チョコレートファウンテンの組立および分解に要する時間も短縮されることが好ましい。
図11は、少なくとも1つの加熱部材764を含む、可撓性のあるヒーター760の平面図である。一実施形態では、可撓性のあるヒーター760は、複数の加熱部材764を含む。図11の実施形態では、複数の加熱部材764は同心である、すなわち、各加熱部材764の中心が一致している。別の実施形態では、複数の加熱部材764は、他の構成に、例えばウェブまたは格子パターンなどの構成で配置する。好ましい実施形態では、可撓性のあるヒーター760は、ゴムなどの可撓性のある熱伝導性材料で包まれる。可撓性のあるヒーター750を包むために、例えば、カーボン充填ゴムなどの充填ゴムを使用し得る。よって、可撓性のあるヒーター750を、直接平坦でない面に取り付け、実質的に面を均一に加熱し得ることが好ましい。好ましい実施形態では、各加熱部材764は、熱伝達可能な加熱源となり得る。可撓性のあるヒーターは、ボウル部750の底に取り付けて、ボウル部750を実質的に均一に加熱し得ることが好ましい。このように、ホットスポット、すなわち他の場所より強く加熱される場所は、大きく減少し、ボウル部750中のチョコレート、または他の流動性材料が、均一に加熱される。
これまでの説明で、本発明のいくつかの実施形態を詳細に述べている。しかしながら、本文においてたとえこれまでいかに詳細に述べてきたかに拘わらず、多くの方法で本発明を実施し得ることが理解されるだろう。上述したように、本発明のいくつかの特徴または態様を説明するときに特定の用語を使用することは、その用語が関連する本発明の特色または態様の特定のどんな特性も含めた限定を行うように、その用語が本明細書において再定義されていることを意味しないことに留意すべきである。よって、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲および種々の均等物に従って解釈すべきである。
先行技術のチョコレートファウンテンの側面図である。 洗浄時間を短縮し性能を改善する特徴を有するチョコレートファウンテンの側方断面図である。 上部が、溶けたチョコレートを保持し循環させるように構成され、下部が、上部を取り外し可能に下部に取り付ける場所において上部を支持し、チョコレートを加熱するように構成された、例示的なチョコレートファウンテンの、側方断面図である。 上部が、溶けたチョコレートを保持し循環させるように構成され、下部が、上部を取り外し可能に下部に取り付ける場所において上部を支持し、チョコレートを加熱するように構成された、例示的なチョコレートファウンテンの、側方断面図である。 上部が、溶けたチョコレートを保持し循環させるように構成され、下部が、上部を取り外し可能に下部に取り付ける場所において上部を支持し、チョコレートを加熱するように構成された、例示的なチョコレートファウンテンの、側方断面図である。 図2dに示した、溝穴部付きのボウル部の平面図である。 単一構造のクラウンの側方断面図である。 溶けたチョコレートの流れを方向付けるように、シリンダーに取り付け得る段部の側方断面図である。 段部を配置することが好ましい位置を示す刻み目を含むシリンダーの側方断面図である。 ねじを締めて段部をシリンダーに取り付けたシリンダーの側方断面図である。 フランジング、またはリベット締め工程を用いて段部を組み立てる様子を示す図式的な工程図である。 中央軸および螺旋形羽根部を含むオーガーの側面図である。 シリンダー内に配置し安定器により所定位置に保持したオーガーの側面図である。 図6bの、例示的な安定器の断面図である。 チョコレートファウンテンの別の実施形態の側方断面図である。 シリンダーに連結し得る例示的な段部の側方断面図である。 段部を支持するために使用する、テーパーがつけられたシリンダーの側方断面図である。 シリンダーの段部を支持するために使用する、段状のテーパーがつけられた側方断面図である。 段部を支持するために使用するシリンダーの別の実施形態の側方断面図である。 シリンダーの最上部に配置されるように形成されたクラウンの側方断面図である。 シリンダーを最上部に配置するように形成された、一部品型のクラウンおよび段部の側方断面図である。 複数の加熱要素を備える、可撓性のあるヒーターの平面図である。

Claims (22)

  1. 底面と、当該底面を囲む外側の側面とを有しており、流動性材料を収容するように形成されたボウル部と、
    実質的に加熱要素を包む囲いであって、前記ボウル部の底面と接触しており、前記ボウル部の底面を加熱するように形成され、また、前記ボウル部の底面を支持するように形成された支持貯蔵部をさらに備え、前記ボウル部が、前記囲いに取り外し可能に取り付けられる、囲いと、
    最上端部と底端部とを有し、当該底端部が、前記底面から上方へ実質的に垂直に延びるように前記ボウル部の底面に取り付けられるシリンダーと、
    螺旋形羽根部を有するオーガーであって、当該オーガーの長さに沿って突出する複数の回転部を備え、前記シリンダー内に配置されるオーガーと、
    前記シリンダーに取り外し可能に取り付けられ、上面および下面を有する段部と、
    前記オーガーに連結され、前記シリンダー内において前記オーガーを回転させるように形成されており、前記螺旋形羽根部は、前記オーガーが回転すると流動性材料を支持し、流動性材料を上方へ前記シリンダーの最上端部に進める、回転源と、
    を備える、装置。
  2. 前記支持貯蔵部は、連結機構を備え、前記シリンダーの底端部は、係合機構を備え、当該係合機構は、前記ボウル部がハウジングに固定されるように、前記支持貯蔵部の連結機構と係合するような構成である請求項1に記載の装置。
  3. 前記係合機構は、前記シリンダーの外側の面にねじ山を含み、前記連結機構は、前記支持貯蔵部内にねじ溝付きの開口部を含む請求項2に記載の装置。
  4. 前記係合機構は、前記シリンダーの外側の面に1つまたはそれ以上の突起部を含み、前記連結機構は、前記支持貯蔵部内に1つまたはそれ以上の溝穴を含み、当該1つまたはそれ以上の溝穴は、前記1つまたはそれ以上の突起部と嵌合する関係に配置される請求項2に記載の装置。
  5. 前記ボウル部は、そこから下向きに延びる1つまたはそれ以上の円筒形のピンを含み、前記支持貯蔵部は、1つまたはそれ以上のキャビティを含み、その寸法は、前記1つまたはそれ以上の円筒形のピンを受け入れるようなものであって、その結果、前記1つまたはそれ以上の円筒形のピンは、前記ボウル部を前記支持貯蔵部とロック式に係合させるように開口部と係合する請求項1に記載の装置。
  6. 前記1つまたはそれ以上の各キャビティは、円形部と溝穴部を含み、前記1つまたはそれ以上の円筒形の各ピンは、前記1つまたはそれ以上の円筒形の各ピンの下側の円周に拡大部を含み、前記拡大部の直径は、前記溝穴部の幅よりも大きく、前記キャビティの円形部の直径より小さいかまたはそれと等しい請求項5に記載の装置。
  7. 前記オーガーは、前記オーガーの上端部に取っ手を含み、当該取っ手の形状は、人の手でつかめるようなものである請求項1に記載の装置。
  8. 本装置は、複数の段部をさらに備え、当該複数の各段部は、直径が異なる開口部を含み、前記シリンダーには、前記シリンダーの周りにおいて前記段部を下げると、前記複数の各段部が段状のテーパーのうちの1つと係合するように、段状のテーパーがつけられている請求項1に記載の装置。
  9. 前記段部の開口部を囲む、前記段部の内側円周には、前記シリンダーの長さに沿って所定の場所において前記シリンダーの外側の面と嵌合する関係で実質的に適合するように、角度がつけられている請求項1に記載の装置。
  10. 一体型のクラウンおよび段部をさらに備え、当該クラウンおよび段部は、前記シリンダーの最上端部に装着されて、流動性材料が、前記シリンダーの最上端部から前記クラウン、次いで前記段部の上面に流れる請求項1に記載の装置。
  11. 前記一体型のクラウンおよび段部は、金属を含む請求項10に記載の装置。
  12. 前記一体型のクラウンおよび段部は、プラスチックを含む請求項10に記載の装置。
  13. 前記オーガーのシリンダー内における位置を維持するために、前記オーガーの最上部と接触するように形成された支持部材を有する安定器をさらに備える請求項1に記載の装置。
  14. 前記安定器は、外側の円周が前記シリンダーの内側の円周と実質的に同一である円筒形の部分を含む請求項11に記載の装置。
  15. 1つまたはそれ以上の可撓性のある加熱部材をさらに含み、前記1つまたはそれ以上の可撓性のある加熱部材は、前記ボウル部の面が実質的に均一に加熱されるように、前記ボウル部に連結される請求項1に記載の装置。
  16. 流動性材料を循環させる装置を組み立てる方法であって、
    シリンダーをボウル部に、前記シリンダーが前記ボウル部の底面と実質的に垂直に上方へ延びるように装着するステップと、
    前記ボウル部を前記ボウル部に取り外し可能となるように、係合機構によって前記ボウル部をハウジングに装着するステップと、
    円形の開口部を有する段部を、前記シリンダー上の、前記円形の開口部により画定される範囲内に前記シリンダーの最上端部が入るような位置に配置するステップと、
    前記段部を前記シリンダーの底端部へ、ロック機構が前記段部を所定の場所に安定させ前記段部が前記シリンダーにしっかり連結されるまで、動かすステップと、
    を含む方法。
  17. 前記シリンダーは、前記段部を前記シリンダー周りに下げると、前記段部と係合するように形成された段状のテーパーを含む請求項16に記載の方法。
  18. 前記シリンダーは、複数の段状テーパーを含み、各テーパーは、前記段部を前記シリンダー周りに下げると、複数の段部のうちの1つと係合するように形成される請求項16に記載の方法。
  19. 流動性材料を循環させるシステムであって、
    シリンダーをボウル部に装着する手段と、
    前記ボウル部をハウジングに取り外し可能に装着する手段と、
    シリンダーの直径と実質的に同一の直径である円形開口部を有する段部と、
    前記段部を前記シリンダー上の所定の場所にロックする手段と、
    を備えるシステム。
  20. 流動性材料が前記シリンダー内を上方へ進むように、前記シリンダー内において流動性材料を支持する手段をさらに備える請求項19に記載のシステム。
  21. 前記支持手段は、当該支持手段を把持する手段を備える請求項20に記載のシステム。
  22. 流動性材料を収容するように形成されたボウル部と、
    前記ボウル部が前記囲いに取り外し可能に取り付けられた、実質的に加熱要素を包む囲いと、
    前記ボウル部の底面に、前記シリンダーが前記底面に実質的に垂直に上方へ延びるように取り付けられたシリンダーと、
    前記シリンダー内に配置されたオーガーと、
    前記シリンダーに取り外し可能に取り付けられた段部と、
    前記オーガーに連結され、前記オーガーを回転させるように形成された回転源であって、前記オーガーは、前記オーガーが回転すると、流動性材料を上方へ前記シリンダーの最上端部に進めるように流動性材料を支持する、回転源と、
    を備える装置。
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