JP2007509326A - 半固体材料を検査するための方法および装置 - Google Patents

半固体材料を検査するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

半固体材料の特性を評価するための方法および装置が提供される。この方法および装置は、口紅、リップ軟膏、およびデオドラントスティックのようなスティック形状の半固体化粧品を検査するのに特に十分に適している。この方法は、材料の検査試料が、制御条件下で基板に対して移動されたときに、基板上への半固体材料の堆積率を検査するステップを含む。この方法は、検査試料が、制御条件下で基板に対して移動されたときに、材料の検査試料に対する引きずりを測定するステップも含む。例示されている検査装置により、研究者が、検査試料に関するこれらの検査を行うことが可能になる。この検査により、再現可能な定性データが得られ、このデータは、粘稠度について半固体材料の種々のバッチを比較するために用いることができ、研究開発の目的のために、半固体材料に関する人体検査パネルの定性データに相関させることができる。

Description

発明の詳細な説明
本出願は、2003年10月17日に出願された米国仮特許出願第60/512,219号の優先権を主張する。
(技術分野)
本発明は、半固体材料の特性を測定する分野に関する。より詳しくは、本発明は、人体の皮膚に擦り付けられる半固体化粧料の物理的特性を評価する分野に関する。しかし、本発明の原理は、化粧品以外の半固体材料の検査に適用することも可能である。
(背景技術)
人体の皮膚に塗布するための多数の化粧品は、硬度および粘度が濃縮液から、非常に硬質かつ実質的に非粘性の材料までの範囲にわたる半固体材料を含む。リップ軟膏のようないくつかの製品では、半固体材料自体を直接塗布することが、皮膚または人体にとって有益である。口紅のような他の製品では、半固体材料は、色および/あるいは1つまたは複数の活性組成物を皮膚の表面に供給するためのキャリアとして使用される。
化粧品には、多数の異なる形状がある。これらの形状の1つは、いわゆる「スティック」であり、このスティックは、通常、分配容器内に保持される長方形の棒状または円筒状の半固体材料であり、一般に、塗布されている間、その形状を保持する。スティックの一部が、皮膚の表面にわたって引っ張られた場合、半固体材料の残渣が移動されて皮膚に沈着される。スティック形状で設け得る化粧品の種類の例は、口紅、リップ軟膏、デオドラント、保湿剤、日焼け止め、およびアイブロウペンシルを含む。典型的に、スティックは、ワックスで構成されたスティック、ゲル、またはゲル化剤組成物であり、この場合、スティックは、ワックス材料またはゲルよりも粘度が高い液体を含む。ワックスで構成されたスティックの例は、米国特許第5,169,626号明細書と米国特許第4,725,432号明細書とに記載されている。本発明は、特に、「スティック」形状の化粧品の検査および測定に関するものであるが、他の形状の化粧品、および非化粧料を検査および測定するために使用してもよい。
ASTM法 D−1321とD−937は、半固体化粧料用の検査手順の例を提供している。これらの方法は、ニードルまたは円錐状プローブで探索することによって半固体材料の硬度を測定する。この探索から得られた測定値は、材料の硬度に相関し、材料の特性の差をバッチ毎に特定するために用いることが可能である。しかし、実際の製品性能、すなわち、ユーザが認識するような製品の品質または望ましさに関連させることが不可能である場合、データの獲得が困難になる。
株式会社資生堂アメリカ(Shiseido America,Inc.)は、自社独自の口紅破壊検査装置を開発した。資生堂(Shiseido)社製の検査装置では、口紅ホルダは、口紅試料を60度の角度に保持する。自動化装置がオンになると、口紅ホルダは、紙が前進している間、紙上を端から端まで移動する。資生堂(Shiseido)社製の装置が目下使用されているとき、ストロークカウンタは、アームが端から端まで揺動した回数を計数し、ストロークカウンタが50に達した場合、口紅組成物は検査に合格したとみなされる。他の任意の測定のための措置は行われない。したがって、破壊に関する傾向は、任意に決定された基準と比較して決定され、製品性能に容易には関連しない。
人体検査パネルは、典型的に、人体の皮膚に残った残渣の量を評価するために、および、組成物が、人体の「感触」の見地から望ましいかどうかを評価するために使用される。パネル検査において、消費者には、半固体化粧組成物の試料が与えられ、組成物を関連領域に塗布するように求められる。塗布したら、消費者には、皮膚上の組成物の感触がどのようなものであるかを評価するように、および相対的な尺度に関する経験を評価するように求められる。この結果は主観的なものである。これらの検査を通して、半固体材料の硬度と顧客満足とを相関させるための能力はほとんどない。さらに、検査結果の再現性および粘稠度は実現することが困難である。
したがって、客観的かつ再現可能に、この場合、ユーザの見地から、検査結果を半固体化粧料の「感触」または性能に相関させることができるように、半固体化粧料を検査するための方法が必要となる。
(発明の開示)
本発明は、半固体材料の試料を客観的かつ再現可能に検査するための手段を提供する。この検査から得られるデータにより、半固体材料の1つの検査試料と半固体材料の他の検査試料との客観的で正確な評価が可能になる。例えば、このデータを用いて、半固体材料の品質および粘稠度をバッチ毎にまとめることを保証することが可能である。半固体材料を人体に使用することの特性を再現することは必ずしも必要ではないが、この評価から得られるデータは、半固体材料を人体に使用する間の性能にほぼ対応するものと考えられる。したがって、このデータを用いて、半固体材料を人体に使用する間の所望の性能に相関する1組の目標基準に対して半固体材料を評価することもできる。例えば、このデータを用いて、消費者が所望するいくつかの特性を有する半固体化粧料の組成物を特定することができる。
本明細書に用いられる際、検査試料は、スティック、ボール等のような3次元形状に成形される任意の半固体材料を意味する。検査試料は、同質であり得る半固体材料の1つのみを含むことが可能であるか、または検査試料は、半固体材料を保持し、支持しまた収容するための材料または構造体を含むことも可能である。例えば、検査試料は、ある(好ましくは均一の)長さの口紅スティックのみを含み得る。あるいは、検査試料は、スティックを収容して保持するためのプラスチック管内の口紅スティックを含むことが可能である。
本明細書に用いられる際、半固体材料は任意の半固体材料を意味し、検査試料と基板とが互いに移動されたときに、半固体材料の少なくとも一部を検査試料から基板上に移動させることができる。「互いに移動される」という用語は、物理的接触がある間は互いに移動されることを意味する。半固体材料は、人体の皮膚に塗布するための化粧剤または活性剤であることが可能であり、当該化粧剤または活性剤には、ワックスで構成されたスティック、ゲルスティック、あるいはリップ軟膏、口紅、デオドラント、保湿剤、日焼け止めまたはアイブロウペンシルを含むゲル化剤スティックが含まれる。しかし、本発明は、人体の皮膚に使用するための化粧剤または活性剤の評価に限定されない。
本発明は、検査試料と基板とが制御条件下で互いに移動されたときに、半固体材料が検査試料から基板上に堆積することに関する特性を評価するための方法および装置を提供する。評価される特性の1つは、基板上への半固体材料の堆積率である。他の特性は、検査試料と基板とが互いに移動されたときに、検査試料と基板との間の摩擦によって発生される引きずりである。他の特性は、基板上における半固体材料の残渣の視覚的外観を含むことが可能である。例えば、基板上における残渣の厚さ、粘稠度、色、または反射率の目視検査を行うことが有用であり得る。
要するに、この方法は、検査試料と基板とを互いに移動させて、半固体材料のあるものを基板上に堆積させるステップを含む。この移動は制御条件下で行われる。例えば、この移動の相対速度および期間を制御し得る。検査試料を基板に対して移動させる経路も規定することが可能である。検査試料が基板に押し付けられる力も制御することが可能である。当然、基板の種類および表面特性も制御することが可能である。検査が行われた場合に、周囲温度および湿度を制御することが必要または望ましいかもしれない。
検査試料および基板の相互移動が行われた後に、検査試料または基板を計量して、検査試料から失われるかまたは基板上に堆積された半固体材料の量を決定することができる。基板上に堆積された半固体材料の量は、基板上への材料の堆積率に相関する。第1の検査試料が、第2の検査試料よりも多くの残渣を基板に堆積させ、検査毎の関連するすべての状態が制御されて同一に保たれた場合、第1の試料は、第2の試料よりも大きな堆積率を有する。
検査試料と基板とが互いに移動されたときに、検査試料に対する基板からの引きずり力を測定することも有益であり得る。力測定装置を検査装置で使用して、引きずりを測定することが可能である。
検査装置1の例示的な実施形態が図1に示されている。検査装置1は、本発明による半固体材料の検査を可能にするための装置の一例に過ぎない。読者は、例示的な検査装置1を無数に修正でき、特定のニーズに合うように、アセンブリの部分の構成を修正および改良できることを認識するであろう。
検査装置1はベースアセンブリ15を有する。ベースアセンブリ15は、基板17に対する支持を行う。当業者は、ベースアセンブリ15が、検査試料に近接する位置で基板17を支持する限り、ベースアセンブリ15が、種々の任意の形状および構造を有し得ることを理解するであろう。試料ホルダ3は、基板17と接触して検査試料を配置する。
検査試料と基板17とが互いに移動され、この結果、検査試料の半固体材料のあるものが擦り落とされて、基板上に堆積される。例示的な検査装置1では、基板17は、ベースアセンブリ15の頂面を横切って移動される。したがって、試料ホルダ3がベースアセンブリ15に間接的に取り付けられると共に、基板17が、検査試料に対して移動する。代わりに、基板17をベースアセンブリ15に固定して取り付けてもよく、試料ホルダ3をベースアセンブリ15と基板17とに対して移動できることも意図され、そのことを当業者が認識するであろう。あるいは、以下により詳細に説明するように、基板17および検査試料の両方は、ベースアセンブリ15に対して移動する構成要素であり得る。任意の適切な方法と任意の適切な機構とによって、試料ホルダ3に対する基板17の移動を達成できる。
図1に示した例示的な検査装置1では、ストリップチャートレコーダ機構は、ベースアセンブリ15の頂部の上方で基板17を移動させるために使用される。ストリップチャートレコーダは公知のものであり、大量の基板17を保管するために使用できるローラ100を備え得る。基板17がローラ100から巻き解かれるときに、支持部材19に配置された基板ガイド棒12を使用して、基板17を案内することができる。基板は、ローラ100から巻き解かれ、ベースアセンブリ15を横切ってまた試料ホルダ3の下に引っ張られて、駆動ローラガイドアセンブリ110に通される。駆動ローラガイドアセンブリ110は、駆動ローラ112を駆動するモータ111を含む。駆動ローラ112は、基板17を掴んで、それをローラ100からベースアセンブリ15の頂部を横切って引っ張る摩擦力の高い表面または歯を有することができる。モータ111および/または駆動ローラ112の速度および/または角度位置は測定して制御することができる。半固体材料が基板上に堆積した後の基板の計量を容易にするように、移動可能な基板17を所定の長さに切断するために、ストリップチャートレコーダ機構を任意に装備することが可能である。
代わりに、コンベヤまたは計量ベルトを移動可能な基板として使用してもよい。計量ベルトは、検査装置が動作されるときに半固体材料の堆積を直接測定する。当該技術分野で公知のこのような装置の一例は、2つのローラの間を移動しかつ計量機構と関連付けられる連続ベルトである。コンベヤまたは計量ベルトの部分は、試料ホルダ3の下にまた検査試料と接触して配置すべきである。コンベヤまたは計量ベルトの速度および位置のようなパラメータは制御可能であるべきである。コンベヤまたは計量ベルトを使用することにより、検査装置と、検査データを処理して記憶するためのコンピュータシステムとの相互接続が容易になり得る。コンベヤまたは計量ベルトには、半固体材料の残渣をベルトから取り除くためのシステムを設けることが望ましいかもしれない。
他の代替例として、ターンテーブル式の装置を使用して、基板17を移動させてもよい。ターンテーブル装置は、半固体材料を堆積させることができる一体的な基板表面を含み得る。ターンテーブル装置は、代わりに、例えば感圧接着剤を基板上に塗布することによって、取り外し可能な基板を取り付けることが可能である表面を含んでもよい。ターンテーブル装置は、試料ホルダ3に隣接するターンテーブル装置の一部によってベースアセンブリ15上で回転し、この結果、検査試料が基板に接触する。取り外し可能な基板が固定されたターンテーブル装置は、半固体材料が堆積する前のおよび堆積した後の基板の重量の迅速かつ正確な決定の利点を提供する。
検査すべき半固体材料に適合しかつ適切な大きさの摩擦を提供する紙またはポリマー製のシートまたはフィルムのような任意の適切な材料から、基板17を形成することが可能であり、この結果、半固体材料は、検査試料から基板上に擦り落とされる。例えば、ポリウレタンまたはシリコーンポリマー製のシートまたはフィルムを使用して、基板17を形成することが可能である。いくつかの半固体化粧料を検査する場合、人体の皮膚の特性に相関する表面特性を有するポリマー材料を選択することが望ましいかもしれない。検査が行われる前に、基板17の表面を湿らせるかまたは濡らすようなある調製をすることが望ましいかもしれない。基板17を形成する材料は、合理的で一貫した特性を有するべきであり、再現可能であるべきである。
図1に示したように、支持部材19は、支柱16によってベースアセンブリ15の上方に配置される。支柱16は、基板17が支柱16の間を、ベースアセンブリ15の頂部をまた支持部材19の下方を通過し得るように、互いに十分な距離に配置される。基板ガイド棒12は、基板17の通過を案内および制御するために、さらに、ベースアセンブリ15の頂部における基板17の移動を保証するために支持部材19に配置される。基板ガイド棒12は支持部材19に調整可能に配置することが可能であるので、基板ガイド棒12を種々の厚さの基板に合わせて調整できる。
支持部材19は、検査アームアセンブリ18をベースアセンブリ15の上方に配置する。図2は、検査アームアセンブリ18の詳細図を示している。検査アームアセンブリ18は、互いに反対側にある第1の端部56および第2の端部58を有する第1のアーム部材25を備える。第1のアーム部材25の第1の端部56は、万能型継手50を介して支持部材19に取り付けられる。
万能型継手50により、第1のアーム部材25が、支持部材19に対する移動の複数の自由度を有することが可能になる。他の種類の適切な継手を使用して、第1のアーム部材25を支持部材19に連結してもよい。また、第1のアーム部材25をベースアセンブリ15に直接連結してもよい。万能型継手50は、支持部材19に取り付けられる第1の継手部材51と、第1のピン52を介して第1の継手部材51にピン止めされる第2の継手部材53と、第2のピン54を介して第2の継手部材53にピン止めされる第1の端部56とを含む。第1のピン52により、ほぼ水平の軸線を中心とする第1のアーム部材25の回転が可能になり、第2のピン54により、ほぼ垂直の軸線を中心とする第1のアーム部材の回転が可能になる。試料ホルダ3は第1のアーム部材25の第2の端部58に装着される。万能型継手50により、試料ホルダ3が、基板17に対してほぼ水平および垂直に移動することが可能になる。
図2に示した実施形態では、試料ホルダ3は第1の端部40と第2の端部42と開口部44とを有する。開口部44は検査試料を収容する。開口部44は試料ホルダ3を完全に貫通し、開口部44の軸線は、基板17の表面に対して垂直である。所望ならば、検査試料が、ある角度で基板17に接触するように、開口部44を斜めにすることも可能である。試料ホルダ3は、検査試料を位置保持するためのクランプを含み得る。試料ホルダ3の第2の端部42は、ねじ付きロッド48を収容するためのねじ付き穴46を有することが可能である。ねじ付きロッド48は、ねじ付き穴46を通してねじ込まれて開口部44内に入ることにより、ブロック49を押圧して検査試料を固定することができる。例えば、口紅の筒のような化粧容器が試料ホルダ3の開口部44に配置された場合、ブロック49が、検査のために、力を化粧容器に加えてそれを固定するまで、ロッド48を回転させることが可能である。検査試料が、半固体材料を保持するための容器を含まない場合、ブロック49は半固体材料を直接支承し得る。
試料ホルダ3は第1のアーム部材25から取り外し可能であり得る。この構成により、ホルダの交換が可能になり、特定の検査試料に合わせたホルダ開口部44のサイズおよび/または形状のカスタマイズが可能になる。図3は、カスタマイズされたホルダ開口部444を有する試料ホルダの代替実施形態を示している。このようなカスタマイズは、同じ種類のいくつかの試料を分析する必要がある場合に、例えば品質保証型検査の際に望ましいかもしれない。
再び、図2を参照すると、試料ホルダ3は、摺動継手装置を介して第1のアーム部材25の第2の端部58に取り付けられる。摺動継手装置により、試料ホルダが、基板17の移動方向に対して横方向の第1のアーム部材25に対して摺動することが可能になる。摺動継手装置は、第1のアーム部材25の第2の端部58に固定されたクロス部材26を含む。並列ブロック27は、クロス部材26の各端部に取り付けられ、2つの平行滑動棒28を配置する。試料ホルダ3は、滑動棒28が摺動嵌合して通過する貫通孔を含む。このようにして、試料ホルダ3は、右側の並列ブロック27に隣接する位置から、左側の並列ブロック27に隣接する位置に横方向に移動できる。
試料ホルダ3が、基板17に対して検査試料を押す力は、検査が再現可能であるように制御するために必要であり得る条件の1つである。本明細書に用いられる際、基板17に対する検査試料の力は、力が定量的に測定された場合に、または単に、他の検査のために力を再現できた場合に認識される。図1の検査装置1では、第1のアーム部材25、力測定装置6、および検査アームアセンブリ18の関連する他の構成要素の重量は、基板17に対する検査試料の力を発生させるように作用する。これらの構成要素の重量が一定である場合、力が認識されて、検査を正確に再現できる。これらの構成要素の重量が、有効な検査のために、十分でないかまたは多すぎる場合、錘または釣合い錘によって、重量を調整できる。
検査アームアセンブリ18の有効重量を低減するために、および基板17に対する検査試料の力を調整可能に設定するために、図1の検査装置1には釣合い錘が設けられる。基板に対する検査試料の力を調整するために、異なる多くの方法で、検査装置に錘および釣合い錘を装備し得ることが容易に認識されるであろう。図1に示した釣合い錘の設定は一例である。図1を参照すると、ロードアーム70は第1のアーム部材25に取り付けられる。ロードアーム70には錘76が装着される。錘76は、試料ホルダ3の反対側の第1のピン52を介して片持ち支持される。ロードアーム70上の錘76の位置は、付与される釣合いの大きさに対応する。錘76の位置を調整して、基板17に対する検査試料の力を調整することが可能である。ロードアーム70は、第1のピン52からの再現可能な距離における錘76の配置を容易にするために、ロードアーム70の長さに沿って銘刻を有し得る。錘76は、ロードアーム70が通過し得る錘76に形成された貫通孔80を介してロードアーム70に装着することが可能である。クランプねじ84は、錘76を通過し、錘76をロードアーム70に締め付けて、錘76の位置を保持することが可能である。
第2のアーム部材31は、第1の端部32と、それと反対側にある第2の端部33とを有する。第1の端部32は、ボールソケット継手、ピローブロック軸受、または基板17の移動に対して横方向にあることを除いては第2のアーム部材31と第1のアーム部材25との間の移動を理想的に可能にする他の適切な遊動嵌合継手を介して第1のアーム部材に取り付けられる。第2のアーム部材31の第2の端部33は、回転板35に装着された偏心クランク37に回転可能に取り付けられる。電動モータ(図示せず)または他の適切な手段によって、回転板35をその中央を中心に回転させることができる。回転板35および第2のアーム部材31は、スライダクランク機構と同様に動作する。回転板35が回転するとき、偏心クランク37により、第2のアーム部材31が、検査アームアセンブリ18を駆動して揺動運動させる。揺動運動は、第2のピン54を中心とする検査アームアセンブリ18の往復旋回である。
回転板35を回転させるモータを制御装置90に取り付けることにより、回転板35の回転速度、したがって、検査アームアセンブリ18の揺動運動の速度を制御することが可能になる。カウンタ92を使用して、回転板35の回転数、したがって、検査アームアセンブリ18の揺動数を計数することも可能である。制御装置90およびカウンタ92は、当業者によって認識されるように、任意の適切な装置であり得る。
基板17の移動に対して横方向のおよびそれに加えた揺動運動に関する措置は任意のものである。揺動運動が望まれる場合、多くの異なる方法で、検査アームアセンブリ18を揺動させるための機構を配置できる。本図に示した機構は一例に過ぎない。
図1に示したように、制御盤2をベースアセンブリ15に取り付け得る。回転板35を駆動するモータ用の制御装置90は、制御盤2に便利に装着することが可能である。同様に、駆動ローラ112を駆動するモータ111の速度を制御するための制御装置91を制御盤2に便利に装着することが可能である。電源スイッチ93も制御盤2に装着することが可能である。
力測定装置(またはゲージ)6を第1のアーム部材25に取り付けて、検査試料に対する引きずりを測定することが可能である。図2に示した例では、力測定ゲージ6は、その種類のゲージのために特注されている容器に嵌め込まれる。引きずりを測定するために、任意の適切な構造の任意の適切な力測定装置を使用可能である。特に、図2の実施形態で測定された方向とは異なる方向で、引きずりを測定することが可能である。力測定ゲージ6はニードル7と柱8とを介して試料ホルダ3に取り付けられる。柱8は、試料ホルダ3に固定され、試料ホルダ3が滑動棒28を移動するときに、試料ホルダ3と共に横方向に移動する。柱8が横方向に移動したときに、柱8は力測定ゲージ6のニードル7を作動させる。ニードル7が移動されたときに、力測定ゲージ6により、試料ホルダ3で横方向に(滑動棒28に対して平行に)作用する引きずり力が測定される。力測定ゲージ6は、検査の進行中に試料ホルダ3が受ける最大の引きずりを検出する能力と、他の検査のために力測定ゲージ6がリセットされるまで、その最大の引きずりの測定値を表示し続ける能力とを有し得る。あるいは、力測定ゲージ6は、ある期間にわたって、平均的な引きずりを演算できる電子機器と関連付けることが可能である。一般に、異なる多くの方法で、検査試料に対する引きずりを測定することが可能であり、本図に示した設定は一例に過ぎない。
検査装置1を使用して、半固体材料の特性を測定するために、検査試料が試料ホルダ3に配置される。試料ホルダ3は、基板17に対して検査試料を押す。基板17は、駆動ローラ112とモータ111とによってベースアセンブリ15の頂部を横切って移動される。基板17が移動している間に、半固体材料の一部が検査試料から擦り落とされて、基板17に堆積される。
所望ならば、検査装置で適切な措置を行った場合、基板17が移動するのと同時に、試料ホルダ3を横方向に揺動させることが可能である。2つの構成要素の運動、すなわち、基板17の運動および試料ホルダ3の揺動運動は、より小さな大きさの基板を要求して所定の検査を行うことによって有益となり得る。また、揺動運動から生じる基板17に対する検査試料の運動方向の変化は、人が半固体化粧品を実際にどのように使用するかをより正確に再現することが可能である。
構成要素の揺動運動が用いられた場合、検査試料が2回以上接触する基板17の領域を低減する速度で、基板17を好ましくは移動させるべきである。正確にするために、検査試料は、半固体材料の残渣を依然として有していない基板17のできるだけ同程度の新しい領域に接触することが好ましい。
検査中に半固体化粧スティックから基板17に移動される半固体材料の分配、すなわち量を決定するために、テストランの前後に検査試料を計量できる。テストランの前と後の重量の差は、分配された半固体材料の量である。あるいは、いくつかの検査状況において、前後の重量の差が分配量であるので、テストランの前後に、基板を計量することがより有利であり得る。各検査試料の複数のテストランは、半固体材料の分配が、テストラン毎に一貫している方が望ましいかもしれない。
検査装置1は、スティック形状の半固体化粧品を検査するのに特に十分に適している。典型的に、このような半固体化粧品、例えば、口紅、リップ軟膏、またはデオドラントスティックは、例えば、プラスチックおよび金属製のディスペンサまたは容器内に貯蔵される。スティックを容器から取り外す必要がなく、典型的に、検査中に半固体スティックを容器内に保持することがより便利である。いくつかの化粧品では、検査試料を計量する前に、スティックの部分が露出されるように、スティックを容器から前進させることが好ましい。次に、スティックの端部を切断して、検査試料が試料ホルダ3に装着されたときに基板17の表面に対して略平行であるスティックの端部を平坦面にすることが可能である。
計量後に、検査試料は検査装置1の試料ホルダ3に挿入され、スティックの端部の平坦面が基板17に接触する。任意に、錘または釣合い錘を検査アームアセンブリ18に加えることが可能であり、この結果、基板17に対する検査試料の力が、検査のために適切になる。錘または釣合い錘が加えられた場合、その後の検査に関する条件を再現することを容易にするために、錘または釣合い錘の位置および重量をメモしておくべきである。
検査すべき半固体スティック試料が装置に配置されると、基板17および試料ホルダ3の移動が(所望ならば)開始される。例えば、カウンタ92で横方向の揺動数を計数することによって、基板に対する検査試料の変位を記録して制御することができる。検査試料の変位を記録して制御するための他の方法は、検査期間を単に計時すること、基板の残渣痕跡の長さをメモすること、駆動ローラ112の回転数を計数すること等を含み得る。任意の適切な方法を用いて、基板17に対する検査試料の運動の長さを記録して制御することができる。本明細書に用いられる際、変位は、変位の大きさが測定された場合に、または単に、その後の検査で変位を再現できた場合に認識される。
所定の揺動数が完了した後に、検査試料を取り除いて計量することができ、検査前と検査後の重量の差に、分配された半固体材料の量が反映される。
基板上への半固体材料の堆積率の検査と独立してまたはそれと同時に、検査試料の引きずりを測定することが可能である。検査試料が試料ホルダ3に固定された後に、力測定ゲージ6はゼロにされる。次に、基板17に対する検査試料の運動が開始される。この運動は、特定の半固体材料、および行うべき検査のために所望される1つまたは2つの構成要素の運動であり得る。引きずりの大きさは、運動中に任意の時点で力測定ゲージ6を読み取ることによってメモしておく。ゲージが読み取られる時点と、検査試料および基板17の運動の条件とが同一である限り、試料毎に比較するための再現可能な定量データを得ることが可能である。
本発明者らは、本明細書に開示した方法の実験条件が、半固体化粧料を人体の皮膚に使用することを正確に再現するとは予想されないことを認識する。それにもかかわらず、本発明者らは、このデータを人体反応に有効に相関させることが可能であると考えており、このデータが、再現可能な試料毎の定量比較を可能にすると考えている。残渣堆積率、および半固体化粧料の引きずりの両方が、ユーザにとって重要であり得る。唇に塗布するために意図された半固体化粧料の場合、残渣堆積および引きずりの特性は、当該技術分野で知られている用語「口の感触」の重要な指標である。口の感触は、消費者にとって重要な因子であると考えられる。
以下の3つのチャートは、本方法に従って、および本発明の図1〜図3に示した装置を使用して口紅製品で行われ例示的な検査を示している。3つのチャートは、それらの検査からの例示的なデータも含む。
Figure 2007509326
Figure 2007509326
Figure 2007509326
本明細書に記載されている方法および装置によって行われた検査から得られたデータの以下のチャートは、人体検査パネルからのデータに相関した。パネルの参加者は、製品の色、光沢、感触、被覆率/分配、摩耗等に関して、各製品の望ましさを判定した。被覆率/分配の評価について、検査パネルには、最良の評価を有する製品Bが、それに続いて製品Cが、その次に製品Dが選択された。製品B、CおよびDは口紅であった。検査パネルの選択結果は、客観的な検査結果と好ましくは比較する。
Figure 2007509326
方法のステップの特定の順序、および検査装置上の構成要素の特定の配置の記載によって、本発明について説明してきたが、当業者は、本発明の精神または範囲から逸脱することなく、種々の修正および変更をなし得ることを認識するであろう。上述の説明は、例示的なものに過ぎず、本発明の範囲を限定するようには決して意図されない。本発明の範囲は、添付された特許請求の範囲によって規定されるべきである。
本発明による検査装置の例示的な実施形態の図面である。 図1の検査装置の検査アームアセンブリの詳細図である。 試料ホルダの代替実施形態の図面である。

Claims (4)

  1. 半固体材料の特性を測定する方法であって、
    検査試料と基板との間の認識される力により、前記半固体材料の前記検査試料を前記基板に接触させるステップと、
    前記基板に対する前記検査試料の認識される変位により、前記基板に対して前記検査試料を移動させて、前記半固体材料のあるものを前記検査試料から前記基板上に堆積させるステップと、
    前記検査試料から取り除かれて前記基板上に堆積された半固体材料の量を決定するステップと、
    を含む方法。
  2. 半固体材料の特性を測定する方法であって、
    検査試料と基板との間の認識される力により、前記半固体材料の前記検査試料を前記基板に接触させるステップと、
    前記基板に対して前記検査試料を移動させて、前記半固体材料のあるものを前記検査試料から前記基板上に堆積させるステップと、
    前記検査試料が前記基板に対して移動している間に、前記検査試料が前記基板に対して移動することによって、および前記検査試料が前記基板に接触することによって前記検査試料に加えられる引きずり力を測定するステップと、
    を含む方法。
  3. 半固体材料の特性を測定するための装置であって、
    ベースアセンブリと、
    前記ベースアセンブリの上方に配置された前記半固体材料の検査試料を保持するホルダと、
    前記ベースアセンブリと、前記検査試料に対して移動させるための前記ホルダとの間に配置された基板であって、前記検査試料と前記基板とが互いに接触する基板と、
    を備える装置であって、
    前記基板と前記検査試料とが互いに移動したときに、前記半固体材料の一部が前記基板上に堆積される装置。
  4. 前記ベースアセンブリに取り付けられた検査アームアセンブリをさらに備え、前記ホルダが前記検査アームアセンブリに取り付けられ、
    前記基板が、前記ベースアセンブリに対して移動し、これによって、第1の方向において、前記ホルダに対する前記基板の移動が生じ、
    前記検査アームアセンブリが、前記第1の方向に対して略直角の第2の方向における前記基板に対する移動に適合される請求項3に記載の装置。

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