JP2007505845A - 殺微生物活性を有するケイ素化合物 - Google Patents
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Abstract
(式中、XはO又はSであり;RINGはフェニル又はチエニルであり;Hetは、ヘテロ原子を1〜3個含む5員又は6員ヘテロ環であり、各々は独立して、酸素、窒素、イオウから選択され、当該環は、1〜4個の基R4により置換され;R1は、水素、任意に置換された(C1-4)アルキル、ホルミル、任意に置換された(C1-4)アルキルC(=O)、任意に置換された(C1-4)アルキルC(=O)O、任意に置換された(C1-4)アルコキシ(C1-4)アルキル、任意に置換されたアリル、任意に置換されたプロパルギル又は任意に置換されたアレニルであり;各R2は、独立して、ハロゲン、任意に置換された(C1-4)アルキル、任意に置換された(C1-4)アルコキシ又は任意に置換された(C1-4)アルコキシ(C1-4)アルキル;R3は(CRaRb)m-Cy-(CRcRd) n-Yであり;各R4は、独立して、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3ハロアルキル、C1-3アルコキシ(C1-3)アルキル及びシアノから選択され;Ra、Rb、Rc及びRdは各々、独立して、水素又は任意に置換された(C1-4)アルキルであり;Cyは飽和、不飽和又は芳香族で有って良く且つ環の構成員として任意にケイ素原子を含む任意に置換された3〜7員の炭素環又は複素環であり; (CRaRb)m及び(CRcRd)nは、Cyの同じ炭素又はケイ素原子に対して又は1、2又は3個の環構成員によって分離された異なる原子に対してのいずれかで結合して良く;YはSi(OpZ1)(OqZ2)(OsZ)であり、そしてCyはケイ素原子を環の環構成員として含み、そしてYは水素であっても良く;ZはC1-4アルキル又は2〜4アルケニル(その各々は、O、S及びNから選択された1個のヘテロ原子によって任意に中断されており且つ1〜3個の独立して選択されたハロゲン原子によって任意に置換されている)であり;Z及びZ2は、独立して、メチル又はエチルであり; m及びnは、各々独立して、0、1、2又は3であり; p、q及びsは各々独立して、0又は1であり;そしてrは0、1又は2である;又はそのN-酸化物;但しYは、mとnがどちらも0であり且つRINGとCyがどちらもフェニルである場合、トリ(C1-4)アルキルシリルではない)の殺真菌化合物;又はそのN-酸化物;植物病原性微生物、好適には真菌による植物の感染症をコントロールもしくはするための農業もしくは農芸化学における活性成分もしくは組成物を少なくとも1種の新規化合物を含んで成る組成物に関連する。
Description
XはO又はSであり;
RINGはフェニル又はチエニルであり;
Hetは、各々が独立して、酸素、窒素、イオウから選択されるヘテロ原子を1〜3個含む5員又は6員ヘテロ環であり、当該環は、1〜4個の基R4により置換され;
R1は、水素、任意に置換された(C1-4)アルキル、ホルミル、任意に置換された(C1-4)アルキルC(=O)、任意に置換された(C1-4)アルキルC(=O)O、任意に置換された(C1-4)アルコキシ(C1-4)アルキル、任意に置換されたアリル、任意に置換されたプロパルギル又は任意に置換されたアレニルであり;各R2は、独立して、ハロゲン、任意に置換された(C1-4)アルキル、任意に置換された(C1-4)アルコキシ又は任意に置換された(C1-4)アルコキシ(C1-4)アルキル;R3は(CRaRb)m-Cy-(CRcRd)n-Yであり;各R4は、独立して、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3ハロアルキル、C1-3アルコキシ(C1-3)アルキル及びシアノから選択され;Ra、Rb、Rc及びRdは各々、独立して、水素又は任意に置換された(C1-4)アルキルであり;Cyは飽和、不飽和又は芳香族で有って良く且つ環の構成員として任意にケイ素原子を含む任意に置換された3〜7員の炭素環又は複素環であり; (CRaRb)m及び(CRcRd)nは、Cyの同じ炭素又はケイ素原子に対して又は1、2又は3個の環構成員によって分離された異なる原子のいずれかに対して結合して良く;YはSi(OpZ1)(OqZ2)(OsZ)であり、そして但しCyはケイ素原子を環の環構成員として含み、そしてYは水素であっても良く;ZはC1-4アルキル又はC2-4アルケニル(その各々は、O、S及びNから選択された1個のヘテロ原子によって任意に中断されており且つ1〜3個の独立して選択されたハロゲン原子によって任意に置換されている)であり;Z1及びZ2は、独立して、メチル又はエチルであり; m及びnは、各々独立して、0、1、2又は3であり; p、q及びsは各々独立して、0又は1であり;そしてrは0、1又は2である;又はそのN-酸化物であり;但しYは、mとnがどちらも0であり且つRINGとCyがどちらもフェニルである場合、トリ(C1-4)アルキルシリルではない)
の化合物を提供する。
は、式(I)の化合物の調製において中間体として有用である。
m. p. =融点 b. p. =沸点
s =シングレット br =ブロード
d =ダブレット dd=ダブレットのダブレット
t =トリプレット q =クオタレット
m=マルチプレット ppm=百万分率
qd=ダブルクオタレット sext=セクステット
式(I)の化合物は、式(II)[AはNH2、NHCH(O)、任意に置換された(C1-4)アルキルC(=O)NH又は任意に置換された(C1-4)アルキルOC(=O)NHである]の化合物を式Het-C(=O)OR'[式中R'はC1-5アルキルである]の化合物と、強塩基[例えばNaH又はナトリウムヘキサメチルジシラザン]の存在下、無水極性溶媒[好適にTHF]中且つ-10℃〜当該溶媒の沸点[好適に周囲温度で]反応させることによって調製されて良い。J.Wangらによる記事[Synlett 2001,1485]は類似物調製の詳細を提供する。AがNHCH(O)である場合、任意に置換された(C1-4)アルキルC(=O)NH又は任意に置換された(C1-4)アルキルOC(=O)NH;及び式(1)(式中、R1はHである)が所望され、下記方法Eの加水分解が続かなければならない。
式(I)の化合物は、式(II)の化合物[式中Aは方法Aで規定したとおりである]を式Het-C(=O)R"[式中、R"はOH又は脱離基の例えば、Cl、Br、F又はOC(=O)C1-4アルキルである]の化合物と不活性有機溶媒[例えば、酢酸エチル、ジクロロメタン、ジオキサン、THF又はDMF]中で且つ-10℃〜当該溶媒の沸点[好適に周囲温度]で反応させることにより調製されて良い。もしR"がOHであれば、この反応は活性剤[例えば、BOP-Cl]及び2当量の塩基[例えば、第三アミン、無糖炭酸塩又は炭酸水素である]である。代替的に、もしR"が脱離基であれば、この反応は、少なくとも1当量の塩基[例えば、ピリジン、第三アミン、無機炭酸塩又は炭酸水素;より強力な塩基、例えば、NaH又はナトリウムヘキサメチルジシラザンが、AがNHCH(O)、任意に置換された(C1-4)アルキルC(=O)NH又は任意に置換された(Cl)アルキルOC(=O)NHである場合に使用される]の存在下で行われる。もし、式(1)の化合物(式中、R1はHである)が所望されるなら、方法Eによる加水分解が続かなければならない。
式(I)[式中R1は上に規定したとおりであるが水素ではない]の化合物は、式(I) [式中R1は水素である]と式R1-L1[式中Rlは上記のとおりであるが水素ではない;及びL1は脱離基の例えば、Cl、Br、I、スルホネート(例えば、メシレート又はトリシレート)又はOC(O)C1-4アルキルである]の化合物を、溶媒[例えば、ハロゲン化溶媒(例えばジクロロメタン)、エーテル、酢酸エチル、DMF又は更に水(例えば、二相性混合物、任意に相転移触媒の例えば、テトラブチルアンモニウム硫酸水素)]中且つ塩基[例えば、第三アミン、炭酸アルカリ、アルカリ重炭酸塩又はNaH;しかしL1がO(CO)C1-4アルキルである場合、塩基を伴うことなく単に加熱可能である]の存在下で反応させることにより調製されて良い。
式(I)の化合物は、式(II)[Aはハロゲン、好適にブロモ又はヨード]の化合物と式Het-C(=O)NH2の化合物をCu(I)化合物及び非プロトン性溶媒[例えば、環状エーテル、例えばジオキサン]の存在下、高温で且つ好適に還流温度で反応させることによって調製されて良い。CuIを2%〜100%mol/molで、式(II)の化合物に対して、リガンド形成物質としての1,2-ジアミン(例えば、1,2-ジアミノシクロヘキサン又はエチレンジアミン)及び少なくとも1当量の塩基(例えば、炭酸アルカリ又はリン酸アルカリ)の存在下で反応させることによって調製されて良い。A. Klaparsらによる記事J. Am. Chem. Soc. 123,7727 (2001)は類似物調製の詳細を提供する。
式(I)[式中R1はHである]の化合物は、式(1)[式中R1は上記のとおりであるが、Hではない]の化合物から酸性又はアルカリ性加水分解によって調製されて良い。この目的のために、化合物は、周囲温度又は高温において、水と混合可能である適切な溶媒[例えば THF、ジオキサン、低級アルコール又は水自体]中の水性酸又は塩基の、例えばHCl、HBr又は有機水酸化物[例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム又は水酸化バリウムである]で処理されて良い。
式(I)[式中、R1はHである]の化合物は、式(II)[AはN=C(C6H5)2]の化合物から、AをNH2へと、例えばJ. Ahman et al. Tetrahedron Letters 38, 6363(1997)により記載された方法及び先の方法A又は方法Bにより、好適に中間体の単離又は精製を伴わずに転換することによって調製されて良い。
式(II'a)の化合物を調製するための適切な出発物質を伴い修飾された条件下で使用されて良い式(III)の化合物を調製するためのいくつかの適切な方法が以下の刊行物に記載されている: J. Org. Chem. 65,8919 (2000); Tetrahedron 49,8487 (1993); J. Org. Chem. 51,2206 (1986), J. Org. Chem. 56,3109 (1991); Acta chem. Scand. 53,493 (1999); J. Am. Chem. Soc. 123,10899 (2001); Org. Lett. 4,2225 (2002); Tetrahedron 57,2847 (2001) ; Tetrahedron Letters 42,6137 (2001); Tetrahedron Letters 36,3119 (1995); EP 696592 ; EP 713878; FR 2689893; Bull. Chem. Soc. Jpn. 64,1461 (1991); W09214692 ; J. Org. Chem. 67,6869 (2002); Pesticide Science 52, 138 (1998) ; Izv. Akad. Nauk, Ser. Khim. 1996,955 ; 1995,2475 ; ); Tetrahedron Letters 33,2295 (1992); Organometallics 11, 1428 (1992) ; 10,528 (1991) ; Ann. Chem. 1979,1915 ; J. Orgmet. Chem. 341,133 (1988); Zeitschrift f. Anorg. Allg. Chem. 459,37 (1979); Tetrahedron Letters 22,4449 (1981); US3125637 ; J. Org. Chem. 65,3135 (2000).
A'の性質によれば、式(IIa')の化合物は、式(IIa) (式中A=NH2)の化合物へと[例えば、触媒性水素化もしくは化学還元(A'はニトロである)もしくは脱保護(A'は保護基である)によって]転換されて良い。式(IIa)(A=OSO2CF3)の化合物は、保護OHの脱保護(もしA'が保護されたOHなら)及び生じる式(IIa') (A=OH)の化合物を、トリフレート無水物(triflic anhydride)及び適切な塩基によりトリフレートへと転換することによって調製されて良い。式(IIa) (AはOSO2CF3又はハロゲンである)の化合物は、更なる段階において、J. Ahman et al. Tetrahedron Letters 38,6363 (1997)及びX. Huang et al. , Org. Lett. 3, 3417 (2001)及びその中で引用された方法を使用することによって式(IIa)(A=NH2)の化合物へと転換されて良い。
この例は、化合物No.28.83a、28.63a及び1.61aの調製を説明する。
段階A: 1,1-ジメチル-3-(2'-ニトロ)フェニル-シラシクロヘキサン-2[化合物28.83a]
2-ニトロ-フェニルアセチレン(Synthesis 1980,627に基づいて調製した)(25g)、1,1-ジメチル-シラシクロブタン(21.9ml)及びPdCl2((Ph3P)2(9.5g)を450mlの無水トルエン中、窒素の雰囲気下で3時間に渡り還流させた。この溶媒を、室温に冷却した後、蒸発させて残留物(51.8g)を1.3kgのシリカゲル(溶離液:へキサン:酢酸エチル::39:1)上でクロマトグラフィーに委ねた。オリーブグリーン油(19.9g)を単離し、それは(nmrによれば)60%の化合物28.83aを含んだ。この物質を直接次の段階で使用した。
段階Aの産物をTHF中、大気圧及び室温で、Pd(炭素に対して10%)上で水素化した。触媒のろ過、溶媒の蒸発及びシリカゲル上でのクロマトグラフィー(溶離液:へキサン:酢酸エチル::19:1)により化合物28.63a(5.75g)を獲得した。
化合物No.28.63a(0.17g)をTHF(5ml)中に溶かした。N-メチル-3-ジフルオロメチル-4-クロロカルボニル-ピラゾール(0.15g)を加えてピリジン(0.062ml)を氷で冷却する間に加えた。生じる白色懸濁を一晩撹拌し、水に注ぎ、酢酸エチルで抽出して硫酸ナトリウム上で乾燥させた。溶媒を蒸発させて残留物(0.3g)をシリカゲル上でクロマトグラフィー(溶離液:へキサン:酢酸エチル::2:1)に委ね、117〜119℃で融解する化合物1.61a(0.26g)を獲得した。
この例は、化合物No. 28.82a及び1.94aの調製を説明する。
段階A:1,l-ジメチル-3-(2'-アミノ)フェニル-シラシクロヘキセン-2[化合物28.82a]
実施例1段階Aに由来する産物(1.5g)をエタノール(50ml;50重量%)に溶かし、そこへ粉末状鉄(1.5g)を加えた。生じる懸濁を加熱して還流させた。この温度で、エタノールに溶かした(3.5ml, 50体積%)HCl(0.35ml;2N)を10分に渡り加えて生ずる混合物を一晩還流させた。室温へと冷却した後、懸濁をろ過し、重炭酸塩で中性化し、酢酸エチルで抽出して硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒の蒸発及びシリカゲル上でのクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン:酢酸エチル::9:1)により化合物28.82a(0.14g)を獲得した。
段階 B:化合物 1.94a.
この化合物を、実施例1段階Cに記載の1,1-ジメチル-3-(2'-アミノ)フェニル-シラシクロヘキセン-2[化合物28.83a](0.12g)及びN-メチル-3-トリフルオロメチル-4-クロロカルボニル-ピラゾール(0.12g)から調製した。この産物は、74〜77℃で融解する0.17gのオフホワイトの結晶であった。
この例は、化合物 No.28.4、28.5、28.2及び5.3の調製を説明する。
段階A:トランス-1-(2'トリフルオロメチルスルホニルオキシ-フェニル)-2-トリメチルシリル-シクロプロパン[化合物 28. 4]
ピリジン(15ml)中トランス-1-(ヒドロキシ-フェニル)-2-トリメチルシリル-シクロプロパン(2.9g)[Org. Letters 4,2225 (2002)に従って調製した](15ml)を0〜5℃で無水トリフレート(2.55ml)により処理した。この混合物を最初に90分に渡りこの温度で撹拌し、次いで更に90分室温で撹拌した。水によるワークアップ、酢酸エチルでの抽出、硫酸ナトリウム上での乾燥、溶媒の除去及びシリカゲル上でのクロマトグラフィー(溶離液:へキサン:酢酸エチル::19:1)により、化合物28.4(4.4g)を獲得し、それを次の段階で使用した。
無水THF(40ml)を15分に渡り窒素中でバブリングすることによって慎重に脱気した。窒素雰囲気下、パラジウムジアセテート(0.15g)、rac.BWA-P(0.65g)及びベンゾフェノンイミン(2.3ml)を連続して加えた。室温で30分に渡り炭酸セシウム(5.1g)を加え、そしてこの混合物を一晩還流した。冷却後、懸濁を水(80ml)に注ぎ、酢酸エチルで2度抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥して溶媒を除去した。残留物(6.05gの暗緑色油)をシリカゲル上でクロマトグラフィー(溶離液:へキサン:酢酸エチル::19:1)に委ね、化合物28.5(3.55g)を獲得し、それを次の段階で使用した。
化合物28.5(3.5g)をメタノール(95ml)に溶かし、次いで酢酸ナトリウム(1.9g)及び塩酸ヒドロキシルアミン(1.2g)を連続して加えた。室温で75分に渡り撹拌した後、混合物を水酸化ナトリウム(500ml、水中0.1N)に注いで加えて酢酸エチルで2度抽出した。段階Bに記載のようにワークアップし、そしてシリカゲル上での半固体残留物(3.8g)のクロマトグラフィー(溶離液:へキサン:酢酸エチル:9:1)により化合物28.2(1.9g)を油として獲得した。
この化合物を、例1段階Cに記載のようにトランス-1-(2'-アミノ-フェニル)-2-トリメチルシリルシクロプロパン[化合物 28.2](0.25g)及び2-メチル-4-トリフルオロメチル-4-クロロカルボニル-チアゾール(0.28g)から調製した。収量は、61〜64℃で融解するオフホワイトの結晶0.45gであった。
この例は、化合物No.3.3の調製を示す。
N-メチル-4-トリフルオロメチル-3-ピロールカルボン酸(0.24g)、化合物28.2(0.25g)及びトリエチルアミン(0.34ml)を無水ジロロメタン(25ml)中に溶かし、氷で冷却してビス-(2-オキソ-3オキサゾリジニル-フォスフィン酸塩化物(0.31g)で処理した。生じる懸濁を1時間に渡り氷浴中で撹拌して室温で15時間に渡り撹拌した。次いで、この混合物を酢酸エチル(250ml)で希釈して飽和ナトリウム重炭酸塩溶液(125ml)を加えた。有機層を分離して硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒の除去及びシリカゲル上での残留物(0.45gの黄色油)のクロマトグラフィー(溶離液:へキサン:酢酸エチル::2:1)により油として化合物2.3(0.2g)を獲得した。
この例は化合物 No.1.84の調製を説明する
2-アミノ-(4'トリメチルシリルエチニル)ビフェニルをSonagashira(Synthesis 1980,627)により記載された方法と類似する方法で2-アミノ-4'-ブロモビフェニルから調製した。この化合物をN-メチル-3-トリフルオロメチル-4-クロロカルボニル-ピラゾールと実施例1段階Cに記載した方法に類似する方法において反応させてアミド(m.p.151〜153℃)を獲得した。次いで、このアミド(0.5g)をTHF(10ml)中に溶かして、室温及び大気圧においてPd (0.1g ;炭素に対して10%)上で水素化した。次いで、この反応混合物をろ過して触媒を除去して溶媒を蒸発させた。残留物(0.52gのオフホワイトの結晶)をシリカゲル上でクロマトグラフィー(溶離液:へキサン:酢酸エチル::2:1)により化合物1.84(0.43g)(m.p.119〜121℃)を獲得した。
この例は、化合物No.1.12及び1.13の調製を説明する。
化合物No.1.4(1g)[化合物No.28.2のカップリングパートナーとしてN-メチル-3-ジフルオロメチル-4-クロロカルボニルピラゾールを使用することによって実施例3段階Dに類似する方法で調製した]を無水THF(50ml)に溶かして水素化ナトリウム(0.13g、鉱物油中55%懸濁として)を連続的に加えた。この反応混合物を周囲温度で2.5時間に渡り撹拌した。次いで、臭化プロパルギル (0.23g)を加えてこの反応混合物を窒素雰囲気下で一晩撹拌した。生じる懸濁を酢酸エチル(200ml)で希釈して水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させて溶媒を蒸発させた。残留物(1.25g、黄色油として)をシリカゲル上でクロマトグラフィー(溶媒:へキサン:酢酸エチル 2:1)に委ね、化合物No.1.12(0.47g)及び化合物No.1.13(0.52g)を、どちらも明黄色油として獲得した。
この例は化合物No.1.4の純粋なエナンチオマーの調製を説明する。
ラセミ化合物No.1.4[調製について、実施例6を参照のこと](0.1g/注入)を以下の条件下で予備キラルHPLCカラム上で分離した:カラム:Chiracel(登録商標) OD (Daicel(登録商標)) 5×50;溶離液: n-ヘキサン/2-プロパノール70:30;流速:30ml/min。2つのピークの手動分離後、溶媒を蒸発させた。残留物をジイソプロピルエーテル中で溶かしてろ過した。溶媒の蒸発により純粋なエナンチオマー;化合物No.1.4A[比旋光:-89.1(c=12.4g/1)]及び化合物No.1.4B[比旋光:+87.7(c=11.1g/l)]を、各々無色油として獲得した。
式Iの化合物の製剤、例えば、エマルション化可能濃縮物、溶液、顆粒、粉塵及び可湿粉末を調製するための実施手順はW097/33890に記載されている。
実施例B-1:プッシニア・レコンジタ(Puccinia recondita)/コムギ(コムギに対するアカサビ病)に対する作用
1週齢コムギ植物cv.アリナ(Arina)を、スプレーチャンバー中、処方した試験化合物(0.02%活性成分)で処理した。適用の1日後、コムギ植物に、胞子懸濁(1×105夏胞子/ml)を試験植物に対してスプレーすることによって接種した。20℃且つ95%r.h.において2日のインキュベーション時間後、植物を温室で20℃且つ60% r.h.において8日に渡り維持した。疾患の発生率を接種の10日後に評価した。
5週齢リンゴ苗木cv.マッキントッシュ(McIntosh)を、スプレーチャンバー中、処方した試験化合物(0.02%活性成分)で処理した。適用の1日後、リンゴ植物に、当該試験植物上、リンゴウドンコ病に感染した植物を振ることによって接種した。14/10時間(明/暗)光計画の後、疾患発生率を、植物を温室で22℃且つ60% r.h.において12日のインキュベーション期間後に評価した。
1週齢オオムギ植物cv.レジナ(Regina)を、スプレーチャンバー中、処方した試験化合物(0.02%活性成分)で処理した。適用の1日後、オオムギ植物を、当該試験植物上、ウドンコ病感染植物を振ることによって接種した。温室中20℃/18℃(明/暗)及び60%r.h.における6日のインキュベーション期間後、疾患の発生率を評価した。
4週齢トマト植物cv.ローターグノム(Roter Gnom)を、スプレーチャンバー中、処方した試験化合物(0.02%活性成分)で処理した。適用の2日後、トマト植物に、胞子懸濁(1×105分生子/ml)を試験植物をスプレーすることによって接種した。成長チャンバー中、20℃且つ95% r.h.で4日の期間のインキュベーション後、疾患の発生率を評価した。
4週齢トマト植物cv.ローター・グノムを、スプレーチャンバー中、処方した試験化合物(0.02%活性成分)で処理した。適用の2日後、トマト植物を、試験植物に対して胞子懸濁(2×105分生子/ml)をスプレーすることによって接種した。成長チャンバー中20℃且つ95%r.h.で3日のインキュベーション期間後、疾患の発生率を評価した。
2週齢コムギ植物cv.リバンド(Riband)を、スプレーチャンバー中、処方した試験化合物(0.02% 活性成分)で処理した。適用の1日後、コムギ植物に、当該試験植物に対して胞子懸濁(10×105分生子/ml)をスプレーすることによって接種した。23℃且つ95%r.h.で1日のインキュベーション時間後、植物を16日に渡り温室で23℃且つ60%r.h.で維持した。疾患の発生率を、接種後18日評価した。
5週齢ブドウ苗木cv.グテデル(Gutedel)を、スプレーチャンバー中、処方した試験化合物(0.02%活性成分)で処理した。適用の1日後、このブドウ植物を、ブドウウドンコ病に感染した植物を当該試験植物上で振ることによって接種した。26℃且つ60%r.h.において14/10時間(明/暗)の光計画の下で7日に渡るインキュベーション期間の後、疾患の発生率を評価した。
4週齢リンゴ苗木cv.マッキントッシュを、スプレーチャンバー中、処方した試験化合物(0.02%活性成分)で処理した。適用の1日後、リンゴ植物に、当該試験植物に胞子懸濁(4×105分生子/ml)をスプレーすることによって接種した。21℃且つ95%r.h.で4日のインキュベーション期間後、植物を4日に渡り21℃且つ60%r.h.に置いた。更なる21℃且つ95%r.h.で4日のインキュベーション期間後、疾患の発生率を評価した。
適用の2日前、1週齢コムギ植物cv.アリナ(Arina)に、試験植物上に胞子懸濁を、スプレーすることによって接種した(1×105夏胞子/ml)。温室中20℃且つ95%r.h.において1日及び20℃且つ60%r.h.で1日のインキュベーション期間の後、スプレーチャンバー中、接種した植物を処方した試験化合物で処理した。温室中、20℃/18℃(明/暗)且つ60%r.h.で8日の更なるインキュベーション期間の後、疾患の発生率を評価した。
Claims (10)
- 式(I):
XはO又はSであり;
RINGはフェニル又はチエニルであり;
Hetは、ヘテロ原子を1〜3個含む5員又は6員ヘテロ環であり、各々は独立して、酸素、窒素及びイオウから選択され、当該環は、1〜4個の基R4により置換され;
R1は、水素、任意に置換された(C1-4)アルキル、ホルミル、任意に置換された(C1-4)アルキルC(=O)、任意に置換された(C1-4)アルキルC(=O)O、任意に置換された(C1-4)アルコキシ(C1-4)アルキル、任意に置換されたアリル、任意に置換されたプロパルギル又は任意に置換されたアレニルであり;各R2は、独立して、ハロゲン、任意に置換された(C1-4)アルキル、任意に置換された(C1-4)アルコキシ又は任意に置換された(C1-4)アルコキシ(C1-4)アルキルであり;R3は(CRaRb)m-Cy-(CRcRd)n-Yであり;各R4は、独立して、ハロゲン、C1-3アルキル、C1-3ハロアルキル、C1-3アルコキシ(C1-3)アルキル及びシアノから選択され;Ra、Rb、Rc及びRdは各々、独立して、水素又は任意に置換された(C1-4)アルキルであり;Cyは飽和、不飽和又は芳香族で有って良く且つ環の構成員として任意にケイ素原子を含む任意に置換された3〜7員の炭素環又は複素環であり; (CRaRb)m及び(CRcRd)nは、Cyの同じ炭素又はケイ素原子に対して又は1、2又は3個の環構成員によって分離された異なる原子のいずれかに対して結合して良く;YはSi(OpZ1)(OqZ2)(OsZ)であり、そして但しCyはケイ素原子を環の環構成員として含み、そしてYは水素であっても良く;ZはC1-4アルキル又はC2〜4アルケニル(その各々は、O、S及びNから選択された1個のヘテロ原子によって任意に中断されており且つ1〜3個の独立して選択されたハロゲン原子によって任意に置換されている)であり;Z1及びZ2は、独立して、メチル又はエチルであり; m及びnは、各々独立して、0、1、2又は3であり; p、q及びsは各々独立して、0又は1であり;そしてrは0、1又は2である;又はそのN-酸化物であり;但しYは、mとnがどちらも0であり且つRINGとCyがどちらもフェニルである場合、トリ(C1-4)アルキルシリルではない)
の化合物。 - Xが酸素である、請求項1に記載の式(I)の化合物。
- Hetがピラゾリル、ピロリル、チオフェニル、フリル、チアゾリル、イソチアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、トリアゾリル、ピリジニル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、5.6-ジヒドロピラニル又は5.6-ジヒドロ-1.4-オキサチイニルであり、各々は、1〜3個の基R4によって置換されており且つ炭素原子により基C(=X)-N(R1)に連結している、請求項1又は2に記載の化合物。
- R1が水素、プロパルギル、アレニル、ホルミル、CH3C(=O)、C2H5C(=O)又はCH3OCH2C (=O)である、式(I)に記載の化合物。
- 各R2は、独立して、ハロゲン、メチル、トリフルオロメチル及びトリフルオロメトキシから選択される、請求項1、2、3又は4に記載の式(I)の化合物。
- (CRaRb)m-Cy-(CRcRd)n-Yが「RING」にN(R1)C(=X)Het基を担持する炭素に対するオルト炭素において結合している、請求項1、2、3、4又は5のいずれか1項に記載の式(I)に記載の化合物。
- rが0又は1である、請求項1、2、3、4、5又は6のいずれか1項に記載の式(I)の化合物。
- 微生物をコントロールし且つそれとともに植物への攻撃及び感染を予防するための組成物であって、活性成分が適切な担体と一緒にある式(I)の化合物である組成物。
- 請求項1に記載の化合物又は請求項9に記載の組成物を植物、その部分又はその場所に適用することによって、植物病原性微生物による栽培植物の感染症をコントロール又は予防する方法。
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