JP2007503960A5

JP2007503960A5 -

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Publication number: JP2007503960A5
Application number: JP2006530530A
Authority: JP
Filing date: 2004-05-24
Publication date: 2007-06-14
Anticipated expiration: 2024-05-24

Description

パイプ２８に到達したオゾンガスはすべて分解装置３０を通り、その中で酸素に分解される。加熱素子を駆動して、オゾン分解ユニット３０を加熱する。温度センサは、プログラマブル論理コンピュータ（ＰＬＣ）に連結されており、プログラマブル論理コンピュータが、加熱プロセスを制御し、４０〜８０℃の間の一定温度、好ましくは６０℃に分解ユニット３０を維持する。分解部３０を加熱することで、分解部自身の内部での水分形成を防止する。分解部３０から出た酸素ガスは、マニホルド３１に入る。この酸素ガスは、ファン３２によってマニホルドから引き出されて、第２オゾン分解装置３２ａに送られ、そこから更に前述したオゾン発生器２５に送られて、前記ユニットの冷却を助ける。

汚染除去／治療する創傷を持つ患者は、ベッドに寝ていることも、あるいは動き回ることもできる。詳細は後述するが、回収トレイは、創傷が存在する患者の外肢の下に置かれる。集水トレイは、連結支持機構（図示せず）を含み、この支持機構で治療中の患者の外肢の重量を受ける。支持機構は固定式でも、あるいは可撓式でもよいが、好ましくは、詰め物を入れた着脱可能な凹形または凸形支持部を含み、水平方向の回転を容易にするナックル継ぎ手の上に配置される。これは、更に、ジョイントによって回収装置に固定された心棒に配設され、ジョイントは垂直面内での心棒の円弧状の移動を可能にする。好ましくは、これはピン接合である。集水トレイは、使用済み溶液をトレイの底部に排出できるようにする穴４９を内部に持つ着脱式差込部４８を備える。この差込部４８は、好ましくは、一連の穴４９を備えたＶ字形で、この一連の穴４９は、殺菌プロセスにおいて溶液の排出は許容するが、創傷から洗い流された大きい生物物質は保持する。集水トレイは、上部にスプレイヘッドシステムを搭載した側面フランジ５０を持つ。

Claims

表面を殺菌するオゾン化水の噴霧を生成する装置であって、
水の貯留槽（１２）と、
治療する表面にオゾン化水を噴霧するノズル（３９）と、
貯留槽（１２）からノズル（３９）に水を送る導管（３７）と、
水にオゾンを供給し、オゾン化水の噴霧としてノズル（３９）から送出する手段と、を含み
ノズル（３９）は、オゾン化水の噴霧を送出する１つ以上の噴出口（４１）を持ち、
囲い（３８，４０）は、ノズル（３９）を囲み、かつ、ノズル（３９）から導管（３７）に沿って延びて、ノズル（３９）において遊離するオゾン化ガスを包含し、
ノズル（３９）から離れて位置する囲いの終端部において負の圧力を生成する手段（３２）を設け、ノズル（３９）において遊離したオゾンガスを抽出する
ことを特徴とする装置。
請求項１に記載の装置であって、ノズル（３９）は、供給導管（３７）の一端に配置され、
囲い（３８，４０）は、供給導管（３７）を包囲する外側導管（３８）であって、ノズル（３９）を覆う拡張ヘッド（４０）を一端に持つ外側導管（３８）を含み、
外側導管（３８）の他方の一端に吸引装置（３２）を接続して、ノズル（３９）から離れるオゾンガスをヘッド内から外側導管（３８）を通って抽出する
ことを特徴とする装置。
請求項１または２に記載の装置であって、ノズル（３９）は、供給部からオゾン化水の噴霧を生成する複数のオリフィス（４１）を持つスプレイヘッドを含むことを特徴とする装置。
請求項３に記載の装置であって、前記噴霧は、重複した噴霧パターンを形成するように配置されることを特徴とする装置。
請求項３または４に記載の装置であって、前記スプレイヘッドは、直径が０．２ｍｍ〜１．５ｍｍの間、好ましくは０．５ｍｍである複数のオリフィス（４１）を含むことを特徴とする装置。
請求項５に記載の装置であって、オリフィス（４１）の直径は０．５ｍｍであることを特徴とする装置。
先行する請求項のうちのいずれか１項に記載の装置であって、ノズル（３９）にオゾン化水を送出する手段は、５０〜１００ｍｂａｒの間の圧力で流体をスプレイヘッドに汲み取るように構成されたポンプ手段（３４）を含むことを特徴とする装置。
請求項７に記載の装置であって、ポンプ（３４）は、７０ｍｂａｒの圧力で流体を送るように構成されることを特徴とする装置。
請求項２乃至８のいずれか１項に記載の装置であって、囲い（４０）の拡大ヘッド（４０）は、垂体型の形状に構成され、創傷を取り囲むと共に、噴霧を送るための開口端を持つことを特徴とする装置。
請求項９に記載の装置であって、囲い（４０）の寸法は、流体の噴霧パターンをほとんど包含するが、前記噴霧パターンとは干渉しない寸法であることを特徴とする装置。
請求項３乃至１０のいずれか１項に記載の装置であって、前記スプレイヘッドは、外側導管の一端に配置された支持構造に搭載され、導管の他方の一端は吸引装置（３２）に連結されることを特徴とする装置。
請求項１１に記載の装置であって、前記支持構造は、切り替え可能な電磁ベースと、可変位置クランプ装置と、からなることを特徴とする装置。
請求項１乃至１２のいずれか１項に記載の装置であって、
オゾン化水の貯留槽（１２）は、貯留槽（１２）の上部水平面から伸び、下部水平面において貯留槽（１２）に戻る循環路（１７）を持ち、
循環路（１７）は、貯留槽（１２）の上部水平面において液体を引き出し、該液体を下部水平面において戻すポンプ（１９）と、オゾン化ステーション（２０）と、オゾン化ステーションにオゾンを供給し、貯留槽（１２）に戻る途中の循環している水の流れの中にオゾンを溶融し、治療する表面に塗布するためにオゾン化水をスプレイノズルに送る前に、水の中のオゾン濃度を必要なレベルまで上昇させる手段（２２，２５，２６）と、を含む
ことを特徴とする装置。
請求項１３に記載の装置であって、循環手段（１７）は貯留槽（１２）内に導入口（１８）を持ち、導入口（１８）は、オゾン気泡の導入口への侵入を最低限に抑えるために上向きに構成されることを特徴とする装置。
請求項１３または１４に記載の装置であって、オゾン化ステーション（２０）はベンチュリ管を含み、前記ベンチュリ管を通って循環路内の水が流れ、前記ベンチュリ管が狭くなる部分にオゾンガスを供給してオゾンガスを水の流れの中に混入することを特徴とする装置。
請求項１３乃至１５のいずれか１項に記載の装置であって、循環路（１７）内で水にオゾンガスを供給する手段は、差動圧力噴射器であることを特徴とする装置。
請求項１乃至１６のいずれか１項に記載の装置であって、貯留槽（１２）は、溶解したオゾンの濃度と流体の酸化還元電位のすくなくとも一方を測定する手段と、流体を塗布する手段とを含むことを特徴とする装置。
請求項１乃至１７のいずれか１項に記載の装置であって、貯留槽（１２）は、貯留槽（１２）への水の導入と、貯留槽（１２）からのオゾン化水の供給の両方に用いられる共通のオリフィスを持つことを特徴とする装置。
請求項１乃至１８のいずれか１項に記載の装置であって、貯留槽（１２）内の溶融していないガスは、捕らえられて分解装置に通されることを特徴とする装置。
請求項１９に記載の装置であって、前記分解装置は、
ａ）オゾンガスを分解するガス分解ユニットと、
ｂ）加熱素子と、
ｃ）温度センサと、を含むことを特徴とする装置。
請求項２０に記載の装置であって、前記ガス分解ユニットは、オゾンガスを分解する二酸化マンガン触媒を含むことを特徴とする装置。
請求項２０または２１に記載の装置であって、前記ガス分解ユニットは、水平方向に対して傾斜したチューブを用いて貯留槽（１２）に連結され、オゾンの液化によって生じる水が貯留槽（１２）に戻れるようにしたことを特徴とする装置。
請求項２０乃至２２のいずれか１項に記載の装置であって、前記加熱素子と前記温度センサは、前記ガス分解ユニットを４０〜８０℃の間、好ましくは６０℃の一定温度に維持することを特徴とする装置。
請求項２０乃至２３のいずれか１項に記載の装置であって、分解されたガスは、第２分解ユニットに送られることを特徴とする装置。
請求項２４に記載の装置であって、前記第２分解ユニットは活性炭素触媒であることを特徴とする装置。
請求項１乃至２５のいずれか１項に記載の装置であって、表面に前記オゾン化水を噴霧する領域の廻りに負の圧力を印加する手段を設けることを特徴とする装置。
請求項１乃至２６のいずれか１項に記載の装置であって、治療する患者の手足を支え、前記手足の創傷に噴霧した前記オゾン化水を回収する装置（１１ａ）を含み、前記オゾン化水は創傷に噴霧され、続いて前記装置内に回収され、患者の手足は、前記装置の上または中に配置されることを特徴とする装置。
請求項１乃至２７のいずれか１項に記載の装置であって、前記装置は携帯式であることを特徴とする装置。