JP2007503915A - 泡立ったクリーニング液の分配システム - Google Patents
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Abstract
【課題】
【解決手段】泡立ったクリーニング液の分配システムは、クリーナカートリッジ234と、流量制御装置202と、曝気装置204とを有している。クリーナカートリッジは、クリーニング剤の供給分200を有している。流量制御装置は、カートリッジからクリーニング剤の流れ208及び主クリーニング液成分の流れ210を受容する形態とされている。流量制御装置は、クリーニング剤の流れ及び主クリーニング液成分の流れを組み合わせ且つ、排出部216にてクリーニング液の排出流れ214を発生させる。曝気装置は、流量制御装置の排出部に流体的に連結された入口324と、出口334と、気体入口342とを有している。曝気装置は、入口にてクリーニング液の排出流れを受容し、気体入口を通して気体をクリーニング液の排出流れ中に噴射し、出口を通して泡立ったクリーニング液の排出流れ218を発生させる形態とされている。
【解決手段】泡立ったクリーニング液の分配システムは、クリーナカートリッジ234と、流量制御装置202と、曝気装置204とを有している。クリーナカートリッジは、クリーニング剤の供給分200を有している。流量制御装置は、カートリッジからクリーニング剤の流れ208及び主クリーニング液成分の流れ210を受容する形態とされている。流量制御装置は、クリーニング剤の流れ及び主クリーニング液成分の流れを組み合わせ且つ、排出部216にてクリーニング液の排出流れ214を発生させる。曝気装置は、流量制御装置の排出部に流体的に連結された入口324と、出口334と、気体入口342とを有している。曝気装置は、入口にてクリーニング液の排出流れを受容し、気体入口を通して気体をクリーニング液の排出流れ中に噴射し、出口を通して泡立ったクリーニング液の排出流れ218を発生させる形態とされている。
Description
本発明は、全体として、可動の固い床面クリーナ、より具体的には、固い面床クリーナにて使用される泡立ったクリーニング液の分配システムに関する。
固い床面クリーナは、工業的建物及び商業的建物の床を掃除するため広く使用されている。これらクリーナの寸法は、381mm(15インチ)ないし914.4mm(36インチ)の範囲の幅の経路を掃除することのできる、機械の後を歩行する操作員が制御する小型のものから機械に乗った操作員によって制御され、1.52m(5フィート)もの広い幅の経路を掃除することのできる大型のものまである。これらの固い床面クリーナは、モータ作動の駆動車輪と、クリーニング溶液を保持する溶液タンクと、洗浄される床から回収された汚れたクリーニング溶液を保持するタンクとを備えている。
溶液タンクからのクリーニング溶液は、モータ作動の洗浄ヘッドに隣接する固い床面に施される。クリーニング溶液は、典型的に、クリーニング剤と水との混合体である。洗浄ヘッドは、全体として、車両の正面、下方、又は後方の何れかに取り付けられた1つ又はより多数の洗浄ブラシを保持している。洗浄ブラシは、回転させて固い床面との所望の洗浄係合を実現する。次に、溶液回収システムを使用して汚れたクリーニング溶液を回収し、この回収システムは、その汚れたクリーニング溶液を回収タンクに戻す。
従来の固い床面クリーナは、掃除する床を完全に湿らし得るよう高流量にてクリーニング液を床に施す。固い床面を湿らせることにより洗浄ヘッドは塵埃を床からクリーニング液中に移すことを許容し、その後に、そのクリーニング液は固い床面から除去され且つ、回収タンク内に汚れたクリーニング液として保持される。
不都合なことに、先行技術の固い床面クリーナのクリーニング溶液が高体積流量である結果、所定の作業に対し汚れたクリーニング溶液を何回も処理し且つ、洗浄溶液の再充填を行なわなければならないため、作業の中断時間が長くなる。かかる再充填は、典型的に、溶液タンクを手で水にて充填し、また、クリーニング剤又は化学薬剤と混合させてクリーニング溶液を形成するステップを含む。かかるクリーニング液を手で混合することは、時間が掛かることに加えて、フォーミレーションの誤りを招く。典型的に、操作員は、過多のクリーニング剤を水に加え、その結果、床に望ましくないクリーニング剤の残留物があることになる。この残留物は、見苦しく且つ、滑り易い。
クリーニング効率の向上、クリーニング溶液のフォーミュレーションの制御を改良すること、クリーニング作業後に固い床面にある残留物を減少させ且つその他の改良を含む、固い床面クリーナに対する改良の要求が常に存在する。
本発明の1つの実施の形態は、クリ−ナカートリッジと、流量制御装置と、曝気装置とを有する泡立ったクリ−リング液の分配システムに関する。該クリーナカートリッジは、クリーニング剤の供給分を含む。流量制御装置は、カートリッジからのクリーニング剤の流れと、主クリーニング液成分の流れとを受容し得る形態とされている。流量制御装置は、クリーニング剤の流れ及び主クリーニング液成分の流れを組み合わせ且つ、排出部にてクリーニング液の排出流れを発生させる。曝気装置は、流量制御装置の排出部に流体的に連結された入口と、出口と、気体入口とを有している。曝気装置は、入口にてクリーニング液の排出流れを受容し、気体を気体入口を通ってクリーニング液の排出流れ中に噴射し、出口を通して泡立ったクリーニング液の排出流れを発生させる形態とされている。
本発明の追加的な実施の形態は、上述した泡立ったクリーニング流体の分配システムの実施の形態を含む固い床面クリーナと、上述した泡立ったクリーニング液の分配システムの実施の形態が固い床面クリーナ内に設置されるようパッケージされる泡立ったクリーニング液の分与キットとに関するものである。
本発明の特徴であるその他の特色及び有利な点は、以下の詳細な説明及び添付図面を検討することにより明らかになるであろう。
本発明の1つの実施の形態は、図1に示した、固い床面クリーナ110のような、固い面クリーナと共に使用される、全体として参照番号100で示したクリーニング液の分配システムに関する。固い面クリーナ110は、クリーナ110がその上を走行するコンクリート、タイル、ビニル、人造石等のような固い床面111を掃除するために使用されるウォークビハインド型クリーナとして示されている。これと代替的に、クリーナ110は、本明細書にて説明したように、洗浄作業を行う搭乗型又は後方引っ張り型クリーナとすることもできる。クリーナ110は、バッテリのような、車上電源又は電気コードを通じて作動される電気モータを有することができる。これと代替的に、内燃エンジンシステムを単独にて又は、電気モータと組み合わせて使用してもよい。
クリーナ110は、全体として、回収タンク112と、蓋114と、クリーニング液成分タンク118と、洗浄ヘッド120とを有している。蓋114は、ヒンジ(図示せず)により回収タンク112の一側部に沿って取り付けられており、このため、蓋114は、上方に回動させてタンク112の内部にアクセスすることができる。タンク118は、分配システム100によりクリーニング剤と組み合されて、以下により詳細に説明するように、固い床面111に施すことのできるクリーニング液を形成する主クリーニング液成分(すなわち、水)を保持している。洗浄ヘッド120は、洗浄部材122と、シュラウド124と、洗浄部材の駆動装置126とを有している。洗浄部材122は、剛毛ブラシのような1つ又はより多数のブラシ、パッドスクラバ、又はその他の固い床面洗浄要素とすることができる。駆動装置126は、洗浄部材122を回転させる1つ又はより多数の電気モータを有している。駆動装置126は、洗浄部材122を旋回させることもできる。洗浄ヘッド120は、洗浄ヘッド120が下降したクリーニング位置と上昇した移動位置との間にて動くことができるようクリーナ110に取り付けられている。代替的な洗浄ヘッド120を利用し、また、洗浄ヘッド120を完全に廃止するクリーナ110のその他の実施の形態について、以下に説明する。
機械フレーム又は可動本体127は、回収タンク112を車輪128及びキャスタ129上に支持する。フレームの詳細は、その開示内容を参考として引用し本明細書に含めた米国特許明細書5,611,105号に示され且つ説明されている。車輪128は、モータと、参照番号130にて概略図的に示したトランスクスル組立体とにより駆動されることが好ましい。
フレーム127の後部は、流体回収装置132が取り付けられる連結機構131を支承している。図1の実施の形態において、流体回収装置132は、真空スキージー134と、ホース136を介して回収タンク112の入口チャンバと連通する、図2により詳細に示した真空部135とを有している。入口チャンバの底部には、排液ホース142が接続された排液口140が設けられている。スキージー134により収集した汚れたクリーニング溶液は、真空部135により回収タンク112内に吸引される。クリーニング液の残留物は、自然乾燥する迄、固い床面111に残る。代替的な機械的装置、構造体又はシステムを使用して汚れた溶液を床面から回収タンク112内に移すことができる。
クリーナ110は、バッテリ152がその内部に位置するバッテリ室150を有することができる。バッテリ152は、モータ126、真空部135の真空ファン154及びクリーナ110の電気的構成要素を駆動する電力を提供する。真空ファン154は、蓋114の下方に取り付けられている。クリーナ110の本体後部に取り付けられた制御ユニット156は、クリーナ110に対するステアリング制御ハンドル158と、作動制御装置と、計器とを有している。自動式固い床面クリーナの更なる特徴は、その各々を参考として引用し本明細書に含めた米国特許明細書5,483,718号、米国特許明細書5,515,568号、米国特許明細書5,566,422号に開示されている。
泡立ったクリーニング液の分配システム100は、面の掃除作業中、固い床面クリーナ110が使用し得るよう湿った泡立ちクリーニング液を分与する。全体として、分配システム100は、クリーニング剤を主クリーニング液成分(すなわち、水)と組み合わせてクリーニング液を形成し、その後、このクリーニング液を曝気して固い床面を掃除するためクリーナ110が使用し得るよう泡立ったクリーニング液を発生させる。以下に説明するように、泡立ったクリーニング液は,固い床面を完全に湿らせることを許容する極めて湿った泡である。更に、泡立ったクリーニング液は、使用するクリーニング剤が極めて少なく、これにより固い床面に残る残留物の量を減少させ、化学薬剤の無駄を軽減し且つ、クリーニング剤の供給分の寿命を引き伸ばす。
図3は、本発明の色々な実施の形態に従った分配システム100の概略図である。図4は、分配システム100を備えるクリーナ110の簡略化した正面図である。分配システム100は、全体として、クリーニング剤200の供給分と、流量制御装置202と、曝気装置204とを有している。流量制御装置202は、供給分200からクリーニング剤208の流れを受容する形態とされたクリーニング剤供給部206を有している。流量制御装置202は、供給部212にて主クリーニング液成分の流れ210を受容する形態ともされている。流量制御装置202は、クリーニング剤の流れ208と主クリーニング流体成分の流れ210とを組み合わせ且つ、排出部216にてクリーニング液の排出流れ214を発生させる更なる形態とされている。曝気装置204は、クリーニング液の排出流れ214を受容し且つ、クリーニング液を曝気して泡立ったクリーニング液の排出流れ218を発生させる形態とされている。泡立ったクリーニング液の分配器220は、図2に示すように、泡立ったクリーニング液の排出流れ218を受容し且つ、排出流れ218を排出して面222を湿らす。
主クリーニング液成分224は、水であり且つ、タンク118内に保持され又は、別の供給源から提供されることが好ましい。主クリーニング液成分の流れ210は、クリーニング作業に望まれる流量にてポンプ228により導管226を通して駆動されることが好ましい。本発明の1つの実施の形態に従い、主クリーニング液成分の流れ210は、約1.893リットル(約0.5ガロン)/分の実質的に一定の流量にて駆動される。ポンプ228は、流体導管226と全体として調和した位置に配置され且つ、所望の高圧力に維持される出口230を有している。本発明の1つの実施の形態に従い、出口230における圧力は、約413.685kPa(60ポンド/平方インチ(psi))の実質的に一定の圧力に保たれる。
クリーニング剤供給分200は、1つ又はより多数の界面活性剤、研磨剤、溶媒、又は他の成分を含むことができる。本発明の1つの実施の形態に従って、クリーニング剤200は、アニオン系界面活性剤と、非アニオン系界面活性剤と、カチオン系界面活性剤と、又はそれらの組み合わせとを含む。特に好ましい界面活性剤は、フロリダ州、ボカラトンのデフォーレストエンタープライズ(DeForest Enterprises)・インクが製造するデテリック(DeTeric)CP−Na−38である。クリーニング剤は、濃縮した形態(例えば、固体分30%以上)であることが好ましい。本発明の別の実施の形態に従い、クリーニング剤の供給分200は、以下により詳細に説明するクリーナカートリッジ234(図2)のコラプシブルなバッグ232のような容器内に保持されている。
流量制御装置202は、クリーニング剤1部分対主クリーニング液成分1000部分の比にてクリーニング剤の流れ208を主クリーニング液成分の流れ210と組み合わせることが好ましい。従って、得られるクリーニング液214は、0.1%のクリーニング剤にて形成され、この量は、従来の固い床面のクリーニング液よりも実質的に少ない。その結果、本発明は、面222にクリーニング剤の残留物を殆ど残さず、化学薬剤の無駄を殆ど発生させず且つ、クリーニング剤の供給分200の寿命を引延ばすことになる。
流量制御装置202は、主クリーニング液の流れ210が約1.893リットル(約0.5ガロン)/分であるとき、噴射装置236を使用して全体として10.0立方cm/分以下、好ましくは、約2.0立方cm/分以下の量にて主クリーニング液の成分の流れ内にクリーニング剤の流れ208を噴射し、クリーニング液214にて望ましい0.1%の濃度レベルのクリーニング剤を提供する。噴射装置236は、クリーニング剤の流れ208をベンチュリ部材238を使用して供給分200から吸い上げる作用を果たすことが好ましい。作動時、ベンチュリ部材238を通る主クリーニング液の流れは、クリーニング剤の流れ208を所望の量にて主クリーニング液の成分の流れ210内に吸引する、好ましくは約−82.7371kPa(約−12.0psi)の真空圧を発生させる。かかる適宜な流量制御装置202の1つは、イリノイ州、ホイートンのスプレーイングシステムズカンパニー(Spraying Systems Company)が製造する50580サイフォンである。
流量制御装置202により発生された真空圧は、クリーナカートリッジ234のコラプシブルなバッグ232内に保持された供給分200をその位置に関係無く、完全に排出することを許容する。すなわち、クリーナカートリッジ234は、導管240を通るクリーニング剤200の通過に影響を与えずに、流量制御装置202の下方に配置することができる。しかし、導管240の長さは、貫通して流れるクリーニング剤208の流れに対する不必要な抵抗を回避するよう最小値に保持されることが好ましい。
本発明の1つの実施の形態に従い、噴射装置236は、例えば、クリーニング剤208の遅い排出流れとなるように正確に調節可能な形態とされるニードル座弁242を使用して調節することが可能である。ニードル座弁242は、例えば、感受性を向上させ得るよう2°のニードル先端を有する鋭角なニードルを備えることが好ましい。
分配システム100は、流量制御装置202(図2)の1つの構成要素として又は供給分200と調和した別個の構成要素(図3)として弁244を有することが好ましい。弁244は、噴射装置236の一部として形成することもできる。本発明の1つの実施の形態に従い、弁244は、主クリーニング液成分の流れ210の流量が閾値以下に低下したとき、流量制御装置202を通るクリーニング剤及び(又は)主クリーニング液成分の逆流を防止する作用を果たす逆止弁である。例えば、弁244は、ポンプ228が不作動とされたときに生じるように、上流側246における圧力が6.895kPa(1.0psi)以下のとき、クリーニング剤の流れ208を停止させる6.895kPa(1.0psi)の逆止弁とすることができる。
本発明の1つの実施の形態に従い、システム100は、クリーニング剤の第一の供給分200に加えて又はこれと代替的に、主クリーニング液成分の流れ210と選択的に混合させることのできるクリーニング剤の1つ又はより多くの追加的な供給分を含む。このように、システム100は、第一のクリーニング剤の供給分200に対する上述したような界面活性剤の如きクリーニング剤の第二の供給分250を含む。これと代替的に、第二のクリーニング剤供給分250は、光沢剤、殺菌剤又はその他の表面処理化学剤としてもよい。第二のクリーニング剤の供給分250は、第一のクリーニング剤供給分200について上述したように、クリーナカートリッジ234のコラプシブルなバッグ232のような容器内に保持されることが好ましい。
本発明の1つの実施の形態に従い、供給分250からの第二のクリーニング剤の流れ254の噴射を制御し得るよう第二の流量制御装置252が提供される。流量制御装置252は、全体として、流量制御装置202の相応する構成要素について上述した要領にて作用する、弁256と、噴射装置258とを有している。弁244、256のような弁は、選択的に開き且つ閉じて、第一及び第二のクリーニング剤の供給分200、250の一方又は双方を主クリーニング液成分の流れ210に追加して所望のクリーニング液214を形成すべきかどうかを制御する。これと代替的に、第二のクリーニング剤の供給分250を流量制御装置202の弁244に供給することができ、該弁は、噴射装置236に通すべき第一のクリーニング剤200の流れ208又は第二のクリーニング剤250の流れ254の何れかを選ぶことのできる多方向弁とすることができる。
上述したように、第一及び第二のクリーニング剤200、250のようなクリーニング剤は、図5ないし図8に関してより詳細に示すように、クリーナカートリッジ234内に保持されることが好ましい。クリーナカートリッジ234は、全体として、図5に示すように、内部キャビティ262と、導管264とを有する容器260を備えている。導管264は、内部キャビティ262に流体的に連結された第一の端部266と、例えば、導管240(図4)を介して流量制御装置202に接続可能な第二の端部268とを有している。例えば、導管264、240を介して流量制御装置202に分与し得るよう、容積2.8リットルのクリーニング剤200の供給分を内部キャビティ262内に保持し得ることが好ましい。
容器260は、導管264に接続される箇所を除いて、完全に密封されたコラプシブルなバッグ232であることが好ましい。このように、その内部に貯蔵されたクリーニング剤200が尽きたとき、容器260は収縮する。この実施の形態に従い、容器260は、ビニル又はその他の適宜な材料にて形成することができる。これと代替的に、容器260は、分与されたクリーニング剤200を空気にて置換する排気口を有するボックスのような硬い容器の形態とすることができる。容器260は、クリーニング剤200を視認することを許容し得るよう透明又は半透明とすることができる。更に、容器260は、その内部に保持されたクリーニング剤が光に曝されるのを防止する材料にて形成することができる。
導管264の第一の端部266は、出口270の内部と面一となるよう容器260に取り付けられることが好ましい。シール272は、出口270にて第一の端部266と容器260との間に形成し、クリーニング剤200が該接続部から逃げるのを防止する。1つの実施の形態に従い、シール272は、第一の端部266を取り囲み且つ、容器260に接続する環状ネック部274を有している。環状ネック部274、第一の端部266及び容器152間を溶接し、該接続部を更に密封することができる。第一の端部266と容器260との間の接続部を密封するその他の方法も使用可能である。
導管264はまた、導管264が流量制御装置202との接続から外されたとき、貫通するクリーニング剤200の流れを停止させるよう容器264の第二の端部268に取り付けられた、図6に示した流量制御部材276を備えることもできる。流量制御部材276は、流量制御装置202との接続から外されたとき、作動して容器260を密封し且つ、クリーニング剤200が貫通して流れ出るのを防止するシャットオフ弁を有するコネクタ(例えば、急速接続解除継手)278を備えることが好ましい。その他の型式の流量制御部材276を導管264の第二の端部268に設置し、弁、計量供給装置、締結装置、膜又はキャップのような容器260の内部キャビティ262を密封することもできる。
本発明の1つの実施の形態に従い、クリーナカートリッジ234は、容器260、導管264、コネクタ278及び流量制御部材276を取り囲むことができる、図7に示したハウジング280を有している。ハウジング280は、容器260を保護し且つ支持し、このことは、容器260がコラプシブルなバッグ232の形態をしているとき、特に有用である。ハウジング280は、例えば、タブ282にてしっかりと接着されることが好ましいボックスを形成するよう折り畳まれるプラスチック、板紙及び(又は)金属のような剛性又は半剛性の材料の単一片にて形成されることが好ましい。1つの好ましい実施の形態に従い、ハウジング280は、波形プラスチック又は板紙にて形成される。
ハウジング280はまた、取り外し可能な部分290、292によりそれぞれ画成されることが好ましい開口部284、286を少なくとも1つの側壁288に有している。部分290、292は、開口部284、286を露出させ得るよう容易に取り外すことのできる有孔端縁294、296を有している。ハウジング280はまた、部分290、292の取り外しを更に簡単にするため、指にてアクセスするための開口298、300を有することもできる。開口部284は、全体として、容器260に対する視覚的アクセスを提供し且つ、ユーザがその内部に保持されたクリーニング剤200の量を測定することを許容する。開口部286はまた、流量制御装置202に接続するため、導管264、コネクタ278及び流量制御部材276にアクセスすることも可能にする。本発明の1つの実施の形態に従い、開口部286及び取り外し可能な部分292はまた、底部302に形成することができ、該底部を通って導管264が伸びて、図7に示すように、容器260内のクリーニング剤200を効率的に分与することができる。所望に応じて、その他の開口部をハウジング280に設けることができる。
クリーナカートリッジ234は、図8に示したクリーナ110のカートリッジ受容器304内に取り外し可能に受容し得ることが好ましい。カートリッジ受容部304は、補強板306と、対向する側壁308、310と、前壁312と、底部314とを有するブラケットとすることができる。補強板306は、クリーナ110の壁に取り付けてクリーナカートリッジ234を流量制御装置202に近接する位置に配置することができる。底部314及び側壁308は開口部を有しており、導管264は該開口部を貫通して伸びて流量制御装置202に接続することができる。カートリッジ234は、ストラップ又はその他の適宜な手段を使用して、カートリッジ受容部304に固定することができる。クリーニング作業中に生ずる揺れが制限されるため、かかる固定装置は通常、不要である。多数のクリーナカートリッジ234を、それらの相応する流量制御装置202に近接して提供し、図3に示した本発明による多数の化学薬剤ディスペンサの実施の形態に対応することができる。
作動時、クリーナカートリッジ234が提供され、また、クリーニング剤200は、容器260の内部キャビティ262内に貯蔵される。次に、導管264の第二の端部268を流量制御装置202に連結し、カートリッジ234をカートリッジ受容部304内に取り付ける。次に、流量制御装置202は、導管264を通してクリーニング剤の供給分200を受容し、また、上述したように、クリーニング剤の制御された排出流れ208を提供する。容器260がコラプシブルなバッグ232であるとき、容器260は、クリーニング剤の排出流れ208に応答して潰れる。
曝気装置204は、図4及び図9の簡略化した断面図に示すように、少なくとも1つの曝気ノズル320を有することが好ましい。ノズル320は、クリーニング液の排出流れ214を受容すべく流量制御装置202の排出部216に連結された入口324を有するノズル本体322を備えている。適宜な取付具326(図4)は、ねじ付き部分328(図9)にてノズル320と接続し、入口324を導管330に連結することができ、該導管を通ってクリーニング液の流れ214は流量制御装置202の排出部216から流れる。クリーニング液排出流れ214は、穴332を通ってノズル320の出口334に向けて流れる。穴332は、収斂する上流端338と、拡がる下流端340とを有する狭小な喉部分336を有している。ノズル320はまた、本体322の側部344を貫通して喉部336まで伸びる1つ又は多数の半径方向ポート342を有している。矢印346で示した空気は、喉部336内に発生された真空圧に応答してクリーニング液214の排出流れにより半径方向ポート342を通じて吸引され、該クリーニング液と混合する。半径方向ポート242を通じて空気を導入することによりクリーニング液214が曝気されることは、曝気され又は泡立ったクリーニング液218を発生させ、このクリーニング液はノズル320の出口334を通じて排出される。適宜なノズル320の一例は、イリノイ州、ホイートンのスプレーイングシステムズカンパニーが製造する「フォームジェット(FormJet)」ノズル(FJP−20015−CEとも表示される)である。
図4に示した逆止弁350のような逆止弁がノズル320の出口334の上流にあり、ポンプ228が不作動とされたとき、ノズル320を通るクリーニング液214の流れを停止させることが好ましい。好ましくは、逆止弁350は、ノズル320内に一体化されるものとする。
曝気装置204からの泡立ったクリーニング液218は、カーペットクリーナが使用するものと比べて極めて湿った泡である。かかる湿った泡は、固い床面を所望通りに湿らせるために必要である。泡の「湿り度」又は「乾燥度」は、この体積膨張比に関して規定することができる。「乾燥した」泡は、「湿った」泡と比較して大きい膨張比を有する。高膨張の泡は、空気対水の比が大きいため、「乾燥」しており、また、カーペットクリーニングにて掃除したカーペットを迅速に乾燥させ易くするのに有用である。湿った泡は、カーペットを過剰に湿らせ、その結果、乾燥時間が長くなり、また、カビを生じさせることになるから、カーペットクリーニング装置にて「湿った」泡は使用されない。本発明の特別な実施の形態において、クリーニング液(曝気されない)214と、泡立ったクリーニング液218との間の体積比は、約1:8である。例えば、4.731リットル(1.25ガロン)となるように0.568リットル(0.15ガロン)のクリーニング液を曝気させる。その他の体積比も同様に許容可能な湿らせ結果をもたらすことができる。
クリーニング液の分配システム100は、図3に概略図的に示した泡立ったクリーニング液の分配器220を備えることもできる。泡立ったクリーニング液の分配器220は、全体として、クリーナ110がその上を移動する面111のような面222を湿らせ、洗浄ヘッド120の洗浄部材122又は以下に説明するその他の面を湿らせるため、泡立ったクリーニング液の排出流れ218を向けることができる形態とされている。本発明の1つの実施の形態に従い、泡立ったクリーニング液の分配器220は、ノズル320を有しており、該ノズルは、図10の概略図に示すように、泡立ったクリーニング液の排出流れ218を面111のような、所望の面222に直接、向ける。1つ又はより多数のノズル320を導管330によりクリーニング液の排出流れ214に流体的に連結し、クリーナ110の幅を亙って伸びる面211の広い部分をカバーすることができる。ノズル320の各々の出口334は、溝付きとし、泡立ったクリーニング液の排出流れ218を広く分散させ得るようにすることが好ましい。上述したように、逆止弁350をノズル320の出口334の上流に配置し、ポンプ228(図3及び図4)が不作動とされたとき、クリーニング液214が導管330を通って流れるのを防止することができる。
本発明の別の実施の形態に従い、泡立ったクリーニング液の分配器220は、ノズル320の出口334から泡立ったクリーニング液の排出流れ218を受容し且つ、その泡立ったクリーニング液の排出流れ218を排出して図11に示した面111のような所望の面222を湿らせる。本発明の1つの実施の形態に従い、泡立ったクリーニング液の分配器220は、ノズル320の出口334と連結された第一の端部354を有する分配導管352を備えており、該導管は、泡立ったクリーニング液の流れ218を受容し且つ、その流れ218を図1、図4及び図11に示すように、所望の面222に排出する。分配導管352は、導管352の第二の端部358から泡立ったクリーニング液の流れ218を受容し且つ、泡立ったクリーニング液の流れ418を図11に示すように、クリーナ110の幅を亙って面111のような面222に直接、拡げる作用を果たす1つ又はより多数の部分又は支部分356を有することができる。逆止弁360を分配導管352の支部分356の各々に設け、又はノズルの出口334からクリーニング液の流れ218を受容する分配導管352の支部分362と調和して設けることができる。
支部分356は、また、泡立ったクリーニング液の流れ218を図1、図4に示すように、洗浄ヘッド120の洗浄部材122に排出する形態とし、該洗浄ヘッドが面111を湿らせるようにすることができる。図12に示すように、分配導管352は、泡立ったクリーニング液の流れ218を回転する洗浄部材122のハブ366の環状樋状部364内に排出することができる。樋状部364の底部に形成された一連の穴368が、泡立ったクリーニング液218を洗浄部材122の中央領域まで下方に進める。作動中、泡立ったクリーニング液218は、固い床面111と接触した洗浄部材122の下方にて遠心分離される。
分配導管352の別の実施の形態が図13の正面図及び図13の全体として線14−14に沿った図14の断面図に示されている。分配導管352は、床に面する側374に対向する頂側部372に複数の開口370を有する実質的に水平な1つ又はより多数の部分又は支部分356を備えている。分配導管352の部分356は、所望の位置にてクリーナ110に取り付けられる硬いプラスチック管にて形成されることが好ましい。部分356の各々は、一端378を閉じる端部キャップ376を有している。作動中、泡立ったクリーニング液の流れ218は閉じた部分356内に移動する。部分356が泡立ったクリーニング液218にて充填されたならば、泡立ったクリーニング液218は開口370を通って排出される。排出された泡立ったクリーニング液218は、部分356の外面380上を流れ且つ面111のようなその真下の面に落下する。好ましくは、端部378に最も近い位置に配置された開口370は、端部378から遠方の開口よりも大きい直径を有し、部分356内の圧力降下を補償する。この泡立ったクリーニング液の分配器220の設計は、泡立ったクリーニング液218を分配導管352の部分356内に保持することにより、分配システム100のポンプ228が不作動とされた後、泡立ったクリーニング液218が面に望ましくなく滴下するのを防止する。
本発明の別の実施の形態に従い、泡立ったクリーニング液の分配器220は、ユーザが泡立ったクリーニング液をクリーナ110から遠方の面392に向けるのを許容する、図15に示した棒部材390を有している。棒部材390は、全体として、分配端部396にて曝気装置204のノズル320を支持する硬い管部分394を有している。従って、棒部材390は、図10に関して上述した要領にて作動することができる。1本の可撓性の管330が受容端部398を流量制御装置202の排出部216に接続する。作動中、ユーザは、管330をクリーナ110から伸ばし且つ、泡立ったクリーニング液218を掃除する壁又は物品のような遠方の面392に施すことができる。
図16は、第一の分配構成要素400と、第二の分配構成要素402とをそれぞれ有する、泡立ったクリーニング液の分配器220の概略図である。第一又は第二の分配構成要素400又は402の何れかを通じての泡立ったクリーニング液402の排出は、弁404により制御される。第一及び第二の分配構成要素400、402は、上述した泡立ったクリーニング液の分配器220に対する任意の実施の形態を備えることができる。例えば、第一の分配構成要素400は、棒部材390(図15)の形態をとることができ、また、第二の分配構成要素402は、図11に示した分配導管352の形態をとることができる。その結果、泡立ったクリーニング液218は、面406、408のような異なる型式の面に容易に施すことができる。
上述したように、固い床面クリーナ110は、クリーナ110の可動の本体127がその上を走行する、固い床面111と回転状態に係合し得る形態とされた洗浄部材122を有するモータ作動の洗浄ヘッド120を有する形態とすることができる。図17及び図18には、本発明の別の実施の形態に従った洗浄ヘッド120を有するクリーナ110の前面部分又は先頭部分の簡略化した正面図及び側面図が示されている。洗浄ヘッド120は、モータ(図示せず)によって回転される軸412に取り付けられた複数の円板410にて形成された洗浄部材122を有している。円板410は、軸412の回転軸線414と同心状に整合され且つ、面111と係合する位置に配置することが好ましい。円板410は、接着剤又はその他の適宜な手段を使用して軸412に取り付けることができる。円板410は、約70%のポリエステルと、30%のポリアミド又はマイクロファイバとから成る材料のような液体吸収性材料にて形成されることが好ましい。かかる液体吸収性材料は、粘性な液体中にその重量の何倍もの量を保持することが知られている。更に、かかる材料は、泡立ったクリーニング液218を多量に必要とせずに、塵埃、塵、カビ及びその他の材料を収集し、これにより、液回収装置132(図1)を不要にする。円板410に粘着しない塵埃及び塵の大きい粒子は、洗浄ヘッド120の真後に配置された塵埃収集器416により捕集することができる。垂直な向きに配置された円板410の別の有利な点は、これらの円板は、タイル、れんが、セメント及びロック床にて見られるであろう溝を掃除し得ることである。図18に示すように、泡立ったクリーニング液の分配器220は、泡立ったクリーニング液218を矢印420で示すように、洗浄ヘッド120の前側部418、矢印422で示すように円板410に、又は洗浄部材122を通しても排出することができる。
図19は、モータ作動の洗浄ヘッド120を有しない固い床面クリーナ110の別の実施の形態を示す簡略化した側面図である。かかる洗浄部無しのクリーナ110は、回転する洗浄部材122との接触による磨耗性の損傷を受ける画であろう傷付き易い床面にて使用することができる。クリーナ110は、矢印430で示すように、面111を掃除するため、システム100により固い床面111に施される泡立ったクリーニング液218のクリーニング力に依存する。床を泡立ったクリーニング液218にて湿らすことにより、塵埃粒子を泡と共に取り込み、その後、その塵埃粒子を流体回収システム132により回収タンク112内に移すことができる。洗浄部無しのクリーナ110は、モータ作動の洗浄ヘッド120を有するものよりも使用電力が遥かに少なく、これによりクリーナ110を作動させるのに使用されるバッテリ152の一部を省くことを許容する。洗浄部無しのクリーナ110は、また、洗浄ヘッド120及びバッテリ152を廃止することで遥かに軽量且つ、小型に形成することもでき、又は、溶液タンク118及び回収タンク112は、クリーナ110に対するより長い作業手順に対応し得るよう大型に形成することができる。最後に、クリーナ110の構成要素の幾つかを廃止することは、洗浄ヘッド120を内蔵するものよりも洗浄部無しのクリーナ110を迅速に且つ、低廉に製造することを可能にする。
固い床面111を完全に湿らせ易くするため、クリーナ110は、クリーナ110の先頭部分のそれぞれ正面図及び側面図である、図20及び図21に示した、非モータ作動の湿らせ構成要素440を有することができる。湿らせ構成要素440は、全体として、各々がクリーナ110の可動の本体127における底側部446に隣接して接続された第一の端部444を有する複数の液分散部材442を備えている。液分散部材442の各々の第二の端部448は、固い床面111と係合する位置に配置されている。液分散部材442は、面111に順応する柔軟な材料にて形成されることが好ましい。泡立ったクリーニング液218は、図21に示すように、分散システム100の泡立ったクリーニング液の分配器220により排出され、矢印450で示すように部材442に、又は矢印452で示すように部材442の前側部に排出される。液分散部材442は、クリーナ110が面111を横断して動くとき、泡立ったクリーニング液218を面111上に均一に分配する。クリーナ110は、液分散部材442の下流に洗浄ヘッド120を有しており、均一に分配された泡立ったクリーニング液218にて面111を洗浄し、又は、クリーナ110は、洗浄部無しとし、泡立ったクリーニング液218の一部分は液回収システム132により面111から除去することができる。
本発明の別の実施の形態は、固い床面クリーナ110に改造装着することのできる形態とされた泡立ったクリーニング液の分与キットに関するものであり、該キットは、主クリーニング液成分(図3)の排出流れ210を提供する形態とされた、主クリーニング液成分のディスペンサ(すなわち、タンク218及びポンプ228)を有している。該キットは、クリーニング剤の供給分(供給分200のような)と、流量制御装置(参照番号202で示すようなもの)と、上述した実施の形態に従って形成された曝気装置(参照番号204で示すような)とを含むパッケージングを備えており、これらは、上述した実施の形態に従って形成される。パッケージングは、バッグ、シュリンク嵌めパッケージ、ボックス、キャニスタ等のような任意の適宜なパッケージングとすることができる。本発明の1つの実施の形態に従い、クリーニング剤の供給分200がクリーナカートリッジ234内に保持されている。導管部分(参照番号240、330で示すもののような)をパッケージング内に保持することもできる。更に、泡立ったクリーニング液の分配器220の実施の形態をキット内に含ませ且つ、パッケージ体内に保持することができる。
本発明は、好ましい実施の形態に関して説明したが、当該技術の当業者は、形態及び細部の点にて変更を加え得ることが認識されよう。取付具、継手及びその他の構成要素は、図面の簡略化のため図示されていないことを理解すべきである。
Claims (73)
- 可動の床面クリーナにて使用される泡立ったクリーニング液の分配システムにおいて、
クリーニング剤の供給分を保持する形態とされたクリーナカートリッジと、
カートリッジからのクリーニング剤の流れ、及び主クリーニング液成分の流れを受容し、クリーニング剤の流れと主クリーニング液成分の流れとを組み合わせ、排出部にてクリーニング液の排出流れを発生し得る形態とされた流量制御装置と、
流量制御装置の排出部に流体的に連結された入口と、出口と、気体入口と、を有する曝気装置であって、入口にてクリーニング液の出口流れを受容し、気体を気体入口を通るクリーニング液の排出流れ中に噴射し、出口を通る泡立ったクリーニング液の排出流れを発生させ得る形態とされた前記曝気装置とを備える、泡立ったクリーニング液の分配システム。 - 請求項1に記載のシステムにおいて、
泡立ったクリーニング液の排出流れを受容し且つ、面を湿らせ得るように泡立ったクリーニング液の排出流れを排出し得る形態とされた泡立ったクリーニング液の分配器を有する、システム。 - 請求項2に記載のシステムにおいて、
分配器は、泡立ったクリーニング液の排出流れを固い床面に直接、施す形態とされる、システム。 - 請求項2に記載のシステムにおいて、
分配器は、泡立ったクリーニング液の排出流れをモータ作動の洗浄器の洗浄部材に又は該洗浄部材を通して向ける形態とされる、システム。 - 請求項2に記載のシステムにおいて、
分配器は、曝気装置の出口に連結された第一の端部を有し、これにより曝気装置の出口を通して排出された泡立ったクリーニング液の排出流れが分配導管により受容される、システム。 - 請求項5に記載のシステムにおいて、
分配導管は、複数の開口を有する部分を備える、システム。 - 請求項2に記載のシステムにおいて、
分配器は、泡立ったクリーニング液の排出流れが排出されるときに通る棒部材を有する、システム。 - 請求項7に記載のシステムにおいて、
棒部材は、曝気装置と、曝気装置の入口を流量制御装置の排出部に接続する管部分とを有する、システム。 - 請求項1に記載のシステムにおいて、
泡立ったクリーニング液の排出流れは、約1.893リットル(約0.5ガロン)/分以下である、システム。 - 請求項1に記載のシステムにおいて、
クリーニング剤の排出流れは、10.0立方cm/分以下である、システム。 - 請求項1に記載のシステムにおいて、
流量制御装置は、主クリーニング液成分の排出流れの流量が閾値以下に低下したとき、クリーニング剤の排出流れを停止させる形態とされた弁を有する、システム。 - 請求項1に記載のシステムにおいて、
流量制御装置は、クリーニング剤の流れを主クリーニング液成分の排出流れ中に排出する形態とされた噴射装置構成要素を有する、システム。 - 請求項12に記載のシステムにおいて、
流量制御装置の噴射装置構成要素を通るクリーニング剤の排出流れは調節可能である、システム。 - 請求項1に記載のシステムにおいて、
クリーニング液の排出流れに対して流量制御装置の排出部の下流に配置され、クリーニング液の排出流れを選択的に停止させる形態とされた弁を有する、システム。 - 請求項5に記載のシステムにおいて、
分配導管は、閉塞端部と、頂側部における複数の開口とを有する実質的に水平部分を備える、システム。 - 請求項5に記載のシステムにおいて、
分配導管は、第一及び第二の閉じた端部と、頂側部における複数の開口とを有する実質的に水平部分を備える、システム。 - 請求項5に記載のシステムにおいて、
分配導管は、複数の導管部分に連結された第二の端部を有する、システム。 - 請求項2に記載のシステムにおいて、
泡立ったクリーニング液分配器は、第一及び第二の分配構成要素と、第一及び第二の分配構成要素に対する泡立ったクリーニング液の排出流れを選択的に制御する形態とされた弁とを有する、システム。 - 請求項18に記載のシステムにおいて、
第一の分配構成要素は、その上を可動の本体が移動する固い床面に対し泡立ったクリーニング液の排出流れを向ける形態とされ、
第二の分配構成要素は、泡立ったクリーニング液の排出流れを遠方に分配する形態とされる、システム。 - 請求項19に記載のシステムにおいて、
第二の分配構成要素は、泡立ったクリーニング液の排出流れを1本の所定長の管を介して弁から受容する形態とされた棒部材である、システム。 - 請求項1に記載のシステムにおいて、
クリーニング剤は第一のクリーニング剤であり、
第二のクリーニング剤の供給分を有する、システム。 - 請求項21に記載のシステムにおいて、
第二のクリーニング剤の流れと主クリーニング液成分の流れとを受容し、第二のクリーニング剤の流れ及び主クリーニング液成分の流れを組み合わせ、排出部にてクリーニング液の第二の排出流れを発生させる形態とされた第二の流量制御装置を有する、システム。 - 請求項21に記載のシステムにおいて、
第一のクリーニング剤の流れ又は第二のクリーニング剤の流れを流量制御装置を通して選択的に向ける形態とされた弁を有する、システム。 - 請求項1に記載のシステムにおいて、
クリーニング剤は界面活性剤を含む、システム。 - 請求項1に記載のシステムにおいて、
クリーニング剤は濃縮した形態にある、システム。 - 請求項25に記載のシステムにおいて、
クリーニング剤は少なくとも30%の固体分を含む、システム。 - 請求項21に記載のシステムにおいて、
第二のクリーニング剤の供給分は、第二のクリーナカートリッジ内に保持される、システム。 - 請求項63に記載のシステムにおいて、
ノズルの穴は、収斂する上流端と、拡がる下流端とを有する狭小な喉部分を有し、
半径方向ポートが該狭小な喉部分に配置される、システム。 - 固い面クリーナにおいて、
可動の本体と、
該可動の本体により支持され且つ、主クリーニング液成分の供給分を保持する形態とされたタンクと、
クリーニング剤の供給分を保持する形態とされたクリーナカートリッジと、
タンク及びカートリッジに連結された流量制御装置であって、カートリッジからのクリーニング剤の流れ及びタンクからの主クリーニング液成分の流れを受容し、クリーニング剤の流れ及び主クリーニング液成分の流れを組み合わせ、排出部にてクリーニング液の排出流れを発生させる形態とされた前記流量制御装置と、
流量制御装置の排出部に連結された入口と、出口と、気体入口とを有する曝気装置であって、入口にてクリーニング液の排出流れを受容し、空気を気体入口を通してクリーニング液の排出流れ中に噴射し、出口を通して泡立ったクリーニング液の排出流れを発生させる形態とされた前記曝気装置と、
泡立ったクリーニング液の排出流れを曝気装置の出口から受容し且つ、面を湿らせ得るように泡立ったクリーニング液の排出流れを排出する形態とされた泡立ったクリーニング液の分配器とを備える、固い面クリーナ。 - 請求項29に記載の固い面クリーナにおいて、
主クリーニング液成分の流れを駆動する形態とされたポンプを有する、固い面クリーナ。 - 請求項29に記載の固い面クリーナにおいて、
泡立ったクリーニング液の分配器は、曝気装置の排出部に連結された第一の端部を有する分配導管を備え、これにより、曝気装置の排出部を通して排出された泡立ったクリーニング液の排出流れが分配導管により受容される、固い面クリーナ。 - 請求項31に記載の固い面クリーナにおいて、
分配導管は、複数の開口を有する部分を備える、固い面クリーナ。 - 請求項29に記載の固い面クリーナにおいて、
泡立ったクリーニング液の分配器は、曝気装置を有し、該曝気装置の排出部は、泡立ったクリーニング液の排出流れをその上を可動の本体が移動する固い床面に向ける形態とされる、固い面クリーナ。 - 請求項29に記載の固い面クリーナにおいて、
泡立ったクリーニング液の分配器は、泡立ったクリーニング液の排出流れが排出されるときに通る棒部材を有する、固い面クリーナ。 - 請求項34に記載の固い面クリーナにおいて、
棒部材は、曝気装置と、該曝気装置の供給部を流量制御装置の排出部に接続する管部分とを有する、固い面クリーナ。 - 請求項29に記載の固い面クリーナにおいて、
その上を可動の本体が移動する固い床面と回転係合する形態とされたモータ作動の洗浄器を有し、
泡立ったクリーニング液の分配器は、泡立ったクリーニング液の排出流れをモータ作動の洗浄器の洗浄部材に又は該洗浄部材を通して向ける形態とされる、固い面クリーナ。 - 請求項29に記載の固い面クリーナにおいて、
その上を可動の本体が移動する固い床面と回転係合する形態とされたモータ作動の洗浄器を有し、
泡立ったクリーニング液の分配器は、泡立ったクリーニング液の排出流れをモータ作動の洗浄器の中心部分内に向ける形態とされる、固い面クリーナ。 - 請求項29に記載の固い面クリーナにおいて、
その上を可動の本体が移動する固い床面と回転係合する形態とされたモータ作動の洗浄器を有する、固い面クリーナ。 - 請求項38に記載の固い面クリーナにおいて、
洗浄器は、回転可能な軸に取り付けられた複数の円板を有し、該円板は、軸の回転軸線と同心状に整合され且つ、固い床面と係合する位置に配置される、固い面クリーナ。 - 請求項39に記載の固い面クリーナにおいて、
円板は、約70%のポリエステルと、30%のポリアミドとを備える材料にて形成される、固い面クリーナ。 - 請求項39に記載の固い面クリーナにおいて、
モータ作動の洗浄器の後方に配置され且つ、モータ作動の洗浄器が固い床面と回転係合することにより固い床面から拭き払われた塵埃を収集する形態とされた塵埃収集器を有する、固い面クリーナ。 - 請求項39に記載の固い面クリーナにおいて、
泡立ったクリーニング液の分配器は、泡立ったクリーニング液の排出流れをモータ作動の洗浄器の洗浄部材に又は該洗浄部材を通して向ける形態とされる、固い面クリーナ。 - 請求項39に記載の固い面クリーナにおいて、
泡立ったクリーニング液の分配器は、泡立ったクリーニング液の排出流れをモータ作動の洗浄器の先頭部に向ける形態とされる、固い面クリーナ。 - 請求項29に記載の固い床面クリーナにおいて、
各々が可動の本体の底側部に隣接して接続された第一の端部と、その上を可動の本体が移動する固い床面と係合するように配置された第二の端部とを有する複数の液分散部材を備える非モータ作動の湿らせ構成要素を備える、固い床面クリーナ。 - 請求項44に記載の固い床面クリーナにおいて、
泡立ったクリーニング液の分配器は、泡クリーニング液の排出流れを湿らせ構成要素の先頭部に排出する、固い床面クリーナ。 - 請求項29に記載の固い床面クリーナにおいて、
固い床面と回転係合する形態とされたモータ作動の洗浄部材を備えない、固い床面クリーナ。 - 請求項46に記載の固い床面クリーナにおいて、
クリーニング液を固い床面から除去する形態とされた流体回収システムを備える、固い床面クリーナ。 - 請求項47に記載の固い床面クリーナにおいて、
流体回収システムは、スクィージーと、真空装置とを備える、固い床面クリーナ。 - 請求項29に記載の固い床面クリーナにおいて、
泡立ったクリーニング液の排出流れは、約1.893リットル(約0.5ガロン)/分以下である、固い床面クリーナ。 - 請求項29に記載の固い床面クリーナにおいて、
クリーニング剤の流れは、10.0立方cm/分以下である、固い床面クリーナ。 - 請求項29に記載の固い床面クリーナにおいて、
泡立ったクリーニング液を固い床面から除去する形態とされた流体回収システムを備える、固い床面クリーナ。 - 請求項29に記載の固い床面クリーナにおいて、
流量制御装置は、クリーニング剤の流れが主クリーニング液構成要素の流れ中に排出されるときに通る噴射装置構成要素を備える、固い床面クリーナ。 - 請求項52に記載の固い床面クリーナにおいて、
噴射装置構成要素を通して排出されるクリーニング剤の流れの流量が調節可能である、固い床面クリーナ。 - 請求項29に記載の固い床面クリーナにおいて、
流量制御装置の排出部と曝気装置の供給部との間に配置され、クリーニング液の排出流れを停止させる形態とされた弁を備える、固い床面クリーナ。 - 請求項29に記載のシステムにおいて、
クリーニング剤は第一のクリーニング剤であり、
第二のクリーニング剤の供給分を備える、システム。 - 請求項55に記載のシステムにおいて、
第二のクリーニング剤の流れ及び主クリーニング液成分の流れを受容し、第二のクリーニング剤の流れ及び主クリーニング液成分の流れを組み合わせ且つ排出部にて第二のクリーニング液の流れを発生させる形態とされた第二の流量制御装置を備える、システム。 - 請求項55に記載のシステムにおいて、
第一のクリーニング剤の流れ又は第二のクリーニング剤の流れを流量制御装置を通して選択的に向ける形態とされた弁を備える、システム。 - 請求項55に記載のシステムにおいて、
第二のクリーニング剤の供給分は、第二のクリーナカートリッジのコラプシブルな容器内に保持される、システム。 - 主クリーニング液成分の排出流れを提供する形態とされた主クリーニング液成分ディスペンサを備える固い面クリーナ内に設置される泡立ったクリーニング液ディスペンサキットにおいて、
クリーニング剤の供給分と、
主クリーニング液成分の排出流れに連結可能であり且つ、クリーニング剤の流れを供給分から受容し、クリーニング剤の流れ及び主クリーニング液成分の流れを組み合わせ且つ、排出部にてクリーニング液の排出流れを発生させる形態とされた流量制御装置と、
流量制御装置の排出部に連結可能な入口と、出口と、気体入口とを有する曝気装置と、
流量制御装置及び曝気装置を保持するパッケージングとを備える、泡立ったクリーニング液ディスペンサキット。 - 請求項59に記載のキットにおいて、
クリーニング剤の供給分を保持するコラプシブルなバッグを有するクリーナカートリッジを備え、
パッケージングはクリーナカートリッジを保持する、キット。 - 請求項59に記載のキットにおいて、
パッケージング内に保持された導管を有する、キット。 - 請求項1に記載のシステムにおいて、
曝気装置は、入口と、出口と、気体入口と、入口と出口との間を伸びる穴とを含むノズル本体を有するノズルを備える、システム。 - 請求項62に記載のシステムにおいて、
気体入口は、ノズル本体の一側部を通って穴まで伸びる半径方向ポートとしてノズル本体に形成される、システム。 - 請求項1に記載のシステムにおいて、
クリーナカートリッジは、クリーニング剤の供給分を保持するコラプシブルな容器を備える、システム。 - 請求項64に記載のシステムにおいて、
コラプシブルな容器はコラプシブルなバッグである、システム。 - 請求項29に記載のシステムにおいて、
曝気装置は、入口と、出口と、気体入口と、入口と出口との間を伸びる穴とを含むノズル本体を有するノズルを備える、システム。 - 請求項66に記載のシステムにおいて、
気体入口は、ノズル本体の一側部を通って穴まで伸びる半径方向ポートとしてノズル本体に形成される、システム。 - 請求項29に記載のシステムにおいて、
クリーナカートリッジは、クリーニング剤の供給分を保持するコラプシブルな容器を備える、システム。 - 請求項68に記載のシステムにおいて、
コラプシブルな容器はコラプシブルなバッグである、システム。 - 請求項59に記載のシステムにおいて、
曝気装置は、入口と、出口と、気体入口と、入口と出口との間を伸びる穴とを含むノズル本体を有するノズルを備える、システム。 - 請求項70に記載のシステムにおいて、
気体入口は、ノズル本体の一側部を通って穴まで伸びる半径方向ポートとしてノズル本体に形成される、システム。 - 請求項59に記載のシステムにおいて、
クリーナカートリッジは、クリーニング剤の供給分を保持するコラプシブルな容器を備える、システム。 - 請求項72に記載のシステムにおいて、
コラプシブルな容器はコラプシブルなバッグである、システム。
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