JP2007336610A - 蓄電素子充放電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電素子の劣化促進、寿命低下を防ぐことができる蓄電素子充放電システムを提供する。
【解決手段】本発明の蓄電素子充放電システムは電源回路1によって蓄電素子3に蓄電を行い蓄電素子3に蓄電された電力を主負荷4に供給するものであって、電源回路1及び蓄電素子3の充電路、放電路を制御する制御回路2と、蓄電素子3の電圧を検出する電圧検出回路5と、を有しおり、この制御回路2は電圧検出回路5によって蓄電素子3が満充電であることが検出されると蓄電素子3に対して所定時間緩和充電を行うよう電源回路1を制御し、所定時間緩和充電が行われた後、蓄電素子3を実質的に自己放電状態とするように制御し、電圧検出回路5により蓄電素子3が所定の電圧以下であることが検出されると蓄電素子3に対して充電の再開を行うように電源回路1を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に無停電電源に用いられる電気二重層キャパシタ等の蓄電素子や、2つの極のいずれかの一方の極に電気二重層キャパシタを有する蓄電素子の充電を行う蓄電素子充放電システムに関する。
従来の無停電電源には二次電池が用いられている。かかる無停電電源では、電池の寿命がなくなっていると、いざ停電のとき無停電電源として機能しなくなるので、電池の機能状態を時々測定するなどのチェックが必要である。信頼性を高めるため、例えば正常に
作動するかを試す自己点検機能や、電池の残量、稼働可能時間を予測する機能などに多くの工夫改良がなされている。因みに、寿命判定手段としては、下記の特許文献1乃至特許文献5などにおいて多くの提案がなされている。
しかし、無停電電源として信頼性を高めるための各種手法は、それらの根本が従来の二次電池の特性に依存するため、残量の測定にしてもそれを正確に行うことが困難で、動作の信頼性に関しても、ある時点で正常な電池に対してデンドライトの発生などによる突発的な故障は予想しにくく、システムの信頼性の向上が困難であるという問題を抱えている。また、バックアップ可能時間の予測については、二次電池の場合、残量予測を端子電圧から行おうとすると、端子電圧の残量による変化の大きさが温度や運転状態の影響を大きく受けて残量の情報がその他の成分に埋もれてしまうため、一般には困難なことが知られている。
そこで、本件出願人らは、例えば複数の電気二重層キャパシタのセルを直列に接続し、各キャパシタセルを並列モニタで監視しつつ充放電を行う電子回路と組み合わせて無停電電源を構成することを提案している。(特許文献6)ここで、並列モニタは、複数の電気二重層キャパシタが直列に接続されたキャパシタバンクの各電気二重層キャパシタの端子間に接続され、キャパシタバンクの充電電圧が並列モニタの設定値を越えると充電電流をバイパスする装置である。このような電気二重層キャパシタのセルを用いた無停電電源によれば、残容量と所定時間の平均消費電力に基づきバックアップ可能時間を予測してバックアップ可能時間を表示することができ、無停電電源の信頼性を向上させることができる。
特開平6−217473号公報 特開平7−85891号公報 特開平7−298503号公報 特開平6−88155号公報 特開平8−308125号公報 特開2001−197686号公報
ところで、無停電電源においては、電気二重層キャパシタはフロート充電などのように満充電付近の充電電圧に長く保つように用いられるが、電気二重層キャパシタのこのような利用方法は、充放電サイクルを反復するサイクルユースによる利用方法と比べると、キャパシタの劣化が促進される傾向が存在する。図8は、フロート充電を行った場合とフロート充電を行わなかった場合、すなわち自己放電にまかせた場合の、充放電サイクル数と電気二重層キャパシタの容量との関係を示す図である。図8に示されるように、フロート充電を行った場合に比べて、フロート充電を行わなかった場合には、充放電サイクルの回数によってキャパシタの容量の低下の度合いが少なく、キャパシタの劣化の進行が遅れることがわかる。ところが、従来の無停電電源においては、電気二重層キャパシタはフロート充電のように満充電付近の充電電圧に保たれるように設計されていたので、キャパシタの寿命低下がおきやすいという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するものであって、請求項1に係る発明は、電源回路によって蓄電素子に蓄電を行い該蓄電素子に蓄電された電力を主負荷に供給する蓄電素子充放電システムにおいて、該電源回路及び該蓄電素子の充電路、放電路を制御する制御回路と、該蓄電素子の電圧を検出する電圧検出回路と、を有し、該制御回路は、該電圧検出回路によって該蓄電素子が満充電であることが検出されると該蓄電素子に対して所定時間緩和充電を行うよう該電源回路を制御し、所定時間緩和充電が行われた後、該蓄電素子を実質的に自己放電状態とするように制御し、該電圧検出回路により該蓄電素子が所定の電圧以下であることが検出されると該蓄電素子に対して充電の再開を行うように該電源回路を制御することを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、電源回路によって蓄電素子に蓄電を行い該蓄電素子に蓄電された電力を主負荷に供給する蓄電素子充放電システムにおいて、該電源回路及び該蓄電素子の充電路、放電路を制御する制御回路と、該蓄電素子の電圧を検出する電圧検出回路と、を有し、該制御回路は、該電圧検出回路によって該蓄電素子が満充電であることが検出されると該蓄電素子に対して所定時間緩和充電を行うよう該電源回路を制御し、所定時間緩和充電が行われた後、該蓄電素子を実質的に自己放電状態とするように制御し、該蓄電素子の自己放電状態が設定時間維持された後、該蓄電素子に対して充電の再開を行うように該電源回路を制御することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の蓄電素子充放電システムにおいて、蓄電素子充放電システムを維持するために必要となる最低限の副負荷を有し、該制御回路は、該蓄電素子の自己放電状態を維持しつつ該副負荷に給電するよう該電源回路を制御することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の蓄電素子充放電システムにおいて、該蓄電素子は電気二重層キャパシタであることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の蓄電素子充放電システムにおいて、該蓄電素子は両極のうちいずれか一方の極に電気二重層キャパシタが用いられたものであることを特徴とする。
本発明によれば、蓄電素子3を自己放電状態とするモードが備えられているので、蓄電素子を満充電付近の充電電圧に保つようにされた従来の蓄電素子充放電システムに比べて、蓄電素子の劣化促進、寿命低下を防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施の形態に係る蓄電素子充放電システムの回路構成を示す図である。図1において、1は電源回路、2は制御回路、3は蓄電素子、4は主負荷、5は並列モニタ、SW1は充電スイッチ、SW2は放電スイッチ、Sv1、Sv2は検出信号をそれぞれ示している。
図1に示す本実施形態に係る蓄電素子充放電システムは、充電スイッチSW1をオンとして電源回路1を通して蓄電素子3を充電し蓄電し、かわってSW1をオフ、SW2をオンとすることによって、蓄電素子3に蓄電された電力を主負荷4に供給するものであり、例えば無停電電源などへのアプリケーションが想定されるものである。蓄電素子3を構成するのは、例えば、電気二重層キャパシタであるが、これは一つの電気二重層キャパシタであっても、複数の電気二重層キャパシタであってもよい。図1では蓄電素子3として電気二重層キャパシタ一つからなるものを図示しているが、蓄電素子3として複数の電気二重層キャパシタからなるものを用いる場合には、それぞれに並列モニタが並列接続された複数の電気二重層キャパシタを直列接続した構成が採用される。なお、蓄電素子3としては、上記のような電気二重層キャパシタ以外にも、片極が電池で、片極が電気二重層キャパシタからなるハイブリッドキャパシタなどの、両極のうちいずれか一方の極に電気二重層キャパシタが用いられるものも含まれるものとする。
蓄電素子3を構成する電気二重層キャパシタには、充電電圧が所定の基準電圧まで到達すると、例えば充電電流をバイパスしたり、検出信号を発生したりする所謂並列モニタ5が並列接続される。そして、充電時において、蓄電素子3が複数の電気二重層キャパシタからなるような場合には、充電電圧が不均等に充電されていっても、所定の基準電圧まで充電された電気二重層キャパシタの並列モニタ5から順次バイパス動作することにより、充電電流をバイパスして充電電圧を所定の基準電圧に制限する。したがって、最終的には蓄電素子3を構成する複数の電気二重層キャパシタのそれぞれを満充電電圧に均等に充電することができる。
電源回路1は、例えば不図示のPWM(Pulse Width Modulation)回路などを有しており、蓄電素子3の充電電流量Icをコントロールすることができるようになっている。制御回路2は、並列モニタ5によって検出された蓄電素子3の電圧に応じてPWM回路のパルス幅を制御する信号を電源回路1に対して発したり、SW1、SW2のオンオフを制御したりすることによって蓄電素子3の充放電を制御する構成となっている。PWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)制御は、パルス幅を変化させて所望の充放電制御(例えば、定電流制御CC、停電力制御CP、定電圧制御CVの切り換え)を実現し、安定した電源を確保することできるものである。
並列モニタ5は、蓄電素子3を監視する電気回路である。このような電気回路は、蓄電素子3に対して並列に介挿されることから並列モニタと呼ばれており、並列モニタ5は、所定の基準電圧で充電電流をバイパスすることにより、充電電圧を所定値(耐電圧の範囲内)に制限したり、あるいは蓄電素子3の両端部の電圧が所定の電圧に達したときなどに、Sv1、Sv2は検出信号を発生したりする。
蓄電素子3として複数の電気二重層キャパシタのものを用いるときには、例えば、それぞれに並列モニタが並列接続された複数の電気二重層キャパシタを直列接続したものが用いられるが、この場合には、並列モニタ5は、各電気二重層キャパシタの充電電圧のバラツキを低減するものとして機能する。すなわち、充電電圧の上昇とともに各電気二重層キャパシタの並列モニタが順次バイパス動作していく構成となる。
次に、並列モニタ5の具体的な回路について説明する。図2は、蓄電素子3に並列に接続される並列モニタの回路構成を示す図である。図2において、点線で囲まれている部分が並列モニタ5の回路構成であり、図示するように並列モニタは蓄電素子3の端子間に接続される。並列モニタ5において、CMP1、CMP2はコンパレータ、Rは電流制限用の抵抗、Trはトランジスタであり、Vref1、Vref2は基準電圧を示している。
並列モニタ5は、図2に示すようにコンパレータCMP1、CMP2によって蓄電素子3の電圧を基準電圧Vref1、Vref2と比較して監視し、蓄電素子3の電圧が基準電圧Vref1(ここでは、このVref1を蓄電素子3の満充電電圧に相当するものとする)による設定値を越えるとトランジスタTrをオンにして充電電流をバイパスすると同時に、制御回路2に対して、蓄電素子3が基準電圧Vref1に到達したことを報知する検出信号Sv1を発生する。上記のようなバイパス動作によって蓄電素子3の充電電圧は、基準電圧による設定値に保たれ、過電圧が印加されないようになっている。また、蓄電素子3の電圧が基準電圧Vref2による設定値となると、制御回路2に対して蓄電素子3が基準電圧Vref2に到達したことを報知する検出信号Sv2を発生する。この基準電圧Vref2を、満充電電圧以外の重要で閾値的な電圧に相当する電圧として設定しておくことによって、制御回路2に対してそのような電圧に蓄電素子3が達したことを報知することができる。
以上のように構成された本発明の実施の形態に係る蓄電素子充放電システムの動作につき説明する。図3は、本発明の実施の形態に係る蓄電素子充放電システムの制御回路2の充電処理に係る動作フローを示す図である。本発明の実施の形態に係る蓄電素子充放電システムは、無停電電源等での使用が想定されており、制御回路2の基本動作としては、充電スイッチSW1をオンとして電源回路1を通して蓄電素子3を充電し蓄電し、主負荷4への電力が必要となるときに、SW2をオンとすることによって、蓄電素子3に蓄電された電力を主負荷4に供給する。図3に示す動作フローは、蓄電素子3を充電するときのみのフローであって、上記のような蓄電素子3に蓄電された電力を主負荷4に供給する際のことについては想定されていない。
図3に示す動作フローについて説明すると、ステップS0で充電処理が開始されると、ステップS1にて、充電スイッチSW1をオンとして電源回路1を通して蓄電素子3の通常の充電を行う(通常充電モード)。次に、ステップS2へ進み、並列モニタ5からの検出信号(Sv1)を参照しながら、蓄電素子3の電圧VがV1(満充電電圧)に到達しているかどうかを判定する。この判定の結果がNoであれば、再びステップS1へと戻る。そして、蓄電素子3の電圧VがV1(満充電電圧)に到達するまでループする。ステップS2において、蓄電素子3の電圧VがV1(満充電電圧)に到達したと判定されると、次にステップS3に進み、制御回路2は、緩和充電モードとなるように電源回路1を制御する。この緩和充電モードは、蓄電素子3を満充電付近の充電電圧に保つようになす充電モードである。次に、ステップS4へ進み、予め設定された所定の時間T2が経過しているかどうかを判定する。ここで、判定結果がNoであれば、再びステップS3へと戻り、そして、所定の時間T2が経過するまでループする。ステップS4において、所定の時間T2が経過したと判定されると、次にステップS5へと進み、制御回路2は、自己放電モードとなるように電源回路1を制御する。この自己放電モードとは、蓄電素子3の両端子間を開放とする(すなわち、SW1はオフ状態とする)ことによって、蓄電素子3を自己放電させるモードである。なお、この自己放電モードにおいても、並列モニタ5が蓄電素子3の両端子間に接続されているが、並列モニタ5はほぼ無限大のインピーダンスを有するとみなすことのできるので、自己放電モードでは、蓄電素子3は実質的に自己放電状態であるとみなすことができる。ステップS6では、並列モニタ5からの検出信号(Sv2)を参照しながら、蓄電素子3の電圧VがV2(充電再開電圧)に到達しているかどうかを判定する。この判定の結果がNoであれば、再びステップS5へと戻り、蓄電素子3は自己放電モードとされる。そして、蓄電素子3の電圧VがV2(充電再開電圧)に到達するまでループする。蓄電素子3が無停電電源として利用される上で、蓄電素子3の充電電圧が必要となる最低限の電圧を下回らないようにする必要がある。そこで、本実施形態においては、この充電再開電圧V2をもって、このような電圧として、蓄電素子3の電圧がV2に到達した場合には、蓄電素子3を再充電するものである。ステップS6において、蓄電素子3の電圧VがV2(充電再開電圧)に到達したと判定されると、次にステップS1に戻り、再び制御回路2は、通常充電モードとなるように電源回路1を制御する。
次に、以上のような動作フローに基づいて制御回路2が電源回路1を制御した場合の蓄電素子3の充電プロフィールにつき説明する。図4は、本発明の実施の形態に係る蓄電素子充放電システムにおける蓄電素子3の充電の経時変化の様子を示す図である。蓄電素子3の電圧が0の状態から、充電処理が開始されるとまず通常充電モードが行われる(図4における(I)の区間)。そして、並列モニタ5からの検出信号(Sv1)によって、蓄電素子3の電圧VがV1(満充電電圧)に到達していると判定されると、T2時間にわたって緩和充電モードとなる(図4における(II)の区間)。次に、T2時間が経過すると、次に蓄電素子3は自己放電のモードとなる(図4における(III)の区間)。並列モニタ5によって蓄電素子3の電圧VがV2(充電再開電圧)に到達したことが検出されると、再び通常充電モードとなり(図4における(IV)の区間)、蓄電素子3が満充電電圧V1に達すると、T2(=T5)時間にわたって緩和充電モードとなる(図4における(V)の区間)。そして、再び、蓄電素子3を自己放電のモードとする(図4における(VI)の区間)。以上のように蓄電素子3の充電状態を常に保っておき、主負荷4に電力を供給する必要が生じた場合には、制御回路2はSW2をオンとして蓄電素子3から電力を供給する。本発明の実施の形態に係る蓄電素子充放電システムにおいては、このように蓄電素子3を自己放電するモードが備えられているので、蓄電素子3を満充電付近の充電電圧に保つようにされた従来の蓄電素子充放電システムに比べて、蓄電素子3の劣化促進、寿命低下を防ぐことができる。
本実施形態においては、蓄電素子3の電圧VがV1(満充電電圧)に到達した後に、所定の時間にわたって制御回路2は、緩和充電モードとなるように電源回路1を制御するが、緩和充電モードとする所定の時間については、0以上の適当な時間であればよい。しかし、この時間をあまり長い時間に設定すると、従来の蓄電素子充放電システムのように蓄電素子3は満充電付近の充電電圧に長く保たれるようになるために、蓄電素子3の劣化が促進されやすくなる。逆に、この所定の時間が短すぎると、充電→自己放電→充電→自己放電・・・のサイクルが頻繁となり、これも蓄電素子3の寿命低下の引き金になる可能性は否めない。従って、緩和充電モードとする所定の時間については、適宜設定変更可能に構成し、蓄電素子3が最も劣化しにくい値を見いだすことも望ましい本発明の態様の一つとなる。
次に本発明の他の実施の形態に係る蓄電素子充放電システムにつき説明する。図5は、本発明の他の実施の形態に係る蓄電素子充放電システムの回路構成を示す図である。図5において、1は電源回路、2は制御回路、3は蓄電素子、4は主負荷、5は並列モニタ、SW1は充電スイッチ、SW2は放電スイッチ、Sv1は検出信号をそれぞれ示している。先の実施の形態においては、充電再開のタイミングは、蓄電素子3の電圧VがV2(充電再開電圧)に到達しているかどうかを判定することによって決定していたが、本実施形態においては、充電再開のタイミングを時間で計る。そのために、本実施形態は、並列モニタ5から制御回路2に対して、検出信号Sv2は出力されない構成となっている。これ以外の構成については、先の実施形態と同様である。
以上のように構成された本実施形態に係る蓄電素子充放電システムの動作につき説明する。図6は、本発明の他の実施の形態に係る蓄電素子充放電システムの制御回路2の充電処理に係る動作フローを示す図である。本実施形態に係る蓄電素子充放電システムは、先の実施形態同様、無停電電源等での使用が想定されており、制御回路2の基本動作としては、充電スイッチSW1をオンとして電源回路1を通して蓄電素子3を充電し蓄電し、主負荷4への電力が必要となるときに、SW2をオンとすることによって、蓄電素子3に蓄電された電力を主負荷4に供給する。図5に示す動作フローは、蓄電素子3を充電するときのみのフローである。
本発明の他の実施の形態に係る蓄電素子充放電システムの動作フローについて、図5に基づいて説明する。まず、ステップS0で充電処理が開始されると、ステップS1にて、充電スイッチSW1をオンとして電源回路1を通して蓄電素子3の通常の充電を行う(通常充電モード)。次に、ステップS2へ進み、並列モニタ5からの検出信号(Sv1)を参照しながら、蓄電素子3の電圧VがV1(満充電電圧)に到達しているかどうかを判定する。この判定の結果がNoであれば、再びステップS1へと戻る。そして、蓄電素子3の電圧VがV1(満充電電圧)に到達するまでループする。ステップS2において、蓄電素子3の電圧VがV1(満充電電圧)に到達したと判定されると、次にステップS3に進み、制御回路2は、緩和充電モードとなるように電源回路1を制御する。この緩和充電モードは、蓄電素子3を満充電付近の充電電圧に保つようになす充電モードである。次に、ステップS4へ進み、予め設定された所定の時間T2が経過しているかどうかを判定する。ここで、判定結果がNoであれば、再びステップS3へと戻り、そして、所定の時間T2が経過するまでループする。ステップS4において、所定の時間T2が経過したと判定されると、次にステップS5へと進み、制御回路2は、自己放電モードとなるように電源回路1を制御する。この自己放電モードとは、蓄電素子3の両端子間を開放とする(すなわち、SW1はオフ状態とする)ことによって、蓄電素子3を自己放電させるモードである。なお、この自己放電モードにおいても、並列モニタ5が蓄電素子3の両端子間に接続されているが、並列モニタ5はほぼ無限大のインピーダンスを有するとみなすことのできるので、自己放電モードでは、蓄電素子3は実質的に自己放電状態であるとみなすことができる。
ステップS6では、不図示の制御回路2における計時回路に基づいて、予め設定されている設定時間が経過したかどうか判定する。蓄電素子3が無停電電源として利用される上で、蓄電素子3の充電電圧が必要となる最低限の電圧を下回らないようにする必要がある。この設定時間は、自己放電によって、蓄電素子3の電圧が充電を再開しなければならない程度までに降下する程度の時間が設定してある。ステップS6の判定の結果がNoであれば、再びステップS5へと戻り、蓄電素子3は自己放電モードとされる。そして、設定時間に到達するまでループする。ステップS6において、蓄電素子3の設定時間に到達したと判定されると、次にステップS1に戻り、再び制御回路2は、通常充電モードとなるように電源回路1を制御する。なお、ステップS6における設定時間については、蓄電素子3の経年劣化等に応じて、制御回路2において設定変更し得るような構成が望ましい。
本実施形態に係る蓄電素子充放電システムにおいては、上記のように蓄電素子3を自己放電するモードが備えられているので、蓄電素子3を満充電付近の充電電圧に保つようにされた従来の蓄電素子充放電システムに比べて、蓄電素子3の劣化促進、寿命低下を防ぐことができる。
なお、本実施形態においては、蓄電素子3の電圧VがV1(満充電電圧)に到達した後に、所定の時間にわたって制御回路2は、緩和充電モードとなるように電源回路1を制御するが、緩和充電モードとする「所定の時間」については、適宜設定変更可能に構成することができることは先の実施形態と同様である。
次に本発明の他の実施の形態に係る蓄電素子充放電システムにつき説明する。図7は、本発明の他の実施の形態に係る蓄電素子充放電システムの回路構成を示す図である。
図7において、1は電源回路、2は制御回路、3は蓄電素子、4は主負荷、5は並列モニタ、6は副負荷である。SW1は充電スイッチ、SW2は放電スイッチ、Sv1、Sv2は検出信号、R1、R2は電流検出用抵抗をそれぞれ示している。
副負荷6は、不図示の残量計、パイロットランプ、冷却用のファン等の、蓄電素子充放電システムを維持するために必要となる最低限の負荷であり、従来の技術ではこれらの副負荷6に対する電力供給は蓄電素子3が担っていた。ところが、本実施形態においても、これまでの実施形態でみてきたのと同じように、劣化防止のため蓄電素子3に自己放電を行わせるように構成するので、これらの副負荷6に対する電力供給のために蓄電素子3に蓄電された電力を積極的には利用しないようなシステムとする必要がある。そのために、本実施形態では、副負荷6に対しては電源回路1から供給するような工夫が成されている。ところで、副負荷6の中には、例えば蓄電素子3の残量計などのように蓄電素子3の電圧値に依存するものもあるので、副負荷6と蓄電素子3とを切り離して構成することはできない。そこで、副負荷6に対しては電源回路1から供給する上では、副負荷6と蓄電素子3とを切り離さないような構成として、かつ蓄電素子3が実質的に自己放電できるような構成とする。
電流検出用抵抗R1は、電源回路1から図7中のN点までの電流Iaを検出するものであり、電流検出用抵抗R2は、副負荷6からN点までの電流Ibを検出するものである。本実施形態における自己放電モードにおいては、制御回路2が電流検出用抵抗R1、R2で検出されたIaとIbとが等しくなるような電流を電源回路1から供給するように制御する。このようにN点に入る電流と、N点から出て行く電流とを同じとすることによって、蓄電素子3を実質的に自己放電状態とすることができる。
以上のように構成された本発明の他の実施の形態に係る蓄電素子充放電システムの動作につき説明する。本実施形態の蓄電素子充放電システムの制御回路2の充電処理に係る動作フローも図3に示されるものと同じとなるので、これを参照する。本実施形態に係る蓄電素子充放電システムは、無停電電源等での使用が想定されており、制御回路2の基本動作としては、充電スイッチSW1をオンとして電源回路1を通して蓄電素子3を充電し蓄電し、主負荷4への電力が必要となるときに、SW2をオンとすることによって、蓄電素子3に蓄電された電力を主負荷4に供給する。図3に示す動作フローは、蓄電素子3を充電するときのみのフローであって、上記のような蓄電素子3に蓄電された電力を主負荷4に供給する際のことについては想定されていない。
図3に示す動作フローについて説明すると、ステップS0で充電処理が開始されると、ステップS1にて、充電スイッチSW1をオンとして電源回路1を通して蓄電素子3の通常の充電を行う(通常充電モード)。このような通常充電モードにおいては、副負荷6にも適宜電力が供給される。
次に、ステップS2へ進み、並列モニタ5からの検出信号(Sv1)を参照しながら、蓄電素子3の電圧VがV1(満充電電圧)に到達しているかどうかを判定する。この判定の結果がNoであれば、再びステップS1へと戻る。そして、蓄電素子3の電圧VがV1(満充電電圧)に到達するまでループする。ステップS2において、蓄電素子3の電圧VがV1(満充電電圧)に到達したと判定されると、次にステップS3に進み、制御回路2は、緩和充電モードとなるように電源回路1を制御する。この緩和充電モードは、蓄電素子3を満充電付近の充電電圧に保つようになす充電モードである。この緩和充電モードにおいても副負荷6にも電力が供給される状態となっている。
次に、ステップS4へ進み、予め設定された所定の時間T2が経過しているかどうかを判定する。ここで、判定結果がNoであれば、再びステップS3へと戻り、そして、所定の時間T2が経過するまでループする。ステップS4において、所定の時間T2が経過したと判定されると、次にステップS5へと進み、制御回路2は、自己放電モードとなるように電源回路1を制御する。この自己放電モードとは、蓄電素子3の両端子間を開放とすることによって、蓄電素子3を自己放電させるモードである。この自己放電モードにおいては、SW1はオフとされるので、副負荷6に対しては、通常充電モード、緩和充電モードにおいて用いられたラインからの給電が不可能となる。そこで、別のラインから電流Iaをもって副負荷6に対する給電が行われる。副負荷6に対しては電源回路1から供給する上では、副負荷6と蓄電素子3とが切り離されず、かつ蓄電素子3が実質的に自己放電できるような構成とする。すなわち、制御回路2が電流検出用抵抗R1、R2で検出されたIaとIbとが等しくなるような電流を電源回路1から供給するように制御することによって、蓄電素子3が実質的に自己放電状態となるようにする。
なお、このような自己放電モードにおいても、並列モニタ5が蓄電素子3の両端子間に接続されているが、並列モニタ5はほぼ無限大のインピーダンスを有するとみなすことができるので、自己放電モードでは、蓄電素子3は実質的に自己放電状態であるとみなすことができる。
ステップS6では、並列モニタ5からの検出信号(Sv2)を参照しながら、蓄電素子3の電圧VがV2(充電再開電圧)に到達しているかどうかを判定する。この判定の結果がNoであれば、再びステップS5へと戻り、蓄電素子3は自己放電モードとされる。そして、蓄電素子3の電圧VがV2(充電再開電圧)に到達するまでループする。蓄電素子3が無停電電源として利用される上で、蓄電素子3の充電電圧が必要となる最低限の電圧を下回らないようにする必要がある。そこで、本実施形態においては、この充電再開電圧V2をもって、このような電圧として、蓄電素子3の電圧がV2に到達した場合には、蓄電素子3を再充電するものである。ステップS6において、蓄電素子3の電圧VがV2(充電再開電圧)に到達したと判定されると、次にステップS1に戻り、再び制御回路2は、通常充電モードとなるように電源回路1を制御する。
本実施形態に係る蓄電素子充放電システムにおいても、上記のように蓄電素子3を自己放電するモードが備えられているので、蓄電素子3を満充電付近の充電電圧に保つようにされた従来の蓄電素子充放電システムに比べて、蓄電素子3の劣化促進、寿命低下を防ぐことができる。
なお、本実施形態においては、蓄電素子3の電圧VがV1(満充電電圧)に到達した後に、所定の時間にわたって制御回路2は、緩和充電モードとなるように電源回路1を制御するが、緩和充電モードとする「所定の時間」については、適宜設定変更可能に構成することができることは先の実施形態と同様である。
また、本実施形態においては、充電再開のタイミングは、蓄電素子3の電圧VがV2(充電再開電圧)に到達しているかどうかを判定することによって決定していたが、充電再開のタイミングを設定時間に基づいて決定するようにしてもよい。
本発明の実施の形態に係る蓄電素子充放電システムの回路構成を示す図である。 蓄電素子3に並列に接続される並列モニタの回路構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電素子充放電システムの制御回路2の充電処理に係る動作フローを示す図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電素子充放電システムにおける蓄電素子3の充電の経時変化の様子を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る蓄電素子充放電システムの回路構成を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る蓄電素子充放電システムの制御回路2の充電処理に係る動作フローを示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る蓄電素子充放電システムの回路構成を示す図である。 フロート充電を行った場合とフロート充電を行わなかった場合の、充放電サイクル数と電気二重層キャパシタの容量との関係を示す図である。
符号の説明
1・・・電源回路、2・・・制御回路、3・・・蓄電素子、4・・・主負荷、5・・・並列モニタ、6・・・副負荷
本発明は、上記課題を解決するものであって、請求項1に係る発明は、電源回路によって蓄電素子に蓄電を行い該蓄電素子に蓄電された電力を主負荷に供給する蓄電素子充放電システムにおいて、該電源回路及び該蓄電素子の充電路、放電路を制御し、該蓄電素子の充電を行う通常充電モードと、該蓄電素子に緩和充電を行う緩和充電モードと、該蓄電素子を実質的に自己放電状態とする自己放電モードと、からなる3つのモードの切り換えを行う制御回路と、該蓄電素子の電圧を検出する電圧検出回路と、を有し、該制御回路は、該電圧検出回路によって該蓄電素子が満充電であることが検出されると、緩和充電モードに切り換え、緩和充電モードによる充電が所定時間経過した後、緩和充電モードから自己放電モードへと切り換え、該電圧検出回路により該蓄電素子が所定の電圧以下であることが検出されると、自己充電モードから通常充電モードへと切り換えることを特徴とする
また、請求項2に係る発明は、電源回路によって蓄電素子に蓄電を行い該蓄電素子に蓄電された電力を主負荷に供給する蓄電素子充放電システムにおいて、該電源回路及び該蓄電素子の充電路、放電路を制御し、該蓄電素子の充電を行う通常充電モードと、該蓄電素子に緩和充電を行う緩和充電モードと、該蓄電素子を実質的に自己放電状態とする自己放電モードと、からなる3つのモードの切り換えを行う制御回路と、該蓄電素子の電圧を検出する電圧検出回路と、を有し、該制御回路は、該電圧検出回路によって該蓄電素子が満充電であることが検出されると、緩和充電モードに切り換え、緩和充電モードによる充電が所定時間経過した後、緩和充電モードから自己放電モードへと切り換え、自己放電モード状態で所定時間経過した後、自己充電モードから通常充電モードへと切り換えることを特徴とする
本発明は、上記課題を解決するものであって、請求項1に係る発明は、電源回路によって蓄電素子に蓄電を行い該蓄電素子に蓄電された電力を主負荷に供給する蓄電素子充放電システムにおいて、該電源回路及び該蓄電素子の充電路、放電路を制御し、該蓄電素子の充電を行う通常充電モードと、該蓄電素子に緩和充電を行う緩和充電モードと、該蓄電素子を実質的に自己放電状態とする自己放電モードと、からなる3つのモードの切り換えを行う制御回路と、該蓄電素子の電圧を検出する電圧検出回路と、を有し、該制御回路は、該電圧検出回路によって該蓄電素子が満充電であることが検出されると、緩和充電モードに切り換え、緩和充電モードによる充電が所定時間経過した後、緩和充電モードから自己放電モードへと切り換え、該電圧検出回路により該蓄電素子が所定の電圧以下であることが検出されると、自己放電モードから通常充電モードへと切り換えることを特徴とする
また、請求項2に係る発明は、電源回路によって蓄電素子に蓄電を行い該蓄電素子に蓄電された電力を主負荷に供給する蓄電素子充放電システムにおいて、該電源回路及び該蓄電素子の充電路、放電路を制御し、該蓄電素子の充電を行う通常充電モードと、該蓄電素子に緩和充電を行う緩和充電モードと、該蓄電素子を実質的に自己放電状態とする自己放電モードと、からなる3つのモードの切り換えを行う制御回路と、該蓄電素子の電圧を検出する電圧検出回路と、を有し、該制御回路は、該電圧検出回路によって該蓄電素子が満充電であることが検出されると、緩和充電モードに切り換え、緩和充電モードによる充電が所定時間経過した後、緩和充電モードから自己放電モードへと切り換え、自己放電モード状態で所定時間経過した後、自己放電モードから通常充電モードへと切り換えることを特徴とする

Claims (5)

  1. 電源回路によって蓄電素子に蓄電を行い該蓄電素子に蓄電された電力を主負荷に供給する蓄電素子充放電システムにおいて、該電源回路及び該蓄電素子の充電路、放電路を制御する制御回路と、該蓄電素子の電圧を検出する電圧検出回路と、を有し、該制御回路は、該電圧検出回路によって該蓄電素子が満充電であることが検出されると該蓄電素子に対して所定時間緩和充電を行うよう該電源回路を制御し、所定時間緩和充電が行われた後、該蓄電素子を実質的に自己放電状態とするように制御し、該電圧検出回路により該蓄電素子が所定の電圧以下であることが検出されると該蓄電素子に対して充電の再開を行うように該電源回路を制御することを特徴とする蓄電素子充放電システム。
  2. 電源回路によって蓄電素子に蓄電を行い該蓄電素子に蓄電された電力を主負荷に供給する蓄電素子充放電システムにおいて、該電源回路及び該蓄電素子の充電路、放電路を制御する制御回路と、該蓄電素子の電圧を検出する電圧検出回路と、を有し、該制御回路は、該電圧検出回路によって該蓄電素子が満充電であることが検出されると該蓄電素子に対して所定時間緩和充電を行うよう該電源回路を制御し、所定時間緩和充電が行われた後、該蓄電素子を実質的に自己放電状態とするように制御し、該蓄電素子の自己放電状態が設定時間維持された後、該蓄電素子に対して充電の再開を行うように該電源回路を制御することを特徴とする蓄電素子充放電システム。
  3. 蓄電素子充放電システムを維持するために必要となる最低限の副負荷を有し、該制御回路は、該蓄電素子の自己放電状態を維持しつつ該副負荷に給電するよう該電源回路を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の蓄電素子充放電システム。
  4. 該蓄電素子は電気二重層キャパシタであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の蓄電素子充放電システム。
  5. 該蓄電素子は両極のうちいずれか一方の極に電気二重層キャパシタが用いられたものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の蓄電素子充放電システム。
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