JP2007336477A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ADC回路への入力信号のダイナミックレンジを必要以上に制限することを回避しながら、撮像素子からの画像信号情報をクリップ処理で損ねることを抑制することができる撮像装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】水平1行分の信号レベルを検出する(ステップS205)。検出された信号には、水平方向サグの影響で、クランプレベル以下の黒信号レベルが存在することがある。ADC回路によるクリップ処理で、水平方向サグの影響により、CCDからの画像信号情報が損ねられていないか判定する(ステップS206)。例えば、入力信号の一部が、予め定められている基準値以下であるか否かの判定を行う。ここで用いる基準値は、例えば黒信号レベルの平均値より小さい値である。画像信号情報が損ねられていると判定した場合には、ステップS203に戻り、ステップS205で得られた水平1行分の信号レベルを参照して目標値を変更する。
【選択図】図2

Description

本発明は、CCD等の固体撮像素子で撮像した静止画像や動画像を記録及び再生するデジタルカメラ等に好適な撮像装置及びその制御方法に関する。
近年、固体メモリ素子を有するメモリカードを記録媒体として、CCD等の固体撮像素子で撮像した静止画像や動画像を記録及び再生するデジタルカメラ等の撮像装置が盛んに開発され、市販されている。
図7は、従来のデジタルカメラにおいて、撮像部に固体撮像素子であるCCDセンサを用いた場合の画像信号処理部の一般的な構成を示すブロック図である。図7において、701はCCDセンサ(不図示)に接続される相関2重サンプリング(CDS)回路であり、702は所望の増幅度に設定可能なプログラマブルゲインアンプ(PGA)回路であり、704はアナログデジタル変換(ADC)回路である。また、705はCCD出力信号中の黒信号レベルを検出する黒レベル検出回路であり、706は黒信号レベルを基準にクランプレベルを設定するクランプレベル設定回路である。また、707は設定されたクランプレベルから帰還量を制御する帰還量制御回路であり、708はデジタルアナログ変換(DAC)回路である。これらの黒レベル検出回路705、クランプレベル設定回路706、帰還量制御回路707及びDAC708からクランプシステム70が構成されている。更に、703はPGA回路702から出力された画像信号とDAC回路708から出力されたオフセット信号とを互いに加算する加算回路である。
CCDセンサの後段には、CCD転送時に生じたリセットノイズ成分を除去するためのCDS回路701を有するのが一般的である。CCDセンサの内部では、受光素子により露光、蓄積された電荷が転送パルスによって1画素ずつ分出力部のフローティングキャパシタに転送され、1画素の信号がフローティングキャパシタから出力バッファに与えられる。そして、電圧信号に変換されて、1画素単位の画像信号が順次出力されるようになされている。フローティングキャパシタは1画素の信号を出力するごとにリセットパルスによりクリアされる。このように、CCD出力信号は、1画素ごとに、フローティングキャパシタのリセット動作により発生するリセット成分と、リセットパルスの相関ノイズが重畳するフィードスルー部分と画像信号部分とからなる。CDS回路701は、CCD出力信号のうちフィードスルー部分のレベルと画像信号部分のレベルとの差分を求め、これによって相関ノイズ成分を画像信号から排除するノイズ除去回路として機能する。
CDS回路701の出力画像信号は、PGA回路702によって、ADC回路704の入力レンジに合わせて、所定の信号レベルに増幅された後に、ADC回路704によってデジタル信号に変換される。その後、更に後段の、色変換、ホワイトバランス、ガンマ補正等の画像処理、解像度変換処理、画像圧縮処理等を行う信号処理回路(不図示)に伝送される。
図8は、ADC回路704の一例を示す図である。図8において、画像信号が印加される入力端子801は、255個のコンパレータC8001〜C8255の一方入力端子に接続される。ADC回路704の入力の上限電圧であるV1が印加される端子802と、ADC回路704の入力の下限電圧であるV2が印加される端子803との間には直列接続された256個の抵抗R8001〜R8256が介挿されている。また、抵抗R8001〜R8256の一方端(V1が印加される端子802側)は、コンパレータC8001〜C8255の他方入力端子に接続されている。
コンパレータC8001〜C8255は、夫々、画像信号レベルを異なる直流電圧と比較し、「1」又は「0」の比較結果を出力する。具体的には、画像信号レベルが直流電圧未満であれば「0」が出力され、画像信号レベルが直流電圧以上であれば「1」が出力される。エンコーダ805は、コンパレータC8001〜C8255から255個の比較結果、つまり画像信号レベルの評価結果を取り込み、この評価結果に対応する8ビット値を出力端子S8001〜S8008から夫々出力する。
抵抗R8001の一方端804、即ちコンパレータC8001の他方入力端子の印加電圧をVBとすると、画像信号レベルがVBに満たないとき、コンパレータC8001〜C8255の全ての比較結果が「0」となる。そして、エンコーダ805は、コンパレータC8001〜C8255の全ての比較結果が「0」を示すとき、出力端子S8001〜S8008の全てに「0」を印加する。これによって、VBを基準レベルとするクリップ処理が施された画像データが得られる。
クランプシステム70は、CCD出力信号中の黒信号レベルをDC基準とすると同時に、CCDオフセット、PGA回路702の出力オフセットやADC回路704の入力オフセット等のDCオフセットを補償する。クランプシステム70でのクランプレベルは、CCD出力信号中の黒信号のADC回路704出力後のデジタルデータが所定の値(以後目標値とよぶ)になるよう設定される。このとき、CCDオフセット、PGA回路702の出力オフセットやADC回路704の入力オフセット等のDCオフセットも含められる。
図9は、固体撮像素子(CCDセンサ)の一例であるインターライン型固体撮像素子の概略的な構成を示す図である。この例では、複数の画素がマトリクス状に配列されている。また、図9においては、水平14画素、垂直10画素としている。
図9において、901は被写体からの光を受け光電変換する感光画素(以後感光画素とよぶ)であり、902は感光画素を遮光したオプティカルブラック画素(以後OB画素とよぶ)であり、903は垂直電荷転送素子である。また、904は水平電荷転送素子であり、905は出力部であり、906は信号出力端子である。
画素の信号電荷は、読み出しパルスに基づいて垂直電荷転送素子903に読み出され、夫々、転送電極V1、V2、V3及びV4に印加される4相駆動パルスφV1、φV2、φV3及びφV4に合わせて水平電荷転送素子904の方向へ順に転送される。水平電荷転送素子904は、垂直電荷転送素子903から転送されてきた水平1行分の信号電荷を、夫々、転送電極H1及びH2に印加される2相駆動パルスφH1及びφH2に合わせて順次出力部905に転送する。そして、出力部905に転送されてきた信号電荷は電圧に変換され、信号出力端子906から画像信号として出力される。
図10は、水平1行分の信号電荷読み出し方法を示すタイミングチャートである。図10には、水平同期信号であるHDパルス信号、ブランキング信号であるPBLKパルス信号、上記φH1及びφH2パルス信号、φH1及びφH2パルス信号駆動回路に流れる電流、ならびに電源電圧を示している。
図10において、水平ブランキングアクティブ期間中はφH1及びφH2パルス信号は出力されず、水平ブランキング解除後に、φH1及びφH2パルス信号が出力される。ここでのパルス信号駆動回路電流の急激な変化により、電源電圧に、図示した電源サグが発生し、この影響を受け、CDS回路701の出力信号に水平方向のサグが発生することがある。
図11に、水平方向のサグが発生したCDS回路701の出力画像信号が、PGA回路702により所定の信号レベルに増幅された後、加算回路703により所定の演算をされた、ADC回路704の水平1行分の入力信号の一例を示す。
図11において、横軸は水平方向画素を示し、縦軸は入力信号電圧を示し、VBはクリップ処理が施される基準レベルを示し、VGは黒信号の目標値に対応するADC入力レベルを示している。ここで、入力信号はOB画素行の信号を示しており、最終的にVGに収束しているが、水平方向前半画素では水平方向サグの影響を受け、本来の黒信号レベルより低下している。このような水平方向サグは、感光画素行に対しても、OB画素行と同様の影響を与える。このため、撮像した静止画像や動画像では、CCDの全ての水平行における前半画素の出力信号が正規より低いレベルとなる。この結果、左側が沈んだ画像になってしまう。但し、このような電源サグに起因する水平方向サグは、水平方向画素に対する黒信号レベルの低下量がわかれば、後段の信号処理で補正することが可能である。
しかし、水平方向サグの影響が、図12に示すようなものである場合、即ち、入力信号の一部がVB以下であると、ADC回路によるクリップ処理で、該当する画素に対する信号情報を失ってしまい、後段の信号処理での補正も不可能となってしまう。
その対策として、黒信号の目標値を上げることが考えられるが、必要以上に目標値を上げることは、ADC回路への入力信号のダイナミックレンジを制限することとなるので得策ではない。そこで、例えば特許文献1では、クランプシステムの目標値を、1行分の黒信号レベルを検出し、その最小の黒信号レベルを基準に再設定している。これによりADC回路への入力信号のダイナミックレンジが必要以上に制限されなくなり、有効な技術である。
特開2005−101985号公報
しかしながら、特許文献1に記載された、1行分の黒信号の最小レベルからクランプシステムの目標値を再設定する場合、以下の問題が発生する。
図13は、図12に示す入力信号に対して特許文献1に記載された技術を採用して目標値を再設定した場合の水平方向サグの影響を示す図である。図13に示すように、特許文献1に記載された技術では、クランプシステムの目標値を再設定した後でも、入力信号の一部がVB以下になっており、ADC回路によるクリップ処理で、該当する画素に対する信号情報を失ってしまう。この結果、後段の信号処理での補正も不可能となってしまう。
本発明の目的は、ADC回路への入力信号のダイナミックレンジを必要以上に制限することを回避しながら、撮像素子からの画像信号情報をクリップ処理で損ねることを抑制することができる撮像装置及びその制御方法を提供することである。
本願発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、以下に示す発明の諸態様に想到した。
本発明に係る撮像装置は、被写体の光学像を電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段の出力信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換手段と、前記アナログデジタル変換手段の出力信号中の黒信号レベルを検出する黒信号レベル検出手段と、前記黒信号レベル検出手段により検出された黒信号レベルと、予め定められた基準黒信号レベルとを比較する黒信号レベル比較手段と、前記光電変換手段の出力信号の黒信号レベルに対してクランプレベルを設定するクランプレベル設定手段と、を有し、前記クランプレベル設定手段は、前記黒信号レベル検出手段により検出された黒信号レベルが前記基準黒信号レベル以下の場合に、前記クランプレベルの設定値を変更することを特徴とする。
本発明に係る撮像装置の制御方法は、被写体の光学像を電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段の出力信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換手段と、を備えた撮像装置の制御方法であって、前記アナログデジタル変換手段の出力信号中の黒信号レベルを検出する黒信号レベル検出ステップと、前記黒信号レベル検出ステップにおいて検出した黒信号レベルと、予め定められた基準黒信号レベルとを比較する黒信号レベル比較ステップと、前記光電変換ステップにおいて取得したアナログ信号の黒信号レベルに対してクランプレベルを設定するクランプレベル設定ステップと、を有し、前記クランプレベル設定ステップにおいて、前記黒信号レベル検出ステップにおいて検出した黒信号レベルが前記基準黒信号レベル以下の場合に、前記クランプレベルの設定値を変更することを特徴とする。
従来の撮像装置では、クランプシステムの目標値を評価する際、入力信号の一部がVB以下になっていると、ADC回路によるクリップ処理で、該当する画素に対する信号情報が失われ、最適な目標値の再設定ができなくなっている。これに対し、本発明では、適切にクランプレベルを調整するため、光電変換手段により取得された画像信号情報をクリップ処理で損ねることがない。
本発明によれば、光電変換手段により取得された信号に水平方向サグが生じた場合であっても、検出した黒信号レベルに応じてクランプレベルの設定値を変更することができる。従って、アナログデジタル変換手段への入力信号のダイナミックレンジを必要以上に制限することを回避しながら、画像信号情報をクリップ処理で損ねることも抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。
(第1の実施形態)
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置(デジタルカメラ)を示すブロック図である。
図1において、101はレンズ及び絞りからなる撮像光学系であり、102はメカニカルシャッタ(メカシャッタと図示する)であり、103はCCDセンサ(撮像素子)である。また、104はアナログ信号処理を行うCDS回路であり、105は所望の増幅度に設定可能なPGA回路である。CCDセンサ103の構造は、図9に示すものと同様である。
また、110はCCD出力信号中の黒信号レベルを検出する黒レベル検出回路であり、123は黒レベル検出回路110により検出された黒信号レベルと黒信号レベルの平均値よりも小さい基準値とを比較する黒レベル比較回路である。また、111は黒信号レベルを基準にクランプレベルを設定するクランプレベル設定回路であり、112は設定されたクランプレベルから帰還量を制御する帰還量制御回路であり、113はDAC回路である。これらの黒レベル検出回路110、クランプレベル設定回路111、帰還量制御回路112及びDAC回路113がクランプシステム10に含まれている。
また、106はPGA回路105から出力された画像信号とDAC回路113から出力されたオフセット信号とを互いに加算する加算回路であり、107はADC回路である。108は、CCDセンサ103、CDS回路104及びADC回路107を動作させる信号を発生するタイミング信号発生回路であり、109は、光学系101、メカニカルシャッタ102及びCCDセンサ103の駆動回路である。114は撮影した画像データに必要な信号処理を行う信号処理回路であり、115は信号処理された画像データを記憶する画像メモリであり、116は撮像装置から取り外し可能な画像記録媒体である。117は信号処理された画像データを画像記録媒体116に記録する記録回路であり、118は信号処理された画像データを表示する画像表示装置であり、119は画像表示装置118に画像を表示する表示回路である。
また、120は撮像装置全体を制御するシステム制御部であり、121は不揮発性メモリ(ROM)である。不揮発性メモリ121には、システム制御部120により実行される制御方法を記載したプログラム、プログラムを実行する際に使用されるパラメータ及びテーブル等の制御データ、並びにキズアドレス等の補正データが記憶されている。122は不揮発性メモリ121に記憶されたプログラム、制御データ及び補正データが転送されて記憶し、システム制御部120が撮像装置を制御する際に使用する揮発性メモリ(RAM)である。
次に、上述のように構成された撮像装置を用いてメカニカルシャッタ102を使用した撮影動作について説明する。なお、撮影動作に先立ち、撮像装置の電源投入時等のシステム制御部120の動作開始時において、不揮発性メモリ121から必要なプログラム、制御データ及び補正データを揮発性メモリ122に転送して記憶してある。また、これらのプログラムやデータは、システム制御部120が撮像装置を制御する際に使用される。更に、必要に応じて、追加のプログラムやデータが不揮発性メモリ121から揮発性メモリ122に転送されたり、システム制御部120により直接不揮発性メモリ121内のデータが読み出されて使用されたりする。
先ず、光学系101は、システム制御部120からの制御信号により、絞りとレンズを駆動して、適切な明るさに設定された被写体像を撮像素子103上に結像させる。次に、メカニカルシャッタ102は、システム制御部120からの制御信号により、必要な露光時間となるようにCCDセンサ103の動作に合わせてCCDセンサ103を遮光するように駆動される。この時、CCDセンサ103が電子シャッタ機能を有する場合は、メカニカルシャッタ102と併用して、必要な露光時間を確保してもよい。CCDセンサ103は、システム制御部120により制御されるタイミング信号発生回路108が発生する動作パルスをもとにした駆動パルスで駆動され、被写体像を光電変換により電気信号に変換してアナログ画像信号として出力する。CCDセンサ103から出力されたアナログの画像信号は、タイミング信号発生回路108が発生する動作パルスにより、CDS回路104でクロック同期性相関ノイズを除去し、ADC回路107でデジタル画像信号に変換される。次に、システム制御部120により制御される信号処理回路114が、デジタル画像信号に対して、色変換、ホワイトバランス、ガンマ補正等の画像処理、解像度変換処理、画像圧縮処理等を行う。
画像メモリ115は、信号処理中のデジタル画像信号を一時的に記憶したり、信号処理されたデジタル画像信号である画像データを記憶したりするために用いられる。信号処理回路114により信号処理された画像データや画像メモリ115に記憶されている画像データは、記録回路において画像記録媒体116に適したデータ(例えば階層構造を持つファイルシステムデータ)に変換されて画像記録媒体116に記録される。また、信号処理回路114により解像度変換処理を実施された後、表示回路119により画像表示装置118に適した信号(例えばNTSC方式のアナログ信号等)に変換されて画像表示装置118に表示されることもある。
信号処理回路114は、システム制御部120からの制御信号に基づく信号処理をせずに、デジタル画像信号をそのまま画像データとして、画像メモリ115や記録回路に出力してもよい。また、信号処理回路114は、システム制御部120から要求があった場合に、信号処理の過程で生じたデジタル画像信号や画像データの情報をシステム制御部120に出力することがある。このような情報としては、例えば、画像の空間周波数、指定領域の平均値、圧縮画像のデータ量等の情報、又はこれらから抽出された情報が挙げられる。更に、記録回路117は、システム制御部120から要求があった場合に、画像記録媒体116の種類や空き容量等の情報をシステム制御部120に出力する。
また、クランプシステム10は、CCD出力信号中の黒信号レベルをDC基準とすると同時に、CCDオフセット、PGA回路105の出力オフセットやADC回路107の入力オフセット等のDCオフセットを補償する。クランプシステム10でのクランプレベルは、CCD出力信号中の黒信号のADC回路107出力後のデジタルデータが目標値になるよう設定される。このとき、CCDオフセット、PGA回路105の出力オフセットやADC回路107の入力オフセット等のDCオフセットも含められる。更に、本実施形態では、これらの点で、クランプシステム10は、図7に示す従来のクランプシステム70に類似しているが、下記の点で従来のクランプシステム70と大きく相違している。
図2は、本発明の第1の実施形態におけるクランプシステム10の動作を示すフローチャートである。図2には、クランプレベル設定までの手順の一例を示してある。
図2において、クランプレベルの設定を開始すると(ステップS201)、メカニカルシャッタ102を用いて遮光を行う(ステップS202)。次に、クランプレベル設定回路111は、CCD出力信号中の黒信号のADC回路107出力後のデジタルデータが、予め定めた目標値になるよう設定する(ステップS203)。次いで、CCD103からの信号電荷の読み出しを行う(ステップS204)。
遮光されたCCD103からの出力信号は全て黒信号であり、OB画素だけでなく感光画素の出力も黒信号として用いることができる。CCD出力信号中の黒信号レベルを検出する黒レベル検出回路110により、水平1行分の信号レベルを検出する(ステップS205)。但し、検出された信号には、水平方向サグの影響で、クランプレベル以下の黒信号レベルが存在することがある。
そこで、本実施形態では、ステップS206において、黒レベル比較回路123が、ADC回路107によるクリップ処理で、水平方向サグの影響により、CCD103からの画像信号情報が損ねられていないか判定する。例えば、黒レベル比較回路123は、入力信号の一部が、予め定められている基準値以下であるか否かの判定を行う。ここで用いる基準値は、例えば黒信号レベルの平均値より小さい値(例えばVB)であり、黒信号レベルの平均値は、例えば、黒レベル検出回路110により検出された水平1行分の黒信号レベルの平均値である。
そして、画像信号情報が損ねられていると判定した場合には、ステップS203に戻り、ステップS205で得られた水平1行分の信号レベルを参照し、例えば最小の黒信号レベルを基準に目標値を変更する。
一方、画像信号情報が損ねられていないと判定した場合は、現在の値をクランプレベル設定値とした上で(ステップS207)、遮光解除し(ステップS208)、クランプレベルの設定を終了する(ステップS209)。そして、このクランプレベルにて撮影を行う。
即ち、本実施形態では、ステップS206において画像信号情報が損ねられていないと判定するまで、ステップS203〜S205の処理を繰り返す。このように繰り返す場合に読み出す水平1行分の信号は、次に読み出される水平1行分の画素の信号となる。
なお、ステップS203では、予め定める設定値として、水平方向サグの影響でCCDセンサ103からの画像信号情報がADC回路107によるクリップ処理で損ねることのない充分に大きい値を選択することが好ましい。このような設定は、ADC回路107への入力信号のダイナミックレンジを必要以上に制限することとなるが、遮光状態では、問題にならない。このため、ステップS205において検出される水平1行分の信号レベルは、該当する画素に対する正しい信号情報となる。この結果、その後のステップS203において、得られた水平1行分の黒信号レベルを参照し、例えば最小の黒信号レベルを基準に目標値を変更することにより、最小の繰り返し回数でクランプレベルの設定を完了させることができる。
また、CCD出力信号中の黒信号レベルを検出する黒レベル検出回路110により検出した複数行分の水平信号レベルを平均化や積分することにより、ノイズの影響を低減し、安定した黒信号レベルの比較を行うことも可能である。
これらの機能及び動作により、水平方向サグの影響を受けた入力信号であっても、撮影動作開始前に、クランプシステム10の目標値を適切に決定することができる。しかも、ADC回路107への入力信号のダイナミックレンジを必要以上に制限することはなく、更に撮像素子(CCDセンサ103)からの画像信号情報をADC回路107によるクリップ処理で損ねることもない。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、CCDセンサ(撮像素子)の構成が第1の実施形態と相違している。また、この相違に伴ってクランプシステム10の動作も相違している。図3は、本発明の第2の実施形態に係る撮像装置におけるインターライン型固体撮像素子の概略的な構成を示す図である。
第2の実施形態では、複数の画素がマトリクス状に配列されている。また、図3においては、水平14画素、垂直10画素としている。また、図3において、301は被写体からの光を受け光電変換する感光画素であり、302は感光画素を遮光したOB画素であり、303は垂直電荷転送素子であり、304は水平電荷転送素子であり、305は出力部であり、306は信号出力端子である。
画素の信号電荷は、読み出しパルスに基づいて垂直電荷転送素子303に読み出され、夫々、転送電極V1、V2、V3及びV4に印加される4相駆動パルスφV1、φV2、φV3及びφV4に合わせて水平電荷転送素子304の方向へ順に転送される。水平電荷転送素子304は、垂直電荷転送素子303から転送されてきた水平1行分の信号電荷を、夫々、転送電極H1及びH2に印加される2相駆動パルスφH1及びφH2に合わせて順次出力部305に転送する。そして、出力部305に転送されてきた信号電荷は電圧に変換され、信号出力端子306から画像信号として出力される。
なお、第1の実施形態では、図9に示す従来の固体撮像素子と同様に、10行の画素行のうちの1行がOB画素行となっているが、第2の実施形態では、10行の画素行のうちの4行がOB画素行となっている。
次に、第2の実施形態におけるクランプシステム10の動作について説明する。図4は、本発明の第2の実施形態におけるクランプシステム10の動作を示すフローチャートである。図4には、クランプレベル設定までの手順の一例を示してある。
図4において、クランプレベルの設定を開始すると(ステップS401)、クランプレベル設定回路111は、CCD出力信号中のOB画素信号のADC回路107出力後のデジタルデータが、予め定めた目標値になるよう設定する(ステップS402)。次に、CCD103からの信号電荷の読み出しを行う(ステップS403)。
次いで、CCD出力信号中の黒信号であるOB画素信号レベルを検出する黒レベル検出回路110により、水平OB画素行1行分の黒信号レベルを検出する(ステップS404)。但し、検出された信号には、水平方向サグの影響で、クランプレベル以下の黒信号レベルが存在することがある。
そこで、本実施形態でも、ステップS405において、黒レベル比較回路123が、ADC回路107によるクリップ処理で、水平方向サグの影響により、CCD103からの画像信号情報が損ねられていないか判定する。例えば、黒レベル比較回路123は、入力信号の一部が、予め定められている基準値以下であるか否かの判定を行う。ここで用いる基準値は、例えば黒信号レベルの平均値より小さい値(例えばVB)であり、黒信号レベルの平均値は、例えば、黒レベル検出回路110により検出された水平OB画素行1行分の黒信号レベルの平均値である。
そして、画像信号情報が損ねられていると判定した場合には、ステップS402に戻り、ステップS404で得られた水平OB画素行1行分の黒信号レベルを参照し、例えば最小の黒信号レベルを基準に目標値を変更する。
一方、画像信号情報が損ねられていないと判定した場合は、現在の値をクランプレベル設定値とした上で(ステップS406)、クランプレベルの設定を終了する(ステップS407)。そして、このクランプレベルにて撮影を行う。
即ち、本実施形態では、ステップS405において画像信号情報が損ねられていないと判定するまで、ステップS402〜S404の処理を繰り返す。このように繰り返す場合に読み出す水平1行分のOB画素の信号は、次に読み出される水平1行分のOB画素の信号となるので、本実施形態では4回までしか判定できないが、OB画素行を増やすことで、繰り返し回数を増やすこともできる。
なお、第1の実施形態と同様に、ステップS402では、予め定める設定値として、水平方向サグの影響でCCDセンサ103からの画像信号情報がADC回路107によるクリップ処理で損ねることのない充分に大きい値に設定することが好ましい。また、CCD出力信号中の黒信号レベルを検出する黒レベル検出回路110により検出した複数行分の水平信号レベルを平均化や積分することも好ましい。
このような第2の実施形態によれば、メカニカルシャッタ102での遮光に拘らずCCDセンサ103の黒信号を取得できる。これにより、被写体からの光を受け光電変換する感光画素行の信号電荷読み出し前に、感光画素を遮光したOB画素行の信号電荷読み出しを行えば、水平方向サグの影響を受けた入力信号であっても、適切な処理を行うことができる。即ち、感光画素信号の読み出しまでに、クランプシステム10の目標値を決定することができる。しかも、ADC回路107への入力信号のダイナミックレンジを必要以上に制限することはなく、更に撮像素子(CCDセンサ103)からの画像信号情報をADC回路107によるクリップ処理で損ねることもない。
なお、第2の実施形態では、被写体からの光を受け光電変換する感光画素行とは別に、OB画素行が4列設けられているが、感光画素を遮光したOB画素行が2行以上設けられていればよい。また、2行以上のOB画素行の一部又は全部が、光電変換素子を含まない画素(擬似画素)からなる擬似画素行に置換されていてもよい。即ち、OB画素行と擬似画素行とが光学的黒画素行として総計で2行以上設けられていればよい。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、クランプシステムの構成が第1の実施形態と相違している。図5は、本発明の第3の実施形態に係る撮像装置(デジタルカメラ)を示すブロック図である。
第3の実施形態では、第1の実施形態におけるクランプシステム10の黒レベル検出回路110と黒レベル比較回路123との間に、黒レベル検出回路の出力信号の高域成分を除去する高域成分除去回路501が付加されてクランプシステム50が構成されている。他の構成は、第1の実施形態と同様である。
図6に、水平方向のサグが発生したCDS回路104の出力画像信号が、PGA回路105により所定の信号レベルに増幅された後、加算回路106により所定の演算をされた、ADC回路107の水平1行分の入力信号の一例を示す。
図6において、横軸は水平方向画素を示し、縦軸は入力信号電圧を示し、VBはクリップ処理が施される基準レベルを示し、VGは黒信号の目標値に対応するADC入力レベルを示している。ここで、入力信号はOB画素行の信号を示しており、その検出範囲に画素欠陥(黒点欠陥)が存在することとする。そして、画素欠陥による信号レベル変化を除くと、最終的にVGに収束するが、水平方向前半画素では水平方向サグの影響を受け、本来の黒信号レベルより低下している。
このような入力信号に対して第1の実施形態におけるステップS205の処理を行うと、黒点欠陥のある画素信号を最小の黒信号レベルと誤検出してしまい、所望のクランプレベル設定を行うことができない場合がある。
このような画素欠陥による信号レベル変化は画素単位で発生するため、水平方向サグの影響による信号レベル変化に対し、高い周波数成分を有する。これに対し、第3の実施形態では、高域成分除去回路501により画素欠陥による信号レベル変化を除去することとしている。
このため、画素欠陥による信号レベル変化を除去した信号に対してステップS205の処理を行うこととなるため、所望のクランプレベル設定を実行することができる。これは、第2の実施形態に応用した場合も同様であり、ステップS404において適切な検出を行うことができる。
従って、被写体からの光を受け光電変換する感光画素行の信号電荷読み出し前に、感光画素を遮光したOB画素行の信号電荷読み出しを行えば、水平方向サグの影響を受けた入力信号であっても、適切な処理を行うことができる。即ち、感光画素信号の読み出しまでに、クランプシステム50の目標値を決定することができる。しかも、ADC回路107への入力信号のダイナミックレンジを必要以上に制限することはなく、更に撮像素子(CCDセンサ103)からの画像信号情報をADC回路107によるクリップ処理で損ねることもない。
なお、これらの第1乃至第3の実施形態では、デジタルカメラを例に挙げて説明しているが、本発明はビデオカメラを含む任意の撮像装置に適応可能であり、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することもできる。
また、本発明の実施形態は、例えばコンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができる。また、上記のプログラムも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体及びプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態におけるクランプシステム10の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る撮像装置におけるインターライン型固体撮像素子の概略的な構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態におけるクランプシステム10の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る撮像装置を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る撮像装置における水平方向サグの影響の一例を示す図である。 従来のデジタルカメラにおいて、撮像部に固体撮像素子であるCCDセンサを用いた場合の画像信号処理部の一般的な構成を示すブロック図である。 ADC回路704の一例を示す図である。 従来のインターライン型固体撮像素子の概略的な構成を示す図である。 水平1行分の信号電荷読み出し方法を示すタイミングチャートである。 従来の撮像装置における水平方向サグの影響の一例を示す図である。 従来の撮像装置における水平方向サグの影響の他の例を示す図である。 図12に示す入力信号に対して特許文献1に記載された技術を採用した場合の水平方向サグの影響を示す図である。
符号の説明
101:撮像光学系
102:メカニカルシャッタ
103:撮像素子
104:CDS回路
105:PGA回路
106:加算回路
107:ADC回路
108:タイミング信号発生回路
109:駆動回路
110:黒レベル検出回路
111:クランプレベル設定回路
112:帰還量制御回路
113:DAC回路
114:信号処理回路
115:画像メモリ
116:画像記録媒体
117:記録回路
118:画像表示装置
119:表示回路
120:システム制御部
121:不揮発性メモリ
122:揮発性メモリ
123:黒レベル比較回路
301:感光画素
302:OB画素
303:垂直電荷転送素子
304:水平電荷転送素子
305:出力部
501:高域成分除去回路

Claims (9)

  1. 被写体の光学像を電気信号に変換する光電変換手段と、
    前記光電変換手段の出力信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換手段と、
    前記アナログデジタル変換手段の出力信号中の黒信号レベルを検出する黒信号レベル検出手段と、
    前記黒信号レベル検出手段により検出された黒信号レベルと、予め定められた基準黒信号レベルとを比較する黒信号レベル比較手段と、
    前記光電変換手段の出力信号の黒信号レベルに対してクランプレベルを設定するクランプレベル設定手段と、
    を有し、
    前記クランプレベル設定手段は、前記黒信号レベル検出手段により検出された黒信号レベルが前記基準黒信号レベル以下の場合に、前記クランプレベルの設定値を変更することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記基準黒信号レベルは、黒信号レベルの平均値より小さいレベルであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記光電変換手段への入射光を遮断する遮光手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記光電変換手段は、
    光を受け光電変換する複数の感光画素からなる感光画素行と、
    前記感光画素行と平行な方向に延び、光を受けても電気信号に変換することがない2以上の光学的黒画素からなる光学的黒画素行と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記光学的黒画素行は、少なくとも、遮光された感光画素からなる複数の遮光感光画素からなる遮光感光画素行又は光電変換素子を含まない複数の擬似画素からなる擬似画素行の一方からなることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記黒信号レベル検出手段による検出信号の高域成分を除去する演算手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 被写体の光学像を電気信号に変換する光電変換手段と、前記光電変換手段の出力信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換手段と、を備えた撮像装置の制御方法であって、
    前記アナログデジタル変換手段の出力信号中の黒信号レベルを検出する黒信号レベル検出ステップと、
    前記黒信号レベル検出ステップにおいて検出した黒信号レベルと、予め定められた基準黒信号レベルとを比較する黒信号レベル比較ステップと、
    前記光電変換ステップにおいて取得したアナログ信号の黒信号レベルに対してクランプレベルを設定するクランプレベル設定ステップと、
    を有し、
    前記クランプレベル設定ステップにおいて、前記黒信号レベル検出ステップにおいて検出した黒信号レベルが前記基準黒信号レベル以下の場合に、前記クランプレベルの設定値を変更することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  8. 前記基準黒信号レベルとして、黒信号レベルの平均値より小さいレベルを用いることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置の制御方法。
  9. 前記光電変換手段への入射光を遮断する遮光ステップを有することを特徴とする請求項7又は8に記載の撮像装置の制御方法。
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