JP2007336381A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像手段の駆動周波数を可変する撮像装置にて、起動時間の短縮及び消費電力の低減ができるようにする。
【解決手段】画像信号処理部104の稼動開始時に、撮像装置の設定に応じた撮像部102の駆動周波数を判断し、その判断により決定した駆動周波数に基本クロック生成部113の出力クロック信号の周波数を設定して、駆動周波数と同じ周波数で画像信号処理部のキャリブレーションを行うようにして、画像信号処理部で必要なキャリブレーションの回数を最小にし、起動時間の短縮及び消費電力の低減を実現する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置及びその制御方法に関し、特に、CCD等の固体撮像素子で撮像した静止画像や動画像を記録及び再生可能なデジタルカメラ等に用いて好適なものである。
近年、固体メモリ素子を有するメモリカードを記録媒体として、CCD等の固体撮像素子で撮像した静止画像や動画像を記録及び再生するデジタルカメラ等の撮像装置が盛んに開発され、市販されている。
図5は、撮像部に固体撮像素子であるCCDセンサを用いたデジタルカメラにおける画像信号処理部の一般的な構成を示すブロック図である。
図5において、501はCCDセンサ(不図示)に接続される相関2重サンプリング(以後、CDS)回路、502は所望の増幅度に設定可能なプログラマブルゲインアンプ(以後、PGA)である。また、503はアナログ−デジタル変換器(以後、ADC)、504はCCDセンサの出力信号中の黒信号レベルをDC基準とするためのクランプ回路である。
CCDセンサの後段には、CCD転送時に生じたリセットノイズ成分を除去するためのCDS回路501を有するのが一般的である。CCDセンサ内部では、受光素子により露光、蓄積された電荷が転送パルスによって1画素分づつ出力部のフローティングキャパシタに転送される。1画素の信号がフローティングキャパシタから出力バッファに与えられて電圧信号に変換され、1画素単位の画像信号が順次出力されるようになされている。前記フローティングキャパシタは、1画素の信号を出力する度にリセットパルスによりクリアされる。
このようにCCDセンサの出力信号は、1画素毎に、フローティングキャパシタのリセット動作により発生するリセット成分と、リセットパルスの相関ノイズが重畳するフィードスルー部分と画像信号部分とからなる。前記CDS回路501は、CCDセンサの出力信号のうち、フィードスルー部分の信号レベルと画像信号部分の信号レベルとの差分を求め、これによって相関ノイズ成分を画像信号から排除するノイズ除去回路である。
図6は、一般的なCDS回路の基本構成を示すブロック図である。
図6において、SHPはリセットレベルを保持するフィードスルー期間における信号をサンプルホールドするためのパルス信号であり、SHDは画像信号出力期間における信号をサンプルホールドするためのパルス信号である。
CDS回路は、直列接続されたサンプルホールド回路601、602とサンプルホールド回路603で、前記パルス信号SHP、SHDに従ってCCDセンサの出力信号をサンプルホールドする。そして、差分増幅器604でサンプルホールド回路602、603の各出力の差分がとられるように構成されている。
図5に戻り、CDS回路501の出力画像信号は、PGA502でADC503の入力レンジに合わせて所定の信号レベルに増幅された後に、ADC503でデジタル信号に変換された後、さらに後段の画像データ生成部(不図示)に伝送される。画像データ生成部は、ホワイトバランス調整、γ補正、画素補間等の画像処理を行う。
クランプ回路504は、CCDセンサの出力信号中の黒信号レベルをDC基準とすると同時に、CCDオフセット、PGA502の出力オフセットやADC503の入力オフセット等のDCオフセットを補償可能である。クランプ回路504は、稼動開始時のキャリブレーションにより、ゲイン毎のオフセットデータを予め取得し、例えば誤差情報テーブルとして保持しておく。そして、運用中は、設定ゲインに連動して前記誤差情報テーブルのデータにより補正を行うことで、高速なクランプ収束を実現している。
ここで、近年、デジタルカメラは、画像の高画質化や高精細化の市場ニーズを受けて、撮影に係る解像度や動作スピードが年々高まる傾向にある。ところが、このような撮像装置は、高速連写機能や電子ビューファインダ(以後、EVF)機能、更には動画撮影機能を有する機種が多く、これらの機能を実現するには、CCD駆動周波数を高くする必要がある。しかし、撮像系の消費電力は周波数に比例するため、CCD駆動周波数を高くすると消費電力が増加し、撮影可能枚数が大幅に減少してしまう。
これに対して、連続撮像モードにおいては第1のクロック周波数に設定し、高速性が要求されない単撮像モードにおいては、消費電力の低減を図るために、第1のクロック周波数よりも低い第2のクロック周波数に設定するよう構成されたものがある。すなわち、撮像装置の動作モードに応じて、CCD駆動周波数を可変するよう施したものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−268453号公報
しかしながら、撮像装置において、CCDセンサ等の撮像手段の駆動周波数を可変する場合、以下に示すような問題がある。
上述した画像信号処理部が備えるPGAやADCは、通常、周波数特性を有するので、PGAの出力オフセットやADCの入力オフセットの値は、動作周波数により異なる場合がある。そのため、特定の動作周波数で取得したオフセットデータの誤差情報テーブルを常に使用すると、撮像手段の駆動周波数を変更した場合のゲイン変更時に生ずる誤差量が大きくなり、クランプ収束に要する時間が増加してしまう。そこで、撮像手段の駆動周波数を変更する毎にキャリブレーションを行い、ゲイン毎のオフセットデータである誤差情報テーブルを更新する必要がある。
しかしながら、キャリブレーションの実行には所定の時間を費やすため、必要のないキャリブレーションを行うことは、撮像装置において起動や撮影許可までの時間が増加するばかりでなく、その間の電力を無駄に消費することとなる。ここで、従来の撮像装置において一般的に行われているように、画像信号処理部の稼動開始時のキャリブレーションを特定の周波数で行うと、撮像装置の動作モードによって、その動作モードに応じた駆動周波数で再度キャリブレーションを行う必要が生じる。すなわち、従来の撮像装置では、画像信号処理部の稼動開始時に特定の周波数に対応した不必要なキャリブレーションを行っているということになる。
本発明の目的は、撮像手段の駆動周波数を可変する撮像装置にて、起動時間の短縮及び消費電力の低減ができるようにすることである。
本発明に係る撮像装置は、被写体の光学像を電気信号に変換する撮像手段を駆動する駆動手段と、前記撮像手段の出力画像信号を処理する画像信号処理手段と、前記駆動手段及び前記画像信号処理手段に供給するタイミング信号を生成するための、前記撮像手段の駆動周波数の基準となる出力クロック信号を生成し出力する基本クロック生成手段と、前記画像信号処理手段の稼動開始時に、撮像装置の設定に応じた前記撮像手段の駆動周波数を判断し、当該判断により決定した前記駆動周波数に前記基本クロック生成手段の出力クロック信号の周波数を設定して、前記画像信号処理手段のキャリブレーションを行わせる制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る撮像装置は、被写体の光学像を電気信号に変換する撮像手段と、前記撮像手段を駆動する駆動手段と、前記撮像手段の出力画像信号を処理する画像信号処理手段と、前記撮像手段の駆動周波数の基準となる出力クロック信号を出力する基本クロック生成手段と、前記基本クロック生成手段からの出力クロック信号に基づき前記駆動手段及び前記画像信号処理手段に供給するタイミング信号を生成するタイミング信号生成手段とを備えた撮像装置であって、前記撮像装置の動作モードを設定する操作手段と、前記操作手段で設定された動作モードを検出する動作モード検出手段と、前記画像信号処理手段の稼動開始時に、前記動作モード検出手段により得られた情報から前記撮像手段の駆動周波数を判断し、前記基本クロック生成手段の出力クロック信号の周波数を前記駆動周波数に設定して、前記画像信号処理手段のキャリブレーションを行わせる制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る撮像装置の制御方法は、被写体の光学像を電気信号に変換する撮像手段を駆動する駆動手段と、前記撮像手段の出力画像信号を処理する画像信号処理手段と、前記駆動手段及び前記画像信号処理手段に供給するタイミング信号を生成するための、前記撮像手段の駆動周波数の基準となる出力クロック信号を生成し出力する基本クロック生成手段とを有する撮像装置の制御方法であって、前記画像信号処理手段の稼動開始時に、撮像装置の設定に応じた前記撮像手段の駆動周波数を判断し、当該判断により決定した前記駆動周波数に前記基本クロック生成手段の出力クロック信号の周波数を設定して、前記画像信号処理手段のキャリブレーションを行わせることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、被写体の光学像を電気信号に変換する撮像手段を駆動する駆動手段と、前記撮像手段の出力画像信号を処理する画像信号処理手段と、前記駆動手段及び前記画像信号処理手段に供給するタイミング信号を生成するための、前記撮像手段の駆動周波数の基準となる出力クロック信号を生成し出力する基本クロック生成手段とを有する撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記画像信号処理手段の稼動開始時に、撮像装置の設定に応じた前記撮像手段の駆動周波数を判断する判断ステップと、前記判断ステップにて決定した前記駆動周波数に前記基本クロック生成手段の出力クロック信号の周波数を設定する設定ステップと、前記設定ステップによる設定後に、前記画像信号処理手段のキャリブレーションを行わせる制御ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記プログラムを記録したことを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置の動作モードや使用者による設定状態等に基づいて撮像手段の駆動周波数を判断し、その判断により決定した駆動周波数と同じクロック周波数での画像信号処理手段のキャリブレーションを画像信号処理手段の稼動開始時に行う。これにより、画像信号処理手段で必要なキャリブレーションの回数を最小とすることができ、起動時間を短縮できるとともに、消費電力を低減することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下では本発明の実施形態による撮像装置としてデジタルカメラを一例に説明するが、これに限定されるものではなく、ビデオカメラを含む任意の撮像装置に適応可能であり、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による撮像装置の一例であるデジタルカメラの構成例を示すブロック図である。
図1において、101は被写体像を結像する撮像光学系である。102は撮像光学系101により結像された被写体像を電気信号に変換して出力する撮像部である。103は各信号を供給し撮像部102を駆動するための撮像駆動部である。104は撮像部102の出力画像信号を処理する画像信号処理部である。画像信号処理部104は、図5に示したのと同様に構成され、相関2重サンプリング(CDS)回路、プログラマブルゲインアンプ(PGA)、アナログ−デジタル変換器(ADC)、及びクランプ回路を有する。
105は画像信号処理部104の出力であるデジタル画像信号に対して、ホワイトバランス調整、γ補正、画素補間等の画像処理を行う画像データ生成部である。106は画像データ生成部105より出力された画像データを一時的に蓄えるためのDRAM等で構成されたフレームメモリ部である。107はフレームメモリ部106に格納された画像データをJPEG等の圧縮手法により圧縮するデータ信号圧縮部である。データ信号圧縮部107での圧縮動作は、撮影時のレリーズ動作に伴って開始される。108はデータ信号圧縮部107にて圧縮された画像データを記憶するフラッシュメモリ等の記録メディア部である。
109はフレームメモリ部106に格納された画像データをNTSCやPAL信号に変換するNTSC/PALエンコーダ部である。110はNTSC/PALエンコーダ部109にてNTSC又はPAL信号に変換された画像信号を表示する表示部(本実施形態では、電子ビューファインダとする。)である。111はデジタルカメラ(撮像装置)各部を制御するシステム制御部である。112はユーザがデジタルカメラに対する各種操作を行うための操作部であり、デジタルカメラの動作モードを設定するための操作部を含む。
113は撮像部102の駆動周波数の基準となる出力クロック信号を生成し出力する基本クロック生成部である。基本クロック生成部113は、システム制御部111の指令により、出力クロック信号の周波数を変更することができる。以下、出力クロック信号の周波数を、基本クロック周波数とも称す。114はシステム制御部111により定められた周波数で基本クロック生成部113から供給される出力クロック信号に基づいて、撮像駆動部103及び画像信号処理部104に供給するタイミング信号を生成するタイミング信号生成部である。
なお、電子ビューファインダ110には、操作部112での操作項目や現在のデジタルカメラの動作モードや状態等の情報も同時に表示可能であるとともに、駆動周波数変更時の表示も行うことができる。
ここで、システム制御部111は、操作部112で設定されたデジタルカメラの動作モードを検出することができる。システム制御部111は、動作モードの検出情報から撮像部102の駆動周波数を決定し、基本クロック生成部113に指令して動作モードに対応した周波数のクロック信号を出力させる。また、システム制御部111は、動作モードに対応した周波数のクロック信号を基本クロック生成部113に出力させると同時に、画像信号処理部104に対してキャリブレーション開始の指令を行う。
これにより、タイミング信号生成部114は、基本クロック生成部113からの出力クロック信号に基づき画像信号処理部104でのタイミング信号を生成する。したがって、画像信号処理部104は、操作部112で設定された動作モードに対応した周波数のタイミング信号で、キャリブレーションを行うことができる。
次に、動作について説明する。
図2は、第1の実施形態における撮像装置の動作を示すフローチャートである。
図2においては、第1の実施形態における撮像装置の一例であるデジタルカメラにて電源が投入されてから画像信号処理部のキャリブレーション実行までの手順の一例を示している。なお、画像信号処理部のキャリブレーション終了後の撮影動作及び再生動作等については、従来と同様であるので説明を省略する。
ここで、第1の実施形態におけるデジタルカメラは、基本クロック周波数を、連続撮像モードでは第1のクロック周波数f1に設定し、単撮像モードでは第2のクロック周波数f2に設定するように構成されているものとする。なお、第2のクロック周波数f2は、第1のクロック周波数f1よりも低い周波数である。
まず、デジタルカメラ電源がON(オン)され電源が投入されると(S201)、その後、システム制御部111は、操作部112で設定されたデジタルカメラの動作モードを検出する(S202)。次に、システム制御部111は、動作モードの検出結果(検出情報)に応じて、基本クロック周波数を決定する。例えば、動作モードとして連続撮像モードが選択されている場合には基本クロック周波数をf1にする旨決定し、単撮像モードが選択されている場合には基本クロック周波数をf2にする旨を決定する(S203)。
次に、システム制御部111は、決定した基本クロック周波数のクロック信号を出力するよう基本クロック生成部113に指令して所望周波数のクロック信号を出力させる(S204又はS205)。また、システム制御部111は、画像信号処理部104に対してキャリブレーション開始の指令を行い、画像信号処理部104に所望の周波数でのキャリブレーションを行わせる(S206)。ここで、画像信号処理部104のキャリブレーションでは、画像信号処理部104内のPGA(増幅器)の出力オフセット及びADC(アナログ−デジタル変換器の入力オフセットの少なくとも一方の値の調整を行う。
そして、画像信号処理部104のキャリブレーションが終了すると(S207)、システム制御部111は、引き続きデジタルカメラ各部に必要な各種設定を行い(不図示)、撮影の開始許可を行う。
以上、第1の実施形態によれば、動作モードに応じて撮像部102の駆動周波数を可変するデジタルカメラにて、設定された動作モードを検出し、画像信号処理部104の稼動開始時に検出された動作モードに応じた周波数でのキャリブレーションを行う。これにより、従来のような動作モードによらない特定周波数での不必要なキャリブレーションが行われることなく、画像信号処理部104の稼動開始時に、画像信号処理部104で必要なキャリブレーションの回数を最小とすることができる。したがって、従来と比較して、起動や撮影許可までの時間を短縮できるとともに、消費電力を低減することができる。
なお、上述した説明では、デジタルカメラの電源の投入により、画像信号処理部104も稼動を開始する例を示した。しかし、これに限定されず、デジタルカメラの電源投入とは異なるタイミングで、システム制御部111の制御等により画像信号処理部104が稼動を開始する場合にも適応できる。例えば、デジタルカメラの電源が投入されても再生モードである場合には、実質的に画像信号処理部104を稼動させず、撮影モードに移行したときに、その状態を解除して画像信号処理部104の稼動を開始するよう施されているような場合でも適用可能である。なお、実質的に画像信号処理部104を稼動させない方法としては、画像信号処理部104に電源を供給しない、あるいは電源を供給するが、リセット状態を継続する、制御クロックを供給しない等の方法がある。言い換えれば、画像信号処理部104への電源供給開始、リセット状態解除、制御クロック入力等に応じて、画像信号処理部104の稼動を開始させることが可能である。
また、デジタルカメラの動作モードに応じた撮像部102の駆動周波数が、2種類の周波数f1又はf2に可変する場合を説明したが、これは一例であり、動作モードに応じて撮像部102の駆動周波数が3種類以上の周波数に可変する場合でも適用可能である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図3は、第2の実施形態による撮像装置の一例であるデジタルカメラの構成例を示すブロック図である。この図3において、図1に示したブロック等と同一の機能を有するブロック等には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図3において、115は使用者によって操作部112で設定されたデジタルカメラの状態を記憶するメモリ部である。メモリ部115は、例えば、デジタルカメラの主電源がOFF(オフ)されてもバックアップ電源でその情報を保持するメモリ、又は電源が供給されなくてもその情報を保持する不揮発メモリで構成される。116は撮影対象を視認するための光学ビューファインダ(以後、OVF)である。本実施形態では、電子ビューファインダ(以後、EVF)110は、操作部112で使用者によりON/OFFの設定ができるよう構成されている。
第2の実施形態におけるデジタルカメラは、撮像部102の駆動周波数に係る基本クロック周波数を、例えば撮像記録時には第3のクロック周波数f3に設定するものとする。また、例えば、撮像前のEVF表示時には、消費電力の低減を図るために、基本クロック周波数を第3のクロック周波数よりも低い第4のクロック周波数f4に設定するものとする。なお、基本クロック周波数(駆動周波数)を低くしても、例えば撮像部(例えばCCD)102を水平加算動作させることで、実質的なフレームレートは落とさずにEVF表示を行うことは可能である。また、使用者によって操作部112で設定されたEVF110のON/OFFに係る設定情報は、メモリ部115に記憶され、デジタルカメラの電源をOFFしても保持できる。
ここで、第2の実施形態におけるデジタルカメラは、撮影対象をEVF110で視認した後に撮像記録する場合には、画像信号処理部104の駆動開始時に、第4のクロック周波数f4で画像信号処理部104のキャリブレーションを行う必要がある。
一方、撮影対象をOVF116で視認した後に撮像記録する場合には、画像信号処理部104の駆動開始時に、撮像記録時の駆動周波数である第3のクロック周波数f3で画像信号処理部104のキャリブレーションを行うだけで良い。この場合には、第4のクロック周波数f4で画像信号処理部104のキャリブレーションを行う必要がない。
図4は、第2の実施形態における撮像装置の動作を示すフローチャートである。
図4においては、第2の実施形態における撮像装置の一例であるデジタルカメラにて電源が投入されてから画像信号処理部のキャリブレーション実行までの手順の一例を示しており、その他の動作については、従来と同様であるので説明を省略する。
デジタルカメラ電源がONされ電源が投入されると(S401)、その後、システム制御部111は、メモリ部115に記憶されたデジタルカメラの設定情報を検出する(S402)。次に、システム制御部111は、検出した設定情報に応じて、基本クロック周波数を決定する。例えば、使用者により設定されている設定情報がEVF110をOFFとするものである場合には基本クロック周波数をf3にする旨決定し、EVF110をONとするものである場合には基本クロック周波数をf4にする旨決定する(S403)。
次に、システム制御部111は、決定した基本クロック周波数のクロック信号を出力するよう基本クロック生成部113に指令して所望周波数のクロック信号を出力させる(S404又はS405)。また、システム制御部111は、画像信号処理部104に対してキャリブレーション開始の指令を行い、画像信号処理部104に所望の周波数でのキャリブレーションを行わせる(S406)。ここで、画像信号処理部104のキャリブレーションでは、画像信号処理部104内のPGA(増幅器)の出力オフセット及びADC(アナログ−デジタル変換器の入力オフセットの少なくとも一方の値の調整を行う。
そして、画像信号処理部104のキャリブレーションが終了すると(S407)、システム制御部111は、引き続きデジタルカメラ各部に必要な各種設定を行い(不図示)、撮影の開始許可を行う。
第2の実施形態によれば、使用者の設定に応じて撮像部102の駆動周波数を可変するデジタルカメラにて、設定された状態(又はそれを示す設定情報)を検出し、画像信号処理部104の稼動開始時に検出された設定に応じた周波数でキャリブレーションを行う。これにより、画像信号処理部104での不必要なキャリブレーションを行わず、画像信号処理部104の稼動開始時に、画像信号処理部104で必要なキャリブレーションの回数を最小とすることができる。したがって、従来と比較して、起動や撮影許可までの時間を短縮できるとともに、消費電力を低減することができる。
なお、上述した説明では、デジタルカメラの電源の投入により、画像信号処理部104も稼動を開始する例を示した。しかし、これに限定されず、デジタルカメラの電源投入とは異なるタイミングで、システム制御部111の制御等により画像信号処理部104が稼動を開始する場合にも適応できる。例えば、デジタルカメラの電源が投入されてもEVFがOFFの設定では、実質的に画像信号処理部104を稼動させず、撮像記録動作に移行したときに、その状態を解除して画像信号処理部104の稼動を開始するよう施されているような場合でも適用可能である。なお、実質的に画像信号処理部104を稼動させない方法としては、画像信号処理部104に電源を供給しない、あるいは電源を供給するが、リセット状態を継続する、制御クロックを供給しない等の方法がある。言い換えれば、画像信号処理部104への電源供給開始、リセット状態解除、制御クロック入力等に応じて、画像信号処理部104の稼動を開始させることが可能である。
また、設定に応じた撮像部102の駆動周波数が、2種類の周波数f3又はf4に可変する場合を説明したが、これは一例であり、設定に応じて撮像部102の駆動周波数が3種類以上の周波数に可変する場合でも適用可能である。
なお、上述した第1の実施形態と第2の実施形態とを組み合わせても良い。すなわち、画像信号処理部104の稼動開始時に、設定された動作モード及び使用者により設定された状態に応じて基本クロック周波数を決定し、その周波数で画像信号処理部104のキャリブレーションを行うようにしても良い。
(本発明の他の実施形態)
上述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置又はシステム内のコンピュータ(CPU又はMPU)に対し、前記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムを供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータに格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
また、この場合、前記ソフトウェアのプログラム自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラム自体は本発明を構成する。また、そのプログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、供給されたプログラムがコンピュータにて稼働しているオペレーティングシステム又は他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
さらに、供給されたプログラムがコンピュータに係る機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムの指示に基づいてその機能拡張ボード等に備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行う。その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
なお、前記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の第1の実施形態による撮像装置の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態における撮像装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による撮像装置の構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態における撮像装置の動作を示すフローチャートである。 従来のデジタルカメラにおける画像信号処理部の構成を示すブロック図である。 CDS回路の基本構成を示すブロック図である。
符号の説明
102 撮像部
103 撮像駆動部
104 画像信号処理部
111 システム制御部
112 操作部
113 基本クロック生成部
114 タイミング信号生成部
115 メモリ部

Claims (11)

  1. 被写体の光学像を電気信号に変換する撮像手段を駆動する駆動手段と、
    前記撮像手段の出力画像信号を処理する画像信号処理手段と、
    前記駆動手段及び前記画像信号処理手段に供給するタイミング信号を生成するための、前記撮像手段の駆動周波数の基準となる出力クロック信号を生成し出力する基本クロック生成手段と、
    前記画像信号処理手段の稼動開始時に、撮像装置の設定に応じた前記撮像手段の駆動周波数を判断し、当該判断により決定した前記駆動周波数に前記基本クロック生成手段の出力クロック信号の周波数を設定して、前記画像信号処理手段のキャリブレーションを行わせる制御手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像装置の動作モードを設定する操作手段と、
    前記操作手段で設定された動作モードを検出する動作モード検出手段とを備え、
    前記制御手段は、前記動作モード検出手段により検出した動作モードを基に、前記撮像手段の駆動周波数を判断することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記撮像装置の設定状態を記憶する設定状態記憶手段を備え、
    前記制御手段は、前記設定状態記憶手段に記憶されている設定状態を基に、前記撮像手段の駆動周波数を判断することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 被写体の光学像を電気信号に変換する撮像手段と、前記撮像手段を駆動する駆動手段と、前記撮像手段の出力画像信号を処理する画像信号処理手段と、前記撮像手段の駆動周波数の基準となる出力クロック信号を出力する基本クロック生成手段と、前記基本クロック生成手段からの出力クロック信号に基づき前記駆動手段及び前記画像信号処理手段に供給するタイミング信号を生成するタイミング信号生成手段とを備えた撮像装置であって、
    前記撮像装置の動作モードを設定する操作手段と、
    前記操作手段で設定された動作モードを検出する動作モード検出手段と、
    前記画像信号処理手段の稼動開始時に、前記動作モード検出手段により得られた情報から前記撮像手段の駆動周波数を判断し、前記基本クロック生成手段の出力クロック信号の周波数を前記駆動周波数に設定して、前記画像信号処理手段のキャリブレーションを行わせる制御手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  5. 被写体の光学像を電気信号に変換する撮像手段と、前記撮像手段を駆動する駆動手段と、前記撮像手段の出力画像信号を処理する画像信号処理手段と、前記撮像手段の駆動周波数の基準となる出力クロック信号を出力する基本クロック生成手段と、前記基本クロック生成手段からの出力クロック信号に基づき前記駆動手段及び前記画像信号処理手段に供給するタイミング信号を生成するタイミング信号生成手段とを備えた撮像装置であって、
    前記撮像装置の設定状態を記憶する設定状態記憶手段と、
    前記画像信号処理手段の稼動開始時に、前記設定状態記憶手段に記憶されている情報から前記撮像手段の駆動周波数を判断し、前記基本クロック生成手段の出力クロック信号の周波数を前記駆動周波数に設定して、前記画像信号処理手段のキャリブレーションを行わせる制御手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  6. 前記撮像装置の電源投入とは異なるタイミングで、前記画像信号処理手段の稼動を開始させる稼動制御手段を備えることを特徴とする請求項4又は5記載の撮像装置。
  7. 前記画像信号処理手段は、前記画像信号処理手段への電源供給の開始、リセット状態の解除、及び制御クロックの入力のうち、少なくとも1つの動作により稼動を開始することを特徴とする請求項4〜6の何れか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記画像信号処理手段のキャリブレーションでは、前記画像信号処理手段が有する増幅器の出力オフセット、及び前記画像信号処理手段が有するアナログデジタル変換器の入力オフセットのうち、少なくとも1つのオフセット値の調整を行うことを特徴とする請求項4〜7の何れか1項に記載の撮像装置。
  9. 被写体の光学像を電気信号に変換する撮像手段を駆動する駆動手段と、前記撮像手段の出力画像信号を処理する画像信号処理手段と、前記駆動手段及び前記画像信号処理手段に供給するタイミング信号を生成するための、前記撮像手段の駆動周波数の基準となる出力クロック信号を生成し出力する基本クロック生成手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
    前記画像信号処理手段の稼動開始時に、撮像装置の設定に応じた前記撮像手段の駆動周波数を判断し、当該判断により決定した前記駆動周波数に前記基本クロック生成手段の出力クロック信号の周波数を設定して、前記画像信号処理手段のキャリブレーションを行わせることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  10. 被写体の光学像を電気信号に変換する撮像手段を駆動する駆動手段と、前記撮像手段の出力画像信号を処理する画像信号処理手段と、前記駆動手段及び前記画像信号処理手段に供給するタイミング信号を生成するための、前記撮像手段の駆動周波数の基準となる出力クロック信号を生成し出力する基本クロック生成手段とを有する撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記画像信号処理手段の稼動開始時に、撮像装置の設定に応じた前記撮像手段の駆動周波数を判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにて決定した前記駆動周波数に前記基本クロック生成手段の出力クロック信号の周波数を設定する設定ステップと、
    前記設定ステップによる設定後に、前記画像信号処理手段のキャリブレーションを行わせる制御ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. 請求項10記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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