JP2007336339A - スプリッタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ノイズ対策やインピーダンス調整などのスプリッタ装置に必要な機能を損なうことなく、部品点数を減らし、小型化、低価格化を実現したスプリッタ装置を得る。
【解決手段】 スプリッタ装置1にローパスフィルタ部5および漏れ磁束を発生するよう構成されたコモンモードチョークコイル部6を設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、スプリッタ装置に関するもので、特にxDSL通信において、宅内用電話回線を用いて、宅内限定のデータ通信を行う場合に好適なスプリッタ装置に関する。
近年、既設のアナログ固定電話回線にデータ信号を多重化して、デジタル通信を行うxDSL通信が、普及している。xDSL通信には、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)、ReachDSL(Reach Digital Subscriber Line)、CDSL(Consumer Digital Subscriber Line)、VDSL(Very high bitrate Digital Subscriber Line)、HDSL(High bitrate Digital Subscriber Line)、SDSL(Symmetric Digital Subscriber Line)などの通信方式がある。
ADSL通信を例に説明する。ADSL通信では、2方向のライン、すなわち、下り(ダウンリンク)と上り(アップリンク)のそれぞれに、通常の電話回線に用いる音声信号と、例えばインターネット利用を可能とするデータ信号が多重化して割り当てられる。また、一般家庭では、Webアクセスによるインターネット利用が多いために、下り(ダウンリンク)の速度を、上り(アップリンク)の速度よりも高速に設定するのが一般的である。
さらに、上記アナログ固定電話回線は、スプリッタ装置やADSLモデムを用いて、電話用の音声信号と、インターネット等に用いるデータ信号に分離して利用することが多い。
前述のスプリッタ装置は、例えば、アナログ固定電話回線から入力された多重信号を、そのまま、ADSLモデルに出力し、データ信号に分離するラインと、ローパスフィルタ部を通過させて、音声信号のみを電話機に出力し、回線の空きを利用して複数のパーソナルコンピュータ(以下、パソコンとも表記)を接続し家庭内LAN(Local Area Network)を構築するラインの、2つのラインに分離する分波器として機能する。
図4は、従来のスプリッタ装置の使用方法を説明する図であり、住宅20内でADSL通信を用いた場合を示す。
スプリッタ装置100は、ローパスフィルタ部51と、インダクタ600とを有する。アナログ固定電話回線である電話回線10から入力した多重化信号は、前記スプリッタ装置100で、2ラインに分離する。一方のラインは、ローパスフィルタ部51を介さずに出力され、宅内電話回線9aを経由して、ADSL用モデム21に入力し、LANケーブル11aを介してパソコン3に接続され、例えば外部とのデータ通信に使用される。
他方のラインは、ローパスフィルタ部51と、インダクタ600を順次通過し、音声信号が分離される。インダクタ600を経由して宅内電話回線9bに出力された音声信号は、さらに分岐される。すなわち、ひとつのラインは、電話機4に接続され、他のラインはそれぞれ、モデム7aまたはモデム7b、およびLANケーブル11bやLANケーブル11cを介してパソコン8a、またはパソコン8bに接続される。なお、前記パソコン8aおよびパソコン8bは、宅内電話回線9bの接続範囲においてのみ、データ通信が可能となる。
なお、音声信号のインピーダンスは50オーム程度であるので、ローパスフィルタ部51と、宅内電話回線9bとの間にインダクタ600を挿入して、インピーダンスが160オーム以上となるよう調整し、パソコン8aやパソコン8bの誤動作を防止している。
図5は、従来のスプリッタ装置の回路構成を説明する図で、図4に示したスプリッタ装置100を用いた場合を示す。
スプリッタ装置100は、ローパスフィルタ部51とインピーダンス調整用のインダクタ61およびインダクタ62を有する。ローパスフィルタ部51は、電話回線10の上りおよび下りの各々から並列に分岐した一方のラインに直列に接続されてなるインダクタL1およびインダクタL2、および他方のラインに直列に接続されてなるインダクタL3およびインダクタL4と、前記2つのライン間に接続されたコンデンサC1およびコンデンサC2とで構成されている。
図6は、従来のスプリッタ装置の回路構成を説明する図で、図4に示したスプリッタ装置100に、ノイズ対策を施した場合を示す。
スプリッタ装置200は、スプリッタ装置100とほぼ同様の構成である。すなわち、ローパスフィルタ部51とインピーダンス調整用のインダクタ61およびインダクタ62を有する。ローパスフィルタ部51は、電話回線10の上りおよび下りの各ラインから並列に分岐した一方のラインに直列に接続されてなるインダクタL1およびインダクタL2、および他方のラインに直列に接続されてなるインダクタL3およびインダクタL4と、前記2つのライン間に接続されたコンデンサC1およびコンデンサC2とで構成されている。
また、さらに、スプリッタ装置200は、ローパスフィルタ部51に直列に接続されたコモンモードチョークコイル部60を有する。
一般に、アナログ固定電話回線には、高周波伝送特性が保障されない、シールド無しのツイストペアケーブルが使用されることが多く、外来ノイズの影響を受けやすい。この外来ノイズは、例えば通信速度の低下原因となるなどの悪影響を及ぼす。
このようなスプリッタ装置200は、例えば、特許文献1に示されている。
また、例えば、特許文献2にも同様の構成が示され、ローパスフィルタ部のインダクタのばらつきに起因する差動電流抑制について開示している。
特開2004−040444号公報 特開2003−152894号公報
上述のように、従来、スプリッタ装置内には、信号を分離するためのローパスフィルタ部の他に、例えばインピーダンス調整用のインダクタンス素子およびノイズ対策用のコモンモードチョークコイル部を配していた。従って、従来のスプリッタ装置は、部品点数が多いために、装置が大型化するばかりでなく、部品点数の多さ故に高価格になるという問題があった。
従って、本発明の課題は、スプリッタ装置の機能を損なうことなく、小型化、低価格化を実現することにある。
本発明のスプリッタ装置は、ローパスフィルタ部および、漏れ磁束を発生するよう構成されたコモンモードチョークコイル部を有する。
該コモンモードチョークコイル部は、少なくとも2つのインダクタを有するよう構成する。ここで、インダクタを、インダクタLxおよび、インダクタLyとすると、インダクタLxと、インダクタLyは、各々の巻線部が隣接して配置され、かつ、それぞれの巻線から発生する磁束が逆方向となるように入力端子、出力端子が各々設定されており、前記インダクタLxと、インダクタLyが発生する前記磁束に、漏れ磁束が発生するように構成されている。
なお、漏れ磁束が発生すれば、インダクタLxおよびインダクタLyはどのような構成であっても良いが、インダクタLxおよびインダクタLyの巻線の巻き方、巻き数、巻き上がりの形状に、差異を生じさせる事によって、意図的に漏れ磁束を発生させることができる。
すなわち、インダクタLxとインダクタLyは巻き数が同じであっても、巻線の密度を異なるように巻くのがよい。
インダクタLxとインダクタLyの巻線の巻き数が異なるように巻くのもよい。
インダクタLxとインダクタLyの巻線の外形が異なるように巻くのもよい。例えば、インダクタLxは巻き上がりを均一にし断面が長方形となるようにし、インダクタLyは、断面が台形となるように巻くのがよい。
インダクタLxとインダクタLyの巻線の材質や太さ、または、磁性体コアの材質や形状が異なるように選択するのもよい。
なお、各インダクタは異なる磁性体コアに巻線して構成しても、同一の磁性体コアに巻線して構成してもよい。
上記手段によって前記インダクタLxと、インダクタLyが発生する磁束に、漏れ磁束を発生させることにより、コモンモードチョークコイル部の宅内電話回線側から見たインピーダンスが、通常の電話回線のインピーダンス(およそ50オーム)より、十分高い値となる。
また、コモンモードチョーク部は、ノイズ吸収効果を有することから、インダクタLxおよびインダクタLyのみで、ノイズ対策およびインピーダンス調整作用を実現する。
本発明によれば、アナログ固定電話回線の信号から音声信号を分離するスプリッタ装置であって、前記スプリッタ装置は、ローパスフィルタ部とコモンモードチョークコイル部とを有し、前記コモンモードチョークコイル部は、漏れ磁束が発生するよう構成されてなることを特徴とするスプリッタ装置が得られる。
本発明によれば、前記コモンモードチョークコイル部は、2つのインダクタを有することを特徴とするスプリッタ装置が得られる。
本発明によれば、前記ローパスフィルタ部は、前記アナログ固定電話回線の一方のラインに直列に、第1のインダクタ、第2のインダクタが接続され、他方のラインに直列に、第3のインダクタ、第4のインダクタが接続され、前記第1のインダクタと第2のインダクタの接続点と、前記第3のインダクタと第4のインダクタの接続点との間に、第1のコンデンサが接続され、前記第2のインダクタと前記コモンモードチョークコイル部の一方のインダクタとの接続点と、前記第4のインダクタと前記コモンモードチョークコイル部の他方のインダクタとの接続点との間に、第2のコンデンサが接続されて構成されたことを特徴とするスプリッタ装置が得られる。
本発明によれば、前記コモンモードチョークコイル部の各インダクタは、磁性体コアに巻線されてなり、前記巻線の巻き数、巻き密度、巻き上がり形状、材質、太さ、前記磁性体コアの材質、形状の少なくとも1つが異なることを特徴とするスプリッタ装置が得られる。
本発明によれば、前記コモンモードチョークコイル部の各インダクタのインダクタンス値は、2MHzにおいて40mH以上であり、互いに磁束を相殺する方向に、直列接続した場合のインダクタンス値は、2MHzにおいて、5μH以上であることを特徴とするスプリッタ装置が得られる。
上記構成とすることにより、ノイズ対策およびインピーダンス調整機能を損なうことなく、小型化、低価格化を実現したスプリッタ装置の提供が可能となる。
本発明のスプリッタ装置は、音声信号と、データ信号とを分離するローパスフィルタ部と、前記ローパスフィルタ部に接続されたコモンモードチョークコイル部とを有する。
前記コモンモードチョークコイル部は、例えばフェライト材からなる一般的な磁性体コアに巻線を施し、トランス構造を有する、少なくとも2つのインダクタが存在するように構成する。各インダクタは、それぞれの巻線の方向に対して、発生する磁束が逆方向となるように入力端子、出力端子が設定されている。
なお、前記コモンモードチョークコイル部のインダクタを、インダクタLxと、インダクタLyとしたとき、インダクタLxおよびインダクタLyの相互作用により、漏れ磁束が発生するように設定する。インダクタLxとインダクタLyとを、互いに磁束を相殺する方向に、直列に接続した場合のインピーダンス値は、通常の電話回線のインピーダンス値と比較すると、十分高いインピーダンス値となるよう設定する。
例えば、インダクタLxおよびインダクタLyのインダクタンス値は、2MHzにおいて40mH以上とし、インダクタLxとインダクタLyとを、互いに磁束を相殺する方向に、直列接続した場合のインダクタンス値は、2MHzにおいて、5μH以上が望ましく、高周波ノイズ対策の観点から8μH以上が好ましい。
すなわち、コモンモードチョークコイル部は、外来ノイズに対しては、インダクタLxと、インダクタLyのインダクタンス値が加算されて、高いインダクタンス値となり、外来ノイズや装置内部で発生するノイズを吸収する効果を発揮する。また、電話機を接続した宅内電話回線からスプリッタ装置を見た場合のインピーダンス値は、一般的な電話回線のインピーダンス(通常およそ50オーム)よりも十分高い値(例えば160オーム以上)になり、安定したデータ通信が可能となる。
従って、本発明のスプリッタ装置を使用することにより、電話機が安定して使用できるようになるばかりでなく、宅内電話回線の空き回線を利用して構築した家庭内LANにおいても通信状態が良好なデータ通信を実現することが可能となる。
図1は、本発明によるスプリッタ装置を説明する図であり、ADSL通信を用いた場合を示す。
スプリッタ装置1は、ローパスフィルタ部5と、コモンモードチョークコイル部6とを有する。電話回線10から入力される音声信号とデジタル信号の多重化信号はスプリッタ装置1で分離される。スプリッタ装置1でローパスフィルタ部5を経由せず、スプリッタ装置1から出力された多重化信号は、宅内電話回線9aを通過して、ADSL用モデム2に入り、LANケーブル11aを介して、インターネット等の外部とのデータ通信用のパソコン3に接続される。
一方、電話回線10から入力された後、ローパスフィルタ部5およびコモンモードチョークコイル部6を通過した信号は、音声信号として、宅内電話回線9bに出力される。この音声信号は、宅内電話回線9bを経由して、電話機4や、モデム7a、モデム7bに分岐される。モデム7aまたはモデム7bに分岐された音声信号は、LANケーブル11bまたはLANケーブル11cを介して、パソコン8aまたはパソコン8bに接続される。なお、前記パソコン8a、パソコン8bは、宅内電話回線9bの範囲のみでデータ通信が行われる、いわゆる家庭内LANを構築している。
図2は、本発明によるスプリッタ装置の回路構成を説明する図であり、図1のスプリッタ装置1を用いた場合を示す。
前述のとおり、スプリッタ装置1は、ローパスフィルタ部5とコモンモードチョークコイル部6を有する。ローパスフィルタ部5は、ラインに直列に接続されたインダクタL1とインダクタL2、および他方のラインに直列に接続されたインダクタL3とインダクタL4と、前記2つのライン間に接続されたコンデンサC1とコンデンサC2とを有する。
コモンモードチョークコイル部6は、インダクタLxとインダクタLyが、磁性体コアに、トランス構造となるよう巻線されて構成されており、磁束の方向が逆となるように接続端子が配列され、漏れ磁束を発生させている。
コモンモードチョークコイル部6を経由した音声信号は、音声信号出力端子80から図1に示した宅内電話回線9bに出力される。また、ローパスフィルタ部5およびコモンモードチョークコイル部6を経由しない多重化信号は、デジタル信号出力端子70から、図1に示した宅内電話回線9aに出力される。
図3は、本発明によるスプリッタ装置のコモンモードチョークコイル部の構造を説明する図であり、図3(a)は、全体構造を説明する図、図3(b)は、図3(a)のAA断面図である。
分割コア101と分割コア102は一方の端部に切りかけ部を有し、第1の巻線104と第2の巻線105および端子106と端子109は露出配置されている。
第1の巻線104と、第2の巻線105は密着配置されて、それぞれのコアの中足部101a、中足部102aの周囲に巻き回されている。分割コア101および分割コア102は、フェライト系磁性材料からなる磁性体コアで、第1の巻線104の巻き数および第2の巻線105の巻数は各々100ターンとした。また、第1の巻線104と、第2の巻線105の巻き上がり形状は一方を断面長方形に、他方は断面台形となるように形成した。
2MHzでのインダクタンス値を測定したところ、第1の巻線104のインダクタンス値は、40mHであり、また第2の巻線105からのインダクタンスは40mHであった。なお、2MHzにおけるインダクタンス値が40mH未満であると、十分なノイズ抑制効果は期待できない。
続いて、第1の巻線104と、第2の巻線105を互いに直列接続し、かつ、磁束が、相殺する方向のインダクタンス値を測定したところ8μHであり、これに相当するインピーダンス値は1.8キロオームであった。前記8μHのインダクタンス値は、第1の巻線104と第2の巻線105の巻き上がり形状の相違から生じる漏れ磁束に起因する。
なお、本発明の効果を得るためには、磁束が相殺する方向のインダクタンスは5μH以上が望ましく、8μH以上が好ましい。
上記の例では、前記第1の巻線の巻き上がり形状と、第2の巻線の巻き上がり形状が異なるよう設定したが、巻き上がり形状は同一にして、第1の巻線の巻数を100ターン、第2の巻線の巻数を110ターンとなるよう巻数を異なるよう構成した場合も、同様の効果が得られた。
図7は、スプリッタ装置の各周波数におけるノイズ減衰量との関係を示した図であり、実線は本発明のスプリッタ装置を用いた場合を示し、破線は図5に示した従来のスプリッタ装置を用いた場合を示す。本発明のスプリッタ装置は、100kHz近傍で、マイナス70デシベル以上のノイズ減衰量を得ており、部品点数が少なく、小型・低価格であるにも関わらず、図5に示した従来装置に較べて高性能であることは明白である。
なお、図6に示した従来のスプリッタ装置を用いて同様に測定したところ、本発明のスプリッタ装置と従来のスプリッタ装置は、ほぼ同一のノイズ減衰量を示し、部品点数が少なく、小型・低価格であっても遜色なく実用に供し得ることを確認した。
以上、実施例を用いて本発明の具体的な構成と優位性を説明したが、この発明は、これらの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。すなわち、当業者であれば、当然なし得るであろう各種変形、修正もまた本発明に含まれる。
本発明のスプリッタ装置を用いることにより、一般家庭においても簡便かつ少ない費用でインターネットの利用および家庭内LANの構築が可能となる。
本発明によるスプリッタ装置を説明する図。 本発明によるスプリッタ装置の回路構成を説明する図。 本発明によるスプリッタ装置のコモンモードチョークコイル部の構造を説明する図で、図3(a)は、全体構造を説明する図、図3(b)は、図3(a)でのAA断面図。 従来のスプリッタ装置の使用方法を説明する図。 従来のスプリッタ装置の回路構成を説明する図。 従来のスプリッタ装置の回路構成を説明する図。 スプリッタ装置の各周波数におけるノイズ減衰量との関係を示した図。
符号の説明
1、100、200 スプリッタ装置
2、21 ADSL用モデム
3、8a、8b パソコン(パーソナルコンピュータ)
4 電話機
5、51 ローパスフィルタ部
6、60 コモンモードチョークコイル部
7a、7b モデム
9a、9b 宅内電話回線
10 電話回線
11a、11b、11c LANケーブル
20 住宅
61、62、L1、L2、L3、L4、Lx、Ly、Lz インダクタ
70 デジタル信号出力端子
80 音声信号出力端子
101、102 分割コア
101a、102a 中足部
104 第1の巻線
105 第2の巻線
106、107、108、109 端子
600 インダクタ
C1、C2 コンデンサ

Claims (5)

  1. アナログ固定電話回線の信号から音声信号を分離するスプリッタ装置であって、前記スプリッタ装置は、ローパスフィルタ部とコモンモードチョークコイル部とを有し、前記コモンモードチョークコイル部は、漏れ磁束が発生するよう構成されてなることを特徴とするスプリッタ装置。
  2. 前記コモンモードチョークコイル部は、2つのインダクタを有することを特徴とする請求項1に記載のスプリッタ装置。
  3. 前記ローパスフィルタ部は、前記アナログ固定電話回線の一方のラインに直列に、第1のインダクタ、第2のインダクタが接続され、他方のラインに直列に、第3のインダクタ、第4のインダクタが接続され、前記第1のインダクタと第2のインダクタの接続点と、前記第3のインダクタと第4のインダクタの接続点との間に、第1のコンデンサが接続され、前記第2のインダクタと前記コモンモードチョークコイル部の一方のインダクタとの接続点と、前記第4のインダクタと前記コモンモードチョークコイル部の他方のインダクタとの接続点との間に、第2のコンデンサが接続されて構成されたことを特徴とする請求項1または2に記載のスプリッタ装置。
  4. 前記コモンモードチョークコイル部の各インダクタは、磁性体コアに巻線されてなり、前記巻線の巻き数、巻き密度、巻き上がり形状、材質、太さ、前記磁性体コアの材質、形状の少なくとも1つが異なることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のスプリッタ装置。
  5. 前記コモンモードチョークコイル部の各インダクタのインダクタンス値は、2MHzにおいて40mH以上であり、互いに磁束を相殺する方向に、直列接続した場合のインダクタンス値は、2MHzにおいて、5μH以上であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のスプリッタ装置。
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