JP2007335916A - ストリームを受信する受信装置の設定制御方法、システム、装置及びプログラム - Google Patents

ストリームを受信する受信装置の設定制御方法、システム、装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】送信装置が、受信装置のデコーダ制御パラメータを動的に変更することができる設定制御方法等を提供する。
【解決手段】送信装置が、SIP−INFOを用いて、デコーダ制御パラメータを含む設定要求を受信装置へ送信する。次に、送信装置が、試験用ストリームを受信装置へ送信し、該受信装置が所定の解析をして、解析結果情報を導出する。次に、送信装置が、SIP−INFOを用いて、解析要求を受信装置へ送信し、該受信装置が、SIP−INFOを用いて、解析結果情報を含む解析応答を送信装置へ送信する。そして、送信装置が、解析結果情報に基づいてデコーダ制御パラメータを選択し、SIP−INFOを用いて、該デコーダ制御パラメータを含む設定要求を受信装置へ送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ストリームを受信する受信装置の設定制御方法、システム、装置及びプログラムに関する。
従来、映像又は音声等のマルチメディアデータを、インターネットなどのネットワークを介して受信しながら同時に再生をすることができる「ストリーミング」技術がある。全てのデータを受信することなく、大容量のマルチメディアデータであっても、直ぐに再生を開始することができる。このようなストリーミング技術のために配信されるデータを「ストリーム」という。
ストリームを受信する受信装置には、デコーダバッファ(初期バッファリング量、最大バッファリング量)及びエラー耐性・補完方法に関するデコーダ制御パラメータの設定が必要である。この設定の最適値は、ネットワークの伝送特性によって異なる。そのため、従来、受信装置は、送信装置からストリームを受信し、そのストリームを解析することにより、デコーダ制御パラメータの値を決定していた。伝送特性は、ストリームの受信中にも発生するために、最初に決定したデコーダ制御パラメータが常に最適値であるは限らない。
特開2000−308164号公報
従来技術によれば、送信装置と受信装置との間で、テレビ電話によるストリームを転送する場合、最初に決定されたデコーダ制御パラメータによって制御され、呼接続中に、伝送特性に応じてデコーダ制御パラメータを変更することはできなかった。
そこで、本発明は、送信装置が、受信装置のデコーダ制御パラメータを動的に変更することができる設定制御方法、システム、装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明によれば、送信装置が、受信装置のデコーダ制御パラメータを設定する設定制御方法であって、
送信装置が、アプリケーション情報送信メソッドを用いて、デコーダ制御パラメータを含む設定要求を受信装置へ送信する第1のステップと、
送信装置が、試験用ストリームを受信装置へ送信し、該受信装置が、所定の解析をして解析結果情報を導出する第2のステップと、
送信装置が、アプリケーション情報送信メソッドを用いて、解析要求を受信装置へ送信し、該受信装置が、アプリケーション情報送信メソッドを用いて、解析結果情報を含む解析応答を送信装置へ送信する第3のステップと、
送信装置が、解析結果情報に基づいてデコーダ制御パラメータを選択し、アプリケーション情報送信メソッドを用いて、該デコーダ制御パラメータを含む設定要求を受信装置へ送信する第4のステップと
を有することを特徴とする。
本発明の設定制御方法における他の実施形態によれば、アプリケーション情報送信メソッドは、SIP(Session
Initiation Protocol)のSIP−INFOメッセージ、又は、RTSP(Real Time Streaming Protocol)のセッション制御メッセージであることも好ましい。
本発明の設定制御方法における他の実施形態によれば、
送信装置及び受信装置は、試験用ストリームを予め記憶しており、
設定要求は、試験用ストリームの識別子を含んでおり、
解析結果情報は、送信装置から受信した受信ストリームと、予め記憶していた試験用ストリームとを比較して導出された信号対雑音比である、ことも好ましい。
本発明の設定制御方法における他の実施形態によれば、解析結果情報は、受信装置のデコーダバッファにおけるアンダフロー回数及び/又はオーバフロー回数を含むことも好ましい。
本発明によれば、送信装置が、受信装置のデコーダ制御パラメータを設定する設定制御システムにおいて、
送信装置は、
アプリケーション情報送信メソッドを用いて、デコーダ制御パラメータを含む設定要求を送信する設定要求手段と、
試験用ストリームを送信するストリーム送信手段と、
アプリケーション情報送信メソッドを用いて、解析要求を送信し、アプリケーション情報送信メソッドを用いた、解析結果情報を含む解析応答を受信する解析要求手段と、
解析結果情報に基づいてデコーダ制御パラメータを選択する受信側設定制御手段と、を有しており、
受信装置は、
設定要求を受信し、該設定要求に含まれるデコーダ制御パラメータを設定する設定応答手段と、
試験用ストリームを受信するストリーム受信手段と、
解析要求を受信した際に、試験用ストリームに対する解析結果情報を含む解析応答を送信装置へ送信する解析応答手段と
を有することを特徴とする。
本発明の設定制御システムにおける他の実施形態によれば、アプリケーション情報送信メソッドは、SIPのSIP−INFOメッセージ、又は、RTSPのセッション制御メッセージであることも好ましい。
本発明の設定制御システムにおける他の実施形態によれば、
送信装置は、
試験用ストリームを予め記憶するストリーム記憶手段を更に有し、
設定要求手段は、試験用ストリームの識別子を設定要求に含め、
受信装置は、
試験用ストリームを予め記憶するストリーム記憶手段と、
送信装置から受信した受信ストリームと、予め記憶していた試験用ストリームとを比較して導出された信号対雑音比を、解析結果情報として導出する信号対雑音比導出手段とを更に有する、ことも好ましい。
本発明の設定制御システムにおける他の実施形態によれば、受信装置は、デコーダバッファにおけるアンダフロー回数及び/又はオーバフロー回数を、解析結果情報として導出するカウンタ手段を更に有することも好ましい。
本発明によれば、受信装置のデコーダ制御パラメータを設定することができる送信装置であって、
アプリケーション情報送信メソッドを用いて、デコーダ制御パラメータを含む設定要求を送信する設定要求手段と、
試験用ストリームを送信するストリーム送信手段と、
アプリケーション情報送信メソッドを用いて、解析要求を送信し、アプリケーション情報送信メソッドを用いて、解析結果情報を含む解析応答を受信する解析要求手段と、
解析結果情報に基づいてデコーダ制御パラメータを選択する受信側設定制御手段と
を有することを特徴とする。
本発明によれば、前述した送信装置から、デコーダ制御パラメータを設定される受信装置であって、
設定要求を受信し、該設定要求に含まれるデコーダ制御パラメータを設定する設定応答手段と、
試験用ストリームを受信するストリーム受信手段と、
解析要求を受信した際に、試験用ストリームに対する解析結果情報を含む解析応答を送信装置へ送信する解析応答手段と
を有することを特徴とする。
本発明によれば、受信装置のデコーダ制御パラメータを設定することができる送信装置に搭載されたコンピュータを機能させる設定制御プログラムであって、
アプリケーション情報送信メソッドを用いて、デコーダ制御パラメータを含む設定要求を送信する設定要求手段と、
試験用ストリームを送信するストリーム送信手段と、
アプリケーション情報送信メソッドを用いて、解析要求を送信し、アプリケーション情報送信メソッドを用いて、解析結果情報を含む解析応答を受信する解析要求手段と、
解析結果情報に基づいてデコーダ制御パラメータを選択する受信側設定制御手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明によれば、前述したプログラムを機能させる送信装置から、デコーダ制御パラメータを設定される受信装置に搭載されたコンピュータを機能させる設定制御プログラムであって、
設定要求を受信し、該設定要求に含まれるデコーダ制御パラメータを設定する設定応答手段と、
試験用ストリームを受信するストリーム受信手段と、
解析要求を受信した際に、試験用ストリームに対する解析結果情報を含む解析応答を送信装置へ送信する解析応答手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明の設定制御方法、システム、装置及びプログラムによれば、送信装置が、受信装置のデコーダ制御パラメータを動的に変更することができる。特に、送信装置は、アプリケーション情報送信メソッドを用いて、設定要求及び解析要求をすることができる。即ち、送信装置は、呼接続状態のままで、受信装置の品質の解析と、受信装置のパラメータ変更とを、動的に実行することができる。具体的には、通話中に、ネットワーク特性に応じて、テレビ電話のデコーダ制御パラメータを最適値に変更することができる。
以下では、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明におけるシステム構成図である。
送信装置1及び受信装置2は、インターネット4及び基地局5を介して、ストリームを送受信している。勿論、送信装置1が、ストリーム配信サーバ3のようなものであってもよい。ストリームは、例えば、テレビ電話における映像データ及び音声データを多重化したマルチメディアデータである。テレビ電話の場合、送信装置1と受信装置2との間で呼接続を要し、この呼接続は、例えばSIPによってなされる。
受信装置2は、ネットワークの伝送特性の影響を受けたストリームを受信し、デコーダによって再生する。デコーダは、デコーダバッファ及びエラー耐性等のデコーダ制御パラメータによって制御される。本発明によれば、送信装置1が、その呼接続中に、受信装置2のデコーダ制御パラメータを再設定することができる。
図2は、本発明におけるシーケンス図である。
図2のシーケンス図は、SIPのダイアログ(dialog)を表しており、SIPで確立されるUA(User
Agent)間の関係を表している。尚、本発明によれば、送信装置1及び受信装置2は、試験用ストリームを予め記憶部に記憶している。
(S101)送信装置1は、受信装置2との間でSIPによる呼接続をする。送信装置1は、イニシャルINVITEリクエストを受信装置2へ送信し、ダイアログの確立を要求する。これに対し、受信装置2は、180Ringingレスポンスを送信装置1へ送信し、呼出中処理であることを示す。更に、受信装置2は、200OKレスポンスを送信装置1へ送信し、ダイアログの確立を示す。これに対し、送信装置1は、ACKレスポンスを受信装置2へ送信し、ダイアログを確立する。
(S102)送信装置1は、SIP−INFOメソッドを用いて、デコーダ制御パラメータを含む「設定要求」を、受信装置2へ送信する。SIP−INFOは、RFC2976で規定された、アプリケーションレベルの情報送信のためのメソッドである。デコーダ制御パラメータは、初期バッファリング量、最大バッファリング量、音欠け閾値、エラー隠蔽可否、等がある。デコーダ制御パラメータは、SIP−INFOのボディ部に含まれる。
尚、図2は、テレビ電話サービスを用いた場合を想定しているために、アプリケーション情報送信メソッドとして、SIP−INFOメッセージを用いている。一方、ストリーミングサービスを用いた場合、アプリケーション情報送信メソッドとして、RTSPにおけるセッション制御メッセージを用いることができる。
表1は、設定要求のSIP−INFOメソッドに含まれる情報である。
Figure 2007335916
表2は、表1の項目の意味を表す。
Figure 2007335916
表1によれば、試験用映像ストリーム「vstream_id=foreman_24k」と、試験用音声ストリーム「astream_id=testsound_12k」とが設定されている。送信装置1及び受信装置2は、複数の試験用映像ストリームを予め記憶しており、試験用映像ストリーム「foreman_24k」と、試験用音声ストリーム「testsound_12k」とを、識別子によって指定している。
(S103)受信装置2は、受信したSIP−INFOメソッドのデコーダ制御パラメータを、音声デコーダ及び映像デコーダに設定する。
(S104)受信装置2は、デコーダ制御パラメータの設定が完了すると、200OKレスポンスを、送信装置1へ送信する。
(S105)送信装置1は、受信装置2から200OKレスポンスを受信すると、SIP−INFOメソッドの設定要求によって指定した試験用ストリームを送信する。試験用ストリームは、試験用映像ストリーム「foreman_24k」と、試験用音声ストリーム「testsound_12k」とが多重化されたものである。
(S106)受信装置2は、受信する試験用ストリームを、vstream_id及びastream_idによって予め把握している。受信装置2は、送信装置1から試験用ストリームを受信すると、その試験用ストリームを、映像ストリームと音声ストリームとに分離する。そして、受信した映像ストリーム「foreman_24k」と、予め記憶していた試験用映像ストリーム「foreman_24k」とを比較する。ここで、両データの相違する率を、SN比(信号対雑音比)として算出する。同様に、受信した音声ストリーム「testsound_12k」と、予め記憶していた試験用音声ストリーム「testsound_12k」とを比較して、SN比を算出する。
SN比は、ネットワークにおける伝送特性と、受信装置のエラー耐性の設定とによって変化する。本発明によれば、受信装置2が予め試験用ストリームを記憶しており、その試験用ストリームを転送することによってSN比を導出することができる。このSN比によって、デコーダ制御パラメータの最適値を導出することができる。
また、受信装置2は、デコーダバッファにおけるバッファオーバフロー及びバッファアンダフローもカウントする。デコーダバッファが小さい場合、映像・音声の遅延は小さいけれども、音欠けが発生する。デコーダバッファが大きい場合、音欠けは発生しにくいけれども、映像・音声の遅延が大きくなる。本発明によれば、デコーダのバッファリング量に基づくアンダフロー回数及びオーバフローの回数を算出し、その結果を送信装置1にフィードバックすることにより、デコーダ制御パラメータの最適値を導出することができる。
(S107)送信装置1が、SIP−INFOメソッドを用いて、解析要求を受信装置2へ送信する。解析要求は、呼接続後、最初に送信されるものであってもよいし、呼接続中、定期的に送信されるものであってもよい。
表3は、解析要求のSIP−INFOメソッドの情報である。
Figure 2007335916
表4は、表3の項目の意味を表す。
Figure 2007335916
(S108)受信装置2は、解析要求を受信すると、200OKレスポンスを用いて、解析結果情報を送信装置1へ返信する。これにより、送信装置1は、呼接続中に、試験用ストリームの送信を継続しつつ、受信装置2の解析結果情報を取得することができる。
表5は、解析応答の200OKレスポンスの情報である。
Figure 2007335916
表6は、表5の項目の意味を表す。
Figure 2007335916
(S109)送信装置1は、受信装置2から解析応答を受信すると、その解析結果情報に基づいて、デコーダ制御パラメータを再度選択する。そして、送信装置1は、SIP−INFOメソッドを用いて、新たなデコーダ制御パラメータを含む設定要求を受信装置2へ送信する。
前述したように、設定要求及び解析要求を受信装置へ送信するために、SIP−INFOメソッドを用いている。SIP−INFOメソッドを用いることにより、制御信号用に新たなチャンネルを確立する必要がない。また、本発明の機能に対応していない受信装置が、設定要求及び解析要求のSIP−INFOを受信しても、不要な情報として応答するだけである。即ち、不正な動作をすることがない。
図3は、本発明における送信装置及び受信装置の機能構成図である。
図3によれば、送信装置1は、SIP呼処理部101と、受信側設定制御部102と、設定要求部103と、原ストリーム記憶部104と、ストリーム送信部105と、解析要求部106とを有する。これら機能部は、送信装置に搭載されたコンピュータによって実行されるプログラムによっても実現できる。
SIP呼処理部101は、受信装置2との間でSIPによる呼接続を処理する。図2のS101の動作をする。
受信側設定制御部102は、解析要求部106から通知される、受信装置2の解析結果情報に基づいて、受信装置2のデコーダ制御パラメータを選択する。デコーダ制御パラメータは、設定要求部103へ通知される。デコーダ制御パラメータとしては、前述した「v_initial_buffer」「v_max_buffer」「a_initial_buffer」「a_max_buffer」「a_error_resilience_thresh」「v_error_resilience」がある。
設定要求部103は、受信側設定制御部102から通知されたデコーダ制御パラメータを含む設定要求を、SIP−INFOメソッドを用いて送信する。設定要求には、試験用ストリームの識別子が含められる。図2のS102及びS109の動作をする。また、設定要求には、前述した表1の情報を含む。
試験用ストリーム記憶部104は、試験用ストリームを記憶しており、ストリーム送信部105へ出力する。送信する試験用ストリームの識別子は、設定要求に含められている。
ストリーム送信部105は、設定要求で指定した試験用ストリームを送信する。図2のS105の動作をする。
解析要求部106は、SIP−INFOを用いて、解析要求を送信する。また、解析要求部106は、SIP−INFOを用いて、解析結果情報を含む解析応答を受信する。図2のS107の動作をする。また、解析要求には、前述した表3の情報を含む。
図3によれば、受信装置2は、SIP呼処理部201と、設定応答部202と、ストリーム受信部203と、受信ストリーム蓄積部204と、原ストリーム記憶部205と、SN比導出部206と、映像オーバフローカウンタ207と、映像アンダフローカウンタ208と、音声オーバフローカウンタ209と、音声アンダフローカウンタ210と、解析応答部211とを有する。
SIP呼処理部201は、送信装置1との間でSIPによる呼接続を処理する。図2のS101の動作をする。
設定応答部202は、設定要求を受信し、その設定要求に含まれるデコーダ制御パラメータを設定する。図2のS103及びS104の動作をする。
ストリーム受信部203は、試験用ストリームを受信する。受信ストリームは、受信ストリーム蓄積部204に蓄積される。図2のS106の動作をする。
試験用ストリーム記憶部205は、試験用ストリームを記憶しており、SN比導出部206へ出力する。
SN比導出部206は、受信ストリーム蓄積部204に蓄積された受信ストリームと、試験用ストリーム記憶部205に記憶された試験用ストリームとを比較して、SN比(信号対雑音比)を導出する。SN比は、解析結果情報として、解析応答部211へ通知される。
映像オーバフローカウンタ207、映像アンダフローカウンタ208、音声オーバフローカウンタ209及び音声アンダフローカウンタ210は、ストリーム受信部203のデコーダバッファを監視して、カウントする。カウントされた回数は、解析結果情報として、解析応答部211へ通知される。
解析応答部211は、解析要求を受信した際に、試験用ストリームに対する解析結果情報を含む解析応答を送信装置へ送信する。図2のS108の動作をする。また、解析応答には、前述した表5の情報を含む。
以上、詳細に説明したように、本発明の設定制御方法、システム、装置及びプログラムによれば、送信装置が、受信装置のデコーダ制御パラメータを動的に変更することができる。特に、送信装置が、アプリケーション情報送信メソッドを用いて、設定要求及び解析要求をすることができるので、受信装置は、その呼接続の中で、解析結果情報の導出と、デコーダ制御パラメータの変更とを実行することができる。具体的には、通話中に、ネットワーク特性に応じて、テレビ電話のデコーダ制御パラメータを最適値に変更することができる。
本発明が適用される第1の事例として、ストリーミングサービスを提供する際に、受信装置の設定を変更することができる。サーバが、ユーザ端末へ、仮のバッファ設定情報を送信した後、短い試験用ストリームを送信する。試験用ストリームは、ユーザ端末に予め保存されたコンテンツ(出荷時にプリセットされた動画像データ)であってもよい。
ストリームサービスが、テレビ電話等の電話系サービスである場合、送信装置は、設定要求及び解析要求を、SIPにおけるSIP−INFOメッセージを用いて送信することができる。一方、ストリーミングサービスが、ビデオオンデマンド等の動画像配信サービスである場合、送信装置は、設定要求及び解析要求を、RTSPにおけるセッション制御メッセージを用いて送信することができる。
端末は、受信した試験用ストリームを解析し、その解析結果情報をサーバへ返信する。サーバは、端末から受信した解析結果情報に基づいて、最適な受信側端末の設定を決定し、再度、アプリケーション情報送信メソッドを用いて設定要求を送信する。その後、サーバは、実際のストリームを送信する。本発明によれば、ユーザが何ら操作をすることなく、受信装置は、最適な設定でストリーミングサービスを受信することができる。
本発明が適用される第2の事例として、空き時間のパーソナルコンピュータを用いて、ネットワークの品質を調査することができる。空き時間の処理能力を提供してもよいユーザの端末は、専用アプリケーションを実行させ、試験用ストリームを蓄積する。端末は、空き時間に、予めスケジューリングされたタイミングで、サーバへ発呼する。その後、サーバが、設定要求の送信、試験用ストリームの送信、及び、解析要求の送信をする。端末は、解析結果情報をサーバへ送信する。これにより、大規模に、実際のネットワークの品質を測定することができる。
逆に、本発明の別の実施形態として、端末が、サーバへ、設定要求の送信、ストリームの送信、及び、解析要求の送信をすることにより、端末からのアップリンクの品質を測定することもできる。
前述した本発明における種々の実施形態によれば、当業者は、本発明の技術思想及び見地の範囲における種々の変更、修正及び省略を容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
本発明におけるシステム構成図である。 本発明におけるシーケンス図である。 本発明における送信装置及び受信装置の機能構成図である。
符号の説明
1 送信装置
101 SIP呼処理部
102 受信側設定制御部
103 設定要求部
104 試験用ストリーム記憶部
105 ストリーム送信部
106 解析要求部
2 受信装置
201 SIP呼処理部
202 設定応答部
203 ストリーム受信部
204 受信ストリーム蓄積部
205 試験用ストリーム記憶部
206 SN比導出部
207 映像オーバフローカウンタ
208 映像アンダフローカウンタ
209 音声オーバフローカウンタ
210 音声アンダフローカウンタ
211 解析応答部
3 ストリーム配信サーバ
4 インターネット
5 基地局

Claims (12)

  1. 送信装置が、受信装置のデコーダ制御パラメータを設定する設定制御方法であって、
    前記送信装置が、アプリケーション情報送信メソッドを用いて、デコーダ制御パラメータを含む設定要求を前記受信装置へ送信する第1のステップと、
    前記送信装置が、試験用ストリームを前記受信装置へ送信し、該受信装置が、所定の解析をして解析結果情報を導出する第2のステップと、
    前記送信装置が、アプリケーション情報送信メソッドを用いて、解析要求を前記受信装置へ送信し、該受信装置が、アプリケーション情報送信メソッドを用いて、前記解析結果情報を含む解析応答を前記送信装置へ送信する第3のステップと、
    前記送信装置が、前記解析結果情報に基づいて前記デコーダ制御パラメータを選択し、アプリケーション情報送信メソッドを用いて、該デコーダ制御パラメータを含む設定要求を前記受信装置へ送信する第4のステップと
    を有することを特徴とする設定制御方法。
  2. 前記アプリケーション情報送信メソッドは、SIP(Session Initiation Protocol)のSIP−INFOメッセージ、又は、RTSP(Real Time Streaming Protocol)のセッション制御メッセージであることを特徴とする請求項1に記載の設定制御方法。
  3. 前記送信装置及び前記受信装置は、試験用ストリームを予め記憶しており、
    前記設定要求は、試験用ストリームの識別子を含んでおり、
    前記解析結果情報は、前記送信装置から受信した受信ストリームと、予め記憶していた試験用ストリームとを比較して導出された信号対雑音比である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の設定制御方法。
  4. 前記解析結果情報は、前記受信装置のデコーダバッファにおけるアンダフロー回数及び/又はオーバフロー回数を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の設定制御方法。
  5. 送信装置が、受信装置のデコーダ制御パラメータを設定する設定制御システムにおいて、
    前記送信装置は、
    アプリケーション情報送信メソッドを用いて、デコーダ制御パラメータを含む設定要求を送信する設定要求手段と、
    試験用ストリームを送信するストリーム送信手段と、
    アプリケーション情報送信メソッドを用いて、解析要求を送信し、アプリケーション情報送信メソッドを用いた、解析結果情報を含む解析応答を受信する解析要求手段と、
    前記解析結果情報に基づいて前記デコーダ制御パラメータを選択する受信側設定制御手段と、を有しており、
    前記受信装置は、
    前記設定要求を受信し、該設定要求に含まれるデコーダ制御パラメータを設定する設定応答手段と、
    前記試験用ストリームを受信するストリーム受信手段と、
    前記解析要求を受信した際に、前記試験用ストリームに対する解析結果情報を含む解析応答を前記送信装置へ送信する解析応答手段と
    を有することを特徴とする設定制御システム。
  6. 前記アプリケーション情報送信メソッドは、SIP(Session Initiation Protocol)のSIP−INFOメッセージ、又は、RTSP(Real Time Streaming Protocol)のセッション制御メッセージであることを特徴とする請求項5に記載の設定制御システム。
  7. 前記送信装置は、
    前記試験用ストリームを予め記憶するストリーム記憶手段を更に有し、
    前記設定要求手段は、試験用ストリームの識別子を前記設定要求に含め、
    前記受信装置は、
    前記試験用ストリームを予め記憶するストリーム記憶手段と、
    前記送信装置から受信した受信ストリームと、予め記憶していた試験用ストリームとを比較して導出された信号対雑音比を、前記解析結果情報として導出する信号対雑音比導出手段とを更に有する
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の設定制御システム。
  8. 前記受信装置は、デコーダバッファにおけるアンダフロー回数及び/又はオーバフロー回数を、前記解析結果情報として導出するカウンタ手段を更に有することを特徴とする請求項5又は6に記載の設定制御システム。
  9. 受信装置のデコーダ制御パラメータを設定することができる送信装置であって、
    アプリケーション情報送信メソッドを用いて、デコーダ制御パラメータを含む設定要求を送信する設定要求手段と、
    試験用ストリームを送信するストリーム送信手段と、
    アプリケーション情報送信メソッドを用いて、解析要求を送信し、アプリケーション情報送信メソッドを用いて、解析結果情報を含む解析応答を受信する解析要求手段と、
    前記解析結果情報に基づいて前記デコーダ制御パラメータを選択する受信側設定制御手段と
    を有することを特徴とする送信装置。
  10. 請求項9に記載の前記送信装置から、デコーダ制御パラメータを設定される受信装置であって、
    前記設定要求を受信し、該設定要求に含まれるデコーダ制御パラメータを設定する設定応答手段と、
    前記試験用ストリームを受信するストリーム受信手段と、
    前記解析要求を受信した際に、前記試験用ストリームに対する解析結果情報を含む解析応答を前記送信装置へ送信する解析応答手段と
    を有することを特徴とする受信装置。
  11. 受信装置のデコーダ制御パラメータを設定することができる送信装置に搭載されたコンピュータを機能させる設定制御プログラムであって、
    アプリケーション情報送信メソッドを用いて、デコーダ制御パラメータを含む設定要求を送信する設定要求手段と、
    試験用ストリームを送信するストリーム送信手段と、
    アプリケーション情報送信メソッドを用いて、解析要求を送信し、アプリケーション情報送信メソッドを用いて、解析結果情報を含む解析応答を受信する解析要求手段と、
    前記解析結果情報に基づいて前記デコーダ制御パラメータを選択する受信側設定制御手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とする送信装置用の設定制御プログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムを機能させる前記送信装置から、デコーダ制御パラメータを設定される受信装置に搭載されたコンピュータを機能させる設定制御プログラムであって、
    前記設定要求を受信し、該設定要求に含まれるデコーダ制御パラメータを設定する設定応答手段と、
    前記試験用ストリームを受信するストリーム受信手段と、
    前記解析要求を受信した際に、前記試験用ストリームに対する解析結果情報を含む解析応答を前記送信装置へ送信する解析応答手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とする受信装置用の設定制御プログラム。
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