JP2007334378A - 通信端末およびその制御方法、広告提供サーバおよびその制御方法、広告提供システム、通信端末制御プログラム、広告提供サーバ制御プログラム、ならびに該プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

通信端末およびその制御方法、広告提供サーバおよびその制御方法、広告提供システム、通信端末制御プログラム、広告提供サーバ制御プログラム、ならびに該プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザが、広告画像を見ることなく、各種の操作を行うことができる通信端末を提供する。
【解決手段】 通信端末4は、広告提供サーバ3から通信ネットワーク5を介して広告画像データを取得する。通信端末4は、異なる表示方向に表示を行う2つの表示部を有する。一方の表示部は、ユーザ6に対して通常の表示を行う。他方の表示部は、第三者7に対して、広告画像データに基づく広告画像の表示を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話通信網、インターネットなどの通信ネットワーク上で広告データを提供し、通信端末の画面に広告画像を表示する通信端末およびその制御方法、広告提供サーバおよびその制御方法、広告提供システム、通信端末制御プログラム、広告提供サーバ制御プログラム、ならびに該プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
従来、表示画面を有する電話端末にて、通話中もしくは通話前に広告を表示することにより、広告収入を通信費用に割り当てる技術が知られており、例えば下記の特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載のインターネット電話システムでは、クライアントが広告を表示した趣旨のイベントを、HTTPサーバから一定時間内に受信したときにのみ、宛先に対して接続し、CONNECT応答を返して、通話を開始する。一方、HTTPサーバからイベントを一定時間内に受信しなかったときは、RELCOMP応答を行い、その後、通信を切断する。これにより、通話料金を企業広告収入から得ることにより、通話料の更なる引き下げ、あるいは無料通話を行うことができる。
特開2003−283705号公報(2003年10月3日公開)
しかしながら、上記のインターネット電話システムでは、電話利用者が、通話前の一定時間広告を見る必要があり、直ちに通話することができない。このため、電話利用者にとって不満が残る結果となっていた。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザが、広告画像を見ることなく、各種の操作を行うことができる通信端末などを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る通信端末は、広告提供サーバから通信ネットワークを介して広告画像データを取得する通信端末であって、上記通信ネットワークと通信可能に接続する通信手段と、第1の表示手段と、該第1の表示手段とは異なる方向に表示を行う第2の表示手段と、制御を行う制御手段とを備えており、該制御手段は、上記広告提供サーバに要求して、上記広告提供サーバから上記通信ネットワークおよび上記通信手段を介して上記広告画像データを取得する広告画像取得手段と、上記広告画像データを上記第2の表示手段に送信する広告表示制御手段とを備えることを特徴としている。
上記の構成によると、広告画像データに基づく広告画像が第2の表示手段に表示される。これにより、通信端末のユーザは、第1の表示手段が表示する画像を参照して、各種の操作を行っている場合に、第1の表示手段が表示する方向とは異なる方向に第2表示手段が広告画像を表示できる。第1の表示手段が表示する方向にユーザが位置すると、第2表示手段が表示する方向には、第三者が位置することが多い。したがって、第三者に広告画像を表示することができる。
このように、本発明に係る通信端末では、広告表示は、第三者に対して行われ、ユーザに対しては行われないので、ユーザが広告を見る煩わしさを回避することができる。また、特定のユーザに対してではなく、不特定多数の第三者に対して広告表示が行われるので、広告の効果を向上させることができる。
なお、広告画像は、静止画像でもよいし、動画像でもよい。また、広告提供サーバに要求して取得する広告画像データの選択は、通信端末が行ってもよいし、広告提供サーバが行ってもよい。通信端末が行う場合には、ユーザが所望する広告画像を表示することができる。一方、広告提供サーバが行う場合には、ユーザが広告画像を選択する煩わしさを回避することができる。
本発明に係る通信端末では、上記広告画像取得手段は、上記広告画像データを識別する広告画像識別データとともに上記広告画像データを取得しており、上記制御手段は、上記第2の表示手段が上記広告画像データに基づいて表示する広告画像の表示量に関する情報である広告表示情報を取得する表示情報取得手段と、該表示情報取得手段が取得した広告表示情報を、上記広告画像データに対応する上記広告画像識別データとともに、上記通信手段および上記通信ネットワークを介して上記広告提供サーバに送出する表示情報送出手段とをさらに備えることが好ましい。
ここで、上記広告表示情報としては、第2の表示手段が広告画像を表示する表示時間および表示データ量が挙げられる。なお、広告画像データが広告提供サーバからストリーム配信される場合には、広告表示情報として、広告提供サーバが広告画像データを送信するデータ送信時間およびデータ送信量を利用することもできる。
上記の構成によると、表示情報送出手段が広告表示情報を広告提供サーバに送出している。これにより、広告提供サーバは、各通信端末がどの程度広告画像を表示したかといった、各通信端末の広告画像の表示状況を把握することができる。その結果、広告提供サーバを利用する広告提供業者は、各通信端末のユーザに対し、広告画像の表示状況に応じて、通信料金の割引、景品の進呈など種々の特典を与えることができる。
本発明に係る通信端末では、情報を記憶する記憶手段と、ユーザの操作を受け付ける操作手段とをさらに備えており、上記広告画像取得手段は、取得した複数の上記広告画像データおよび上記広告画像識別データを上記記憶手段に記憶しており、上記広告表示制御手段は、上記操作手段の操作により選択された広告画像データを上記記憶手段から読み出して上記第2の表示手段に送信することが好ましい。この場合、ユーザの所望する広告画像を選択して第2の表示手段に表示させることができる。例えば、有名な服飾メーカの服装品を身につけたユーザが、携帯電話端末に該服飾メーカのロゴタイプや商標を広告表示することにより、ファッション性の向上を図ることができる。
ところで、現在市販されている携帯電話機では、筐体の一面にメイン画面が設けられ、その反対側の面にサブ画面が設けられていることが多い。したがって、本発明に係る通信端末では、上記第2の表示手段は、上記第1の表示手段と表示方向が反対であってもよい。この場合、広告画像の表示をサブ画面にて行うことができ、表示制御を変更するのみで、現在市販されている携帯電話機などの通信端末に本願発明を適用することができる。
また、本発明に係る通信端末では、上記第1および第2の表示手段は、同じ表示面から表示を行うものであり、上記第1の表示手段は、上記表示面から正面方向への表示を行うものであり、上記第2の表示手段は、上記表示面から斜め方向への表示を行うものであってもよい。この場合、通信端末の正面に存在するユーザの横に位置する人々が、第2の表示手段が表示する広告画像を見ることになる。
なお、近時、携帯型電話端末が普及しており、携帯電話端末は、公共の場所で周囲の人々に見られることが多い。したがって、上記通信端末は携帯型電話端末であることが好ましい。
本発明に係る広告提供サーバは、通信端末に通信ネットワークを介して広告画像データを提供する広告提供サーバであって、上記通信ネットワークと通信可能に接続する通信手段と、情報を記憶する記憶手段と、制御を行う制御手段とを備えており、上記記憶手段は、上記広告画像データと、該広告画像データを識別する広告画像識別データとを記憶しており、上記制御手段は、上記通信端末からの要求に応じて、上記記憶手段から上記広告画像データを読み出し、読み出した広告画像データを、上記通信手段および上記通信ネットワークを介して上記通信端末に送出する広告画像送出手段と、上記広告画像データに基づく広告画像の上記通信端末での表示量に関する情報である広告表示情報を取得する表示情報取得手段と、該表示情報取得手段が取得した広告表示情報を、上記広告画像データに対応する上記広告画像識別データと、上記通信端末を識別する通信端末識別データとともに上記記憶手段に書き込む表示情報書込手段とを備えることを特徴としている。
ここで、通信端末識別データの例としては、通信端末のネットワークアドレス、メールアドレスが挙げられ、通信端末が電話端末である場合には電話番号が挙げられる。
上記の構成によると、表示情報取得手段が広告表示情報を取得することにより、各通信端末にて広告画像の表示状況を認識できる。その結果、広告提供サーバを利用する広告提供業者は、各通信端末のユーザに対し、広告画像の表示状況に応じて、通信料金の割引、景品の進呈など種々の特典を与えることができる。また、広告画像が通信端末にて所定期間表示されたか否かを判断する手段を設ける必要がないので、構成および処理動作を簡略化することができる。
本発明に係る広告提供サーバでは、上記広告画像送出手段は、上記通信端末からの要求に応じて、上記記憶手段から上記広告画像データおよび上記広告画像識別データを読み出し、読み出した広告画像データおよび上記広告画像識別データを、上記通信手段および上記通信ネットワークを介して上記通信端末に送出しており、上記表示情報取得手段は、上記通信端末から上記通信ネットワークおよび上記通信手段を介して、上記広告表示情報を広告画像識別データとともに取得してもよい。この場合、通信端末から広告表示情報を取得しているので、通信端末が実際に広告画像を表示した状況を正確に把握することができる。
本発明に係る広告提供サーバでは、上記広告表示情報は、上記広告画像送出手段が送出する広告画像データの送出量であってもよい。この場合、広告表示情報を通信端末から取得する必要がなくなるので、処理動作を簡略化することができる。
本発明に係る広告提供サーバでは、上記通信端末識別データに対応する上記広告表示情報を上記記憶手段から読み出し、読み出した広告表示情報に基づいて金額を算出し、算出した金額の割引きを指示する割引指示を、上記通信手段を介して、上記通信端末のユーザに課金を行う課金サーバに送出する割引指示作成手段をさらに備えることが好ましい。この場合、広告画像を表示した通信端末のユーザに対する特典として、ユーザに対する課金を割り引くことができる。なお、課金サーバの例としては、通信端末に通信料金を課するものが挙げられる。
本発明に係る広告提供サーバでは、データの入力を受け付ける入力手段をさらに備えており、上記制御手段は、上記入力手段を介して上記広告画像データを取得し、取得した広告画像データに上記広告画像識別データを付与して、上記記憶手段に書き込む広告画像取得手段をさらに備えることが好ましい。
ここで、入力手段の例としては、印刷用紙に印刷された広告画像を読み取るスキャナ、広告画像のデータが記録された記録媒体からデータを読み出すディスクドライブなどの外部記録デバイス、広告主の端末から通信回線を介して広告画像のデータを受信する通信デバイスなどが挙げられる。
本発明に係る広告提供サーバでは、上記広告画像識別データに対応する上記広告表示情報を上記記憶手段から読み出し、読み出した広告表示情報に基づいて、上記広告画像識別データに対応する広告結果データを作成する広告結果作成手段を備えることが好ましい。この場合、広告画像ごとに広告結果データを作成することができ、広告画像ごとに状況を把握することが容易となる。
さらに、本発明に係る広告提供サーバでは、データに基づいて出力を行う出力手段をさらに備えており、上記広告結果作成手段は、上記広告結果データを上記出力手段に送出することが好ましい。この場合、広告結果データを出力することにより、広告の結果を広告主に報告することができ、広告主は、広告画像の表示頻度を把握でき、広告が有効であったか否かを判断することができる。なお、出力手段としては、広告結果のデータを印刷用紙に印刷出力するプリンタ、広告結果のデータを記録媒体に記録するためのディスクドライブなどの外部記録デバイス、広告結果のデータを通信回線を介して広告主の端末に送信する通信デバイスなどが挙げられる。
なお、上記構成の通信端末と上記構成の広告提供サーバとが通信ネットワークを介して接続された広告提供システムでも、上述の作用効果を得ることができる。
本発明に係る通信端末の制御方法は、広告提供サーバから通信ネットワークを介して広告画像データを取得する通信端末の制御方法であって、上記通信端末は、上記通信ネットワークと通信可能に接続する通信手段と、主にユーザに対して表示を行う第1の表示手段と、該第1の表示手段とは異なる方向に表示を行う第2の表示手段と、制御を行う制御手段とを備えており、上記広告提供サーバに要求して、上記広告提供サーバから上記通信ネットワークおよび上記通信手段を介して上記広告画像データを取得する広告画像取得ステップと、上記広告画像データを上記第2の表示手段に送信する広告表示制御ステップとを含むことを特徴としている。
上記の方法によると、広告画像データに基づく広告画像が第2の表示手段に表示される。これにより、通信端末のユーザは、第1の表示手段が表示する画像を参照して、各種の操作を行っている場合に、第1の表示手段が表示する方向とは異なる方向に第2表示手段が広告画像を表示できる。第1の表示手段が表示する方向にユーザが位置すると、第2表示手段が表示する方向には、第三者が位置することが多い。したがって、第三者に広告画像を表示することができる。
このように、本発明に係る通信端末制御方法を実施することにより、広告表示は、第三者に対して行われ、ユーザに対しては行われないので、ユーザが広告を見る煩わしさを回避することができる。また、特定のユーザに対してではなく、不特定多数の第三者に対して広告表示が行われるので、広告の効果を向上させることができる。
本発明に係る広告提供サーバの制御方法は、通信端末に通信ネットワークを介して広告画像データを提供する広告提供サーバにおける制御方法であって、上記広告提供サーバは、上記通信ネットワークと通信可能に接続する通信手段と、情報を記憶する記憶手段と、制御を行う制御手段とを備えており、上記記憶手段は、上記広告画像データと、該広告画像データを識別する広告画像識別データとを記憶しており、上記通信端末からの要求に応じて、上記記憶手段から上記広告画像データを読み出し、読み出した広告画像データを、上記通信手段および上記通信ネットワークを介して上記通信端末に送出する広告画像送出ステップと、上記広告画像データに基づく広告画像の上記通信端末での表示量に関する情報である広告表示情報を取得する表示情報取得ステップと、取得した広告表示情報を、上記広告画像データに対応する上記広告画像識別データと、上記通信端末を識別する通信端末識別データとともに上記記憶手段に書き込む表示情報書込ステップとを含むことを特徴としている。
上記の方法によると、表示情報取得ステップにて広告表示情報を取得することにより、各通信端末にて広告画像の表示状況を認識できる。その結果、広告提供サーバを利用する広告提供業者は、各通信端末のユーザに対し、広告画像の表示状況に応じて、通信料金の割引、景品の進呈など種々の特典を与えることができる。また、広告画像が通信端末にて所定期間表示されたか否かを判断する手段を設ける必要がないので、構成および処理動作を簡略化することができる。
なお、上記通信端末における制御手段を、通信端末制御プログラムによりコンピュータ上で実行させることができる。また、上記広告提供サーバにおける制御手段を、広告提供サーバ制御プログラムによりコンピュータ上で実行させることができる。さらに、上記通信端末制御プログラムおよび/または上記広告提供サーバ制御プログラムをコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶させることにより、任意のコンピュータ上で上記通信端末制御プログラムおよび/または広告提供サーバ制御プログラムを実行させることができる。
以上のように、本発明に係る通信端末は、広告画像データに基づく広告画像が第2の表示手段に表示されることにより、広告表示が、特定のユーザに対してではなく、不特定多数の第三者に対して行われるので、ユーザが広告を見る煩わしさを回避できる効果を奏するとともに、広告の効果を向上できるという効果を奏する。また、ユーザが広告画像を所定期間見る必要がないので、本発明に係る広告提供サーバは、広告画像が通信端末にて所定期間表示されたか否かを判断する手段を省略でき、構成および処理動作を簡略化できるという効果を奏する。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について図1を参照して説明する。図1は、本実施形態である広告提供システムの概要を示している。図示のように、広告主、または広告主から依頼された広告代理業者(以下、「広告主」と総称する。)1は、広告の提供を行う広告提供業者2に対し、広告提供を依頼し、提供を所望する広告画像とを送り出して、広告料を支払う。広告提供業者2は、受け取った広告画像を、必要があればデジタル化して、広告画像データとして広告提供サーバ3に記憶する。
広告提供サーバ3は、複数の通信端末4…と通信ネットワーク5を介して通信可能に接続されている。広告提供サーバ3は、通信端末4からの要求に応じて、広告画像データを送信する。
本実施形態では、通信端末4は、表示方向が異なる複数の表示手段を有している。図2(a)(b)は、上記通信端末4の一例である携帯通信端末11の外観を示している。図示のように、携帯通信端末11は、本体12に開閉自在な蓋体13を備えたいわゆるクラムシェル型であり、同図に蓋体13を開いた状態(クラムシェル開状態)で示されている。同図(a)は、携帯電話端末11を閉じたときに内側となる部分であり、携帯電話端末11を開いたときにユーザが主に利用する側である。そこで、本願では同図(a)に示される側を前面側とする。また、同図(b)は、携帯電話端末11を閉じたときに外側となる部分であり、携帯電話端末11を開いたときに同図(a)の側と反対側となる。そこで、本願では同図(b)に示される側を背面側とする。
図2に示すように、携帯電話端末11は、本体12と、蓋体13とからなり、本体12と蓋体13とはヒンジ状に連結している。蓋体13には、前面側にメイン画面14が設けられ、背面側にサブ画面15が設けられている。すなわち、本実施例の携帯通信端末11は、前面方向に表示を行うメイン画面14と、背面方向に表示を行うサブ画面とが設けられていることになる。
本体12には、前面側にメイン操作ボタン群16が設けられている。メイン操作ボタン群16は、携帯電話端末11における各種設定や機能切替を行うための機能ボタン群17と、数字や文字などの記号を入力するための入力ボタン群18とから構成されている。
具体的には、機能ボタン群7は、携帯電話の電源のON/OFFを切替る電源ボタン、撮影モードを起動させるカメラボタン、メールモードを起動させるメールボタン、選択対象を上下左右方向に移動させるための十字ボタン、該十字ボタンの中央に配置されており種々の選択を決定する決定ボタンなどを含んでいる。また、入力ボタン群8は、テンキーである。
図3および図4は、上記通信端末4の他の例である携帯通信端末11を示しており、メイン画面14の正面方向にいるユーザ6が見る画像と、メイン画面14の斜め方向にいる第三者7・8が見る画像とを示している。本実施例の携帯通信端末11は、メイン画面14から正面方向に表示する画像と、メイン画面14から斜め方向に表示する画像とを、図3のように同じとしたり、図4のように相違させたりすることができるものである。このような表示を行う液晶表示デバイスとしては、特開2001−264768号公報(公開日:2001年9月26日)、特開2004−38035号公報(公開日:2004年2月5日)などに記載のものが挙げられる。
上記の構成によると、通信端末4のユーザ6が、広告の表示を選択すると、通信端末4は、例えば、メイン画面からの表示や正面方向への表示など、ユーザ6が位置すると予想される方向への表示は、通常の表示を行い、例えば、サブ画面からの表示や斜め方向への表示など、ユーザ6が位置すると予想される方向以外の方向への表示は、広告画像の表示を行う。ユーザ6が位置すると予想される方向以外の方向には、第三者7が位置することが多い。したがって、第三者7に広告画像を表示することができる。
このように、本実施形態の通信端末4では、広告表示は、第三者7に対して行われ、ユーザに対しては行われないので、広告を見る煩わしさを回避することができる。また、図3および図4に示される携帯電話端末11を用いる場合には、図3に示される状態と、図4に示される状態とを素早く切り替えることにより、広告画像が点滅表示されているようになり、周囲の注目を集めやすいので好適である。
また、通信端末4は、広告表示の通算時間を記憶しており、所定のタイミングで広告表示の通算時間を読み出して、広告表示情報として通信ネットワーク5を介して広告提供サーバ3に送信する。これにより、広告提供業者2は、各ユーザが広告を表示した時間を把握でき、該時間に応じて、通信料金の割引、景品の進呈などの種々の特典をユーザ6に対し与えることができる。これによる必要な経費は、広告主1から受け取った広告料の一部または全部を充てればよい。
次に、広告提供業者2は、各通信端末4から受け取った広告表示の通算時間を積算して、広告結果として広告主1に送り出す。これにより、広告主1は、広告画像の表示頻度を把握でき、広告が有効であったか否かを判断することができる。なお、広告主1は、上記広告結果に応じた広告料を広告提供業者2に支払うこともできる。
〔実施の形態2〕
次に、本発明の別の実施形態について、図5〜図12を参照して説明する。本実施形態の広告提供システム20は、図1に示される広告配信ビジネスの一部をより具体化したものである。すなわち、本実施形態では、広告提供業者2は、携帯電話サービスを提供するコモンキャリアであり、通信端末4は図2に示される携帯通信端末11と同様の携帯電話端末22である。
コモンキャリアの場合、携帯電話端末22のユーザに通信料金を課すたまの課金サーバ24を備えているから、広告表示に対する特典として、通信料金の割引を課金サーバ24に指示することができる。また、広告画像としてコモンキャリアのロゴを表示することにより、市場の拡大およびユーザの獲得を企図しているコモンキャリアにとって有効な広告手段となる。
図5は、広告提供システム20の概略構成を示している。図示のように、広告提供システム20は、広告提供サーバ21と、複数の携帯電話端末22とが、携帯電話回線網23を介して通信可能に接続した構成である。また、広告提供システム20には、携帯電話回線網23に接続され、各携帯電話端末22の通話時間、データ通信時間、および割引サービスとに基づいて課金を行う課金サーバ24が設けられている。
次に、広告提供サーバ21および携帯電話端末22の構成について図6〜図10を参照して説明する。なお、携帯電話回線網23および課金サーバ24は、公知のものを利用しているため、本願ではその詳細を省略する。
図6は、広告提供サーバ21の概略構成を示している。広告提供サーバ21は、制御部(制御手段)30、記憶部(記憶手段)31、通信部(通信手段)32、入力部(入力手段)33、および出力部(出力手段)34を備える構成である。
制御部30は、携帯電話端末21内の各種構成を統括的に制御するものである。制御部30の機能は、例えばRAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリなどの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)が実行することによって実現される。なお、制御部30の詳細については後述する。
記憶部31は、各種データおよびプログラムを記憶するものである。記憶部31の例としては、制御部31が動作する際に必要なプログラム、通信制御データ等の固定データを記憶する読出し専用の半導体メモリであるROM(Read Only Memory)と、通信に関するデータ、演算に使用するデータ及び演算結果等を一時的に記憶するいわゆるワーキングメモリとしてのRAMとが挙げられる。なお、本実施形態にて特に記憶部31に記憶するデータについては後述する。
通信部32は、携帯電話回線網23を介して、携帯電話端末22および課金サーバ24とデータ通信を行うものである。すなわち、通信部32は、制御部30から受信したデータを、携帯電話回線網23に送信する形式に変換し、変換したデータを携帯電話回線網23上に送信するものである。また、通信部32は、携帯電話回線網23から受信したデータを元の形式に変換し、変換したデータを制御部30に送信するものである。
入力部33は、データの入力を受け付けるものである。本実施形態では、入力部33は、広告主から提供される広告画像のデータの入力を受け付けるものである。入力部33としては、印刷用紙に印刷された広告画像を読み取るスキャナ、広告画像のデータが記録された記録媒体からデータを読み出すディスクドライブなどの外部記録デバイス、広告主の端末から通信回線を介して広告画像のデータを受信する通信デバイスなどが挙げられる。
出力部34は、データの出力を行うものである。本実施形態では、出力部34は、広告主へ提供するための広告結果のデータを出力するものである。出力部34としては、広告結果のデータを印刷用紙に印刷出力するプリンタ、広告結果のデータを記録媒体に記録するためのディスクドライブなどの外部記録デバイス、広告結果のデータを通信回線を介して広告主の端末に送信する通信デバイスなどが挙げられる。
次に、制御部30および記憶部31の詳細について説明する。図6に示されるように、制御部30は、広告画像取得部(広告画像取得手段)40、広告画像送出部(広告画像送出手段)41、広告表示情報取得部(表示情報取得手段、表示情報書込手段)42、割引指示作成部(割引指示作成手段)43、および広告結果作成部(広告結果作成手段)44を備える構成である。また、記憶部31は、広告画像DB(データベース)50、広告表示DB51、および広告結果DB52を記憶している。
広告画像取得部40は、広告画像データを、入力部33を介して受け取り、受け取った広告画像データに対し、該広告画像を識別する情報である広告画像IDを割り当てて、記憶部31の広告画像DB50に記憶するものである。図7(a)は、広告画像DB50の構成を示している。図示のように、広告画像DB50には、広告画像IDと広告画像データの組合せが格納されている。
広告画像送出部41は、携帯電話端末22からの要求に応じて、広告画像を選択し、選択した広告画像に対応する広告画像データおよび広告画像IDを広告画像DB50から読み出し、読み出した広告画像データおよび広告画像IDを、通信部32および携帯電話回線網23を介して、上記携帯電話端末22に送信するものである。本実施形態では、上記広告画像の選択は、携帯通信端末11の側で行われるが、広告提供サーバ21の側で行ってもよい。
広告表示情報取得部42は、携帯電話端末22が広告画像を表示した通算時間である通算表示時間と、対応する広告画像の広告画像IDとを含む広告表示ファイル91を、携帯電話端末22から携帯電話回線網23および通信部32を介して取得するものである。広告表示情報取得部42は、取得した広告表示ファイル91を広告表示DB51に記憶する。
図7(b)は、広告表示DB51の構成を示している。図示のように、広告表示DB51には、携帯電話端末22を識別する電話番号と、携帯電話端末22が表示した広告画像の広告画像IDおよび表示通算時間の組合せのリストとが、上記電話番号ごとに格納されている。
割引指示作成部43は、各携帯電話端末22に関して、広告表示DB51から広告画像IDおよび表示通算時間の組合せのリストを読み出し、読み出したリストに基づいて、広告画像の表示通算時間の総和を算出して、通信料金の割引額を算出し、算出した割引額を、通信部32および携帯電話回線網23を介して課金サーバ24に送信するものである。これにより、各携帯電話端末22のユーザが支払う通信料金が割り引かれることになる。
広告結果作成部44は、全ての携帯電話端末22に関して、広告表示DB51から広告画像IDおよび表示通算時間の組合せのリストを読み出し、読み出したリストに基づいて、広告画像IDごとの1日の表示通算時間の総計(表示通算のべ時間)を算出し、算出した表示通算のべ時間を日付とともに広告結果DB52に記憶するものである。また、広告結果作成部44は、1日の表示通算のべ時間のリストを上記広告画像IDごとに、出力部34を介して出力している。これにより、コモンキャリアから広告主に広告画像の表示結果を報告することができる。
図7(c)は、広告結果DB52の構成を示している。図示のように、広告結果DB52には、広告画像IDごとに、日付と、該日付に携帯電話端末22が表示した表示通算のべ時間との組合せのリストが格納されている。
次に、携帯電話端末22の構成について図8〜図10を参照して説明する。なお、本実施形態では、携帯電話端末22は、図2に示されるように、メイン画面14とサブ画面15とが互いに反対向きに設けられたものを使用している。
図8は、携帯電話端末22の概略構成を示している。図示のように、携帯電話端末22は、アンテナ部(通信手段)60、無線処理部(通信手段)61、音声処理部62、音声入力部63、音声出力部64、データ処理部(通信手段)65、操作部(操作手段)66、記憶部(記憶手段)67、メイン表示部(第1の表示手段)68、サブ表示部(第2の表示手段)69、時間管理部70、電源部71、および制御部(制御手段)72を備える構成である。
アンテナ部60は、電波を外部の基地局に送り出すとともに外部の基地局から電波を受け取るためのものである。具体的には、アンテナ部60は、800MHz帯または1.5GHz帯の携帯電話機用電波を送受するためのものである。
無線処理部61は、音声処理部62またはデータ処理部65から受信したデータを無線送信に適した形式に変換し、変換した無線信号をアンテナ部60を介して外部に送信するものである。また、無線処理部61は、外部からアンテナ部60を介して受信した無線信号を元の形式に変換し、変換したデータを音声処理部62またはデータ処理部65に送信するものである。具体的には、無線処理部61では、チャネルコーデック処理、ベースバンド信号処理、データの変復調処理、RF(Radio Frequency)処理などが行われる。
音声処理部62は、音声入力部63からの音声信号を所定の音声データに変換して無線処理部61に送信するとともに、無線処理部61からの音声データを音声信号に変換して音声出力部64に送信するものである。具体的には、音声処理部62は、A/D変換器、D/A変換器、アンプ、音声コーデック回路を備える構成である。
音声入力部63は、外部から入力された音波を、電気信号である音声信号に変換して音声処理部62に送信するものである。具体的には、音声入力部63はマイクロホンを備える構成である。
音声出力部64は、音声処理部62からの音声信号を音波に変換して外部に出力するものである。具体的には、音声出力部64は、スピーカ(音声非接触伝達手段)、イヤホン(音声接触伝達手段)、音声出力用コネクタなどを備える構成である。通常、携帯電話端末22では、通話を行う場合にはイヤホンが利用され、着信の報知を行う場合にはスピーカが利用される。また、音楽を聴く場合には、周囲の人々に配慮して、音声出力用コネクタにヘッドホンが接続される。
なお、電話機の場合、音声入力部63に入力するユーザの音声が音声出力部64から聞こえることが望ましい。このため、音声処理部62は、音声入力部63からの音声信号を所定の音量レベルに調整した後、音声出力部64に送信することが望ましい。
データ処理部65は、制御部72からのデータを所定形式のデータに符号化して無線処理部61に送信するとともに、無線処理部61からのデータを復号化して制御部72に送信するものである。データ処理部65で行われるデータの符号化/復号化(コーデック)方式の例としては、MPEG(Moving Picture Experts Group)−4、およびITU−T勧告H.263が挙げられる。
操作部66は、携帯電話端末22の表面に設けられたメイン操作ボタン群などの入力デバイスをユーザが操作することにより、操作データを作成して制御部72に送信するものである。入力デバイスとしては、ボタンスイッチの他にタッチパネルなどが挙げられる。
記憶部67は、各種データおよびプログラムを記憶するものである。記憶部67の例としては、制御部72が動作する際に必要なプログラム、通信制御データ等の固定データを記憶する読出し専用の半導体メモリであるROMと、バーコード認識や通信に関するデータ、演算に使用するデータ及び演算結果等を一時的に記憶するいわゆるワーキングメモリとしてのRAMとが挙げられる。なお、本実施形態にて特に記憶部67に記憶するデータについては後述する。
メイン表示部68およびサブ表示部69は、制御部72から画像データを受信し、受信した画像データに基づいて、メイン画面14およびサブ画面15にそれぞれ画像を表示するものである。具体的には、メイン表示部68およびサブ表示部69は、PDP(Plasma Display Panel)、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electroluminescence)ディスプレイなどの表示素子と、受信した画像データに基づいて表示素子を駆動するドライバ回路とを備える構成である。
時間管理部70は、携帯電話端末22における時間管理を、クロックやカレンダクロックに基づいて行うものである。
電源部71は、携帯電話端末22内の各種構成に適当な電力を供給するものである。電源部71は、例えば、リチウムイオン電池などの充電可能な2次電池、電源回路などによって構成される。
制御部72は、携帯電話端末22内の各種構成を統括的に制御するものである。制御部72の機能は、例えばRAMやフラッシュメモリなどの記憶装置に記憶されたプログラムをCPUが実行することによって実現される。
次に、制御部72および記憶部67の詳細について図9および図10を参照して説明する。図9は、制御部72および記憶部67の概略構成を示している。また、図10(a)(b)は、それぞれ、記憶部67に記憶される広告画像ファイル90および広告表示ファイルの構成を示している。
図9に示されるように、制御部72は、広告画像取得部(広告画像取得手段)80、広告表示制御部(広告表示制御手段、表示情報取得手段)81、および広告表示情報送出部(表示情報送出手段)82を備える構成である。また、記憶部67は、広告画像ファイル90および広告表示ファイル91を記憶している。
広告画像取得部80は、広告画像を要求する要求データを、データ処理部65、無線処理部61、アンテナ部60、および携帯電話回線網23を介して送信し、広告提供サーバ21から携帯電話回線網23、アンテナ部60、無線処理部61、およびデータ処理部65を介して、広告画像データをその広告画像IDとともに取得するものである。広告画像取得部80は、取得した広告画像データおよび広告画像IDを広告画像ファイル90に記憶する。
図10(a)は、広告画像ファイル90の構成を示している。図示のように、広告画像ファイル90は、広告画像IDおよび広告画像データの組合せを、1または複数個格納している。
広告表示制御部81は、広告画像を表示するモードである広告画像表示モードである場合に、広告画像ファイル90から、広告画像データを読み出して、サブ表示部69に送信し、これにより、サブ画面15に広告画像を表示させるものである。なお、広告表示制御部81が読み出す広告画像データは、ユーザが操作部66を介して選択してもよいし、携帯電話端末22が適当なものを選択してもよい。
また、広告表示制御部81は、上記広告画像表示モードが終了すると、サブ表示部69を制御して、上記広告画像の表示を停止させる。また、広告表示制御部81は、広告表示ファイル91から、表示した広告画像の表示通算時間を読み出し、今回の表示時間を加算して、広告表示ファイル91を更新する。
図10(b)は、広告表示ファイル91の構成を示している。図示のように、広告表示ファイル91は、広告画像IDおよび表示通算時間の組合せを、1または複数個格納している。広告画像IDを格納することにより、表示した広告画像に対応する広告画像IDを参照して、表示通算時間を読み出すことができる。
広告表示情報送出部82は、所定の条件に達すると、広告表示ファイル91を読み出して、データ処理部65、無線処理部61、アンテナ部60、および携帯電話回線網23を介して広告提供サーバ21に送信するものである。なお、上記所定の条件としては、種々の条件が考えられ、例えば、所定の時刻を経過したとき、表示通算時間が所定値に達したとき、広告の表示を終了したときなどが挙げられる。
上記構成の広告提供システム20の動作について図11および図12を参照して説明する。図11は、広告提供サーバ21および携帯電話端末22が行う広告の表示に関する処理の流れを示している。図示のように、まず、携帯電話端末22が、広告画像のリクエストを広告提供サーバ21に送信する(ステップS20(以下「S20」と略称することがある。他のステップについても同様である。))。
このとき、広告提供サーバ21は、広告画像DB50に記憶している広告画像のリストを、リクエスト元の携帯電話端末22に送信する(S10)。なお、送信する広告画像のリストは、文字情報のみであるか、文字情報と広告画像のサムネイル画像との組合せであることが望ましい。広告画像のリストを携帯電話端末22が受け取ると、携帯電話端末22は、広告画像のリストをメイン画面14に表示する(S21)。
次に、ユーザが、所望する広告画像を、操作部66を介して選択する(S22)。このとき、携帯電話端末22は、選択情報を広告提供サーバ21に送信する。広告提供サーバ21は、選択情報を受信すると、選択された広告画像の広告画像データおよび広告画像IDを広告画像DB50から読み出して、携帯電話端末22に送信する(S11)。携帯電話端末22は、広告提供サーバ21から受信した広告画像データおよび広告画像IDを広告画像ファイル90に記憶する(S23)。
次に、ユーザが、操作部66を操作して、広告画像の表示を選択すると、携帯電話端末22は、広告表示処理を行う(S24)。図12は、上記広告表示処理の流れを示している。
図示のように、携帯電話端末22は、広告画像ファイル90に記憶している広告画像のリストをメイン画面14に表示して、ユーザに広告画像の選択を指示する(S30)。ユーザが操作部66を介して広告画像を選択すると、携帯電話端末22は、選択された広告画像の広告画像データを広告画像ファイル90から読み出してサブ表示部69に送信することにより、選択された広告画像をサブ画面15に表示する(S31)。同時に、携帯電話端末22は、サブ画面15に広告画像を表示する表示時間を測定する(S31)。そして、携帯電話端末22は、ユーザから操作部66を介して広告表示の終了が指示されるまで、上記ステップS31を繰り返す(S32)。
広告表示の終了が指示されると(S32にてYES)、携帯電話端末22は、サブ表示部69を制御して、サブ画面15への広告画像の表示を終了する(S33)。また、携帯電話端末22は、表示した広告画像に対応する表示通算時間を広告表示ファイル91から読み出し、読み出した表示通算時間に、上記ステップS31にて測定した表示時間を加算し、加算した表示通算時間を広告表示ファイル91に記憶することにより、広告表示ファイル91を更新する(S33)。その後、広告表示処理ルーチンを終了して、元のルーチンに戻る。
図11に戻ると、携帯電話端末22は、上記所定の条件に達すると、広告表示ファイル91を広告提供サーバ21に送信する(S25)。このとき、広告提供サーバ21は、送信された広告表示ファイル91の広告画像IDおよび表示通算時間を、広告表示DB51における送信元の携帯電話端末22の電話番号に対応する領域に記憶する(S12)。
次に、広告提供サーバ21は、広告表示DB51から、各携帯電話端末22の表示通算時間の総和を算出し、算出した総和に基づいて、割引額を算出する。そして、広告提供サーバ21は、算出した割引額を課金サーバ24に送信する(S13)。
次に、広告提供サーバ21は、広告表示DB51から、各広告画像IDに対応する全携帯電話端末22の表示通算時間の総和(表示通算のべ時間)を算出し、算出した表示通算のべ時間を広告結果DB52に記憶する(S14)。このとき、広告提供サーバ21は、算出した表示通算のべ時間を出力部34に出力してもよい。その後、広告の表示に関する処理を終了する。
〔実施の形態3〕
次に、本発明の他の実施形態について、図13〜図16を参照して説明する。本実施形態の広告提供システムは、図5〜図12に示される広告提供システムと比べて、広告提供サーバ21における制御部30の構成と、記憶部31に記憶するデータと、携帯電話端末22における制御部72の構成と、記憶部67に記憶するデータとが異なり、その他の構成および処理動作は同様である。なお、上記実施形態で説明した構成および処理と同様の機能を有する構成および処理には同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施形態の広告提供システム20は、携帯電話端末22が、広告を表示する広告表示モードに移行すると、広告提供サーバ21が、広告画像DB50から適当な広告画像データを選択して送信し、送信データ量に基づいて通信料金を割り引くものである。なお、本実施形態は、広告提供サーバ21が、携帯電話端末22に広告画像データをストリーム配信する場合に好適である。
図13は、広告提供サーバ21における制御部30の概略構成を示している。本実施形態の制御部30は、図6に示される制御部30と比べて、広告表示情報取得部42、割引指示作成部43、および広告結果作成部44に代えて、それぞれ動作が異なる送信データ量取得部(表示情報取得手段、表示情報書込手段)45、割引指示作成部(割引指示作成手段)46、および広告結果作成部(広告結果作成手段)47を備える点が異なり、その他の構成は同様である。また、本実施形態の記憶部31は、図6に示される記憶部31と比べて、広告送信DB51および広告結果DB52に代えて、それぞれ記憶するデータが異なる広告送信DB53および広告結果DB54を記憶する点が異なり、その他の構成は同様である。
本実施形態では、広告画像送出部41は、携帯電話端末22から広告画像の要求を受け取ると、広告画像DB50から適当な広告画像データを選択し、選択した広告画像データを、通信部32および携帯電話回線網23を介して携帯電話端末22に送信するものである。また、広告画像送出部41は、広告画像データの送信データ量を測定し、測定した送信データ量を、広告画像データに対応する広告画像IDと、広告画像を要求している携帯電話端末22の電話番号とともに、送信データ量取得部45に送り出す。
送信データ量取得部45は、広告画像送出部41から上記測定データ量、広告画像ID、および電話番号を受け取り、受け取った測定データ量、広告画像ID、および電話番号を広告送信DB53に記憶するものである。図14(a)は、広告送信DB53の構成を示している。図示のように、広告送信DB53には、携帯電話端末22を識別する電話番号と、携帯電話端末22に送信した広告画像データに対応する広告画像IDおよびデータ送信量の組合せのリストとが、上記電話番号ごとに格納されている。
割引指示作成部46は、各携帯電話端末22に関して、広告送信DB53から広告画像IDおよびデータ送信量の組合せのリストを読み出し、読み出したリストに基づいて、広告画像の送信データ量の総和を算出して、通信料金の割引額を算出し、算出した割引額を電話番号とともに、通信部32および携帯電話回線網23を介して課金サーバ24に送信するものである。これにより、各携帯電話端末22のユーザが支払う通信料金が割り引かれることになる。
広告結果作成部47は、全ての携帯電話端末22に関して、広告送信DB53から広告画像IDおよび送信データ量の組合せのリストを読み出し、読み出したリストに基づいて、広告画像IDごとの1日の送信データ量の総計(送信データ総量)を算出し、算出した送信データ総量を日付とともに広告結果DB54に記憶するものである。また、広告結果作成部47は、1日の送信データ総量のリストを上記広告画像IDごとに、出力部34を介して出力している。これにより、コモンキャリアから広告主に広告画像の表示結果を報告することができる。
図14(b)は、広告結果DB54の構成を示している。図示のように、広告結果DB54には、広告画像IDごとに、日付と、該日付に携帯電話端末22が表示した広告画像の送信データ総量との組合せのリストが格納されている。
図15は、携帯電話端末22における制御部72の概略構成を示している。本実施形態の制御部72は、図9に示される制御部72と比べて、広告表示情報送出部82が省略されている点と、広告画像取得部80および広告表示制御部81に代えて、それぞれ動作が異なる広告画像取得部(広告画像取得手段)83および広告表示制御部(広告表示制御手段)84を備える点とが異なる。また、本実施形態の記憶部67は、図9に示される記憶部67と比べて、広告画像ファイル90および広告表示ファイル91の記憶を省略している。
ユーザが操作部66を操作することにより、広告を表示する広告表示モードを選択すると、広告画像取得部83は、広告提供サーバ21に対し広告画像を要求することにより、広告提供サーバから広告画像データを次々と取得するものである。また、広告画像取得部83は、取得した広告画像データを広告表示制御部84に送信する。
広告表示制御部84は、広告画像取得部83から広告画像データを取得すると、取得した広告画像データをサブ表示部69に送信する。これにより、サブ画面15に広告画像が表示される。
したがって、本実施形態では、携帯電話端末22は、広告提供サーバ21から送信される広告画像データに基づく広告画像をサブ画面15に表示するのみである。すなわち、広告画像データを選択する必要もないし、広告画像データを記憶部67に記憶する必要もないし、広告の表示時間など、広告の表示に関する情報を記憶する必要もない。
上記構成の広告提供システム20の動作について図16を参照して説明する。図16は、広告提供サーバ21および携帯電話端末22が行う広告の表示に関する処理の流れを示している。図示のように、まず、携帯電話端末22のユーザが上記広告表示モードを洗濯することにより、携帯電話端末22が、広告画像のリクエストを広告提供サーバ21に送信する(S50)。
このとき、広告提供サーバ21は、広告画像DB50に記憶している広告画像データの中から適当なものを選択し、選択した広告画像データを広告画像DB50から読み出して、携帯電話端末22に送信する(S40)。このとき、広告画像IDを送る必要はない。携帯電話端末22は、広告提供サーバ21から受信した広告画像データをサブ表示部69に送信することにより、広告画像をサブ画面15に表示する(S51)。
次に、ユーザから操作部66を介して広告表示の終了が選択されると、携帯電話端末22は、広告画像の表示の終了を広告提供サーバ21に送信する(S52)。これにより、広告提供サーバ21は、広告画像データの送信を停止するので、サブ表示部69への広告画像データの送信が停止され、サブ画面15への広告画像の表示を終了する。
次に、広告提供サーバ21は、送信した広告画像データの送信データ量を、広告画像IDとともに、広告送信DB53における送信先の携帯電話端末22の電話番号に対応する領域に記憶する(S41)。
次に、広告提供サーバ21は、広告送信DB53から、各携帯電話端末22の送信データ量の総和を算出し、算出した総和に基づいて、割引額を算出する。そして、広告提供サーバ21は、算出した割引額を課金サーバ24に送信する(S42)。
次に、広告提供サーバ21は、広告送信DB53から、各広告画像IDに対応する全携帯電話端末22の送信データ量の総和(送信データ総量)を算出し、算出した送信データ総量を広告結果DB54に記憶する(S43)。このとき、広告提供サーバ21は、算出した送信データ総量を出力部34に出力してもよい。その後、広告の表示に関する処理を終了する。
したがって、本実施形態の広告提供システム20は、図5〜図12に示される広告配信システム20に比べて、携帯電話端末22から広告提供サーバ21に広告情報を送信する必要がないので、広告提供サーバ21および携帯電話端末22における構成および処理動作を簡略化することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、携帯電話端末11・22に本発明を適用した場合について説明している。しかしながら、本発明はそれに留まるものではなく、通信ネットワークに接続可能な携帯通信端末であれば、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA、モバイルPC(Personal Computer)、ポータブルDVD(Digital Versatile Disk)などの任意の携帯通信端末に適用することができる。
また、携帯電話端末22の周囲にユーザ以外の人がいるか否かを検知する人体検知センサや、携帯電話端末22の蓋体13の水平面に対する傾斜角を検知する傾き検知センサなどを携帯電話端末22に設けて、広告画像が第三者に見られるような状況である場合にのみ、広告画像の表示を行うようにしてもよい。
また、広告提供サーバ21の制御部30と、携帯電話端末22の制御部72とは、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、広告提供サーバ21および携帯電話端末22は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM、上記プログラムを展開するRAM、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである広告提供サーバ21および携帯電話端末22の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記携帯電話機1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フレキシブルディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された搬送波あるいはデータ信号列の形態でも実現され得る。
以上のように、本発明に係る通信端末は、第2の表示手段に広告画像が表示されるので、携帯型通信端末以外にも、表示方向が異なる2つの表示手段を有しており、そのうちの1つの表示手段が表示する画像を第三者が見ることができる通信端末に適用することができる。
本発明の一実施形態である広告提供システムの概要を示すブロック図である。 上記広告提供システムにおける通信端末の一例である携帯電話端末の外観を示す図であり、同図(a)は正面図であり、同図(b)は背面図である。 上記通信端末の他の例である携帯電話端末を示す図であり、該携帯電話端末のメイン画面から正面方向に表示する画像と、該メイン画面から斜め方向に表示する画像とが同じである場合を示している。 上記通信端末の他の例である携帯電話端末を示す図であり、該携帯電話端末のメイン画面から正面方向に表示する画像と、該メイン画面から斜め方向に表示する画像とが異なる場合を示している。 本発明の別の実施形態である広告提供システムの概要を示すブロック図である。 上記広告提供システムにおける広告提供サーバの概略構成を示すブロック図である。 上記広告提供サーバの記憶部に記憶するデータの構成を表形式で示す図であり、同図(a)は広告画像DBの構成を示しており、同図(b)は広告表示DBの構成を示しており、同図(c)は広告結果DBの構成を示している。 上記広告提供システムにおける携帯電話端末の概略構成を示すブロック図である。 上記携帯電話端末の制御部および記憶部の概略構成を示すブロック図である。 上記記憶部に記憶するデータの構成を表形式で示す図であり、同図(a)は広告画像ファイルの構成を示しており、同図(b)は広告表示ファイルの構成を示している。 上記広告提供サーバおよび上記携帯電話端末が行う広告の表示に関する処理の流れを示すフローチャートである。 上記携帯電話端末が行う広告表示処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態である広告提供システムにおける広告提供サーバの概略構成を示すブロック図である。 上記広告提供サーバの記憶部に記憶するデータの構成を表形式で示す図であり、同図(a)は広告送信DBの構成を示しており、同図(b)は広告結果DBの構成を示している。 上記広告提供システムにおける携帯電話端末の制御部および記憶部の概略構成を示すブロック図である。 上記広告提供サーバおよび上記携帯電話端末が行う広告の表示に関する処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
3 広告提供サーバ
4 通信端末
5 通信ネットワーク
11・22 携帯電話端末(携帯型通信端末)
20 広告提供システム
21 広告提供サーバ
23 携帯電話回線網
24 課金サーバ
30 制御部(制御手段)
31 記憶部(記憶手段)
32 通信部(通信手段)
33 入力部(入力手段)
34 出力部(出力手段)
40 広告画像取得部(広告画像取得手段)
41 広告画像送出部(広告画像送出手段)
42 広告表示情報取得部(表示情報取得手段、表示情報書込手段)
43・46 割引指示作成部(割引指示作成手段)
44・47 広告結果作成部(広告結果作成手段)
45 送信データ量取得部(表示情報取得手段、表示情報書込手段)
50 広告画像DB
51 広告表示DB
52・54 広告結果DB
53 広告送信DB
60 アンテナ(通信手段)
61 無線処理部(通信手段)
65 データ処理部(通信手段)
66 操作部(操作手段)
67 記憶部(記憶手段)
68 メイン表示部(第1の表示手段)
69 サブ表示部(第2の表示手段)
72 制御部(制御手段)
80・83 広告画像取得部(広告画像取得手段)
81 広告表示制御部(広告表示制御手段、表示情報取得手段)
82 広告表示情報送出部(表示情報送出手段)
84 広告表示制御部(広告表示制御手段)
90 広告画像ファイル
91 広告表示ファイル

Claims (19)

  1. 広告提供サーバから通信ネットワークを介して広告画像データを取得する通信端末であって、
    上記通信ネットワークと通信可能に接続する通信手段と、
    第1の表示手段と、
    該第1の表示手段とは異なる方向に表示を行う第2の表示手段と、
    制御を行う制御手段とを備えており、
    該制御手段は、
    上記広告提供サーバに要求して、上記広告提供サーバから上記通信ネットワークおよび上記通信手段を介して上記広告画像データを取得する広告画像取得手段と、
    上記広告画像データを上記第2の表示手段に送信する広告表示制御手段とを備えることを特徴とする通信端末。
  2. 上記広告画像取得手段は、上記広告画像データを識別する広告画像識別データとともに上記広告画像データを取得しており、
    上記制御手段は、
    上記第2の表示手段が上記広告画像データに基づいて表示する広告画像の表示量に関する情報である広告表示情報を取得する表示情報取得手段と、
    該表示情報取得手段が取得した広告表示情報を、上記広告画像データに対応する上記広告画像識別データとともに、上記通信手段および上記通信ネットワークを介して上記広告提供サーバに送出する表示情報送出手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. 情報を記憶する記憶手段と、
    ユーザの操作を受け付ける操作手段とをさらに備えており、
    上記広告画像取得手段は、取得した複数の上記広告画像データおよび上記広告画像識別データを上記記憶手段に記憶しており、
    上記広告表示制御手段は、上記操作手段の操作により選択された広告画像データを上記記憶手段から読み出して上記第2の表示手段に送信することを特徴とする請求項2に記載の通信端末。
  4. 上記第2の表示手段は、上記第1の表示手段と表示方向が反対であることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  5. 上記第1および第2の表示手段は、同じ表示面から表示を行うものであり、
    上記第1の表示手段は、上記表示面から正面方向への表示を行うものであり、
    上記第2の表示手段は、上記表示面から斜め方向への表示を行うものであることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  6. 上記通信端末は携帯型電話端末であることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  7. 通信端末に通信ネットワークを介して広告画像データを提供する広告提供サーバであって、
    上記通信ネットワークと通信可能に接続する通信手段と、
    情報を記憶する記憶手段と、
    制御を行う制御手段とを備えており、
    上記記憶手段は、上記広告画像データと、該広告画像データを識別する広告画像識別データとを記憶しており、
    上記制御手段は、
    上記通信端末からの要求に応じて、上記記憶手段から上記広告画像データを読み出し、読み出した広告画像データを、上記通信手段および上記通信ネットワークを介して上記通信端末に送出する広告画像送出手段と、
    上記広告画像データに基づく広告画像の上記通信端末での表示量に関する情報である広告表示情報を取得する表示情報取得手段と、
    該表示情報取得手段が取得した広告表示情報を、上記広告画像データに対応する上記広告画像識別データと、上記通信端末を識別する通信端末識別データとともに上記記憶手段に書き込む表示情報書込手段とを備えることを特徴とする広告提供サーバ。
  8. 上記広告画像送出手段は、上記通信端末からの要求に応じて、上記記憶手段から上記広告画像データおよび上記広告画像識別データを読み出し、読み出した広告画像データおよび上記広告画像識別データを、上記通信手段および上記通信ネットワークを介して上記通信端末に送出しており、
    上記表示情報取得手段は、上記通信端末から上記通信ネットワークおよび上記通信手段を介して、上記広告表示情報を広告画像識別データとともに取得することを特徴とする請求項7に記載の広告提供サーバ。
  9. 上記広告表示情報は、上記広告画像送出手段が送出する広告画像データの送出量であることを特徴とする請求項7に記載の広告提供サーバ。
  10. 上記通信端末識別データに対応する上記広告表示情報を上記記憶手段から読み出し、読み出した広告表示情報に基づいて金額を算出し、算出した金額の割引きを指示する割引指示を、上記通信手段を介して、上記通信端末のユーザに課金を行う課金サーバに送出する割引指示作成手段をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の広告提供サーバ。
  11. データの入力を受け付ける入力手段をさらに備えており、
    上記制御手段は、上記入力手段を介して上記広告画像データを取得し、取得した広告画像データに上記広告画像識別データを付与して、上記記憶手段に書き込む広告画像取得手段をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の広告提供サーバ。
  12. 上記広告画像識別データに対応する上記広告表示情報を上記記憶手段から読み出し、読み出した広告表示情報に基づいて、上記広告画像識別データに対応する広告結果データを作成する広告結果作成手段を備えることを特徴とする請求項7に記載の広告提供サーバ。
  13. データに基づいて出力を行う出力手段をさらに備えており、
    上記広告結果作成手段は、上記広告結果データを上記出力手段に送出することを特徴とする請求項12に記載の広告提供サーバ。
  14. 請求項1ないし6の何れか1項に記載の通信端末と、請求項7ないし13の何れか1項に記載の広告提供サーバとが通信ネットワークを介して接続された広告提供システム。
  15. 広告提供サーバから通信ネットワークを介して広告画像データを取得する通信端末の制御方法であって、
    上記通信端末は、
    上記通信ネットワークと通信可能に接続する通信手段と、
    主にユーザに対して表示を行う第1の表示手段と、
    該第1の表示手段とは異なる方向に表示を行う第2の表示手段と、
    制御を行う制御手段とを備えており、
    上記広告提供サーバに要求して、上記広告提供サーバから上記通信ネットワークおよび上記通信手段を介して上記広告画像データを取得する広告画像取得ステップと、
    上記広告画像データを上記第2の表示手段に送信する広告表示制御ステップとを含むことを特徴とする通信端末の制御方法。
  16. 通信端末に通信ネットワークを介して広告画像データを提供する広告提供サーバにおける制御方法であって、
    上記広告提供サーバは、
    上記通信ネットワークと通信可能に接続する通信手段と、
    情報を記憶する記憶手段と、
    制御を行う制御手段とを備えており、
    上記記憶手段は、上記広告画像データと、該広告画像データを識別する広告画像識別データとを記憶しており、
    上記通信端末からの要求に応じて、上記記憶手段から上記広告画像データを読み出し、読み出した広告画像データを、上記通信手段および上記通信ネットワークを介して上記通信端末に送出する広告画像送出ステップと、
    上記広告画像データに基づく広告画像の上記通信端末での表示量に関する情報である広告表示情報を取得する表示情報取得ステップと、
    取得した広告表示情報を、上記広告画像データに対応する上記広告画像識別データと、上記通信端末を識別する通信端末識別データとともに上記記憶手段に書き込む表示情報書込ステップとを含むことを特徴とする広告提供サーバの制御方法。
  17. 請求項1ないし6の何れか1項に記載の通信端末を動作させるための制御プログラムであって、コンピュータを上記制御手段として機能させるための通信端末制御プログラム。
  18. 請求項7ないし13の何れか1項に記載の広告提供サーバを動作させるための制御プログラムであって、コンピュータを上記制御手段として機能させるための広告提供サーバ制御プログラム。
  19. 請求項17に記載の通信端末制御プログラム、および/または、請求項18に記載の広告提供サーバ制御プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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