JP2007334065A - 演奏装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】CPU1は、複数の演奏パートの演奏内容を示す楽曲データをROM2から読み込み、コードパートで発音させるべきコードの全構成音数、未発音の構成音数を特定し、ビデオシステム8を介してそれらの情報をテレビ14に表示させる。未発音の構成音数は、演奏者の鍵盤5への操作(押鍵)により随時、更新する。それにより、発音させるべき数の構成音を正確に発音できるように演奏者を支援する。
【選択図】図1
Description
キーが操作されると先ず、候補音高の中に未発音のものがあるか否か確認する。その結果、未発音のものが確認できれば、今回、操作されたキーの音高が前回、操作されたキーの音高よりも高いか否か確認し、それによって前回、操作されたキーの音高より高い音高のキーを今回、操作したことが判明すると、前回の操作で発音させた楽音の音高より高い未発音の候補音高を探し、そのような候補音高があれば、その候補音高を選択する。逆になければ、未発音の候補音高を一つ選択し、それを1オクターブ上に変換した音高で楽音を発音させる。
このようにして特許文献1に記載の従来の演奏装置では、楽曲データが示すコードパートの演奏内容の演奏をできるようにしつつ、その演奏内容を演奏者が実際に行った演奏操作に応じて変更、つまり演奏者が実際に行った演奏操作を演奏内容に反映するようにしている。それにより、演奏者にとって自然と感じられる内容の演奏も行えるようになっている。
第1の態様の演奏装置は、演奏パートとしてコードパートの演奏内容を少なくとも示す楽曲データを取得する楽曲データ取得手段と、楽曲データ取得手段が取得した楽曲データを参照し、コードパートで発音させるべきコードの構成音毎に該構成音の音高を候補音高として、演奏の進行に応じて随時、設定する音高設定手段と、複数の演奏操作子のなかのいずれかの演奏操作子が操作された場合に、音高設定手段が設定した候補音高のなかの一つを選択し、該選択した候補音高で楽音を発音させる発音制御手段と、表示装置を介して、音高設定手段が設定した候補音高の数を通知する表示制御手段と、を具備する。
図1は、本実施形態による演奏装置の構成図である。本実施形態による演奏装置は鍵盤楽器20であり、全体を制御するCPU1と、CPU1が実行するプログラム、各種制御用データ、および演奏対象の楽曲データ等を格納したROM(Read Only Memory)2と、CPU1がワークに用いるRAM(Random Access Memory)3と、例えばMIDI(Musical Instrument Digital Interface)データで発音が指示された楽音の波形データを生成し、その波形データをD/A変換して得られるオーディオ信号を出力する音源システム4と、複数のキー(演奏操作子)を有する鍵盤5と、各種操作子を有するスイッチ群6と、各種情報表示に用いられるLCD(Liquid Crystal Display)表示部7と、外部の表示装置、例えばテレビ14に映像を表示させるための映像信号を出力可能なビデオシステム8と、それらを互いに接続するバス9と、音源システム4からのオーディオ信号に、マイク11からの音声信号を混合するミキサー回路10と、その回路10から出力されたオーディオ信号を音声に変換するスピーカー12と、ビデオシステム8からの映像信号を外部に出力するためのビデオ端子13と、を備えた構成となっている。
ステップA1では、イニシャル処理が行われる。具体的には各種変数の初期化等の処理である。ステップA1の実行後、ステップA2に移行する。
ステップA2では、図4に示す自動演奏処理を実行する。これは、楽曲データを読み込み、演奏者が演奏の対象とするコードパートで発音させるべきコードの各構成音の音高を候補音高として設定し、他の演奏パートを自動演奏する処理である。自動演奏処理の実行後、ステップA3に移行する。候補音高の設定は、演奏の進行に応じて随時、更新する。
ステップB2−1では、時間データが示す処理タイミングとなったイベントデータが有るか否か判定する。そのようなイベントデータ(ここではコード名データ)が存在する場合、判定はYESとなってステップB2−2に移行し、そうでない場合には、判定はNOとなり、ここで候補音高取り込み処理を終了する。
ステップC14では、ステップC6と同様に、今回押鍵されたキーは前回押鍵されたキーより低音のものか否か判定する。前回押鍵したキーより低音のキーを今回、演奏者が押鍵した場合、判定はYESとなってステップC16に移行し、そうでない場合には、判定はNOとなってステップC15に移行する。
ステップC20では、図8(a)のAnyKeyバッファをサーチして、鍵盤フィールドの鍵盤番号が今回押鍵されたキーのそれと一致する領域の抽出を行う。次のステップC21では、一致する領域が見つかったか否かを判定する。一致する領域を探し出せた場合、判定はYESとなってステップC22に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップC23に移行する。
1 CPU
2 ROM
3 RAM
4 音源システム
5 鍵盤
6 スイッチ群
7 LCD表示部
8 ビデオシステム
9 バス
10 ミキサー回路
11 マイク
12 スピーカー
13 ビデオ端子
14 テレビ
Claims (5)
- 演奏者が演奏を行うための複数の演奏操作子を備えた演奏装置において、
演奏パートとしてコードパートの演奏内容を少なくとも示す楽曲データを取得する楽曲データ取得手段と、
前記楽曲データ取得手段が取得した楽曲データを参照し、前記コードパートで発音させるべきコードの構成音毎に該構成音の音高を候補音高として、演奏の進行に応じて随時、設定する音高設定手段と、
前記複数の演奏操作子のなかのいずれかの演奏操作子が操作された場合に、前記音高設定手段が設定した候補音高のなかの一つを選択し、該選択した候補音高で楽音を発音させる発音制御手段と、
表示装置を介して、前記音高設定手段が設定した候補音高の数を通知する表示制御手段と、
を具備することを特徴とする演奏装置。 - 前記表示制御手段は、前記表示装置を介して、前記音高設定手段が設定した候補音高のなかで前記発音制御手段が楽音の発音用に未選択となっている候補音高の数を併せて通知する、
ことを特徴とする請求項1に記載の演奏装置。 - 演奏者が演奏を行うための複数の演奏操作子を備えた演奏装置において、
演奏パートとしてコードパートの演奏内容を少なくとも示す楽曲データを取得する楽曲データ取得手段と、
前記楽曲データ取得手段が取得した楽曲データを参照し、前記コードパートで発音させるべきコードの構成音毎に該構成音の音高を候補音高として、演奏の進行に応じて随時、設定する音高設定手段と、
前記複数の演奏操作子のなかのいずれかの演奏操作子が操作された場合に、前記音高設定手段が設定した候補音高のなかの一つを選択し、該選択した候補音高で楽音を発音させる発音制御手段と、
表示装置を介して、前記音高設定手段が設定した候補音高のなかで前記発音制御手段が楽音の発音用に未選択となっている候補音高の数を通知する表示制御手段と、
を具備することを特徴とする演奏装置。 - 演奏者が演奏を行うための複数の演奏操作子を備えた演奏装置として用いることが可能なコンピュータに実行させるプログラムであって、
演奏パートとしてコードパートの演奏内容を少なくとも示す楽曲データを取得する楽曲データ取得機能と、
前記楽曲データ取得機能により取得した楽曲データを参照し、前記コードパートで発音させるべきコードの構成音毎に該構成音の音高を候補音高として、演奏の進行に応じて随時、設定する音高設定機能と、
前記複数の演奏操作子のなかのいずれかの演奏操作子が操作された場合に、前記音高設定機能により設定した候補音高のなかの一つを選択し、該選択した候補音高で楽音を発音させる発音制御機能と、
表示装置を介して、前記音高設定機能により設定した候補音高の数を通知する表示制御機能と、
を実現させるためのプログラム。 - 演奏者が演奏を行うための複数の演奏操作子を備えた演奏装置として用いることが可能なコンピュータに実行させるプログラムであって、
演奏パートとしてコードパートの演奏内容を少なくとも示す楽曲データを取得する楽曲データ取得機能と、
前記楽曲データ取得機能により取得した楽曲データを参照し、前記コードパートで発音させるべきコードの構成音毎に該構成音の音高を候補音高として、演奏の進行に応じて随時、設定する音高設定機能と、
前記複数の演奏操作子のなかのいずれかの演奏操作子が操作された場合に、前記音高設定機能により設定した候補音高のなかの一つを選択し、該選択した候補音高で楽音を発音させる発音制御機能と、
表示装置を介して、前記音高設定機能により設定した候補音高のなかで前記発音制御機能による楽音の発音用に未選択となっている候補音高の数を通知する表示制御機能と、
を実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2006166750A JP4556915B2 (ja) | 2006-06-15 | 2006-06-15 | 演奏装置およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006166750A JP4556915B2 (ja) | 2006-06-15 | 2006-06-15 | 演奏装置およびプログラム |
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JP2007334065A true JP2007334065A (ja) | 2007-12-27 |
JP4556915B2 JP4556915B2 (ja) | 2010-10-06 |
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ID=38933592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006166750A Active JP4556915B2 (ja) | 2006-06-15 | 2006-06-15 | 演奏装置およびプログラム |
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Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2006-06-15 JP JP2006166750A patent/JP4556915B2/ja active Active
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