JP2007333943A - 電気光学装置、電子機器、電気光学装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】任意の視野角特性を有する電気光学装置を提供する。
【解決手段】電気光学装置は、例えば液晶表示装置であり、表示パネルと、照明装置と、レンズ層とを備える。表示パネルは、例えば液晶表示パネルであり、各サブ画素毎に光の透過領域を有する。照明装置は、表示パネルに光を透過させることにより照明する。レンズ層は、透過領域を分割した複数の領域の夫々に対応して配置されてなる。これにより、任意の視野角特性を実現することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種情報の表示に用いて好適な電気光学装置に関する。
液晶表示装置においては、透過表示を行うために液晶表示パネルの背面側に照明装置が設けられる。照明装置から出射した光は、拡散シートやプリズムシートなどの光学シートを透過した後、液晶表示パネルに垂直に入射する。液晶表示装置は、照明装置より出射された光を、液晶表示パネルの基板上に積層されている赤、緑、青のそれぞれの波長の光を透過するカラーフィルタに透過させることにより、カラー表示を実現している。
しかしながら、照明装置から出射した光は、液晶表示パネルを透過した後、当該液晶表示パネルより垂直に出射するため、観察者は、当該液晶表示パネルの表示画面に対して正面以外の位置から当該表示画面を観察する場合には、表示された画像を見難いという問題があった。
なお、以下の特許文献1には、各サブ画素毎に対応したマイクロレンズを有するマイクロレンズシートを液晶表示パネルに配置することにより、ブラックマトリクスによって遮光される光を有効利用する技術が記載されている。
特開平5−241140号公報
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、任意の視野角特性を有する電気光学装置を提供することを課題とする。
本発明の1つの観点では、電気光学装置は、各サブ画素毎に光の透過領域を有する表示パネルと、前記表示パネルに光を透過させることにより照明する照明装置と、前記表示パネルと前記照明装置との間に配置される偏光板と、前記表示パネルの前記照明装置側に、前記透過領域を分割した複数の領域の夫々に対応して配置されてなるレンズを有するレンズ層と、を備える。
上記の電気光学装置は、例えば液晶表示装置であり、表示パネルと、照明装置と、偏光板と、レンズ層とを備える。前記表示パネルは、例えば液晶表示パネルであり、各サブ画素毎に光の透過領域を有する。前記偏光板は、前記表示パネルと前記照明装置との間に配置される。前記照明装置は、前記表示パネルに光を透過させることにより照明する。前記レンズ層は、前記透過領域を分割した複数の領域の夫々に対応して配置されてなる。これにより、任意の視野角特性を実現することができる。
上記の電気光学装置の一態様は、前記レンズ層は、前記透過領域の中央から外側に向かうほど、より屈折率の高い前記レンズが配置されている。このようにすることで、表示画面の広視野角化を実現することができる。
上記の電気光学装置の他の一態様は、前記表示パネルは、前記照明装置からの光を遮光する遮光領域を有し、前記レンズ層は、前記遮光領域にも対応して前記レンズが配置されている。このようにすることで、遮光領域に入射した光を画像表示に利用することができ、輝度の向上を図ることができる。
上記の電気光学装置の他の一態様は、前記表示パネルは、前記照明装置とは反対側からの光を反射する反射領域を有し、前記レンズ層は、前記反射領域にも対応して前記レンズが配置されている。このようにすることで、反射領域において遮光される照明装置からの光を画像表示に利用することができる。
上記の電気光学装置の他の一態様は、前記レンズ層は、前記表示パネルの表面上に形成されている。これにより、前記レンズ層と前記表示パネルと一体成型することができる。
上記の電気光学装置の他の一態様は、前記レンズは、フレネルレンズである。このようにすることで、前記レンズ層の厚さを薄くすることができ、前記表示パネルの薄型化を図ることができる。
本発明の他の観点では、上記の電気光学装置を表示部として備える電子機器を構成することができる。
本発明の更なる他の観点では、電気光学装置の製造方法は、レンズの形状が形成された基板の原盤を基にスタンパを形成するスタンパ形成工程と、前記スタンパを用いてレンズが形成された第1の基板を作成する基板作成工程と、前記第1の基板と、第2の基板を貼り合わせることで表示パネルを作成する表示パネル作成工程と、を備える。前記第1の基板は、例えば素子基板であり、前記第2の基板は、例えばカラーフィルタ基板である。この方法を用いることにより、製造工程を少なくすることができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。尚、以下の実施形態は、本発明を液晶表示装置に適用したものである。
[第1実施形態]
(液晶表示装置)
まず、本発明の第1実施形態に係る液晶表示装置100の構成について説明する。図1は、第1実施形態に係る液晶表示装置100の概略構成を模式的に示す断面図である。図1では、完全透過型の液晶表示装置を液晶表示装置100の一例として挙げる。
図1において、液晶表示装置100は大きく分けて、液晶表示パネル20と照明装置9からなる。
液晶表示パネル20は、素子基板91と、その素子基板91に対向して配置されるカラーフィルタ基板92とが枠状のシール部材3を介して貼り合わされ、内部に液晶が封入されて液晶層4が形成されてなる。
カラーフィルタ基板92は、基板2、着色層6R、6G、6B、黒色遮光層BM、保護層18、透明電極8より構成される。
基板2は、ガラスなどにより形成され、基板2の内面上には、サブ画素SG毎に、R(赤)、G(緑)、B(青)のいずれかからなる着色層6R、6G、6Bが形成されている。着色層6R、6G、6Bによりカラーフィルタが構成される。図中、画素Gは、RGBのサブ画素SGから構成されるカラー1画素分の領域を示している。以下の説明もしくは図面において、色を問わずに構成要素を示す場合には、単に「着色層6」のように記し、色を区別して構成要素を示す場合には、例えば「着色層6R」のように記すこととする。
各サブ画素SGの間には、隣接するサブ画素SG間を隔て、一方のサブ画素から他方のサブ画素への光の混入を防止するため、黒色遮光層BMが形成されている。この黒色遮光層BMは、黒色の樹脂材料、例えば黒色の顔料を樹脂中に分散させたもの等を用いることが可能である。
着色層6及び黒色遮光層BMの上には、透明樹脂等からなる保護層18が形成されている。この保護層18は、各色間のカラーフィルタの段差を平滑化する機能を有すると共に、カラーフィルタ基板92及び液晶表示装置100の製造工程中に使用される薬剤等による腐食や汚染から、着色層6を保護する機能を有する。保護層18の表面上には、透明電極8が形成されている。
素子基板91は、基板1、画素電極10、信号線31、図示しない走査線及びスイッチング素子より構成される。
一方、基板1は、ガラスなどにより形成され、基板1の内面上には、信号線31が一定の間隔を置いて形成されている。また、基板1の内面上には、サブ画素毎に、画素電極10が形成されている。そして、信号線31と図示しない走査線は、対応するTFT(Thin film Transistor)素子などのスイッチング素子を介して画素電極10に電気的に接続されている。この画素電極10と透明電極8との間に電圧をかけ、液晶層4の液晶を配向制御することにより光の透過性を変化させて階調表示を行う。
液晶表示パネル20の下面側の表面上、即ち、基板1の外面上には、レンズ層7が形成されている。レンズ層7は、配列された複数のレンズ7aより構成される。
さらに、液晶表示パネル20の下面側には、偏光板5aが取り付けられ、液晶表示パネル20の上面側には、偏光板5bが取り付けられる。偏光板5aは、基板1のレンズ層7に接着して取り付けられるが、この際用いられる接着剤は、その屈折率が、レンズ層7の屈折率よりも低いものが用いられる。
照明装置9は、導光板11を備え、導光板11の端面には、光源15を備えている。光源15は、LED16を搭載している。照明装置9と液晶表示パネル20の間には、拡散シートやプリズムシートなどの光学シート12が備えられている。
光源15のLED16が発光することにより、光Lが導光板11の端面より入射する。導光板11に入射した光Lは、導光板11内部を伝播した後、導光板11の上面より液晶表示パネル20へ向けて出射する。液晶表示パネル20に入射した光Lは、着色層6および液晶層4を通過して観察者に至る。この場合、照射光は、着色層6および液晶層4を透過することにより所定の色相及び明るさを呈する。こうして、所望のカラー表示画像が観察者により視認される。
図2(a)は、サブ画素SGにおける液晶表示パネル20の拡大断面図である。図2(b)は、サブ画素SGの拡大平面図である。図2(b)では、説明のため、偏光板5bの図示は省略してある。
先にも述べたように、基板2の内面上には、着色層6及び黒色遮光層BMが設けられている。照明装置9から出射された光Lは、黒色遮光層BMで遮光されるため、黒色遮光層BMが設けられている液晶表示パネル20の領域は、遮光領域として機能する。一方、光Lは、黒色遮光層BMが設けられている領域以外の領域たる領域22、即ち、液晶表示パネル20における着色層6が設けられている領域については透過するため、領域22は、透過領域として機能する。
第1実施形態に係る液晶表示装置100では、基板1の照明装置側にレンズ層7が設けられている。レンズ層7は、図1で述べたように、複数のレンズ7aが配列されたものである。レンズ7aは、その断面形状が蒲鉾形状となるレンズである。レンズ7aは、透過領域22を分割した複数の領域の夫々に対応して配置されており、各領域に配置されたレンズの屈折率は、夫々異なる。液晶表示装置100では、透過領域22を3分割することとし、3分割された各領域にレンズ7aを配置することとする。図2(a)では、透過領域22の中央に配置されたレンズ7aをレンズ7aaとし、透過領域22の中央よりも外側、正確には、レンズ7aaの両側に隣接して配置されるレンズ7aをレンズ7abとする。図2(b)に、レンズ7aa、7abの平面図を夫々波線で示している。
図2(a)に示すように、例えば、光Lは、レンズ7abの中央に入射した場合、光Lbとして液晶表示パネル20に対して垂直に出射するが、レンズ7abの中央よりも外側に入射した場合、光La、Lcとして液晶表示パネル20に対して拡散する方向に出射する。液晶表示装置100では、透過領域22の中央から外側に向かうほど、より屈折率の高いレンズが配置されている。つまり、レンズ7abの屈折率は、レンズ7aaの屈折率よりも高くなっている。そのため、レンズ7abに入射した光Lは、レンズ7aaに入射した光Lと比較して、より拡散することとなる。
透過領域22の中央よりも外側に入射した光Lは、レンズ7abによって拡散される。そのため、液晶表示パネル20に対して垂直方向に出射する光の輝度は、レンズが設けられていない一般的な液晶表示パネルに対して垂直方向に出射する光の輝度と比較して、レンズ7abによって光が拡散される分、低下する。液晶表示装置100では、透過領域22の中央にあるレンズ7aaの屈折率を低くすることで、液晶表示パネル20に対して垂直方向に出射する光の輝度の低下を最小限に抑えている。なお、このようにする代わりに、レンズ層7は、透過領域22の中央では、レンズ7aaが設けられずに平坦に形成され、当該透過領域22の中央の外側にのみレンズ7abが設けられるとしてもよい。
このように、液晶表示装置100では、透過領域22の中央から外側に向かうほど、より屈折率の高いレンズが配置されることにより、液晶表示パネル20に対し、垂直方向に出射する光の輝度の低下を抑えつつ光を拡散することができ、表示画面の広視野角化を実現することができる。この視野角の広狭は、レンズ7abの屈折率を変えることにより、変化させることができる。
なお、上記の例では、透過領域22を3つの領域に分割してレンズ7aを配置するとしているが、これに限られるものではなく、代わりに、透過領域22を2つ又は4つ以上の領域に分割してレンズ7aを配置するとしてもよい。また、夫々の領域に配置されるレンズ7aの屈折率も任意に設定可能である。このことから分かるように、第1実施形態に係る液晶表示装置100では、液晶表示パネル20の照明装置9側に、透過領域22を分割した複数の領域の夫々に対応してレンズ7aを配置することにより、任意の視野角特性を実現することができる。
また、第1実施形態に係る液晶表示装置100では、レンズ7aは、遮光領域にも配置されている。図2(a)、(b)では、遮光領域に配置されているレンズ7aをレンズ7acとする。光Lは、レンズ7acの中央に入射した場合には、黒色遮光層BMによって遮光されるが、図2(a)に示すように、レンズ7acの縁に近い部分に入射した場合には屈折されて、光Ldとして、黒色遮光層BMに遮光されずに、液晶表示パネル20を出射することができる。言い換えると、レンズ7acが存在しない場合には、黒色遮光層BMで覆われている遮光領域に入射した光Lは、全て黒色遮光層BMによって遮光されるが、遮光領域にレンズ7acを配置することにより、遮光領域に入射した光Lのうち、一部の光は、屈折され、透過領域22より出射することができる。このようにすることで、第1実施形態に係る液晶表示装置100は、遮光領域に入射した光を画像表示に利用することができ、輝度の向上を図ることができる。
(液晶表示装置の製造方法)
次に、第1実施形態に係る液晶表示装置100の製造方法について説明する。図3は、第1実施形態に係る液晶表示装置100の製造方法を示すフローチャートである。図4は、第1実施形態に係る液晶表示装置100の製造方法における各製造工程における模式図を示している。
まず、スタンパ形成工程として、図4(a)に示すように、レンズの形状が形成された基板の原盤を電子線描画法などで作成した後、電鋳法を用いることにより、レンズの形状が形成された基板のスタンパ51が形成される(工程P11)。次に、基板作成工程として、図4(b)に示すように、ガラスなどがスタンパ51に流し込まれた後、硬化されることで、レンズ層7が形成された基板1が作成される(工程P12)。そして、表示パネル作成工程として、基板1は、画素電極10などの素子基板の構成要素を取り付けられた後、着色層6などのカラーフィルタ基板の構成要素が取り付けられた基板2と貼り合わされる。この後、基板1と基板2の間に液晶が封入されることで、液晶表示パネル20が作成される(工程P13)。その後、照明装置9などの付属部品が液晶表示パネル20に取り付けられることで(工程P14)、液晶表示装置100は完成する。
このように、第1実施形態に係る液晶表示装置の製造方法は、レンズ層7を基板1に一体成型することで、レンズ層7をレンズシートなどの独立した構成部品として製造するよりも、製造工程を少なくすることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る液晶表示装置について述べる。図5(a)は、第2実施形態に係る液晶表示装置100のサブ画素SGにおける液晶表示パネル20の拡大断面図である。図5(b)は、サブ画素SGの拡大平面図である。
第2実施形態に係る液晶表示装置100では、第1実施形態に係る液晶表示装置100と異なり、透過領域22の中央のレンズ7aaに隣接して配置されるレンズ7abは、レンズ7aaとの境界からサブ画素SG間の遮光領域の中央に渡る領域に対応して配置される。このようにすることで、第2実施形態に係る液晶表示装置100では、光Lは、液晶表示パネル20に入射する位置が当該遮光領域の中央に近ければ近い程、レンズ7abによって大きく屈折される。従って、第2実施形態に係る液晶表示装置100は、図2で述べたレンズ7acを用いた第1実施形態に係る液晶表示装置100よりも、遮光領域に入射した光Lをより多く透過領域22より出射することができる。よって、第2実施形態に係る液晶表示装置100によっても、遮光領域に入射した光を画像表示に利用することができ、輝度の向上を図ることができる。
[変形例]
次に、本発明の変形例について述べる。図6は、変形例に係る液晶表示装置100のサブ画素SGにおける液晶表示パネル20の拡大断面図である。変形例に係る液晶表示装置100では、上述の各実施形態と異なり、レンズ7aとしてフレネルレンズを用いている。フレネルレンズは、屈折率が高くなってもレンズ自体の厚みを抑えることができる。従って、レンズ7aとしてフレネルレンズを用いることにより、レンズ層7の厚さを薄くすることができ、液晶表示パネル20の薄型化を図ることができる。
また、上述の各実施形態では、液晶表示装置100として、完全透過型の液晶表示装置を例に挙げているが、これに限られるものではなく、代わりに、半透過反射型の液晶表示装置を用いるとしても良い。
具体的には、半透過反射型の液晶表示装置では、液晶表示パネルにおいて、画素電極10の内面上に反射層が設けられる。当該反射層は、カラーフィルタ基板92の着色層6を透過することで外部より入射してきた照明装置9とは反対側からの光である外光を反射する。反射層によって反射された外光は、再び、着色層6を介して外部へ出射する。これにより、半透過反射型の液晶表示装置における画像の反射型表示が行われる。
しかし、当該反射層は、照明装置9から入射してきた光を遮光するので、当該反射層が形成された液晶表示パネル20の領域(以下、「反射領域」と称す)は、照明装置9からの光に対しては遮光領域として機能する。
そこで、変形例に係る半透過反射型の液晶表示装置では、黒色遮光層BMが設けられている遮光領域と同様、反射領域にも対応してレンズ7aが配置される。このようにすることで、反射領域において遮光される照明装置からの光を画像表示に利用することができる。
また、上述の各実施形態では、レンズ7aとして、その断面形状が蒲鉾形状のレンズが用いられるとしているがこれに限られるものではなく、代わりに、半球状のマイクロレンズを用いるとしてもよい。マイクロレンズを用いることにより、表示画面の全方向に光を拡散することができ、表示画面の全方向に対して視野角を拡大することができる。
また、上述の各実施形態では、基板1の表面上にレンズ層7を設けることとしているが、これに限られるものではなく、代わりに、レンズ層7をレンズシートなどの独立した構成物品として製造して、基板1の表面上に取り付けることとしても良いのは言うまでもない。また、この場合には、基板1の表面上に取り付ける代わりに、偏光板5aの照明装置9側の面に取り付けることとしても良い。さらには、上述の各実施形態では、レンズ7aとして、その断面形状が蒲鉾形状のレンズ、即ち凸型のレンズを取り付けることとしているが、代わりに、凹型のレンズを取り付けることとしても、光を拡散することができ、本発明と同様の効果を得ることができる。
[電子機器]
次に、本発明に係る液晶表示装置100を適用可能な電子機器の具体例について図7を参照して説明する。
まず、本発明に係る液晶表示装置100を、可搬型のパーソナルコンピュータ(いわゆるノート型パソコン)の表示部に適用した例について説明する。図7(a)は、このパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。同図に示すように、パーソナルコンピュータ710は、キーボード711を備えた本体部712と、本発明に係る液晶表示装置100を適用した表示部713とを備えている。
続いて、本発明に係る液晶表示装置100を、携帯電話機の表示部に適用した例について説明する。図7(b)は、この携帯電話機の構成を示す斜視図である。同図に示すように、携帯電話機720は、複数の操作ボタン721のほか、受話口722、送話口723とともに、本発明に係る液晶表示装置100を適用した表示部724を備える。
なお、本発明に係る液晶表示装置100を適用可能な電子機器としては、図7(a)に示したパーソナルコンピュータや図7(b)に示した携帯電話機の他にも、液晶テレビ、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ディジタルスチルカメラなどが挙げられる。
第1実施形態に係る液晶表示装置の概略構成を示す断面図である。 第1実施形態の液晶表示パネルの拡大断面図及び拡大平面図である。 第1実施形態に係る液晶表示装置の製造方法を示すフローチャート。 第1実施形態に係る液晶表示装置の製造方法を示す模式図である。 第2実施形態の液晶表示パネルの拡大断面図及び拡大平面図である。 変形例に係る液晶表示パネルの拡大断面図である。 本発明の照明装置を適用した電子機器を示す概略図である。
符号の説明
1、2 基板、 6 着色層、 9 照明装置、 7 レンズ層、 7a レンズ、 20 液晶表示パネル、 100 液晶表示装置

Claims (8)

  1. 各サブ画素毎に光を透過する透過領域を有する表示パネルと、
    前記表示パネルに光を透過させることにより照明する照明装置と、
    前記表示パネルと前記照明装置との間に配置される偏光板と、
    前記表示パネルの前記照明装置側に、前記透過領域を分割した複数の領域の夫々に対応してレンズが配置されているレンズ層と、を備えることを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記レンズ層は、前記透過領域の中央から外側に向かうほど、より屈折率の高い前記レンズが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記表示パネルは、前記照明装置からの光を遮光する遮光領域を有し、
    前記レンズ層は、前記遮光領域にも対応して前記レンズが配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気光学装置。
  4. 前記表示パネルは、前記照明装置とは反対側からの光を反射する反射領域を有し、
    前記レンズ層は、前記反射領域にも対応して前記レンズが配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気光学装置。
  5. 前記レンズ層は、前記表示パネルの表面上に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載されている電気光学装置。
  6. 前記レンズは、フレネルレンズであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電気光学装置を表示部に備えることを特徴とする電子機器。
  8. レンズの形状が形成された基板の原盤を基にスタンパを形成するスタンパ形成工程と、
    前記スタンパを用いてレンズが形成された第1の基板を作成する基板作成工程と、
    前記第1の基板と、第2の基板を貼り合わせることで表示パネルを作成する表示パネル作成工程と、を備えることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
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