JP2007333412A - 圧力分布計測装置及び圧力分布計測方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】所定の位置に加わる圧力分布を正確に計測することができる圧力分布計測装置を提供すること。
【解決手段】圧力を受けることができる柔軟性を有したシート状の基材2と、この基材2上に配索されると共に圧力が加わることにより特定の電気特性が変化する複数の導電性線条材H1・・・HNと、これら複数の導電性線条材H1・・・HNに接続されて各導電性線条材H1・・・HNの電気特性の変化から基材2に加わった圧力を計測する圧力計測装置(圧力計測手段)3とを備え、基材2は、複数の導電性線条材H1・・・HNの数に応じた数の領域L1・・・LNに区分けされ、複数の導電性線条材H1・・・HNは、それぞれに対して基材2上の所定の領域Liが一つ設定されると共に、この設定された所定の領域Liに配索された部分の長さと、この所定の領域Li以外の領域に配索された部分の長さとが異なっている。
【選択図】図1
【解決手段】圧力を受けることができる柔軟性を有したシート状の基材2と、この基材2上に配索されると共に圧力が加わることにより特定の電気特性が変化する複数の導電性線条材H1・・・HNと、これら複数の導電性線条材H1・・・HNに接続されて各導電性線条材H1・・・HNの電気特性の変化から基材2に加わった圧力を計測する圧力計測装置(圧力計測手段)3とを備え、基材2は、複数の導電性線条材H1・・・HNの数に応じた数の領域L1・・・LNに区分けされ、複数の導電性線条材H1・・・HNは、それぞれに対して基材2上の所定の領域Liが一つ設定されると共に、この設定された所定の領域Liに配索された部分の長さと、この所定の領域Li以外の領域に配索された部分の長さとが異なっている。
【選択図】図1
Description
本発明は、シート状基材上の圧力分布を電気特性の変化によって計測する圧力分布計測装置及び圧力分布計測方法に関するものである。
従来から、マトリクス状に並ぶ多数の突起を有する受圧シートと、各突起に対応した位置に感圧導電物質が埋め込まれた穴を有する感圧シートと、比較的硬質であって各突起に対応した位置で交差する多数の電極が設けられた電極ベースとが積層された圧力分布測定装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この圧力分布測定装置では、加圧された突起が押し上げられてその下にある感圧導電物質が導電性を有し、さらに真下にある電極の交差点が導通して検出信号が出力されるようになっている。
また、この圧力分布計測装置では、電極ベースが比較的硬質であったため、柔軟性に乏しくなっていた。
特開平1−254827号公報
そこで、上述の圧力分布計測装置において電極ベースを軟質部材によって形成すると、加圧された突起の周囲にも圧力が伝達されて、加圧された突起の真下以外にある電極の交差点も導通し、圧力分布を正確に測定できないという問題が生じていた。
そこでこの発明は、所定の位置に加わる圧力分布を正確に計測することができる圧力分布計測装置及び物理量分布計測方法を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明の圧力分布計測装置は、圧力を受けることができる柔軟性を有したシート状の基材と、この基材上に配索されると共に圧力が加わることにより特定の電気特性が変化する複数の導電性線条材と、これら複数の導電性線条材に接続されて各導電性線条材の電気特性の変化から前記基材に加わった圧力を計測する圧力計測手段とを備え、前記基材は、前記複数の導電性線条材の数に応じた数の領域に区分けされ、前記複数の導電性線条材は、それぞれに対して前記基材上の所定の領域が一つ設定されると共に、この設定された所定の領域に配索された部分の長さと、この所定の領域以外の領域に配索された部分の長さとが異なることを特徴としている。
このように構成された本発明によると、導電性線条材のうち、所定の領域に配索された部分の長さと、この所定の領域以外の領域に配索された部分の長さとが異なるので、この導電性線条材の電気特性の変化から所定の領域に加えられた圧力を計測することができる。これにより、所定の位置に加わる圧力分布を正確に計測することが可能となる。
次に、本発明に関わる圧力分布計測装置及び圧力分布計測方法を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す圧力分布計測装置1は、シート状の基材2と、この基材2上に配索された複数の導電性線条材H1・・・HNと、各導電性線条材H1・・・HNに加わった圧力を計測する圧力計測装置(圧力計測手段)3とを備えている。
基材2は、圧力を受けることができる所定の面積を有すると共に、比較的自由に変形することができる柔軟性を有している。また、この基材2は、例えば非導電性繊維によって形成された布状織物等の非導電性部材によって構成されている。
また、この基材2は、複数の導電性線条材H1・・・HNの本数に応じた数(ここではN箇所)の領域L1・・・LNに区分けされている。
複数の導電性線条材H1・・・HNは、圧力値Pが印加されると特定の電気特性である電気抵抗値Rが変化する素材により形成されており、ここでは刺激応答性ポリマー繊維Hによって構成されている。
そして、各導電性線条材H1・・・HNは、それぞれ所定の間隔をおいて基材2に編みこまれている。
ここで、各導電性線条材H1・・・HNにおける圧力値Pと電気抵抗値Rとの間には、図2に示すような線形特性が存在する。なお、この線形特性は図2の特性に限定されるものではない。
また、各導電性線条材H1・・・HNを構成する刺激応答性ポリマー繊維Hは、多数の細い繊維hを束ねることにより形成されており(図3(a)参照)、比較的自由に変形することが可能となっている。そのため、柔軟性を有する基材2の変形に追従することができ、基材2の形状変化を妨害することがない。
そして、図3(b)に示すように、この刺激応答性ポリマー繊維Hに圧力値Pが印加されると、多数の細い繊維hがそれぞれ伸びたり縮んだり、各繊維h間の接触点の増減等が生じることにより電気抵抗値Rが変化するようになっている。
さらに、各導電性線条材H1・・・HNに対して、それぞれ基材2上の領域L1・・・LNのうち所定の領域Li(以下、担当領域という)が一つ設定される。
そして、各導電性線条材H1・・・HNは、それぞれの担当領域Liに配索される領域担当部HA1・・・HANと、この担当領域Li以外に配索される非領域担当部HB1・・・HBNとを有している。
すなわち、図4において、導電性線条材H1に対して担当領域L1が設定され、この担当領域L1内に配索された部分が領域担当部HA1となり、担当領域L1以外(ここでは領域L2及び領域L3)に配索された部分が非領域担当部HB1となる。
これと同様に、導電性線条材H2に対して担当領域L2が設定され、この担当領域L2内に配索された部分が領域担当部HA2となり、担当領域L2以外(ここでは領域L1及び領域L3)に配索された部分が非領域担当部HB2となる。
また、導電性線条材H3に対して担当領域L3が設定され、この担当領域L3内に配索された部分が領域担当部HA3となり、担当領域L3以外(ここでは領域L1及び領域L2)に配索された部分が非領域担当部HB3となる。
そして、各導電性線条材H1・・・HNにおいて、担当領域に配索された部分である領域担当部HA1・・・HANの長さと、担当領域以外の領域に配索された部分である非領域担当部HB1・・・HBNの長さとは異なっている。
つまり、導電性線条材H1では、領域担当部HA1の長さと非領域担当部HB1の長さとが異なることとなる。
さらに、各導電性線条材H1・・・HNは、それぞれの領域担当部HA1・・・HANが蛇行形状を呈するように配索されると共に、両端部が互いに反対方向に延在されている。
圧力計測装置3は、電圧測定部4と、この電圧測定部4に接続された圧力算出部5とを有している。
電圧測定部4は、各導電性線条材H1・・・HNが接続されており、それぞれの導電性線条材H1・・・HNに電流を流して各導電性線条材H1・・・HNごとの電気抵抗値Rを測定するものである。
また、圧力算出部5は、電圧測定部4によって測定された電気抵抗値Rの変化に基づいて圧力値Pを算出して出力するものである。
次に、この発明の圧力分布測定装置1の作用について説明する。
この圧力分布測定装置1を使用するには、まず複数の導電性線条材H1・・・HNが配索された基材2を図示しない車両内の座席に装着する。ここで、基材2が比較的自由に変形することができる柔軟性を有している上、各導電性線条材H1・・・HNが基材2の変形に追従できるようになっている。これにより、座席の形状に合わせて基材2を変形することができ、座面に沿って装着することができる。
そして、基材2へ圧力が加えられた後に、圧力計測装置3の電圧測定部4から各導電性線条材H1・・・HNへ電流が流されて各導電性線条材H1・・・HNの電気抵抗値Rがそれぞれ測定される。
そして、圧力算出部5により、この加圧により生じた各導電性線条材H1・・・HNの電気抵抗値Rの変化に基づいて基材2に加えられた圧力値Pが算出され、座席にかかる圧力分布が測定されるようになっている。
次に、この圧力分布測定装置1における圧力分布測定方法を説明する。ここでは、図4に基づいて3本の導電性線条材H1〜H3によって、3箇所の所定領域L1〜L3に加わる圧力を測定する場合を説明する。
まず、導電性線条材H1〜H3を基材2上に配索すると共に、基材2を配索される導電性線条材H1〜H3の本数(3本)に対応する数(3箇所)の領域L1〜L3に区分けする。なお、各領域L1〜L3の面積は一定でなくともよい。
次に、各導電性線条材H1〜H3に対して、それぞれ所定の領域(担当領域)Liを一つ設定する。ここでは、導電性線条材H1に対して担当領域L1が設定され、導電性線条材H2に対して担当領域L2が設定され、導電性線条材H3に対して担当領域L3が設定される。
そして、各導電性線条材H1〜H3の領域担当部HA1〜HA3は、それぞれの担当領域L1〜L3内で蛇行形状に配索され、非領域担当部HB1〜HB3は、それぞれの担当領域L1〜L3以外で直線状に配索される。なお、ここでは各導電性線条材H1〜H3が重複しないように所定の距離をおいて配索される。
ここで、各導電性線条材H1〜H3は、それぞれ領域担当部HA1〜HA3の長さがacmであり、非領域担当部HB1〜HB3のうち一つの領域Liに配索される長さがbcmとなっている。
これにより、導電性線条材H1は、担当領域L1に配索される長さがacmとなり、領域L2に配索される長さがbcmとなり、領域L3に配索される長さがbcmとなる。
同様に、導電性線条材H2は、担当領域L2に配索される長さがacmとなり、領域L1に配索される長さがbcmとなり、領域L3に配索される長さがbcmとなる。
また、導電性線条材H3は、担当領域L3に配索される長さがacmとなり、領域L1に配索される長さがbcmとなり、領域L2に配索される長さがbcmとなる。
このため、一つの領域Liでは、この領域Liを担当している導電性線条材が1本、それ以外の導電性線条材(担当していない導電性線条材)が2本配索されているので、この領域Li内に配索される導電性線条材の合計の長さはa+2bcmとなる。
さらにこのとき、担当領域に配索される部分である領域担当部HA1〜HA3の長さと、担当領域以外の領域に配索される部分である非領域担当部HB1〜HB3の長さとが異なるようになっている。
一方、各領域L1〜L3の単位面積あたりに対して加えられる圧力値P1〜P3に対し、各導電性線条材H1〜H3に加わる力F1〜F3は、次式(1)によって求められる。
Fi=Σ(全領域)(α×Pi×各領域Liの面積×各領域Li内の導電性線条材の使用割合)・・・(1)
ここで、「α」は加えられる圧力値と各導電性線条材に加わる力の関係を表す係数であり、導電性線条材と基材との使用割合で決定されるが、実験的に求めてもよい。
ここで、「α」は加えられる圧力値と各導電性線条材に加わる力の関係を表す係数であり、導電性線条材と基材との使用割合で決定されるが、実験的に求めてもよい。
そして、この式(1)に従い、基材2の全領域L1〜L3において各導電性線条材H1〜H3に加わる力F1〜F3は、以下の式(2)〜(4)によって求められる。
F1={α×P1×領域L1の面積×a/(a+2b)}+{α×P2×領域L2の面積×b/(a+2b)}+{α×P3×領域L3の面積×b/(a+2b)} ・・・(2)
F2={α×P1×領域L1の面積×b/(a+2b)}+{α×P2×領域L2の面積×a/(a+2b)}+{α×P3×領域L3の面積×b/(a+2b)} ・・・(3)
F3={α×P1×領域L1の面積×b/(a+2b)}+{α×P2×領域L2の面積×b/(a+2b)}+{α×P3×領域L3の面積×a/(a+2b)} ・・・(4)
ここで、各導電性線条材H1〜H3に加わる力F1〜F3は、加圧により生じた各導電性線条材H1〜H3の電気抵抗値Rの変化から算出することが可能となっている。
F2={α×P1×領域L1の面積×b/(a+2b)}+{α×P2×領域L2の面積×a/(a+2b)}+{α×P3×領域L3の面積×b/(a+2b)} ・・・(3)
F3={α×P1×領域L1の面積×b/(a+2b)}+{α×P2×領域L2の面積×b/(a+2b)}+{α×P3×領域L3の面積×a/(a+2b)} ・・・(4)
ここで、各導電性線条材H1〜H3に加わる力F1〜F3は、加圧により生じた各導電性線条材H1〜H3の電気抵抗値Rの変化から算出することが可能となっている。
また、各導電性線条材H1〜H3は、担当領域に配索される部分である領域担当部HA1〜HA3の長さと、担当領域以外の領域に配索される部分である非領域担当部HB1〜HB3の長さとが異なるようになっている。
これにより、上記の式(2)〜(4)を連立させて解くことが可能となり、この連立方程式を解くことで各領域L1〜L3の単位面積あたりに対して加えられる圧力値P1〜P3をそれぞれ正確に求めることができる。そのため、基材2の所定の位置に加わる圧力分布を正確に測定することが可能となる。
また、上述の実施の形態では、各導電性線条材H1・・・HNのそれぞれに対して設定された領域Liに配索された部分、すなわち領域担当部HA1・・・HANが蛇行形状を呈するように配索されている。
このため、基材2上の全領域に対して偏りなく導電性線条材H1・・・HNを配索することができ、圧力分布を測定する測定面が細かい凹凸形状を有していても安定して測定することが可能となる。
さらに、上述の実施の形態では、各導電性線条材H1・・・HNが刺激応答性ポリマー繊維によって構成されると共に、圧力が加わることで変化する特定の電気特性が電気抵抗となっている。
これにより、導電性線条材H1・・・HNの電気抵抗値Rの変化に基づき、線条の感圧素材である各導電性線条材H1・・・HNに加わった圧力を計測することができるので、容易に圧力分布を計測することができる。また、構造を簡易なものとすることが可能となる。
なお、各導電性線条材H1・・・HNは、圧力が加わることにより細い繊維の伸び縮みや、繊維間の接触点の増減等によって電気抵抗値Rが変化すれば、他の金属繊維や炭素繊維等によって構成されていてもよい。
また、導電性線条材H1・・・HNの電気抵抗値Rの変化は、ピエゾ効果や形状変化に伴う断面積変化による電気抵抗値Rの変化によって生じるものであってもよい。
以上、この発明にかかる実施の形態の一つを図面により詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施の形態に限らない。この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等はこの発明に含まれる。
上述の実施の形態では、導電性線条材H1・・・HNの領域担当部HA1・・・HANが蛇行形状を呈しているが、これに限らない。
例えば、図5(a)に示すように、各導電性線条材Hiの領域担当部HAiが、中心位置を次第にずらした螺旋形状を呈するように配索されていてもよい。
また、図5(b)に示すように、この領域担当部HAiが一点を中心にする螺旋形状を呈するように配索されていてもよい。
これにより、導電性線条材Hiの曲率が一定値以下(一定の径以上の円弧)に保つことができ、この導電性線条材Hiが有する弾性が弱くて変形しにくい場合であっても、導電性線条材Hiを容易に配索することができる。
さらに、図5(c)に示すように、導電性線条材Hiの両端部Ha、Hbを同方向に延在してもよい。そして、これらの様々な領域担当部HAiの形状を組み合わせてもよい。
そして、複数の導電性線条材H1・・・HNを配索する際に、互いに重複させてもよい。この場合、各導電性線条材の重複点において通電しないように基材2を間に介在させたり、重複する部分を絶縁部材によってコーティングしたり等の必要がある。
また、上述の実施の形態では、導電性線条材Hにおける圧力値Pと電気抵抗値Rとの間の特性は線形形状となっているが、非線形形状であってもよい。
この場合、圧力値Pと電気抵抗値Rとの実測値に基づいて非線形特性を表す関数を曲線近似により算出することにより、上記と同様に圧力値Pを計測することが可能となる。
1 圧力分布計測装置
2 基材
3 圧力計測装置(圧力計測手段)
H1・・・HN 導電性線条材
L1・・・LN 領域
2 基材
3 圧力計測装置(圧力計測手段)
H1・・・HN 導電性線条材
L1・・・LN 領域
Claims (8)
- 圧力を受けることができる柔軟性を有したシート状の基材と、この基材上に配索されると共に圧力が加わることにより特定の電気特性が変化する複数の導電性線条材と、これら複数の導電性線条材に接続されて各導電性線条材の電気特性の変化から前記基材に加わった圧力を計測する圧力計測手段とを備え、
前記基材は、前記複数の導電性線条材の数に応じた数の領域に区分けされ、
前記複数の導電性線条材は、それぞれに対して前記基材上の所定の領域が一つ設定されると共に、この設定された所定の領域に配索された部分の長さと、この所定の領域以外の領域に配索された部分の長さとが異なることを特徴とする圧力分布計測装置。 - 前記導電性線条材は、設定された所定の領域に配索された部分が螺旋形状を呈するように配索されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力分布測定装置。
- 前記導電性線条材は、設定された所定の領域に配索された部分が蛇行形状を呈するように配索されていることを特徴とする請求項1に記載の圧力分布測定装置。
- 前記導電性線条材は、刺激応答性ポリマーにより構成され、前記特定の電気特性は、電気抵抗であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載の圧力分布計測装置。
- 圧力を受けることができる柔軟性を有したシート状の基材上に圧力が加わることにより特定の電気特性が変化する複数の導電性線条材を配索し、
これら複数の導電性線条材の電気特性の変化から前記基材に加わった圧力を計測する圧力計測手段を各導電性線条材に接続し、
前記基材を前記複数の導電性線条材の数に応じた数の領域に区分すると共に、各導電性線条材ごとに所定の領域を一つ設定し、
前記複数の導電性線条材を、この設定された所定の領域に配索される部分の長さと、この所定の領域以外の領域に配索される部分の長さとが異なるように配索したことを特徴とする圧力分布計測方法。 - 前記導電性線条材の設定された所定の領域に配索された部分を、螺旋形状を呈するように配索することを特徴とする請求項5に記載の圧力分布計測方法。
- 前記導電性線条材の設定された所定の領域に配索された部分を、蛇行形状を呈するように配索することを特徴とする請求項5に記載の圧力分布計測方法。
- 前記導電性線条材を刺激応答性ポリマーによって構成すると共に、前記特定の電気特性を電気抵抗とすることを特徴とする請求項5ないし7のいずれか一つに記載の圧力分布計測方法。
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JP2006162217A JP2007333412A (ja) | 2006-06-12 | 2006-06-12 | 圧力分布計測装置及び圧力分布計測方法 |
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Cited By (1)
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JP2012519846A (ja) * | 2009-03-05 | 2012-08-30 | ストライカー コーポレイション | 弾性的に伸縮可能な織物状力センサアレイ及びその作製方法 |
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2006
- 2006-06-12 JP JP2006162217A patent/JP2007333412A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8800386B2 (en) | 2008-03-15 | 2014-08-12 | Stryker Corporation | Force sensing sheet |
JP2012519846A (ja) * | 2009-03-05 | 2012-08-30 | ストライカー コーポレイション | 弾性的に伸縮可能な織物状力センサアレイ及びその作製方法 |
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