JP2008002927A - 圧力計測装置及び圧力計測方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧力計測精度を向上することができる圧力計測装置を提供すること。
【解決手段】加圧により電気的特性が変化する柔軟性を有した線形状の感圧部材H1−1・・・H1−N、H2−1・・・H2−Nと、この感圧部材を支持する柔軟性を有したシート状の支持部材5と、感圧部材の電気的特性の変化を計測する電気特性計測装置3と、感圧部材の電気的特性を電気特性計測装置3に伝達する導線(電気特性伝達手段)Dと、電気特性計測装置3により計測された感圧部材の電気的特性の変化に基づいてこの感圧部材に加わった圧力を算出する圧力算出装置4とを備え、感圧部材は、支持部材5の所定領域Lにおいて重複するように複数配設され、電気特性計測装置3は、これら複数の感圧部材のそれぞれの電気的特性の変化を同時に計測し、圧力算出装置4は、電気的計測装置3による複数の計測結果を統計的に処理して支持部材5の所定領域Lに加わる圧力を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定の領域に加わる圧力を電気特性の変化によって計測する圧力計測装置及び圧力計測方法に関するものである。
従来から、マトリクス状に配置された多数の突起を有する受圧シートと、各突起に対応すると共に感圧導電物質が埋め込まれた多数の穴を有する感圧シートと、突起及び穴に対応した位置で交差する一対の電極を有する電極ベースとが順に積層された圧力分布検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この圧力分布検出装置では、受圧シートに圧力が加わることで突起が押圧されると共に、この押圧された突起に対応する穴の内部の感圧導電物質の物理的形状が変化し、それにより電極ベースの電極を介して検出される電流または電圧の変化によって圧力を検出するようになっている。
特開平1−254827号公報
ところで、上述の圧力分布検出装置では、一つの突起に対して一つの穴及び一つの電極交点が対応しており、単一の圧力検出構造によって圧力を検出していた。そのため、圧力計測精度を高めることが困難であるという問題が生じていた。
そこでこの発明は、圧力計測精度を向上することができる圧力計測装置及び圧力計測方法を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明の圧力計測装置は、加圧により電気的特性が変化する柔軟性を有した線形状の感圧手段と、この感圧手段を支持する柔軟性を有したシート状の支持手段と、前記感圧手段の電気的特性の変化を計測する電気特性計測手段と、前記感圧手段の電気的特性を前記電気特性計測手段に伝達する電気特性伝達手段と、前記電気特性計測手段により計測された前記感圧手段の電気的特性の変化に基づいてこの感圧手段に加わった圧力を算出する圧力算出手段とを備え、前記感圧手段は、前記支持手段の所定領域において重複するように複数配設され、前記電気特性計測手段は、これら複数の感圧手段のそれぞれの電気的特性の変化を同時に計測し、前記圧力算出手段は、前記電気的計測手段による複数の計測結果を統計的に処理して前記支持手段の所定領域に加わる圧力を算出することを特徴としている。
このように構成された本発明によると、柔軟性を有した感圧手段を支持手段の所定領域において重複するように複数配設したことにより、同一箇所に加わる圧力を、互いの影響を受けることなくこれら複数の感圧手段によって同時に計測することができる。これにより、圧力計測精度を向上することが可能となる。
次に、本発明に関わる圧力計測装置及び圧力計測方法を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示す圧力計測装置1は、計測体2と、この計測体2に接続された電気特性計測装置(電気特性計測手段)3と、この電気特性計測装置3に接続された圧力算出装置(圧力算出手段)4とを備えている。
計測体2は、第一の方向(図中Xで示す)に沿って延びるN本の第一感圧部材(感圧手段)H1−1・・・H1−Nと、第二の方向(図中Yで示す)に沿って延びるN本の第二感圧部材(感圧手段)H2−1・・・H2−Nと、これら第一、第二感圧部材H1−1・・・H1−N、H2−1・・・H2−Nを支持する支持部材(支持手段)5とを有している。
第一、第二感圧部材H1−1・・・H1−N、H2−1・・・H2−Nは、それぞれ所定長さの線形状を呈しており、自在に変形可能な柔軟性を有している。
さらに、この第一、第二感圧部材H1−1・・・H1−N、H2−1・・・H2−Nは、圧力値Pが印加されると電気的特性である電気抵抗値Rが変化する素材(以下、刺激応答性繊維Hという)によって形成されている。
ここで、この刺激応答性繊維Hにおける圧力値Pと電気抵抗値Rとの間には、例えば図2(a)に示すような線形の変化特性が存在する。ただし、この変化特性は図2(a)のような線形に限定されるものではなく、非線形であってもよい。
また、この刺激応答性繊維Hは柔軟性を有しているので、図2(b)に示すように重複した状態であっても、互いの形状変化に影響を及ぼすことはない。そのため、重複した部分Xに圧力値Pが加わった際に生じるそれぞれの刺激応答性繊維Hにおける電気抵抗値Rの変化特性は、重複していない場合と同様の特性となる。
そして、この刺激応答性繊維Hは、ここでは導電性を有する刺激応答性ポリマー繊維H´によって構成されている。この刺激応答性ポリマー繊維H´は、多数の細い繊維hを束ねることにより形成されており(図3(a)参照)、このため比較的自由に変形することが可能となっている。
そして、図3(b)に示すように、この刺激応答性ポリマー繊維H´に圧力値Pが印加されると、多数の細い繊維hがそれぞれ伸びたり縮んだり、各繊維h間の接触点の増減等が生じることにより電気抵抗値Rが変化するようになっている。
また、この刺激応答性ポリマー繊維H´は、ここでは導電率の変化範囲が0.5〜500S/cmであり、ポリピロール、ポリアニリン、PEDOT/PSS、PPV(ポリパラフェニレンビニレン)の少なくともいずれかを一つを含むものを使用する。
そして、第一感圧部材H1−1・・・H1−Nは、マトリクス状に配置されており、それぞれ支持部材5に対して縫いこまれて固定されている。さらに、両端部には後述する導線(電気特性伝達手段)Dが接続され、電気特性計測装置3に電気的に接続されている。
また、第二感圧部材H2−1・・・H2−Nは、それぞれ一つの第一感圧部材H1−1・・・H1−Nと重複するようにマトリクス状に配置されると共に、それぞれ支持部材5に対して縫いこまれて固定されている。さらに、両端部には導線Dが接続され、電気特性計測装置3に電気的に接続されている。
このように、一つの第一感圧部材H1−1・・・H1−Nに対して一つの第二感圧部材H2−1・・・H2−Nが重複するので、この重複部分Aがマトリクス状に配列されることとなる。
また、この重複部分Aにおいて、第一感圧部材H1−1・・・H1−Nと第二感圧部材H2−1・・・H2−Nとの間に支持部材5が挟まれ、互いに絶縁されている。すなわち、重複部分Aでは、第一感圧部材H1−1・・・H1−Nが支持部材5の表面側に露出し、第二感圧部材H2−1・・・H2−Nが支持部材5の裏面側に露出している。
支持部材5は、柔軟性を有するシート形状を呈しており、自在に変形可能となっている。また、この支持部材5は非導電性を有している。
ここでは、この支持部材5は、柔軟性のある自然繊維(例えば綿、絹等)や化学繊維(例えばナイロンやポリエステル等)による生地、皮革、シート状のゴム樹脂等により形成されている。
電気特性計測装置3は、導線Dを介して接続された第一、第二感圧部材H1−1・・・H1−N、H2−1・・・H2−Nのそれぞれに電流を流し、各第一、第二感圧部材H1−1・・・H1−N、H2−1・・・H2−Nごとの電気抵抗値Rを計測するものである。
また、圧力算出装置4は、電気特性計測装置3によって計測された電気抵抗値Rの変化に基づいて圧力値Pを算出して出力するものである。
なお、この圧力算出装置4は、あらかじめ第一、第二感圧部材H1−1・・・H1−N、H2−1・・・H2−Nそれぞれの圧力値Pと電気抵抗値Rとの間にある特性変化を記憶しており、電気特性計測装置3から入力される電気抵抗値Rと照合して圧力値Pを求めるようになっている。このため、特性変化が非線形であっても容易に求めることができる。
導線Dは、支持部材5の柔軟性に追従可能な柔軟性を有する細長い導電体であり、圧力値Pが印加されても電気抵抗値Rが変化しない素材によって形成されている。また、この導線Dは、支持部材5上ではこの支持部材5に縫いこまれて固定されている。
次に、この発明の圧力計測装置1の作用について説明する。
この圧力計測装置1を使用するには、ます、あらかじめ第一、第二感圧部材H1−1・・・H1−N、H2−1・・・H2−Nが固定されたシート状の支持部材5を図示しない車両内の座席に装着する。
ここで、支持部材5が自在に変形可能な柔軟性を有している上、第一、第二感圧部材H1−1・・・H1−N、H2−1・・・H2−Nもそれぞれ自在に変形可能な柔軟性を有している。これにより、座席の形状に合わせて支持部材5を変形することができ、座面に沿って装着することができる。また、そのとき、第一、第二感圧部材H1−1・・・H1−N、H2−1・・・H2−Nが支持部材5の変形に追従し、この変形を阻害することはない。
そして、座席に圧力が加わることにより、第一、第二感圧部材H1−1・・・H1−N、H2−1・・・H2−Nに圧力が加わることとなる。このとき、第一、第二感圧部材H1−1・・・H1−N、H2−1・・・H2−Nが支持部材5に支持されているので、これらの第一、第二感圧部材H1−1・・・H1−N、H2−1・・・H2−Nが撓んでも十分に圧力を受けることができる。
その後、電気特性計測装置3から第一、第二感圧部材H1−1・・・H1−N、H2−1・・・H2−Nへ電流が流されて、これら第一、第二感圧部材H1−1・・・H1−N、H2−1・・・H2−Nそれぞれの電気抵抗値Rが計測される。
そして、圧力算出装置4により、この加圧により生じた第一、第二感圧部材H1−1・・・H1−N、H2−1・・・H2−Nの電気抵抗値Rの変化に基づいて支持部材5に加えられた圧力値Pが算出され、座席にかかる圧力が計測されるようになっている。
次に、この圧力計測装置1における圧力計測方法を説明する。ここでは、図4に基づいて3本の感圧部材H、H、Hによって、支持部材5上の所定領域Lに加わる圧力値Pを計測する場合を説明する。
まず、3本の感圧部材H〜Hを支持部材5上に配設する。このとき、所定領域Lにおいて各感圧部材H〜Hが重複するように配設する。
なお、このとき、各感圧部材H〜H間には図示しない絶縁材が介在され、互いに絶縁されている。また、各感圧部材H〜Hは、同一部材で同一長さに形成されており、圧力値Pに対する電気抵抗値Rの変化特性及びダイナミックレンジが同一になっている。
そして、各感圧部材H〜Hを、それぞれ導線Dにより電気特性計測装置3(図4において不図示)に電気的に接続する。
その後、支持部材5に圧力が加わったら、電気特性計測装置3から各感圧部材H〜Hに電流を流し、各感圧部材H〜Hのそれぞれの電気抵抗値Rを計測する。
ここで、各感圧部材H〜Hが柔軟性を有しているので、重複部分A´に加わる圧力値Pは互いの影響を受けることなく各感圧部材H〜Hに対して均等に加わることになる。
一方、各感圧部材H〜Hの圧力値Pに対する電気抵抗値Rの特性変化が同一であるので、各感圧部材H〜Hの電気抵抗値Rは、圧力値Pが均一であれば同一となる。
しかし、各感圧部材H〜Hにおいて実際に計測される電気抵抗値R〜Rには、様々な原因から発生する誤差が含まれる。したがって、3本の感圧部材H〜Hにおいてそれぞれ計測される電気抵抗値R〜Rに基づいて算出される圧力値F〜Fは、次式(1)〜(3)のようになる。
=p+δ1 ・・・(1)
=p+δ2 ・・・(2)
=p+δ3 ・・・(3)
ここでδ1、δ2、δ3は誤差であり、pは真の圧力値である。
そして、圧力算出装置4は、上式(1)〜(3)によって算出された圧力値F〜Fを統計的に処理し、支持部材5上の所定領域Lに加わる圧力値Pを算出する。
なお、統計的に処理を行なうとは、例えば平均値や中央値を求めて、これを出力値とすることである。
このように、各感圧部材H〜Hが柔軟性を有しており、重複しても加圧による形状変化に互いの影響を受けることがないので、同一箇所に加わる圧力値F〜Fをこれら複数の感圧部材H〜Hのそれぞれに基づいて同時に計測することができる。
そして、これらの感圧部材H〜Hにおいてそれぞれ計測された電気抵抗値R〜Rに基づいて算出される圧力値F〜Fを統計的に処理して、所定領域Lに加わる圧力値Pを求めるので、一つの感圧部材において計測される電気抵抗値Rから圧力値Pを求める場合よりも誤差を小さくすることができ、圧力計測精度を向上することが可能となる。
また、上述の圧力計測方法では、3本の感圧部材H〜Hによって所定領域Lに加わる圧力値Pを算出しているが、感圧部材H〜Hの配設数を増加することによりさらに圧力計測精度を向上させることができる。また、必要な圧力計測制度によっては、感圧部材H〜Hの配設数を減少することもできる。
このように、必要な計測精度に応じて感圧部材H〜Hの配設数を増減させることにより、この必要な計測精度に応じて無駄なく感圧部材H〜Hを配設することができる。そして、必要な計測精度を満たす最小限度の感圧部材によって圧力計測装置1を構成することができる。
さらに、上述の圧力計測方法では、複数の感圧部材H〜Hのダイナミックレンジが同一になっているが、それぞれのダイナミックレンジを異ならせてもよい。
これにより、ダイナミックレンジが同一の感圧部材H〜Hを使用した場合では得られない高ダイナミックレンジの計測を行うことが可能となる。
そして、上述の実施の形態では、感圧部材H〜Hが刺激応答性ポリマー繊維によって形成されると共に、加圧により変化する電気的特性が電気抵抗となっている。
これにより、感圧部材H〜Hの電気抵抗値Rの変化に基づき、支持部材5の所定領域Lに加わった圧力値Pを計測することができるので、容易に圧力を計測することができる。また、構造を簡易なものとすることが可能となる。
なお、各感圧部材H〜Hは、圧力が加わることにより細い繊維hの伸び縮みや、繊維h間の接触点の増減等が生じて電気抵抗値Rが変化するものであれば、他の金属繊維や炭素繊維等によって構成されていてもよい。
また、感圧部材H〜Hの電気抵抗値Rの変化は、ピエゾ効果や形状変化に伴う断面積変化による電気抵抗値Rの変化によって生じるものであってもよい。
以上、この発明にかかる実施の形態の一つを図面により詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施の形態に限らない。この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等はこの発明に含まれる。
複数の感圧部材Hは、例えば図5に示すように、第一の方向(図中Xで示す)1本の感圧部材Hに対して、第二の方向(図中Yで示す)に3本の感圧部材Hが重複するように配設されていてもよい。
また、複数の感圧部材Hは、接着剤を用いて支持部材5に固定したり、端部を支持部材5に結びつけることで固定したりしてもよい。
さらに、上述の実施の形態では、第一、第二感圧部材H1−1・・・H1−N、H2−1・・・H2−Nの重複部分Aに、絶縁性を有する支持部材5を介在させることにより互いに絶縁しているが、各感圧部材H1−1・・・H1−N、H2−1・・・H2−Nの周面を絶縁被膜でコーティングすることで重複しても通電しないようにしてもよい。
これにより、多数の感圧部材Hを重複させても、確実且つ容易に互いに絶縁することができる。
この発明にかかる圧力計測装置の構成を示す模式図である。 (a)は刺激応答性繊維における圧力値に対する電気抵抗値の変化特性を模式的に示すグラフであり、(b)は刺激応答性繊維を重複させて圧力を加えた状態を示す説明図である。 (a)は刺激応答性ポリマー繊維の構成を示す説明図であり、(b)は刺激応答性ポリマー繊維に圧力が加わった場合を示す説明図である。 この発明にかかる圧力計測方法を説明するための説明図である。 感圧部材の配設の他の例を示す模式図である。
符号の説明
1 圧力計測装置
1−1・・・H1−N 第一感圧部材(感圧手段)
2−1・・・H2−N 第二感圧部材(感圧手段)
3 電気特性計測装置(電気特性計測手段)
4 圧力算出装置(圧力算出手段)
5 支持部材(支持手段)
D 導線(電気特性伝達手段)

Claims (8)

  1. 加圧により電気的特性が変化する柔軟性を有した線形状の感圧手段と、
    この感圧手段を支持する柔軟性を有したシート状の支持手段と、
    前記感圧手段の電気的特性の変化を計測する電気特性計測手段と、
    前記感圧手段の電気的特性を前記電気特性計測手段に伝達する電気特性伝達手段と、
    前記電気特性計測手段により計測された前記感圧手段の電気的特性の変化に基づいてこの感圧手段に加わった圧力を算出する圧力算出手段とを備え、
    前記感圧手段は、前記支持手段の所定領域において重複するように複数配設され、
    前記電気特性計測手段は、これら複数の感圧手段のそれぞれの電気的特性の変化を同時に計測し、
    前記圧力算出手段は、前記電気的計測手段による複数の計測結果を統計的に処理して前記支持手段の所定領域に加わる圧力を算出することを特徴とする圧力計測装置。
  2. 前記感圧手段は、必要な計測精度に応じて配設数が変化されることを特徴とする請求項1に記載の圧力計測装置。
  3. 前記複数の感圧手段は、圧力感度のダイナミックレンジが異なるものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の圧力計測装置。
  4. 前記感圧手段は、刺激応答性ポリマー繊維により形成されると共に、前記電気的特性が電気抵抗であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載の圧力計測装置。
  5. 加圧により電気的特性が変化する柔軟性を有した線形状の感圧手段を、柔軟性を有したシート状の支持手段により支持し、且つ、この感圧手段を、前記支持手段の所定領域において重複するように複数配設し、
    各感圧手段と、各感圧手段の電気的特性の変化を計測する電気特性計測手段とを電気特性伝達手段により接続して、これら複数の感圧手段のそれぞれの電気的特性の変化を同時に計測し、
    この電気特性計測手段による複数の計測結果を圧力算出手段により統計的に処理して、前記支持手段の所定領域に加わる圧力を算出することを特徴とする圧力計測方法。
  6. 前記感圧手段の配設数を、必要な計測精度に応じて変化させることを特徴とする請求項5に記載の圧力計測方法。
  7. 圧力感度のダイナミックレンジが異なる複数の感圧手段を配設することを特徴とする請求項5又は6に記載の圧力計測方法。
  8. 前記感圧手段を刺激応答性ポリマー繊維により形成すると共に、前記電気的特性を電気抵抗とすることを特徴とする請求項5ないし7のいずれか一つに記載の圧力計測方法。
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