JP2007333311A - 熱交換器 - Google Patents
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Abstract
【課題】配管継手部の設置スペース効率が良く、しかも、配管接続用の部品点数・部品コストを削減できる熱交換器を提供する。
【解決手段】外部を流れる流体との間で熱交換を行うコア部2と、コア部2の両端に配置された一対のタンク部3,4とを備え、一方のタンク部3に仕切壁5によって分割された入口タンク室6及び出口タンク室7が構成された熱交換器1Aに、一方のタンク部6には、仕切壁5を境とする入口タンク室6及び出口タンク室7の双方に臨む位置に配置され、且つ、入口及び出口タンク室6,7にそれぞれ連通する継手流路13,14を内部に有する配管継手部10を設ける。
【選択図】図1
【解決手段】外部を流れる流体との間で熱交換を行うコア部2と、コア部2の両端に配置された一対のタンク部3,4とを備え、一方のタンク部3に仕切壁5によって分割された入口タンク室6及び出口タンク室7が構成された熱交換器1Aに、一方のタンク部6には、仕切壁5を境とする入口タンク室6及び出口タンク室7の双方に臨む位置に配置され、且つ、入口及び出口タンク室6,7にそれぞれ連通する継手流路13,14を内部に有する配管継手部10を設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、内部を流れる熱交換媒体と外部を流れる流体との間で熱交換を行う熱交換器に関する。
この種の従来の熱交換器としては、特許文献1に開示されたものがある。この熱交換器100は、図15に示すように、外部を流れる流体(例えば空気)との間で熱交換を行うコア部101と、このコア部101の両側に配置された一対のタンク部102,103とを備えている。コア部101は、積層された複数のチューブ101aと、隣接するチューブ101a間に介在された複数の伝熱フィン101bとを備えている。一方のタンク部102内には仕切壁104によって入口タンク室(図示せず)と出口タンク室(図示せず)が形成されている。他方のタンク部103内には折り返しタンク室(図示せず)が形成されている。入口タンク室(図示せず)と出口タンク室(図示せず)には配管継手部105,106がそれぞれ接続され、この各配管継手部105,106を介して供給側配管(図示せず)と排出側配管(図示せず)がそれぞれ接続される。
上記構成において、供給側配管(図示せず)を介して入口タンク室(図示せず)に熱交換媒体が供給され、この供給された熱交換媒体がコア部101のチューブ101a内を折り返しタンク室(図示せず)を利用して折り返すように流れて出口タンク室(図示せず)に戻り、この戻された熱交換媒体が排出側配管(図示せず)より排出される。そして、コア部101内を熱交換媒体が流れる過程にあって、コア部101の外部を流れる流体(例えば空気)と熱交換(吸熱、放熱)を行うものである。
上記従来例にあっては、一方のタンク部102に入口用及び出口用の配管継手部105,106が集中設置されているため、配管接続作業性が良い。
尚、上記従来例と同様な構成は、特許文献2や特許文献3にも開示されている。
特開平5−1577484号公報
特開2001−355987号公報
実開昭58−46987355987号公報
しかしながら、従来の熱交換器100では、入口タンク室(図示せず)と出口タンク室(図示せず)のそれぞれに配管継手部105,106を設ける必要があるため、配管継手部105,106の設置スペース効率、ひいては熱交換器100の設置スペース効率が悪いという問題がある。又、配管継手部105,106と供給側配管(図示せず)及び排出側配管(図示せず)とを接続する接続部品も2組必要であり、部品点数が増大し、部品コストがかかるという問題がある。
そこで、本発明は、配管継手部の設置スペース効率が良く、しかも、配管接続用の部品点数・部品コストを削減できる熱交換器を提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1の発明は、内部を流れる熱媒体と外部を流れる流体との間で熱交換を行うコア部と、このコア部の両端に配置された一対のタンク部とを備え、これら一対のタンク部の少なくともいずれか一方側に仕切壁によって分割された複数のタンク室が構成された熱交換器において、複数の前記タンク室が構成された前記タンク部の前記仕切壁を境とする2つの前記タンク室に臨む位置に、前記各タンク室にそれぞれ連通する継手流路を内部に有する配管継手部が設けられたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の熱交換器であって、前記仕切壁を境とする2つの前記タンク室は、入口タンク室と出口タンク室であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載の熱交換器であって、前記配管継手部は、2つの前記継手流路の間にスリットを有し、このスリットに前記タンク部内の前記仕切壁が挿入されたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1又は請求項2記載の熱交換器であって、前記配管継手部に前記仕切壁が一体に設けられたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の熱交換器であって、前記配管継手部に供給側配管と排出側配管とが一体に形成された多孔管が接続されたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の熱交換器であって、前記一対のタンク部の双方に前記仕切壁によって分割された第1熱交換部用のタンク室と第2熱交換部用のタンク室がそれぞれ構成され、且つ、前記コア部は、前記仕切壁に対応する位置で第1熱交換部と第2熱交換部に分割されており、前記一対のタンク部の双方に前記配管継手部が設けられたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、2つのタンク室に対して1つの配管継手部を設ければ良いため、配管継手部の設置スペース効率が良く、しかも、配管接続用の部品点数・部品コストを削減できる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、1つの配管継手部によって供給側配管と排出側配管の接続が可能である。従って、2パス方式の熱交換器に利用して好適である。
請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2の発明の効果に加え、配管継手部の先端面が双方のタンク室の奥まで挿入できるため、配管継手部とタンク部との接続が信頼性のある構造となる。
請求項4の発明によれば、請求項1又は請求項2の発明の効果に加え、タンク部の構成を簡略化できる。
請求項5の発明によれば、請求項1〜請求項4の発明の効果に加え、多孔管を用いることで供給側配管と排出側配管の設置スペース効率が良く、しかも、配管接続作業の簡略化になる。
請求項6の発明によれば、請求項1〜請求項5の発明の効果に加え、1つの配管継手部によって第1熱交換部と第2熱交換部の供給側配管と排出側配管の片方の接続が可能である。従って、第1熱交換部と第2熱交換部から成る複合式の熱交換器に利用して好適である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図5は本発明の第1実施形態を示し、図1は熱交換器の一部切欠斜視図、図2は配管継手部周辺の要部拡大断面図、図3は図2のA−A線断面図、図4は配管継手部の斜視図、図5は図4のB−B線断面図である。
図1に示すように、熱交換器1Aは、内部を流れる熱媒体(例えば冷媒、エンジン冷却水など)と外部を流れる流体(例えば空気など)との間で熱交換を行うコア部2と、このコア部2の内部と連通しつつ、コア部2の両側に配置された一対のタンク部3,4とを備えている。コア部2は、積層された複数のチューブ2aと、隣接するチューブ2a間に介在された複数の伝熱フィン2bとを備えている。一方のタンク部3内で、且つ、中央位置には仕切壁5が配置されている。この仕切壁5によってタンク部3内には入口タンク室6と出口タンク室7が形成されている。他方のタンク部4内には折り返しタンク室(図示せず)が形成されている。
一方のタンク部3には、仕切壁5とその近傍の入口タンク室6と出口タンク室7を臨む位置に継手用の円孔8(図2及び図3)が形成されている。この円孔8を利用して配管継手部10が一方のタンク部3に固定されている。
この配管継手部10は、図2〜図5に示すように、円筒状の外筒部11と、外筒部11の内部に間隔を置いて平行に設けられた一対の分離壁12,12とから構成されている。外筒部11内には、この一対の分離壁12,12によって2つの略半円状の継手流路13,14が形成されている。外筒部11の先端側で、且つ、一対の分離壁12,12の間には、スリット15が形成されている。配管継手部10の先端側は、このスリット15にタンク部3内の仕切壁5を挿入することによってタンク部3内の奥まで挿入されている。
供給側配管16及び排出側配管17は、その先端部が配管継手部10の各継手流路13,14とほぼ同寸法の半円形状に形成されている。そして、供給側配管16と排出側配管17の各先端部は、配管継手部10の各継手流路13,14に挿入された状態でそれぞれ結合されている。尚、図2において、20は車両パネル、21はグロメットである。
上記構成において、供給側配管16より配管継手部10を介して入口タンク室6に熱交換媒体が供給され、この供給された熱交換媒体がコア部2のチューブ2a内を折り返しタンク室(図示せず)を利用して折り返すように流れて出口タンク室7に戻り、この戻された熱交換媒体が配管継手部10を介して排出側配管18より排出される。そして、コア部2のチューブ2a内を熱媒体が流れる際に、チューブ2aの外部を流れる流体(例えば空気)と熱交換(吸熱、放熱)を行う。
以上、本発明では、入口及び出口タンク室6,7が構成されたタンク部3には、仕切壁5を境とする入口及び出口タンク室6,7に臨む位置に配置され、且つ、各入口及び出口タンク室6,7にそれぞれ連通する継手流路13,14を内部に有する配管継手部10が設けられた。従って、入口及び出口タンク室6,7に対して1つの配管継手部10を設ければ良いため、配管継手部10の設置スペース効率が良く、しかも、配管接続用の部品点数・部品コストを削減できる。
この第1実施形態では、仕切壁5によって仕切られるタンク室が入口タンク室6と出口タンク室7であるので、1つの配管継手部10によって供給側配管16と排出側配管17の接続が可能である。従って、上記第1実施形態のように、2パス方式の熱交換器1Aに利用して好適である。
この第1実施形態では、配管継手部10は、2つの継手流路13,14の間にスリット15を有し、このスリット15にタンク部3内の仕切壁5を挿入した状態でタンク部3に固定されている。従って、配管継手部10の先端面が入口及び出口タンク室6,7の奥まで挿入されるため、配管継手部10とタンク部3との接続が信頼性のある構造となる。
図6は本発明の第2実施形態に係る熱交換器の斜視図である。図6に示すように、この第2実施形態の熱交換器1Bは、前記第1実施形態のものと比較するに、一方のタンク部3内には長手方向の直交方向を二等分に仕切る仕切壁22が配置され、この仕切壁22によって分割された入口タンク室(図示せず)と出口タンク室(図示せず)が形成されている。又、コア部2のチューブ2aも、内部の流路が仕切壁(図示せず)によって2つに分割されている。つまり、この第2実施形態の熱交換器1Bは、第1実施形態のものと同様に2パス方式であるが、そのパス経路が相違する。
他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、同一構成箇所には同一符号を付してその説明を省略する。
この第2実施形態にあっても、前記第1実施形態と同様に、入口及び出口タンク室(図示せず,図示せず)に対して1つの配管継手部10を設ければ良いため、配管継手部10の設置スペース効率が良く、しかも、配管接続用の部品点数・部品コストを削減できる。
図7は本発明の第3実施形態に係る熱交換器の概略正面図である。図7に示すように、この第3実施形態の熱交換器1Cは、前記第1実施形態のものと比較するに、一方のタンク部3内を仕切る仕切壁5が端部近くに配置されている。つまり、コア部2の熱交換媒体の往路スペースが大きく、復路スペースが小さく設定されている。
他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、同一構成箇所には同一符号を付してその説明を省略する。
この第3実施形態にあっても、前記第1実施形態と同様に、入口及び出口タンク室(図示せず,図示せず)に対して1つの配管継手部10を設ければ良いため、配管継手部10の設置スペース効率が良く、しかも、配管接続用の部品点数・部品コストを削減できる。
この第3実施形態では、配管継手部10を熱交換器1Cの端部に配置することができる。
図8は本発明の第4実施形態に係る熱交換器の概略正面図である。図8に示すように、この第4実施形態の熱交換器1Dは、前記第1実施形態のものと比較するに、一方のタンク部3内の端部近くに仕切壁5が配置されており、この仕切壁5によって分割された入口タンク室(図示せず)と出口タンク室(図示せず)が形成されている。配管継手部30の先端側は、タンク部3の側端面より入口タンク室(図示せず)に挿入された状態で固定されている。そして、配管継手部30の一方の継手流路13は、入口タンク室(図示せず)を兼用し、他方の継手流路14は仕切壁5の孔より出口タンク室(図示せず)に連通されている。つまり、第1実施形態と同様に2パス方式であるが、コア部2の熱交換媒体の往路スペースが小さく、復路スペースが大きく設定されている。
他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、同一構成箇所には同一符号を付してその説明を省略する。
この第4実施形態にあっても、前記第1実施形態と同様に、入口及び出口タンク室(図示せず,図示せず)に対して1つの配管継手部30を設ければ良いため、配管継手部30の設置スペース効率が良く、しかも、配管接続用の部品点数・部品コストを削減できる。
この第4実施形態では、配管継手部10を熱交換器1Eの端部で、且つ、第3実施形態とは異なる向きに配置したものである。
図9及び図10は本発明の第5実施形態を示し、図9は熱交換器の概略斜視図、図10は熱交換器の概略正面図である。図9及び図10に示すように、この第5実施形態の熱交換器1Eは、前記第1実施形態のものと比較するに、一対のタンク部3,4の双方に仕切壁5,5′によって分割された第1熱交換部2A用のタンク室3A,4Aと第2熱交換部2B用のタンク室3B,4Bがそれぞれ構成されている。コア部2は、仕切壁5,5′に対応する位置で第1熱交換部2Aと第2熱交換部2Bに分割されている。又、一対のタンク部3,4の双方には、配管継手部10,10がそれぞれ設けられている。各配管継手部10,10の構成は、前記第1実施形態のものと同一であるため、説明を省略する。
この第5実施形態では、一方の配管継手部10によって第1熱交換部2Aと第2熱交換部2Bの供給側配管(図示せず)と排出側配管(図示せず)の片方の接続が可能である。従って、この第5実施形態のように、第1熱交換部2Aと第2熱交換部2Bから成る複合式の熱交換器1Eに利用して好適である。
この第5実施形態では、第1熱交換側と第2熱交換側の熱交換媒体の流出入方向が互いに逆向きに設定されているが、同じ向きに設定しても良い。この場合には、一方の配管継手部10は、第1及び第2熱交換側の入口タンク室(又は出口タンク室)に接続することになり、他方の配管継手部10は、第1及び第2熱交換側の出口タンク室(又は入口タンク室))に接続することになる。
図11及び図12は配管継手部の変形例を示し、図11は配管継手部の斜視図、図12は図11のC−C線断面図である。図11及び図12に示すように、配管継手部31は、円筒状の外筒部31aと、外筒部31a内を2つの継手流路32,33に分離する分離壁31bと、この分離壁31bより一体に突設された仕切壁31cとから構成されている。配管継手部31を熱交換器のタンク部(図示せず)に取り付けると、仕切壁31cによってタンク部(図示せず)内が仕切られて2つのタンク室が形成される。
この変形例では、配管継手部31を使用するため、予めタンク部(図示せず)内を仕切壁で仕切る必要がないため、タンク部(図示せず)の構成を簡略化できる。
図13は第1実施形態の配管継手部に接続する配管の変形例である。前記第1実施形態では、配管継手部10にそれぞれ単管である供給側配管16と排出側配管17が接続されていたが、図13に示すように、この変形例では配管継手部10に供給側配管と排出側配管とが一体に形成された多孔管34が接続されている。多孔管34内には、分離壁34aによって供給側流路34bと排出側流路34cが形成されている。多孔管34の先端接続部にはスリット34dが形成されている。多孔管34は、そのスリット34dに配管継手部10の一対の分離壁12,12を挟持するよう挿入することによって配管継手部10に接続する。
この変形例では、配管継手部10に前記多孔管34を接続するため、供給側配管と排出側配管の設置スペース効率が良く、しかも、配管接続作業の簡略化になる。
図14は変形例の配管継手部31に接続する配管の変形例である。図14に示すように、変形例(図11及び図12)の配管継手部31には供給側配管と排出側配管とが一体に形成された多孔管35が接続されている。多孔管35内には、分離壁35aによって供給側流路35bと排出側流路35cが形成されている。多孔管35の先端接続部の外径は、配管継手部31のほぼ内径に設定されている。多孔管35の先端接続部は、双方の分離壁35a,31bを位置合わせしつつ配管継手部31内に挿入することによって配管継手部31に接続される。
この変形例では、配管継手部31に多孔管35を接続するため、供給側配管と排出側配管の設置スペース効率が良く、しかも、配管接続作業の簡略化になる。
尚、前記第1〜第4実施形態では、2パス方式の熱交換器1A〜1Dに本発明を適用した場合を説明したが、4パス方式、6パス方式等の熱交換器に同様に適用できることはもちろんである。
尚、前記第5実施形態では、コア部2が第1熱交換部2Aと第2熱交換部2Bとから成るものに適用した場合を示したが、熱交換部の個数が3個以上のものにも適用可能である。
1A〜1E 熱交換器
2 コア部
2A 第1熱交換部
2B 第2熱交換部
3,4 タンク部
3A,4A 第1熱交換部用タンク室
3B,4B 第2熱交換部用タンク室
5,5′ 仕切壁
6 入口タンク室(タンク室)
7 出口タンク室(タンク室)
10 配管継手部
13,14 継手流路
15 スリット
22 仕切壁
30,31 配管継手部
31c 仕切壁
32,33 継手流路
34,35 多孔管
2 コア部
2A 第1熱交換部
2B 第2熱交換部
3,4 タンク部
3A,4A 第1熱交換部用タンク室
3B,4B 第2熱交換部用タンク室
5,5′ 仕切壁
6 入口タンク室(タンク室)
7 出口タンク室(タンク室)
10 配管継手部
13,14 継手流路
15 スリット
22 仕切壁
30,31 配管継手部
31c 仕切壁
32,33 継手流路
34,35 多孔管
Claims (6)
- 内部を流れる熱媒体と外部を流れる流体との間で熱交換を行うコア部(2)と、このコア部(2)の両端に配置された一対のタンク部(3,4)とを備え、これら一対のタンク部(3,4)の少なくともいずれか一方側に仕切壁(5,22)によって分割された複数のタンク室(6,7)が構成された熱交換器において、
複数の前記タンク室(6,7)が構成された前記タンク部(3)の前記仕切壁(5,22)を境とする2つの前記タンク室(6,7)に臨む位置に、前記各タンク室(6,7)にそれぞれ連通する継手流路(13,14,32,33)を内部に有する配管継手部(10,30,31)が設けられたことを特徴とする熱交換器。 - 請求項1記載の熱交換器であって、
前記仕切壁(5,22)を境とする2つの前記タンク室(6,7)は、入口タンク室(6)と出口タンク室(7)であることを特徴とする熱交換器。 - 請求項1又は請求項2記載の熱交換器であって、
前記配管継手部(10)は、2つの前記継手流路(13,14)の間にスリット(15)を有し、
このスリット(15)に前記タンク部(3)内の前記仕切壁(5)が挿入されたことを特徴とする熱交換器。 - 請求項1又は請求項2記載の熱交換器であって、
前記配管継手部(31)に前記仕切壁(31c)が一体に設けられたことを特徴とする熱交換器。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の熱交換器であって、
前記配管継手部(10,31)に供給側配管と排出側配管とが一体に形成された多孔管(34,35)が接続されたことを特徴とする熱交換器。 - 請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の熱交換器であって、
前記一対のタンク部(3,4)の双方に前記仕切壁(5,5′)によって分割された第1熱交換部用のタンク室(3A,4A)と第2熱交換部用のタンク室(3B,4B)がそれぞれ構成され、且つ、前記コア部(2)は、前記仕切壁(5,5′)に対応する位置で第1熱交換部(2A)と第2熱交換部(2B)に分割されており、
前記一対のタンク部(3,4)の双方に前記配管継手部(10,10)が設けられたことを特徴とする熱交換器。
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JP (1) | JP2007333311A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009081742A1 (en) | 2007-12-25 | 2009-07-02 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Thermal lens forming element |
JP6145189B1 (ja) * | 2016-02-29 | 2017-06-07 | 三菱重工業株式会社 | 熱交換器及び空気調和機 |
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2006
- 2006-06-15 JP JP2006166118A patent/JP2007333311A/ja active Pending
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