JP2007331040A - 治具装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】4箇所以上の支持部を用いて被加工物を精密に支持できる治具装置を提供すること。
【解決手段】被加工物2の加工の基準となる基準面を規定するために被加工物2を支持する支持部11,12が設けられた治具装置1において、支持部11,12は、固定された1対の固定支持部11と、可動自在に設けられた少なくとも1対の可動支持部12とで構成され、支持部11,12が、可動支持部12同士を結ぶ直線βが、固定支持部11同士を結ぶ直線αに交わるように配置されており、可動支持部12の可動制御を行う可動制御手段を備え、可動制御手段は、固定支持部11にて被加工物2を支持した状態で可動支持部12を可動した後、全ての可動支持部12が被加工物2に当接したときに、可動支持部12の可動を停める。
【選択図】図2

Description

本発明は、被加工物の加工の基準となる基準面を規定するために被加工物を支持する支持部が設けられた治具装置に関する。
従来、鋳造やダイキャストにより製造されたワーク(被加工物)や、基準面が形成されていない精密加工前のワークを、工作機械などにより加工する際には、ワークに点接触状に当接して支持できる3つの支持部を治具に設けて、この3つの支持部をワークに当接させるによりワークを治具に安定的に支持し、かつ3点支持構造によりワークの加工の基準となる基準面を精密に規定している(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開平6−94446号公報(第4頁、第4図) 特開平11−58197号公報(第3頁、第6図) 特開2006−7379号公報(第5頁、第1図)
しかしながら、3点支持構造による支持に適さない形状をなすワーク(被加工物)、例えば、四角形状や十字形状をなすワークを保持するためには、ワークの形状に対応させた4箇所以上の支持部で支持させる方が安定する。しかし、従来の治具では、4箇所以上の支持部では、ワークをがたつかせることなく精密に支持できないという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、4箇所以上の支持部を用いて被加工物を精密に支持できる治具装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の治具装置は、
被加工物の加工の基準となる基準面を規定するために該被加工物を支持する支持部が設けられた治具装置において、
前記支持部は、固定された1対の固定支持部と、可動自在に設けられた少なくとも1対の可動支持部とで構成され、前記支持部が、前記可動支持部同士を結ぶ直線が、前記固定支持部同士を結ぶ直線に交わるように配置されており、
前記可動支持部の可動制御を行う可動制御手段を備え、該可動制御手段は、前記固定支持部にて前記被加工物を支持した状態で前記可動支持部を可動した後、全ての前記可動支持部が前記被加工物に当接したときに、該可動支持部の可動を停めることを特徴としている。
この特徴によれば、初めに被加工物が固定支持部同士に支持されることにより、被加工物が固定支持部同士を結ぶ直線を軸として揺動可能に支持されており、次にこの状態で可動支持部を被加工物の方向に移動させ、被加工物に全ての可動支持部が当接した時点で該可動支持部の可動を停める。そのため全ての支持部が被加工物に当接されるまで、被加工物が揺動可能な状態になっており、被加工物を4箇所以上の支持部を用いて精密に支持することができる。
本発明の請求項2に記載の治具装置は、請求項1に記載の治具装置であって、
前記1対の可動支持部のうち、一方の可動支持部が前記被加工物に当接された状態では、前記両可動支持部の可動が継続され、前記両可動支持部が前記被加工物に当接されたときに、前記両可動支持部の可動を停止することを特徴としている。
この特徴によれば、両可動支持部の可動が、両可動支持部と被加工物との当接時まで継続されることになり、可動支持部の停止直前まで、少なくとも3点で定義される面が固定化されないため、両可動支持部の停止時に被加工物を4箇所以上の支持部を用いて精密に支持することができる。
本発明の請求項3に記載の治具装置は、請求項1または2に記載の治具装置であって、
前記1対の可動支持部の可動速度が同一になっていることを特徴としている。
この特徴によれば、両可動支持部が同一の可動速度となっているため、両可動支持部の停止時における停止位置の誤差を無くすことができ、可動支持部の停止位置の位置決めが正確にできるようになり、支持部により被加工物を精密に支持できる。
本発明の請求項4に記載の治具装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の治具装置であって、
前記可動支持部の先端部には、流体が流出される流出口が形成され、前記可動制御手段が、前記流出口からの流体の流出が変化されることで前記可動支持部が前記被加工物に実質的に当接状態にあることを検知する検知手段を含むことを特徴としている。
この特徴によれば、可動支持部の先端部が被加工物に略当接されて、流出口からの流体の流出が大きく変化するとき、この流体の流れの変化で可動支持部の被加工物への実質的な当接を検知するので、両可動支持部の当接状態のバランスを反映させることができ、両可動支持部の互いのバランスを保償できる。
本発明の請求項5に記載の治具装置は、請求項1ないし4のいずれかに記載の治具装置であって、
前記可動支持部同士を結ぶ直線と、前記固定支持部同士を結ぶ直線とが、略90度の角度で交わっていることを特徴としている。
この特徴によれば、固定支持部の支持による被加工物の揺動可能な状態に対して、可動支持部がバランスよく被加工物に当接され、被加工物を支持部で安定的に支持することができる。
本発明の請求項6に記載の治具装置は、請求項1ないし5のいずれかに記載の治具装置であって、
前記1対の固定支持部にて前記被加工物を支持した状態で、前記被加工物を前記固定支持部の方向へ押圧して揺動可能な状態とする押圧部が、ほぼ前記固定支持部同士を結ぶ直線上に配置されていることを特徴としている。
この特徴によれば、押圧部が固定支持部同士を結ぶ直線上に配置されるため、被加工物が固定支持部同士を結ぶ直線を軸として揺動可能な状態で、被加工物を治具装置から脱落しないように保持することができる。
本発明に係る治具装置を実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、実施例における治具装置を示す斜視図であり、図2は、治具装置を示す平面図であり、図3は、ワークを示す底面図であり、図4は、図2における治具装置を示すA−A縦断側面図であり、図5は、図2における治具装置を示すB−B縦断正面図であり、図6(a)は、固定支持部により支持されたワークを示す概念正面図であり、図6(b)は、一方の可動支持部が当接された状態のワークを示す概念正面図であり、図6(c)は、全ての支持部により支持されたワークを示す概念正面図である。以下、図2の紙面下方側を治具装置の正面側(前方側)とし、図4の紙面右方側を治具装置の正面側(前方側)とし、図5及び図6の紙面手前側を治具装置の正面側(前方側)として説明する。
図1の符号1は、本発明の適用された治具装置であり、この治具装置1は、本発明の被加工物としてのワーク2をドリル工具(図示略)を用いて加工する際に、ワーク2を保持するために、主にNC工作機械(図示略)などの内部に設置されるようになっている。
尚、NC工作機械では、ドリル工具(図示略)の位置や治具装置1によって保持されるワーク2の位置が座標値によって定義されており、その位置情報に基づいて制御装置(図示略)が、ドリル工具の位置や治具装置1の位置を変化させるようになっている。つまり、ドリル工具とワーク2との相対位置の制御が制御装置によって自動化された数値制御方式の工作機械として構成されている。
図1に示すように、治具装置1には、NC工作機械の内部に設置される可動テーブル(図示略)等に固定される台部3が設けられており、この台部3の上面には、ワーク2が取り付けられる略円形状をなす取付部4が形成されている。更に、取付部4の周辺近傍には、保持装置5が前後位置に2つ設けられるとともに、ワーク2が水平方向に回動することを規制する側部当接装置6が設けられている。
図2に示すように、取付部4の上面には、その中央部にワーク2が水平方向(X−Y軸方向)に移動することを規制する下部当接装置7が設けられている。この下部当接装置7に対して前後位置に、2つの固定支持装置8が設けられるとともに、下部当接装置7に対して左右位置に、2つの可動支持装置9が設けられている。また、取付部4に立設された略棒状をなす4つの保持クランプ10が固定支持装置8と可動支持装置9との間に配置されている。
また、前後1対をなす各々の固定支持装置8には、取付部4に対して固定された固定支持部11が設けられるとともに、左右1対をなす各々可動支持装置9には、取付部4に対して可動可能に設けられた可動支持部12が設けられている。更に、1対の固定支持部11同士を結ぶ直線αが前後方向(Y軸方向)に延びているとともに、1対の可動支持部12同士を結ぶ直線βが左右方向(X軸方向)に延びている。尚、直線αと直線βとは平面視において略90度の交差角度で交わっている。
図3に示すように、本実施例における被加工物としてのワーク2は、自動車等のオルタネータ等に用いられるカバー体として構成されている。このワーク2は略円形状をなす外周枠13と内周枠14とが設けられ、外周枠13と内周枠14とを連結する4つの連結枠15が形成されている。
4つの連結枠15は底面視で略十字形状をなすとともに、外周枠13と内周枠14との間には、連結枠15によって区切られた4つの孔部16が形成されている。各々の連結枠15の底面側には、固定支持部11及び可動支持部12が当接される当接部17が設けられている。また、内周枠14の中央部には、下部当接装置7が当接される中央孔18が設けられている。更に、外周枠13には、複数のスリット孔19が形成されている。
図4に示すように、保持装置5には、台部3に固定された保持シリンダ20と、保持シリンダ20の内部に上下昇降自在に設けられた保持ピストン21を有し、保持ピストン21の先端部には、ワーク2の外周枠13の上面側の端部に面接触で当接される本発明の押圧部としてのチャッカ22が連結されている。尚、チャッカ22は正面視において保持ピストン21に対して左右に揺動可能に連結されている(図5参照)。
図2に示すように、チャッカ22は平面視において固定支持部11同士を結ぶ直線α上に配置されており、前後1対のチャッカ22が前後1対の固定支持部11に対応する位置に配置されている。
図4に示すように、保持ピストン21は保持シリンダ20の内部に配置されるコイルバネ23により常に下方側に牽引付勢されている。また、保持シリンダ20の下端部には、油液供給管24が接続されており、この油液供給管24から保持シリンダ20内に油液(流体)が供給されている。制御装置(図示略)の制御に基づいて油液の油圧を上昇させると、その油圧がコイルバネ23の付勢力に抗し、コイルバネ23を延ばして保持ピストン21及びチャッカ22を押し上げる。使用者はチャッカ22が押し上げられた状態で取付部4に対してワーク2の着脱が行えるようになっている。
取付部4に設けられた4つの保持クランプ10の先端部には、水平方向に突出された係合片25が形成されている。ワーク2が取付部4に配置されると、ワーク2の孔部16に保持クランプ10の係合片25が挿入されるようになっている。図2に示すように、孔部16に係合片25が挿入された状態で保持クランプ10が水平方向に回動させると、係合片25がワーク2の内周枠14の上面側に当接され、ワーク2を取付部4に保持させることができる。
図4に示すように、取付部4の中央部に配置された下部当接装置7は、上下方向(Z軸方向)に移動自在に設けられた円筒体26を有しており、この円筒体26の先端部の外周には、所定角度で先端に行くに従い窄まるように傾けられたテーパ面27が形成されている。
また、円筒体26は取付部4の内部に配置されたリフト部材28と連結されており、このリフト部材28には油液供給管29が接続されている。制御装置(図示略)の制御に基づいてリフト部材28に供給される油液の油圧を制御することで、リフト部材28が上下方向(Z軸方向)に移動されるようになっている。
使用者がワーク2を取付部4に取り付けた状態でリフト部材28を上昇させると、円筒体26の先端部がワーク2の中央孔18に挿入されるようになり、円筒体26のテーパ面27が中央孔18の内周面に当接される。そのためワーク2が水平方向(X−Y軸方向)に移動することを規制するようになっている。
図2に示すように、側部当接装置6には、ワーク2の外周枠13に形成されたスリット孔19に挿入される挿入片30が設けられている。この挿入片30の左右幅はスリット孔19の左右幅と同一をなすように形成されている。
図4に示すように、固定支持装置8には、固定支持部11が形成されるとともに、固定支持装置8の内部には、空気が供給される空気供給管31が配置されており、この空気供給管31が固定支持部11の先端部に形成された流出口32と連通されている。空気供給管31に供給された空気は、流出口32から外部に流出されるようになっており、ワーク2の当接部17が固定支持部11に当接されると流出口32が塞がれ、空気の流出が停止されるようになっている。
図5に示すように、可動支持装置9は、取付部4に固定された可動機構部33と、可動機構部33の中心軸に上下昇降自在に設けられた可動ピストン34とを有している。可動ピストン34の先端部には、可動支持部12が形成されるとともに、可動ピストン34の内部には、前述した固定支持部11と同様に、可動支持部12に形成された流出口36と連通された空気供給管35が配置され、ワーク2の当接部17が可動支持部12に当接されると流出口36が塞がれ、空気供給管35に供給された空気の流出が停止されるようになっている。
各々の空気供給管31,35内には、固定支持部11に設けられた各々の流出口32から空気が流出されているか否かを検知する検知センサ48と、可動支持部12に設けられた各々の流出口36から空気が流出されているか否かを検知する本発明の検知手段としての検知センサ49とが設けられている。この検知センサ48,49は空気供給管31,35内の空気圧を計る圧力センサとして構成されている。各々の検知センサ48,49による検知に基づいて制御装置(図示略)が、固定支持部11及び可動支持部12が、ワーク2の当接部17に当接したか否かを把握できるようになっている。
尚、制御装置(図示略)は、流出口32,36からの空気の流出が完全に停止(遮断)されなくとも、流出口32,36から流出する空気量の大きく変化したことを検知センサ48,49が検知することで、固定支持部11及び可動支持部12が、ワーク2の当接部17に当接したか否かを把握できるようになっている。
検知センサ48,49は、例えば、固定支持部11及び可動支持部12とワーク2の当接部17とが当接されたときに、固定支持部11及び可動支持部12と当接部17との間の微小な間隙から若干空気が流出される場合であっても、検知センサ48,49が、流出口32,36から流出する空気量が低下したこと、すなわち空気供給管31,35内の空気圧が上昇したことを検知して、固定支持部11及び可動支持部12が、ワーク2の当接部17に当接したことを把握するようになっている。
可動機構部33内における可動ピストン34の側部には、油液供給管37から油液が供給されるシリンダ部38が形成され、シリンダ部38内には、可動ピストン34を挟むように配置された内壁部材39が設けられている。制御装置(図示略)の制御に基づいて、シリンダ部38内に供給された油液の油圧を上昇させると、内壁部材39が可動ピストン34を左右方向から挟み込み、可動ピストン34が上下方向(Z軸方向)に移動しないように固定されるようになっている。尚、可動機構部33の下部には、コイルバネ40が設けられており、このコイルバネ40の付勢力によって可動ピストン34が下方側に押圧付勢されている。
取付部4の内部には、上下に移動自在のロッド部材41が設けられており、ロッド部材41の先端部には、テーパ部42が形成されている。また、ロッド部材41は、コイルバネ43によって下方側に押圧付勢されるとともに、ロッド部材41の下部には、油液供給管44から油液が供給されるようになっている。制御装置(図示略)の制御に基づいて油液の油圧を上昇させると、ロッド部材41が油圧によって上方側に移動されるようになっている。
図5に示すように、ロッド部材41のテーパ部42は、複数のボール45が配置された左右方向に延びるボール配管46内に配置されており、テーパ部42がボール配管46内のボール45と当接されている。また、可動ピストン34の下部にもテーパ部47が形成されており、このテーパ部47がボール配管46内に配置され、テーパ部47がボール配管46内のボール45と当接されている。
ロッド部材41が上方側に移動されると、ロッド部材41のテーパ部42に当接されたボール45が左右方向に移動され、その可動が複数のボール45を介して可動ピストン34に当接されたボール45まで伝達される。そして、可動ピストン34のテーパ部47に当接されたボール45が、可動ピストン34を押し上げるようになっており、1つのロッド部材41が可動されることによって2つの可動ピストン34が可動される。
尚、左右に配置された可動ピストン34は、同一な可動量(移動される距離)及び可動速度(移動の速さ)で上方に移動するようになっている。更に、本実施例では、可動機構部33、ロッド部材41、ボール45、制御装置(図示略)及び検知センサ49が本発明における可動制御手段を構成している。
次に、NC工作機械(図示略)を用いることで、鋳造された状態のワーク2の上端縁をドリル工具(図示略)により研削し、上端縁にワーク2の加工の基準となる平坦な基準面Fを形成する際の治具装置1の使用例を説明する。
図4に示すように、先ず使用者は治具装置1の取付部4の上方からワーク2を取り付けると、ワーク2の前後位置の当接部17に前後両方の固定支持部11が当接される。そして、制御装置(図示略)の制御に基づいて保持装置5の保持シリンダ20内に油液の油圧を降下させると前後両方のチャッカ22がワーク2に当接される。チャッカ22は、ワーク2の端部に面接触された状態でワーク2を下方側に押圧しつつワーク2とともに保持ピストン21に対して左右に揺動可能になっている。
チャッカ22はコイルバネ23の付勢力によってワーク2を固定支持部11側に押圧するようになっており、ワーク2はチャッカ22と固定支持部11との間で挟持される。ワーク2の当接部17が固定支持部11に密着されると、固定支持部11の流出口32が塞がれて前述した検知センサ48によって、制御装置(図示略)は固定支持部11がワーク2の当接部17に当接されたことを把握する。
図5及び図6(a)に示すように、ワーク2はチャッカ22と固定支持部11との間で挟持された状態では、ワーク2はチャッカ22とともに正面視において左右に揺動可能な状態で保持される。つまり図2に示す直線αを軸としてワーク2が左右に揺動されるようになっている。このとき左右に配置される両方の可動支持部12はワーク2に当接されないか、若しくはワーク2が傾いて左右どちらか一方の可動支持部12がワークの当接部17に当接された状態になる。
次に制御装置(図示略)の制御に基づいてロッド部材41の下部に供給される油液の油圧を上昇させてロッド部材41を上昇させ、左右に配置される両方の可動支持装置9の可動ピストン34を上昇させることで、両方の可動支持部12を上昇(可動)させる。両可動支持部12がワーク2の左右の当接部17に当接されると、両可動支持部12の流出口36が塞がれ、前述した検知センサ49により制御装置(図示略)が、両方の可動支持部12がワーク2の当接部17に当接されたことを把握する。
左右2つの可動支持部12の両方がワーク2の左右の当接部17に当接したことを、検知センサ49を介して把握した制御装置(図示略)は、シリンダ部38内に供給された油液の油圧を上昇させるようになっており、前述したように左右両方の可動ピストン34がシリンダ部38内の内壁部材39により左右方向から挟み込まれ、可動ピストン34の上下移動が固定され、両方の可動支持部12の上昇(可動)が停止される。
尚、制御装置(図示略)が、両方の可動ピストン34を停止させる信号が発せられたときから、シリンダ部38内の内壁部材39が作動するまで若干時間差があったり、内壁部材39によるブレーキ(摺動抵抗)が加わって実際に両方の可動ピストン34が停止されるまで若干時間差があったりしても、両方の可動支持部12の可動速度が同一となっていることで、両方の可動ピストン34が停止時の時間差によって進む距離が同一となり、両方の可動支持部12の相対的な停止位置の誤差を無くすことができる。
更に尚、可動ピストン34が所定位置で停止せずに、可動ピストン34の押圧力によりワーク2を上方に押し上げる誤作動が発生した場合には、固定支持部11の先端部がワーク2の当接部17から離れるので、流出口32から空気が流出するようになり、空気供給管31の空気圧の低下を検知センサ48が検出するので、制御装置(図示略)が誤作動を把握できるようになっている。
また、ワーク2の左右の当接部17の高さが異なる場合、例えば、ワーク2がチャッカ22と固定支持部11との間で挟持された状態で、左右どちらか一方に傾いていたり、ワーク2の鋳造時に製作誤差が発生していたりする場合には、図5及び図6(b)に示すように、左右2つの可動支持部12のうち、どちらか一方の可動支持部12が最初にワーク2の当接部17に当接される。
このように一方の可動支持部12がワーク2の当接部17に当接された状態では、制御装置(図示略)は両方の可動支持部12の上昇を継続するように制御する。そして、両可動支持部12の上昇により、一方に傾いていたワーク2が直線αを軸心として他方の可動支持部12に近づくように揺動される。
図5及び図6(c)に示すように、制御装置(図示略)は、両方の可動支持部12がワーク2の当接部17に当接されたときに、可動支持部12の上昇を停止させるように制御するようになっている。そのため左右両方の可動支持部12が当接されたときの可動支持部12の高さ位置(Z軸方向の位置)は同一になるように位置決めされ、ワーク2は直線αを軸心として左右に揺動可能な状態が平均化された位置で固定支持される。
そして、制御装置(図示略)は、下部当接装置7の円筒体26を上昇させ、円筒体26のテーパ面27をワーク2の中央孔18の内周面に当接させ、ワーク2が水平方向(X−Y軸方向)に移動することを規制する。
また、制御装置(図示略)は、側部当接装置6を可動させ、側部当接装置6に設けられた挿入片30をスリット孔19に挿入する。側部当接装置6の挿入片30がスリット孔19に挿入されることで、ワーク2が円筒体26に当接された中央孔18を中心として水平方向に回動することを規制する。
更に、4つの保持クランプ10を水平方向に回動させ、保持クランプ10の係合片25をワーク2の内周枠の上面側に当接させることで、ワーク2の治具装置1に対する取り付けが完了してドリル工具(図示略)による加工、すなわち基準面Fの形成作業が開始される。
ワーク2は固定支持部11及び可動支持部12により4箇所で安定的に支持され、かつワーク2の揺動運動や上下方向(Z軸方向)に対する移動が規制され、ワーク2はがたつくことなく精密に支持される。そのためドリル工具(図示略)によってワーク2の上端縁に平坦な基準面F(X−Y方向に広がる平面)を精密に形成することができる。
従来の治具装置おいて、4箇所の支持部(支持点)でワークを保持するために、例えば、治具装置に4箇所の固定支持部を設けた場合、3箇所の支持部には、3点支持構造による安定性によりワークをがたつかせることなく支持されるが、ワークの製造誤差や4箇所の固定支持部の高さの誤差等により、残りの1箇所の支持部には、ワークと固定支持部との間に間隙が発生してしまう。
また、そのような間隙の発生を防ぐために、例えば、前記残りの1箇所の支持部を可動できる可動支持部として構成した治具装置の場合には、3箇所の固定支持部により3点支持構造が決定され、その後に残りの1箇所の可動支持部が当接されるようになり、3点支持構造により決定された3点を結ぶ仮想の平面が、可動支持部の当接の際の押圧力によりずれてしまい、ワークを精密に支持できないという問題があった。
しかしながら、本実施例の治具装置1によれば、1対の可動支持部12同士を結ぶ直線αが、1対の固定支持部11同士を結ぶ直線βに交わるように配置されており、制御装置(図示略)が、1対の固定支持部11にてワーク2を支持した状態で可動支持部12を可動した後、1対の可動支持部12がワーク2に当接したときに、可動支持部12の可動を停めることで、初めにワーク2が固定支持部11同士に支持されることにより、ワーク2が固定支持部11同士を結ぶ直線αを軸として揺動可能に支持されており、次にこの状態で可動支持部12をワーク2の方向に移動させ、ワーク2に全ての可動支持部12が当接した時点で該可動支持部12の可動を停める。そのため全ての支持部11,12がワーク2に当接されるまで、ワーク2が揺動可能な状態になっており、ワーク2を4箇所以上の支持部11,12を用いて精密に支持することができる。
また、1対の可動支持部12のうち、一方の可動支持部12がワーク2に当接された状態では、両可動支持部12の可動が継続され、両可動支持部12がワーク2に当接されたときに、両可動支持部12の可動を停止することで、両可動支持部12の可動が、両可動支持部12とワーク2との当接時まで継続されることになり、可動支持部12の停止直前まで、2つの固定支持部11及び1つの可動支持部12とで形成される少なくとも3点で定義される面が固定化されないため、両可動支持部12の停止時にワーク2を4箇所以上の支持部11,12を用いて精密に支持することができる。
尚、ワーク2の当接部17に2つの固定支持部11が当接され、左右に配置されるどちらか一方の可動支持部12が最初にワーク2の当接部17に当接された状態のときには、ワーク2は2つの固定支持部11と1つの可動支持部12による3点支持構造により安定的に支持されている。この状態では前記3点を結ぶ仮想の平面内に、ワーク2に当接されていない他方の可動支持部12は含まれておらず、例えば、この状態でワーク2に当接された一方の可動支持部12の可動を停止させた後、他方の可動支持部12をワーク2に当接させようとすると、他方の可動支持部12がワーク2に当接された時点で、他方の可動支持部12の押圧力によって前記仮想の平面がずれてしまい、4点を均等に支持できなくなる。しかしながら本発明の治具装置1によれば、一方の可動支持部12がワーク2に当接され、かつ他方の可動支持部12がワーク2に当接されていない状態ならば、前記3点で形成される仮想の平面が、他方の可動支持部12に近づく方向に揺動されるようになり、4点で支持された時点では、両方の可動支持部12が均等の押圧力でワーク2に当接されるようになっており、4点支持構造を用いてワーク2を精密に支持できる。
また、1対の可動支持部12の可動速度が同一になっていることで、両可動支持部12の停止時における停止位置の誤差を無くすことができ、可動支持部12の停止位置の位置決めが正確にできるようになり、支持部11,12によりワーク2を精密に支持できる。
また、可動支持部12の先端部には、空気(流体)が流出される流出口36が形成され、その流出口36からの空気の流出が変化されることで可動支持部12がワーク2に実質的に当接状態にあることを検知する検知センサ49が設けられていることで、可動支持部12の先端部がワーク2に略当接されて、流出口36からの空気の流出が大きく変化するとき、この空気の流れの変化で可動支持部12のワーク2への実質的な当接を検知するので、両可動支持部12の当接状態のバランスを反映させることができ、両可動支持部12の互いのバランスを保償できる。
また、可動支持部12同士を結ぶ直線αと、固定支持部11同士を結ぶ直線βとが、略90度の角度で交わっていることで、固定支持部11の支持によるワーク2の揺動可能な状態に対して、可動支持部12がバランスよくワーク2に当接され、ワーク2を安定的に支持することができる。
また、1対の固定支持部11にてワーク2を支持した状態で、ワーク2を固定支持部11の方向へ押圧して揺動可能な状態とするチャッカ22が、ほぼ固定支持部11同士を結ぶ直線α上に配置されていることで、ワーク2が固定支持部11同士を結ぶ直線αを軸として揺動可能な状態で、ワーク2を治具装置1から脱落しないように保持することができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、治具装置1がオルタネータ等に用いられるカバー体として構成されたワーク2に対して基準面Fを形成する際に、ワーク2を固定するための治具装置1として用いられていたが、オルタネータに限らず、その他の部材で構成されるワークに基準面Fを形成する際に、ワークを固定するために本発明の治具装置1を用いるようにしてもよい。
また、前記実施例では、4箇所の支持部11,12によってワーク2を支持していたが、ワークの形状によっては、4箇所の支持部11,12のみならず5箇所や6箇所或いはそれ以上の数箇所の支持部によって支持させる方が安定する場合があり、その場合には、ワークの形状に応じて可動支持部の個数を増やしてもよい。尚、5箇所以上の支持部を用いる場合には、前記実施例の図2における直線α上に全ての固定支持部を配置させておき、可動支持部は直線α以外の部位にバランスよく配置させることで、ワークを安定的に支持できるようになる。
また、前記実施例では、複数の可動支持部12の可動量が同一になっていたが、可動支持部12の可動量を異なるようにして、各々の可動支持部の可動量を制御するようにしてもよく、特に、5箇所以上の支持部を設けた場合やワーク2に当接部17を形成できない場合などには、ワークの形状に合わせて可動支持部の可動量を制御するようにした方がよい。
また、前記実施例では、検知手段としての検知センサ49が、可動支持部12に設けられた流出口36から空気が流出されているか否かを検知することで、制御装置(図示略)が、可動支持部12がワーク2に当接したか否かを把握できるようになっていたが、検知手段は、空気の流出を検知する検知センサ49に限らず、その他の検知手段を用いて可動支持部12がワーク2に当接したか否かを把握できるようにしてもよい。例えば、可動支持部12に圧力センサを設け、圧力センサにワーク2が当接されることで発せられる信号によって制御装置が、可動支持部12がワーク2に当接したか否かを把握できるようにしてもよいし、ワーク2にレーザ光線を当てたり、ワーク2を撮影した画像を処理したりすることで、制御装置が、可動支持部12がワーク2に当接したか否かを把握できるようにしてもよい。
また、前記実施例では、2つの固定支持部11同士を結ぶ直線αと、2つの可動支持部12同士を結ぶ直線βとが、平面視において略90度の交差角度で交わっていたが、交差角度は90度に限ることなく、直線αと直線βとは90度以外のその他の交差角度で交わるようにしてもよい。
実施例における治具装置を示す斜視図である。 治具装置を示す平面図である。 ワークを示す底面図である。 図2における治具装置を示すA−A縦断側面図である。 図2における治具装置を示すB−B縦断正面図である。 (a)は、固定支持部により支持されたワークを示す概念正面図であり、(b)は、一方の可動支持部が当接された状態のワークを示す概念正面図であり、(c)は、全ての支持部により支持されたワークを示す概念正面図である。
符号の説明
1 治具装置
2 ワーク(被加工物)
5 保持装置
8 固定支持装置
9 可動支持装置
11 固定支持部
12 可動支持部
22 チャッカ(押圧部)
32,36 流出口
33 可動機構部(可動制御手段)
41 ロッド部材(可動制御手段)
45 ボール(可動制御手段)
48,49 検知センサ(検知手段,可動制御手段)

Claims (6)

  1. 被加工物の加工の基準となる基準面を規定するために該被加工物を支持する支持部が設けられた治具装置において、
    前記支持部は、固定された1対の固定支持部と、可動自在に設けられた少なくとも1対の可動支持部とで構成され、前記支持部が、前記可動支持部同士を結ぶ直線が、前記固定支持部同士を結ぶ直線に交わるように配置されており、
    前記可動支持部の可動制御を行う可動制御手段を備え、該可動制御手段は、前記固定支持部にて前記被加工物を支持した状態で前記可動支持部を可動した後、全ての前記可動支持部が前記被加工物に当接したときに、該可動支持部の可動を停めることを特徴とする治具装置。
  2. 前記1対の可動支持部のうち、一方の可動支持部が前記被加工物に当接された状態では、前記両可動支持部の可動が継続され、前記両可動支持部が前記被加工物に当接されたときに、前記両可動支持部の可動を停止することを特徴とする請求項1に記載の治具装置。
  3. 前記1対の可動支持部の可動速度が同一になっていることを特徴とする請求項1または2に記載の治具装置。
  4. 前記可動支持部の先端部には、流体が流出される流出口が形成され、前記可動制御手段が、前記流出口からの流体の流出が変化されることで前記可動支持部が前記被加工物に実質的に当接状態にあることを検知する検知手段を含むことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の治具装置。
  5. 前記可動支持部同士を結ぶ直線と、前記固定支持部同士を結ぶ直線とが、略90度の角度で交わっていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の治具装置。
  6. 前記1対の固定支持部にて前記被加工物を支持した状態で、前記被加工物を前記固定支持部の方向へ押圧して揺動可能な状態とする押圧部が、ほぼ前記固定支持部同士を結ぶ直線上に配置されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の治具装置。
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