JP2007330715A - 垂直移動に自由度を持つ回転ハンドルにより素材を水平回転させるおろし機。 - Google Patents

垂直移動に自由度を持つ回転ハンドルにより素材を水平回転させるおろし機。 Download PDF

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JP2007330715A JP2006187192A JP2006187192A JP2007330715A JP 2007330715 A JP2007330715 A JP 2007330715A JP 2006187192 A JP2006187192 A JP 2006187192A JP 2006187192 A JP2006187192 A JP 2006187192A JP 2007330715 A JP2007330715 A JP 2007330715A
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昭子 小林
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Abstract

【課題】 日本の高齢人口構成比が拡大の一途を歩む昨今に於いて高齢者の食生活の自立化が急務となって来ている。特に、高齢者層の生鮮野菜の摂取比率の改善に対する支援が必要となってきている事から摂取効率の良い根菜類や果肉果実類を、高齢者自身による操作が容易に可能で、且つ、衛生面や操作上の安全性を保障できるおろし器の市場供給が必要となってきている。
【解決手段】 高齢者自身が単純操作にて目的とする根菜類や果肉果実類を装置に挿入することを可能とし、且つ、当該食品の衛生的保持が容易な機構構造を持つ本装置内に密閉する条件にてハンドルの回転操作を行う事により、当該食品のおろしを作ると共に、残余の材料を装置内に密閉状態で保存することを可能とする根菜類や果肉果実類等に用いるおろし器を提供する事によって課題の解決を図らんとするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、根菜類、や、果肉果実類等、以下、当該対象物と呼ぶ、を、おろし金上で回転させ、おろした該対象物を着脱可能な器に蓄積する機構構造で構成する当該対象物のおろし機に関する。
一般家庭に於いて、金属板に突起を設けたおろし金や、セラミック等にて焼成形成した円形平板上の突起部構造を持つおろし機を用い、当該対象物を手で持ち前後や円回転等の動作にて摺り卸す手法が取られている。
現在、市場に供給されている前述のおろし金は、家庭構成者の高齢化に伴う操作者の握力の低下や摺り卸し動作の制御力の低下等による、おろし金の突起部による手の擦過傷事故を完全に排除する事が困難であり、且つ、高齢者が素手にて食品を保持して該作業を行うことの衛生面上の問題を完全に解決することは難しく固形物の消化力が衰える高齢者の新鮮野菜食材の摂取に対する自立意識の障害となっている。
又、例え、前述の問題点が解決されるとしても残存した該材料、並びに、すり卸された該食品が空気に曝された状態に放置される問題を解決することが難しい。
課題を解決する為の手段
斯かる課題を解決する手段として、第一に、当該対象物の摺り卸し作業中に於ける該対象物を直接手で掴む操作を完全に排除する機構構造、第二に、摺り卸し作業中の該突起構造部に指先等が直接触れる事による擦傷事故を完全に排除出来る機構構造、第三に、非加熱食材の空中放置に伴う新鮮度の劣化防止等を図る容易な機構構造を兼備させ、腕や指先の運動神経が劣化する老年層が遭遇する前述の課題と、加齢に伴う対象となる非加熱食品類の空中放置や食品の自主衛生管理面への配慮の欠落を根本的に解決させようとするものである。
作業の対象物となる、当該対象物の容易な装着と、図1に示す機構1、2、3、4、5、7、並びに、該装着食品を保持する突起11を含む回転機構を装備した外気曝露防止を満足させる透明筐体6にて構成する当該対象物の保持と回転を司る構造体、並びに、容易な着脱を可能とする嵌め合せ構造12を持つおろし金機構9、並びに、該おろし金機構により摺り卸された食品を保持する容器10にて構成する機構構造によって課題を解決するものである。
発明の効果
本発明のおろし機は、おろし作業中に於いて作業者が直接該対象物に手を触れる事に対する衛生管理の必要性と、おろし金の突起部による該作業者の指先等の擦傷事故からの完全な開放により、該対象物の廃棄量を最小化できる経済効果と共に、前述、指先等の摺傷事故を完全に排除する安全機能を提供する事により高齢生活者の食生活の自立性を支援することの効果を生み出すものである。
発明を実施する為の最良の形態
高齢者が使用するに習熟しやすい機構構造、並びに、衛生管理を満足させる空曝防止管理が容易な単純機構構造、高齢者を対象とした使用時に於ける操作の単純性と安全性、更に、使用後の洗浄と収納に至る作業の簡便さを満足させる機構構造が求められる条件となる。
本発明のおろし器の機構構造は、図1、図2、並びに、図3、図4に示す機構構造にて構成するものである。
日常の取り扱いの容易性、並びに、衛生管理の容易性を考慮し、注油等の作業が不要なテフロン製軸受け4とこれを保持する補強機構5により自由な回転と上下摺動機能を持たせた不錆鋼軸7に、すり卸す該対象物を容易に回転させる為のノブ2を持つハンドル3を固定連結し、かつ、すり卸す材料を保持する突起部11を持つ押さえ機構8を固定装着してなる回転機構部を、衛生管理に容易な透明樹脂にて形成する保持筐体6に補強ブッシュ5にて装備する回転軸と回転ハンドル、並びに、該駆動部筐体と容易に着脱可能で且つ確実に装着保持するリブ構造12を持つおろし金機構部9、と、摺り卸した食品の受け皿10で構成する機構構造により求める機能を成立させるものである。
、図2のA−A断面図 、平面図 、おろし金平面図 、図3のB−B断面図
符号の説明
1 回転ハンドルノブ固定ビス
2 回転ハンドルノブ
3 回転ハンドルレバー
4 テフロン製軸受けブッシュ
5 軸受け4の補強構造体
6 回転軸保持と作業対象材料の密閉保持筐体
7 回転シャフト
8 根菜類等の作業対象材料を保持する押さえ盤
9 筐体10の蓋、並びに、おろし盤保持筐体
10 おろされた食品の収納保持筐体
11 根菜類等の作業対象材料を固定保持する固定針
12 筐体6を保持するリブ構造
13 すり卸し突起
14 摺り卸された対象物の落下穴
15 中心部ヒトデ状突起リブ

Claims (2)

  1. 回転ハンドルアームを一端に装備し被加工対象物の回転と加工対象物の嵩高さに応じ上下に摺動する回転軸を保持する該回転軸の軸受機構、並びに、当該回転軸の他端に根菜類や果肉果実等の加工対象物、以下、被加工物と呼ぶ、を保持する突起を装備する機構構造により構成する被加工物の保持機構、並びに、該装置に装着する被加工物のおろし作業中断時、等、に於ける被加工物の空曝劣化と乾燥防止機能、及び、該回転軸の軸受機構構造を保持する釣鐘状の中空筐体、並びに、該中空筐体の下方開放端部との着脱保持の整合性、並びに、すり卸された該被加工物を収納保持する受け皿機構の開放部端との着脱保持の整合性を有する構造を持つすり卸し盤で構成する該根菜類や果肉果実類のおろし器。
  2. 円形底面の中心部を頂点とし、互いに、外周壁に向かって放射状に下降する傾斜面に複数個の扇形形状斜面部と、該扇形形状斜面部の間を下方に貫通するスリット空間で構成し、且つ、該扇形斜面上部表面に該円形底面の中心よりの距離をランダムとする位置配列に突起部を設け、且つ、回転週速度が低下する該円形平面中心部域に立上げリブ構造にて形成するヒトデ状の展開アーム切削機能構造を形成してなる請求項1に述べる該根菜類や果肉果実類のすり卸し盤構造。
JP2006187192A 2006-06-12 2006-06-12 垂直移動に自由度を持つ回転ハンドルにより素材を水平回転させるおろし機。 Pending JP2007330715A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102488459A (zh) * 2011-11-16 2012-06-13 张卫 安全刮丝器
CN109310963A (zh) * 2016-06-08 2019-02-05 凯伍德有限公司 可移除式肋状物、具两个或以上肋状物的食品混合腔、混合碗用搅拌工具

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