JP2007329117A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

プラズマディスプレイ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007329117A
JP2007329117A JP2006307845A JP2006307845A JP2007329117A JP 2007329117 A JP2007329117 A JP 2007329117A JP 2006307845 A JP2006307845 A JP 2006307845A JP 2006307845 A JP2006307845 A JP 2006307845A JP 2007329117 A JP2007329117 A JP 2007329117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasma display
electrode
electrodes
display apparatus
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006307845A
Other languages
English (en)
Inventor
鐘運 ▲ベ▼
Jong Woon Bae
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LG Electronics Inc
Original Assignee
LG Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LG Electronics Inc filed Critical LG Electronics Inc
Publication of JP2007329117A publication Critical patent/JP2007329117A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/20Constructional details
    • H01J11/22Electrodes, e.g. special shape, material or configuration
    • H01J11/24Sustain electrodes or scan electrodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/20Constructional details
    • H01J11/34Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
    • H01J11/36Spacers, barriers, ribs, partitions or the like
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/10AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma
    • H01J11/12AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma with main electrodes provided on both sides of the discharge space
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/24Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases
    • H01J9/241Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases the vessel being for a flat panel display
    • H01J9/242Spacers between faceplate and backplate
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2211/00Plasma display panels with alternate current induction of the discharge, e.g. AC-PDPs
    • H01J2211/20Constructional details
    • H01J2211/22Electrodes
    • H01J2211/24Sustain electrodes or scan electrodes
    • H01J2211/245Shape, e.g. cross section or pattern
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2211/00Plasma display panels with alternate current induction of the discharge, e.g. AC-PDPs
    • H01J2211/20Constructional details
    • H01J2211/34Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
    • H01J2211/36Spacers, barriers, ribs, partitions or the like
    • H01J2211/361Spacers, barriers, ribs, partitions or the like characterized by the shape
    • H01J2211/363Cross section of the spacers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2211/00Plasma display panels with alternate current induction of the discharge, e.g. AC-PDPs
    • H01J2211/20Constructional details
    • H01J2211/34Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
    • H01J2211/36Spacers, barriers, ribs, partitions or the like
    • H01J2211/366Spacers, barriers, ribs, partitions or the like characterized by the material

Abstract

【課題】本発明は、プラズマディスプレイ装置に備えられるパネルにおいて、ITOからなる透明電極を除去してパネルの製造コストを減少させることができるプラズマディスプレイ装置を提供するためのものである。
【解決手段】本発明は、上部基板と、前記上部基板上に形成される第1電極及び第2電極と、前記上部基板と対向して配置される下部基板と、前記下部基板上に形成される第3電極と、前記下部基板上に形成されて放電セルを区切る隔壁を含んで構成されるプラズマディスプレイ装置であって、前記第1、2電極のうち、少なくとも1つは単一層(one layer)で形成され、前記隔壁は感光性材料を用いて形成され、前記感光性材料はガラス粒子を含む無機成分と、感光性化合物を含む有機成分を含むことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、プラズマディスプレイ(Plasma Display)装置に関し、より詳しくは、プラズマディスプレイ装置に備えられるパネル(Panel)に関する。
プラズマディスプレイパネルは、上部基板と下部基板との間に形成された隔壁が1つの単位セルをなすものであって、各セル内にはネオン(Ne)、ヘリウム(He)、または、ネオン及びヘリウムの混合気体(Ne+He)のような主放電気体と少量のキセノンを含有する不活性ガスが充填されている。高周波電圧により放電される際、不活性ガスは真空紫外線(Vacuum Ultraviolet rays)を発生し、隔壁間に形成された蛍光体を発光させて画像が具現される。このようなプラズマディスプレイパネルは、薄くて軽い構成が可能であるので、次世代表示装置として脚光を浴びている。
図1は、一般的なプラズマディスプレイパネルの構造を示す図である。図1に示すように、プラズマディスプレイパネルは、画像がディスプレイされる表示面である上部基板101上にスキャン電極102及びサステイン電極103が対を成して形成された複数の維持電極対が配列された上部パネル100及び背面をなす下部基板111上に複数の前記維持電極対が交差するように複数のアドレス電極113が配列された下部パネル110が一定距離を間に置いて平行するように結合される。
上部パネル100は、透明なITO(Indium Tin Oxide)で形成された透明電極102a、103aとバス電極102b、103bとからなるスキャン電極102及びサステイン電極103が対を成して含まれる。スキャン電極102及びサステイン電極103は、上部誘電体層104により覆われ、上部誘電体層104上には保護層105が形成される。
下部パネル110は放電セルを区切るための隔壁112が含まれる。また、複数のアドレス電極113が隔壁112に対し平行するように配置される。アドレス電極113上にはR(Red)、G(Green)、B(Blue)蛍光体114が塗布される。アドレス電極113と蛍光体114との間には下部誘電体層115が形成される。
一方、従来のプラズマディスプレイパネルのスキャン電極11、または、サステイン電極12を構成する透明電極11a、12aは、高価のITO(Indium Tin Oxide)からなる。透明電極11a、12aは、プラズマディスプレイパネルの製造コストを上昇させる原因となっている。したがって、最近には製造費用を減らしながら使用者が視聴するに充分の視感特性及び駆動特性などを確保することができるプラズマディスプレイパネルを製造することに主眼点をおいている。
本発明は、前記した従来技術の問題点を解決するために案出したものであって、本発明は、プラズマディスプレイ装置に備えられるパネルにおいて、ITOからなる透明電極を除去してパネルの製造コストを低減させることができるプラズマディスプレイ装置を提供することをその目的とする。
このために、本発明によるプラズマディスプレイ装置は、上部基板と、前記上部基板上に形成される第1電極及び第2電極と、前記上部基板と対向して配置される下部基板と、前記下部基板上に形成される第3電極と、前記下部基板上に形成されて放電セルを区切る隔壁とを含んで構成され、前記第1、2電極のうち、少なくとも1つは単一層(one layer)で形成され、前記隔壁は感光性材料を用いて形成され、前記感光性材料はガラス粒子を含む無機成分と、感光性化合物を含む有機成分とを含むことを特徴とする。
好ましくは、前記第1、2電極のうち、少なくとも1つは、前記第3電極と交差する方向に形成されたライン部と、前記ライン部から突出した突出部と、を含む。
前記無機成分は、前記ガラス粒子を60重量%以上含むことが好ましいのであり、前記無機成分の平均屈折率と前記有機成分の平均屈折率との差は0.2以下であることが好ましい。また、前記無機成分の平均屈折率は1.5乃至1.65であることが好ましい。
前記隔壁の上幅は30乃至50μmであり、前記隔壁の下幅は60乃至80μmであり、前記隔壁の高さは100乃至140μmであることが好ましい。
好ましくは、前記隔壁の誘電率は6乃至10F/mであることが好ましいのであり、前記上部基板と下部基板のうち、少なくとも1つの基板上に30乃至40μmの厚さを有する誘電体層が形成されていることが好ましい。
前記隔壁の上幅と前記誘電体層の厚さは5:3乃至3:4の比率を有することが好ましいのであり、前記隔壁の下幅と前記誘電体層の厚さは8:3乃至3:2の比率を有することが好ましい。好ましくは、前記上部基板と下部基板が結合して形成されるプラズマディスプレイパネルは、0.1重量%または1000PPM以下の鉛(Pb)を含む。
前記感光性材料は、50乃至96重量%の無機成分と5乃至50重量%の有機成分とを含むことが好ましいのであり、前記無機成分は酸化チタニウム(TiO)を含むことが好ましい。前記ガラス粒子は、酸化リチウム、酸化ナトリウム及び酸化カリウムのうち、少なくとも1つを3乃至20重量%含んだり、酸化ビズマス(bismuth)、酸化鉛のうち、少なくとも1つを5乃至50重量%含むことが好ましい。
好ましくは、前記ガラス粒子は、酸化ビズマス(bismuth)、酸化鉛のうち、少なくとも1つを5乃至30重量%含み、酸化リチウム、酸化ナトリウム及び酸化カリウムのうち、少なくとも1つを3乃至15重量%含む。前記上部基板上に誘電体層が形成されており、前記第1、2電極のうち、少なくとも1つは、前記誘電体層より色が暗いことが好ましい。
本発明により他のプラズマディスプレイ装置は、上部基板と、前記上部基板上に形成される第1電極及び第2電極と、前記上部基板と対向して配置される下部基板と、前記下部基板上に形成される第3電極と、前記下部基板上に形成されて放電セルを区切る隔壁とを含んで構成され、前記第1、2電極のうち、少なくとも1つは単一層(one layer)で形成され、前記隔壁は感光性材料を用いて形成され、前記感光性材料はガラス粒子を含む無機成分と、感光性化合物を含む有機成分とを含み、前記無機成分の平均屈折率と前記有機成分の平均屈折率との差は−0.1乃至0.2であることを特徴とする。
本発明による更に他のプラズマディスプレイ装置は、上部基板と、前記上部基板上に形成される第1電極及び第2電極と、前記上部基板と対向して配置される下部基板と、前記下部基板上に形成される第3電極と、前記下部基板上に形成されて放電セルを区切る隔壁とを含んで構成され、前記第1、2電極のうち、少なくとも1つは単一層(one layer)で形成され、前記第3電極と交差する方向に形成されたライン部と、前記ライン部から突出した突出部とを含み、前記隔壁は感光性材料を用いて形成され、前記感光性材料は平均屈折率が1.5乃至1.65である無機成分を含むことを特徴とする。
本発明に係るプラズマディスプレイ装置によれば、ITO(Indium Tin Oxide)からなる透明電極を除去してプラズマディスプレイパネルの製造コストを減少させることができ、スキャン電極またはサステイン電極ラインから放電セルの中心方向、または、その反対方向に突出する突出電極を形成させることによって、放電開始電圧を低め、放電セル内の放電拡散効率を高めることができる。
以下、添付した図面を参照しつつ本発明に係るプラズマディスプレイ装置に関して詳細に説明する。
但し、本発明に係るプラズマディスプレイ装置は、本明細書に記載された実施形態に限るのでなく、多数個の実施形態が存在できることを明示する。
以下、添付した図2乃至図17を参照して本発明に係るプラズマディスプレイ装置に関して詳細に説明する。図2は、本発明に係るプラズマディスプレイ装置に備えられるパネルに対する一実施形態を斜視図として図示したものである。
図2を参照すれば、プラズマディスプレイパネルは、所定の間隔を置いて合着する上部パネル200と下部パネル210とを含む。維持電極対202、203に交差する方向に下部基板211上に形成されるアドレス電極213と、下部基板211上に形成され、複数の放電セルを区切る隔壁212とを含む。
上部パネル200は、上部基板201上に対をなして形成される維持電極対202、203を含む。維持電極対202、203は、その機能によってスキャン電極202とサステイン電極203とに分けられる。維持電極対202、203は、放電電流を制限し、電極対間を絶縁させる上部誘電体層204により覆われ、上部誘電体層204の上面には保護膜層205が形成されて、ガス放電時に発生する荷電粒子のスパッタリングから上部誘電体層204を保護し、2次電子の放出効率を高めることになる。
上部基板201、下部基板211及び隔壁212間に設けられた放電空間には放電ガスが注入される。前記放電ガスには、キセノン(Xe)が10%以上含まれることが好ましい。前記キセノン(Xe)が前記のような混合比を持って放電ガスに含まれる場合、プラズマディスプレイパネルの放電/発光効率及び輝度を向上させることができる。
下部パネル210は、下部基板211上に複数個の放電空間、即ち、放電セルを区切る隔壁212が形成される。また、アドレス電極213が維持電極対202、203に交差する方向に配置され、下部誘電体層215と隔壁212の表面にはガス放電時に発生された紫外線により発光されて可視光が発生される蛍光体214が塗布される。
この際、隔壁212は、アドレス電極213と並んでいる方向に形成された縦隔壁212aと、アドレス電極213と交差する方向に形成された横隔壁212bで構成され、放電セルを物理的に区分し、放電により生成された紫外線と可視光が隣接した放電セルに漏洩することを防止する。
また、本発明に係るプラズマディスプレイパネルにおいて、維持電極対202、203は、図1に図示された従来の維持電極対102、103と異なり、不透明な金属電極だけでなされる。即ち、従来の透明電極材質であるITOは使用しないで、従来のバス電極の材質である銀(Ag)、銅(Cu)またはクロム(Cr)等を使用して維持電極対202、203を形成する。即ち、本発明に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極対202、203の各々は、従来のITO電極を含まなくて、バス電極1つの単一層(one layer)からなる。
例えば、本発明の実施形態に係る維持電極対202、203の各々は銀で形成されることが好ましくて、銀(Ag)は感光性性質を有することが好ましい。また、本発明の実施形態に係る維持電極対202、203の各々は、上部基板201に形成される上部誘電体層204または下部誘電体層215より色がより暗くて、光の透過度がより低い性質を有することが好ましい。
前記放電セルは、R(Red)、G(Green)、B(Blue)の各々の蛍光体層214は幅(pitch)が互いに同一な対称構造であるとか、幅(pitch)が互いに異なる非対称構造でありうる。放電セルが非対称構造を有する場合、R(Red)セルの幅<G(Green)セルの幅<B(Blue)セルの幅の大きさ順を有するようにするのを好ましい。
図2に示すように、1つの放電セル内に維持電極202、203が各々複数個の電極ラインで形成されることが好ましい。即ち、第1維持電極202が2つの電極ライン202a、202bで形成され、第2維持電極203が放電セルの中心を基準に第1維持電極202と対称に配列され、2つの電極ライン203a、203bで形成されることが好ましい。前記第1、2維持電極202、203は、各々スキャン電極とサステイン電極であることが好ましい。これは、不透明な維持電極対202、203を使用することによる開口率と放電拡散効率を考慮したものである。即ち、開口率を考慮して狭い幅を有する電極ラインを使用する一方、放電拡散効率を考慮して複数個の電極ラインを使用する。この際、電極ラインの個数は開口率と放電拡散効率を同時に考慮するようにして決定されることが好ましい。
図2に図示された構造は、本発明に係るプラズマパネルの構造に対する一実施形態に過ぎないので、本発明は図2に図示されたプラズマディスプレイパネル構造に限るのではない。例えば、外部で発生する外部光を吸収して反射を減らしてやる光遮断機能と上部基板201のピューリティ(Purity)及びコントラストを向上させる機能をするブラックマトリックス(Black Matrix、BM)が上部基板201上に形成されることができ、前記ブラックマトリックスは分離型及び一体型BM構造が共に可能である。ここで、分離型BMは維持電極202、203と上部基板201との間に形成される層(Black Layer)とブラックマトリックスが連結されていない構造であり、一体型BMは上記層とブラックマトリックスが連結されて一体型をなしている構造を意味する。また、分離型BMが形成される場合、ブラックマトリックスと上記層は異なる材質で形成されることができ、一体型BMが形成される場合、ブラックマトリックスと前記層は同一な材質で形成されることができる。
また、図2に図示されたパネルの隔壁構造は、縦隔壁212aと横隔壁212bにより放電セルが閉鎖構造を有するクローズタイプ(Close Type)を表しているが、縦隔壁のみを含むストライプタイプ(Stripe Type)または縦隔壁上に所定の間隔を置いて突出部が形成されたフィッシュボーン(Fish Bone)などの構造も可能である。
本発明の一実施形態は、図2に図示された隔壁の構造だけでなく、多様な形状の隔壁の構造も可能であるはずである。例えば、縦隔壁212aと横隔壁212bの高さが異なる差等型隔壁構造、縦隔壁212aまたは横隔壁212bのうち、1つ以上に排気通路として使用可能なチャンネル(Channel)が形成されたチャンネル型隔壁構造、縦隔壁212aまたは横隔壁212bのうち、1つ以上に溝(Hollow)が形成された溝型隔壁構造などが可能であるはずである。ここで、差等型隔壁構造である場合には、横隔壁212bの高さが高いことがより好ましくて、チャンネル型隔壁構造や溝型隔壁構造である場合には、横隔壁212bにチャンネルが形成されたり溝が形成されることが好ましいはずである。
一方、本発明の一実施形態ではR、G及びB放電セルの各々が同一な線上に配列されることと図示及び説明されているが、他の形状で配列されることも可能である。例えば、R、G及びB放電セルが三角形状で配列されるデルタ(Delta)タイプの配列も可能である。また、放電セルの形状も四角形状だけでなく、五角形、六角形などの多様な多角形状も可能であるはずである。
図3は、本発明に係る隔壁が形成された下板パネル構造に対する一実施形態を示す概略断面図である。図2を参考にして説明したように、下部基板211上にアドレス電極213、下部誘電体層215、隔壁212及び蛍光体層214が形成されている。
前記したように、プラズマディスプレイパネルの開口率の確保のために、2つの維持電極202、203間の間隔を増加させることにより、放電セルの幅(pitch)が増加することになるので、パネル当り要求されるピクセル数を確保するために、隔壁212の上幅(X)を30乃至50μmに、下幅(Y)を60乃至80μmで形成させ、隔壁212の誘電率が6乃至10F/mになるようにし、隔壁212の高さは100乃至140μmになるようにすることが好ましい。
上記のように隔壁212の幅が減少することによって、2つの維持電極202、203間を效率よく絶縁させるために、下部誘電体層215の厚さ(Z)、または、上部誘電体層214の厚さを30乃至40μmで形成させることが好ましい。また、本発明に係るプラズマディスプレイパネルに要求されるピクセル数を確保すると共に、2つの維持電極202、203間を效率よく絶縁させるために、隔壁212の上幅(X)と誘電体層214、215の厚さ間の比率が5:3乃至3:4になるようにすることが好ましくて、隔壁212の下幅(Y)と誘電体層214、215の厚さ間の比率は8:3乃至3:2になるようにすることが好ましい。
本発明に係るプラズマディスプレイパネルの隔壁212は、無機成分と感光性化合物を含む有機成分からなる感光性材料を用いて形成されることが好ましい。隔壁212は、写真工程(フォトリソグラフィ、Photolithography)を用えてパターンが形成された後、塑性を行って無機物のパターンを作成する工程により形成される。前記写真工程(フォトリソグラフィ、Photolithography)はパターンが形成されたマスクを介して特定の波長を持っている光を感光性材料に露光させることによって、光化学反応を起こしパターンを形成するものである。
隔壁212を形成するための感光性材料は、ガラス粒子を60重量%以上含む無機成分と感光性化合物を含む有機成分を含む感光性材料を用いて形成され、前記無機成分の平均屈折率(N1)と前記有機成分の平均屈折率(N2)との差は−0.1乃至0.2の範囲を有することが好ましい。また、無機成分の平均屈折率(N1)は1.5乃至1.65であることが好ましい。
感光性材料が前記したような比率及び平均屈折率を有する無機成分と感光性有機成分を含むようにすることによって、高精密度のパターンを有する小幅の隔壁を形成させることができる。
また、前記感光性材料は、50乃至96重量%の無機成分と5乃至50重量%の有機成分を含むことが好ましい。前記感光性材料が前記のような比率の無機成分と感光性有機成分を含むようにすることによって、隔壁212の塑性の際、収縮率及び形状変化を減少させることができ、それによって、小幅の隔壁を容易に形成させることができる。
感光性材料に含まれる無機成分として、ガラス、アルミナ、コーディライト、金、白金、銀、同、ニッケル、パラジウム、タングステン、酸化ルテニウムなどの無機成分が幅広く使われることができ、より好ましくは、絶縁体であるケイ素酸化物、ホウ素酸化物、または、アルミニウム酸化物を必須成分とするガラスまたはセラミックスが使われる。
無機成分は、前記感光性有機化合物の光化学反応を促進するために、光触媒剤、例えば酸化チタニウム(TiO)を含むことが好ましい。
無機成分に含まれるガラス粒子は、酸化リチウム、酸化ナトリウム、酸化カリウムのうち、少なくとも1つを全体3乃至20重量%の量で含むことが好ましい。前記のようなガラス粒子を使用する場合、前記無機成分の熱軟化温度、熱膨張係数のコントロールが容易であり、有機成分との平均屈折率を0.1以内に小さくすることに容易である。ガラス粒子は酸化リチウムまたは酸化カリウムを含み、感光性材料の安全性を高め、無機成分の屈折率を減少させることがより好ましい。
ガラス粒子は、酸化ビズマス(bismuth)、酸化鉛のうち、少なくとも1つを全体5乃至50重量%の割合で含むことが好ましくて、それによって、ガラス基板である下部基板211上にパターン加工できる温度特性を有する感光性隔壁材料を得ることができ、感光性材料のポート寿命を増加させることができる。
なお、ガラス粒子は、酸化ビズマス(bismuth)、酸化鉛のうち、少なくとも1つを5乃至30重量%含み、酸化リチウム、酸化ナトリウム及び酸化カリウムのうち、少なくとも1つを3乃至15重量%含むことがより好ましい。前記のようなガラス粒子を用いることによって、感光性材料の熱膨張係数が目的とする値から外れて ガラス基板とのミスマッチ(mismatch)が生じることを防止することができ、熱軟化点を減少させることができる。
前記感光性隔壁材料は、鉛(Pb)を使用しなかったり、使用してもプラズマディスプレイパネルの総重量の0.1重量%または1000PPM(Parts Per Million)以下に鉛(Pb)が少なく含まれるようにすることが好ましい。
ここで、鉛成分の全体含有量を1000PPM以下にする場合は、プラズマディスプレイパネルの重量対比鉛の含有量が1000PPM以下になるようにすることができる。
または、プラズマディスプレイパネルの特定の構成要素での鉛成分の含有量を1000PPM以下にすることも可能である。例えば、隔壁の鉛成分、誘電体層の鉛成分または電極での鉛成分の含有量を各々の構成要素(隔壁、誘電体層及び電極)の重量対応1000PPM以下になるようにすることができる。
また、プラズマディスプレイパネルの隔壁、誘電体層、電極、蛍光体層などの全ての構成要素の鉛成分の含有量をプラズマディスプレイパネルの重量対比各々1000PPM以下にすることも可能である。このように、鉛成分の全体含有量を1000PPM以下に設定する理由は、鉛成分が人体に悪影響を及ぼすことができるためである。
有機成分は、感光性単位体(monomer)、感光性小重合体(oligomer)、または、感光性重合体(polymer)を含む感光性成分を含み、好ましくはバインダー(binder)、光重合開始剤、紫外線吸収剤、増減剤、増減調剤、重合禁止剤、可塑剤、増粘剤、有機溶媒、酸化防止剤、分散剤、有機または無機の沈澱防止剤、または、レーベリング剤などの添加剤成分を更に含む。
感光性成分として、光不可溶化用、または、光可溶化用が全て利用可能である。光不可溶化用として、分子内に不飽和基などを1つ以上有する官能性の単位体(monomer)、小重合体(oligomer)または重合体(polymer)を含んだり、芳香族ジアゾ(diazo)化合物、芳香族アジド(azide)化合物、有機ハロゲン(halogen)化合物などの感光性化合物を含んだり、ジアゾ系アミン(amine)とホルムアルデヒド(formaldehyde)の縮合物であるジアゾ樹脂などが感光性成分として利用可能である。
また、光可溶化用としては、ジアゾ化合物の無機塩、有機酸との複合体またはキノンジアゾ類を含んだり、キノン(quinone)ジアゾ類を適当なポリマーバインダーに縮合させたフェノール、ノボラック樹脂のナフトキノン−1、2−デアジド−5−スルホン酸エステールなどが利用可能である。
図4はプラズマディスプレイパネルの電極配置に対する一実施形態を示すものであって、プラズマディスプレイパネルを構成する複数の放電セルは、図4に示すように、マトリックス形態で配置されることが好ましい。複数の放電セルは各々スキャン電極ライン(Y1乃至Ym)、サステイン電極ライン(Z1乃至Zm)及びアドレス電極ライン(X1乃至Xn)の交差部に設けられる。スキャン電極ライン(Y1乃至Ym)は順次に駆動され、サステイン電極ライン(Z1乃至Zm)は共通的に駆動される。アドレス電極ライン(X1乃至Xn)は奇数番目ラインと偶数番目ラインに分割されて駆動する。
図4に図示された電極配置は、本発明に係るプラズマパネルの電極配置に対する一実施形態に過ぎないので、本発明は図4に図示されたプラズマディスプレイパネルの電極配置及び駆動方式に限るのではない。例えば、前記スキャン電極ライン(Y1乃至Ym)のうち、2つのスキャン電極ラインが同時に駆動されるデュアルスキャン(dual scan)方式も可能である。
図5は本発明に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極構造に対する第1実施形態を断面図として図示したものであって、図2に図示されたプラズマディスプレイパネルのうち、1つの放電セル内に形成される維持電極対202、203の配置構造のみを簡略に図示した。
図5に示すように、本発明の第1実施形態に係る維持電極202、203は基板上に放電セルの中心を基準に対称になるように対をなして形成される。維持電極の各々は放電セルを横切る少なくとも2つの電極ライン202a、202b、203a、203bを含むライン部、前記放電セルの中心に最も近い電極ライン202a、203aに連結され、前記放電セル内で放電セルの中心方向に突出する少なくとも1つの突出電極202c、203cを含む突出部からなる。また、図3に示すように、前記維持電極202、203の各々は前記2つの電極ライン202aと202b、203aと203bを連結する1つのブリッジ電極202d、203dを更に含むことが好ましい。
電極ライン202a、202b、203a、203bは、放電セルを横切り、プラズマディスプレイパネルの一方向に延びる。本発明の第1実施形態に係る電極ラインは開口率を向上させるために幅を狭く形成する。また、放電拡散効率を向上させるために、複数個の電極ライン202a、202b、203a、203bを使用し、かつ、開口率を考慮して電極ラインの個数を決定することが好ましい。
突出電極202c、203cは、1つの放電セル内で放電セルの中心に最も近い電極ライン202a、203aに連結され、放電セルの中心方向に突出することが好ましい。突出電極202c、203cは、プラズマディスプレイパネル駆動の際、放電開始電圧を低める。電極ライン202a、203a間の距離(c)により放電開始電圧が増加するため、本発明の第1実施形態では電極ライン202a、203aの各々に連結される突出電極202c、203cを備える。近くに形成された突出電極202c、203c間には低い放電開始電圧にも放電が開始されるので、プラズマディスプレイパネルの放電開始電圧を低めることができる。ここで、放電開始電圧とは、維持電極対202、203のうち、少なくともいずれか1つの電極にパルスを供給する際、放電が始まる電圧レベルをいう。
このような突出電極202c、203cは、その大きさが非常に小さいため、製造工程の公差により実質的に突出電極202c、203cの電極ライン202a、203aと連結される部分の幅(W1)が突出電極の端部の幅(W2)より広く形成されることができ、必要によってその端部の幅(W2)をより広くすることもできる。
維持電極対203、202の各々を構成する隣接した2つの電極ライン間の間隔、即ち203aと203bとの間の間隔、または、202aと202bとの間の間隔は80乃至120μmであることが好ましい。前記隣接した2つの電極ライン間の間隔が前記のような値を有する場合、プラズマディスプレイパネルの開口率を十分に確保してディスプレイ映像の輝度を増加させることができ、放電空間内での放電拡散効率を増加させることができる。
突出電極202c、203cの幅(W1)は35乃至45μmであることが好ましい。突出電極202c、203cの幅が前記のような値を有する場合、プラズマディスプレイパネルの開口率が小さくて、ディスプレイ装置の全面に反射されて出る光が前記突出電極202c、203cにより塞がって映像の輝度が減少することが防止できる。
また、突出電極202c、203c間の間隔(a)は15乃至165μmであることが好ましい。突出電極202c、203c間の間隔(a)が前記のような値を有する場合、突出電極202c、203c間に放電がしきい値以上に過発生して電極の寿命が短縮されることを防止することができ、プラズマディスプレイパネル駆動に適切な放電開始電圧を有することになる。
ブリッジ電極202d、203dは、維持電極202、203の各々を構成する2つの電極ライン202aと202b、203aと203bを連結する。ブリッジ電極202d、203dは突出電極202c、203cを通じて開始された放電が放電セルの中心から遠い電極ライン202b、203bまで容易に拡散されるように助ける。
このように、本発明の第1実施形態に係る電極構造は、電極ラインの個数を提案することによって、開口率を向上させることができる。また、突出電極202c、203cを形成することによって、放電開始電圧を低めることができる。また、ブリッジ電極202d、203dと放電セルの中心から遠い電極ライン202b、203bにより放電拡散効率を増加させて、全体的にプラズマディスプレイパネルの発光効率を向上させることができる。即ち、従来のプラズマディスプレイパネルの明るさと等しいか、またはより明るくなることができるので、ITO透明電極を使用しないことが可能である。
図6は本発明に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極構造に対する第2実施形態を断面図として図示したものであって、図2に図示されたプラズマディスプレイパネルのうち、1つの放電セル内に形成される維持電極対402、403の配置構造のみを簡略に図示したものである。
図6に示すように、維持電極402、403の各々は、放電セルを横切る少なくとも2つの電極ライン402a、402b、403a、403bと、放電セルの中心に最も近い電極ライン402a、403aに連結され、放電セル内から放電セルの中心方向に突出する第1突出電極402c、403c、前記2つの電極ライン402aと402b、403aと403bを連結するブリッジ電極402d、403d及び放電セルの中心から最も遠い電極ライン402b、403bに連結され、放電セル内から放電セルの中心の反対方向に突出する第2突出電極402e、403eを含む。
電極ライン402a、402b、403a、403bは放電セルを横切り、プラズマディスプレイパネルの一方向に延びる。本発明の第2実施形態に係る維持電極ラインは、開口率を向上させるために幅を狭く形成することが好ましい。好ましくは、電極ラインの幅(W1)は20μm以上70μm以下にして開口率を向上させると共に、放電が円滑に生じるようにすることが好ましい。
図6に示すように、放電セルの中心と近い電極ライン402a、403aは、第1突出電極402c、403cと連結され、放電セルの中心と近い電極ライン402a、403aは放電が開始されると共に、放電拡散が始まる経路を形成する。放電セルの中心と遠い電極ライン402b、403bは第2突出電極402e、403eと連結される。放電セルの中心と遠い電極ライン402b、403bは放電セル周辺部まで放電を拡散する役割をする。
第1突出電極402c、403cは1つの放電セル内で放電セルの中心に近い電極ライン402a、403aに連結され、放電セルの中心方向に突出する。好ましくは、第1突出電極は電極ライン402a、403aの中心に形成される。第1突出電極402c、403cは互いに対応して電極ライン中心に形成されることによって、プラズマディスプレイパネルの放電開始電圧をより效果的に低めることができる。
突出電極402c、403cの幅(W1)は35乃至45μmであることが好ましくて、突出電極402c、403c間の間隔(a)は15乃至165μmであることが好ましい。突出電極402c、403cの幅及び間隔の上限値と下限値の臨界的意味は、図5を参考にして説明したことと同一であるので省略する。
ブリッジ電極402d、403dは、維持電極402、403の各々を構成する2つの電極ライン402aと402b、403aと403bを連結する。ブリッジ電極402d、403dは突出電極を通じて開始された放電が放電セルの中心と遠い電極ライン402b、403bまで容易に広がるように助ける。ここで、ブリッジ電極402d、403dは放電セル内に位置しているが、その必要によって放電セルを区切る隔壁412上に形成されることも可能である。
これによって、本発明に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極構造に対する第2実施形態では、電極ライン402b、403bと隔壁412との間の空間にも放電を拡散させることができる。それによって、放電拡散効率を増加させることによって、プラズマディスプレイパネルの発光効率を向上させることができる。
また、第2突出電極402e、403eは、放電セルの中心に遠い電極ライン402b、403bに連結され、放電セルの中心方向の反対方向に突出する。第2突出電極402e、403eの長さは50乃至100μmであることが好ましくて、前記のような値を有することにより、放電セルの中心から遠い放電空間まで放電が效果的に広がるようにすることができる。
図6に示すように、第2突出電極402e、403eは、放電セルを区切る隔壁412まで延びることができる。また、開口率を他の部分で十分に補償受けることができれば、放電拡散効率をより向上させるために、隔壁412上に一部延長することも可能である。但し、第2突出電極402e、403eが隔壁412まで延びない場合、第2突出電極402e、403eとそれに隣接した隔壁412との間の間隔は70μm以下であることが好ましい。第2突出電極402e、403eと隔壁412との間の間隔が70μm以下である際、放電セルの中心から遠い放電空間まで放電が效果的に広がることができる。
本発明の維持電極構造に対する第2実施形態では、第2突出電極402e、403eを電極ライン402b、403bの中心に形成して放電セルの周辺部に放電を均等に拡散させるようにすることが好ましい。
一方、本発明の第2実施形態では、放電セルを区切る隔壁のうち、第2突出電極402e、403eが延びる方向に位置する隔壁の幅(Wb)を200μm以下に形成することが好ましい。また、外部光を吸収して名実コントラストを確保し、放出される放電光が隣接放電セルに広がって表示されることを防止するためのブラックマトリックス(図示していない)を前記隔壁412上に形成させることが好ましい。隔壁412の幅を200μm以下に提案することによって、放電セルの面積が増加する。これによって、発光効率を増加させることができ、第2突出電極などにより開口率が低減することを補償することができる。好ましくは、第2突出電極が延びる方向に位置する隔壁の幅(Wb)は90乃至100μmにして最適の発光効率を得ることができる。
図7は、本発明に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極構造に対する第3実施形態を示す断面図である。図7に図示された維持電極構造のうち、図6に記述された同一な内容に対する説明は省略する。
図7に示すように、本発明に係る維持電極構造に対する第3実施形態では、維持電極602、603の各々に2つの第1突出電極602a、603aが形成される。第1突出電極602a、603aは放電セルの中心に近い電極ラインに連結され、放電セルの中心方向に突出する。好ましくは、第1突出電極602a、603aの各々は、電極ラインの中心を基準に互いに対称に形成される。
第1突出電極602a、603aの幅は35乃至45μmであることが好ましい。前記突出電極幅の上限値と下限値の臨界的意味は図5を参考にして説明したことと同一であるので省略する。
1つの電極ラインから突出した2つの第1突出電極間の間隔(d1、d2)は、プラズマディスプレイパネルが42インチ(inch)の大きさ及びVGAの解像度を有する場合には50乃至100μmであり、プラズマディスプレイパネルが42インチ(inch)の大きさ及びXGAの解像度を有する場合には30乃至80μmであり、プラズマディスプレイパネルが50インチ(inch)の大きさ及びXGAの解像度を有する場合には40乃至90μmであることが好ましい。
第1突出電極の間隔(d1、d2)が前記のような範囲を有する際、ディスプレイ装置に要求される映像の輝度が具現できる開口率の確保が可能であり、第1突出電極が隔壁にあまりに近接して無効電力が増加することによって、ディスプレイに消耗される電力が限界値以上に増加することを防止することができる。
維持電極602、603の各々に2つの第1突出電極602a、603aを形成することによって、放電セル中心での電極面積が増加する。これによって、放電が開始される前には放電セル内に空間電荷が多く形成されて放電開始電圧がより低くなり、放電速度が速くなる。併せて、放電が開始された後には壁電荷量が増加して輝度が上昇し、放電が全体放電セルに均一に広がる。
また、第1突出電極602a、603a間の間隔(a1、a2)、即ち電極ライン602、603と交差する方向への2つの突出電極間の間隔(a1、a2)は15乃至165μmであることが好ましい。突出電極間隔の上限値と下限値の臨界的意味は、図5を参考にして説明したことと同一であるので省略する。
図8は、本発明に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極構造に対する第4実施形態を示す断面図である。図8に図示された電極構造のうち、図6及び図7に記述された同一な内容に対する説明は省略する。
図8に示すように、本発明に係る維持電極構造に対する第4実施形態では、維持電極702、703の各々は3つの第1突出電極702a、703aが形成される。
第1突出電極702a、703aは、電極ラインのうち、放電セルの中心に近い電極ラインに連結され、放電セルの中心方向に突出する。好ましくは、いずれか1つの第1突出電極は電極ラインの中心に形成され、残りの2つの第1突出電極は電極ラインの中間を基準にして互いに対称に形成されることが好ましい。維持電極702、703の各々に3つの第1突出電極702a、703aを形成することによって、図6と図7の場合より放電開始電圧がより低くなり、放電速度もより速くなる。併せて、放電が開始された後には輝度がより上昇し、放電が全体放電セルに一層均一に広がる。
上記のように、第1突出電極の個数を増加させることによって、放電セルの中心での電極面積が増加して放電開始電圧が低くなり、輝度が増加する。一方、放電セルの中心から最も強い放電が生じ、最も明るい放電光が放出される点を考慮すべきである。即ち、第1突出電極の個数が増加するほど放電セルの中心から放出される光を遮断することによって、放出される光が顕著に減少する点と共に、放電開始電圧と輝度効率を同時に考慮して、最善の個数を選択して維持電極の構造を設計することが好ましい。
第1突出電極702a、703aの幅は35乃至45μmであることが好ましいのであり、第1突出電極702a、703a間の間隔(a1、a2、a3)は15乃至165μmであることが好ましい。第1突出電極702a、703aの幅及び間隔に対する前記上限値と下限値の臨界的意味は、図5を参考にして説明したことと同一であるので省略する。
図9は本発明に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極構造に対する第5実施形態を断面図として図示したものであって、維持電極800、810の各々は放電セルを横切る3つの電極ライン800a、800b、800c、及び、電極ライン810a、810b、810cをそれぞれ含む。電極ラインは放電セルを横切ってプラズマディスプレイパネルの一方向に延びる。前記電極ラインは開口率の向上のために幅が狭く形成され、好ましくは20乃至70μmの幅を有するようにして開口率を向上させると共に、放電が円滑に生じるようにする。
維持電極対の電極ライン800a、800b、800c、及び、電極ライン810a、810b、810cの厚さは、3乃至7μmであることがが好ましいのであり、各々の維持電極を構成する3つの電極ライン間の間隔(a1、a2)は互いに同一または相異することができ、電極ラインの幅(b1、b2、b3)も互いに同一または相異することができる。電極ライン厚さの上限値と下限値の臨界的意味は、図2を参考にして説明したことと同一であるので省略する。
図10は本発明に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極構造に対する第6実施形態を断面図として図示したものであって、維持電極900、910の各々は放電セルを横切る4個の電極ライン900a、900b、900c、900d、及び、電極ライン910a、910b、910c、910dをそれぞれ含む。前記電極ラインは、放電セルを横切ってプラズマディスプレイパネルの一方向に延びる。電極ラインは開口率の向上のために幅が狭く形成され、好ましくは20乃至70μmの幅を有するようにして開口率を向上させると共に、放電が円滑に生じるようにする。
維持電極対900、910の電極ライン900a、900b、900c、900d、及び、電極ライン910a、910b、910c、910dの厚さは3乃至7μmであることが好ましい。電極ラインの厚さの上限値と下限値の臨界的意味は、図2を参考にして説明したことと同一であるので省略する。
各々の維持電極を構成する4つの電極ライン間の間隔(c1、c2、c3)は、互いに同一または相異することができ、電極ラインの幅(d1、d2、d3、d4)も互いに同一または相異することができる。
図11は本発明に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極構造に対する第7実施形態を断面図として図示したものであって、維持電極1000、1010の各々は放電セルを横切る4個の電極ライン1000a、1000b、1000c、1000d及び1010a、1010b、1010c、1010dをそれぞれ含む。電極ラインは放電セルを横切ってプラズマディスプレイパネルの一方向に延びる。
維持電極対の電極ライン1000a、1000b、1000c、1000d、及び、電極ライン1010a、1010b、1010c、1010dの厚さは3乃至7μmであることが好ましい。電極ライン厚さの上限値と下限値の臨界的意味は、図2を参考にして説明したことと同一であるので省略する。
ブリッジ電極1020、1030、1040、1050、1060、1070は、各々2つの電極ラインを連結する。ブリッジ電極1020、1030、1040、1050、1060、1070は、開始された放電が放電セルの中心と遠い電極ラインまで容易に広がるようにする。図11に示すように、ブリッジ電極1020、1030、1040、1050、1060、1070の位置は互いに一致しないこともでき、いずれか1つのブリッジ電極1040は隔壁1080上に位置することもできる。
図12は、本発明に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極構造に対する第8実施形態を断面図として図示したものであって、図11に図示された場合とは異なり、電極ラインを連結するブリッジ電極が同一な位置に形成されて、維持電極1100、1110の各々に対して4個の電極ライン1100a、1100b、1100c、1100d及び1110a、1110b、1110c、1110dをそれぞれ連結する1つのブリッジ電極1120、1130を形成させたものである。
維持電極対の電極ライン1100a、1100b、1100c、1100d、及び、電極ライン1110a、1110b、1110c、1110dの厚さは3乃至7μmであることが好ましい。電極ラインの厚さの上限値と下限値の臨界的意味は、図2を参考にして説明したことと同一であるので省略する。
図13は本発明に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極構造に対する第9実施形態を断面図として図示したものであって、電極ライン1200、1210の各々に対して閉ループ(closed loop)を含む形態の突出電極1220、1230を形成させたものである。図13に図示されたような閉ループを含む突出電極1220、1230を通じて、放電開始電圧を低めると共に、開口率を向上させることができる。突出電極及び閉ループの形態は多様に変形可能である。
維持電極対の電極ライン1200、1210の厚さは3乃至7μmであることが好ましい。電極ラインの厚さの上限値と下限値の臨界的意味は、図2を参考にして説明したことと同一であるので省略する。
突出電極1220、1230の線幅(W1、W2)は35乃至45μmであることが好ましい。突出電極1220、1230の線幅(W1、W2)が前記のような値を有する場合、充分のパネルの開口率を確保してディスプレイ装置の全面に反射されて出る光が前記突出電極により塞がって映像の輝度が減少することを防止することができる。
また、2つの突出電極1220、1230間の間隔は15乃至165μmであることが好ましい。突出電極間隔の上限値と下限値の臨界的意味は、図5を参考にして説明したことと同一であるので省略する。
図14は本発明に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極構造に対する第10実施形態を断面図として図示したものであって、電極ライン1300、1310の各々に対して四角形態の閉ループを含む突出電極1320、1330を形成させたものである。
維持電極対の電極ライン1300、1310の厚さは3乃至7μmであることが好ましい。電極ラインの厚さの上限値と下限値の臨界的意味は、図2を参考にして説明したことと同一であるので省略する。
突出電極1320、1330の線幅(W1、W2)は35乃至45μmであることが好ましい。前記突出電極1320、1330の線幅(W1、W2)の上限値と下限値の臨界的意味は、図12を参考にして説明したことと同一であるので省略する。
また、2突出電極1320、1330間の間隔は15乃至165μmであることが好ましい。突出電極間隔の上限値と下限値の臨界的意味は、図5を参考にして説明したことと同一であるので省略する。
図15A及び図15Bは本発明に係るプラズマディスプレイパネルの維持電極構造に対する第11実施形態を断面図として図示したものであって、電極ライン1400、1410の各々に対して放電セルの中心方向に突出した第1突出電極1420a、1420b、及び、第1突出電極1430a、1430bと、前記放電セルの中心方向、または、その反対方向に突出した第2突出電極1440、1450(図15A)、又は、第2突出電極1460、1470(図15B)を形成させたものである。
図15Aに示すように、電極ライン1400、1410の各々に対して放電セルの中心方向に突出した2つの第1突出電極1420a、1420b、及び、第1突出電極1430a、1430bを形成させ、放電セル中心方向の反対方向に突出した1つの第2突出電極1440、1450を形成させることが好ましい。または、図15Bに示すように、第2突出電極1460、1470は放電セルの中心方向に突出することができる。
維持電極対の電極ライン1400、1410の厚さは、3乃至7μmであることが好ましい。前記電極ライン厚さの上限値と下限値の臨界的意味は、図2を参考にして説明したことと同一であるので省略する。
第1突出電極1420a、1420b、1430a、1430bの幅は35乃至45μmであることが好ましい。突出電極幅の上限値と下限値の臨界的意味は、図5を参考にして説明したことと同一であるので省略する。
1つの電極ラインから突出した2つの第1突出電極間の間隔(d1、d2)は、プラズマディスプレイパネルが42インチ(inch)の大きさ及びVGAの解像度を有する場合には50乃至100μmであり、プラズマディスプレイパネルが42インチ(inch)の大きさ及びXGAの解像度を有する場合には50乃至100μmであり、50インチ(inch)の大きさ及びXGAの解像度を有する場合には40乃至90μmであることが好ましい。第1突出電極間の間隔(d1、d2)の上限値と下限値の臨界的意味は図7を参考にして説明したことと同一であるので省略する。
更に別の第1突出電極間の間隔、即ち1420aと1430bとの間の間隔(a1)または1420aと1430bとの間の間隔(a2)は15乃至165μmであることが好ましい。突出電極間隔の上限値と下限値の臨界的意味は、図5を参考にして説明したことと同一であるので省略する。
図16は前記したような構造を有する本発明に係るプラズマディスプレイパネルに対し、1つのフレーム(frame)を複数のサブフィールドに分けて時分割駆動させる方法に対する一実施形態をタイミング図として図示したものである。単位フレームは時分割階調表示を実現するために所定個数、例えば8個のサブフィールド(SF1、・・・、SF8)に分割されることができる。また、各サブフィールド(SF1、・・・SF8)は、リセット区間(図示していない)と、アドレス区間(A1、・・・、A8)、及びサステイン区間(S1、・・・、S8)に分割される。ここで、本発明の一実施形態によれば、リセット区間は複数個のサブフィールドのうち、少なくとも1つに省略できる。例えば、リセット区間は最初のサブフィールドのみで存在したり、最初のサブフィールドと全体サブフィールドの中で、中間程度のサブフィールドのみで存在することができる。
各アドレス区間(A1、・・・、A8)では、アドレス電極(X)に表示データ信号が印加され、各スキャン電極(Y)に相応するスキャンパルスが順次に印加される。
各サステイン区間(S1、・・・、S8)では、スキャン電極(Y)とサステイン電極(Z)にサステインパルスが交互に印加され、アドレス区間(A1、・・・、A8)で壁電荷が形成された放電セルでサステイン放電を起こす。
プラズマディスプレイパネルの輝度は、単位フレームで占めるサステイン放電区間(S1、・・・、S8)内のサステイン放電パルス個数に比例する。1つの画像を形成する1つのフレームが、8個のサブフィールドと256階調で表現される場合に、各サブフィールドには順次に1、2、4、8、16、32、64、128の割合で互いに異なるサステインパルスの数が割り当てられることができる。133階調の輝度を得るためには、サブフィールド1区間、サブフィールド3区間及びサブフィールド8区間の間、セルをアドレッシングしてサステイン放電すればよい。
各サブフィールドに割り当てられるサステイン放電数は、APC(Automatic Power Control)段階によるサブフィールドの加重値によって可変的に決定されることができる。即ち、図16では1フレームを8個のサブフィールドに分割する場合を例として説明したが、本発明はそれに限るのではなく、1フレームを形成するサブフィールドの数を設計仕様によって多様に変形することができる。例えば、1つのフレームを12または16サブフィールドなどのように、8サブフィールド以上または以下に分割してプラズマディスプレイパネルを駆動させることができる。
また、各サブフィールドに割り当てられるサステイン放電数はガンマ特性やパネル特性を考慮して多様に変形することが可能である。例えば、サブフィールド4に割り当てられた階調度を8から6に低め、サブフィールド6に割り当てられた階調度を32から34に高めることができる。
図17は、分割されたサブフィールドに対し、プラズマディスプレイパネルを駆動させるための駆動信号に対する一実施形態をタイミング図として図示したものである。
まず、スキャン電極(Y)上に正極性壁電荷を形成し、サステイン電極(Z)上に負極性壁電荷を形成するためのプリリセット(prereset)区間が存在し、この後、各サブフィールドはプリリセット区間により形成された壁電荷分布を用いて全画面の放電セルを初期化するためのリセット(reset)区間、放電セルを選択するためのアドレス(address)区間及び選択された放電セルの放電を維持させるためのサステイン(sustain)区間を含む。
リセット区間はセットアップ(setup)区間及びセットダウン(setdown)区間からなり、前記セットアップ区間では全てのスキャン電極に上りランプ波形(Ramp‐up)が同時印加されて、全ての放電セルで微細放電が発生され、これによって、壁電荷が生成される。前記セットダウン区間には前記上りランプ波形(Ramp‐up)のピーク電圧より低い正極性電圧で下降する下りランプ波形(Ramp‐down)が全てのスキャン電極(Y)に同時に印加されて、全ての放電セルで消去放電が発生され、これによって、セットアップ放電により生成された壁電荷及び空間電荷のうち、不要電荷を消去させる。
アドレス区間にはスキャン電極に負極性のスキャン信号(scan)が順次に印加され、これと共に前記アドレス電極(X)に正極性のデータ信号(data)が印加される。このような前記スキャン信号(scan)とデータ信号(data)との間の電圧差と前記リセット区間の間に生成された壁電圧とによりアドレス放電が発生されてセルが選択される。一方、前記セットダウン区間とアドレス区間の間に前記サステイン電極にはサステイン電圧(Vs)を維持する信号が印加される。
前記サステイン区間にはスキャン電極とサステイン電極に交互にサステインパルスが印加されて、スキャン電極とサステイン電極との間に面放電形態でサステイン放電が発生される。
図17に図示された駆動波形は、本発明に係るプラズマディスプレイパネルを駆動させるための信号に対する一実施形態であって、前記図17に図示された波形により本発明が限るのではない。例えば、前記プリリセット区間が省略されることができ、図17に図示された駆動信号の極性及び電圧レベルは必要によって変更可能であり、前記サステイン放電が完了した後に壁電荷消去のための消去信号がサステイン電極に印加されることができる。また、前記サステイン信号がスキャン電極(Y)とサステイン(Z)電極のうち、いずれか1つのみに印加されてサステイン放電を起こすシングルサステイン(single sustain)駆動も可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態に対して詳述したが、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、添付の請求範囲に定義された本発明の精神及び範囲から外れない、かつ、本発明を種々なる変形または変更して実施できることが分かる。したがって、本発明の今後の実施形態の変更は本発明の技術から外れることができないはずである。
プラズマディスプレイ装置に備えられる一般的なパネル(panel)の構造を説明する図である。 本発明に係るプラズマディスプレイパネル構造に対する一実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る隔壁が形成された下板パネル構造に対する一実施形態を示す概略断面図である。 プラズマディスプレイパネルの電極配置に対する一実施形態を示す断面図である。 維持電極構造に対する第1実施形態を示す断面図である。 維持電極構造に対する第2実施形態を示す断面図である。 維持電極構造に対する第3実施形態を示す断面図である。 維持電極構造に対する第4実施形態を示す断面図である。 維持電極構造に対する第5実施形態を示す断面図である。 維持電極構造に対する第6実施形態を示す断面図である。 維持電極構造に対する第7実施形態を示す断面図である。 維持電極構造に対する第8実施形態を示す断面図である。 維持電極構造に対する第9実施形態を示す断面図である。 維持電極構造に対する第10実施形態を示す断面図である。 維持電極構造に対する第11実施形態を示す断面図である。 維持電極構造に対する第11実施形態を示す断面図である。 1つのフレーム(frame)を複数のサブフィールド(subfield)に分けてプラズマディスプレイパネルを時分割駆動させる方法に対する一実施形態を示すタイミング図である。 プラズマディスプレイパネルを駆動させるための駆動信号に対する一実施形態を示すタイミング図である。
符号の説明
11、102、202 スキャン電極
11a、12a、102a、103a 透明電極
12、103、203 サステイン電極
100、200 上部パネル
101、211 上部基板
102b、103b バス電極
104、204、214 上部誘電体層
105 保護層
110、210 下部パネル
111、211 下部基板
112、212、412、1080 隔壁
113、213 アドレス電極
114、214 蛍光体
115、215 下部誘電体層
205 保護膜層

Claims (20)

  1. 上部基板と、前記上部基板上に形成される第1電極及び第2電極と、前記上部基板と対向して配置される下部基板と、前記下部基板上に形成される第3電極と、前記下部基板上に形成されて放電セルを区切る隔壁を含んで構成されるプラズマディスプレイ装置であって、
    前記第1、2電極のうち、少なくとも1つは単一層(one layer)で形成され、
    前記隔壁は感光性材料を用いて形成され、前記感光性材料はガラス粒子を含む無機成分と、感光性化合物を含む有機成分を含むことを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  2. 前記第1、2電極のうち、少なくとも1つは、
    前記第3電極と交差する方向に形成されたライン部と、
    前記ライン部から突出した突出部と、
    を含むことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
  3. 前記無機成分は、
    前記ガラス粒子を60重量%以上含むことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
  4. 前記無機成分の平均屈折率と前記有機成分の平均屈折率との差は0.2以下であることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
  5. 前記無機成分の平均屈折率は1.5乃至1.65であることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
  6. 前記隔壁の上幅は30乃至50μmであることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
  7. 前記隔壁の下幅は60乃至80μmであることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
  8. 前記隔壁の高さは100乃至140μmであることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
  9. 前記隔壁の誘電率は6乃至10F/mであることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
  10. 前記上部基板と下部基板のうち、少なくとも1つの基板上に30乃至40μmの厚さを有する誘電体層が形成されていることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
  11. 前記上部基板と下部基板のうち、少なくとも1つの基板上に誘電体層が形成されており、
    前記隔壁の上幅と前記誘電体層の厚さは5:3乃至3:4の比率を有することを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
  12. 前記上部基板と下部基板のうち、少なくとも1つの基板上に誘電体層が形成されており、
    前記隔壁の下幅と前記誘電体層の厚さは8:3乃至3:2の比率を有することを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
  13. 前記上部基板と下部基板が結合して形成されるプラズマディスプレイパネルは、0.1重量%または1000PPM以下の鉛(Pb)を含むことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
  14. 前記無機成分は酸化チタニウム(TiO)を含むことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
  15. 前記ガラス粒子は、酸化リチウム、酸化ナトリウム及び酸化カリウムのうち、少なくとも1つを3乃至20重量%含むことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
  16. 前記ガラス粒子は、酸化ビズマス(bismuth)、酸化鉛のうち、少なくとも1つを5乃至50重量%含むことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
  17. 前記ガラス粒子は、酸化ビズマス(bismuth)、酸化鉛のうち、少なくとも1つを5乃至30重量%含み、酸化リチウム、酸化ナトリウム及び酸化カリウムのうち、少なくとも1つを3乃至15重量%含むことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
  18. 前記上部基板上に誘電体層が形成されており、
    前記第1、2電極のうち、少なくとも1つは、
    前記誘電体層より色が暗いことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
  19. 上部基板と、前記上部基板上に形成される第1電極及び第2電極と、前記上部基板と対向して配置される下部基板と、前記下部基板上に形成される第3電極と、前記下部基板上に形成されて放電セルを区切る隔壁とを含んで構成されるプラズマディスプレイ装置であって、
    前記第1、2電極のうち、少なくとも1つは単一層(one layer)で形成され、
    前記隔壁は感光性材料を用いて形成され、前記感光性材料はガラス粒子を含む無機成分と、感光性化合物を含む有機成分とを含み、前記無機成分の平均屈折率と前記有機成分の平均屈折率との差は−0.1乃至0.2であることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  20. 上部基板と、前記上部基板上に形成される第1電極及び第2電極と、前記上部基板と対向して配置される下部基板と、前記下部基板上に形成される第3電極と、前記下部基板上に形成されて放電セルを区切る隔壁とを含んで構成されるプラズマディスプレイ装置であって、
    前記第1、2電極のうち、少なくとも1つは単一層(one layer)で形成され、前記第3電極と交差する方向に形成されたライン部と、前記ライン部から突出した突出部とを含み、
    前記隔壁は感光性材料を用いて形成され、前記感光性材料は平均屈折率が1.5乃至1.65である無機成分を含むことを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
JP2006307845A 2006-06-09 2006-11-14 プラズマディスプレイ装置 Pending JP2007329117A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020060052130A KR100806306B1 (ko) 2006-06-09 2006-06-09 플라즈마 디스플레이 장치

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007329117A true JP2007329117A (ja) 2007-12-20

Family

ID=38289992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006307845A Pending JP2007329117A (ja) 2006-06-09 2006-11-14 プラズマディスプレイ装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20070285012A1 (ja)
EP (1) EP1865532A3 (ja)
JP (1) JP2007329117A (ja)
KR (1) KR100806306B1 (ja)
CN (1) CN101086943A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100857070B1 (ko) * 2007-03-13 2008-09-05 엘지전자 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
US20080259002A1 (en) * 2007-04-19 2008-10-23 Lg Electronics Inc. Plasma display apparatus
WO2009044445A1 (ja) * 2007-10-01 2009-04-09 Hitachi, Ltd. プラズマディスプレイパネル
KR20090076668A (ko) * 2008-01-09 2009-07-13 엘지전자 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
WO2015076150A1 (ja) * 2013-11-20 2015-05-28 東レ株式会社 シンチレータパネル

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002008524A (ja) * 2000-06-08 2002-01-11 Three M Innovative Properties Co プラズマディスプレイパネル基板用リブの製造方法
WO2002017345A1 (en) * 2000-08-18 2002-02-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Gas dischargeable panel
JP2002373592A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイパネル用電極およびその製造方法
JP2003115261A (ja) * 2000-03-31 2003-04-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスプレイパネルの製造方法
JP2003162962A (ja) * 1999-12-21 2003-06-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法
JP2005533351A (ja) * 2002-07-15 2005-11-04 エルジー エレクトロニクス インコーポレーテッド 毛細管モールディング法によるプラズマディスプレー素子の隔壁製造方法及び隔壁のペースト組成物
JP2005340221A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Samsung Sdi Co Ltd プラズマディスプレイパネル

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3440768B2 (ja) * 1996-07-10 2003-08-25 東レ株式会社 プラズマディスプレイ
TW396365B (en) * 1997-08-27 2000-07-01 Toray Industries Plasma display decive and its method of manufacture
JP3156677B2 (ja) * 1998-09-14 2001-04-16 日本電気株式会社 プラズマディスプレイパネル
US6184848B1 (en) * 1998-09-23 2001-02-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Positive column AC plasma display
JP2001160361A (ja) * 1999-09-21 2001-06-12 Mitsubishi Electric Corp プラズマディスプレイパネル用基板及びプラズマディスプレイパネル
KR100536215B1 (ko) * 2003-08-05 2005-12-12 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
KR100658314B1 (ko) * 2004-10-11 2006-12-15 엘지전자 주식회사 스캔 전극과 서스테인 전극을 포함하는 플라즈마디스플레이 패널

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003162962A (ja) * 1999-12-21 2003-06-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法
JP2003115261A (ja) * 2000-03-31 2003-04-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスプレイパネルの製造方法
JP2002008524A (ja) * 2000-06-08 2002-01-11 Three M Innovative Properties Co プラズマディスプレイパネル基板用リブの製造方法
WO2002017345A1 (en) * 2000-08-18 2002-02-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Gas dischargeable panel
JP2002373592A (ja) * 2001-06-14 2002-12-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイパネル用電極およびその製造方法
JP2005533351A (ja) * 2002-07-15 2005-11-04 エルジー エレクトロニクス インコーポレーテッド 毛細管モールディング法によるプラズマディスプレー素子の隔壁製造方法及び隔壁のペースト組成物
JP2005340221A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Samsung Sdi Co Ltd プラズマディスプレイパネル

Also Published As

Publication number Publication date
KR100806306B1 (ko) 2008-02-27
US20070285012A1 (en) 2007-12-13
EP1865532A2 (en) 2007-12-12
KR20070117908A (ko) 2007-12-13
CN101086943A (zh) 2007-12-12
EP1865532A3 (en) 2009-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100762251B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
JP2007329117A (ja) プラズマディスプレイ装置
KR100735605B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
KR100762252B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
KR100755327B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
KR100762249B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
JP4670990B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2007324117A (ja) プラズマディスプレイ装置
KR100837661B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
KR100755403B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
JP2007324115A (ja) プラズマディスプレイ装置
KR100849110B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
US8123986B2 (en) Paste, method of manufacturing plasma display panel using the paste and plasma display apparatus
EP1983545A2 (en) Plasma display apparatus
JP2008016437A (ja) プラズマディスプレイ装置
KR20090050312A (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
KR20070005336A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널
KR20080052881A (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
KR20090050315A (ko) 플라즈마 디스플레이 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120605

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121106