JP3156677B2 - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

プラズマディスプレイパネル

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JP3156677B2
JP3156677B2 JP26032698A JP26032698A JP3156677B2 JP 3156677 B2 JP3156677 B2 JP 3156677B2 JP 26032698 A JP26032698 A JP 26032698A JP 26032698 A JP26032698 A JP 26032698A JP 3156677 B2 JP3156677 B2 JP 3156677B2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/10AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma
    • H01J11/12AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma with main electrodes provided on both sides of the discharge space
    • HELECTRICITY
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    • H01J11/20Constructional details
    • H01J11/34Vessels, containers or parts thereof, e.g. substrates
    • H01J11/38Dielectric or insulating layers

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  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネルに関し、特に、AC3電極型のプラズマディ
スプレイパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プラズマディスプレイパネル
(以下、PDPとも略称する)は、薄型構造でちらつき
がないこと、表示コントラスト比が大きいこと、大面積
化が比較的に容易であること、応答速度が大きいことな
ど、数多くの特長を有している。このため、近年、フラ
ットディスプレイとして、パーソナルコンピュータ、ワ
ークステーション、或いは、壁掛けテレビ等の表示出力
として利用されている。
【0003】PDPは、その動作方式により、電極が放
電空間(放電ガス)に露出して直流放電の状態で動作さ
せる直流放電型(DC型)と、電極が誘電体に被覆され
て放電ガスには直接露出させず、交流放電の状態で動作
させる交流放電型(AC型)とに分類される。DC型で
は電圧が印加されている期間中放電が発生し、AC型で
は電圧の極性を反転させることにより放電を持続させ
る。更に、AC型には、1表示セル内の電極数が2電極
のものと3電極のものとがある。
【0004】ここで、従来のAC3電極型プラズマディ
スプレイパネルの構造及び駆動方法について述べる。図
9は、従来のプラズマディスプレイパネルの一例を示す
表示セル断面図である。
【0005】AC3電極型プラズマディスプレイパネル
は、相互に対向する前面基板11及び背面基板12と、
双方の基板11、12間に配設された複数の走査電極1
3、共通電極14及びデータ電極21と、走査電極1
3、共通電極14及びデータ電極21の各交差部分に行
列状に配設された表示セルとを有する。
【0006】前面基板11としてガラス基板等が用いら
れ、走査電極13と共通電極14とが所定のピッチで配
設されている。これらの上には、誘電体層15と、誘電
体層15を放電から保護するMgO等からなる保護層1
6とが形成される。一方、背面基板12としてガラス基
板等が用いられ、データ電極21が走査電極13や共通
電極14と直交するように設けられる。データ電極21
上には、白色誘電体層10及び蛍光体層19が配設され
ている。2枚のガラス基板(11、12)の間には、所
定の間隔を隔てて隔壁17が形成される。
【0007】隔壁17は、放電空間18を確保するとと
もに画素を区切る役割を果たしている。放電空間18内
には、放電ガスとしてHe、Ne、Xe等の混合ガスが
封入される。このような構造が記載される文献として
は、ソサエティ・フォー・インフォメーション・ディス
プレイ98ダイジェスト、279頁〜281頁、199
8年5月(SID 98 DIGEST,p279-281,May,1998)がある。
【0008】図10は、従来の3電極AC型プラズマデ
ィスプレイパネルを示す平面図である。走査電極13の
Si及び共通電極14のCi(i=1〜m)と、データ
電極21のDj(j=1〜n)との各交差部分に、表示
セル23が行列状に配設される。
【0009】現在の主流は、走査期間と維持期間とが分
離されている走査維持分離方式(ADS方式)である。
以下、この走査維持分離方式のPDPの駆動方法につい
て説明する。図11は、3電極AC型プラズマディスプ
レイパネルの駆動タイミングチャート図である。
【0010】まず、走査電極13に維持消去パルス31
が印加される。これにより、この時刻以前に放電によっ
て発光していた画素の放電が消去され、全画素が消去状
態となり、初期化される。次いで、共通電極14に予備
放電パルス32が印加される。これにより、全ての画素
を強制的に放電させる予備放電が発生する。この予備放
電によって、後の書込み放電を低い電圧で発生させるこ
とができる。
【0011】次いで、予備放電消去パルス33が印加さ
れる。これにより、予備放電によって形成された誘電体
上の壁電荷を消去または適正な量にコントロールするこ
とができる。以上までの駆動期間を維持消去期間と呼
ぶ。上記の例ではこれらのパルスは1回ずつであるが、
各パルスの役割を確実に行い、面内ばらつきを抑え、或
いは、表示の負荷変動に対応する等のために、複数のパ
ルスを印加し、或いは、他の電極にも印加することがあ
る。
【0012】次に、走査期間に移行する。走査期間で
は、S1〜Smの走査電極13に順次、走査パルス34が
印加される。この走査パルス34に合わせて、D1〜Dn
のデータ電極21に表示パターンに応じてデータパルス
35が印加される。データパルス35が印加された画素
では、走査電極13とデータ電極21との間に高い電圧
が印加されるので、書込み放電が発生し、走査電極13
側には大きな正の壁電荷が形成され、データ電極21側
には負の壁電荷が形成される。一方、データパルスが印
加されない画素では、印加電圧が低くなるので放電が発
生せず、壁電荷の状況は変化しない。このように、デー
タパルス35の有無により、2種類の壁電荷の状況を作
り出すことができる。図中のデータパルス35の斜線
は、表示データによってデータパルス35の有無が変わ
ることを意味する。
【0013】走査パルス34の全ラインへの印加が終了
すると維持期間に移行し、維持パルス36が、全走査電
極13と全共通電極14に交互に印加される。維持パル
ス36の電圧値は、それ自身の電圧では放電が開始しな
い電圧に設定されている。したがって、書込み放電が発
生していない画素では壁電荷が少ないため、維持パルス
が印加されても放電は発生しない。
【0014】一方、書込み放電が発生した画素では、走
査電極13側に大きな正の壁電荷が存在するため、共通
電極14に印加されるはじめの負の維持パルス36(第
1維持パルスと呼ぶ)にこの正の壁電荷が重畳され、放
電開始電圧以上の電圧が放電空間に印加され、維持放電
が発生する。この放電により、走査電極13側には負の
壁電荷が蓄積され、共通電極14側には正の壁電荷が蓄
積される。
【0015】次の維持パルス36(第2維持パルスと呼
ぶ)が走査電極13側に印加され、上記の壁電荷が重畳
されることによって維持放電がここでも発生し、1回目
とは逆の極性の壁電荷が、走査電極13側と共通電極1
4側に蓄積される。これ以降も同様の原理で放電が持続
的に発生する。つまりx回目の維持放電によって発生し
た壁電荷による電位差が、x+1回目の維持パルスに重
畳され維持放電が持続する。この維持放電の持続回数に
より発光量が決定される。
【0016】以上の維持消去期間、走査期間、維持期間
を合わせてサブフィールドと呼ぶ。階調表示を行う場
合、1画面の画像情報を表示する期間である1フィール
ドが、複数のサブフィードから構成される。各サブフィ
ールドの維持パルス数を変え、各サブフィールドを点灯
させるか非点灯にするかによって階調表示を行う。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記駆動を行う従来の
3電極AC型プラズマディスプレイパネルでは、走査期
間に印加される走査パルス34の電圧マージン、つま
り、プラズマディスプレイパネルを正常に動作させるこ
とが可能な走査パルス電圧値の範囲が狭く、表示負荷量
によっては正常に動作できなくなる場合が生じるという
問題があった。すなわち、走査パルス印加時に、データ
パルス35を印加しなくても書込み放電が発生し、或い
は、データパルスを印加しても書込み放電が発生しない
等の不具合が発生することがある。それ以外にも、書込
み放電の有無に拘わらず維持放電が発生するような現象
が発生することもある。
【0018】本発明は、上記に鑑み、書込み放電の誤動
作、或いは、書込み放電の有無に拘わらず維持放電が発
生する等の不具合を確実に防止することができるプラズ
マディスプレイパネルを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、不要な書
込み放電の発生や必要時の書込み放電の不発生等の不具
合は、維持消去期間中に不要な部分で放電が発生して不
要な壁電荷が形成されることに起因することを確かめた
上で、共通電極及びデータ電極間での不要な対向放電を
抑制すれば上記不具合の発生を防止できる点に想到し、
本発明をなすに至った。
【0020】上記目的を達成するために、本発明のプラ
ズマディスプレイパネルは、相互に対向する第1及び第
2基板と、前記第1基板上に行方向に配設された複数の
走査電極及び共通電極と、前記第2基板上に列方向に配
設された複数のデータ電極と、前記走査電極及び共通電
極と前記データ電極との各交差部分に配設された表示セ
ルとを備え、該表示セルにデータの書込み放電及び維持
放電を行って前記表示セルを発光させるプラズマディス
プレイパネルにおいて、前記表示セルは、前記走査電極
と前記データ電極とが対向する第1の部分と、前記共通
電極と前記データ電極とが対向する第2の部分とから成
り、前記第1及び第2の部分における前記データ電極上
に、夫々、誘電体層及び蛍光体層の少なくとも一方を形
成することによって、前記第2の部分における静電容量
を前記第1の部分における静電容量よりも小さくしたこ
とを特徴とする。
【0021】本発明のプラズマディスプレイパネルで
は、共通電極とデータ電極との間における静電容量を、
走査電極とデータ電極との間における静電容量よりも小
さくしたので、放電を発生し難くし、或いは、発生して
も壁電荷の電荷量を少なく抑えることができる。つま
り、共通電極とデータ電極との間に電圧が印加される
と、容量分割によって複数の容量に電圧が分割される
が、そのとき小さい容量に大きな電圧が割り当てられ
る。したがって、共通電極とデータ電極との間における
誘電体層、蛍光体層の静電容量を小さくすることによ
り、相対的に放電空間の静電容量が大きくなり、放電空
間に印加される電圧が低くなる。 第1及び第2の部分
におけるデータ電極上に、夫々、誘電体層及び蛍光体層
の少なくとも一方を形成した場合、第1の部分と第2の
部分との構造上の差異により、相互間の静電容量に容易
に違いをもたせることができる。
【0022】放電空間の放電距離が同じであれば、放電
開始電圧は同じであるので、電圧が低くなる分、放電は
起こりにくくなる。また、放電が生じた場合であって
も、少ない壁電荷量で共通電極と対向する第2の部分に
おけるデータ電極上の誘電体層、蛍光体層に加わる電圧
が大きくなり、逆に放電空間に加わる電圧は小さくな
る、このため、放電はすぐに終了し、共通電極上に形成
される誘電体層と、データ電極上の誘電体層又は蛍光体
層とには、少ない壁電荷量のみが形成される。このよう
に、本発明では、駆動上不要な共通電極とデータ電極と
の間における放電を抑制でき、或いは、放電が発生した
としても壁電荷量の形成を抑えることができるので、駆
動上の誤動作を確実に防止することができる。
【0023】
【0024】好ましくは、前記第2の部分における前記
データ電極上の前記誘電体層及び前記蛍光体層による単
位面積当たりの静電容量が、前記第1の部分における前
記データ電極上の前記誘電体層及び前記蛍光体層による
単位面積当たりの静電容量よりも小さい。或いは、これ
に代えて、前記第2の部分における前記データ電極上の
前記誘電体層の膜厚が、前記第1の部分における前記デ
ータ電極上の前記誘電体層の膜厚よりも厚いことも好ま
しい態様である。これらの場合、表示セル内で、第2の
部分における単位面積当たりの静電容量が第1の部分に
おける単位面積当たりの静電容量よりも小さくなる構造
を容易に得ることができる。
【0025】好ましくは、前記第2の部分における前記
データ電極上の前記誘電体層の比誘電率が、前記第1の
部分における前記データ電極上の前記誘電体層の比誘電
率よりも小さい。或いは、これに代えて、前記第2の部
分における前記データ電極上の前記蛍光体層の膜厚が、
前記第1の部分における前記データ電極上の前記蛍光体
層の膜厚よりも厚いことも好ましい態様である。或い
は、これに代えて、前記第2の部分における前記データ
電極上の前記蛍光体層の比誘電率が、前記第1の部分に
おける前記データ電極上の前記蛍光体層の比誘電率より
も小さいことも好ましい態様である。これらの場合、表
示セル内で、第2の部分における単位面積当たりの静電
容量が第1の部分における単位面積当たりの静電容量よ
りも小さくなる構造を容易に得ることができる。
【0026】また、前記第1の部分における前記データ
電極上には前記蛍光体層の単体層が形成され、前記第2
の部分における前記データ電極上には前記誘電体層及び
前記蛍光体層から成る複合層が形成されることが好まし
い。或いは、これに代えて、前記第2の部分における前
記データ電極上の前記誘電体層及び前記蛍光体層による
単位面積当たりの静電容量が、前記第1の部分における
前記データ電極上の前記蛍光体層による単位面積当たり
の静電容量よりも小さいことも好ましい態様である。或
いは、これに代えて、前記第1の部分における前記デー
タ電極が、前記第2の部分における前記データ電極より
も厚く形成されることも好ましい態様である。これらの
場合にも、表示セル内で、第2の部分における単位面積
当たりの静電容量が第1の部分における単位面積当たり
の静電容量よりも小さくなる構造を容易に得ることがで
きる。
【0027】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明を更に詳細
に説明する。図1は、本発明の第1実施形態例における
AC3電極型プラズマディスプレイパネルの表示セル構
造を示す断面図である。AC3電極型プラズマディスプ
レイパネルは、相互に対向する前面基板11及び背面基
板12と、双方の基板11、12間に配設された複数の
走査電極13、共通電極14及びデータ電極21と、走
査電極13、共通電極14及びデータ電極21の各交差
部分に行列状に配設された表示セルとを有する。
【0028】本実施形態例では、1つの表示セル内で、
共通電極14とデータ電極21との間における静電容量
を、走査電極13とデータ電極21との間における静電
容量よりも小さくするために、データ電極21上の白色
誘電体層10と蛍光体層19とから成る積層における単
位面積当たりの静電容量に面内分布を持たせている。す
なわち、表示セルでは、絶縁性基板である上下2枚の前
面基板11及び背面基板12として、例えば厚さ2〜5
mm程度のソーダライムガラス基板が用いられている。
前面基板11(上部絶縁性基板)には、走査電極13及
び共通電極14として、酸化スズまたは酸化インジウム
を主成分とする膜厚100nm〜500nm程度の透明電極が
対になる形で配設されている。例えば、表示セルのピッ
チが約1mmの場合に、走査電極13及び共通電極14
の先幅が200〜300μm程度とされ、2つの電極間ギャッ
プが50〜200μm程度とされる。図示はしないが、各透
明電極上の一部には、配線抵抗を低減するために、Ag
などで2〜7μm程度の膜厚のトレース電極を設けるこ
とがある。
【0029】走査電極13及び共通電極14上には、比
誘電率10〜25程度のPbO−B23−SiO2系低融点
ガラスペーストを用いた10〜50μm程度の透明誘電体層
15が、約500〜600度の熱で焼成されている。更に、透
明誘電体層15上には、この誘電体層15を保護するた
めの保護層16が、MgOの蒸着によって0.5〜2μm
程度に形成されている。
【0030】一方、背面基板12(下部絶縁性基板)上
には、データ電極21が、Agなどを用いて2〜4μm
程度の膜厚で形成されている。データ電極21上には、
白色誘電体層10が設けられている。白色誘電体層10
では、走査電極13と対向する部分に比して、共通電極
14と対向する部分が厚く形成されている。白色誘電体
層10には、比誘電率10〜25程度のPbO−B23−S
iO2系低融点ガラスペーストにTiO2を10:1の割
合で混合した白色ガラスペーストが用いられている。
【0031】製造方法は以下の通りである。まず、白色
誘電体層10においてのデータ電極21の直ぐ上の部分
(白色誘電体層10a)を膜厚5〜40μm程度に形成
し、約500〜600度で焼成し、次いで、共通電極14と対
向する部分(白色誘電体層10b)を印刷によって膜厚
5〜40μm程度に形成し、約500〜600度程度で焼成す
る。
【0032】次に、表示セルの仕切りと2枚の絶縁性基
板(11、12)とを所定の間隔を保持しつつ貼り合わ
せるために、サンドブラスト法を用いてパターニングさ
れた隔壁17を配設する。最後に、蛍光体層19を10〜
15μm程度塗布する。このとき、表示セル毎に蛍光体の
種類をRGB(赤、緑、青)に塗り分けることにより、
フルカラー表示が可能となる。R(赤)の蛍光体には
(Y、Gd)BO3:Euを、G(緑)の蛍光体にはZ
2SiO4:Mnを、B(青)の蛍光体にはBaMgA
1017:Euを夫々用いた。
【0033】上記2枚の絶縁性基板(11、12)を貼
り合わせ、約350〜500度程度でベーキングした後に、表
示セル内を排気し、放電ガスとしてHe、Ne、Xeの
混合ガスを約200〜600torr封入し、これを封止すること
によって完成する。
【0034】本実施形態例における駆動可能な走査パル
ス電圧の最小値及び最大値の測定結果の白色誘電体層1
0b膜厚に対する依存性を示すグラフ図である。グラフ
では、走査パルス電圧の最小値の膜厚依存性を■で、走
査パルス電圧の最大値の膜厚依存性を●で夫々示す。グ
ラフから、白色誘電体層10bの膜厚が厚くなるにつれ
て、走査パルス電圧の下限が下がり、走査パルス電圧の
最大値と最小値との間のマージン(駆動マージン)が拡
大していることが分かる。
【0035】以上のように、実施形態例のAC3電極型
プラズマディスプレイパネルでは、共通電極14とデー
タ電極21との間の静電容量は、共通電極14上の誘電
体層15の静電容量、放電空間の静電容量、並びに、デ
ータ電極21上における白色誘電体層10及び蛍光体層
19の静電容量の3つの直列回路として現すことができ
る。AC3電極型プラズマディスプレイの駆動では、走
査電極13とデータ電極21との間、及び、走査電極1
3と共通電極14との間における放電は駆動上で必要で
あるが、その他の電極間における放電は不要である。逆
に、放電してしまうと誘電体層に余計な壁電荷が形成さ
れ、駆動波形にこの壁電荷が重畳されることにより、誤
動作を招くおそれがある。
【0036】本実施形態例では、駆動上必要な放電箇所
の誘電体層10aや蛍光体層19は通常通りに形成し、
放電が不要な共通電極14と対向する部分のデータ電極
21上の誘電体層(10a、10b)及び蛍光体層19
の静電容量を小さくした。つまり、データ電極21上の
白色誘電体層10及び蛍光体層19のうち、共通電極1
4とデータ電極21とが交差する部分の白色誘電体層1
0及び蛍光体層19を併せた単位面積当たりの静電容量
が、走査電極13とデータ電極21とが交差する部分の
白色誘電体層10及び蛍光体層19を併せた単位面積当
たりの静電容量よりも小さい。
【0037】これにより、放電を発生しにくくし、或い
は、発生しても壁電荷の電荷量を少なく抑えることがで
きる。つまり、共通電極14とデータ電極21との間に
電圧が印加されると、容量分割によって上記3つの静電
容量に電圧が分割されるが、そのとき小さい静電容量に
大きな電圧が割り当てられる。したがって、共通電極1
4と対向する部分のデータ電極21上の誘電体層(10
a、10b)及び蛍光体層19の静電容量を小さくする
ことにより、相対的に放電空間18の静電容量が大きく
なり、放電空間18に印加される電圧が低くなる。
【0038】放電空間18の放電距離が同じであれば、
放電開始電圧は同じであるので、電圧が低くなる分、放
電は起こりにくくなる。また、放電が生じた場合であっ
ても、少ない壁電荷量で共通電極14と対向する部分に
おけるデータ電極21上の誘電体層10及び蛍光体層1
9に加わる電圧が大きくなり、逆に放電空間18に加わ
る電圧は小さくなる、このため、放電はすぐに終了し、
共通電極14上の誘電体層と、データ電極21上の誘電
体層10または蛍光体層19とには、少ない壁電荷量の
みが形成される。このように、本実施形態例では、駆動
上不要な共通電極14とデータ電極21との間における
放電を抑制でき、或いは、放電が発生したとしても壁電
荷量の形成を抑えることができ、駆動上の誤動作を確実
に防止することができる。
【0039】次に、本発明の第2実施形態例について説
明する。図2は、本実施形態例における表示セルの構造
を示す断面図である。
【0040】本実施形態例では、1つの表示セル内で、
データ電極21上の白色誘電体層10と蛍光体層19と
から成る積層における単位面積当たりの静電容量に面内
分布を持たせている。すなわち、本実施形態例は、基本
的な構成要素及び製造工程は第1実施形態例と同様であ
るが、白色誘電体層10bとして、白色誘電体層10a
よりも低い比誘電率8.5程度のPbO−B23−Si
2系またはZnO系ガラスペーストを用いた点で異な
る。
【0041】上記構成により、白色誘電体層10bが薄
い膜厚でもマージンを広げることができる。図8に、本
実施形態例における駆動可能な走査パルス電圧の最小値
及び最大値の測定結果の白色誘電体層10b膜厚に対す
る依存性を示す。グラフでは、走査パルス電圧の最小値
の膜厚依存性を□で、走査パルス電圧の最大値の膜厚依
存性を○で夫々示す。本実施形態例によれば、白色誘電
体層10bの膜厚が第1実施形態例よりも薄い段階から
走査パルス電圧の下限が下がり始め、駆動マージンがよ
り効果的に拡大していることがグラフから分かる。
【0042】以上のように、本実施形態例では、第1実
施形態例と同様に、1表示セル内で、共通電極14とデ
ータ電極21との交差部分における誘電体層10と蛍光
体層19を併せた単位面積当たりの静電容量が、走査電
極13とデータ電極21との交差部分における誘電体層
10と蛍光体層19を併せた単位面積当たりの静電容量
よりも小さくなる。この結果、第1実施形態例と同様の
効果を得ることができる。
【0043】本発明の第3実施形態例について説明す
る。図3は、本実施形態例における表示セルの構造を示
す断面図である。
【0044】本実施形態例では、1つの表示セル内で、
データ電極21上の白色誘電体層10における単位面積
当たりの静電容量に面内分布を持たせている。すなわ
ち、データ電極21上の走査電極13に対向する部分
に、比誘電率が高い強誘電性セラミックを、白色誘電体
層10aとして膜厚5〜20μm程度に積層している。パ
ターニングは、印刷またはフォトレジスト工程によって
行うことができる。強誘電セラミックの材料として、例
えば、比誘電率が2000程度のBaTiO3系セラミック
を挙げることができる。
【0045】白色誘電体層10aをパターン化した後、
白色誘電体層10bとして、比誘電率が低いPbO−B
23−SiO2系またはZnO系低融点ガラスペースト
にTiO2を10:1の割合で混合した白色ガラスペー
ストを、ロールコーターを用いて表面を平坦化するよう
に塗布した。これにより、データ電極21上の共通電極
14に対向する部分、及び白色誘電体層10aの上部
に、白色誘電体層10bが夫々形成される。白色誘電体
層10bの膜厚は、白色誘電体層10aの上部で5μm
程度にされる。本実施形態例におけるその他の工程は、
第1実施形態例と同じである。
【0046】本発明の第4実施形態例について説明す
る。図4は、本実施形態例における表示セルの構造を示
す断面図である。
【0047】本実施形態例では、1つの表示セル内で、
データ電極21上の蛍光体層19、及び、白色誘電体層
10と蛍光体層19とから成る積層における単位面積当
たりの静電容量に面内分布を持たせている。すなわち、
白色誘電体層10が、共通電極14に対向する部分にの
み、または、当該対向部分の周辺部分も含めた領域にの
み配設されており、走査電極13と対向する部分には配
設されない。白色誘電体層10の膜厚は、20〜80μm程
度に設定される。本実施形態例におけるその他の工程
は、第1実施形態例と同じである。
【0048】本発明の第5実施形態例について説明す
る。図5は、本実施形態例における表示セルの構造を示
す断面図である。
【0049】本実施形態例では、1つの表示セル内で、
データ電極21上の蛍光体層19における単位面積当た
りの静電容量に面内分布を持たせている。すなわち、表
示セルにおいてのデータ電極21上の全体に、PbO−
23−SiO2系低融点ガラスペーストにTiO2を1
0:1の割合で混合した白色ガラスペーストを、白色誘
電体層10として膜厚約5〜40μmでスクリーン印刷し
た。次いで、スクリーン印刷によって約10〜30μmの膜
厚の蛍光体層19aを積層した。その後、第1実施形態
例と同様の工程で隔壁17を形成し、最後に、スクリー
ン印刷によって10〜15μm厚程度の蛍光体層19bを、
蛍光体層19a上の共通電極14と対向する部分に形成
した。本実施形態例におけるその他の工程は、第1実施
形態例と同じである。
【0050】本発明の第6実施形態例ついて説明する。
図6は、本実施形態例における表示セルの構造を示す断
面図である。
【0051】本実施形態例では、1つの表示セル内で、
データ電極21上の白色誘電体層10における単位面積
当たりの静電容量に面内分布を持たせている。すなわ
ち、表示セルにおける絶縁性基板(12)の上にAgか
ら成るデータ電極21aを形成した後、データ電極21
aにおける走査電極13と対向する部分に、データ電極
21bを更に印刷等によって5〜10μm厚程度に形成
した。次いで、データ電極21a、21b上に、ロール
コーターを用いて白色誘電体層10を表面が平坦になる
ように形成した。この場合、データ電極21b上の白色
誘電体層10膜厚は5〜10μm程度に設定される。白色
誘電体層10の材料としては、PbO−B 23−SiO
2系低融点ガラスペーストにTiO2を10:1の割合で
混合した白色ガラスペーストを用いた。本実施形態例に
おけるその他の工程は、第1実施形態例と同じである。
【0052】本発明の第7実施形態例について説明す
る。図7は、本実施形態例における表示セルの構造を示
す断面図である。
【0053】本実施形態例では、1つの表示セル内で、
データ電極21上の白色誘電体層10bにおける単位面
積当たりの静電容量に面内分布を持たせている。すなわ
ち、絶縁性基板(12)上の走査電極13と対向する部
分に白色誘電体層10aを5〜20μm程度に形成し、フ
ォトレジスト法を用いて端面が傾斜するようにパターニ
ングしている。白色誘電体層10aの材料としては、P
bO−B23−SiO 2系低融点ガラスペーストにTi
2を10:1の割合で混合した白色ガラスペーストを
用いた。この後、白色誘電体層10a上及び絶縁性基板
(12)上に、Agから成るデータ電極21を5〜7μ
m厚程度に形成した。更に、データ電極21上に、白色
誘電体層10bをロールコーターを用いて表面が平坦に
なるように塗布した。この場合、走査電極13と対向す
る部分の白色誘電体層10bの膜厚は、5〜20μm程度
に設定される。本実施形態例におけるその他の工程は、
第1実施形態例と同じである。
【0054】以上の第3〜第7実施形態例においても、
第1及び第2実施形態例と同様の効果が得られた。
【0055】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明のプラズマディスプレイパネ
ルは、上記実施形態例の構成にのみ限定されるものでは
なく、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更を
施したプラズマディスプレイパネルも、本発明の範囲に
含まれる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプラズマ
ディスプレイパネルによると、表示セル内で、共通電極
とデータ電極との間における静電容量を、走査電極とデ
ータ電極との間における静電容量よりも小さく設定した
ので、走査パルス電圧の駆動マージンを拡大することが
でき、共通電極とデータ電極との間における駆動に不要
な対向放電の発生を抑制し、或いは、発生しても壁電荷
の形成量を小さく抑えて、誤動作の発生を確実に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態例における表示セルの構
造を示す断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態例における表示セルの構
造を示す断面図である。
【図3】本発明の第3実施形態例における表示セルの構
造を示す断面図である。
【図4】本発明の第4実施形態例における表示セルの構
造を示す断面図である。
【図5】本発明の第5実施形態例における表示セルの構
造を示す断面図である。
【図6】本発明の第6実施形態例における表示セルの構
造を示す断面図である。
【図7】本発明の第7実施形態例における表示セルの構
造を示す断面図である。
【図8】本発明の第1及び第2実施形態例における、走
査パルス電圧の最小値及び最大値の白色誘電体層10b
膜厚に対する依存性を示すグラフ図である。
【図9】従来の3電極AC型プラズマディスプレイパネ
ルにおける1表示セルの断面図である。
【図10】3電極AC型プラズマディスプレイパネルを
示す平面図である。
【図11】3電極AC型プラズマディスプレイパネルの
駆動を示すタイミングチャート図である。
【符号の説明】
10:白色誘電体層 10a:白色誘電体層 10b:白色誘電体層 11:前面基板(上部絶縁性基板) 12:背面基板(下部絶縁性基板) 13:走査電極 14:共通電極 15:透明誘電体層 16:保護層 17:隔壁 18:放電空間 19:蛍光体層 19a:蛍光体層 19b:蛍光体層 21:データ電極 21a:データ電極 21b:データ電極 23:表示セル 31:維持消去パルス 32:予備放電パルス 33:予備放電消去パルス 34:走査パルス 35:データパルス 36:維持パルス

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に対向する第1及び第2基板と、前
    記第1基板上に行方向に配設された複数の走査電極及び
    共通電極と、前記第2基板上に列方向に配設された複数
    のデータ電極と、前記走査電極及び共通電極と前記デー
    タ電極との各交差部分に配設された表示セルとを備え、
    該表示セルにデータの書込み放電及び維持放電を行って
    前記表示セルを発光させるプラズマディスプレイパネル
    において、 前記表示セルは、前記走査電極と前記データ電極とが対
    向する第1の部分と、前記共通電極と前記データ電極と
    が対向する第2の部分とから成り、 前記第1及び第2の部分における前記データ電極上に、
    夫々、誘電体層及び蛍光体層の少なくとも一方を形成す
    ることによって、前記第2の部分における静電容量を前
    記第1の部分における静電容量よりも小さくしたことを
    特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 【請求項2】 前記第2の部分における前記データ電極
    上の前記誘電体層及び前記蛍光体層による単位面積当た
    りの静電容量が、前記第1の部分における前記データ電
    極上の前記誘電体層及び前記蛍光体層による単位面積当
    たりの静電容量よりも小さいことを特徴とする請求項1
    に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 【請求項3】 前記第2の部分における前記データ電極
    上の前記誘電体層の膜厚が、前記第1の部分における前
    記データ電極上の前記誘電体層の膜厚よりも厚いことを
    特徴とする請求項1又は2に記載のプラズマディスプレ
    イパネル。
  4. 【請求項4】 前記第2の部分における前記データ電極
    上の前記誘電体層の比誘電率が、前記第1の部分におけ
    る前記データ電極上の前記誘電体層の比誘電率よりも小
    さいことを特徴とする請求項1乃至3の内の何れか1項
    に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 【請求項5】 前記第2の部分における前記データ電極
    上の前記蛍光体層の膜厚が、前記第1の部分における前
    記データ電極上の前記蛍光体層の膜厚よりも厚いことを
    特徴とする請求項1乃至4の内の何れか1項に記載のプ
    ラズマディスプレイパネル。
  6. 【請求項6】 前記第2の部分における前記データ電極
    上の前記蛍光体層の比誘電率が、前記第1の部分におけ
    る前記データ電極上の前記蛍光体層の比誘電率よりも小
    さいことを特徴とする請求項1乃至5の内の何れか1項
    に記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 【請求項7】 前記第1の部分における前記データ電極
    上には前記蛍光体層の単体層が形成され、前記第2の部
    分における前記データ電極上には前記誘電体層及び前記
    蛍光体層から成る複合層が形成されることを特徴とする
    請求項1乃至6の内の何れか1項に記載のプラズマディ
    スプレイパネル。
  8. 【請求項8】 前記第2の部分における前記データ電極
    上の前記誘電体層及び前記蛍光体層による単位面積当た
    りの静電容量が、前記第1の部分における前記データ電
    極上の前記蛍光体層による単位面積当たりの静電容量よ
    りも小さいことを特徴とする請求項7に記載のプラズマ
    ディスプレイパネル。
  9. 【請求項9】 前記第1の部分における前記データ電極
    が、前記第2の部分における前記データ電極よりも厚く
    形成されることを特徴とする請求項1乃至8の内の何れ
    か1項に記載のプラズマディスプレイパネル。
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