JP2007328379A - データ配信装置、データ提供装置、データ配信方法、データ提供方法、データ配信プログラム、データ提供プログラム、および、それらのプログラムが記録された情報記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 鍵情報の管理を容易に行うことできるとともに、著作権保護およびユーザの操作性を向上させることのできるデータ配信装置またはデータ提供装置を提供すること。
【解決手段】 情報記録再生装置400は、データ流通システム100において提供されたコンテンツデータをリムーバブルHD10に記録されたライセンス鍵情報に基づいて復号化するとともに、当該復号されたコンテンツデータに対して、当該ライセンス鍵情報に基づいてコンテンツ鍵情報を生成し、当該生成されたコンテンツ鍵情報に基づいて予め定められた暗号化処理を行うようになっており、暗号化コンテンツデータを復号化する際にリムーバブルHD10に記録されたライセンス鍵情報を当該リムーバブルHD10から抹消するようになっている。
【選択図】 図1
【解決手段】 情報記録再生装置400は、データ流通システム100において提供されたコンテンツデータをリムーバブルHD10に記録されたライセンス鍵情報に基づいて復号化するとともに、当該復号されたコンテンツデータに対して、当該ライセンス鍵情報に基づいてコンテンツ鍵情報を生成し、当該生成されたコンテンツ鍵情報に基づいて予め定められた暗号化処理を行うようになっており、暗号化コンテンツデータを復号化する際にリムーバブルHD10に記録されたライセンス鍵情報を当該リムーバブルHD10から抹消するようになっている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、著作権の保護が考慮されたデータ流通システムに関する技術分野に属する。
近年、インターネット等の通信ネットワークに関する技術の発達により、携帯用電話機等を用いた個人向けの携帯通信端末装置により、映像データをはじめとする様々な情報の閲覧、取得および提供など各ユーザが容易に情報を利用することができるようになっている。
このような情報の授受においては、すべての情報がデジタル信号により行われるため、音楽データや映像データの授受を行った場合に、データの授受による音質や画質の劣化をほとんど生じさせることなく、データの複製を行うことが可能となっている。したがって、様々な媒体で提供される音楽データや映像データにおいて、著作者の権利が存在する場合には、適切な著作権保護のための方策が取られていないと、著しく著作権者の権利が侵害されてしまうおそれがある。
一方、著作権保護の目的を最優先して、様々な媒体で提供される音楽データや映像データの複製などのデータの授受を禁止すると、適法にコンテンツデータを購入したユーザが個人的に使用する場合であっても複製を行う事ができなくなるので、著作権の保護が過度になりすぎるとともに、コンテンツデータの複製に際し一定の著作権料を徴収することが可能な著作権者にとっても、その機会を喪失することになりかねず、かえって不利益が生ずることとなる。
このような状況下において、従来、コンテンツデータをネットワークを介して提供する方法において、著作権保護を実現しつつ、データ容量の多いンテンツデータを提供する方法として、当該コンテンツデータを複数に分割し、各分割されたコンテンツデータのユニット毎に暗号化を行うための鍵情報によって暗号化して提供する方法が知られている。
具体的には、このコンテンツデータの提供方法は、分割された複数のコンテンツデータにおけるユニットのデータ(以下、ユニットデータという。)毎に、異なる鍵情報によって暗号化を行い、各ユニットデータ毎にコンテンツデータを他の情報通信端末装置に提供するようになっている。そして、当該他の情報通信端末装置は、ユニットデータ毎に適法な異なる鍵情報を取得し、当該取得した鍵情報に基づいて各ユニットデータを復号化するようになっており、復号された各ユニットデータに基づいてコンテンツデータの再生、記録、または転送を行うようになっている(例えば、特許文献1)。
特開2002−288376号公報
しかしながら、このような従来のコンテンツデータの提供方法および復号化装置においては、当該コンテンツデータを提供する際、または、当該コンテンツデータを復号化する際に、異なる複数の鍵情報を取得する必要があるので、複数の鍵情報の管理が容易でなく、コンテンツデータの提供またはコンテンツデータの復号に際してユーザの操作が煩雑になる可能性が高い。
本発明は、上記の課題に鑑み、その一例として、鍵情報の管理を容易に行うことができるとともに、著作権保護およびユーザの操作性を向上させることのできるデータ配信装置およびデータ提供装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、コンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得手段と、前記取得されたコンテンツデータを暗号化するための鍵情報を予め格納する暗号化用鍵情報格納手段と、前記取得されたコンテンツデータを複数のコンテンツデータに分割する分割手段と、前記格納された鍵情報に基づいて、前記分割されたコンテンツデータであるユニットデータ毎に当該各ユニットデータに対して順次暗号化を行う暗号化手段と、前記暗号化されたコンテンツデータを配信するデータ配信手段と、を備え、前記暗号化手段が、一のユニットデータを暗号化する際に、直前に暗号化されたユニットデータを暗号化するための暗号化情報に基づいて当該一のユニットデータを暗号化するための暗号化情報を生成する生成手段を有し、前記生成された暗号化情報に基づいて前記各ユニットデータを暗号化する構成を有している。
また、請求項5に記載の発明は、コンテンツデータが複数のユニットデータに分割され、当該ユニットデータ毎に予め定められた鍵情報に基づいて暗号化されたコンテンツデータを取得する暗号化データ取得手段と、前記取得された暗号化されたコンテンツデータを復号化するための鍵情報を予め格納する復号化用鍵情報格納手段と、一の前記ユニットデータが暗号化される際に、前記鍵情報または直前に暗号化されたユニットデータにおける暗号化情報の少なくとも何れか一方の情報に基づいて当該暗号化すべきユニットデータにおける暗号化情報が生成され、各ユニットデータが暗号化されている場合に、前記取得されたコンテンツデータを構成する各ユニットデータに対して、前記鍵情報または直前に暗号化されたユニットデータにおける暗号化情報の少なくとも何れか一方の情報に基づいて前記ユニット毎に順次復号化を行う復号化手段と、前記復号化されたコンテンツデータをユーザに提供する提供手段と、を備え、前記復号化手段が、前記一のユニットデータを復号化する際に、前記格納された鍵情報または前記直前に復号化されたユニットデータにおける暗号化情報の少なくとも何れか一方の情報に基づいて当該暗号化されている一のユニットデータを復号化するための暗号化情報を復元する復元手段を有し、当該復元された各暗号化情報に基づいて各ユニットデータを復号化する構成を有している。
また、請求項10に記載の発明は、コンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得工程と、前記取得されたコンテンツデータを複数のコンテンツデータに分割する分割工程と、暗号化用鍵情報格納手段に予め格納され、前記取得されたコンテンツデータを暗号化するための鍵情報に基づいて、前記分割されたコンテンツデータであるユニットデータ毎に当該各ユニットデータに対して順次暗号化を行う暗号化工程と、前記暗号化されたコンテンツデータを記録媒体に記録する記録制御工程と、を含み、前記暗号化工程においては、一のユニットデータを暗号化する際に、直前に暗号化されたユニットデータを暗号化するための暗号化情報に基づいて当該一のユニットデータを暗号化するための暗号化情報を生成する生成工程を有し、前記生成された暗号化情報に基づいて前記各ユニットデータを暗号化する構成を有している。
また、請求項12に記載の発明は、コンテンツデータが複数のユニットデータに分割され、当該ユニットデータ毎に予め定められた鍵情報に基づいて暗号化されたコンテンツデータを取得する暗号化データ取得工程と、一の前記ユニットデータが暗号化される際に、前記鍵情報または直前に暗号化されたユニットデータにおける暗号化情報の少なくとも何れか一方の情報に基づいて当該暗号化すべきユニットデータにおける暗号化情報が生成され、各ユニットデータが暗号化されている場合に、前記取得されたコンテンツデータを構成する各ユニットデータに対して、復号化用鍵情報格納手段に予め格納され、前記取得された暗号化されたコンテンツデータを復号化するための鍵情報または直前に暗号化されたユニットデータにおける暗号化情報の少なくとも何れか一方の情報に基づいて前記ユニット毎に順次復号化を行う復号化工程と、前記復号化されたコンテンツデータをユーザに提供する提供手段を制御する提供工程と、を含み、前記復号化工程においては、前記一のユニットデータを復号化する際に、前記格納された鍵情報または前記直前に復号化されたユニットデータにおける暗号化情報の少なくとも何れか一方の情報に基づいて当該暗号化されている一のユニットデータを復号化するための暗号化情報を復元する復元工程を有し、当該復元された各暗号化情報に基づいて各ユニットデータを復号化する構成を有している。
また、請求項14または16に記載の発明は、コンピュータを、コンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得手段、前記取得されたコンテンツデータを複数のコンテンツデータに分割する分割手段、暗号化用鍵情報格納手段に予め格納され、前記取得されたコンテンツデータを暗号化するための鍵情報に基づいて、前記分割されたコンテンツデータであるユニットデータ毎に当該各ユニットデータに対して順次暗号化を行う暗号化手段、前記暗号化されたコンテンツデータを配信するデータ配信手段、として機能させるとともに、一のユニットデータを暗号化する際に、直前に暗号化されたユニットデータを暗号化するための暗号化情報に基づいて当該一のユニットデータを暗号化するための暗号化情報を生成し、前記生成された暗号化情報に基づいて前記各ユニットデータを暗号化する前記暗号化手段として機能させる構成を有している。
また、請求項17または19に記載の発明は、コンピュータを、コンテンツデータが複数のユニットデータに分割され、当該ユニットデータ毎に予め定められた鍵情報に基づいて暗号化されたコンテンツデータを取得する暗号化データ取得手段、一の前記ユニットデータが暗号化される際に、前記鍵情報または直前に暗号化されたユニットデータにおける暗号化情報の少なくとも何れか一方の情報に基づいて当該暗号化すべきユニットデータにおける暗号化情報が生成され、各ユニットデータが暗号化されている場合に、前記取得されたコンテンツデータを構成する各ユニットデータに対して、復号化用鍵情報格納手段に予め格納され、前記取得された暗号化されたコンテンツデータを復号化するための鍵情報または直前に暗号化されたユニットデータにおける暗号化情報の少なくとも何れか一方の情報に基づいて前記ユニット毎に順次復号化を行う復号化手段、前記復号化されたコンテンツデータをユーザに提供する提供手段を制御する提供制御手段、として機能させるとともに、前記一のユニットデータを復号化する際に、前記格納された鍵情報または前記直前に復号化されたユニットデータにおける暗号化情報の少なくとも何れか一方の情報に基づいて当該暗号化されている一のユニットデータを復号化するための暗号化情報を復元する復元工程を有し、当該復元された各暗号化情報に基づいて各ユニットデータを復号化する復号化手段として機能させる構成を有している。
以下、本願の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、以下に説明する実施の形態は、音声データと映像データを含むコンテンツデータが記録され、持ち運び可能なハードディスク(以下、リムーバブルHDという。)を用いてコンテンツデータの授受を行うことが可能なデータ流通システムに属する各装置に対して、本願のデータ配信装置およびデータ提供装置を適用した場合の実施の形態である。
また、本実施形態では、コンテンツデータそのものについては、著作権保護のための管理を行わず、ライセンスと呼ばれる鍵情報を管理することによってコンテンツデータの視聴制御を行う超流通と呼ばれる流通システムを用いて説明する。
さらに、データ流通システムとして、超流通システムを用いて説明するとともに、当該超流通システムにおける著作権保護とは異なる著作権保護のための管理を行う方法として各記録媒体に毎に適法な鍵情報を記録し、当該コンテンツデータに対して一対一に鍵情報が存在することによって著作権保護を行う方法を用いて説明する。
〔データ流通システムの概要〕
始めに、図1を用いてコンテンツデータが記録されるリムーバブルHDを用いてコンテンツデータの授受を行うことが可能なデータ流通システムの概要について説明する。
始めに、図1を用いてコンテンツデータが記録されるリムーバブルHDを用いてコンテンツデータの授受を行うことが可能なデータ流通システムの概要について説明する。
なお、図1は、リムーバブルHDを用いてコンテンツデータの授受を行うことが可能なデータ流通システムの概要構成を説明するための図である。
本実施形態のデータ流通システム100は、図1に示すように、放送波を介して各放送局Hから提供される放送番組をコンテンツデータとしてデータ配信を行うシステムであり、放送局において放送番組として提供するコンテンツデータのデータ配信を行うコンテンツデータ配信装置200と、衛星Sを介して提供された放送波を復調するとともにコンテンツデータとしてリムーバブルHD10に記録し、当該コンテンツデータの再生を行う複数のTV受信装置300と、コンテンツデータが記録されたリムーバブルHD10を装着し、DVD(Digital Versatile Disc)などの本実施形態のデータ流通システム100における著作権保護とは異なる著作権保護の管理を行う他の記録媒体に当該コンテンツデータの転送記録を行うことが可能な複数の情報記録再生装置400と、から構成されている。
なお、例えば、本実施形態のコンテンツデータ配信装置200は、本発明のデータ配信装置を構成し、情報記録再生装置400は、本発明のデータ提供装置を構成する。
このデータ流通システム100では、各TV受信装置300または各情報記録再生装置400は、コンテンツデータの配信元として放送局Hから暗号化された当該コンテンツデータを取得するようになっており、当該コンテンツデータにおけるリムーバブルHD10に代表される記録媒体への複製およびムーブと呼ばれる一の記録媒体から他の記録媒体への転送記録または他の情報記録媒体への提供などの処理を自由に行うことができるようになっている。
その一方、本実施形態のデータ流通システム100では、暗号化されたコンテンツデータの再生、すなわち、暗号化されたコンテンツデータの視聴を行うためには、各TV受信装置300および各情報記録再生装置400は、コンテンツデータの配信元から供給される鍵情報(以下、ライセンス鍵情報という。)を予め取得またはコンテンツデータともに取得する必要があり、当該取得された鍵情報に基づいて暗号化されているコンテンツデータを復号化して当該コンテンツデータの視聴を行うようになっている。
他方、本実施形態では、このデータ流通システム100に属さないDVDプレーヤなどの当該データ流通システム100における著作権保護とは異なる著作権保護のための管理を行う情報再生装置500に、DVDなどの記録媒体またはデータ転送によって当該コンテンツデータを提供する場合に、当該データ流通システム100上において暗号化されているコンテンツデータを一度復号化し、再度、所定の暗号化方法により、暗号化する必要がある。すなわち、この情報再生装置500においてコンテンツデータを再生させるためには、データ流通システム100上において暗号化コンテンツデータを復号した後に、CPRM(Content Protection for Recordable Media)またはDTCP(Dynamic Tunnel Configuration Protocol)に代表される暗号化方法によって当該復号されたコンテンツデータを暗号化されたDVDによって提供させる必要がある。
したがって、このような他の著作権保護のための管理方法と互換性を備えるために、本実施形態の各情報記録再生装置400は、データ流通システム100において提供されたコンテンツデータを復号化するとともに、当該復号されたコンテンツデータに対して、適法に取得された鍵情報に基づいて予め定められた暗号化処理を行うようになっている。
なお、CPRMなどの暗号化方法では、各記録媒体に毎に鍵情報が記録され、当該コンテンツデータに対して一体一に鍵情報が存在することによって著作権保護が行われるようになっており、暗号化されたコンテンツデータと、当該暗号化されたコンテンツデータを復号化するための鍵情報と、がDVD毎に記録され、DVDに書き込まれた鍵情報と情報記録再生装置400の適法性を示す情報とを用いてコンテンツデータの暗号化および復号化が行われるようになっている。
〔データ配信装置〕
次に、図2〜図5を用いて本実施形態のデータ流通システム100におけるコンテンツデータ配信装置200について説明する。
次に、図2〜図5を用いて本実施形態のデータ流通システム100におけるコンテンツデータ配信装置200について説明する。
まず、図2〜図4を用いて本実施形態のデータ流通システム100におけるコンテンツデータ配信装置200の構成および動作について説明する。
なお、図2は、本実施形態におけるコンテンツデータ配信装置200の構成を示すブロック図であり、図3は、本実施形態の暗号化処理部における暗号化処理を説明するための図である。また、図4は、本実施形態の暗号化処理部における暗号化処理における一方向関数の構成例を示す図である。
本実施形態のコンテンツデータ配信装置200は、放送局などのデータ配信元に設置されるようになっており、本実施形態のデータ流通システム100におけるコンテンツデータを配信するための装置である。また、このコンテンツデータ配信装置200は、各TV受信装置300に対して所定の鍵情報であるライセンス鍵情報に基づいて暗号化されたコンテンツデータ(以下、暗号化コンテンツデータという。)を配信するようになっている。特に、本実施形態のコンテンツデータ配信装置200は、入力されたコンテンツデータを予め設定されたライセンス鍵情報に基づいて暗号化しつつ、放送波に変調し、当該コンテンツデータが変調された放送波を各TV受信装置300に送信するようになっている。
このような本実施形態のコンテンツデータ配信装置200は、図2に示すように、コンテンツデータが入力される入力処理部201と、予め設定されたライセンス鍵情報が格納されているデータ配信用鍵情報格納部202と、ライセンス鍵情報に基づいてコンテンツデータの暗号化処理を行うデータ配信用暗号化処理部203と、暗号化されたコンテンツデータを変調し、放送アンテナ210を介して各TV受信装置300に送信するデータ送信部204と、を有している。
また、本実施形態のコンテンツデータ配信装置200は、コンテンツデータの暗号化処理または送信処理を行うために各種の設定操作を行うデータ配信用操作部205と、各部を制御するデータ配信用システム制御部206と、各部を制御する際に用いるデータ配信用ROM/RAM207と、を有し、データ配信用システム制御部206は、各部とバスBを介して接続されている。
なお、例えば、本実施形態のデータ配信用暗号化処理部203は、本発明のコンテンツデータ取得手段と、暗号化手段、生成手段を構成し、データ配信用システム制御部206は、本発明の提供制御手段を構成する。
入力処理部201は、DVDなどの記録媒体からデータ配信するコンテンツデータを読み出すためのドライブを備え、データ配信用システム制御部206の制御の下、コンテンツデータを暗号化して各TV受信装置300に提供する際に、当該読み出したコンテンツデータをデータ配信用暗号化処理部203に出力するようになっている。
データ配信用鍵情報格納部202には、本実施形態のデータ流通システム100において適法に当該データ流通システム100上流通するコンテンツデータを暗号化するため、また、各TV受信装置300または各情報記録再生装置400において当該コンテンツデータを復号するためのライセンス鍵情報が格納されている。
なお、このデータ配信用鍵情報格納部202に格納されたライセンス鍵情報は、図示しない通信制御部を介して、または、各種の記録媒体を介して各TV受信装置300に提供されるようになっている。
データ配信用暗号化処理部203には、入力処理部201から出力されたコンテンツデータが入力されるようになっており、このデータ配信用暗号化処理部203は、データ配信用記録制御部の制御の下、データ配信用鍵情報格納部202からライセンス鍵情報を取得するようになっている。そして、このデータ配信用暗号化処理部203は、入力されたコンテンツデータを複数のユニットデータに分割しつつ、ライセンス鍵情報または当該ライセンス鍵情報から各ユニットデータ毎に生成される鍵情報に基づいて、分割された各ユニットデータをそれぞれ暗号化し、当該暗号化された複数のユニットデータから構成される暗号化コンテンツデータをデータ送信部204に出力するようになっている。
具体的には、本実施形態のデータ配信用暗号化処理部203は、予め定められたコンテンツデータの再生時における再生時間軸を基準としたユニット単位にて、入力されたコンテンツデータを複数のユニットデータに分割するようになっている。例えば、本実施形態では、データ配信用暗号化処理部203は、再生時間を1分としたアロケーションユニットと呼ばれるユニット単位にて入力されたコンテンツデータを複数のユニットデータに分割するようになっている。
また、このデータ配信用暗号化処理部203は、取得されたライセンス鍵情報に基づいて、または、各ユニットデータ毎に当該各ユニットデータを暗号化するための鍵情報(以下、ユニット鍵情報という。)に基づいて、一方向関数を用いて各ユニットデータをコンテンツデータの再生時間軸上先頭のユニットデータ(以下、単に先頭ユニットデータという。)から順次暗号化するようになっている。
特に、本実施形態のデータ配信用暗号化処理部203は、図3に示すように、先頭のユニットデータについては、データ配信用鍵情報格納部202に格納されているライセンス鍵情報に基づいて当該ユニットデータを暗号化するためのユニット鍵情報を生成するようになっている。また、このデータ配信用暗号化処理部203は、生成されたユニット鍵情報に基づいて、当該先頭ユニットデータの次に配されているユニットデータを暗号化するためのユニット鍵情報を生成するようになっている。このように、このデータ配信用暗号化処理部203は、ユニット鍵情報の生成を繰り返す、すなわち、直前に暗号化されたユニットデータを暗号化する際に用いられたユニット鍵情報(以下、直前ユニット鍵情報という。)に基づいて、当該暗号化されたユニットデータの次に配されているユニットデータにおけるユニット鍵情報を生成し、各ユニットデータの暗号化処理を行うようになっている。
例えば、本実施形態では、データ配信用暗号化処理部203は、図4および(式1)に示すように、i番目のユニットデータを暗号化する際に、ライセンス鍵情報または直前ユニット鍵情報Miと、予め定められ固定された鍵情報(以下、固定鍵情報とういう。)Hと、に基づいてi番目のユニットデータを暗号化し、当該暗号化されたユニットデータと、ライセンス鍵情報またはユニット鍵情報とに基づいて次に暗号化されるユニットデータを暗号化するためのユニット鍵情報M(i+1)を算出するようになっている。ただし、(式1)において、EncH(Mi)は、ユニット鍵情報Miと固定鍵情報Hにて暗号化されたユニットデータを示す。
データ送信部204には、データ配信用暗号化処理部203から出力された複数のユニットデータによって構成される暗号化コンテンツデータが入力されるようになっており、このデータ送信部204は、入力された暗号化コンテンツデータを、例えば、BS(Broadcasting Satellite)デジタル放送などの所定のデジタル形式を有する放送波に変調し、アンテナATを介して各TV受信装置300に送信するようになっている。
データ配信用操作部205は、各種確認ボタン、選択ボタンおよび数字キー等の多数のキーを有するリモートコントロール装置および当該リモートコントロール装置から送信された信号を受光する受光部、または、各種確認ボタン、選択ボタンおよび数字キー等の多数のキーを有する操作パネルにより構成されている。そして、この操作部は、コンテンツデータを放送番組データとして各TV受信装置300に送信するための各種の指示のために用いられるようになっている。
データ配信用システム制御部206は、データ配信用ROM/RAM207に格納される制御プログラムを読み出して各処理を実行するとともに、当該データ配信用ROM/RAM207に処理中のデータを一時的に保持するようになっており、コンテンツデータを放送番組データとして各TV受信装置300に送信するためデータ送信処理の制御を行うようになっている。
次に、図5を用いて、本実施形態におけるデータ配信用システム制御部206の暗号化処理を含むデータ送信処理について説明する。
なお、図5は、本実施形態におけるデータ配信用システム制御部206の暗号化処理を含むデータ送信処理の動作を示すフローチャートである。
まず、ユーザがデータ配信用操作部205を操作することによって、所定の放送波により提供されるコンテンツデータを各TV受信装置300に送信すべきことを指示すると、データ配信用システム制御部206は、当該指示を検出し(ステップS111)、データ配信用暗号化処理部203にデータ配信用鍵情報格納部202から適法にコンテンツデータを暗号化するためのライセンス鍵情報を取得させる(ステップS112)。
次いで、データ配信用システム制御部206は、暗号化配信用暗号化処理部に入力処理部201にあるコンテンツデータを取得させ(ステップS113)、データ配信用暗号化処理部203に取得されたコンテンツデータを予め定められたデータ容量毎に、コンテンツデータを複数のユニットデータに分割させる(ステップS114)。
次いで、データ配信用システム制御部206は、ライセンス鍵情報に基づいて最初のユニット鍵情報を生成し、当該生成されたユニット鍵情報に基づいてデータ配信用暗号化処理部203に分割されたユニットデータにおける先頭ユニットデータを暗号化する(ステップS114)。
次いで、データ配信用システム制御部206は、データ配信用暗号化処理部203に、ステップS114の処理において先頭ユニットデータの暗号化に用いた、または、ステップS116の処理においてユニットデータの暗号化に用いたユニット鍵情報に基づいて一方向関数を用いて、一のユニット鍵情報を生成する(ステップS115)。
次いで、データ配信用システム制御部206は、データ配信用暗号化処理部203に分割されたユニットデータにおける先頭ユニットデータまたは前回当該ステップS116の処理において暗号化されたユニットデータの次に配されているユニットデータを、ステップS115の処理に置いて生成されたユニット鍵情報に基づいて暗号化する(ステップS116)。
次いで、データ配信用システム制御部206は、データ配信用暗号化処理部203に未だ暗号化されていないユニットデータがあるか否かを判断させ(ステップS117)、当該データ配信用暗号化処理部203が未だ暗号化されていないユニットデータを検出すると、データ配信用システム制御部206は、ステップS115の処理に移行する。
一方、データ配信用暗号化処理部203が未だ暗号化されていないユニットデータがないと判断された場合には、データ配信用システム制御部206は、本動作を終了させる。
〔TV受信装置〕
次に、図6〜図8を用いて本実施形態のデータ流通システム100におけるTV受信装置300について説明する。
次に、図6〜図8を用いて本実施形態のデータ流通システム100におけるTV受信装置300について説明する。
まず、図6および図7を用いて本実施形態のデータ流通システム100におけるTV受信装置300の構成および動作について説明する。なお、図6は、本実施形態におけるTV受信装置300の構成を示すブロック図であり、図7は、本実施形態の復号化処理部における復号化処理を説明するための図である。
本実施形態のTV受信装置300は、本実施形態のデータ流通システム100における適法にコンテンツデータ配信装置200から送信された放送波を受信することができるものとして認証されており、各放送局から送信されたデジタル形式の放送波を受信すると、当該受信された放送波を所定のデジタル形式の暗号化コンテンツデータに復調し、当該復調された暗号化コンテンツデータを予め取得されたライセンス鍵情報に基づいて復号化し、図示しないモニタなどの外部装置に出力するようになっている。
また、本実施形態のTV受信装置300は、受信された放送波から復調された暗号化コンテンツデータをリムーバブルHD10に記録するようになっている。特に、本実施形態のTV受信装置300は、コンテンツデータの著作権保護を行うため、すなわち、リムーバブルHD10によって他の装置に当該コンテンツデータが提供される場合であって適法に著作権保護を行うために、リムーバブルHD10に暗号化コンテンツデータを記録する際に、予め取得されたライセンス鍵情報を当該暗号化コンテンツデータとともに、リムーバブルHD10に記録し、当該TV受信装置300からこのライセンス鍵情報を抹消するようになっている。なお、本実施形態のTV受信装置300は、暗号化するためのライセンスとしてのライセンス鍵情報を予め所定の方法により取得しておくようになっている。
一方、本実施形態のTV受信装置300は、リムーバブルHD10に記録された暗号化コンテンツデータを再生する際には、当該暗号化コンテンツデータを読み出し、当該読み出された暗号化コンテンツデータを復号化して図示しないモニタなどの外部装置に出力するようになっている。特に、本実施形態のTV受信装置300は、リムーバブルHD10に暗号化コンテンツデータを記録する際に、当該リムーバブルHD10にライセンス鍵情報を記録し、当該TV受診部から抹消されているので、当該ムーバブルHDに記録された暗号化コンテンツデータを復号化して再生する際には、当該ムーバブルHDからライセンス鍵情報を取得し、当該取得されたライセンス鍵情報に基づいて当該読み出された暗号化コンテンツデータを復号化するようになっている。
このような本実施形態のTV受信装置300は、図6に示すように、アンテナATを介して受信された放送波をコンテンツデータに復調するTV受信部301と、コンテンツデータの記録制御を行う受信装置用記録制御部302と、リムーバブルHD10を装着する受信装置用HDドライブ303と、予め取得されたまたはリムーバブルHD10から暗号化コンテンツデータが読み出された際に取得されたライセンス鍵情報が受信装置用鍵情報格納部304と、を有している。
また、このTV受信装置300は、TV受信部301において受信されたまたはリムーバブルHD10に記録されている暗号化コンテンツデータの再生制御を行う受信装置用再生制御部305と、リムーバブルHD10に記録されている暗号化コンテンツデータを復号する復号化の処理(以下、復号化処理という)を行う受信装置用復号化処理部306と、復調されたコンテンツデータまたは復号化されたコンテンツデータを所定の信号に変換し、外部装置に出力する受信装置用出力処理部307と、出力する映像信号に対してOSD(On screen Display)処理を行う受信装置用OSD処理部308と、を有している。
一方、このTV受信装置300は、コンテンツデータの記録および再生を行うために各種の設定操作を行う受信装置用操作部309と、各部を制御する受信装置用システム制御部310と、各部を制御する際に用いる受信装置用ROM/RAM311と、を有し、受信装置用システム制御部310は、各部とバスBを介して接続されている。
なお、例えば、本実施形態の受信装置用鍵情報格納部304は、本発明の復号化用鍵情報格納手段を構成し、受信装置用復号化処理部306は、本発明のコンテンツデータ取得手段、復号化手段、および、復元手段を構成する。また、例えば、本実施形態の受信装置用出力処理部307は、本発明の提供手段を構成し、受信装置用システム制御部310は、本発明の提供制御手段を構成する。
TV受信部301は、アンテナATを介して各放送局から送信された放送波、例えば、BS(Broadcasting Satellite)デジタル放送などの所定のデジタル形式を有する放送波を受信するようになっており、ユーザの選択した受信帯域に同調して受信された信号波を暗号化コンテンツデータに復調し、復調された暗号化コンテンツデータを受信装置用HDドライブ303または受信装置用復号化処理部306に出力するようになっている。
受信装置用記録制御部302は、受信装置用システム制御部310の制御の下、操作部を介して入力されたユーザの指示に基づいて、受信装置用HDドライブ303を制御し、リムーバブルHD10にTV受信部301から出力された暗号化コンテンツデータを記録するようになっている。
特に、本実施形態の受信装置用記録制御部302は、後述するように、TV受信部301から出力された暗号化コンテンツデータをリムーバブルHD10に記録する際に、受信装置用鍵情報格納部304に格納されているコンテンツ鍵情報を読み出し、当該読み出されたコンテンツ鍵情報を暗号化コンテンツデータとともにリムーバブルHD10に記録するようになっている。
受信装置用HDドライブ303は、リムーバブルHD10を着脱可能にするための構造を有するとともに、例えば、iVDR(Information Versatile Disc for Removable usage)などの規格に準拠したHD用ドライブインターフェースを有している。また、この受信装置用HDドライブ303は、受信装置用システム制御部310の制御の下、リムーバブルHD10に記録する暗号化コンテンツデータおよびライセンス鍵情報またはリムーバブルHD10から読み出す暗号化コンテンツデータまたはライセンス鍵情報のデータに関する入出力の切り換え、および、それに伴うHDの記録再生の制御を行うようになっている。
受信装置用鍵情報格納部304には、不揮発性メモリにて構成されており、本実施形態のデータ流通システム100において適法に当該データ流通システム100上流通するコンテンツデータを再生することが可能なことを示し、当該コンテンツデータを復号化するためのライセンス鍵情報が格納されている。特に、本実施形態の受信装置用鍵情報格納部304には、図示しない通信回線を介してコンテンツデータの配信元から提供された、または、カード型などの可搬型記録媒体にてコンテンツデータの配信元から提供されたライセンス鍵情報が所定の方法により予め取得され格納されている。
また、リムーバブルHD10から暗号化コンテンツデータ読み出された際に、当該リムーバブルHD10に当該暗号化コンテンツデータとともに記録されているライセンス鍵情報が読み出されるようになっており、この受信装置用鍵情報格納には、当該読み出されたライセンス鍵情報が格納されるようになっている。
なお、この受信装置用鍵情報格納部304に格納されているライセンス鍵情報は、暗号化コンテンツデータをリムーバブルHD10に記録する際に、当該受信装置用鍵情報格納部304から読み出され、リムーバブルHD10記録されるようになっている。また、このライセンス鍵情報は、リムーバブルHD10から暗号化コンテンツデータが再生された場合には、当該リムーバブルHD10がHDドライブから着脱される際に、抹消されるようになっている。
受信装置用再生制御部305には、システム制御部を介して受信装置用操作部309から入力された再生指示が入力されるようになっており、この受信装置用再生制御部305は、受信装置用システム制御部310の制御の下、入力された再生指示に基づいてTV受信部301、HDドライブ、受信装置用暗号化処理部および出力処理部を制御し、複数のユニットデータから構成される暗号化コンテンツデータを復号化して再生するようなっている。特に、この受信装置用再生制御部305は、受信装置用鍵情報格納部304に格納されているライセンス鍵情報に基づいて、受信装置用復号化処理部306に暗号化コンテンツデータを復号化処理させるとともに、受信装置用出力処理部307に復号化されたコンテンツデータを所定の信号に変換させ外部装置へ出力させるようになっている。
受信装置用復号化処理部306は、受信装置用再生制御部305の制御の下、TV受信部301から出力された、または、リムーバブルHD10から読み出された暗号化コンテンツデータをユニットデータ毎に取得するようになっており、特に、リムーバブルHD10に記録された暗号化コンテンツデータを取得する際には、当該暗号化コンテンツデータを復号化するためのライセンス鍵情報も取得するようになっている。そして、この受信装置用復号化処理部306は、入力された複数のユニットデータから構成される暗号化コンテンツデータに対して、当該取得されたライセンス鍵情報に基づいて復号化処理を行い、復号化されたコンテンツデータを受信装置用出力処理部307に出力するようになっている。
具体的には、本実施形態の受信装置用復号化処理部306は、予め定められたコンテンツデータの再生時における再生時間軸を基準としたユニット単位にて構成され、暗号化された複数のユニットデータが当該ユニットデータ毎に取得するようになっている。例えば、本実施形態では、受信装置用復号化処理部306は、上述のように、再生時間を1分としたアロケーションユニットと呼ばれるユニット単位にて構成される複数の暗号化された複数のユニットデータ毎に当該ユニットデータを取得するようになっている。
また、この受信装置用復号化処理部306は、取得されたライセンス鍵情報を基づいて、または、各ユニットデータ毎に当該各ユニットデータを復号化するためのユニット鍵情報に基づいて、一方向関数を用いて各ユニットデータをコンテンツデータの再生時間軸上先頭ユニットデータから順次復号化するようになっている。
特に、本実施形態の受信装置用復号化処理部306は、暗号化処理と同様に、図7に示すように、先頭のユニットデータについては、受信装置用鍵情報格納部304に格納されているライセンス鍵情報に基づいて一方向関数を用いて生成されたユニット鍵情報に基づいて復号化するとともに、当該生成されたユニット鍵情報に基づいて一方向関数を用いて次のユニット鍵情報を生成し、当該次のユニット鍵情報に基づいて先頭ユニットデータの次に配されているユニットデータを復号化するようになっている。このように、この受信装置用復号化処理部306は、ユニットデータの復号化とユニット鍵情報の生成とを繰り返す、すなわち、直前に復号化されたユニットデータを復号化する際に用いられた直前ユニット鍵情報に基づいて、当該復号化されたユニットデータの次に配されているユニットデータにおけるユニット鍵情報を生成し、各ユニットデータの復号化処理を行うようになっている。
例えば、受信装置用暗号化処理部は、図4および(式1)と同様に、i番目のユニットデータを復号化する際に、ライセンス鍵情報または直前ユニット鍵情報Miと、予め定められ固定された鍵情報(以下、固定鍵情報とういう。)Hと、に基づいてi番目のユニットデータを復号化し、当該復号の対象となった暗号化されているユニットデータと、ライセンス鍵情報またはユニット鍵情報と、に基づいて次のユニットデータを復号化するためのユニット鍵情報M(i+1)を算出するようになっている。
一方、この受信装置用復号化処理部306は、ライセンス鍵情報のみによって暗号化コンテンツデータの視聴制御を行うため、次のユニットデータにおけるユニット鍵情報を生成すると、当該次のユニットデータにおけるユニット鍵情報を生成する際に必要となるユニット鍵情報を適宜抹消するようになっている。
受信装置用出力処理部307には、受信装置用復号化処理部306において復号化されたコンテンツデータが入力されるようになっており、この受信装置用出力処理部307は、入力されたコンテンツデータを所定の信号に変換し、外部装置に出力するようになっている。
具体的には、本実施形態の受信装置用出力処理部307は、受信装置用再生制御部305の制御の下、復号化されたコンテンツデータを音声データと映像データに分離するとともに、これらの各データに対してデコード処理など所定の処理を行うことによって、コンテンツデータにおける映像データおよび音声データを生成するようになっている。また、この受信装置用出力処理部307は、デコードされた映像データおよび音声データをNTSC形式の信号形式に変換するとともに、当該変換された映像信号に対して、OSD処理部によって生成され、入力された表示データを重畳するようになっている。そして、この受信装置用出力処理部307は、表示データが重畳された映像信号および信号形式が変換された音声信号を映像信号出力端子T1および音声信号出力端子T2を介して接続された外部装置に出力するようになっている。
なお、例えば、本実施形態では、音声を拡声する機能を有するモニタが外部装置として接続されるようになっており、受信装置用出力処理部307から出力された映像信号または音声信号は、当該モニタによって拡声され、および、表示させるようになっている。
受信装置用OSD処理部308は、受信装置用再生制御部305の制御の下、文字情報等の外部装置に出力される映像信号に対して重畳するための表示データを生成し、当該生成された文字情報などの表示データを受信装置用出力処理部307に出力するようになっている。
受信装置用操作部309は、各種確認ボタン、選択ボタンおよび数字キー等の多数のキーを有するリモートコントロール装置および当該リモートコントロール装置から送信された信号を受光する受光部、または、各種確認ボタン、選択ボタンおよび数字キー等の多数のキーを有する操作パネルにより構成されている。そして、この操作部は、放送番組データとしてコンテンツデータの受信、リムーバブルHD10への当該コンテンツデータの記録または当該リムーバブルHD10に記録されたコンテンツデータの再生を行う際の各種の指示のために用いられるようになっている。
受信装置用システム制御部310は、受信装置用ROM/RAM311に格納される制御プログラムを読み出して各処理を実行するとともに、当該受信装置用ROM/RAM311に処理中のデータを一時的に保持するようになっており、受信装置用記録制御装置を介して放送番組データをコンテンツデータとして受信する受信処理、当該リムーバブルHD10に暗号化コンテンツデータを記録するための記録処理の制御、および、受信装置用生成制御部を介してリムーバブルHD10に記録されている暗号化コンテンツデータの復号化処理を含む当該コンテンツデータを再生するための再生処理の制御を行うようになっている。
また、この受信装置用システム制御部310は、リムーバブルHD10に記録されている暗号化コンテンツデータを再生する際に受信装置用鍵情報格納部304から取得されたライセンス鍵情報が取得している場合に、当該リムーバブルHD10がHDドライブから着脱されると、当該記録されているコンテンツデータにおける受信装置用鍵情報格納部304格納されているライセンス鍵情報を抹消し、リムーバブルHD10に移動するようになっている。
次に、図8を用いて、本実施形態における受信装置用システム制御部310の復号化処理を含む再生処理について説明する。
なお、図8は、本実施形態における受信装置用システム制御部310の復号化処理を含む再生処理の動作を示すフローチャートである。
また、本動作では、装着されたリムーバブルHD10に記録されている暗号化コンテンツデータの再生を行うものとして説明するとともに、受信装置用鍵情報格納部304には、本実施形態のデータ流通システム100において視聴制御を行うためのライセンス鍵情報が予め適法に格納されているものとする。
まず、ユーザが受信装置用操作部309を操作することによって、リムーバブルHD10に記録されたコンテンツデータを再生すべきことを指示すると、受信装置用再生制御部305は、受信装置用システム制御部310を介して当該指示を検出し(ステップS211)、リムーバブルHD10に記録されているコンテンツデータを適法に復号化するためのライセンス鍵情報を受信装置用鍵情報格納部304に移動させるとともに、当該移動されたコンテンツ鍵情報を受信装置用復号化処理部306に取得させる(ステップS212)。
次いで、受信装置用再生制御部305は、受信装置用復号化処理部306に先頭ユニットデータをリムーバブルHD10から取得させ(ステップS213)、上述のように、ステップS212の処理において取得されたライセンス鍵情報および当該受信装置用復号化処理部306の内部に格納されている固定鍵情報に基づいて先頭ユニットデータを復号化させるためのユニット鍵情報を生成する(ステップS214)。
次いで、受信装置用再生制御部305は、受信装置用復号化処理部306にステップS214の処理またはステップS219の処理においてユニットデータを復号化する際に用いて直前ユニット鍵情報に基づいて、暗号化されたユニットデータを復号化させる(ステップS215)。
次いで、受信装置用再生制御部305は、受信装置用復号化処理部306に直前ユニット鍵情報を削除させ(ステップS216)、リムーバブルHD10に次に格納されているユニットデータがあるか否かを判断させる(ステップS217)。
このとき、受信装置用復号化処理部306がリムーバブルHD10に次に格納されているユニットデータがあることを検出すると、受信装置用再生制御部305は、受信装置用復号化処理部306に検出された次のユニットデータを取得させるとともに(ステップS218)、上述のように、ステップS215の処理において生成されたユニット鍵情報および当該受信装置用復号化処理部306の内部に格納されている固定鍵情報に基づいて当該取得されたユニットデータを復号化させ(ステップS219)、ステップS215の処理に移行させる。
一方、受信装置用復号化処理部306がリムーバブルHD10に次に格納されているユニットデータがないことを検出すると、受信装置用再生制御部305は、本動作を終了させる。
なお、上述の動作は、装着されたリムーバブルHD10に記録されている暗号化コンテンツデータの再生を行うものとして説明してあるが、TV受信部301にて受信された暗号化コンテンツデータを再生する場合にも同様な処理を行うようになっている。
〔情報記録再生装置〕
次に、図9および図10を用いて本実施形態のデータ流通システム100における情報記録再生装置400について説明する。
次に、図9および図10を用いて本実施形態のデータ流通システム100における情報記録再生装置400について説明する。
まず、図9を用いて本実施形態のデータ流通システム100における情報記録再生装置400の構成および動作について説明する。なお、図9は、本実施形態における情報記録再生装置400の構成を示すブロック図である。
本実施形態の情報記録再生装置400は、リムーバブルHD10に記録された暗号化コンテンツデータを当該リムーバブルHD10に記録されたライセンス鍵情報に基づいて、復号化するようになっており、当該暗号化コンテンツデータを復号した後に再生、または、本実施形態のデータ流通システム100における著作権保護とは異なる著作権保護のための管理を行うDVDなどの情報記録媒体に対してリムーバブルHD10に記録されたコンテンツデータの転送記録を行うようになっている。
特に、本実施形態の情報記録再生装置400は、リムーバブルHD10に記録された暗号化コンテンツデータを構成する複数の暗号化されたユニットデータに対して、それぞれ、リムーバブルHD10に記録されたライセンス鍵情報または当該ライセンス鍵情報に基づいて生成されたユニット鍵情報に基づいて復号化しつつ、ライセンス鍵情報から生成されたコンテンツ鍵情報に基づいて所定の暗号化処理を施すことによって他の著作権保護を行う情報記録媒体にコンテンツデータを記録するようになっている。そして、本実施形態の情報記録再生装置400は、コンテンツデータの著作権保護を的確に行うために、暗号化コンテンツデータを復号化する際にリムーバブルHD10に記録されたライセンス鍵情報を当該リムーバブルHD10から抹消するようになっている。
このような情報記録再生装置400は、図9に示すように、コンテンツデータが記録されるリムーバブルHD10を装着する記録再生装置用HDドライブ401と、リムーバブルHD10に記録されているライセンス鍵情報が格納され記録再生装置用鍵情報格納部402と、ライセンス鍵情報に基づいてリムーバブルHD10に記録されている暗号化コンテンツデータを復号する記録再生装置用復号化処理部403と、復号化されたコンテンツデータを所定の信号に変換し、外部装置に出力する記録再生装置用出力処理部404と、出力する映像信号に対してOSD(On screen Display)処理を行う記録再生装置用OSD処理部405と、リムーバブルHD10に記録されているコンテンツデータの再生制御および記録制御を行う記録再生制御部406と、を有している。
また、この情報記録再生装置400は、復号化されたコンテンツデータに対して本実施形態のデータ流通システム100と異なる著作権保護を行うための所定の暗号化処理を行う記録再生装置用暗号化処理部407と、コンテンツデータが記録されるDVDを装着するDVDドライブ408と、を有している。
一方、この情報記録再生装置400は、コンテンツデータの記録および再生を行うために各種の設定操作を行う記録再生装置用操作部409と、各部を制御する記録再生装置用システム制御部410と、各部を制御する際に用いる記録再生装置用ROM/RAM411と、を有し、記録再生装置用システム制御部410は、各部とバスBを介して接続されている。
なお、例えば、本実施形態の記録再生装置用鍵情報格納部402は、本発明の復号化用鍵情報格納手段を構成し、記録再生装置用復号化処理部403は、本発明のコンテンツデータ取得手段、復号化手段、および、復元手段を構成する。また、例えば、本実施形態の記録再生装置用出力処理部404は、本発明の提供手段を構成し、記録再生制御部406は、本発明の抹消手段を構成する。さらに、例えば、本実施形態の受信装置用システム制御部310は、本発明の提供制御手段を構成する。
記録再生装置用HDドライブ401は、受信装置用HDドライブ303と同様な構成を有しており、リムーバブルHD10を着脱可能にするための構造を有している。例えば、記録再生装置用HDドライブ401は、iVDR(Information Versatile Disc for Removable usage)などの規格に準拠したHD用ドライブインターフェースを有している。また、この記録再生装置用HDドライブ401は、記録再生装置用システム制御部410の制御の下、リムーバブルHD10に記録するコンテンツデータまたはリムーバブルHD10から読み出すコンテンツデータのデータに関する入出力の切り換え、およびそれに伴うHDの記録再生の制御を行うようになっている。
記録再生装置用鍵情報格納部402には、不揮発性メモリにて構成されており、記録再生装置用鍵情報格納部は、受信装置用鍵情報格納部304と同様な構成を有している。本実施形態のデータ流通システム100において適法に当該データ流通システム100上流通するコンテンツデータを再生することが可能なことを示し、当該コンテンツデータを復号化するためのライセンス鍵情報が格納されている。特に、本実施形態の受信装置用鍵情報格納部304には、図示しない通信回線を介してコンテンツデータの配信元から提供された、または、カード型などの可搬型記録媒体にてコンテンツデータの配信元から提供されたライセンス鍵情報が所定の方法により予め取得され格納されている。
また、リムーバブルHD10から暗号化コンテンツデータ読み出された際に、当該リムーバブルHD10に当該暗号化コンテンツデータとともに記録されているライセンス鍵情報が読み出されるようになっており、この受信装置用鍵情報格納には、当該読み出されたライセンス鍵情報が格納されるようになっている。
なお、ライセンス鍵情報は、リムーバブルHD10から暗号化コンテンツデータが再生された場合には、当該リムーバブルHD10がHDドライブから着脱される際に、記録再生装置用鍵情報格納部402から抹消され、リムーバブルHD10に移動されるようになっている。ただし、後述するように、リムーバブルHD10に記録された暗号化コンテンツデータが復号化され、かつ再暗号化されてDVDに記録される際には、記録再生装置用復号化処理部403および記録再生制御部406は、リムーバブルHD10からライセンス鍵情報を取得するようになっており、記録再生制御部406は、当該取得されたライセンス鍵情報から暗号化するためのコンテンツ鍵情報を生成するようになっている。なお、記録再生装置用復号化処理部403および記録再生制御部406がリムーバブルHD10からライセンス鍵情報を取得したとき、リムーバブルHD10に記録されているライセンス鍵情報は抹消されるようになっている。
記録再生装置用復号化処理部403は、受信装置用復号化処理部306と同様な構成を有しており、この記録再生装置用復号化処理部403は、記録再生装置用再生制御部の制御の下、記録再生装置用鍵情報格納部402またはリムーバブルHD10からライセンス鍵情報を取得するようになっている。そして、この記録再生装置用復号化処理部403は、入力された複数のユニットデータから構成される暗号化コンテンツデータに対して復号化処理を行い、復号化されたコンテンツデータを受信装置用出力処理部307に出力するようになっている。
記録再生装置用出力処理部404は、受信装置用復号化処理部306と同様な構成を有しており、記録再生装置用復号化処理部403において復号化されたコンテンツデータを所定の信号に変換し、外部装置に出力するようになっている。
記録再生装置用OSD処理部405は、受信装置用復号化処理部306と同様な構成を有しており、記録再生装置用再生制御部の制御の下、文字情報等の外部装置に出力される映像信号に対して重畳するための表示データを生成し、当該生成された文字情報などの表示データを記録再生装置用出力処理部404に出力するようになっている。
記録再生制御部406は、記録再生装置用システム制御部410の制御の下、入力された再生指示に基づいてHDドライブを制御し、リムーバブルHD10から複数のユニットデータから構成される暗号化コンテンツデータを読み出させるとともに、受信装置用復号化処理部403に当該読み出された暗号化コンテンツデータを復号化処理させ、受信装置用出力処理部404に復号化されたコンテンツデータを所定の信号に変換させて外部装置に出力させるようになっている。
一方、記録再生制御部406は、記録再生装置用システム制御部410の制御の下、入力された記録指示に基づいてHDドライブを制御し、上述と同様に、受信装置用復号化処理部403に当該読み出された暗号化コンテンツデータを復号化処理させるとともに、受信装置用暗号化処理部407に当該復号されたコンテンツデータを再暗号化し、暗号化処理されたコンテンツデータをDVDに記録するようになっている。
特に、本実施形態の記録再生制御部406は、リムーバブルHD10に記録された暗号化コンテンツデータを復号化してDVDに記録する際に、リムーバブルHD10からライセンス鍵情報を取得し、本実施形態のデータ流通システム100における著作権保護とは異なる著作権保護のための管理を行う鍵情報であるコンテンツ鍵情報を生成するようになっており、当該生成されたコンテンツ鍵情報に基づいてコンテンツデータを再暗号化するため当該生成されたコンテンツ鍵情報を記録再生装置用暗号化処理部407に出力するようになっている。
なお、受信装置用復号化処理部403にライセンス鍵情報を取得させた際に、本実施形態の記録再生制御部406は、リムーバブルHD10に記録されているライセンス鍵情報を抹消するようになっている。
記録再生装置用暗号化処理部407には、記録装置用復号化処理部から出力されたコンテンツデータ、および、記録再生装置用記録制御部において生成されたコンテンツ鍵情報が入力されるようになっている。この記録再生装置用暗号化処理部407は、記録再生装置用記録制御部の制御の下、入力されたコンテンツ鍵情報に基づいて入力されたコンテンツデータに対して所定の暗号化処理を行うようになっており、暗号化処理されたコンテンツデータをDVDドライブ408に出力するようになっている。例えば、本実施形態の記録再生装置用暗号化処理部407は、著作権保護を実現するためにCPRMの暗号化方法によって当該入力されたコンテンツデータを暗号化するようになっている。
記録再生装置用操作部409は、受信装置用操作部309と同様な構成を有しており、各種確認ボタン、選択ボタンおよび数字キー等の多数のキーを有するリモートコントロール装置および当該リモートコントロール装置から送信された信号を受光する受光部、または、各種確認ボタン、選択ボタンおよび数字キー等の多数のキーを有する操作パネルにより構成されている。そして、この記録再生装置用操作部409は、リムーバブルHD10に記録されたコンテンツデータの再生、および、当該リムーバブルHD10に記録されたコンテンツデータをDVDに転送して記録する転送記録の各種の指示を行うために用いられるようになっている。
記録再生装置用システム制御部410は、記録再生装置用ROM/RAM411に格納される制御プログラムを読み出して各処理を実行するとともに、当該記録再生装置用ROM/RAM411に処理中のデータを一時的に保持することによって、リムーバブルHD10に記録されているコンテンツデータの復号化処理を含む当該コンテンツデータを再生するための再生処理、および、リムーバブルHD10に記録されているコンテンツデータの復号化処理および再暗号化処理を含む、当該リムーバブルHD10からDVDにコンテンツデータを転送記録するための転送処理の制御を行うようになっている。
なお、本実施形態の情報記録再生装置400におけるリムーバブルHD10に記録された暗号化コンテンツデータの復号化処理を含む当該コンテンツデータの再生処理は、上述のTV受信装置300と同様であるため、その説明を省略する。
次に、図10を用いて、本実施形態における記録再生装置用記録制御部の転送記録処理について説明する。
なお、図10は、本実施形態における記録再生装置用記録制御部の移動記録処理の動作を示すフローチャートである。
また、本動作では、装着されたリムーバブルHD10に記録されている暗号化コンテンツデータを復号しつつ、DVDドライブ408に格納されたDVDに再度暗号化して当該コンテンツデータを記録するものとして説明するものとする。
まず、ユーザが記録再生装置用操作部409を操作することによって、リムーバブルHD10に記録されたコンテンツデータの転送記録すべきことを指示すると、記録再生制御部406は、記録再生装置用システム制御部410を介して当該指示を検出し(ステップS311)、記録再生装置用復号化処理部403にコンテンツデータを復号化するためのライセンス鍵情報をリムーバブルHD10から移動させる(ステップS312)。
次いで、記録再生制御部406は、記録再生装置用復号化処理部403にリムーバブルHD10に記録されている先頭ユニットデータを取得させ(ステップS313)、上述のように、ステップS312の処理において取得されたライセンス鍵情報および当該記録再生装置用復号化処理部403の内部に格納されている固定鍵情報に基づいて先頭ユニットデータを復号化させるためのユニット鍵情報を生成し、当該生成されたユニット鍵情報に基づいて先頭ユニットデータを復号化させる(ステップS314)。
次いで、記録再生装置は、ライセンス鍵情報に基づいて、本実施形態のデータ流通システム100における著作権保護とは異なる著作権保護のための管理を行うためのコンテンツ暗号化鍵を生成する(ステップS315)。
次いで、記録再生制御部406は、記録再生装置用復号化処理部403にライセンス鍵情報またはユニット鍵情報である直前ユニット鍵情報を削除させ(ステップS316)、リムーバブルHD10に次に格納されているユニットデータがあるか否かを判断させる(ステップS317)。
次いで、ステップS318の処理において、情報記録再生装置400用復号化処理部がリムーバブルHD10に次に格納されているユニットデータがあることを検出すると、記録再生制御部406は、記録再生装置用復号化処理部403にステップS314の処理またはステップS320の処理において暗号化ユニットデータを復号化する際に用いたライセンス鍵情報または直前ユニット鍵情報に基づいて、一のユニット鍵情報を生成する(ステップS318)。
次いで、記録再生制御部406は、情報記録再生装置400用復号化処理部に検出された次のユニットデータを取得させ(ステップS319)、ステップS318の処理において生成されたユニット鍵情報および当該記録再生装置用復号化処理部403の内部に格納されている固定鍵情報に基づいて当該取得されたユニットデータを復号化させ(ステップS320)、ステップS316の処理に移行させる。
一方、記録再生装置用復号化処理部403がリムーバブルHD10に次に格納されているユニットデータがないことを検出すると、記録再生装置は、生成されたコンテンツ鍵情報に基づいて復号化されたコンテンツデータの暗号化処理を実行する(ステップS321)。
そして最後に、記録再生装置は、DVDドライブ408に暗号化処理されたコンテンツデータをコンテンツ鍵情報とともにDVDに記録させ(ステップS322)、本動作を終了させる。
以上本実施形態によれば、コンテンツデータ配信装置200は、取得されたコンテンツデータを暗号化するためのライセンス鍵情報を予め格納するデータ配信用鍵情報格納部202と、コンテンツデータを取得するとともに、当該取得されたコンテンツデータを複数のコンテンツデータに分割し、格納されたライセンス鍵情報に基づいて、分割されたコンテンツデータであるユニットデータ毎に当該各ユニットデータに対して順次暗号化を行うデータ配信用暗号化処理部203と、暗号化されたコンテンツデータを配信するデータ送信部204と、を備え、データ配信用暗号化処理部203が、一のユニットデータを暗号化する際に、直前に暗号化されたユニットデータを暗号化するためのユニット鍵情報に基づいて当該一のユニットデータを暗号化するためのユニット鍵情報を生成し、生成されたユニット鍵情報に基づいて各ユニットデータを暗号化する構成を有している。
この構成により、本実施形態のコンテンツデータ配信装置200は、分割されたコンテンツデータであるユニットデータ毎に当該各ユニットデータに対して順次暗号化を行うとともに、一のユニットデータを暗号化する際に、格納されたライセンス鍵情報または直前ユニット鍵情報に基づいて当該一のユニットデータを暗号化するためのユニット鍵情報を生成する。そして、本実施形態のコンテンツデータ配信装置200は、生成されたユニット鍵情報に基づいて各ユニットデータを暗号化し、暗号化されたコンテンツデータを配信する。
したがって、本実施形態のコンテンツデータ配信装置200は、コンテンツデータを暗号化する際に、コンテンツデータを複数のユニットデータ毎に分割しつつ、暗号化を行うので、暗号化されたコンテンツデータの複製または転送など当該コンテンツデータの取り扱いに関し、コンテンツデータを一のデータとして取り扱うときよりも、ユーザの操作性が向上する。
また、本実施形態のコンテンツデータ配信装置200は、各ユニットデータを暗号化するためのユニット鍵情報をライセンス鍵情報から生成するので、各ユニットデータ毎に鍵情報を用意する必要なく、コンテンツの視聴制御を行う際に必要となるライセンス鍵情報の管理を容易に行うことできるとともに、特に、例えば、超流通システムにてデータ配信を行う場合に、コンテンツデータの著作権保護を的確に行うことができる。
すなわち、超流通システムでは、コンテンツデータの複製または転送記録(ムーブ)における著作権保護を行わず、当該コンテンツデータを視聴する際の視聴制御を行うので、超流通システムにおいてコンテンツデータの複製および転送記録を制御することができない。
その一方、ARIB(Association of Radio Industries and Business/社団法人電波産業会)にてデジタル放送におけるコンテンツ保護規定により策定されている規格(ARIB Technical Report B-15)では、コンテンツデータのムーブ(転送記録)に関して、ムーブ処理の途中において、ムーブ処理におけるコンテンツデータを転送する側(ムーブ元)および当該ムーブ処理におけるコンテンツデータが転送される側(ムーブ先)の双方の装置に同時に、所定の時間、すなわち、1分を越える時間的長さを有するコンテンツデータが再生可能な状態であってはならないことが規定されている。
また、コンテンツデータを超流通システムにおける著作権保護とは異なる著作権保護のための管理を行う記録媒体に、当該超流通システムにおいて配信されているコンテンツデータを提供する場合には、暗号化のアルゴリズムが超流通システムと記録媒体にコンテンツデータを記録するシステムの2つのシステムの間で異なるために、当該コンテンツデータを復号して再暗号化する必要がある。
さらに、コンテンツデータを超流通システムにおける何れかの装置から当該超流通システムにおける著作権保護とは異なる著作権保護のための管理を行う記録媒体に、コンテンツデータを転送記録する場合には、当該転送記録終了の直前には、超流通システムの何れかの装置と、コンテンツデータが提供される記録媒体との両方に大量の復号可能なコンテンツデータが存在することになる。
しかしながら、本実施形態のコンテンツデータ配信装置200は、上述のように、コンテンツデータを複数のユニットデータ毎に分割しつつ、暗号化を行うとともに、各ユニットデータを暗号化するためのユニット鍵情報をライセンス鍵情報から生成することができるので、超流通システムなどのデータ流通システム100の著作権保護とは異なる著作権保護のための管理を行う記録媒体にコンテンツデータを提供する際に、超流通システムの何れかの装置と、コンテンツデータが提供される記録媒体との両方に大量な復号可能なコンテンツデータが存在することなく、かつ、的確に著作権保護を行うことができる。
また、本実施形態のコンテンツデータ配信装置200は、データ配信用暗号化処理部203が、一のユニットデータを暗号化する際に、直前に暗号化されたユニットデータにおけるユニット鍵情報に基づいて一方向関数を用いて当該暗号化すべきユニットデータにおけるユニット鍵情報を生成する構成を有している。
この構成により、本実施形態のコンテンツデータ配信装置200は、一のユニットデータを暗号化する際に、直前に暗号化されたユニットデータにおけるユニット鍵情報に基づいて一方向関数を用いて当該暗号化すべきユニットデータにおけるユニット鍵情報を生成する。
したがって、本実施形態のコンテンツデータ配信装置200は、一方向関数の性質により、暗号化されたユニットデータからそれ以前に既に暗号化されたユニットデータを暗号化したユニット鍵情報を算出することができないので、暗号化されたユニットデータにおけるユニット鍵情報を抹消すれば、的確に著作権保護を行うことができる。
本実施形態のコンテンツデータ配信装置200は、配信用暗号化処理部203が、最初に暗号化の対象となる一のユニットデータを暗号化する際に、格納されたライセンス鍵情報に基づいて当該暗号化すべきユニットデータにおけるユニット鍵情報を生成する構成を有している。
この構成により、本実施形態のコンテンツデータ配信装置200は、最初に暗号化の対象となる一のユニットデータを暗号化する際に、格納されたライセンス鍵情報に基づいて当該暗号化すべきユニットデータにおけるユニット鍵情報を生成する。
したがって、本実施形態のコンテンツデータ配信装置200は、ライセンス鍵情報のみによって各ユニットデータを暗号化すべきユニット鍵情報を生成することができるので、著作権保護を行うためのライセンス鍵情報のみによって複数のユニットデータからなるコンテンツデータを暗号化することでき、ライセンス鍵情報の管理を容易に行うことできるとともに的確に著作権保護を行うことができる。
また、本実施形態のTV受信装置300または情報記録再生装置400は、取得された暗号化されたコンテンツデータを復号化するためのライセンス鍵情報を予め格納する受信装置用鍵情報格納部304または記録再生用鍵情報格納部と、コンテンツデータが複数のユニットデータに分割され、当該ユニットデータ毎に予め定められたライセンス鍵情報に基づいて暗号化されたコンテンツデータを取得するとともに、一のユニットデータが暗号化される際に、ライセンス鍵情報または直前に暗号化されたユニットデータにおけるユニット鍵情報の少なくとも何れか一方の情報に基づいて当該暗号化すべきユニットデータにおけるユニット鍵情報が生成され、各ユニットデータが暗号化されている場合に、取得されたコンテンツデータを構成する各ユニットデータに対して、ライセンス鍵情報または直前に暗号化されたユニットデータにおけるユニット鍵情報の少なくとも何れか一方の情報に基づいてユニット毎に順次復号化を行う受信装置用復号化処理部306または記録再生装置用復号化処理部403と、復号化されたコンテンツデータをユーザに提供する受信装置用出力処理部307または記録再生装置用出力処理部404と、を備え、受信装置用復号化処理部306または記録再生装置用復号化処理部403が、一のユニットデータを復号化する際に、直前に復号化されたユニットデータにおけるユニット鍵情報に基づいて当該暗号化されている一のユニットデータを復号化するためのユニット鍵情報を復元し、当該復元された各ユニット鍵情報に基づいて各ユニットデータを復号化する構成を有している。
この構成により、本実施形態のTV受信装置300または情報記録再生装置400は、取得されたコンテンツデータを構成する各ユニットデータに対して、ライセンス鍵情報または直前に暗号化されたユニットデータにおけるユニット鍵情報の少なくとも何れか一方の情報に基づいてユニット毎に順次復号化を行うとともに、一のユニットデータを復号化する際に、直前に復号化されたユニットデータにおけるユニット鍵情報の少なくとも何れか一方の情報に基づいて当該暗号化されている一のユニットデータを復号化するためのユニット鍵情報を復元し、当該復元された各ユニット鍵情報に基づいて各ユニットデータを復号化する構成を有している。
したがって、本実施形態のTV受信装置300または情報記録再生装置400は、コンテンツデータを復号化する際に、複数のユニットデータ毎に分割され、暗号化されたコンテンツデータを、各ユニットデータ毎に復号化を行うので、暗号化されたコンテンツデータの複製または転送など当該コンテンツデータの取り扱いに関し、コンテンツデータを一のデータとして取り扱うときよりも、ユーザの操作性が向上する。
また、本実施形態のTV受信装置300または情報記録再生装置400は、各ユニットデータを復号化するためのユニット鍵情報をライセンス鍵情報から生成するので、各ユニットデータ毎に鍵情報を用意する必要なく、コンテンツの視聴制御を行う際に必要となるライセンス鍵情報の管理を容易に行うことできるとともに、特に、例えば、超流通システムにてデータ配信を行う場合に、コンテンツデータの著作権保護を的確に行うことができる。
すなわち、超流通システムでは、コンテンツデータの複製または転送記録(ムーブ)における著作権保護を行わず、当該コンテンツデータを視聴する際の視聴制御を行うので、超流通システムにおいてコンテンツデータの複製および転送記録を制御することができない。
その一方、ARIB(Association of Radio Industries and Business/社団法人電波産業会)にてデジタル放送におけるコンテンツ保護規定により策定されている規格(ARIB Technical Report B-15)では、コンテンツデータのムーブ(転送記録)に関して、ムーブ処理の途中において、ムーブ処理におけるコンテンツデータを転送する側(ムーブ元)および当該ムーブ処理におけるコンテンツデータが転送される側(ムーブ先)の双方の装置に同時に、所定の時間、すなわち、1分を越える時間的長さを有するコンテンツデータが再生可能な状態であってはならないことが規定されている。
また、コンテンツデータを超流通システムにおける著作権保護とは異なる著作権保護のための管理を行う記録媒体に、当該超流通システムにおいて配信されているコンテンツデータを提供する場合には、暗号化のアルゴリズムが超流通システムと記録媒体にコンテンツデータを記録するシステムの2つのシステムの間で異なるために、当該コンテンツデータを復号して再暗号化する必要がある。
さらに、コンテンツデータを超流通システムにおける何れかの装置から当該超流通システムにおける著作権保護とは異なる著作権保護のための管理を行う記録媒体に、コンテンツデータを転送記録する場合には、当該転送記録終了の直前には、超流通システムの何れかの装置と、コンテンツデータが提供される記録媒体との両方に大量の復号可能なコンテンツデータが存在することになる。
しかしながら、本実施形態のコンテンツデータ配信装置200は、上述のように、複数のユニットデータ毎に分割されたコンテンツデータの復号化を行うとともに、各ユニットデータを復号化するためのユニット鍵情報をライセンス鍵情報から生成することができるので、超流通システムなどのデータ流通システム100の著作権保護とは異なる著作権保護のための管理を行う記録媒体にコンテンツデータを提供する際に、超流通システムの何れかの装置と、コンテンツデータが提供される記録媒体との両方に大量な復号可能なコンテンツデータが存在することになく、かつ、的確に著作権保護を行うことができる。
また、本実施形態のTV受信装置300または情報記録再生装置400は、一のユニットデータが暗号化される際に、直前に暗号化されたユニットデータにおけるユニット鍵情報に基づいて一方向関数を用いて当該暗号化すべきユニットデータにおけるユニット鍵情報が生成され、各ユニットデータが暗号化されている場合に、受信装置用復号化処理部306または記録再生装置用復号化処理部403が、一のユニットデータを復号化する際に、直前に復元されたユニットデータにおけるユニット鍵情報に基づいて一方向関数を用いて当該復号化すべきユニットデータにおけるユニット鍵情報を復元する構成を有している。
この構成により、本実施形態のTV受信装置300または情報記録再生装置400は、一のユニットデータを復号化する際に、直前に復元されたユニットデータにおけるユニット鍵情報に基づいて一方向関数を用いて当該復号化すべきユニットデータにおけるユニット鍵情報を復元する。
したがって、本実施形態のコンテンツデータ配信装置200は、一方向関数の性質により、暗号化されたユニットデータからそれ以前に既に暗号化されたユニットデータを暗号化した際のユニット鍵情報を算出することができない一方、ライセンス鍵情報に基づいて各ユニットデータを暗号化した際のユニット鍵情報を生成することができるので、的確に著作権保護を行うことができるとともに、容易に暗号化されたコンテンツデータを復元することができる。
本実施形態のTV受信装置300または情報記録再生装置400は、最初に暗号化の対象となる一のユニットデータが暗号化される際に、格納されたライセンス鍵情報に基づいて当該暗号化すべきユニットデータにおけるユニット鍵情報が生成され、当該最初のユニットデータが暗号化されている場合に、受信装置用復号化処理部306または記録再生装置用復号化処理部403が、最初に暗号化の対象となる一の暗号化されたユニットデータを復号化する際に、格納されたライセンス鍵情報に基づいて当該復号化すべきユニットデータにおける暗号化情報を復元する構成を有している。
この構成により、本実施形態のTV受信装置300または情報記録再生装置400は、最初に暗号化の対象となる一の暗号化されたユニットデータを復号化する際に、格納されたライセンス鍵情報に基づいて当該復号化すべきユニットデータにおける暗号化情報を復元する。
したがって、本実施形態のTV受信装置300または情報記録再生装置400は、ライセンス鍵情報のみによって各ユニットデータを暗号化すべきユニット鍵情報を生成することができるので、著作権保護を行うためのライセンス鍵情報のみによって複数のユニットデータからなるコンテンツデータを暗号化することでき、ライセンス鍵情報の管理を容易に行うことできるとともに的確に著作権保護を行うことができる。
また、本実施形態のTV受信装置300または情報記録再生装置400は、受信装置用出力処理部307または記録再生装置用出力処理部404が、ライセンス鍵情報に基づいて受信装置用復号化処理部306または記録再生装置用復号化処理部403によって取得されたコンテンツデータとは異なる暗号化方式にて復号化されたコンテンツデータを再暗号化し、当該再暗号化されたコンテンツデータを記録媒体に記録することによってユーザに提供する構成を有している。
この構成により、本実施形態のTV受信装置300または情報記録再生装置400は、ライセンス鍵情報に基づいて受信装置用復号化処理部306または記録再生装置用復号化処理部403によって取得されたコンテンツデータとは異なる暗号化方式にて復号化されたコンテンツデータを再暗号化し、当該再暗号化されたコンテンツデータを記録媒体に記録することによってユーザに提供する。
したがって、本実施形態のTV受信装置300または情報記録再生装置400は、超流通システムにおける著作権保護とは異なる著作権保護のための管理を行う記録媒体に、当該超流通システムおいて配信されているコンテンツデータを提供することができるとともに、的確に著作権保護を行うことができる。
また、本実施形態の情報記録再送装置は、記録再生装置用暗号化処理部407が、暗号化の対象となる一のユニットデータが暗号化され、当該暗号化する際に必要なライセンス鍵情報またはユニット鍵情報の少なくとも何れか一方の直前ユニット鍵情報に基づいて、次のユニットデータに対して暗号化する際に必要となるユニット鍵情報が生成された後に、当該直前ユニット鍵情報を抹消する構成を有している。
この構成により、本実施形態の情報記録再送装置は、暗号化の対象となる一のユニットデータが暗号化され、当該暗号化する際に必要な鍵情報またはユニット鍵情報の少なくとも何れか一方の直前ユニット鍵情報に基づいて、次のユニットデータに対して暗号化する際に必要となるユニット鍵情報が生成された後に、当該直前ユニット鍵情報を抹消する。
したがって、本実施形態の情報記録再送装置は、コンテンツデータの転送記録行う際に、超流通システムに係るライセンス鍵情報を残すことなく、超流通システムなどのデータ流通システム100の著作権保護とは異なる著作権ほどのための管理を行う記録媒体にコンテンツデータを提供することができるとともに、超流通システムの何れかの装置と、コンテンツデータが提供される記録媒体との両方に大量な復号可能なコンテンツデータが存在することになく、かつ、的確に著作権保護を行うことができる。
また、本実施形態の情報記録再送装置は、受信装置用復号化処理部306または記録再生装置用復号化処理部403が、復号化の対象となる一のユニットデータが復号化され、当該復号化する際に必要なライセンス鍵情報またはユニット鍵情報の少なくとも何れか一方の直前ユニット鍵情報に基づいて、次のユニットデータに対して復号化する際に必要となるユニット鍵情報が生成された後に、当該直前ユニット鍵情報を抹消する抹消手段を有する構成をしている。
この構成により、本実施形態の情報記録再送装置は、復号化の対象となる一のユニットデータが復号化され、当該復号化する際に必要なライセンス鍵情報またはユニット鍵情報の少なくとも何れか一方の直前ユニット鍵情報に基づいて、次のユニットデータに対して復号化する際に必要となるユニット鍵情報が生成された後に、当該直前ユニット鍵情報を抹消する。
したがって、本実施形態の情報記録再送装置は、コンテンツデータの転送記録行う際に、超流通システムに係るライセンス鍵情報を残すことなく、超流通システムなどのデータ流通システム100の著作権保護とは異なる著作権ほどのための管理を行う記録媒体にコンテンツデータを提供することができるとともに、超流通システムの何れかの装置と、コンテンツデータが提供される記録媒体との両方に大量な復号可能なコンテンツデータが存在することになく、かつ、的確に著作権保護を行うことができる。
なお、本実施形態では、リムーバブルHD10を用いて各情報記録再生装置400間におけるコンテンツデータの授受を行うようになっているが、勿論、インターネットなどの通信回線を介して、または、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394規格(正式名称は、「IEEE Std.1394-1995 IEEE Standard for a High Performance Serial Bus」である。)などによって策定されている通信方式によってコンテンツデータの授受を行う場合についても同様に適用することができる。
また、本実施形態では、上述のデータ配信装置によって、送信処理を行うようになっている。しかしながら、上述のように、DVDドライブ408またはHDドライブ有する情報記録再生装置400にコンピュータを備え、このDVDまたはHDに上述の送信処理を行うプログラムを格納し、このコンピュータで当該プログラムを読み込むことによって上述と同様の送信処理を行うようにしてもよい。
また、本実施形態では、上述のTV受信装置300によって、再生処理および記録処理を行うようになっている。しかしながら、上述のように、DVDドライブ408またはHDドライブ有するTV装置にコンピュータを備え、このDVDまたはHDに上述の再生処理及び記録処理を行うプログラムを格納し、このコンピュータで当該プログラムを読み込むことによって上述と同様の生成処理および記録処理を行うようにしてもよい。
また、本実施形態では、上述の情報記録再生装置400によって、再生処理および転送記録処理を行うようになっている。しかしながら、上述のように、DVDドライブ408またはHDドライブ有するTV装置にコンピュータを備え、このDVDまたはHDに上述の再生処理及び転送記録処理を行うプログラムを格納し、このコンピュータで当該プログラムを読み込むことによって上述と同様の生成処理および転送記録処理を行うようにしてもよい。
10 … リムーバブルHD
20 … DVD
100 … データ流通システム
200 … コンテンツデータ配信装置
201 … 入力処理部
202 … データ配信用鍵情報格納部
203 … データ配信用暗号化処理部
204 … データ送信部
205 … データ配信用操作部
206 … データ配信用システム制御部
300 … TV受信装置
301 … TV受信部
302 … 受信装置用記録制御部
303 … 受信装置用HDドライブ
304 … 受信装置用鍵情報格納部
305 … 受信装置用再生制御部
306 … 受信装置用復号化処理部
307 … 受信装置用出力処理部
308 … 受信装置用OSD処理部
309 … 受信装置用操作部
310 … 受信装置用システム制御部
400 … 情報記録再生装置
401 … 記録再生装置用HDドライブ
402 … 記録再生装置用鍵情報格納部
403 … 記録再生装置用復号化処理部
404 … 記録再生装置用出力処理部
405 … 記録再生装置用OSD処理部
406 … 記録再生制御部
407 … 記録再生装置用暗号化処理部
408 … DVDドライブ
409 … 記録再生装置用操作部
410 … 記録再生装置用システム制御部
20 … DVD
100 … データ流通システム
200 … コンテンツデータ配信装置
201 … 入力処理部
202 … データ配信用鍵情報格納部
203 … データ配信用暗号化処理部
204 … データ送信部
205 … データ配信用操作部
206 … データ配信用システム制御部
300 … TV受信装置
301 … TV受信部
302 … 受信装置用記録制御部
303 … 受信装置用HDドライブ
304 … 受信装置用鍵情報格納部
305 … 受信装置用再生制御部
306 … 受信装置用復号化処理部
307 … 受信装置用出力処理部
308 … 受信装置用OSD処理部
309 … 受信装置用操作部
310 … 受信装置用システム制御部
400 … 情報記録再生装置
401 … 記録再生装置用HDドライブ
402 … 記録再生装置用鍵情報格納部
403 … 記録再生装置用復号化処理部
404 … 記録再生装置用出力処理部
405 … 記録再生装置用OSD処理部
406 … 記録再生制御部
407 … 記録再生装置用暗号化処理部
408 … DVDドライブ
409 … 記録再生装置用操作部
410 … 記録再生装置用システム制御部
Claims (19)
- コンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得手段と、
前記取得されたコンテンツデータを暗号化するための鍵情報を予め格納する暗号化用鍵情報格納手段と、
前記取得されたコンテンツデータを複数のコンテンツデータに分割する分割手段と、
前記格納された鍵情報に基づいて、前記分割されたコンテンツデータであるユニットデータ毎に当該各ユニットデータに対して順次暗号化を行う暗号化手段と、
前記暗号化されたコンテンツデータを配信するデータ配信手段と、
を備え、
前記暗号化手段が、一のユニットデータを暗号化する際に、直前に暗号化されたユニットデータを暗号化するための暗号化情報に基づいて当該一のユニットデータを暗号化するための暗号化情報を生成する生成手段を有し、前記生成された暗号化情報に基づいて前記各ユニットデータを暗号化することを特徴とするデータ配信装置。 - 請求項1に記載のデータ配信装置において、
前記生成手段が、一のユニットデータを暗号化する際に、直前に暗号化されたユニットデータにおける暗号化情報に基づいて一方向関数を用いて当該暗号化すべきユニットデータにおける暗号化情報を生成することを特徴とするデータ配信装置。 - 請求項1または2に記載のデータ配信装置において、
前記生成手段が、最初に暗号化の対象となる一のユニットデータを暗号化する際に、前記格納された鍵情報に基づいて当該暗号化すべきユニットデータにおける暗号化情報を生成することを特徴とするデータ配信装置。 - 請求項1乃至3の何れか一項に記載のデータ配信装置において、
前記暗号化手段が、暗号化の対象となる一のユニットデータが暗号化された直前の暗号化情報である直前暗号化情報に基づいて、次のユニットデータに対して暗号化する際に必要となる暗号化情報が生成された後に、当該直前暗号化情報を抹消する抹消手段を有することを特徴とするデータ配信装置。 - コンテンツデータが複数のユニットデータに分割され、当該ユニットデータ毎に予め定められた鍵情報に基づいて暗号化されたコンテンツデータを取得する暗号化データ取得手段と、
前記取得された暗号化されたコンテンツデータを復号化するための鍵情報を予め格納する復号化用鍵情報格納手段と、
一の前記ユニットデータが暗号化される際に、前記鍵情報または直前に暗号化されたユニットデータにおける暗号化情報の少なくとも何れか一方の情報に基づいて当該暗号化すべきユニットデータにおける暗号化情報が生成され、各ユニットデータが暗号化されている場合に、前記取得されたコンテンツデータを構成する各ユニットデータに対して、前記鍵情報または直前に暗号化されたユニットデータにおける暗号化情報の少なくとも何れか一方の情報に基づいて前記ユニット毎に順次復号化を行う復号化手段と、
前記復号化されたコンテンツデータをユーザに提供する提供手段と、
を備え、
前記復号化手段が、前記一のユニットデータを復号化する際に、前記格納された鍵情報または前記直前に復号化されたユニットデータにおける暗号化情報の少なくとも何れか一方の情報に基づいて当該暗号化されている一のユニットデータを復号化するための暗号化情報を復元する復元手段を有し、当該復元された各暗号化情報に基づいて各ユニットデータを復号化することを特徴とするデータ提供装置。 - 請求項5に記載のデータ提供装置において、
前記一のユニットデータが暗号化される際に、直前に暗号化されたユニットデータにおける暗号化情報に基づいて一方向関数を用いて当該暗号化すべきユニットデータにおける暗号化情報が生成され、各ユニットデータが暗号化されている場合に、
前記復元手段が、一のユニットデータを復号化する際に、直前に復元されたユニットデータにおける暗号化情報に基づいて前記一方向関数を用いて当該復号化すべきユニットデータにおける暗号化情報を復元することを特徴とするデータ提供装置。 - 請求項5または6に記載のデータ提供装置において、
前記提供手段が、前記鍵情報に基づいて前記暗号化データ取得手段によって取得されたコンテンツデータとは異なる暗号化方式にて前記復号化されたコンテンツデータを再暗号化し、当該再暗号化されたコンテンツデータを記録媒体に記録することによってユーザに提供することを特徴とするデータ提供装置。 - 請求項5乃至7の何れか一項に記載のデータ提供装置において、
最初に暗号化の対象となる一のユニットデータが暗号化される際に、前記格納された鍵情報に基づいて当該暗号化すべきユニットデータにおける暗号化情報が生成され、当該最初のユニットデータが暗号化されている場合に、
前記復元手段が、最初に暗号化の対象となる一の暗号化されたユニットデータを復号化する際に、前記格納された鍵情報に基づいて当該復号化すべきユニットデータにおける暗号化情報を復元することを特徴とするデータ提供装置。 - 請求項5乃至8の何れか一項に記載のデータ提供装置において、
前記復号化手段が、復号化の対象となる一のユニットデータが復号化される際に用いられた直前の暗号化情報である直前暗号化情報に基づいて、次のユニットデータに対して復号化する際に必要となる暗号化情報が生成された後に、当該直前暗号化情報を抹消する抹消手段を有することを特徴とするデータ提供装置。 - コンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得工程と、
前記取得されたコンテンツデータを複数のコンテンツデータに分割する分割工程と、
暗号化用鍵情報格納手段に予め格納され、前記取得されたコンテンツデータを暗号化するための鍵情報に基づいて、前記分割されたコンテンツデータであるユニットデータ毎に当該各ユニットデータに対して順次暗号化を行う暗号化工程と、
前記暗号化されたコンテンツデータを記録媒体に記録する記録制御工程と、
を含み、
前記暗号化工程においては、一のユニットデータを暗号化する際に、直前に暗号化されたユニットデータを暗号化するための暗号化情報に基づいて当該一のユニットデータを暗号化するための暗号化情報を生成する生成工程を有し、前記生成された暗号化情報に基づいて前記各ユニットデータを暗号化することを特徴とするデータ配信方法。 - 請求項10に記載のデータ配信方法において、
前記暗号化工程においては、暗号化の対象となる一のユニットデータが暗号化された直前の暗号化情報である直前暗号化情報に基づいて、次のユニットデータに対して暗号化する際に必要となる暗号化情報が生成された後に、当該直前暗号化情報を抹消する抹消工程を有することを特徴とするデータ配信方法。 - コンテンツデータが複数のユニットデータに分割され、当該ユニットデータ毎に予め定められた鍵情報に基づいて暗号化されたコンテンツデータを取得する暗号化データ取得工程と、
一の前記ユニットデータが暗号化される際に、前記鍵情報または直前に暗号化されたユニットデータにおける暗号化情報の少なくとも何れか一方の情報に基づいて当該暗号化すべきユニットデータにおける暗号化情報が生成され、各ユニットデータが暗号化されている場合に、前記取得されたコンテンツデータを構成する各ユニットデータに対して、復号化用鍵情報格納手段に予め格納され、前記取得された暗号化されたコンテンツデータを復号化するための鍵情報または直前に暗号化されたユニットデータにおける暗号化情報の少なくとも何れか一方の情報に基づいて前記ユニット毎に順次復号化を行う復号化工程と、
前記復号化されたコンテンツデータをユーザに提供する提供手段を制御する提供工程と、
を含み、
前記復号化工程においては、前記一のユニットデータを復号化する際に、前記格納された鍵情報または前記直前に復号化されたユニットデータにおける暗号化情報の少なくとも何れか一方の情報に基づいて当該暗号化されている一のユニットデータを復号化するための暗号化情報を復元する復元工程を有し、当該復元された各暗号化情報に基づいて各ユニットデータを復号化することを特徴とするデータ提供方法。 - 請求項12に記載のデータ提供方法において、
前記復号化工程においては、復号化の対象となる一のユニットデータが復号化される際に用いられた直前の暗号化情報である直前暗号化情報に基づいて、次のユニットデータに対して復号化する際に必要となる暗号化情報が生成された後に、当該直前暗号化情報を抹消することを特徴とするデータ提供方法。 - コンピュータを、
コンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得手段、
前記取得されたコンテンツデータを複数のコンテンツデータに分割する分割手段、
暗号化用鍵情報格納手段に予め格納され、前記取得されたコンテンツデータを暗号化するための鍵情報に基づいて、前記分割されたコンテンツデータであるユニットデータ毎に当該各ユニットデータに対して順次暗号化を行う暗号化手段、
前記暗号化されたコンテンツデータを配信するデータ配信手段、
として機能させるとともに、
一のユニットデータを暗号化する際に、直前に暗号化されたユニットデータを暗号化するための暗号化情報に基づいて当該一のユニットデータを暗号化するための暗号化情報を生成し、前記生成された暗号化情報に基づいて前記各ユニットデータを暗号化する前記暗号化手段として機能させることを特徴とするデータ配信プログラム。 - 請求項14に記載のデータ配信プログラムにおいて、
前記コンピュータを、
暗号化の対象となる一のユニットデータが暗号化された直前の暗号化情報である直前暗号化情報に基づいて、次のユニットデータに対して暗号化する際に必要となる暗号化情報が生成された後に、当該直前暗号化情報を抹消する前記暗号化手段として機能させることを特徴とするデータ配信プログラム。 - 請求項14または15に記載のデータ配信プログラムをコンピュータに読み取り可能に記録したことを特徴とする情報記録媒体。
- コンピュータを、
コンテンツデータが複数のユニットデータに分割され、当該ユニットデータ毎に予め定められた鍵情報に基づいて暗号化されたコンテンツデータを取得する暗号化データ取得手段、
一の前記ユニットデータが暗号化される際に、前記鍵情報または直前に暗号化されたユニットデータにおける暗号化情報の少なくとも何れか一方の情報に基づいて当該暗号化すべきユニットデータにおける暗号化情報が生成され、各ユニットデータが暗号化されている場合に、前記取得されたコンテンツデータを構成する各ユニットデータに対して、復号化用鍵情報格納手段に予め格納され、前記取得された暗号化されたコンテンツデータを復号化するための鍵情報または直前に暗号化されたユニットデータにおける暗号化情報の少なくとも何れか一方の情報に基づいて前記ユニット毎に順次復号化を行う復号化手段、
前記復号化されたコンテンツデータをユーザに提供する提供手段を制御する提供制御手段、
として機能させるとともに、
前記一のユニットデータを復号化する際に、前記格納された鍵情報または前記直前に復号化されたユニットデータにおける暗号化情報の少なくとも何れか一方の情報に基づいて当該暗号化されている一のユニットデータを復号化するための暗号化情報を復元する復元工程を有し、当該復元された各暗号化情報に基づいて各ユニットデータを復号化する復号化手段として機能させることを特徴とするデータ提供プログラム。 - 請求項17に記載のデータ提供プログラムにおいて、
前記コンピュータを、復号化の対象となる一のユニットデータが復号化される際に用いられた直前の暗号化情報である直前暗号化情報に基づいて、次のユニットデータに対して復号化する際に必要となる暗号化情報が生成された後に、当該直前暗号化情報を抹消する抹消する復号化手段として機能させることを特徴とするデータプログラム。 - 請求項17または18に記載のデータ提供プログラムをコンピュータに読み取り可能に記録したことを特徴とする情報記録媒体。
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Applications Claiming Priority (1)
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