JP2007328207A - 電子ペンを用いた電子楽器の演奏指示システム、方法、コンピュータプログラム、および、楽譜 - Google Patents

電子ペンを用いた電子楽器の演奏指示システム、方法、コンピュータプログラム、および、楽譜 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の課題は、操作が簡単で、かつ、安価な電子楽器の演奏システム、装置、方法、コンピュータプログラム、および、記録媒体を提供することである。
【解決手段】楽譜を特定する情報と、楽譜上の音符を最小単位とする所定の音符形成領域に対応する音符情報と、演奏指示情報と、からなるドットパターンが印刷された楽譜と、少なくとも、前記ドットパターンを読み取り、符号化されたドットパターン情報を生成して、電子ペンデータを作成して、外部情報処理装置に、送信する電子ペンと、前記電子ペンから受信した電子ペンデータの符号化されたドットパターン情報を用いて、対応する楽譜と、当該楽譜上の音符情報と、演奏指示情報とを得るための対応表対応表を参照して、演奏データを生成して、演奏する外部情報処理装置と、から構成される演奏システムである。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子ペンを用いて、電子楽器を演奏するシステム、装置、方法、コンピュータプログラム、および、記録媒体に関するものである。
従来から、電子楽器を使用するにあたっては、楽曲の選曲や演奏方法などの指示を与えてから、演奏する必要がある。
たとえば、特許文献1では、ディスプレイに表示されたメニューと、操作スイッチとを用いて、楽曲の演奏方法を設定する技術が開示されている。
特開2002−229559号公報
ところで、特許文献1では、ディスプレイに表示されたメニュー表示の操作方法や操作 スイッチの操作方法は、各電子楽器に特有のものであるので、使用者は、その操作方法 を学習しなければならないという不具合があった。また、特許文献1では、電子楽器に 、ディスプレイや操作スイッチを設けるために、演奏装置が高価になってしまうという が課題があった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであって、本発明の課題は、操作が簡単で、かつ、安価な電子楽器の演奏システム、装置、方法、コンピュータプログラム、および、記録媒体を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。すなわち、本発明の第1の態様は、電子ペンと、前記電子ペンによって光学読み取り可能なドットパターンが印刷された楽譜を用いた演奏システムであって、楽譜に印刷されたドットパターンは、少なくとも、当該楽譜を特定する情報と、当該楽譜上の音符を最小単位とする所定の音符形成領域に対応する音符情報と、演奏指示情報と、からなり、前記電子ペンは、少なくとも、前記ドットパターンを読み取る撮像手段と、前記読み取ったドットパターンを符号化する符号化手段と、符号化されたドットパターン情報から電子ペンデータを作成する電子ペンデータ作成手段と、前記電子ペンデータを、外部情報処理装置に、送信する電子ペンデータ送信手段と、からなり、外部情報処理装置は、前記電子ペンから、電子ペンデータを受信する電子ペンデータ受信手段と、前記電子ペンデータの符号化されたドットパターン情報から、対応する楽譜と、当該楽譜上の音符情報と、演奏指示情報とを得るための対応表と、対応表から演奏データを生成して、演奏する演奏手段と、からなる、ことを特徴とする演奏システムである。
ここで、電子ペンは、楽譜を用いて、簡単に、演奏の指示を行うことができる。このようにして、電子ペンデータは、外部情報処理装置の対応表を参照することで、演奏データや、演奏指示情報に、変換される。
本発明の第2の態様は、電子ペンと、前記電子ペンによって光学読み取り可能なドットパターンが印刷された楽譜を用いた演奏システムであって、楽譜に印刷されたドットパターンは、少なくとも、当該楽譜を特定する情報と、当該楽譜上の音符を最小単位とする所定の音符形成領域に対応する音符情報と、演奏指示情報と、からなり、前記電子ペンは、少なくとも、前記ドットパターンを読み取る撮像手段と、前記読み取ったドットパターンを符号化する符号化手段と、前記符号化されたドットパターン情報から、対応する楽譜と、当該楽譜上の音符情報と、演奏指示情報とを得るための対応表と、対応表から演奏データを生成して、演奏する演奏手段と、からなる、ことを特徴とする演奏システムである。
ここで、電子ペンは、内臓する演奏手段を用いて、演奏することができる。
本発明の第3の態様は、少なくとも、当該楽譜を特定する情報と、当該楽譜上の音符を最小単位とする所定の音符形成領域に対応する音符情報と、演奏指示情報と、からなるドットパターンと、光学読み取り可能な、前記ドットパターンが印刷された楽譜と、電子ペンデータから、対応する楽譜と当該楽譜上の音符情報と演奏指示情報とを得るための対応表と、を用いた演奏方法であって、前記ドットパターンを読み取る撮像ステップと、前記読み取ったドットパターンを符号化する符号化ステップと、符号化されたドットパターン情報から電子ペンデータを作成する電子ペンデータ作成ステップと、前記電子ペンデータを、外部に、送信する電子ペンデータ送信ステップと、前記電子ペンから、電子ペンデータを受信する電子ペンデータ受信ステップと、前記電子ペンデータの符号化されたドットパターン情報を用いて、前記対応表を参照して、演奏データを生成して、演奏する演奏ステップと、を含んだ手順でなされることを特徴とするドットパターンが印刷された楽譜を用いた演奏方法である。
本発明の第4の態様は、少なくとも、当該楽譜を特定する情報と、当該楽譜上の音符を最小単位とする所定の音符形成領域に対応する音符情報と、演奏指示情報と、からなるドットパターンと、光学読み取り可能な、前記ドットパターンが印刷された楽譜と、符号化されたドットパターン情報から、対応する楽譜と、当該楽譜上の音符情報と、演奏指示情報とを得るための対応表と、を用いた演奏方法であって、前記ドットパターンを読み取る撮像ステップと、前記読み取ったドットパターンを符号化する符号化ステップと、前記符号化されたドットパターン情報を用いて、前記対応表を参照して、演奏データを生成して、演奏する演奏ステップと、を含んだ手順でなされることを特徴とするドットパターンが印刷された楽譜を用いた演奏方法である。
本発明の第5の態様は、前記第1の態様または第2の態様に記載の演奏システムに使用する楽譜であって、楽譜となる用紙上には、音楽記号と演奏指示記号とが、赤外吸収領域に実質的に吸収特性を有さないインキで目視可能に印刷されて、さらに、電子ペンによって読み取り可能な赤外吸収インキでドットパターンが印刷されて、前記ドットパターンは、前記音楽記号と演奏指示記号に対応する情報からなること、を特徴とする楽譜である。
本発明の第6の態様は、コンピュータに組込むことによって、コンピュータを、に記載の演奏システムとして動作させるコンピュータプログラムである。
本発明の第7の態様は、前記第6の態様に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体である。
本願発明によれば、電子ペンと電子ペン用ドットパターンが形成された楽譜とを用いて、楽譜から演奏指示が行えるので、特別に操作方法を習得しなくても、容易簡便な操作が可能になる。また、汎用的な電子ペンを使用するので、電子楽器に表示装置や操作スイッチを備えなくてよいので、費用を低減できるという効果がある。
(実施例)
以下、図面等を参照しながら、本発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。図1は、ドッタパターンが印刷された楽譜を用いた演奏システム1の概要を説明する図である。本発明のドッタパターンが印刷された楽譜を用いた演奏システム1は、外部情報処理装置100と、電子ペン700と、から構成される。
前記電子ペン700は、電子ペンデータ799と、を記憶備えする。前記外部情報処理装置100は、たとえば、パーソナルコンピュータや携帯通信端末のような装置であって、コンピュータプログラムによって制御される制御部、音源部、電子ペン700との通信を行う通信部、ならびに、電子ペン700用制御プログラムから、構成された汎用的な電子ペン制御装置であって、さらに、対応表191と、演奏データ199と、を備えるものである。
楽譜500は、音楽記号(=音符)と演奏指示ボタンとドッタパターンが印刷された印刷媒体である。
対応表191は、符号化されたドットパターン情報と、楽譜を特定する情報(=楽譜のページを特定する情報)、あるいは、音符情報、あるいは、演奏指示情報とを対応付けた表である。電子ペンデータ799は、符号化されたドットパターン情報を含むデータである。演奏データ199は、音符情報とMIDI形式の音楽データとを対応付けたデータある。
図2は、ドッタパターンが印刷された楽譜を用いた演奏システム1の大まかな処理の流れを説明する図である。
電子ペン700は、楽譜500から、演奏開始位置の音符のドットパターンを撮像して、電子ペンデータ799を作成する(図2(1))。たとえば、音符に2回触れることで、開始音符の指示であることを示す。電子ペン700は、電子ペンデータ799を、外部情報処理装置100に、送信する(同(2))。
外部情報処理装置100は、電子ペン700から、電子ペンデータ799を受信する(同(3))。外部情報処理装置100は、この電子ペンデータ799を用いて、対応表191を参照して、開始音符の演奏データ199を作成する(同(4))。
電子ペン700は、楽譜500から、演奏終了位置の音符のドットパターンを撮像して、電子ペンデータ799を作成する(同(11))。終了音符は、音符に1回触れることで、終了音符の指示であることを示す。終了音符の指示が省略された場合は、楽譜500の最後の音符が、自動的に指定される。電子ペン700は、作成した電子ペンデータ799を、外部情報処理装置100に、送信する(同(12))。外部情報処理装置100は、電子ペン700から、電子ペンデータ799を受信する(同(13))。外部情報処理装置100は、この電子ペンデータを用いて、対応表191を参照して、終了音符の演奏データ199を作成する(同(14))。
電子ペン700は、楽譜500から、演奏指示ボタンのドットパターンを撮像して、電子ペンデータ799を作成する(21)。電子ペン700は、この作成した演奏指示ボタンの電子ペンデータ799を、外部情報処理装置100に、送信する(22)。外部情報処理装置100は、電子ペン700から、電子ペンデータ799を受信する(23)。外部情報処理装置100は、この電子ペンデータ799を用いて、対応表191を参照して、演奏指示情報を作成する(24)。ここで、演奏指示情報に従って、作成した演奏データ199の開始音符から終了音符までを、演奏する(31)。
このようにして、電子ペンデータ799は、外部情報処理装置100の対応表191を参照することで、演奏データ199や、演奏指示情報に、変換される。
なお、電子ペン700は、演奏開始の指示情報が、選択されるまでは、演奏開始音符や演奏終了音符の選択は、選択し直してもよい。また、同様に、電子ペン700は、演奏開始の指示情報が、選択されるまでは、演奏開始以外の指示情報(たとえば、演奏テンポの変更指示情報など)を、選択し直してもよい。ここで、電子ペン700は、外部情報処理装置100を、内臓してもよい。
図3は、電子ペンデータ799の形式を説明する図である。電子ペンデータ799は、電子ペン管理情報799aと、符号化されたドッタパターン情報799bと、から構成される。電子ペン管理情報799aは、電子ペンデータ番号情報である。符号化されたドッタパターン情報799bは、数字列情報である。
図4は、対応表191の形式を説明する図である。対応表191は、符号化されたドッタパターン情報191aと、楽譜を特定する情報191b、または、音符情報191c、または、演奏指示情報191d、とを対応付けた表である。符号化されたドッタパターン情報は、数字列情報である。楽譜を特定する情報は、曲名情報や譜面のページ番号情報である。音符情報は、音符のパート情報、小節情報、音符番号情報から構成される。演奏指示情報は、演奏データの演奏速度情報や、音量情報などである。
図5は、演奏データ199の形式を説明する図である。演奏データ199は、演奏データを特定する情報199aとパート情報199bとから構成される。パート情報199bは、小節情報199cと音データ列99dとから構成される。演奏データを特定する情報199aは、たとえば、曲名情報である。パート情報199bは、たとえば、パート番号、パートの音色、パートのテンポ、パートの効果などである。小節情報199cは、たとえば、小節番号、である。音データ列199dは、たとえば、MIDI形式で記述された音データ(音の高さ、音の長さ、音の強さ、音の左右)の集合である。
図6は、楽譜の名称を説明する図である。楽譜500は、少なくとも1つのパートと、パートに含まれる小節と、小節に含まれる音符符号から構成される。図6には、右手パートと左手パートから成る楽譜が例示されている。
図7は、ドッタパターンが印刷された楽譜500の構造を説明する図である。ドッタパターンが印刷された楽譜500は、特殊な配置のドット(たとえば、アノト(登録商標)式ドット。詳細は後述する。)が印刷された印刷媒体である。このドットはカーボンを含む専用インキ(=赤外線吸収インキ)で印刷されており、電子ペン100はこの専用インキによるドットのみを認識して、符号化する。楽譜500上に印刷された五線譜や音符やその他の次号や文字のインキは、カーボンを含まないので、ドットとして認識することはない。このドットが印刷された楽譜500は、音符符号が配置される音符配置部と、演奏指示ボタン配置部と、から構成される。
図8は、1つのドットの符号化を説明する図である。ドットは、等間隔に配置されているドット配置基準線505a/505bの交点の右、上、左、下の、いずれかに、配置される。この4箇所の配置位置は、それぞれ、ドット配置の符号化の値(0,1,2,3)が対応付けられる。ちなみに、前記ドットは、2mm×2mm四方に、6×6個を単位に配置されている。
図9は、楽譜上に形成されたドッタパターンを符号化する手順を説明する図である。電子ペン100は、楽譜の6×6個のドットを撮像して、符号化する。図9には、2mm×2mm四方に存在する6×6個のドットの符号化手順が例示されている。
電子ペン700は、楽譜の6×6個のドットを撮像する(図9(1))。電子ペン700は、撮像したドットを1個ずつ符号化する(同(2))。電子ペン700は、6×6個の符号をまとめて、符号化されたドッタパターン情報(たとえば、「023031132100110032123201113300202111」)を作成する(同(3))。さらに、電子ペン700は、符号化されたドッタパターン情報を含む電子ペンデータ799を作成する(同(4))。
電子ペン700は、このようにして得られた電子ペンデータ799を、外部情報処理装置100に対して、逐次、送信する。(電子ペン700の構造は、後述する。)
図10は、演奏指示ボタンの説明図である。演奏指示ボタンの種類には、演奏開始ボタン、一時停止ボタン、停止ボタン、再生速度変更ボタン、音量調節ボタン、決定ボタン、などがある。演奏開始ボタンは、演奏の開始を指示する。一時停止ボタンは、演奏の一時停止を指示する。停止ボタンは、演奏の停止(=中止)を指示する。再生速度変更ボタンは、再生速度を選択(たとえば、テンポ1/4、テンポ1/2、本来のテンポ速度、テンポ2倍、テンポ4倍、など)する。音量調節ボタンは、演奏の音量を調節する。決定ボタンは、直近の電子ペンデータ799が決定されたことを示す。
図11は、演奏指示の手順を説明する図である。電子ペン700で、演奏開始の音符記号に触れる(図11(1))。電子ペン700で、演奏終了の音符記号に触れる(同(2))。電子ペン700で、「テンポ二倍」ボタンを押す(同(3))。電子ペン700で、「決定」ボタンを押す(同(4))。電子ペン700で、「演奏開始」ボタンを押す(同(5))。
ここで、テンポ二倍で演奏が開始される。なお、演奏中に、「一時停止ボタン」が押されたら、演奏を一時停止する。
図12は、ドットパターンが印刷された楽譜を用いた演奏システム1の詳細な構成図である。
ドットパターンが印刷された楽譜を用いた演奏システム1は、電子ペン700と外部情報処理装置100とがネットワークで接続されて、構成される。
電子ペン700は、撮像手段710と、符号化手段720と、電子ペンデータ作成手段730と、電子ペンデータ送信手段760と、を備える。
撮像手段710は、譜面のドットパターンを撮像して、画像メモリに保持する。符号化手段720は、画像メモリに保持されたドットパターンを符号化する。
電子ペンデータ作成手段730は、前記符号化されたドットパターン情報から電子ペンデータ799を作成する。
電子ペンデータ送信手段760は、前記作成された電子ペンデータ799を外部情報処理装置100に、送信する。
外部情報処理装置100は、電子ペンデータ受信手段160と、演奏手段130と、記憶手段190と、を備える。記憶手段190は、対応表191と演奏データ199とを記憶する。
対応表191は、符号化されたドッタパターン情報と、楽譜を特定する情報、または、音符情報、または、演奏指示情報、とを対応付けた表データである。演奏データ199は、音符情報と音楽データを対応付けたデータである。
電子ペンデータ受信手段160は、電子ペン700から、電子ペンデータ799を受信する。
演奏手段130は、電子ペンデータ799を用いて、対応表191を参照して、符号化されたドッタパターン情報を、楽譜を特定する情報に、または、音符情報に、または、演奏指示情報に変換して、演奏データ199を生成して、演奏する。
撮像手段710は、CCDである。符号化手段720と、電子ペンデータ作成手段730と、電子ペンデータ送信手段760と、電子ペンデータ受信手段160と、演奏手段130とは、コンピュータプログラムである。対応表191と演奏データ199とは、コンピュータプログラムが可読なデータである。記憶手段190は、メモリである。
以上詳しく説明したように、本願発明によれば、電子ペンと電子ペン用ドットパターンが形成された楽譜とを用いて、楽譜から演奏指示が行えるので、特別に操作方法を習得しなくても、容易簡便な操作が可能になった。また、汎用的な電子ペンを使用するので、電子楽器に表示装置や操作スイッチを備えなくてよいので、費用を低減できるという効果があった。
ドッタパターンが印刷された楽譜を用いた演奏システムの概要 ドッタパターンが印刷された楽譜を用いた演奏システム1の大まかな処理の流れ 電子ペンデータ799の形式 対応表191の形式 演奏データ199の形式 楽譜の名称 ドッタパターンが印刷された楽譜500の構造 1つのドットの符号化 楽譜の6×6個のドットを符号化する手順 演奏指示ボタンの説明図 演奏指示の手順 ドッタパターンが印刷された楽譜を用いた演奏システム1の詳細な構成図
符号の説明
1 ドッタパターンが印刷された楽譜を用いた演奏システム
100 外部情報処理装置
130 演奏手段
160 電子ペンデータ受信手段
190 記憶手段
191 対応表
191a 符号化されたドッタパターン情報
191b 楽譜を特定する情報
191c 音符情報
191d 演奏指示情報
199 演奏データ
199a 演奏データを特定する情報
199b パート情報
199c 小節情報
199d 音データ列
190 記憶手段
500 ドッタパターンが印刷された楽譜
505a ドット配置基準線
505b ドット配置基準線
700 電子ペン
710 撮像手段
720 符号化手段
730 電子ペンデータ作成手段
760 電子ペンデータ送信手段
799 電子ペンデータ
799a 電子ペン管理情報
799b 符号化されたドッタパターン情報



Claims (7)

  1. 電子ペンと、前記電子ペンによって光学読み取り可能なドットパターンが印刷された楽譜を用いた演奏システムであって、
    楽譜に印刷されたドットパターンは、少なくとも、当該楽譜を特定する情報と、当該楽譜上の音符を最小単位とする所定の音符形成領域に対応する音符情報と、演奏指示情報と、からなり、
    前記電子ペンは、少なくとも、
    前記ドットパターンを読み取る撮像手段と、
    前記読み取ったドットパターンを符号化する符号化手段と、
    符号化されたドットパターン情報から電子ペンデータを作成する電子ペンデータ作成手段と、
    前記電子ペンデータを、外部情報処理装置に、送信する電子ペンデータ送信手段と、
    からなり、
    外部情報処理装置は、
    前記電子ペンから、電子ペンデータを受信する電子ペンデータ受信手段と、
    前記電子ペンデータの符号化されたドットパターン情報から、対応する楽譜と、当該楽譜上の音符情報と、演奏指示情報とを得るための対応表と、
    対応表から演奏データを生成して、演奏する演奏手段と、
    からなる、
    ことを特徴とする演奏システム。
  2. 電子ペンと、前記電子ペンによって光学読み取り可能なドットパターンが印刷された楽譜を用いた演奏システムであって、
    楽譜に印刷されたドットパターンは、少なくとも、当該楽譜を特定する情報と、当該楽譜上の音符を最小単位とする所定の音符形成領域に対応する音符情報と、演奏指示情報と、からなり、
    前記電子ペンは、少なくとも、
    前記ドットパターンを読み取る撮像手段と、
    前記読み取ったドットパターンを符号化する符号化手段と、
    前記符号化されたドットパターン情報から、対応する楽譜と、当該楽譜上の音符情報と、演奏指示情報とを得るための対応表と、
    対応表から演奏データを生成して、演奏する演奏手段と、
    からなる、
    ことを特徴とする演奏システム。
  3. 少なくとも、当該楽譜を特定する情報と、当該楽譜上の音符を最小単位とする所定の音符形成領域に対応する音符情報と、演奏指示情報と、からなるドットパターンと、
    光学読み取り可能な、前記ドットパターンが印刷された楽譜と、
    電子ペンデータから、対応する楽譜と当該楽譜上の音符情報と演奏指示情報とを得るための対応表と、
    を用いた演奏方法であって、
    前記ドットパターンを読み取る撮像ステップと、
    前記読み取ったドットパターンを符号化する符号化ステップと、
    符号化されたドットパターン情報から電子ペンデータを作成する電子ペンデータ作成ステップと、
    前記電子ペンデータを、外部に、送信する電子ペンデータ送信ステップと、
    前記電子ペンから、電子ペンデータを受信する電子ペンデータ受信ステップと、
    前記電子ペンデータの符号化されたドットパターン情報を用いて、前記対応表を参照して、演奏データを生成して、演奏する演奏ステップと、
    を含んだ手順でなされることを特徴とするドットパターンが印刷された楽譜を用いた演奏方法。
  4. 少なくとも、当該楽譜を特定する情報と、当該楽譜上の音符を最小単位とする所定の音符形成領域に対応する音符情報と、演奏指示情報と、からなるドットパターンと、
    光学読み取り可能な、前記ドットパターンが印刷された楽譜と、
    符号化されたドットパターン情報から、対応する楽譜と、当該楽譜上の音符情報と、演奏指示情報とを得るための対応表と、
    を用いた演奏方法であって、
    前記ドットパターンを読み取る撮像ステップと、
    前記読み取ったドットパターンを符号化する符号化ステップと、
    前記符号化されたドットパターン情報を用いて、前記対応表を参照して、演奏データを生成して、演奏する演奏ステップと、
    を含んだ手順でなされることを特徴とするドットパターンが印刷された楽譜を用いた演奏方法。
  5. 請求項1または請求項2に記載の演奏システムに使用する楽譜であって、
    楽譜となる用紙上には、音楽記号と演奏指示記号とが、赤外吸収領域に実質的に吸収特性を有さないインキで目視可能に印刷されて、
    さらに、電子ペンによって読み取り可能な赤外吸収インキでドットパターンが印刷されて、
    前記ドットパターンは、前記音楽記号と演奏指示記号に対応する情報からなること、
    を特徴とする楽譜。
  6. コンピュータに組込むことによって、コンピュータを、請求項1、または、請求項2に記載の演奏システムとして動作させるコンピュータプログラム。
  7. 請求項6に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。

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