JP2007327872A - ドライバ性格判定装置及び車両用ナビゲーション装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ドライバ性格判定装置12は、車両の走行時及びメンテナンス時においてドライバが当該車両に対して行う挙動の情報を取得し、性格判定処理部5は、その情報に基づいてドライバの性格を判定する。具体的には、給油タイミングの相対頻度に応じて「せっかち度」を判定し、今回走行する出発点−目的地間についての走行履歴の経路と今回車両が走行した経路とが一致している度合いにより「規則忠実度」を評価する。
【選択図】図1
Description
例えば、特許文献1には、車室内に配置されるディスプレイに擬人化されたエージェントを表示して、ドライバとのコミュニケーションを行わせる装置が開示されているが、この装置では、ドライバの性格に応じてエージェントに異なる反応をさせるため、ドライバが自身の性格傾向を入力装置を介して直接入力するように構成されている。
また、特許文献2には、車両が物体にある程度近付くとドライバに警報を与える装置が開示されているが、この装置でも、警報の出力タイミングを決定するために、ドライバが自身の性格傾向をダイヤル操作によって直接入力するように構成されている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ドライバの性格を自動的に判定することが可能なドライバ性格判定装置、及びその装置を利用して構成される車両用ナビゲーション装置を提供することにある。
そして、燃料情報処理部7の燃料残量検出部8と、ナビゲーション装置1側の性格判定処理部5とは、例えば車内LANなどを介して通信が可能であり、性格判定処理部5は、給油タンクの残量を監視可能となっている。尚、以上の構成において、現在位置・リンクID算出部2,走行経路記憶部3,性格判定処理部5,燃料残量検出部8,ヒューエルセンダケージ9は、ドライバ性格判定装置12を構成している。
また、ステップS3,S5によって変数「せっかち度」は「±5」の範囲を超えないように制限される。これは、ドライバが給油を行うタイミング(パターン)が殆ど決まっているために、変数の絶対値が限りなく増大することを防止するためである。そして、変数「せっかち度」は、性格判定処理部5によりメモリ6に書き込まれて記憶される。尚、ステップS1,S2で何れも「NO」と判断された場合はそのまま処理を終了する。
先ず、ドライバがナビゲーション装置1に目的地を設定すると(ステップS11)、性格判定処理部5は、走行経路記憶部3を参照して、過去のデータにその時点の車両の現在位置から設定された目的地までの走行履歴が存在するか否かを判断する(ステップS12)。同一地点間の走行履歴が存在しなければ(「NO」)、車両が目的地に到達するまで(ステップS26,「YES」)の間、ステップS25において走行に伴う履歴、即ち、地図データ上のリンクIDを走行経路記憶部3に随時記録させる。尚、この場合、ナビゲーション装置1は、目的地までの経路検索を新たに行っても良い。
即ち、ドライバが過去に走行した経路と同じ経路を選択すれば、変数NRはリンク総数ALと同じ値を維持するが、ドライバが異なる経路を選択するほど変数NRは減少して行く。以上のステップS15〜S17の処理を、目的地に到着するまで(ステップS18,「YES」)繰り返し実行する。
「せっかち度」 「規則忠実度」 検索パターン
≧0 ≧0 A(ステップS35)
≧0 <0 D(ステップS34)
<0 ≧0 B(ステップS36)
<0 <0 C(ステップS37)
パターンCの場合、ドライバの性格は、せっかちである傾向並びに規則に忠実な傾向は何れも低いと判定される。このケースでは、走行時間や走行頻度を優先する必要は低いと捉えて経路(b)→(e)を選択する。また、パターンDの場合、ドライバの性格は、せっかちな傾向はあるが規則に忠実な傾向は低いと判定されるが、せっかちな傾向を優先してパターンAと同様に経路(a)→(c)を選択する。
そして、ナビゲーション装置1は、ドライバにより目的地が設定されて経路検索を行う場合、ドライバの「せっかち度」の高さに応じて走行時間が短くなるように経路検索を行い、「規則忠実度」の高さに応じて走行頻度が比較的高い経路をより多く含むように経路検索を行うので、ドライバの性格に応じた案内経路を提示することができる。
給油タイミングに基づいて「せっかち度」を評価する場合、単に燃料の残量しきい値1/2以上で給油したか、1/2未満で給油したかによって高低を評価しても良い。また、残量しきい値は1/2に限ることなく、適宜変更して良い。
図3においては、ドライバが過去に走行した経路との一致度を評価したが、目的地が設定された時点でナビゲーション装置1により検索された案内経路と、実際にドライバが走行した経路との一致度を評価しても良い。即ち、ナビゲーション装置1により提示された案内経路に極力沿うようにして運転を行うドライバは、予め決められた規則に忠実に従う度合いが高いと言えるので、この場合もドライバの「規則忠実度」を妥当に評価することができる。
その他、ドライバの性格を判定する手段としては、例えば、ワイパーの払拭速度で「HI」の設定を使う傾向が高い場合,ウインカーを出すタイミングが早い場合などは「せっかち度」を高く評価したり、タイヤの空気圧のチェックを頻繁に行う場合などは「こまめ度」を高く評価することも可能である。
また、ドライバの性格判定結果は、ナビゲーション装置1による経路検索に適用するものに限らず、例えば、オートワイパーの払拭速度やコンライトの点灯タイミングなどを制御しても良い。即ち、ドライバの「せっかち度」が高い場合は払拭速度が速めとなるようにしたり、点灯タイミングをより早くするなど調整する。また、ドライバの「規則忠実度」が高い場合は、雨天時の雨量や周囲の光量に係らず、双方とも極力一定となるように調整しても良い。更に、オートエアコンの動作を開始させるタイミングや送風量などを調整しても良い。
Claims (8)
- 車両の走行時及び/又はメンテナンス時において、ドライバが当該車両に対して行う挙動の情報を取得するための情報取得手段と、
この情報取得手段より得られる情報に基づいて、前記ドライバの性格を判定する性格判定手段とを備えることを特徴とするドライバ性格判定装置。 - 前記情報取得手段として、
車両の燃料タンク内における燃料の残量を検出する残量センサと、
前記車両に対して給油が行われることを検出する給油センサとを備え、
前記性格判定手段は、前記給油センサ及び残量センサより得られる情報に基づき判定される給油タイミングの相対頻度に応じて、前記車両のドライバの「せっかち度」を判定することを特徴とする請求項1記載のドライバ性格判定装置。 - 前記性格判定手段は、給油が、前記燃料の残量が1/2以上の場合に行われると「せっかち度」を高く評価し、前記燃料の残量が1/2未満の場合に行われると「せっかち度」を低く評価することを特徴とする請求項2記載のドライバ性格判定装置。
- 前記性格判定手段は、給油が、車両のインストルメントパネルに配置されている給油インジケータを点灯させる残量レベルとなった以降に行われると、「せっかち度」を低く評価することを特徴とする請求項3記載のドライバ性格判定装置。
- 前記情報取得手段として、車両の走行履歴を記録する記録手段と、この記録手段に今回走行しようとしている出発点−目的地間についての走行履歴が存在する場合、前記走行履歴の経路と今回車両が走行した経路とが一致している度合いを評価する経路一致度評価手段とを備え、
前記性格判定手段は、前記経路一致度評価手段より得られる経路一致度が相対的に高い場合は「規則忠実度」を高く評価し、前記経路一致度が相対的に低い場合は「規則忠実度」を低く評価することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のドライバ性格判定装置。 - 前記情報取得手段として、ナビゲーション装置により検索された目的までの案内経路に対して、実際に車両が走行した経路が一致している度合いを評価する経路一致度評価手段を備え、
前記性格判定手段は、前記経路一致度評価手段より得られる経路一致度が相対的に高い場合は「規則忠実度」を高く評価し、前記経路一致度が相対的に低い場合は「規則忠実度」を低く評価することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のドライバ性格判定装置。 - 請求項3又は4記載のドライバ性格判定装置を備え、
目的地が設定されると、前記ドライバ性格判定装置より得られる「せっかち度」の高さに応じて、走行時間が短くなるように経路検索を行うことを特徴とする車両用ナビゲーション装置。 - 請求項5又は6記載のドライバ性格判定装置を備え、
目的地が設定されると、前記ドライバ性格判定装置より得られる「規則忠実度」の高さに応じて、走行頻度が比較的高い経路をより多く含むように経路検索を行うことを特徴とする車両用ナビゲーション装置。
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