JP2007327648A - 流体動圧軸受 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 シャフト2とフランジ3を有するフランジ付シャフト1と、スリーブ4と、環状蓋部材5とからなり、これら軸受構成部材の間に形成された片袋状流体充填部であってシャフト1の外周面と環状蓋部材5の貫通穴の内周面との間にリング状開口を有する片袋状流体充填部に潤滑用流体Fを充填して構成した流体動圧軸受において、環状蓋部材5の貫通穴の外側直径を内側直径よりも小さくしたテーパー面とすると共に、環状蓋部材5の貫通穴内に位置している上側のシャフト2の外側直径を内側直径よりも小さくしたテーパー面とし、且つ前者の傾斜角を後者の傾斜角よりも大きくして形成した。これによって、キャピラリーシールとして機能する前記リング状開口は、外側直径を内側直径よりも小さくした逆漏斗形リング状開口となり、静止時には毛細管力により、回転時には毛細管力に加えて遠心力によって、潤滑用流体Fが軸受内部に強く引き込まれるようにした。
【選択図】 図1
Description
フランジ付シャフト1は、シャフトとなる円柱部2とフランジとなるリング部3とから形成された略逆T字型シャフトである。第3実施形態の流体動圧軸受において、リング部3はスラスト軸受構成部材として機能するものである。また、フランジ付シャフト1の円柱部2の上部にはテーパー付外周面2aを有するテーパー部が形成されている。更に、スリーブ4の開口はテーパー付内周面4aを有するように形成されている。
2 円柱部又はシャフト
2a テーパー付外周面
3 リング部又はフランジ
3a フランジの環状突出部のテーパー付外周面
4 スリーブ
4a テーパー付内周面
4b 円盤状蓋部材
5 環状蓋部材
5a テーパー付内周面
6 ハブ
7 ステータコイル
8 ロータマグネット
9 ベース基板
F 潤滑油又は潤滑用流体
R1〜R5 微小隙間
G1 ラジアル動圧発生溝
G2 スラスト動圧発生溝
Claims (6)
- シャフトと、前記シャフトを受けるスリーブとを含む軸受構成部材とから構成され、これら軸受構成部材の間に形成されたラジアル隙間とスラスト隙間を含む複数の隙間を連通した流体充填部には潤滑用流体が充填され、前記ラジアル隙間にはラジアル動圧発生溝が設けられ、且つ前記スラスト隙間にはスラスト動圧発生溝が設けられた流体動圧軸受において、キャピラリーシール部として機能する前記流体充填部のリング状開口を、外側の直径を内側の直径よりも小さくした逆漏斗形リング状開口としたことを特徴とする流体動圧軸受。
- シャフトとフランジとを有するフランジ付シャフトと、前記シャフトの外周面との間にラジアル隙間を形成する内周面と開口部を有するスリーブと、前記スリーブの開口部を塞ぐ環状蓋部材とを軸受構成部材とし、これらの軸受構成部材間に形成されたラジアル隙間とスラスト隙間を含む複数の微小隙間を連通した流体充填部に潤滑用流体を充填し、前記ラジアル隙間にはラジアル動圧発生溝を設け、前記スラスト隙間にはスラスト動圧発生溝を設けて構成した流体動圧軸受において、キャピラリーシール部として機能する前記流体充填部のリング状開口を、外側の直径を内側の直径よりも小さくした逆漏斗形リング状開口としたことを特徴とする流体動圧軸受。
- 前記逆漏斗形リング状開口は、前記環状蓋部材の貫通穴の外側直径を内側直径よりも小さくしたテーパー面とすると共に、前記環状蓋部材の貫通穴内に位置している前記シャフトの外側直径を内側直径よりも小さくしたテーパー面とし、且つ前者の傾斜角を後者の傾斜角よりも大きくして形成したものであることを特徴とする請求項2の流体動圧軸受。
- 前記逆漏斗形リング状開口は、前記環状蓋部材の貫通穴の外側直径を内側直径よりも小さくしたテーパー面とすると共に、前記環状蓋部材の貫通穴内に位置するように突出している前記フランジの環状突出部の外側直径を内側直径よりも小さくしたテーパー面とし、且つ前者の傾斜角を後者の傾斜角よりも大きくして形成したものであることを特徴とする請求項2の流体動圧軸受。
- シャフトとフランジとを有するフランジ付シャフトと、大径の開口部と小径の開口部を有し且つ前記シャフトの外周面との間にラジアル隙間を形成する内周面とを有するスリーブと、前記スリーブ大径の開口部を塞ぐ円盤状蓋部材とを軸受構成部材とし、これらの軸受構成部材間に形成されたラジアル隙間とスラスト隙間を含む複数の微小隙間を連通した流体充填部に潤滑用流体を充填し、前記ラジアル隙間にはラジアル動圧発生溝を設け、前記スラスト隙間にはスラスト動圧発生溝を設けて構成した流体動圧軸受において、キャピラリーシール部として機能する前記流体充填部のリング状開口であって、前記スリーブの小径の開口部とこれを貫通する前記シャフトとの間に形成されたリング状開口を、外側の直径を内側の直径よりも小さくした逆漏斗形リング状開口としたことを特徴とする流体動圧軸受。
- 請求項1乃至5の何れか1項に記載の流体動圧軸受を用いたことを特徴とする流体動圧軸受モータ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007224485A JP2007327648A (ja) | 2007-08-30 | 2007-08-30 | 流体動圧軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007224485A JP2007327648A (ja) | 2007-08-30 | 2007-08-30 | 流体動圧軸受 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000365596A Division JP2002168250A (ja) | 2000-11-30 | 2000-11-30 | 流体動圧軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007327648A true JP2007327648A (ja) | 2007-12-20 |
Family
ID=38928231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007224485A Pending JP2007327648A (ja) | 2007-08-30 | 2007-08-30 | 流体動圧軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007327648A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1182509A (ja) * | 1997-09-05 | 1999-03-26 | Koyo Seiko Co Ltd | 流体軸受 |
-
2007
- 2007-08-30 JP JP2007224485A patent/JP2007327648A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1182509A (ja) * | 1997-09-05 | 1999-03-26 | Koyo Seiko Co Ltd | 流体軸受 |
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