JP2007326185A - パイプ半割り切断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、パイプ半割り切断装置に関し、配管の切断作業を能率良くできる様にし、工期短縮とコスト低減を図ることが課題である。
【解決手段】配管2をその長手方向に沿って半割りにする切断装置において、前記配管をその長手方向に沿って基台上に載置する載置台4と、前記載置台に載置された配管を当該配管の長手方向に直交する方向に昇降自在な複数個の固定ガイドで固定する昇降式座屈防止装置6と、前記載置台に載置された配管をその長手方向に沿って切断する切断刃7と、前記切断刃を固定支持して前記載置された配管の一端から他端へと長手方向に沿って押し込んで移動させる圧延兼用押圧装置8と、を少なくとも有して構成されているパイプ半割り切断装置1とするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、比較的小口径の金属製パイプ(以下、配管)をその長手方向において半割するパイプ半割り切断装置に関するものである。
従来、原子力発電所において、機器の更新に伴い古い機器の除去を行う場合に、大量の放射性廃棄物の処理が必要となる。これらの放射性廃棄物は、ガイガーカウンタ等の計測装置で汚染を測定・監視(サーベイ)し、その結果により必要に応じた処理がなされている。かかる処理において、汚染レベルの高い廃棄物に関しては、それを細かく分割してからキャスクと称される専用タンクに入れ、安定した地層の格納庫に収納される処理(地層処理と称される)が行われるので、その処理費用は非常に高いものとなる。
一方、汚染レベルの低い廃棄物に関しては、除染等のクリーニング処理がなされ、不要物品として低コストで処理されている。原子力発電所の熱交換器(復水器,給水加熱器等)は、一般に容器内に多数の管が配設された構造物であり、その配管は1台あたり数十トンもの物量がある。
前記熱交換器の除去を行う場合、まず、容器と小口径の金属製パイプである配管とを分離し、汚染レベルの測定が行われる。この場合、前記配管は小径で長尺なパイプであるので、ガイガーカウンタ等の計測装置では内部の汚染状態を確認することができない。それで、汚染レベルの有無にかかわらず、その配管の全てが専用タンクであるキャスクに詰められ、地層処理されている。このことから、配管の処理にコストが嵩むことになる。
そこで、前記配管を半割にして汚染レベルを容易に計測することができるようにするために、当該配管を熱容断する方法がある(従来例1)。また、前記配管を連続的に切断し半割に分割する装置(従来例2)等が提案され知られている(特許文献1参照)。これは、周方向に多数の切歯を有する左右一対の円盤状チップソーからなる一対の切断ディスクと、切断対称の配管と同心配置した切断ガイド棒とを芯金にして、前記配管を連続的に半割に切断するものである。
特開2005−7483号公報
しかし、従来のパイプ半割り切断装置では、例えば、前記従来例1では、容断の際に放射化した金属や放射性物質を帯びた塵埃が空気中に飛散して、作業者がこれを吸い込み被爆するおそれがあり、更に、放射性物質が配管内部に溶け込んで除染作業が困難になる。 また、前記従来例2のように、切歯を有する円盤状チップソーを使用するので、その切断の際に発生する切粉を真空掃除機を用いて回収する必要があり、切断装置全体の構造が複雑になり、その製作コストが嵩む。本発明に係るパイプ半割り切断装置は、このような課題を解決するために提案されたものである。
本発明に係るパイプ半割り切断装置の上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、配管をその長手方向に沿って半割りにする切断装置において、前記配管をその長手方向に沿って基台上に載置する載置台と、前記載置台に載置された配管を当該配管の長手方向に直交する方向に昇降自在な複数個の固定ガイドで固定するとともに切断刃の接近により待避するように制御装置で制御される昇降式座屈防止装置と、前記載置台に載置され前記固定ガイドで固定された配管をその長手方向に沿って切断する切断刃と、前記切断刃を固定支持して前記載置された配管の一端から他端へと長手方向に沿って押し込んで移動させる圧延兼用押圧装置と、を少なくとも有して構成されていることである。
また、前記圧延兼用押圧装置は、その下面と載置台との間に所要の間隙を維持することで、切断刃によって開かれた配管を平板状に押圧して展開し、圧延兼用押圧装置の先端部には切断刃の一部端面と連続する曲面形状の導入部が形成されていること、;
前記昇降式座屈防止装置は、圧延兼用押圧装置で押し込まれた切断刃が所定の距離まで接近したときに、制御装置で駆動される昇降手段により固定ガイドを上昇させて、配管への固定作用を解除して前記固定ガイドを待避させること、;
更に、前記載置台の両側の近傍で前記配管の長手方向に平行にして基台上に敷設されるガイドレールと、前記両ガイドレール上に移動自在に摺接して門型に跨設され上下移動しないように係止されるとともに、この門型の天板で圧延兼用押圧装置を介して切断刃を吊持し、該切断刃の配管切断中における浮き上がり防止する移動ガイド装置とが設けられていること、;
前記配管の長手方向に沿った載置台の一端側には、前記配管の端面が突き当たる位置決め壁を有するストッパー受け台が基台上に固設されており、前記位置決め壁には、切断刃が配管の端面まで切断・押圧できるように、刃先をオーバーラップさせて前進させる刃先用溝が設けられていること、;
を含むものである。
本発明のパイプ半割り切断装置によれば、原子力発電所の熱交換器から取り外され撤去された配管を切断刃により、その長手方向に沿って容易に半割りにする事ができる。
前記切断刃は、円筒状の配管をその周方向において1箇所または2箇所で切断する楔形の刃先と、切断された配管を前記切断箇所から長手方向に直交する方向に開いて展開させる側壁が設けられているので、配管を切断しつつ左右に開くことができる。そして、前記圧延兼用押圧装置の切断刃によって前記開かれた配管を、載置台との所要の間隙を維持し当該圧延兼用押圧装置の重量で押圧することにより、平坦な板に形成することができる。
前記昇降式座屈防止装置は、圧延兼用押圧装置で押し込まれた切断刃が所定の距離まで接近したときに、制御装置で駆動される昇降手段により固定ガイドを上昇させて配管への固定作用を解除して待避するので、配管の切断作業を遂行できるとともに、直前まで配管を座屈させず動かないように固定することができる。
前記載置台の両側の近傍で前記配管の長手方向に平行にして基台上に敷設されるガイドレールと、前記両ガイドレール上に移動自在に摺接して門型に跨設され上下移動しないように係止されるとともに、この門型の天板で圧延兼用押圧装置を介して切断刃を吊持し、該切断刃の配管切断中における浮き上がり防止する移動ガイド装置とが設けられているので、切断刃及び圧延兼用押圧装置が、切断抵抗力と平坦に開くときの抵抗力によりに、上に持ち上げられるが、それをこの移動ガイド装置によって規制することで、安定した切断・開きの作用がなされる。
配管の長手方向に沿った載置台の一端側には、前記配管の後端面が突き当たる位置決め壁を有するストッパー受け台が基台上に固設されており、配管をこの載置台にセットしやすくしている。
前記位置決め壁には、載置台に載置された配管の一端側端面が当接し、前記長手方向に移動されてきた切断刃によって切断される配管は、当該長手方向に移動しないように維持され、前記切断刃は前記位置決め壁から更に前進して、刃先用溝に進入してオーバーラップするので、配管がその一端側端面まで切断・押圧されるようになる。
本発明に係るパイプ半割り切断装置1は、図1乃至図2に示すように、原子炉の熱交換器で使用され廃棄される小口径金属製パイプの配管2を洗浄して放射能レベルの測定を可能とする為に、その長手方向に沿って半割りにする切断装置であり、前記配管2をその長手方向に沿って基台3上に載置する載置台4がある。
前記載置台4は、前記基台3を構成する一部であり、矩形状の剛性な台座であって、上面は平坦にされている。また、この載置台4に載置された配管2が、後述の切断刃7で一端側から水平に押された際に、座屈しないように固定する複数の昇降式座屈防止装置6がある。
前記座屈防止装置6は、前記配管2の長手方向に直交する方向(図では上方向)に、制御装置(図示せず)で制御されて、図1乃至図2及び図7に示すように、例えばエアーシリンダによって昇降自在にされる複数個の固定ガイド5b〜5nで、載置台4上の配管2を押さえるものである。
前記載置台4に載置された配管2をその長手方向に沿って切断する切断刃7がある。図3に示すように、この切断刃7は、2種類用意されており、その一方の切断刃7aは、同図3(A)に示すように、円筒状の配管2を対称に2分割するように、上下2箇所で切断する、全体が楔形の刃先7cが設けられている。
また、他方の切断刃7bには、図3(B)に示すように、この切断刃7bの下部を配管2の下部よりもその肉厚分以上に浮かせて、円筒状の配管2をその周方向において上側の1箇所で切断する楔形の刃先7dと、切断された配管2を前記切断箇所から長手方向に直交する方向の左右方向に開いて展開させる曲面状の側壁7eとが設けられている。
本発明の第1実施例は、前記切断刃7bを使用するパイプ半割り切断装置1であって、図4に示すように、前記切断刃7bを着脱自在に固定支持して、前記載置台4に載置された配管2の端部から、長手方向に沿って押し込んで切断し、移動させる圧延兼用押圧装置8がある。
この圧延兼用押圧装置8は、図4乃至図6に示すように、矩形状の剛体でその長さが約2m程度であって、その先端部は、図5に示すように、移動ガイド装置11にボルト11bでねじ孔8aに締結することで吊持されている。また、その後端部が、図1に示すように、パイプ半割り切断装置1後部の油圧ユニット9のロッド9aに接続されている。
前記圧延兼用押圧装置8の先端部には、図4乃至図5に示すように、一対の平板状の取付ブロック8bが並列に設けられ、片側のブロック8bには横方向設されたボルト孔があり、ここにボルト8cを差し込んで、当該取付ブロック8b間に差し込んだ切断刃7bの後部7gに設けられたねじ孔7f(図3(B)参照)に螺合させて、当該切断刃7bを固定し、着脱自在に支持している。
このようにして、前記圧延兼用押圧装置8は、油圧ユニット9によって載置台4上に載置された配管2の長手方向に沿って前進・後退されるものである。また、前記圧延兼用押圧装置8の先端部は、図4乃至図5に示すように、移動ガイド装置11によって吊持されていて、この圧延兼用押圧装置8の下面8dと、前記載置台4の上面4aとの間には、配管2の圧延のために隙間αが設けられている。よって、圧延兼用押圧装置8は、前記移動ガイド装置11と共に、前記長手方向に直線的に往復移動するものである。
前記圧延兼用押圧装置8は、この圧延兼用押圧装置8の重量によって、前記切断刃7bで切断されて開かれた配管2を、前記間隙αに導入することで平板状にするものである。そのため、圧延兼用押圧装置8の先端部の下部において、図6に示すように、配管2の導入を容易にするための、曲面形状の導入部8eが形成されている。
前記ガイドレール10は、図2及び図4に示すように、縦に細長く長手方向には約2m程度の長さにされた矩形状のブロックであり、上部には、その断面が逆台形状のほぞである、あり(蟻)の仕口が形成されて、あり桟10aとなっている。
また、前記移動ガイド装置11は、図4に示すように、全体が矩形状の平板体であり、その両側に脚部11cがボルト11dによって固定されて垂設されている。この脚部11cが、前記ガイドレール10のあり桟10aと蟻継ぎされている。この移動ガイド装置11は、前記ガイドレール10に案内されて水平方向に往復移動するものである。
更に、図4乃至図5に示すように、前記移動ガイド装置11の前方には、開口部11eが設けられ、一定回数の使用後に交換される切断刃7bの交換作業を容易にしている。また、配管2を位置規制する位置規制用のブロック5aの交換も容易にしている。
前記ブロック5aは、前記切断刃7bの前方近傍において配管2の浮き上がり・座屈を防止するものであり、移動ガイド装置11の前部に設けられた昇降機13によって、上下方向に位置決めして設置される。
配管2が載置台4上にセットされた後に、この昇降機13で前記ブロック5aを押し下げて、配管2の上部直近に当該ブロック5aのV溝状の下面を位置決めするものである。このブロック5aと切断刃7bと圧延兼用押圧装置8とが、移動ガイド装置11に案内されて同時に往復移動するものである。
前記昇降式座屈防止装置6は、図2(E)及び図7乃至図8に示すように、基台3上の一対のガイドレール10を跨ぐようにして立設された門形の支持枠14の天板14aに、エアーシリンダーが備えられ、上下方向に昇降するロッド6aで固定ガイド5b〜5n(nは所要数の最後の数)を昇降させる。
これにより、前記圧延兼用押圧装置8で長手方向に押し込まれた切断刃7bとブロック5aとが、前記固定ガイド5b等に対して所定の距離まで接近したときに、前記ロッド6aにより、複数個の固定ガイド5b〜5nを順次、上昇させて配管2に対する固定作用を解除して待避させる。
これは、前記固定ガイド5b〜5nが、載置台4上の約2m以内の長さがある配管2を載置台4に押さえつけて、該配管2の座屈を防止しているが、切断刃7bにより切断作用が進行されて、それによって生じる裂け目2dが前記固定ガイド5b〜5nに近づいたときに、切断作用の邪魔にならないよう、且つ、切断刃7bとの衝突を避けるために、上に待避させるものである。
この固定ガイド5b〜5nの待避のタイミングについては、前記圧延兼用押圧装置8の側方における近傍で、油圧ユニット9にセンサーを長手方向に沿って複数個設けてあり、その位置センサーからの信号で、圧延兼用押圧装置8の移動距離を制御装置で計測し、複数個のエアーシリンダーのロッド6aを順番に上方へ待避するように、作動させるものである。
更に、図1乃至図2、図8に示すように、配管2の長手方向に沿った載置台4の前方には、前記配管2の片側端面が突き当たる、位置決め壁12aを有するストッパー受け台12が基台3上に固設されている。
前記位置決め壁12aには、図8乃至図9に示すように、前記切断刃7bの刃先7dがオーバーラップして入り込む、刃先用溝12bが設けられている。これにより、前進してきた切断刃7bは、前記刃先用溝12bに入り込み、配管2を最後の端面まで切断する。また、同時に前進してきた圧延兼用押圧装置8は、その前端面の下部が前記位置決め壁12aの端面に当接して停止する。更に、前記切断刃7bと同時に前進してきたブロック5aは、前記位置決め壁12aの上を通過して、ブロック12cの端面近傍で停止する。
更に、前記長手方向に適宜間隔で配置される複数個の昇降式座屈防止装置6の間隙において、載置台4の長手方向に直交する水平方向に伸縮するイジェクト装置(図示せず)が、複数箇所に設けられている。このイジェクト装置により、図8に示すように、平板体に形成された載置台4上の配管2を、基台3において前記載置台4の側部近傍に設けられた空間部15から落下させ、回収容器に収納させるものである。
以上のように構成されてなるパイプ半割り切断装置1の使用方法について説明する。このパイプ半割り切断装置1における圧延兼用押圧装置8が切断刃7を前進させる前の状態において、前記移動ガイド装置11と前記ストッパー受け台12との間に収まる(約2m)ように切断された配管2を、載置台4の上に載置する。この時、前記配管2の一端部においては、前記ストッパー受け台12の位置決め壁12aの端面に当接させる。
前記載置台4の配管2に対して、ブロック5aをエアー昇降機13で降下させるとともに、複数個の前記昇降式座屈防止装置6のロッド6aを全部降下させ、その下端部の固定ガイド5b〜5nによって、前記配管2を動かないように固定する。次に、切断刃7を前進させる。
前記切断刃7は、配管2の切断方法により、図3(A)に示すように左右に分割する場合の切断刃7a、若しくは、図3(B)に示すように平坦に開く場合の切断刃7bを用意しておく。なお、この一実施例では、図5に示すように、前記切断刃7bを使用して、配管2を平板状に開くものである。
前記切断刃7bを、油圧ユニット9を作動させ、そのロッド9aを前進させることで、圧延兼用押圧装置8を介して前進させる。前記切断刃7bが、ガイドレール10に沿って移動する移動ガイド装置11によって浮き上がらないように押さえられながら、該移動ガイド装置11とともに長手方向に沿って移動し、配管2を、図3(B)に示すように切断していく。
また、前記切断刃7bの移動具合により、その切断刃7bの接近を制御装置で油圧ユニット9に設けられたセンサーからの信号で計測し、昇降式座屈防止装置6の前記固定ガイド5b〜5nが、前記制御装置で制御されて順番にエアーシリンダーの働きで上に上昇し、配管2に対する固定作用が解除されて待避させられる。
前記切断刃7bが前記長手方向に沿って前進し、配管2の一端側まで至ると、圧延兼用押圧装置8の先端部がストッパー受け部材12に当接する。切断刃7bの刃先7dは、刃先用溝12bにオーバーラップして入り込み、配管2が最後まで切断され平板体にされる。その後、圧延兼用押圧装置8,切断刃7b,移動ガイド装置11は、油圧ユニット9によって、元の位置へと後退される。
前記切断された配管2は、その後、イジェクト装置で空間部15から基台3下の回収容器に落とされ、その後、回収され除染等のクリーニング処理がなされ、不要物品として処理される。これにより、切子・粉塵が発生する事なく低コストで廃棄処理できるものである。
本発明に係るパイプ半割り切断装置1の側面図(A),平面図(B)である。 同本発明のパイプ半割り切断装置1における、図1(B)において示すA位置〜F位置の端面図(A)〜(F)である。 パイプ半割り切断装置1による切断刃7a,7bでの配管2の切断方法を示す説明図(A),(B)である。 同パイプ半割り切断装置1における、移動ガイド装置11に圧延兼用押圧装置8及び切断刃7bが取り付けられている様子を示す一部拡大斜視図である。 同パイプ半割り切断装置1における一部拡大側面図である。 同パイプ半割り切断装置1における、圧延兼用押圧装置8の先端部に切断刃7bを固定している状態を示す一部拡大斜視図である。 同本発明に係るパイプ半割り切断装置1による配管切断の概略を示す説明図である。 同パイプ半割り切断装置1の一端側の構成を示す一部拡大斜視図である。 同パイプ半割り切断装置1における、一端側で配管2を最後の端面まで切断する様子を示す一部拡大正面図である。
符号の説明
1 パイプ半割り切断装置、
2 配管、 2a,2b 配管、
2d 裂け目、
3,3a 基台、
4 載置台、 4a 上面、
5a ブロック、 5b〜5n 固定ガイド、
6 昇降式座屈防止装置、 6a ロッド、
7a,7b 切断刃、 7c 刃先、
7d 刃先、 7e 側壁、
7f ねじ孔、 7g 後部、
8 圧延兼用押圧装置、 8a ねじ孔、
8b ブロック、 8c ボルト、
8d 下面、 8e 導入部、
9 油圧ユニット、 9a ロッド、
10 ガイドレール、 10a あり桟、
11 移動ガイド装置、 11a 下面、
11b ボルト、 11c 脚部、
11d ボルト、 11e 開口部、
12 ストッパー受け台、 12a 位置決め壁、
12b 刃先用溝、 12c ブロック、
13 昇降機、
14 支持枠、 14a 天板。
15 空間部。

Claims (5)

  1. 配管をその長手方向に沿って半割りにする切断装置において、
    前記配管をその長手方向に沿って基台上に載置する載置台と、
    前記載置台に載置された配管を当該配管の長手方向に直交する方向に昇降自在な複数個の固定ガイドで固定するとともに切断刃の接近により待避するように制御装置で制御される昇降式座屈防止装置と、
    前記載置台に載置され前記固定ガイドで固定された配管をその長手方向に沿って切断する切断刃と、
    前記切断刃を固定支持して前記載置された配管の一端から他端へと長手方向に沿って押し込んで移動させる圧延兼用押圧装置と、を少なくとも有して構成されていること、
    を特徴とするパイプ半割り切断装置。
  2. 圧延兼用押圧装置は、その下面と載置台との間に所要の間隙を維持することで、切断刃によって開かれた配管を平板状に押圧して展開し、圧延兼用押圧装置の先端部には切断刃の一部端面と連続する曲面形状の導入部が形成されていること、
    を特徴とする請求項1に記載のパイプ半割り切断装置。
  3. 昇降式座屈防止装置は、圧延兼用押圧装置で押し込まれた切断刃が所定の距離まで接近したときに、制御装置で駆動される昇降手段により固定ガイドを上昇させて、配管への固定作用を解除して前記固定ガイドを待避させること、
    を特徴とする請求項1または2に記載のパイプ半割り切断装置。
  4. 載置台の両側の近傍で前記配管の長手方向に平行にして基台上に敷設されるガイドレールと、
    前記両ガイドレール上に移動自在に摺接して門型に跨設され上下移動しないように係止されるとともに、この門型の天板で圧延兼用押圧装置を介して切断刃を吊持し、該切断刃の配管切断中における浮き上がり防止する移動ガイド装置とが設けられていること、
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のパイプ半割り切断装置。
  5. 配管の長手方向に沿った載置台の一端側には、前記配管の端面が突き当たる位置決め壁を有するストッパー受け台が基台上に固設されており、
    前記位置決め壁には、切断刃が配管の端面まで切断・押圧できるように、刃先をオーバーラップさせて前進させる刃先用溝が設けられていること、
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のパイプ半割り切断装置。
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