JP2007325687A - 避難ハッチの施工方法 - Google Patents

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Hirobumi Kishimoto
博文 岸本
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MAEDA KINZOKU SEISAKUSHO KK
TAKASHIMA SHOKAI KK
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MAEDA KINZOKU SEISAKUSHO KK
TAKASHIMA SHOKAI KK
Hatsuta Seisakusho Co Ltd
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Abstract

【課題】
工事中に蓋の部分に傷が付いたり汚れがついて蓋の取り替えの必要がない避難ハッチの施工方法を提供する。
【解決手段】
ベランダ等に非常用避難口を形成する際に、非常用避難口にハッチ枠を固定するためのアングル,ナットあるいは受け金具などの固定具を取り付けておき、そして竣工前にこの固定具にハッチ枠を取り付けて非常用避難口に避難ハッチを施工する方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ベランダ等の非常用避難口に設置が義務付けられている避難ハッチの施工方法に関するものである。
従来、この種の避難ハッチは、マンション建築時のベランダ等作成時に、その非常用避難口に埋め込まれている。そして、マンションが完成する竣工時までそのままの状態(取付の完了した完成状態)で放置されている。
しかしながら、前記した従来のようにベランダ作成時にその非常用避難口に避難ハッチを埋め込み、マンションの竣工時まで完成状態で放置しておくと、マンションの建設工事中の不注意によりまたは風雨等によって避難ハッチの新品の蓋に傷が付いたり汚れたりして、引渡し前にこの蓋を改めて新品と取り替えるなどの余計な工事が必要になる場合がある。
本発明は、かかる従来技術の現状に鑑み、創案されたものであり、工事中に蓋の部分に傷が付いたり汚れがついて蓋の取り替えの必要がない避難ハッチの施工方法を提供することを目的とする。
本発明は、ベランダ等に非常用避難口を形成する際に、非常用避難口にハッチ枠を固定するためのアングル,ナットあるいは受け金具などの固定具を取り付けておき、そして竣工前にこの固定具にハッチ枠を取り付けて非常用避難口に避難ハッチを施工する方法である。
本発明の避難ハッチの施工方法によれば、工事中の非常用避難口には固定具のみが取り付けられて避難ハッチのない状態となっているので、従来の避難ハッチのように新品の蓋の部分に傷が付いたり汚れたりせず、引渡し前にこの蓋を改めて新品に取り替えるなどの余計な工事が不要になるという効果がある。
本発明の方法によれば、ベランダ等に非常用避難口を形成する際に、非常用避難口にハッチ枠を固定するためのアングル,ナットあるいは受け金具などの固定具を取り付けておき、建設作業後竣工前にこの固定具にハッチ枠を取り付けるので、ハッチ枠が建設作業時に存在しない。建設作業時にはハッチ枠の部分には代わりに板状部材などの保護部材を置いておけばよい。従って、避難ハッチの完成までに不注意や天候によるハッチ枠の傷の発生がなく、蓋の取り替えが不要である。
本発明において固定具がアングルの場合の一実施例を図1〜図4について説明する。図1は非常用避難口にアングルを取り付けた状態を示す縦断側面図、図2は図1を上からみた図、図3は図1にハッチ枠を取り付けた状態を示す縦断側面図、図4は図3を上からみた図である。
図において、1はベランダ2の非常用避難口、3はベランダ2に非常用避難口1を形成するための四角筒状の型枠、4は非常用避難口1の縁に埋設されかつその上面と内面にそれぞれネジ穴4aを有しているアングル、5は上下に2分割された上枠5Aと下枠5Bとからなるハッチ枠であり、このハッチ枠には最終的に上下蓋が付いて避難はしごが折り畳み格納されるなどの機能が装備される。
まず、ベランダ2に非常用避難口1を形成するとき、予め型枠3の外周上端部にアングル4をその内面ネジ穴4aを用いてビス3aで取り付けておく。図1,図2に想像線で示す状態の型枠3を用いてベランダ2に非常用避難口1を形成する。アングル4の上面をベランダ2のフロアーラインと面一に合わせて固定してコンクリートを流し込む。コンクリートが固まった時点で、アングル4を止めているビス3aを外して型枠3を抜き取り、アングル4を非常用避難口1の上端縁に残しておく(図1,図2に実線で示す状態)。
次に、竣工前になると、ハッチ枠5の上枠5Aを非常用避難口1に上方から嵌めてアングル4にビス5aを用いてその上面と内面の各ネジ穴4aにそれぞれ止めて取り付け、この上枠5Aに非常用避難口1の下方から嵌めた下枠5Bをビス5bで連結して、図3,図4に示すように非常用避難口1にハッチ枠5を取り付ける。
このようにして避難ハッチを非常用避難口1に施工すると、工事中は図1,図2に実線で示すように非常用避難口1にはアングル4のみが取り付けられた避難ハッチのない状態となるので、工事中に避難ハッチの蓋の部分に傷が付いたり汚れたりすることがなく、引渡し前に蓋を新品に取り替えるなどの余計な工事が不要になる。
本発明において固定具がナットの場合の一実施例を図5〜図8について説明する。図5は非常用避難口にナットを取り付けた状態を示す縦断側面図、図6は図5を上からみた図、図7は図5にハッチ枠を取り付けた状態を示す縦断側面図、図8は図7を上からみた図であり、各図中前記した実施例1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
図において、6は上端鍔6aを有する四角筒状の型枠、7は非常用避難口1の周囲四隅のベランダ面にそれぞれ埋設されるナットで、上下方向にネジ固定できる向きに固定されている。
まず、ベランダ2に非常用避難口1を形成するとき、予め型枠6の上端鍔6aの下面に4個のナット7をビス6bによってそれぞれ取り付けておく。図5,図6に想像線で示す状態の型枠6を用いてベランダ2に非常用避難口1を形成する。各ナット7の上面をベランダ2のフロアーラインとそれぞれ面一に合わせて固定してコンクリートを流し込む。コンクリートが固まった時点で、各ナット7を止めているビス6bを外して型枠6を上方に抜き取り、各ナット7を非常用避難口1の周囲四隅のベランダ面に残しておく(図5,図6に実線で示す状態)。
次に、竣工前になると、ハッチ枠5の上枠5Aを非常用避難口1に上方から嵌めて各ナット7にビス5aを用いてそれぞれ止めて取り付け、この上枠5Aに非常用避難口1の下方から嵌めた下枠5Bをビス5bで連結して、図7,図8に示すように非常用避難口1にハッチ枠5を取り付ける。
このようにして避難ハッチを非常用避難口1に施工すると、工事中は図5,図6に実線で示すように非常用避難口1にはナット7のみが取り付けられた避難ハッチのない状態となるので、工事中に避難ハッチの蓋の部分に傷が付いたり汚れたりすることがなく、引渡し前に蓋を新品に取り替えるなどの余計な工事が不要になる。
本発明において固定具が受け金具の場合の一実施例を図9〜図12について説明する。図9は非常用避難口に受け金具を取り付けた状態を示す縦断側面図、図10は図9を上からみた図、図11は図9にハッチ枠を取り付けた状態を示す縦断側面図、図12は図11を上からみた図であり、各図中前記した実施例1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
図において、8は内側四隅に4個の鍔8aを有する四角筒状の型枠、9は非常用避難口1の四隅にそれぞれ取り付けられかつそれぞれネジ穴9aを有している4個の受け金具、10は各受け金具9に結合する鍔部10aを有する上枠10Aとこの上枠10Aに止める下枠10Bとからなるハッチ枠でであり、このハッチ枠には最終的に上下蓋が付いて避難はしごが折り畳み格納されるなどの機能が装備される。
まず、ベランダ2に非常用避難口1を形成するとき、予め型枠8の各鍔8aに受け金具9をそのネジ穴9aを用いてビス9bによりそれぞれ取り付けておく。図9,図10に想像線で示す状態の型枠8を用いてベランダ2に非常用避難口1を形成する。流し込んだコンクリートが固まった時点で、各受け金具9を止めているビス9bを外して型枠8を抜き取り、各受け金具9をそれぞれ非常用避難口1の四隅に残しておく(図9,図10に実線で示す状態)。
次に、竣工前になると、ハッチ枠10の上枠10Aを非常用避難口1に上方から嵌めて各受け金具9にそのネジ穴9aを用いてビス10bによりそれぞれ止めて取り付け、この上枠10Aに非常用避難口1の下方から嵌めた下枠10Bを止めて連結して、図11,図12に示すように非常用避難口1にハッチ枠10を取り付ける。
このようにして避難ハッチを非常用避難口1に施工すると、工事中は図9,図10に実線で示すように非常用避難口1には受け金具9のみが取り付けられた避難ハッチのない状態となるので、工事中に避難ハッチの蓋の部分に傷が付いたり汚れたりすることがなく、引渡し前に蓋を新品に取り替えるなどの余計な工事が不要になる。
本発明は、ベランダ等の非常用避難口に設置が義務付けられている避難ハッチの施工方法に広く活用できる。
本発明の実施例1を示すもので、非常用避難口にアングルを取り付けた状態を示す縦断側面図である。 図1を上からみた図である。 図1にハッチ枠を取り付けた状態を示す縦断側面図である。 図3を上からみた図である。 本発明の実施例2を示すもので、非常用避難口にナットを取り付けた状態を示す縦断側面図である。 図5を上からみた図である。 図5にハッチ枠を取り付けた状態を示す縦断側面図である。 図7を上からみた図である。 本発明の実施例3を示すもので、非常用避難口に受け金具を取り付けた状態を示す縦断側面図である。 図9を上からみた図である。 図9にハッチ枠を取り付けた状態を示す縦断側面図である。 図11を上からみた図である。
符号の説明
1:非常用避難口
2:ベランダ
3:型枠
4:アングル
5:ハッチ枠
5A:上枠
5B:下枠
6:型枠
6a:型枠6の上端鍔
7:ナット
8:型枠
8a:型枠8の鍔
9:受け金具
9a:受け金具9のネジ穴
10:ハッチ枠
10A:上枠
10B:下枠
10a:ハッチ枠10の鍔部

Claims (1)

  1. ベランダ等に非常用避難口を形成する際に、非常用避難口にハッチ枠を固定するためのアングル,ナットあるいは受け金具などの固定具を取り付けておき、そして竣工前にこの固定具にハッチ枠を取り付けて非常用避難口に避難ハッチを施工する方法。
JP2006158069A 2006-06-07 2006-06-07 避難ハッチの施工方法 Pending JP2007325687A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101208474B1 (ko) 2010-06-29 2012-12-05 (주)베네테크 바닥매립식 피난 사다리의 설치공법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0177767U (ja) * 1987-11-12 1989-05-25
JPH02111459U (ja) * 1989-02-23 1990-09-06

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