JP2007325292A - 撮影装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、作業工程毎に作業状況を確実に撮影できるようにするとともに、次の作業工程を明確にすることにより作業負担の軽減を図ることである。
【解決手段】CPU21は、工事件名の未撮影の工程を、受注建築現場建築別日程ファイルから検索し、(ステップS53)、検索した未撮影工程のタイトル(属性)を表示部25に表示し(ステップS54)、シャッターが押下されて撮像部26により当該未撮影工程の撮影対象が撮影されて撮影画像が入力されると(ステップS55)、当該タイトル(属性)に撮影画像を付加し(ステップS56)、当該属性に「撮影済」情報を付けて関連データと対応付けて受注建築現場建築別日程ファイルに記憶する(ステップS57)。
【選択図】 図12

Description

本発明は、工事現場における作業工程を撮影記録するための撮影装置及びプログラムに関する。
従来、複数の作業工程(着手前入札、工事状況(工程単位の工事現場状況、工事状況を示す黒板)、出来形(完成))からなる一連の作業工程の各工程毎に、その作業状況をカメラで撮影しておき、その画像をパーソナルコンピュータに取り込んで、各工程に関連する工程情報(日時、現場名、工種、種別、細別)をキー入力して工事進捗、工事完了報告資料を作成している。
参考に、従来の工事記録写真における作業工程の一例を図23に示す。図23において、上段の作業工程は、銀塩写真による撮影の場合の作業工程を示し、下段の作業工程は、デジタル写真による撮影の場合の作業工程を示す。
従来の工事進捗、工事完了報告資料を作成する場合に、撮影した写真がどの工程か判別し難い。また、写真を撮り忘れた場合は工事を元に戻すことができないため、各工程毎に撮影すべき種類の工程名を印刷した資料を見ながら神経を使って写真を撮り忘れないようにしており面倒であった。また、作業工程の順序などを別途管理しなければならなかった。
本発明の課題は、次の作業工程を明確にすることにより作業工程の順序管理の負担を軽減することである。
本発明の撮影装置は、複数の作業工程からなる一連の作業工程において、その各作業工程に関連する工程情報を記憶する作業工程記憶手段と、 前記複数の作業工程からなる一連の作業工程のうち、任意の作業工程を選択する工程選択手段と、前記工程選択手段により選択された作業工程における撮影対象を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により撮影された選択された作業工程の撮影対象画像を、その作業工程に関連する工程情報と対応付けて記録する画像記録手段と、前記画像記録手段に記録された各作業工程の工程情報と撮影対象画像とを外部に送信する送信手段と、前記撮影手段により撮影対象画像が撮影される毎に、前記作業工程記憶手段に記憶された一連の作業の各作業工程に関連する工程情報に基づいて、次の作業工程の撮影対象と、その作業工程に関連する工程情報とを対応付けてガイダンスする撮影対象案内手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、作業工程毎に作業状況を確実に撮影でき、撮影毎に次の作業工程をガイダンス表示することにより作業工程の管理が可能になる。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1〜図22は、本発明を適用した撮影装置を接続してなる撮影システムの一実施の形態を示す図である。
まず、構成を説明する。
図1は、本実施の形態における撮影システム100のシステム構成を示す図であり、撮影補助装置であるパーソナルコンピュータ1と、撮影装置であるデジタルカメラ20とが無線通信によりデータ送受信される場合を示す。
また、図2は、本実施の形態における撮影システム200のシステム構成を示す図であり、撮影補助装置であるパーソナルコンピュータ1と、撮影装置であるデジタルカメラ20とが有線通信によりデータ送受信される場合を示す。
これら図1及び図2に示す各撮影システム100,200において使用されるパーソナルコンピュータ1及びデジタルカメラ20は、無線通信機能と有線通信機能を備えるため、両方のシステム形態に対応可能であるものとする。
図3は、パーソナルコンピュータ1の機能的構成を示すブロック図である。図3において、パーソナルコンピュータ1は、CPU2、入力部3、RAM4、外部I/F5、表示部6、記憶部7及び通信制御部8により構成されており、各部はバス9により接続されている。
CPU(Central Processing Unit )2は、記憶部7に記憶されているシステムプログラムを読み出し、RAM4内に形成されたワークメモリに展開し、該システムプログラムに従って各部を制御する。また、CPU2は、記憶部7に記憶されている編集加工処理プログラム及び撮影工程情報入力処理プログラムを読み出してワークメモリに展開し、後述する編集加工処理及び撮影工程情報入力処理を実行し、それらの処理結果をRAM5内のワークメモリに記憶すると共に表示部6に表示させる。そして、ワークメモリに格納した処理結果を記憶部7内の指定の保存先に保存させる。
CPU2は、編集加工処理(図15参照)において、デジタルカメラ20から無線通信又は有線通信によりデータ転送された複数の工程情報と撮影対象画像との組み合わせを受信し、その受信データから工事件名の一覧を表示部6に表示して編集対象の工事件名を選択させ、選択された工事件名のタイトル(属性)及び撮影画像の表示に切り替え、属性の修正指示により当該工事件名の属性を修正する処理を実行する。
また、CPU2は、撮影工程情報入力処理(図16参照)において、工事件名等のヘッダ情報の入力と、工種、種別及び撮影時期等の各写真情報(明細)の入力と、図形/画像データの入力と、GPS(Global Positioning System)による位置情報及び現場の写真情報の入力とを、一連の作業の全作業工程について受け付けて、その入力された情報を各作業工程毎に「ヘッダ情報+明細情報+図形/画像情報」のデータ形態にしてデジタルカメラ20にダウンロードする。
入力部3は、文字/英数字入力キー、カーソルキー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポインティングデバイスであるマウスと、を備えて構成され、キーボードで押下操作されたキーの押下信号とマウスによる操作信号とを、入力信号としてCPU2に出力する。
RAM(Random Access Memory)4は、CPU2により実行されるシステムプログラム、編集加工処理プログラム及び撮影工程情報入力処理プログラム、各処理において処理中のデータ、処理結果などを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
外部I/F5は、通信用ケーブル等によりデジタルカメラ20内の外部I/F24と接続され、CPU2の制御によりデジタルカメラ20内の外部I/F24との間でデータ送受信を行い、受信データをCPU2に出力するといった有線通信機能を有する。
表示部6は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等により構成され、CPU2から入力される表示信号の指示に従って、工事件名一覧表示画面や選択された工事件名のタイトル(属性)及び撮影画像等を表示する。
記憶部7は、プログラム、データ等が予め記憶されており、この記憶部7は、磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリなどCPU2で読取り可能な記録媒体を含んだ構成である。この記録媒体はCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、メモリカード等の可搬型の媒体やハードディスク等の固定的な媒体を含む。また、この記録媒体に格納する上記システムプログラム、編集加工処理プログラム及び撮影工程情報入力処理プログラム等は、その一部若しくは全部をサーバやクライアントからWAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)などのネットワークを介して通信制御部5から受信する構成にしてもよく、更に、記録媒体はネットワーク上に構築されたサーバやクライアントの記録媒体であってもよい。
通信制御部8は、アンテナ11が接続され、デジタルカメラ20内の通信制御部28と無線通信可能な無線通信制御機能を有し、CPU2の制御により無線通信動作を実行し、デジタルカメラ20から工程情報と撮影対象画像の組み合わせをデータ受信(アップロード)し、各作業工程毎の「ヘッダ情報+明細情報+図形/画像情報」データをデジタルカメラ20に送信(ダウンロード)する。
図4は、デジタルカメラ20の機能的構成を示すブロック図である。図4において、デジタルカメラ20は、CPU21、入力部22、RAM23、外部I/F24、表示部25、撮像部26、記憶部27、通信制御部28及びGPS部29により構成されており、各部はバス30により接続されている。
CPU21は、記憶部28に記憶されているシステムプログラムを読み出し、RAM23内に形成されたワークメモリに展開し、該システムプログラムに従って各部を制御する。また、CPU2は、記憶部27に記憶されている属性情報に従った撮影処理プログラム、位置検出処理プログラム、撮影工程表示処理プログラム、未撮影工程検索追加処理プログラム、画像及び工事関連データアップロード処理プログラム及び工程予算判別処理プログラムを読み出してワークメモリに展開し、後述する属性情報に従った撮影処理、位置検出処理、撮影工程表示処理、未撮影工程検索追加処理、画像及び工事関連データアップロード処理及び工程予算判別処理を実行し、それらの処理結果をRAM5内のワークメモリに記憶すると共に表示部6に表示させる。そして、ワークメモリに格納した処理結果を記憶部27内の指定の保存先に保存させる。
CPU21は、属性情報に従った撮影処理(図8、9参照)において、記憶部27内の受注建築現場建築別日程メモリ272に記憶された各受注建築現場建築別日程ファイルからヘッダ情報を読み出して工事件名を表示部25に一覧表示して工事件名を選択させて該当工事件名のタイトル(属性)を表示し、その建築現場の位置をGPS部29を利用して検出する位置検出処理(図10参照)を実行し、現在位置が撮影すべき建築現場か否かを確認する。
次いで、シャッターが押下されて撮像部26により当該作業工程の撮影対象(作業工程を記入した黒板を含む)が撮影されて撮影画像が入力されると、CPU21は、その撮影画像から当該建築現場の写真記録に残すべき黒板画像を獲得し、その黒板画像から文字列(タイトル)を文字認識し、当該属性(タイトル)と照合して一致を確認すると、撮影工程表示処理(図11参照を)実行して、撮影工程表、現場写真及びその他の情報を表示して撮影対象の作業工程を確認させ、当該タイトル(属性)に撮影画像を付加し、当該属性に「撮影済」情報を付けて関連データと対応付けて受注建築現場建築別日程メモリ272内の該当する受注建築現場建築別日程ファイルに記憶するといった一連の撮影処理を、全作業行程について繰り返し実行する。
そして、CPU21は、後述する未撮影工程検索追加処理(図12参照)を実行し、受注建築現場建築別日程メモリ272に記憶された各受注建築現場建築別日程ファイルからヘッダ情報を読み出して工事件名を表示部25に一覧表示して工事件名を選択させて、選択された工事件名の未撮影の工程を、受注建築現場建築別日程メモリ272内の該当する受注建築現場建築別日程ファイルから検索する。
次いで、CPU21は、検索した未撮影工程のタイトル(属性)を表示部25に表示し、シャッターが押下されて撮像部26により当該未撮影工程の撮影対象が撮影されて撮影画像が入力されると、当該タイトル(属性)に撮影画像を付加し、当該属性に「撮影済」情報を付けて関連データと対応付けて受注建築現場建築別日程メモリ272内の該当する受注建築現場建築別日程ファイルに記憶するといった一連の撮影処理を、未撮影の全作業行程について繰り返し実行する。
次いで、CPU21は、工事終了を確認すると、後述する画像及び工事関連データアップロード処理(図13参照)を実行し、工事終了直後か否かを確認し、工事終了直後でなければ、工事名及び工程名の一覧を表示部25に表示してアップロードする工事名及び工程名を選択させ、送信指定を確認すると、選択された工事名及び工程名のタイトル毎の画像を、受注建築現場建築別日程メモリ272内の該当する受注建築現場建築別日程ファイルから読み出して、外部I/F24により有線通信、又は通信制御部28による無線通信によりパーソナルコンピュータ1に送信(アップロード)する。
また、CPU21は、工事終了直後であることを確認すると、パーソナルコンピュータ1にアップロードする旨をガイダンスして、送信指定を確認すると、受注建築現場建築別日程メモリ272内の各受注建築現場建築別日程ファイルに記憶された工事名及び工程名のタイトル毎の画像を読み出して、外部I/F24により有線通信、又は通信制御部28による無線通信によりパーソナルコンピュータ1に送信(アップロード)する。
また、CPU21は、工事終了を確認しなければ、後述する工程予算判別処理(図14参照)を実行し、受注建築現場建築別日程メモリ272内の該当する受注建築現場建築別日程ファイルから作業スケジュール日程を参照して工程終了日程の差を判別し、スケジュール入りに遅延が発生していると判別すると、その遅延期間を求めてガイダンスを表示部25に表示し、さらに、予定予算をオーバーしているか否かを判別し、予算オーバーしていると判別すると、その予算オーバー金額をガイダンスする。
図4に戻り、入力部22は、電源スイッチ、シャッター、撮影に関する各種設定スイッチ及びカーソルスイッチ等を備え、その各スイッチ操作に応じた操作信号をCPU21に出力する。
RAM23は、CPU21により実行されるシステムプログラム、属性情報に従った撮影処理プログラム、位置検出処理プログラム、撮影工程表示処理プログラム、未撮影工程検索追加処理プログラム、画像及び工事関連データアップロード処理プログラム、各処理において処理中のデータ、処理結果などを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
外部I/F24は、通信用ケーブル等によりパーソナルコンピュータ1内の外部I/F5と接続され、CPU21の制御によりパーソナルコンピュータ1内の外部I/F5との間でデータ送受信を行い、受信データをCPU21に出力するといった有線通信機能を有する。
表示部25は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、CPU21から入力される表示信号の指示に従って、工事件名一覧表示画面や選択された工事件名のタイトル(属性)及び撮影画像等を表示する。
撮像部26は、撮像用の光学レンズユニットとCCD(Charge Coupled Device )等の撮像素子を含む光電変換ユニット等により構成され、入力部22おけるシャッター押下操作に応じてCPU21から入力される撮影指示により、作業工程の撮影対象を撮像し、その撮像画像を光電変換して撮像画像データとしてCPU21に出力する。
記憶部27は、プログラム、データ等が予め記憶されており、この記憶部27は、磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリなどCPU21で読取り可能な記録媒体を含んだ構成である。この記録媒体はCD−ROM、メモリカード等の可搬型の媒体やハードディスク等の固定的な媒体を含む。また、この記録媒体に格納する上記システムプログラム、属性情報に従った撮影処理プログラム、位置検出処理プログラム、撮影工程表示処理プログラム、未撮影工程検索追加処理プログラム、画像及び工事関連データアップロード処理プログラム等は、その一部若しくは全部をサーバやクライアントからWAN、LANなどのネットワークを介して通信制御部5から受信する構成にしてもよく、更に、記録媒体はネットワーク上に構築されたサーバやクライアントの記録媒体であってもよい。
また、記憶部27は、図5に示すタイプ別建築工程メモリ271と図6に示す受注建築現場建築別日程メモリ272を格納する。図5に示すタイプ別建築工程メモリ271は、タイプ別に複数の作業工程を含む建築工程を工期とともに設定したタイプ別建築工程ファイルを複数格納し、図中に示すように「タイプA建築工程、タイプB建築工程、・・・、タイプN建築工程等」を格納する。
図17にタイプ別建築工程ファイルの具体例を示す。図17に示すタイプA建築工程ファイルでは、工事内容(仮設工事、基礎工事、建方工事、屋根板金樋工事等)と工期を示す日数との関係が工程スケジュールとして見られるように展開したものである。このようなものが、他のタイプB建築工程ファイルやタイプN建築工程ファイルについても同様に設定されている。
また、図6に示す受注建築現場建築別日程メモリ272は、受注した建築について図5のタイプ別建築工程を具体的なスケジュール日程に適用した受注建築現場建築別日程ファイルを複数格納し、図中に示すように「○○邸/タイプA建築日程、○×邸/タイプB建築日程、・・・等」を格納する。
図18に受注建築現場建築別日程ファイルの具体例を示す。図18に示す○○邸タイプA建築日程ファイルでは、図17に示したタイプA建築工程ファイルを適用して、具体的にカレンダーの日程を合成して、各工事の日程スケジュールとして見られるように展開したものである。このようなものが、他のタイプB建築日程ファイルについても同様に設定されている。
さらに、記憶部27は、上記位置検出処理に際して利用される地図データも記憶する。
通信制御部28は、アンテナ31が接続され、パーソナルコンピュータ1内の通信制御部11と無線通信可能な無線通信制御機能を有し、CPU21の制御により無線通信動作を実行し、パーソナルコンピュータ1に対して受注建築現場建築別日程メモリ272から読み出された工事名及び工程名のタイトル毎の画像をデータ送信(アップロード)し、また、各作業工程毎の「ヘッダ情報+明細情報+図形/画像情報」データをパーソナルコンピュータ1から受信(ダウンロード)する。
GPS(Global Positioning System)部29は、複数のGPS衛星から発信されたGPS衛星信号を受信し、この受信したGPS衛星信号から自己の現在位置を算出し、算出した現在位置情報(例えば、経度、緯度、高度データ)をCPU21に出力する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、本実施の形態の撮影システムによる建築現場の撮影作業の全体的な流れを図7に示す。
図7に示すように、デジタルカメラ1では、まず、パーソナルコンピュータ1から建築現場の作業工程の撮影に必要な編集内容(各作業工程毎の「ヘッダ情報+明細情報+図形/画像情報」データ)をダウンロードし、そのダウンロードに従った撮影を行い、その撮影画像を関連データ、タイトル(属性)と対応付けて記録し、その記録した撮影画像、関連データ及びタイトル(属性)をパーソナルコンピュータ1にアップロードする。
そして、図7において、パーソナルコンピュータ1では、デジタルカメラ20からアップロードされた撮影画像、関連データ及びタイトル(属性)を修正して、工事管理用ファイルに記録し、又は所定の管理フォーマットで印刷出力する。
次に、デジタルカメラ20内のCPU21により実行される属性情報に従った撮影処理について、図8及び図9に示すフローチャートに基づいて説明する。
これらのフローチャートは本願発明の撮影システムを構成するデジタルカメラ20に各機能を実現させるためのプログラムを説明する為のものである。このプログラムはCPU21が読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶部27に格納されている例で説明するが、全ての機能を記憶部27に格納する必要は無く、必要に応じて、その一部若しくは全部をネットワークを介して通信制御部28から受信して実現する様にしても良い。
図8において、デジタルカメラ20内のCPU21は、記憶部27内の受注建築現場建築別日程メモリ272に記憶された各受注建築現場建築別日程ファイルからヘッダ情報を読み出して工事件名を表示部25に一覧表示し(ステップS1)、この一覧表示から工事件名を選択されると(ステップS2)、その選択された工事件名のタイトル(属性)を表示する(ステップS3)。
次いで、CPU21は、その建築現場の位置をGPS部29を利用して検出する位置検出処理を実行する。この位置検出処理について図10に示すフローチャートに基づいて説明する。
図10において、建築現場を含む地域の地図(緯度、経度付き)データを記憶部27から読み出して表示部25に表示し(ステップS31)、GPS部29により現在位置(緯度、経度)を獲得し(ステップS32)、地図上の位置(緯度、経度)と現在位置(緯度、経度)とを比較して(ステップS33)、その差が許容範囲外(例えば、数十メートル以上)かを判別する(ステップS34)。
CPU21は、地図上の位置と現在位置との差が許容範囲内である場合(ステップS34:No)、本処理を終了して図8のステップS5に移行し、地図上の位置と現在位置との差が許容範囲外である場合(ステップS35:Yes)、警告メッセージを表示部25に表示して図8のステップS5に移行する。
次いで、CPU21は、図8のステップS5に戻り、シャッターが押下されたか否かを判別し、シャッターが押下されない場合(ステップS5:No)、現在の工程がスキップ可能な工程か否かを確認し(ステップS6)、スキップ可能な工程でなければ(ステップS6:No)、ステップS5に戻り、スキップ可能な工程であれば(ステップS6:Yes)、撮影工程として該当タイトルを記憶部27に記憶して(ステップS7)、図9のステップS20に移行する。
なお、スキップ可能な工程か否かは予め設定されており、この設定に基づいて現在の工程がスキップ可能な工程か否かが確認される。
また、シャッターが押下されて撮像部26により当該作業工程の撮影対象が撮影されて撮影画像(作業工程を記入した黒板を含む)が入力されると(ステップS5:Yes)、CPU21は、その撮影画像から当該建築現場の写真記録に残すべき黒板画像を獲得し(ステップS8)、その黒板画像から文字列(タイトル)を文字認識し、当該属性(タイトル)と照合して不一致か否かを確認する(ステップS9、S10)。
CPU21は、文字認識した文字列と当該属性(タイトル)が一致した場合(ステップS10:No)、そのタイトルを決定し(ステップS11)、図9のステップS17に移行し、文字認識した文字列と当該属性(タイトル)が不一致の場合(ステップS10:Yes)、警告を表示部25に表示し(ステップS12)、黒板画像から獲得した文字列をタイトル(属性)に置き換えるかを確認するガイダンスを表示部25に表示する(ステップS13)。
そして、CPU21は、置き換えの指定の有無を判別し(ステップS14)、置き換えの指定がなければ(ステップS14:No)、置き換えしない指定の有無をさらに判別する(ステップS15)。CPU21は、置き換え指定が有った場合(ステップS14:Yes)、タイトル(属性)を黒板画像から獲得した文字列に置き換えて(ステップS16)、図9のステップS17に移行する。また、置き換えしない指定が有った場合(ステップS15:Yes)、図9のステップS17に移行する。
次いで、CPU21は、ステップS17において撮影工程表示処理を実行する。この撮影工程表示処理について図11に示すフローチャートに基づいて説明する。
図11において、CPU21は、受注建築現場建築別日程メモリ272から該当する受注建築現場建築別日程ファイルを読み出して撮影工程表、例えば、図18に示すような「○○邸タイプA建築日程」を表示し(ステップS41)、その現場写真を表示し(ステップS42)、その他の情報を表示して(ステップS43)、撮影対象の作業工程を確認させ、図9のステップS18に移行する。なお、作業工程によっては現場写真は表示されない場合もある。
次いで、CPU21は、当該タイトル(属性)に撮影画像を付加し(ステップS18)、当該属性に「撮影済」情報を付けて関連データと対応付けて受注建築現場建築別日程メモリ272内の該当する受注建築現場建築別日程ファイルに記憶し(ステップS19)、全ての作業行程について撮影が終了したか否かを確認する(ステップS20)。
CPU21は、全ての作業行程について撮影が終了していなければ(ステップS20:No)、図8のステップS24に移行し、全ての作業行程について撮影が終了していれば(ステップS20:Yes)、未撮影工程検索追加処理を実行する(ステップS21)。
この未撮影工程検索追加処理について図12に示すフローチャートに基づいて説明する。
図12において、CPU21は、受注建築現場建築別日程メモリ272に記憶された各受注建築現場建築別日程ファイルからヘッダ情報を読み出して工事件名を表示部25に一覧表示し(ステップS51)、この一覧表示から工事件名を選択されると(ステップS52)、その選択された工事件名の未撮影の工程を、受注建築現場建築別日程メモリ272内の該当する受注建築現場建築別日程ファイルから検索する(ステップS53)。
次いで、CPU21は、検索した未撮影工程のタイトル(属性)を表示部25に表示し(ステップS54)、シャッターが押下されて撮像部26により当該未撮影工程の撮影対象が撮影されて撮影画像が入力されると(ステップS55)、当該タイトル(属性)に撮影画像を付加し(ステップS56)、当該属性に「撮影済」情報を付けて関連データと対応付けて受注建築現場建築別日程メモリ272内の該当する受注建築現場建築別日程ファイルに記憶する(ステップS57)。
次いで、CPU21は、未撮影の全ての作業行程について撮影が終了したか否かを確認し(ステップS58)、未撮影の全ての作業行程について撮影が終了していなければ(ステップS58:No)、ステップS53に戻って撮影処理を繰り返し実行し、未撮影の全ての作業行程について撮影が終了していれば(ステップS58:Yes)、本処理を終了して図9のステップS22に移行する。
なお、未撮影工程検索追加処理は、作業の順番を変えて(途中スキップ)作業できる場合に有効となる機能である。例えば、道路工事の様に作業が進むことで前工程が埋められて見られなくなる作業では、このフローチャートには入らない。すなわち、スキップ作業は認められない。しかし、建築の場合で例えば、一日に10工程を行うが、どの工程が完成しても結果が見える状況にある場合は、資材等の品揃え不足等が発生した場合には工程をスキップすることも可能である。このようなスキップ可能な工程は予めの設定により明確化しておくものとする。
次いで、CPU21は、工事終了指示の有無を確認し(ステップS22)、工事終了指示を確認すると(ステップS22:Yes)、画像及び工事関連データアップロード処理を実行する。
この画像及び工事関連データアップロード処理について図13に示すフローチャートに基づいて説明する。
図13において、CPU21は、工事終了直後か否かを確認し(ステップS61)、工事終了直後でなければ(ステップS61:No)、工事名及び工程名の一覧を表示部25に表示して(ステップS62)、アップロードする工事名及び工程名を選択させ(ステップS63)、送信指定を確認すると(ステップS65:Yes)、選択された工事名及び工程名のタイトル毎の画像を、受注建築現場建築別日程メモリ272内の該当する受注建築現場建築別日程ファイルから読み出して、外部I/F24により有線通信、又は通信制御部28による無線通信によりパーソナルコンピュータ1に送信(アップロード)する(ステップS67)。
また、CPU21は、工事終了直後であることを確認すると(ステップS61:Yes)、パーソナルコンピュータ1にアップロードする旨のガイダンスを表示部25に表示して(ステップS64)、送信指定を確認すると(ステップS65:Yes)、受注建築現場建築別日程メモリ272内の各受注建築現場建築別日程ファイルに記憶された工事名及び工程名のタイトル毎の画像を読み出して、外部I/F24により有線通信、又は通信制御部28による無線通信によりパーソナルコンピュータ1に送信(アップロード)する(ステップS67)。
また、CPU21は、送信指定が行われず(ステップS65:No)、終了指定が行われた場合は(ステップS66:Yes)、本処理を終了して、属性情報に従った撮影処理を終了し、終了指定が行われない場合は(ステップS66:No)、ステップS61の処理に戻る。
また、CPU21は、工事終了を確認しなければ(ステップS22:No)、ステップS24の工程予算判別処理を実行する。この工程予算判別処理について図14に示すフローチャートに基づいて説明する。
図14において、CPU21は、受注建築現場建築別日程メモリ272内の該当する受注建築現場建築別日程ファイルから作業スケジュール日程を参照して工程終了日程の差を判別し(ステップS71)、スケジュール入りに遅延が発生しているか否かを判別する(ステップS72)。
CPU21は、スケジュール入りに遅延が発生していると判別すると(ステップS72:Yes)、その遅延期間を求めてガイダンスを表示部25に表示し(ステップS73)、また、スケジュール入りに遅延が発生していないと判別すると(ステップS72:No)、ステップS73をスキップして、ステップS74に移行する。
次いで、CPU21は、さらに、予定予算をオーバーしているか否かを判別し(ステップS74、S75)、予算をオーバーしていると判別すると(ステップS75:Yes)、その予算オーバー金額を求めてガイダンスを表示部25に表示して(ステップS76)、本処理を終了して図8のステップS25に移行する。また、予算をオーバーしていないと判別すると(ステップS75:No)、ステップS76をスキップして本処理を終了して図8のステップS25に移行する。
そして、CPU21は、次の撮影すべき工程を表示部25に表示し(ステップS25)、ステップS3に戻って以降の撮影処理を全ての工程について終了を確認するまで繰り返し実行する。
以上のデジタルカメラ21における属性情報に従った撮影処理において表示部25に表示される画面の具体例を図19〜図22に示して説明する。
図19は、○○邸タイプA建築日程として「9月1日」の工程が一覧表示された場合を示する。
この表示画面内では、作業工程タイトル「板金、柱、筋かい、サッシ取付、ラス、サッシ搬入」が表示され、その各作業の右横に撮影状況を示す「撮影済、未撮影」が表示され、各作業の選択は、デジタルカメラ20に備えられた「+、−」キーの操作によりカーソル位置移動させて行うものとする。
そして、図19の表示画面において「筋かい」が選択されると、図20に示す「筋かい」工程の詳細を示す表示画面に切り替えられ、例えば詳細な作業工程として「1階筋かいA面、1階筋かいB面、2階筋かい」などが表示され、その各作業の右横に撮影状況を示す「撮影済、未撮影」が表示され、各作業の選択は、同様に「+、−」キーの操作によりカーソル位置移動させて行うものとする。
そして、図20の表示画面において「1階筋かいA面」が選択されると、図21に示す「1階筋かいA面」の詳細、すなわち「1階筋かいA面」が完成予定の画像を示す表示画面に切り替えられ、撮影画像の表示枠と、予めパーソナルコンピュータ1から設定された設計図から参照された完成予定の「1階筋かいA面」の図が同時に表示された状態を示している。この完成予定の画像の表示により、デジタルカメラ20を操作するオペレータに何処の作業位置を撮影すべきか、また、指定通りの作業がなされたかを確実に知らしめることができる。
そして、「1階筋かいA面」の撮影が完了すると、図22に示す撮影完了画面に切り替えられ、「1階筋かいA面」が「撮影済」となり、その右横に撮影画像のサムネイル画像が表示される状態を示している。
次に、パーソナルコンピュータ1内のCPU2により実行される編集加工処理について、図15に示すフローチャートに基づいて説明する。
このフローチャートは本願発明の撮影システムを構成するパーソナルコンピュータ1に各機能を実現させるためのプログラムを説明する為のものである。このプログラムはCPU2が読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶部7に格納されている例で説明するが、全ての機能を記憶部7に格納する必要は無く、必要に応じて、その一部若しくは全部をネットワークを介して通信制御部8から受信して実現する様にしても良い。
図15において、CPU2は、デジタルカメラ20から無線通信又は有線通信によりデータ転送された複数の工程情報と撮影対象画像との組み合わせを受信し(ステップP1)、その受信データから工事件名の一覧を表示部6に表示して編集対象の工事件名を選択させ(ステップP2)、選択された工事件名のタイトル(属性)及び撮影画像の表示に切り替え(ステップP3、P4)、属性の修正指示により当該工事件名の属性を修正する処理を実行する(ステップP5)。
次いで、CPU2は、全ての工程について終了したか否かを確認し(ステップP6)、全ての工程について終了していなければ(ステップP6:No)、ステップP2に戻って以降の編集処理を繰り返し実行し、全ての工程について終了していれば(ステップP6:Yes)、本処理を終了する。
次に、パーソナルコンピュータ1内のCPU2により実行される撮影工程情報入力処理について、図16に示すフローチャートに基づいて説明する。
図16において、CPU2は、工事件名等のヘッダ情報の入力と(ステップP11)、工種、種別及び撮影時期等の各写真情報(明細)の入力と(ステップP12)、図形/画像データの入力と(ステップP13)、GPSによる位置情報及び現場の写真情報の入力と(ステップP14)を、一連の作業の全作業工程について繰り返し受け付けて(ステップP15)、その入力された情報を各作業工程毎に「ヘッダ情報+明細情報+図形/画像情報」のデータ形態にしてデジタルカメラ20にダウンロードする(ステップP16)。
以上のように、本実施の形態における撮影システムでは、デジタルカメラ20がパーソナルコンピュータ1から予めダウンロードして記憶した作業工程表に設定された各作業工程のタイトル(属性)に従って、撮影すべき作業工程を確認しながら作業状況を撮影する。また、デジタルカメラ20は、撮影画像をタイトル(属性)と、当該属性に「撮影済」情報を付けて関連データと対応付けて記録する。
したがって、撮影した作業工程の種類が確実に分かるため、写真の編集が容易にできる。また、一連の作業工程において撮影すべき各作業工程の写真の撮り忘れを防止できるため、撮り忘れないように複数台のカメラで複数人の者が写真を取るような不経済なことも防止できる。
また、本実施の形態では、デジタルカメラ20がパーソナルコンピュータ1からダウンロードするデータとして、作業工程表だけでなく撮影対象の設計図等の画像や図形データもダウンロードするため、撮影すべき作業工程の撮影対象を間違えることがない。
また、本実施の形態では、デジタルカメラ20において予め記憶した作業工程の属性情報に従って撮影する際に、作業工程情報も表示するため、作業工程内容を確認して確実に撮影することができる。
また、本実施の形態では、デジタルカメラ20において予め記憶した作業工程の属性情報に従って撮影する際に、撮影すべき一連の作業工程の種類を順番に記憶したものを表示して撮影を案内するため、一連の作業工程の種類を順番を誤ることなく確実に撮影することができる。
また、本実施の形態では、デジタルカメラ20において予め記憶した作業工程の属性情報に従って撮影する際に、撮影すべき一連の作業工程のうち、撮影されていない作業工程の種類が案内表示されるため、撮影すべき一連の作業工程で写真の取り忘れを防止できる。
また、本実施の形態では、デジタルカメラ20において予め記憶した作業工程の属性情報に従って撮影する際に、撮影すべき一連の作業現場の各位置をGPSで検出し、各工程の撮影対象画像と対応付けて記憶するため、作業現場と撮影画像との対応を確実に確認することができ、編集作業も容易にできる。
また、本実施の形態では、デジタルカメラ20において予め記憶した作業工程の属性情報に従って撮影する際に、撮影すべき一連の作業現場の各位置をGPSで検出し、予め設定された作業現場の各位置と比較して撮影すべき作業現場でないと判別した場合、撮影すべき作業現場でないことを案内表示するため、間違った作業現場を撮影することを防止できる。
また、本実施の形態では、デジタルカメラ20において予め記憶した作業工程の属性情報に従って撮影する際に、予め記憶された地図情報に基づいて作業現場の各位置を入力するため、作業現場の位置をより正確に入力することができる。
また、本実施の形態では、デジタルカメラ20において予め記憶した作業工程の属性情報に従って撮影する際に、撮影された撮影対象画像の中から黒板に書かれた文字列を文字認識して作業工程名を解析し、その作業工程名と予め記憶された撮影すべき一連の作業工程情報とを比較して、撮影された作業工程名が撮影すべき作業工程名と異なる場合は、撮影された当該作業工程名の文字列を作業工程情報に再設定するため、間違った作業工程名で撮影対象画像を記録することを防止できる。
また、本実施の形態では、デジタルカメラ20において予め記憶した作業工程の属性情報に従って撮影する際に、撮影した作業工程毎に工期の遅れの有無を検出してガイダンスを表示するため、各作業工程の工程管理を容易にすることができる。
また、本実施の形態では、デジタルカメラ20において予め記憶した作業工程の属性情報に従って撮影する際に、撮影した作業工程毎に予算オーバーの有無を検出してガイダンスを表示するため、各作業工程の予算管理を容易にすることができる。
また、本実施の形態では、デジタルカメラ20において予め記憶した作業工程の属性情報に従って撮影する際に、各作業工程の撮影対象を撮影する毎に次の作業工程の撮影対象と、その作業工程に関連する工程情報とを対応付けてガイダンス表示するため、撮影すべき各作業工程の撮影対象を探索する手間を軽減でき、撮影すべき一連の作業工程の各工程毎の撮影を容易に撮影できる。
また、本実施の形態では、パーソナルコンピュータ1において、デジタルカメラ20から各工程の工程情報と撮影対象画像と対応付けられて記録されたデータがアップロードされると、属性等を編集できるため、編集作業を容易にでき、工事進捗や工事完了報告資料の作成を容易にできる。
なお、上記実施の形態の撮影システムでは、パーソナルコンピュータ1とデジタルカメラ20は、個別の構成としたが、例えば、カメラ一体型のコンピュータを利用しても良く、また、カメラ一体型のコンピュータにおいて、撮影、編集、出力の全てを行う構成にしても良い。
また、カメラ一体型の携帯電話やPHSを利用したり、カメラとしてデジタルムービーカメラを利用するようにしても良い。
本発明を適用した一実施の形態における撮影システムの無線通信を利用した場合の構成を示す図である。 本発明を適用した一実施の形態における撮影システムの有線通信を利用した場合の構成を示す図である。 本実施の形態の撮影システムに適用されたパーソナルコンピュータ1の機能的構成を示す図である。 本実施の形態の撮影システムに適用されたデジタルカメラ20の機能的構成を示す図である。 図4の記憶部27に格納されたタイプ別建築工程メモリ271の構成を示す図である。 図4の記憶部27に格納された受注建築現場建築別日程メモリ272の構成を示す図である。 本実施の形態の撮影システムによる建築現場の撮影作業の全体的な流れを示す図である。 図4のデジタルカメラ20内のCPU21により実行される属性情報に従った撮影処理の一部を示すフローチャートである。 図8に続く属性情報に従った撮影処理の一部を示すフローチャートである。 図4のデジタルカメラ20内のCPU21により実行される位置検出処理を示すフローチャートである。 図4のデジタルカメラ20内のCPU21により実行される撮影工程表示処理を示すフローチャートである。 図4のデジタルカメラ20内のCPU21により実行される未撮影工程検索追加処理を示すフローチャートである。 図4のデジタルカメラ20内のCPU21により実行される画像及び工事関連データアップロード処理を示すフローチャートである。 図4のデジタルカメラ20内のCPU21により実行される工程予算判別処理を示すフローチャートである。 図3のパーソナルコンピュータ1内のCPU2により実行される編集加工処理を示すフローチャートである。 図3のパーソナルコンピュータ1内のCPU2により実行される撮影工程情報入力処理を示すフローチャートである。 図5のタイプ別建築工程メモリ271に記憶されたタイプA建築工程の一例を示す図である。 図6の受注建築現場建築別日程メモリ272に記憶されたタイプA建築日程の一例を示す図である。 図8及び図9の属性情報に従った撮影処理において表示される建築日程画面の一例を示す図である。 図19の建築日程画面において「筋かい工程」が選択されて表示された「筋かい工程」画面の一例を示す図である。 図20の「筋かい工程」画面において「1階筋かい工程A」が選択されて表示された「1階筋かい工程A」の撮影画面の一例を示す図である。 図21の撮影画面から撮影終了後に表示された「筋かい工程」の撮影終了画面の一例を示す図である。 従来の銀塩写真及びデジタルカメラによる撮影作業及び編集作業の全体的な流れを示す図である。
符号の説明
1 パーソナルコンピュータ
2、21 CPU
3、22 入力部
4、23 RAM
5、24 外部I/F
6、25 表示部
26 撮像部
7、27 記憶部
8、28 通信制御部
29 GPS部
9、30 バス
11、31 アンテナ
271 タイプ別建築工程メモリ
272 受注建築現場建築別日程メモリ

Claims (2)

  1. 複数の作業工程からなる一連の作業工程において、その各作業工程に関連する工程情報を記憶する作業工程記憶手段と、
    前記複数の作業工程からなる一連の作業工程のうち、任意の作業工程を選択する工程選択手段と、
    前記工程選択手段により選択された作業工程における撮影対象を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段により撮影された選択された作業工程の撮影対象画像を、その作業工程に関連する工程情報と対応付けて記録する画像記録手段と、
    前記画像記録手段に記録された各作業工程の工程情報と撮影対象画像とを外部に送信する送信手段と、
    前記撮影手段により撮影対象画像が撮影される毎に、前記作業工程記憶手段に記憶された一連の作業の各作業工程に関連する工程情報に基づいて、次の作業工程の撮影対象と、その作業工程に関連する工程情報とを対応付けてガイダンスする撮影対象案内手段と
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. コンピュータを、
    複数の作業工程からなる一連の作業工程において、その各作業工程に関連する工程情報を記憶する作業工程記憶手段、
    前記複数の作業工程からなる一連の作業工程のうち、任意の作業工程を選択する工程選択手段、
    前記工程選択手段により選択された作業工程における撮影対象を撮影する撮影手段、
    前記撮影手段により撮影された選択された作業工程の撮影対象画像を、その作業工程に関連する工程情報と対応付けて記録する画像記録手段、
    前記画像記録手段に記録された各作業工程の工程情報と撮影対象画像とを外部に送信する送信手段、
    前記撮影手段により撮影対象画像が撮影される毎に、前記作業工程記憶手段に記憶された一連の作業の各作業工程に関連する工程情報に基づいて、次の作業工程の撮影対象と、その作業工程に関連する工程情報とを対応付けてガイダンスする撮影対象案内手段
    として機能させるためのプログラム。
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