JP2007323982A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池システムの低電力量時においても高湿潤ガスの加湿器内での偏流を防止し、低湿潤ガスが十分な加湿量を得ることにより、スタックの発電性能、耐久性を高めた燃料電池システムを提供する。
【解決手段】燃料電池に供給される低湿潤ガスを加湿する加湿装置を備え、前記加湿装置は、前記燃料電池から排出される高湿潤ガスから前記燃料電池に向かう低湿潤ガスに水分を移動させる中空糸膜式の加湿器71であり、前記加湿器は中空糸膜とハウジング72と、前記ハウジングの内側に設けた流路規制板81により、低電力量時においても高湿潤ガスの偏流を防止し、十分な加湿量を得ることによりスタックの発電性能、耐久性を高めることを可能とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、加湿器を備えた燃料電池システムに関し、さらに詳しくは、低湿潤ガスが高湿潤ガスから好適に水分を回収し、加湿量を得ることができる加湿器を備えた燃料電池システムに関するものである。
燃料電池システムでは、燃料電池において水素を含む燃料ガスと酸素を含む酸化剤ガスとを反応させることにより、発電と発熱を行い、燃料電池により発生した熱は、冷却水を循環させることにより燃料電池外に搬送し、これによって燃料電池の温度を発電に適した所定の温度範囲内に保持し、さらに、冷却水の熱を給湯器等に利用することで、燃料電池システムのエネルギー効率を向上させることが知られている。
また、燃料電池システムでは、必要な電力量に応じて燃料ガス流量および酸化剤ガス流量、冷却水流量等を調整して運転状態を変化させ、発電量を変化させることができる。
さらに、固体高分子型燃料電池では、電解質としてプロトン伝導性を有する固体高分子電解質膜を用いるが、この固体高分子電解質膜は、高湿潤状態を保つ必要があり、乾燥状態または湿潤不足の状態では、プロトン伝導性が悪化して発電性能が低下し、また耐久性が劣化するものであった。そのため、燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方を、加湿手段により低湿潤状態から高湿潤状態に加湿して、燃料電池に供給することを行っている。
前記加湿を行うために、燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方を利用した被加湿ガス(低湿潤ガス)の水透過型中空糸膜を用いた加湿器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図8、9、10に示すように、この種の加湿器(加湿装置)100は、外殻が筒状のケース101によって形成され、内部に筒状のハウジング102を有している。ケース101の両端は、低湿潤ガス流入口103を具備する第1のヘッドカバー104、および低湿潤ガス流出口105を具備する第2のヘッドカバー106によって閉塞されている。
ケース101の外殻には、高湿潤状態にある供給空気の入口107と出口108が異なる位置に設けられている。
また、ケース101の内部には、前述の如く両端が開口した円筒状のハウジング102が配置されている。ハウジング102の内部には多数(例えば2000本程度)の中空糸膜109を束ねた中空糸膜束110が収納されている。また、ハウジング102の両端部には、中空糸膜109の両端部が開口する状態で中空糸膜束110の両端を固定する固定部材111、112が設けられている。
ハウジング102内においては、図8、図9に示すように、各中空糸膜109の外周に微小の通路空間が確保され、また各中空糸膜109の中空通路113は、圧縮して潰されることなく所定の通路面積が確保された状態となっている。
ハウジング102は、ケース101内において、両端部及び中間部にそれぞれ設けたシールリング(以下、Oリングと称す)114によって外周に空間を形成する如く支持されている。Oリング114による支持構造により、ケース101内は、低湿潤ガス流入口103と連通する空間115と、前記供給空気の出口と連通する排出空気経路116と、前記供給空気の入口107と連通する供給空気経路117と、低湿潤ガス流出口105と連通する空間118に仕切られている。これらは、Oリング114の作用により、隣り合う空間が連通しないようにシールされている。
したがって、中空糸膜束110を構成する各中空糸膜109の一端は、空間115に連通し、他端は、空間118に連通している。そして、ハウジング102には、供給空気経路117とハウジング102の内部を連通するガス流入口119と、排出空気経路116とハウジング102の内部を連通するガス流出口120が設けられている。
かかる構成とすることにより、燃料電池システムを構成する空気供給装置からの空気は、低湿潤ガス流入口103からケース101内へ流入する。そして、ケース101内の前段に位置する空間115から中空糸膜束110を構成する多数の中空糸膜109の中空通路113を通り、ケース101内の後段に位置する空間118から低湿潤ガス流出口105を経てシステムを構成する空気経路と流れる。この流れを低湿潤ガスの流れとして白色矢印で示す。
一方、燃料電池からの高湿度の空気は、供給空気の入口107からケース101内へ流入し、供給空気経路117を経てハウジング102に設けたガス流入口119からハウジング102内へ流入する。ハウジング102内へ流入した空気は、前述の如く密集する中空糸膜109の外表面で形成された隙間を通ってガス流出口120から後段の排出空気経路116へ流入し、ここから供給空気の出口108を経てシステムを構成する排出主幹空気経路へ流れる。この流れを高湿潤ガスの流れとして黒色矢印で示す。
前記低湿潤ガスと高湿潤ガスの温湿交換は、加湿器100内における双方の流れによって行われる。すなわち、加湿器100の中空糸膜束110内において、高温、高湿度の高湿潤ガスは、中空糸膜109の膜組織を介して低温、低湿度の低湿潤ガスと熱交換を行い、同時に前記膜組織を透過して水分が低湿潤ガス側へ移動する。
その結果、燃料電池へ供給される空気(低湿潤ガス)は、温度、湿度共に高められた状態となり、燃料電池の電解質膜の劣化を抑制する酸化剤ガスとなる。
図8、図9は、加湿器100を構成するハウジング102内を流れる高湿潤ガスの流通状態を示しており、図8は高流量時(高発電時)の状態を示し、図9は、低流量時(低発電時)の状態を示している。
図8に示す如く、高流量時においては、中空糸膜束110の中心部に亘って多数の中空糸膜109の外表面を比較的均一に流れ、中空糸膜109の中空通路113を流れる低湿潤ガスと十分に湿度交換をしている。
一方、図9に示す如く低流量時においては、高湿潤ガスの流量が少ないため、高湿潤ガスは、主に中空糸膜束110の外表面(ハウジング102の内表面)を流れ、中空糸膜束110の中央部を流れるガスは極めて少ない状態にある。
特開平7−71795号公報
しかしながら、このような構成と作用を有する加湿器100を使用して、低湿潤ガスが高湿潤ガスから好適に水分を回収して燃料電池スタックへ十分に加湿された加湿ガスを供給するためには、燃料電池の発電量が最大のとき、つまり燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方の加湿ガスの流量が最大のときに合わせて加湿膜面積を決定する必要があり、その結果、中空糸膜の本数(たとえば2000本)や加湿器に使用する中空糸膜加湿器の径(ハウジング102の径)が決まるため、加湿器100の表面積または体積は、最大発電量で決まっていた。
しかし、燃料電池の発電量が最大の高発電量ときに合わせて加湿器を設計すると、以下のような問題があった。
つまり、中空糸膜加湿器において、燃料電池から排出される燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方の高湿潤ガスは、発電量が小さい低流量時においては、多数の中空糸膜109の表面で形成される隙間を通り、各中空糸膜109の中空通路113を流通する低湿潤ガスと湿度交換することができるが、各中空糸膜109は薄膜のため、強度が弱く、形状が安定しない性質を有している。
そのため、各中空糸膜109相互の隙間は均一とはならず、前記高湿潤ガスは比較的各中空糸膜109の隙間が大きい外周部を通り、中空糸膜束110の中心部を通らないため、加湿器内の中空糸膜間の隙間で高湿潤ガスが偏流していた。
このとき高湿潤ガスは全ての中空糸膜109の表面と接触することができず、高湿潤ガスは、中空糸膜109と湿度交換する面積が極端に少なくなるため、低湿潤ガスが十分な加湿量を得ることができないという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、燃料電池の低発電時においても中空糸膜加湿器と高湿潤ガスとの接触面積を保ち、燃料電池に供給する燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方の低湿潤ガスの加湿量を十分に確保できる燃料電池システムを提供することを目的としている。
上記従来の燃料電池が低発電時に十分な加湿量が確保できなくなることに関する課題を解決するために、本発明の燃料電池システムは、水素を含む燃料ガスと酸素を含む酸化剤ガスを用いて発電を行う燃料電池と、前記燃料電池に供給される燃料ガスまたは酸化剤ガスの低湿潤ガスを加湿する加湿装置を備え、前記加湿装置は、内部の全体にわたって万遍なく高湿潤ガスを流すために、前記高湿潤ガスの入口と出口を結ぶ流路に流路規制板を設けたものである。
かかることにより、燃料ガスと酸化剤ガスの少なくとも一方の流量が少ない燃料電池の低発電量のときでも、中空糸膜加湿器と高湿潤ガスとの接触面積を広い面積状態で確保できるものである。
本発明によれば、供給ガスの低湿潤ガスが十分な加湿量を得ることができ、いかなる発電量の状態においても、適正な加湿量の供給ガスを燃料電池スタックに供給することができるので、燃料電池の発電性能を確保し、また耐久性の劣化を防止することが可能となる。
請求項1に記載の発明は、水素を含む燃料ガスと酸素を含む酸化剤ガスを用いて発電を行う燃料電池と、前記燃料電池に供給される燃料ガスまたは酸化剤ガスの低湿潤ガスを加湿する加湿装置を備え、前記加湿装置を、筒状に形成され、内部を高湿潤ガスが流れるハウジングと、両端が開口した筒状であって内部を低湿潤ガスが流れる中空糸膜を複数束ねた中空糸膜束を具備し、前記ハウジング内に前記中空糸膜束を配置した構成とし、さらに前記ハウジングの異なる箇所に、前記高湿潤ガスの入口と出口をそれぞれ設け、また前記ハウジングの内部に、前記入口から流入した高湿潤ガスを、前記中空糸膜束を構成する中空糸膜間に案内する流れ規制部材を設けたものである。
かかる構成によれば、加湿装置内を流れる高湿潤ガスの流路が規制され、中空糸膜の表面と高湿潤ガスの接触面積が確保される。したがって、燃料電池の発電量に変化があった場合でも、そのときの発電量に対して適正な加湿量を保有した供給ガスを燃料電池スタックに供給することができ、燃料電池の発電性能を確保し、また耐久性の劣化を防止することが可能となる。
請求項2に記載の発明は、前記加湿装置を、前記燃料電池から排出される高湿潤ガスを前記ハウジング内に供給し、前記燃料電池に向かう低湿潤ガスを前記各中空糸膜内に供給し、前記高湿潤ガスから前記低湿潤ガスに水分を移動させる中空糸膜式の加湿器としたものである。
かかる構成とすることにより、前記加湿装置を、前記燃料電池から排出される高湿潤ガスから前記燃料電池に向かう低湿潤ガスに水分を移動させる中空糸膜式の加湿器とし、安価な加湿器を提供することができる。
請求項3に記載の発明は、前記ハウジング内において、複数の前記流れ規制部材を、前記高湿潤ガスの流れが蛇行するように位置を変えて配置したものである。
かかる構成により、前記高湿潤ガスは、ハウジング内の広範囲に亘って流れるため、中空糸膜と高湿潤ガスの接触面積が広く確保でき、その結果、前記中空糸膜内を流れる低湿潤ガスと高湿潤ガスの熱と湿度の交換が効率よく行える。
請求項4に記載の発明は、前記流れ規制部材を、板状部材より形成し、その面に貫通孔あるいは切欠きを設けたものである。
かかる構成により、前記高湿潤ガスは、前記規制部材によって流れ方向が規制されることに加え、前記貫通孔あるいは切欠きでさらに複雑な経路での流れとなり、前記中空糸膜との接触面積をさらに確保できるものである。
請求項5に記載の発明は、前記高湿潤ガスの入口と出口の少なくとも一つを、流入もしくは流出する前記高湿潤ガスが前記流れ規制部材と衝突しない方向となる位置に設けたものである。
かかることにより、高湿潤ガスが、ハウジング内を広範囲に亘って流れることに加え、前記流れ規制部材との衝突による流路抵抗の増加が抑制でき、前記高湿潤ガスの流れを円滑とすることができる。
請求項6に記載の発明は、水素を含む燃料ガスと酸素を含む酸化剤ガスを用いて発電を行う燃料電池と、前記燃料電池に供給される燃料ガスまたは酸化剤ガスの低湿潤ガスを加湿する加湿装置を備え、前記加湿装置を、内部を高湿潤ガスが流れる空洞状のハウジングと、両端が開口した複数の中空糸膜を束ねた中空糸膜束を具備する構成とし、さらに前記ハウジングを、内部に前記中空糸膜束を配置して該中空糸膜束の両端が該ハウジングの外部と連通する密封構造とし、また前記ハウジングの内部に、前記中空糸膜の間に介在するように延出する流れ規制部材を設け、さらに前記ハウジングの異なる箇所に、前記高湿潤ガスの入口と出口を設け、前記各中空糸膜内に低湿潤ガスを流すようにしたものである。
かかる構成とすることにより、前記ハウジングと中空糸膜束のユニット化が可能となり、組立て易い加湿装置を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における燃料電池システムの構成を示す模式図、図2は、同実施の形態1における中空糸膜加湿器を示す構成図、図3は、同実施の形態1における中空糸膜を示す構成図、図4は、図2におけるA−A線による中空糸膜加湿器の断面図である。
図1に示すように、本実施の形態1における燃料電池システムは、空気供給装置20と、空気加湿装置21と、燃料電池19と、燃料供給装置23と、燃料処理装置24と、燃料ガス加湿装置25と、熱交換器26と、冷却水タンク27と、冷却水ポンプ28と、貯湯タンク29を主な要素として構成されている。空気加湿装置21は、燃料電池19の入口側に配置されている。
空気供給装置20から供給される空気は、空気フィルタ32で大気中の窒素酸化物や硫黄酸化物等の不純物が取り除かれ、空気経路30を通って空気加湿装置21に供給される。空気加湿装置21に供給された空気(低湿潤ガス)は、空気経路30aを通り加湿される。そして、空気加湿装置21を通過した空気は、酸化剤ガスとして、空気経路31を通って燃料電池19のカソード電極に供給される。
燃料電池19に供給された空気のうち、反応に利用されなかった空気は、排出空気経路36を介して、空気加湿装置21に供給され、供給された該排出空気(高湿潤ガス)に含まれる水分と熱を利用して、酸化剤ガスとして燃料電池19に供給される空気(空気経路30aを流れる低湿潤ガス)の加湿および加熱が行われる。そして空気加湿装置21を経た排出空気は、排出空気経路37を通じて排出される。
一方、燃料処理装置24には、燃料供給装置23から燃料経路33を介して、例えば、都市ガス、プロパン、メタン、天然ガス等の、少なくとも炭素及び水素から構成される化合物を含むガス等またはアルコール等の原料が供給される。本実施の形態1の燃料電池システムでは、都市ガスを原料ガスとして用いた場合について説明する。
また、燃料処理装置24として、具体的には、改質反応により水素を含む改質ガスを生成する改質部、及び、改質ガス中の一酸化炭素を変成反応により低減する変成部、該変成部を経た改質ガス中の一酸化炭素をさらに選択酸化反応により低減する浄化部が設けられており、燃料処理装置24では、供給された原料を、水蒸気を含む雰囲気下で加熱することにより、水素リッチな燃料ガスが生成される。該水素リッチな燃料ガスは、燃料ガス経路34を介して燃料ガス加湿装置25に供給され、加湿される。
ここで、燃料ガス加湿装置25としては、空気加湿装置21と同様の構成を具備し、同様の加熱および加湿方式を行うものである。
加湿装置25で加湿された水素リッチなガスは、燃料電池19の燃料ガスとして、燃料ガス経路35を通じて燃料電池19のアノード電極側に供給される。燃料電池19では、カソード電極側に供給された空気と、アノード電極側に供給された燃料ガスとが反応することにより発電が行われ、電気と熱が発生する。
また、燃料電池19に供給された燃料ガスのうち、反応に利用されなかった燃料ガスは、排燃料ガス経路38aを介して燃料ガス加湿装置25に供給され、燃料電池19に供給される前の燃料ガスの加熱および加湿に利用された後、排燃料ガス経路38bを介して燃料処理装置24の燃焼部に供給され、ここで原料を燃料ガスに改質する燃料処理装置24の加熱に利用される。
また、燃料電池19で発生した熱を除去するために、冷却水タンク27の冷却水が、冷却水ポンプ28により冷却水経路39を介して燃料電池19に供給される。
すなわち、燃料電池19内で加熱された冷却水は、冷却水経路41を介して熱交換器26に供給されるが、熱交換器26には、貯湯タンク29に貯めた水が貯湯水ポンプ42によって貯湯水循環経路43を介して供給されているため、熱交換により冷却水は冷却され、逆に貯湯タンク29内の水は加熱され、温水が蓄えられる。
冷却水タンク27から出た冷却水は、燃料電池19で発電とともに発生する熱により加熱され、熱交換器26で貯湯水と熱交換して再び冷却されるが、燃料電池19での発熱量は、発電量と相関があるため、発電量に応じた冷却水流量を冷却水ポンプ28で供給し、さらに貯湯水ポンプ42で貯湯水流量を調整することにより、燃料電池19の温度および冷却水タンク27内の水温を所定の温度に維持する。
次に、本実施の形態1の特徴である加湿装置21について説明する。この加湿装置21は、基本構造は図10に示す構成となっており、特にハウジング等で構成される加湿器の構成が相違するもので、以下、この加湿器の構成を中心に説明する。
図2、図3、図4に示すように、空気加湿装置21の加湿器は、図10に示すケース101内に配置される中空糸膜加湿器71であり、ハウジング72、及びこのハウジング72に収容される中空糸膜束73を含んで構成される。
ハウジング72は、両端が開放された円筒形状をしている。このハウジング72には、その両端部近傍に相対する位置関係で開口部74、75が設けられている。ここで、符号74で示す開口部は、高湿潤ガス流入部であり、符号75で示す開口部は、高湿潤ガス流出部である。また、符号76で示すハウジング72の一端部は、低湿潤ガス流入口端であり、符号77で示すハウジング72の他端部は、低湿潤ガス流出口端である。これらは、図10に示す空間115、118に連通している。つまり、低湿潤ガス流入口端76は空間115に、低湿潤ガス流出口77は空間118に連通している。
一方、ハウジング72に収納される中空糸膜束73は、図3に示す中空通路80aを有する中空糸膜80を数千本束ねたものであり、ハウジング72の両端面(円周方向の開口部よりも端側)に、中空糸膜80の中空通路80aを確保しつつお互いが散らばらないように接着剤で固定してある。この中空糸膜束73において、ハウジング72に接着してある部分をポッティング部78、79というが、このポッティング部78、79により中空糸膜束73の内側である中空通路80aを流通する低湿潤状態のガスと中空糸膜80の外側を流通する高湿潤ガスとが混合しないようになっている。
そして、ハウジング72の内側には、ハウジング72の軸方向に伸びる流路規制板81が図4に示す如く、高湿潤ガスの流入部74、流出部75と対向するように略平行に配置され、各一端がハウジング72の内壁の相対する位置に適宜手段にて固定されている。したがって、流路規制板81の他端が前記内壁と所定間隔あけて流路を形成しているため、前記空気供給ガスの高湿潤ガスは、蛇行状の流れを主流にしながら中空糸束73を構成する各中空糸膜80の外表面間を略満遍なく流れる。
ちなみに、このような中空糸膜加湿器71は、ハウジング72に所定数の中空糸膜80の束を挿通し、両面近傍を接着剤で十分接着固定した後、ハウジング72の両端に沿って中空糸膜80の束を切断除去することによって作成される。
また、中空糸膜加湿器71としては、内径が0.5〜1.5mm程度、外形が0.7〜1.7mm程度の中空糸膜80を、ハウジング72内に、面積比20〜60%程度で充填したものである。
かかる構成によれば、流路規制板81によって高湿潤ガスの流路が規制され、中空糸膜加湿器71の膜の表面と高湿潤ガスの接触面積が確保されるため、いかなる発電量に対しても常に適正な加湿量を保有した供給ガスを燃料電池スタックに供給することができる。その結果、燃料電池の発電性能を確保し、また耐久性の劣化を防止することが可能となる。
以上のように構成された燃料電池システムについて、以下、その動作を、本実施の形態1の特徴である空気加湿装置の動作を中心に説明する。
燃料電池19に供給される空気供給ガスの低湿潤ガスは、中空糸膜束73を構成する各中空糸膜80の中空通路80aを流通する(図1の空気経路30aに相当)。
一方、燃料電池19からの空気排出ガスの高湿潤ガスは、高湿潤ガス流入部74からハウジング72内に入り、各中空糸膜80の隙間を通りながら、一部はハウジング72の内壁面に沿って左右に、一部は流路規制板81と衝突する方向にそれぞれ流れる。特に、燃料電池19の低発電時は、高湿潤ガスの流量低下により、前記高湿潤ガスは、各中空糸膜80相互の隙間が比較的大きい外周部を通り、流通抵抗の大きい中空糸膜束73の中心部を通らないため、加湿膜加湿器71内で偏流する傾向となるが、ハウジング72の内側に設けた流路規制板81により、高湿潤ガスは、図4の矢印で示す如く、中空糸膜束73の中央部を流通する。したがって、中空糸膜80との接触面積を十分に確保して各中空糸膜80の中空通路80aを流通する低湿潤ガスと湿度を交換し加湿する。
また、燃料電池19の高発電時は、前記高湿潤ガスの流量も多く、比較的中空糸膜束73の中心部まで前記高湿潤ガスが流れるが、同様に流路規制板81によってその流れが規制され、同様に蛇行状で高湿潤ガス流出部75から流出する。
このように、高湿潤ガスの流路が規制され、中空糸膜加湿器71の膜の表面と高湿潤ガスの接触面積が確保されるため、いかなる発電量に対しても常に適正な加湿量を保有した供給ガスを燃料電池スタックに供給することができる。その結果、燃料電池の発電性能を確保し、また耐久性の劣化を防止することが可能となる。
また、本実施の形態1における加湿装置21は、酸素を含む酸化剤ガスの加湿装置としたが、水素を含む燃料ガスの加湿装置としても構わない。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2における中空糸膜加湿器の断面図で、図4相当図である。
なお、実施の形態1と同一の構成要件については、同一の符号を付して説明し、作用についても、先の実施の形態1と異なる点について説明する。
図5において、本実施の形態2の加湿器71は、実施の形態1に示す流路規制板81に複数の開口部83を設けたものである。開口部83は、打ち抜き加工あるいは切欠きによって形成されるものである。
したがって、かかる構成においても、流路規制板81によって高湿潤ガスは蛇行流路を主流にしながら、適宜開口部83を通過し、流路規制板81近辺の中空糸膜80間を流れる。その結果、よりきめ細かに中空糸膜80の隙間を流れ、中空通路80aを流れる低湿潤ガスと湿度交換することができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3における中空糸膜加湿器の断面図で、図4相当図である。先の実施の形態1、2と相違する点は、中空糸膜加湿器71の高湿潤ガス流入部74と流出部75の位置を、上下方向から左右方向に変更した点で相違する。したがって、以下の説明においては、高湿潤ガスの流れを中心に説明する。
図6において、高湿潤ガス流入部74から流入した高湿潤ガスは、矢印で示す如く、流路規制板81によってハウジング72内周への広がりが抑制され、一部は内周面に沿って流れるものの、大半は各中空糸膜80の隙間を流れる。そして、流路規制板81により、蛇行状の流れを主流として高湿潤ガス流出部75より流出する。
この間、前記高湿潤ガスは、矢印で示す如く、適宜開口部83を通り、流路規制板81の両側に位置する中空糸膜80の隙間を流れる。
かかる構成は、高湿潤ガス流入部74から直に流路規制板81に沿って高湿潤ガスが流れるため、より高湿潤ガスの流路を効率よく湿度交換するように規制することができる。
なお、流路規制板81のかかる配置は、入口側もしくは出口側の一方とし、残る箇所は、先の実施の形態1、2と同様に高湿潤ガスが衝突する配置としても良い。
(実施の形態4)
図7は、本発明の実施の形態4における中空糸膜加湿器の断面図で、図4相当図である。先の実施の形態1、2、3と相違する点は、流路規制板82を断面湾曲状とした点で大きく相違する。
かかる構成においても、ハウジング72の内周面に流路規制板82を設けているため、内周に沿って流れる高湿潤ガスを適宜中央へ導く流路が確保できる。しかも流路規制板82は、湾曲状態であるため、前記中央への導きも軟らかい流れとなり、適切に内周面に沿った流れと中央へ導かれる流れが両立されるものである。
以上のように、本発明にかかる燃料電池システムは、固体高分子型燃料電池を用いて発電と熱供給を行う燃料電池システムの用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における燃料電池システムの構成を示す模式図 同実施の形態1における中空糸膜加湿器を示す構成図 同実施の形態1における中空糸膜を示す構成図 図2におけるA−A線による中空糸膜加湿器の断面図 本発明の実施の形態2における中空糸膜加湿器の図4相当図 本発明の実施の形態3における中空糸膜加湿器の図4相当図 本発明の実施の形態4における中空糸膜加湿器の図4相当図 従来例を示す中空糸膜モジュールの高湿潤ガス大流量時の縦断面図 従来例を示す中空糸膜モジュールの高湿潤ガス小流量時の縦断面図 従来例を示す中空糸膜加湿装置の横断面図
符号の説明
19 燃料電池
21 空気加湿装置
71 中空糸膜加湿器
72 ハウジング
73 中空糸膜束
74 高湿潤ガス流入部
75 高湿潤ガス流出部
80 中空糸膜
80a 中空通路
81 流路規制板
82 流路規制板
83 開口部

Claims (6)

  1. 水素を含む燃料ガスと酸素を含む酸化剤ガスを用いて発電を行う燃料電池と、前記燃料電池に供給される燃料ガスまたは酸化剤ガスの低湿潤ガスを加湿する加湿装置を備え、前記加湿装置を、筒状に形成され、内部を高湿潤ガスが流れるハウジングと、両端が開口した筒状であって内部を低湿潤ガスが流れる中空糸膜を複数束ねた中空糸膜束を具備し、前記ハウジング内に前記中空糸膜束を配置した構成とし、さらに前記ハウジングの異なる箇所に、前記高湿潤ガスの入口と出口をそれぞれ設け、また前記ハウジングの内部に、前記入口から流入した高湿潤ガスを、前記中空糸膜束を構成する中空糸膜間に案内する流れ規制部材を設けた燃料電池システム。
  2. 前記加湿装置を、前記燃料電池から排出される高湿潤ガスを前記ハウジング内に供給し、前記燃料電池に向かう低湿潤ガスを前記各中空糸膜内に供給し、前記高湿潤ガスから前記低湿潤ガスに水分を移動させる中空糸膜式の加湿器とした請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記ハウジング内において、複数の前記流れ規制部材を、前記高湿潤ガスの流れが蛇行するように位置を変えて配置した請求項1または2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記流れ規制部材を、板状部材より形成し、その面に貫通孔あるいは切欠きを設けた請求項1から3のいずれか一項に記載の燃料電池システム。
  5. 前記高湿潤ガスの入口と出口の少なくとも一つを、流入もしくは流出する前記高湿潤ガスが前記流れ規制部材と衝突しない方向となる位置に設けた請求項1から4のいずれか一項に記載の燃料電池システム。
  6. 水素を含む燃料ガスと酸素を含む酸化剤ガスを用いて発電を行う燃料電池と、前記燃料電池に供給される燃料ガスまたは酸化剤ガスの低湿潤ガスを加湿する加湿装置を備え、前記加湿装置を、内部を高湿潤ガスが流れる空洞状のハウジングと、両端が開口した複数の中空糸膜を束ねた中空糸膜束を具備する構成とし、さらに前記ハウジングを、内部に前記中空糸膜束を配置して該中空糸膜束の両端が該ハウジングの外部と連通する密封構造とし、また前記ハウジングの内部に、前記中空糸膜の間に介在するように延出する流れ規制部材を設け、さらに前記ハウジングの異なる箇所に、前記高湿潤ガスの入口と出口を設け、前記各中空糸膜内に低湿潤ガスを流すようにした燃料電池システム。
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