JP2007321322A - 付け毛用毛束ユニット及び髪飾りユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】自毛へ容易且つ強固に装着できると共に製造の容易な付け毛用毛束ユニット及び髪飾りユニットを提供する。
【解決手段】人毛又は人工毛を含む毛束11と、一端に毛束11が挿通される毛束挿通用の輪12aが形成された紐部材12と、内壁に毛束11が接着される開口部13aを有する固着部材(13)とを備える構成とする。好ましくは、紐部材12は、一端に形成された毛束挿通用の輪12aに続く部分が固着部材(13)の開口部13aを挿通し、所定の大きさの自毛挿通用の輪12bを形成した状態でこの自毛挿通用の輪12bに続く残る他端(引出し部13c)が開口部13aに逆側から引き出されて配置された構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、自毛へ容易且つ強固に装着できると共に製造の容易な付け毛用毛束ユニット及び髪飾りユニットに関するものである。
従来、自毛が比較的薄くなりかけている人が、あたかも豊富な自毛があるように見せるために自毛に取り付ける増毛材として、人毛又は人工毛を含む毛束がある。このような毛束は、増毛材としてだけでなく、部分染めの代わりに自毛の色とは異なる色の毛束を自毛の任意の箇所に取り付けておしゃれに用いる場合もある。
特許文献1では上記の毛束を容易に自毛に装着するために、図5に示す付け毛用毛束ユニット40のように、毛束41と、この毛束41の根元において長さ方向に所定の範囲で毛束41に塗布された水溶性糊材42と、この水溶性糊材42の塗布範囲に一端43aを剥離可能に接着され、接着部分に続く部分で所定の大きさの輪43bを形成し、この輪43bに続く残る他端43cを上記接着されている一端43aに添い付けて毛束41の先方向に引き出されて配置された紐部材43と、内壁の一部によって毛束41の根元に接着した熱収縮性チューブ44と、を備える構成が提案されている。
この付け毛用毛束ユニット40を用いて毛束41を自毛に固着する場合、紐部材43で形成した輪43bに不図示の自毛を挿通させ、毛束41の先方向に引き出された紐部材43の一端43cを引くことにより上記の輪43bに挿通させた自毛を熱収縮性チューブ44内に引き込み、この熱収縮性チューブ44に熱と圧力を加えるようにする。
一方、自毛に髪飾りを装着することでおしゃれを楽しむ者がいる。髪飾りを自毛に装着する場合、髪飾りに設けられた櫛状の取付け部を自毛に差込むのが一般的である。
特許第3711133号公報
ところで、上記特許文献1の技術は、毛束を自毛に容易且つ強固に固着でき、大変便利なものであるが、その反面、毛束と熱収縮性チューブとを接着する接着剤に加え、毛束と紐部材とを接着する接着剤をも塗布しておく必要があるため、製造に手間がかかり、ひいては安価な製品を提供できないという問題があった。
また、髪飾りを自毛に装着する場合、櫛状の取付け部によって容易に自毛に装着することができるが、外れやすく長期間の取付けには不向きであった。更には、例えばチェーン状に連なる髪飾りの場合、上記の櫛状の取付け部を設けるのはほとんど不可能であり、このような髪飾りは容易に自毛に取付けることができなかった。
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、自毛へ容易且つ強固に装着できると共に製造の容易な付け毛用毛束ユニット及び髪飾りユニットを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の付け毛用毛束ユニットは、人毛又は人工毛を含む毛束と、一端に上記毛束が挿通される毛束挿通用の輪が形成された紐部材と、内壁に上記毛束が接着される開口部を有する固着部材とを備える構成とする。
上記構成によれば、紐部材の一端に形成された毛束挿通用の輪に続く部分で固着部材の開口部を挿通し、所定の大きさの自毛挿通用の輪を形成した状態でこの自毛通し用の輪に続く残る他端を上記開口部に逆側から引き出した状態で使用することにより、自毛挿通用の輪に自毛を入れ、紐部材の開口部から引き出された部分を引き、自毛を挿通させた状態の固着部材に圧力又は熱を加えるという容易な作業で毛束が自毛に強固に固定される。
好ましくは、上記紐部材は、上記一端に形成された毛束挿通用の輪に続く部分が上記固着部材の開口部を挿通し、所定の大きさの自毛挿通用の輪を形成した状態でこの自毛挿通用の輪に続く残る他端が上記開口部に逆側から引き出されて配置された構成とする。
上記構成によれば、予め紐部材に形成された自毛挿通用の輪に、自毛を入れ、紐部材の開口部から引き出された部分を引き、自毛を挿通させた状態の固着部材に圧力又は熱を加えるというより容易な作業で毛束が自毛に強固に固定される。
好ましくは、上記固着部材は、熱収縮性チューブである構成又は金属製である構成とする。
上記課題を解決するため、本発明の髪飾りユニットは、髪飾り(例えば、髪飾りを取り付けるためのチェーンであってもよい。)に取り付けられる係合部と、一端に上記髪飾りが挿通される髪飾り挿通用の輪が形成された紐部材と、上記係合部が係合する開口部を有する固着部材とを備える構成とする。
上記構成によれば、紐部材の一端に形成された髪飾り挿通用の輪に続く部分で固着部材の開口部を挿通し、所定の大きさの自毛挿通用の輪を形成した状態でこの自毛挿通用の輪に続く残る他端を上記開口部に逆側から引き出した状態で使用することにより、自毛挿通用の輪に自毛を入れ、紐部材の開口部から引き出された部分を引き、自毛を挿通させた状態の固着部材に圧力又は熱を加えるという容易な作業で髪飾りが自毛に強固に固定される。
好ましくは、上記紐部材は、上記一端に形成された髪飾り挿通用の輪に続く部分が上記固着部材の開口部を挿通し、所定の大きさの自毛挿通用の輪を形成した状態でこの自毛通し用の輪に続く残る他端が上記開口部に逆側から引き出されて配置された構成とする。
上記構成によれば、予め紐部材に形成された自毛挿通用の輪に、自毛を入れ、紐部材の開口部から引き出された部分を引き、自毛を挿通させた状態の固着部材に圧力又は熱を加えるというより容易な作業で毛束が自毛に強固に固定される。
好ましくは、上記固着部材が熱収縮性チューブである構成とする。
本発明の付け毛用毛束ユニットでは、人毛又は人工毛を含む毛束と、一端に上記毛束が挿通される毛束挿通用の輪が形成された紐部材と、内壁に前記毛束が接着される開口部を有する固着部材とを備えている。ここで、紐部材の一端に形成された毛束挿通用の輪に続く部分で固着部材の開口部を挿通し、所定の大きさの自毛挿通用の輪を形成した状態でこの自毛挿通用の輪に続く残る他端を上記開口部に逆側から引き出した状態で使用することにより、自毛挿通用の輪に自毛を入れ、紐部材の開口部から引き出された部分を引き、自毛を挿通させた状態の固着部材に圧力又は熱を加えるという容易な作業で毛束が自毛に強固に固定される。また、紐部材の一端に毛束挿通用の輪を形成しており、糊剤を多用することがなく簡素な構成であるため、製造が容易である。よって、本発明の付け毛用毛束ユニットによれば、毛束を自毛へ容易且つ強固に装着できると共に製造を容易にすることができる。
本発明の髪飾りユニットでは、髪飾りに取り付けられる係合部と、一端に上記髪飾りが挿通される髪飾り挿通用の輪が形成された紐部材と、上記係合部が係合する開口部を有する固着部材とを備えている。ここで、紐部材の一端に形成された髪飾り挿通用の輪に続く部分で固着部材の開口部を挿通し、所定の大きさの自毛挿通用の輪を形成した状態でこの自毛挿通用の輪に続く残る他端を上記開口部に逆側から引き出した状態で使用することにより、自毛挿通用の輪に自毛を入れ、紐部材の開口部から引き出された部分を引き、自毛を挿通させた状態の固着部材に圧力又は熱を加えるという容易な作業で髪飾りが自毛に強固に固定される。また、紐部材の一端に髪飾り挿通用の輪を形成しており、糊剤を多用することがなく簡素な構成であるため、製造が容易である。よって、本発明の髪飾りユニットによれば、髪飾りを自毛へ容易且つ強固に装着できると共に製造を容易にすることができる。
以下、本発明の実施の形態に係る付け毛用毛束ユニット及び髪飾りユニットについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る付け毛用毛束ユニットを示す斜視図である。
同図において、付け毛用毛束ユニット10は、人毛又は人工毛を含む毛束11と、一端に毛束11が挿通される毛束挿通用の輪12aが形成された紐部材12と、内壁に毛束11が接着される開口部13aを有する固着部材としての熱収縮性チューブ13とを備えている。
また、紐部材12は、毛束挿通用の輪12aに続く部分が熱収縮性チューブ13の開口部13aを挿通し、所定の大きさの自毛挿通用の輪12bを形成した状態でこの自毛挿通用の輪12bに続く残る他端(引出し部)12cが開口部13aに逆側から引き出されて配置されている。
ここで、紐部材12は、例えば付け毛用毛束ユニット10の装着者が自ら自毛通し用の輪12bを形成できるため、自毛通し用の輪12bを形成していない状態、即ち毛束挿通用の輪12aに続く部分が熱収縮性チューブ13の開口部13aを挿通せず同図における下方に延びている状態としてあってもよい。更には、毛束挿通用の輪12aについても、装着者自らが毛束挿通用の輪12aに毛束11を挿通させればよいため、同図に示すように毛束11を挿通させた状態としてなくともよい。
毛束11は、自毛の色のものを用いて薄毛を隠すという目的で使用することが可能であるが、自毛の色以外の色のものを用いることで、おしゃれ目的で使用することができる。また、毛束11は、同図に示す例では上端において熱収縮性チューブ13の開口部13a内壁に接着されている。しかし、毛束11の熱収縮性チューブ13への接着は上端において接着しなくとも毛束11の自毛への固着を妨げることにはならないため、その位置は限定されない。なお、毛束11に人工毛を用いる場合には、例えばナイロン等の先染め又は後染めの合成繊維フィラメントを用いることができる。
紐部材12の毛束挿通用の輪12aは、詳しくは後述するが、自毛を熱収縮性チューブ13に引き込む際に紐部材13が毛束11から外れない程度に形成されていればよく、その大きさは毛束11を挿通させることができるものであればよい。また、紐部材12の自毛挿通用の輪12bは、おおよそ直径25mmの円程度の大きさであれば十分に自毛を自毛挿通用の輪12b内に導き入れることができる。もっとも、自毛挿通用の輪12bの径は、25mmに限るものではなく、これより大きくても又は小さくてもよい。また、紐部材12の材料としては、天蚕糸(てぐす)、ナイロン糸等を用いることができるが、他の部材であっても何ら問題ない。なお、紐部材12は、上述のように、自毛挿通用の輪12aを形成していない状態としなくともよいが、自毛挿通用の輪12aを形成しておく場合には、熱収縮性チューブ13を挿通する部分のうち毛束挿通用の輪12a側において毛束11或いは熱収縮性チューブ13に接着しておくとよい。
熱収縮性チューブ13は、熱を加えられることで収縮するものであればよいが、開口部13aの内壁の略全面に熱溶融性の接着剤を塗布されて構成されるようにするとよい。このようにすると、詳しくは後述するが、毛束11を自毛に固着させたとき、熱収縮性チューブ13の収縮、及び熱溶融性の接着剤の溶融と凝固により、より強力に毛束11を自毛に固着させることができる。
図2A〜図2Eは、上記第1実施形態に係る付け毛用毛束ユニットの自毛への固着を示す説明図である。
図2Aにおいて、まず、取り付け技師(又は付け毛用毛束ユニット10を装着する本人、以下同様)は、付け毛用毛束ユニット10の紐部材12で形成されている自毛挿通用の輪12bの中に、任意の量の自毛14の先端部を引き入れる。自毛挿通用の輪12bは、上述したようにその径が例えば25mmの大きさに形成されているので、自毛挿通用の輪12bの中への自毛14の引き入れは容易である。
この後、熱収縮性チューブ13よりも下方に引き出されている紐部材12の引出し部12cを、下方に引っ張る。そのため、自毛14が2つ折りになり(図2B)、熱収縮性チューブ13内に引き込まれる(図2C)。なお、輪12aにより紐部材12の一端が毛束11の途中に確実に係止されるので、紐部材12は外れにくくなっている。ここで、引き出したい自毛14が相当に長い場合には、紐部材12を引っ張るだけでは自毛14を完全に引き出せないこともある。そのようなときには、途中まで引き出した自毛14を指でつまんで引き出す、又は細い棒等を使って引き出す必要がある。
完全に自毛14が熱収縮性チューブ13に引き込まれた後、図2Dに示すように、紐部材12を毛束11から引き出して外す。この際、紐部材12を毛束11の先端方向へ軽く引っ張るだけで、輪12aが毛束11に沿って滑るように移動し、簡単に外れる。そして、図2Eに示すように、予め加熱された挟み鏝15により、熱収縮性チューブ13を挟み込む。これにより、熱収縮性チューブ13が熱収縮して毛束11が自毛14に強固に固着される。なお、上述したように、熱収縮性チューブ13には、その開口部13a内壁に予め熱溶融性接着剤を塗布してあるものを用いるのが好ましい。そうすると、熱や圧力による熱収縮性チューブ13の収縮と共に、熱溶融性接着剤が溶融し、その溶融した接着剤が毛束11及び自毛14に浸透して凝固するので、毛束11と自毛14とがより強固に固着されるようになる。
ここで、毛束11及び熱収縮性チューブ13を自毛14から取外す際には、例えば開口部13aに鋏等を入れて熱収縮性チューブ13を切取ることができる。また、開口部13aの内壁の略全面に熱溶融性の接着剤が塗布されている場合には、この部分を再度加熱することにより、毛束11及び熱収縮性チューブ13の取外しが容易になる。なお、熱溶融性の接着剤が塗布されていなくとも、熱収縮性チューブ13を加熱することにより取り外しは容易になる。
本実施形態の付け毛用毛束ユニット10では、人毛又は人工毛を含む毛束11と、一端に毛束11が挿通される毛束挿通用の輪12aが形成された紐部材12と、内壁に毛束11が接着される開口部13aを有する熱収縮性チューブ13とを備えている。ここで、図1に示す付け毛用毛束ユニット10のように、紐部材12の一端に形成された毛束挿通用の輪12aに続く部分で熱収縮性チューブ13の開口部13aを挿通し、所定の大きさの自毛挿通用の輪12bを形成した状態でこの自毛挿通用の輪12bに続く残る他端(引き出し部)12cを開口部13aに逆側から引き出した状態で使用することにより、自毛挿通用の輪12bに自毛14を入れ、紐部材12の引出し部12cを引き、自毛14を挿通させた状態の熱収縮性チューブ13に圧力及び熱を加えるという容易な作業で毛束11が自毛14に強固に固定される。また、紐部材12の一端に毛束挿通用の輪12aを形成しており、糊剤を多用することがなく簡素な構成であるため、製造が容易である。よって、本実施形態に係る付け毛用毛束ユニット10によれば、毛束11を自毛14へ容易且つ強固に装着できると共に製造を容易にすることができる。
さらに、紐部材の一端が接着剤で固定されている特許文献1の発明と比べ、紐部材12を利用して熱収縮性チューブ13から自毛を引き出す際には、輪12aにより紐部材12の一端を毛束11の途中に確実に係止しておくことができるので、自毛の引き出しを有効かつ確実に行なうことができ、また、紐部材12を毛束11から取り外す際にも、輪12aを毛束11に沿ってその先端へ向けて軽くすべらすだけでよいので、よりスムーズに取り外すことができる。
図3は、本発明の第2実施形態に係る付け毛用毛束ユニットを示す斜視図である。
本実施形態における付け毛用毛束ユニット20は、固着部材として金属チップ23を用いている点のみ図1に示す付け毛用毛束ユニット10と相違するため、詳細な説明は省略する。
図3において、付け毛用毛束ユニット20は、人毛又は人工毛を含む毛束21と、一端に毛束21が挿通される毛束挿通用の輪22aが形成された紐部材22と、内壁に毛束21が接着される開口部23aを有する固着部材としての金属チップ23とを備えている。
また、紐部材22は、毛束挿通用の輪22aに続く部分が金属チップ23の開口部23aを挿通し、所定の大きさの自毛挿通用の輪22bを形成した状態でこの自毛挿通用の輪22bに続く残る他端(引出し部)22cが開口部23aに逆側から引き出されて配置されている。
ここで、紐部材22は、例えば付け毛用毛束ユニット20の装着者が自ら自毛通し用の輪22bを形成できるため、自毛通し用の輪22bを形成していない状態、即ち毛束挿通用の輪22aに続く部分が金属チップ23の開口部23aを挿通せず同図における下方に延びている状態としてあってもよい。更には、毛束挿通用の輪22aについても、装着者自らが毛束挿通用の輪22aに毛束21を挿通させればよいため、同図に示すように毛束21を挿通させた状態としてなくともよい。
金属チップ23は、ペンチ等を用いることにより形状を変形させることができるものであればよい。なお、開口部23aの断面形状は円形としているが、楕円形とすることで、自毛や紐部材22の挿通、或いはペンチ等による変形を容易にすることもできる。
本実施形態に係る付け毛用毛束ユニット20の自毛への固着は、概ね上記第1実施形態で示したようにするとよいが(図2A〜図2D)、図2Eに示す挟み鏝15に代えてペンチ等により、自毛を挿通させた金属チップ23を押圧して変形させて自毛と毛束21とを固着させる。その際のペンチ等による金属チップ23の押圧は、頭皮に垂直な方向において金属チップ23に圧力が加わるようにするとよい。そのようにすることで、押圧により生じる金属チップ23の平面部が頭皮に接触するため、人の頭部を傷つけることがない。なお、自毛と毛束21とを固着した金属チップ23を取外す際には、金属チップ23が拡がった方向から変形前の金属チップ23の形状に戻すようにペンチ等により押圧することにより、金属チップ23の開口部23aが再度開き、自毛及び金属チップ23を取外すことができる。
本実施形態に係る付け毛用毛束ユニットによれば、上記第1実施形態の熱収縮性チューブ13に代えて金属チップ23を用いることでも、毛束21を自毛へ容易且つ強固に装着できると共に製造を容易にすることができる。また、熱収縮性チューブ13のように自毛と毛束21とを固着する際に熱を必要としないため、毛束21の装着者が自ら毛束21を取付ける場合でも、容易に自毛に固着することができる。
図4は、本発明の第3実施形態に係る髪飾りユニットを示す斜視図である。
本実施形態における髪飾りユニット30は、毛束11に代えて髪飾り装着用チェーン31を用いている点のみ図1に示す付け毛用毛束ユニット10と相違するため、詳細な説明は省略する。
同図において、髪飾りユニット30は、髪飾り装着用チェーン31に取り付けられる係合部31aと、一端に髪飾り装着用チェーン31が挿通される髪飾り挿通用の輪32aが形成された紐部材32と、係合部31aが係合する開口部33aを有する固着部材としての熱収縮性チューブ33とを備えている。なお、本実施形態に係る髪飾り装着用チェーン31は、本発明の「髪飾り」の一例として用いており、例えば不図示の髪飾りを装着する者は、この髪飾り装着用チェーン31に好みで、例えばピアス等の装飾品を取付けてもよい。また、この髪飾り装着用チェーン31を省略して、係合部31aに直接、不図示の髪飾りを取付けることも可能である。
紐部材32は、髪飾り挿通用の輪32aに続く部分が熱収縮性チューブ33の開口部33aを挿通し、所定の大きさの自毛挿通用の輪32bを形成した状態でこの自毛挿通用の輪32bに続く残る他端(引出し部)32cが開口部33aに逆側から引き出されて配置されている。
ここで、紐部材32は、例えば付け毛用毛束ユニット30の装着者が自ら自毛通し用の輪32bを形成できるため、自毛通し用の輪32bを形成していない状態、即ち髪飾り挿通用の輪32aに続く部分が熱収縮性チューブ33の開口部33aを挿通せず同図における下方に延びている状態としてあってもよい。また、髪飾り挿通用の輪32aについても、装着者自らが髪飾り挿通用の輪32aに髪飾り装着用チェーン31を挿通させればよいため、同図に示すように髪飾り装着用チェーン31を挿通させた状態としてなくともよい。更には、係合部31aが単体で、即ち髪飾り装着用チェーン31とは別個に、熱収縮性チューブ33に係合している状態も考えられる。この場合、不図示の髪飾りに加え、髪飾り装着用チェーン31も装着者が任意に選択して装着することができる。
髪飾り装着用チェーン31は、ここでは回転具(サルカン)、チェーン等からなるが、どのようなものが付いていても不図示の髪飾りを装着者の好みに合わせて自由に取付けることによっておしゃれを楽しむことができるため、これらに限定されない。また、係合部31aとしては、ここでは小型の安全ピンを用いている。これにより髪飾り装着用チェーン31及び熱収縮性チューブ33の両方と容易に脱着可能となる。なお、係合部31aの形状は上記の安全ピンのようなものを用いなくともよく、また、材質等も特に限定されないが、例えば上記第2実施形態(図3)のように固着部材として熱収縮性チューブではなく金属チップを用いている場合、係合部31aを金属製とすると金属チップの変形の際に係合部31aも変形してしまうため、その場合には係合部31aは弾性材料からなるようにするとよい。
本実施形態に係る髪飾り用ユニット30では、髪飾り装着用チェーン31に取り付けられる係合部31aと、一端に髪飾り装着用チェーン31が挿通される髪飾り挿通用の輪32aが形成された紐部材32と、係合部31aが係合する開口部33aを有する固着部材としての熱収縮性チューブ33とを備えている。ここで、図4に示す髪飾りユニット30のように、紐部材32の一端に形成された髪飾り挿通用の輪32aに続く部分で熱収縮性チューブ33の開口部33aを挿通し、所定の大きさの自毛挿通用の輪32bを形成した状態でこの自毛挿通用の輪32bに続く残る他端(引き出し部)32cを開口部33aに逆側から引き出した状態で使用することにより、自毛挿通用の輪32bに自毛を入れ、紐部材32の引出し部32cを引き、自毛を挿通させた状態の熱収縮性チューブ33に圧力及び熱を加えるという容易な作業で髪飾り装着用チェーン31が自毛に強固に固定される。また、紐部材32の一端に髪飾り挿通用の輪32aを形成しており、糊剤を多用することがなく簡素な構成であるため、製造が容易である。よって、本実施形態に係る髪飾りユニット30によれば、髪飾り装着用チェーン31を自毛へ容易且つ強固に装着できると共に製造を容易にすることができる。
なお、上記第1実施形態及び第2実施形態においては、毛束を自毛に固着する例を説明したが、毛束に加えて更に上記第3実施形態に係る髪飾り装着用チェーン31を固着するようにしてもよく、更には例えば異なる色を呈する複数の毛束或いは複数の髪飾りをまとめて固着してもよい。
本発明の第1実施形態に係る付け毛用毛束ユニットを示す斜視図である。 上記第1実施形態に係る付け毛用毛束ユニットの自毛への固着を示す説明図(その1)である。 上記第1実施形態に係る付け毛用毛束ユニットの自毛への固着を示す説明図(その2)である。 上記第1実施形態に係る付け毛用毛束ユニットの自毛への固着を示す説明図(その3)である。 上記第1実施形態に係る付け毛用毛束ユニットの自毛への固着を示す説明図(その4)である。 上記第1実施形態に係る付け毛用毛束ユニットの自毛への固着を示す説明図(その5)である。 本発明の第2実施形態に係る付け毛用毛束ユニットを示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る付け毛用毛束ユニットを示す斜視図である。 従来の付け毛用毛束ユニットを示す斜視図である。
符号の説明
10 付け毛用毛束ユニット
11 毛束
12 紐部材
12a 毛束挿通用の輪
12b 自毛挿通用の輪
12c 引出し部
13 熱収縮性部材
13a 開口部
14 自毛
15 挟み鏝
20 付け毛用毛束ユニット
21 毛束
22 紐部材
22a 毛束挿通用の輪
22b 自毛挿通用の輪
22c 引出し部
23 金属チップ
23a 開口部
30 髪飾りユニット
31 髪飾り装着用チェーン
32 紐部材
32a 髪飾り挿通用の輪
32b 自毛挿通用の輪
32c 引出し部
33 熱収縮性部材
33a 開口部

Claims (7)

  1. 人毛又は人工毛を含む毛束と、
    一端に前記毛束が挿通される毛束挿通用の輪が形成された紐部材と、
    内壁に前記毛束が接着される開口部を有する固着部材と
    を備えることを特徴とする付け毛用毛束ユニット。
  2. 前記紐部材は、前記一端に形成された毛束挿通用の輪に続く部分が前記固着部材の開口部を挿通し、所定の大きさの自毛挿通用の輪を形成した状態で該自毛挿通用の輪に続く残る他端が前記開口部に逆側から引き出されて配置されたことを特徴とする請求項1記載の付け毛用毛束ユニット。
  3. 前記固着部材は、熱収縮性チューブであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の付け毛用毛束ユニット。
  4. 前記固着部材は、金属製であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の付け毛用毛束ユニット。
  5. 髪飾りに取り付けられる係合部と、
    一端に前記髪飾りが挿通される髪飾り挿通用の輪が形成された紐部材と、
    前記係合部が係合する開口部を有する固着部材と
    を備えることを特徴とする髪飾りユニット。
  6. 前記紐部材は、前記一端に形成された髪飾り挿通用の輪に続く部分が前記固着部材の開口部を挿通し、所定の大きさの自毛挿通用の輪を形成した状態で該自毛通し用の輪に続く残る他端が前記開口部に逆側から引き出されて配置されたことを特徴とする請求項5記載の髪飾りユニット。
  7. 前記固着部材が熱収縮性チューブであることを特徴とする請求項5又は請求項6記載の髪飾りユニット。
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