JP2007320308A - 処理装置 - Google Patents

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Motoyasu Hirata
素康 平田
Toshio Miyamoto
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Abstract

【課題】 被処理材に対する処理胴の押圧力の精度を向上させ、処理胴による処理不良を防止する。
【解決手段】 処理胴26の外周面に装着されたプレートに形成された押切刃によって、カウンタ胴27に搬送される紙が処理胴26との接触点を通過するときに処理される。処理胴26は偏心軸受124Aを介して支持されており、エアシリンダ121Aのロッド121aを後退させると処理胴26の胴抜きが行われる。カウンタ胴27は偏心軸受130Aを介して支持され、ロッド158Aを矢印C−B方向に移動させると、加工胴26に対してカウンタ胴27が遠近方向に移動する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、シート状物やウェブ等に折り目付け、切り目付け、打ち抜き、エンボス加工、印刷、コーティング等の各種の処理を行うための処理装置に関するものである。
従来の処理装置としては、処理プレートが外周面に装着された処理胴と、この処理胴に対向し外周面にカウンタプレートが装着され被処理材を搬送するカウンタ胴と、印刷中に処理胴に対してカウンタ胴を着脱させる着脱手段とを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。また、処理胴を内側の偏心軸受と外側の偏心軸受との2つの偏心軸受によって支持し、これら偏心軸受のそれぞれを回動させることにより、処理胴の着脱と印圧調整とを行うものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−291303号公報(段落〔0029〕〜〔0031〕、図1) 実開昭54−118201号公報(2頁17行〜3頁9行、第2図)
上述した従来の処理装置のうち前者の装置においては、処理胴とカウンタ胴との間の間隔を調整する手段が備えられていないため、被処理材に対する処理プレートによる押圧力を調整することができないという問題があった。また、後者の装置においては、処理胴を2つの偏心軸受で支持する、いわゆるダブルエキセンの支持構造としているために、フレームと一方の偏心軸受および一方の偏心軸受と他方の偏心軸受ならびに他方の偏心軸受と端軸との間に回動ないし回転に要するクリアランスがあるために、フレームに対する処理胴の遊動量が大きくなる。したがって、処理胴がカウンタ胴の上方に設けられている場合、処理胴とカウンタ胴との間を通過するシート状物によって処理胴が自重に抗してクリアランスの範囲内で持ち上げられるとき処理胴の移動量が大きくなるから、処理胴によるシート状物への押圧力の精度が低下し処理不良が発生するという問題があった。
本発明は上記した従来の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、被処理材に対する処理胴の押圧力の精度を向上させ、処理胴による処理不良を防止した処理装置を提供するところにある。
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、カウンタ胴に対向し被処理材に対して処理を行う処理胴と、この処理胴を前記カウンタ胴に対して着脱させる着脱手段とを備えた処理装置において、前記カウンタ胴を前記処理胴に対して遠近方向に移動調整する調整手段を備えたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記調整手段は前記カウンタ胴の両端部を支持する一対の調整用偏心軸受を備え、前記着脱手段は前記処理胴の両端部を支持する一対の着脱用偏心軸受を備えていることを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、前記調整手段はモータの駆動を一対の前記調整用偏心軸受へ伝達する駆動伝達手段を備えていることを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明において、前記調整手段は、前記モータに駆動連結された連結シャフトと、一対の前記調整用偏心軸受のそれぞれに連結され、前記連結シャフトにそれぞれ駆動連結される連結手段とを備えていることを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記調整手段は、前記カウンタ胴を前記処理胴に対して遠近方向に移動させるモータと、このモータを調整量入力手段の入力値に基づいて制御する制御装置とを備えていることを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記被処理材がシート状物であり、前記カウンタ胴はシート状物を保持する保持手段を有するものである。
本発明によれば、処理胴を搬送胴に対して着脱させ、処理胴による押圧力を調整するために搬送胴を処理胴に対して遠近方向に移動させるようにしたことにより、フレームと軸受および軸受と端軸との間にあるクリアランスを処理胴と搬送胴とに分担する構造としている。したがって、搬送胴と処理胴との間を被処理材が通過すると、搬送胴と処理胴とのうち上方に位置する胴はフレームと軸受および軸受と端軸との間に設けられたクリアランスの範囲で上方へ移動する。これは、上方に位置する胴側のクリアランスがこの胴の自重により上方に存在するので上方への遊動の余地ができたためであるが、下方に位置する胴側のクリアランスは、この胴の自重により上方に存在することになり、被処理材が両胴の間を通過しても、下方に位置する胴はクリアランスのない下方へ押え付けられるので、被処理材の通過による下方に位置する胴の遊動はない。このため、従来のように上方に位置する胴を着脱用の偏心軸受と押込量調整用の偏心軸受とで支持した、いわゆるダブルエキセンの支持構造におけるフレームと一方の偏心軸受および一方の偏心軸受と他方の偏心軸受および他方の偏心軸受と端軸との間にあるクリアランスと比較して、本発明における上方に位置する胴側のクリアランスを小さくすることができ、その結果、被処理材の処理による上方に位置する胴の遊動量を最小限に抑えることができる。したがって、被処理材に対する処理胴による処理不良を防止し、処理精度を向上させることが可能になる。
請求項3に係る発明によれば、調整手段の駆動源を1つのモータによって行うことにより、一対の調整用偏心軸受の動作量を個々に調整する必要がなくなるため、調整作業が容易になるとともに調整精度が向上する。
請求項5に係る発明によれば、調整量入力手段に入力値を入力するだけで、自動的に被処理材に対する処理胴による押圧力を正確に調整することができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明に係る処理装置を適用した枚葉輪転印刷機の全体を示す側面図、図2は同じく処理装置の側面図、図3は同じくカウンタ胴の一部を破断して示す平面図、図4(A)は図3におけるIV線矢視図、同図(B)は要部の拡大図、図5(A)は図3におけるV 線矢視図、同図(B)は要部の断面図、同図(C)は要部の断面図、図6は図3におけるVI線矢視図である。
図7は本発明に係る処理装置を展開して示す平面図、図8(A)は同じくエア吹き付け装置を説明するために処理装置を展開して示す平面図、同図(B)は同図(A)におけるVIII(B)矢視図、図9(A)は同じくカウンタ胴の軸受構造を説明するための処理装置の左側面図、同図(B)は同じく処理胴をカウンタ胴に着脱させる着脱装置の右側面図、図10は同じくカウンタ胴の軸受構造を説明するために処理装置を展開し一部を破断して示す平面図、図11は図10におけるXI矢視図、図12は同じく構成を示すブロック図、図13は同じく押切刃プレートに形成された押切刃とカウンタ胴に装着されたプレートとの間の隙間量を説明するために要部を拡大して示す側面図である。
図1に全体を符号1で示す枚葉輪転印刷機は、被処理材でありシート状物としての紙2を1枚ずつ給紙する被処理材供給部でありシート状物供給部としての給紙部3と、給紙された紙2を印刷する印刷部4と、印刷された紙2をニスコーティングするコーティングユニット5と、紙2を乾燥する乾燥ユニット6と、紙2に所定のパターンに押切り加工を施す処理装置7と、被処理材排出部でありシート状物排出部としての排紙部8とによって概ね構成されている。
給紙部3には、紙2を堆積状態で積載するシート状物積載手段としての紙積台10と、紙積台10に積載された紙2を1枚ずつ分離しフィーダーボード12に送り出すシート状物供給手段としての給紙装置11とが備えられている。印刷部4には4組の印刷ユニット13ないし16が備えられており、各印刷ユニット13ないし16には、インキ装置からインキが供給される版胴17と、この版胴17と対向するゴム胴18と、このゴム胴18と対向し紙2をくわえて搬送する圧胴19とが備えられている。
したがって、フィーダーボード12から渡し胴20に給紙された紙2は圧胴19にくわえ替えられて搬送され、ゴム胴18との間を通過するときに1色目の印刷が行われる。1色目の印刷が行われた紙2は、渡し胴21Aないし21Cを介して順次印刷ユニット14,15,16に搬送され、2色目、3色目、4色目の印刷が行われる。
コーティングユニット5には、ニス供給装置からニスを供給されるニス胴22と、このニス胴22と対向し紙2を搬送する圧胴23とが備えられており、印刷部4で印刷され渡し胴21Dから圧胴23にくわえ替えられる紙2は、圧胴23とニス胴22との間を通過するときに表面にニスがコーティングされる。
乾燥ユニット6には、印刷部4で印刷されたインキおよびコーティングユニット5でコーティングされたニスを乾燥するUVランプ25と、渡し胴21Eから紙2をくわえ替えし搬送する渡し胴24とが備えられている。処理装置7には、外周面に紙2に所定のパターンに押切り加工を施す押切刃172aが形成された加工プレートしての押切刃プレート172(図13参照)が装着されている加工胴としての処理胴26と、この処理胴26と対向し紙2を搬送する搬送胴としてのカウンタ胴27とが備えられている。
排紙部8には、処理装置7のカウンタ胴27と対向する排紙胴28と同軸上に回転自在に支持されたスプロケット29と、排紙フレーム30の後端部に回転自在に支持されたスプロケット31と、これらスプロケット29,31間に張架され排紙爪(図示せず)が支架され排紙爪と共に搬送保持手段を構成する排紙チェーン32とが備えられている。したがって、圧胴27から排紙チェーン32の排紙爪にくわえ替えられた紙2は、排紙チェーン32の走行により搬送され、排紙パイル33の上方で排紙爪から解放され排出手段としての排紙パイル33上に積載される。
カウンタ胴27の外周部には、図2に示すように円周方向に互いに180°位相がずれた一対の切欠き35,35が軸線方向に延在するように設けられており、これら切欠き35,35の両端は、図3に示すようにベアラ36A,36Bによって閉塞されている。これら切欠き35内には、紙2を保持する保持手段としてのくわえ爪37と、カウンタ胴27の外周面に装着するプレート38のくわえ側端部38aを支持するくわえ側端部用プレート支持手段39と、プレート38の尻側端部38bを支持する尻側端部用プレート支持手段40とが設けられている。これらくわえ側端部用プレート支持手段39と尻側端部用プレート支持手段40とがプレート支持手段41を構成している。
くわえ爪37は、図3に示すように左右のベアラ36A,36B間に回転自在に軸支された爪軸42と、この爪軸42に軸線方向に間隔をおいて支架された多数の爪43と、この爪43と協働して紙2をくわえる爪台44とによって概ね構成されている。爪台バー45はカウンタ胴27の軸線方向に延在し、図4に示すように切欠き35の壁面35aにボルト45aによって固定されており、この爪台バー45に爪台44が設けられている。
この爪台44の端面と壁面35aとの間および爪台バー45の背面部と壁面35aとの間には、プレート38のくわえ側端部38aを挿入するために、プレート38の厚みよりもわずかに大きい間隔δに形成された挿入溝46が、カウンタ胴27の軸線方向に延在するように設けられている。爪台バー45の背面部であって、後述する溝55の開口部に対応する部位には、カウンタ胴27の軸線方向に延在する凹部45bが設けられている。
爪軸42の一方のベアラ36Aから突出された端部には、図3に示すようにレバー47の一端部が軸着されており、このレバー47の他端部にはカムフォロア48が枢支されている。図5において、49はボルト50によってベアラ36Bに取り付けられたトーションバーホルダであって、爪軸42のトーションバー51が爪43を爪台44に対して開くるようにねじりモーメントを加えられた状態で取り付けられている。
このような構成において、カムフォロア48が図示を省略した円板カムの大径部に添接すると、トーションバー51のねじりモーメントに抗して軸42がレバー47を介して回動し、爪43が爪台44に対して閉じ、そしてカムフォロア48が円板カムの大径部を通過するとトーションバー51のねじりモーメントにより軸42が回動し爪43が爪台44に対して開く。この爪43の開閉動作により、渡し胴21Fのくわえ爪または排紙チェーン32の排紙爪との間で紙2のくわえ替えが行われる。
次に、図3ないし図6を用いて、くわえ側端部用プレート支持手段39について説明する。図4において、55は切欠き35の壁面35aに設けられた溝であって、図3に示すようにカウンタ胴27を軸線方向に貫通するように形成されており、底部には、カウンタ胴27の軸線方向に間隔をおいて多数の凹部56が設けられている。57は溝55に嵌装され、この溝55と爪台バー45とによって回転自在に支持されたプレート固定用シャフトであって、図3に示すように両端部57a,57bがベアラ36B,36Aから突出されている。
このプレート固定用シャフト57の外周面は、図4(A)に示すように断面が円弧状に形成された押圧部57cと、断面が平坦状に形成され軸線方向に延在する非押圧部57dとによって構成されている。このプレート固定用シャフト57のベアラ36Bから突出された一端部57aは、六角柱状に形成された操作部が設けられており、この操作部57aの基端部には図5(B)に示すように断面が略正方形に形成された首部57eが設けられている。
58は略U字状に形成されたばねであって、互いに対向する先端部58a,58aがプレート固定用シャフト57の首部57eの互いに対向する辺を挟持するように首部57eに係合して、基端部58bがボルト59によってベアラ36に取り付けられている。このばね58による首部57eの挟持によりプレート固定用シャフト57には回転に対して制動がかけられ、機械運転中にプレート固定用シャフト57が回転することが防止される。図3において、60は凹部61が設けられたブラケットであって、プレート固定用シャフト57のベアラ36Aから突出された他端部57bが凹部61に臨むように、図6に示すようにボルト62によってベアラ36Aに取り付けられている。
このブラケット60の凹部61には、互いに略直交するように設けられた一対のストッパ面61a,61bが設けられている。プレート固定用シャフト57の他端部57bには、ストッパ面61a,61bに係合する係合面63a,63bを有する直方体状に形成された係合体63が取り付けられている。このような構成において、後述するように穴付き六角レンチ等によってプレート固定用シャフト57の操作部57aをばね58の付勢力に抗して回動操作し、係合体63の係合面63aを図6に示すようにストッパ面61aに係合させることにより、図4に示すようにプレート固定用シャフト57の押圧部57cが爪台バー45の凹部45bに対向する。
一方、プレート固定用シャフト57の操作部57aを略90°回動操作し、係合体63の係合面63bをストッパ面61bに係合させることにより、プレート固定用シャフト57の非押圧部57dが爪台バー45の凹部45bに対向する。図4において、65は各凹部56に設けられプレート固定用シャフト57の外周面に対接する押付片であって、この押付片65と凹部56との間には、複数の皿ばね66が圧縮された状態で弾装されている。
したがって、爪台バー45と切欠き35の壁面35aとの間の挿入溝46に挿入されたプレート38の略直角に折曲形成されたくわえ側端部38aは、プレート固定用シャフト57の押圧部57cが爪台バー45の凹部45bに対向した状態において、皿ばね66の弾発力によって、図4(B)に示すように凹部45bと押圧部57cとによって挟持されるようにして支持される。
次に、図3ないし図6を用いて、尻側端部用プレート支持手段40について説明する。尻側端部用プレート支持手段40は、図3に示すように、左右のベアラ36A,36B間に回転自在に軸支されプレート40の尻側端部40bが巻き付けられる巻付けシャフト70と、この巻付けシャフト70を回動させる操作手段71とによって概ね構成されている。
巻付けシャフト70の外周面の一部には、図4に示すように断面が平坦状に形成された取付面70aが軸線方向に延在するように設けられており、この取付面70aには多数のねじ孔70bが軸線方向に設けられている。72は取付面70aに対接され巻付けシャフト70の軸線方向に延在する押えバーであって、軸線方向に多数の挿通孔が設けられており、この挿通孔に挿通させねじ孔70bに螺合させたボルト73によって取付面70aに取り付けられる。
プレート38の略直角に折り曲げられた尻側端部38bには、ねじ孔70bに対応するように多数のU字溝(図示せず)が設けられており、これらU字溝をねじ孔70bに螺合させたボルト73に係入させ、ボルト73を締め付けることによって尻側端部38bが押えバー72と取付面70aとによって挟持されるようにして支持される。
操作手段71には、図5に示すようにベアラ36Bにボルトによって取り付けられたブラケット76と、このブラケット76に固定されたブラケット75と、これらブラケット75,76に回転自在に支持された操作軸77とが備えられている。操作軸77の一端部には、六角柱状に形成されブラケット75から突出された操作部77aが形成されており、この操作部77aの基端部には図5(C)に示すように断面が略正方形に形成された首部77eが設けられている。
78は略U字状に形成されたばねであって、互いに対向する先端部78a,78aが操作軸77の首部77eの互いに対向する辺を挟持するように首部77eに係合して、基端部78bがボルト79によってブラケット75に取り付けられている。このばね78による首部77eの挟持により操作軸77には回転に対して制動がかけられ、機械運転中に操作軸77が回転することが防止される。80は操作軸77に軸着されたウォームであって、巻付けシャフト70の一端部に軸着されたウォームホィール81に噛合している。
このような構成において、操作軸77の操作部77aを六角穴付きレンチ等によって回転操作し、ウォーム80を介してウォームホィール81を図5(A)中反時計方向に回動させることにより、巻付けシャフト70が図4中時計方向に回動する。この回動によって、プレート38の尻側端部38bが巻付けシャフト70に巻き付けられ、プレート38がカウンタ胴27の円周方向に引っ張られることにより、プレート38がカウンタ胴27の外周面に密着した状態で装着される。
次に、図2および図7を用いて、プレート38をカウンタ胴27の外周面に装着する際にプレート38をカウンタ胴27の外周面に押し付ける押圧ローラについて説明する。図7において、85A,85Bは、左右のフレーム86A,86Bに設けられ押圧ローラ87を移動させる移動手段であるが、これら移動手段85A,85Bは共に同じ構造を有しているので、ここでは一方の移動手段85Aについてのみ説明し、必要に応じて他方の移動手段85Bについても説明する。
図7において、88Aはフレーム86Aに植設されたスタッド89にシリンダエンドを枢着された押圧ローラ着脱用アクチュエータであって押圧ローラ着脱用流体圧シリンダとしての押圧ローラ着脱用エアシリンダであって、進退自在なロッド88aにレバー90Aの一端部が枢着されている。91Aはフレーム86Aに取り付けられたブラケット92Aとフレーム86Aに回転自在に支持された回動軸であって、フレーム86Aの外側に位置する一端部にはレバー90Aの他端部が軸着されており、フレーム86Aの内側に位置する他端部には図2に示すようにレバー93Aの中央部が軸着されている。
レバー93Aの一端部には、軸受ホルダ94Aが取り付けられており、この軸受ホルダー94Aには図2に示すようにU字状の切欠きが設けられ、この切欠きに押圧ローラ87の一方の端軸87Aに取り付けられたベアリング95Aが嵌装され、軸受ホルダ94Aにボルトで固定された押え板94aにより切欠きの開口部が閉塞されている。したがって、押圧ローラ87の一方の端軸87Aが軸受ホルダ94Aに回転自在に支持されている。押圧ローラ87の他方の端軸87Bは、他方の移動手段85Bの軸受ホルダ94Bに設けられたU字状の切欠きに嵌挿され、押え板94bにより切欠きの開口部が閉塞されて軸受ホルダ94Bに回転可能に支持されており、押圧ローラ87は左右の移動手段85A,85Bにより回動軸91A,91Bを中心に揺動可能に支持されている。
96Aはレバー93Aとフレーム86Aとの間に懸架された引張りコイルばねであって、レバー93Aを回動軸91Aを回動中心として図2中時計方向に付勢している。97Aはフレーム86Aに取り付けられたブロックであって、このブロック97Aのねじ孔には、押圧ローラ87がカウンタ胴27の切欠き35に落ち込むのを防止するストッパとしてのボルト98Aが螺合している。
このボルト98Aの先端にレバー93Aの他端部が当接することによって、レバー93Aの図2中反時計方向への回動が規制されるとともに、押圧ローラ87によってプレート38をカウンタ胴27の外周面に押圧する押圧位置に押圧ローラ87が位置決めされる。なお、押圧ローラ87によるカウンタ胴27に対する押圧力は、押圧ローラ着脱用エアシリンダ88A,88Bのエア圧の調整により調整することができる。
このような構成において、左右の移動手段85A,85Bの押圧ローラ着脱用エアシリンダ88A,88Bを作動させ、図9(A)に示すようにロッド88a,88bを後退させることにより、回動軸91Aが図2中反時計方向に回動する。この回動と一体的に一方のレバー93Aが回動軸91Aを回動中心として、引張りコイルばね96Aの引張力に抗して反時計方向に回動し、上記したように他端部がボルト98Aの先端に当接することにより、押圧ローラ87の外周面がカウンタ胴27の外周面に対向し、押圧ローラ87が押圧位置に位置付けられる。
一方、押圧ローラ着脱用エアシリンダ88A,88Bのロッド88a,88bを図9(A)に示す位置よりも前進させることにより、レバー93Aが回転軸91Aを回動中心として時計方向に回動する。この回動によって、押圧ローラ87がカウンタ胴27の外周面から離間した退避位置に位置付けられる。
押圧ローラ87の外周面には、くわえ爪37のカウンタ胴27の外周面から突出した突出部37a(図5参照)に対応して、この突出部37aが干渉しないための干渉回避部としての複数条の溝87aが軸線方向に設けられている。
次に、図2および図8を用いて、カウンタ胴27により搬送される紙2に対してエアを吹き付けるエア吹き付け装置について説明する。図8において、100は左右のフレーム86A,86B間に延在するエアパイプであって、両端部に板状の支持片101,101が突設されており、これら支持片101,101がフレーム86A,86B間に横架されたステー102にブラケット103,103を介して取り付けられている。エアパイプ100には、エア吹き付け装置105を構成する複数の第1エア吹きノズル106と複数の第2エア吹きノズル107とが設けられている。
108は図示を省略したエア供給源からパイプ100にエアを供給するホースであって、パイプ100に供給されたエアは、第1エア吹きノズル106の第1エア吹き出し口106aと、第2エア吹きノズル107の第2エア吹き出し口107aから吹き出される。これら第1および第2エア吹きノズル106,107は、それぞれの第1および第2のエア吹き出し口106a,107aが、共にカウンタ胴27により搬送される紙2の処理胴26との接触位置Aよりも紙搬送方向上流側で接触位置Aの近傍において紙2に対してエアを吹き付けるように位置付けられている。
また、第1エア吹きノズル106の第1エア吹き出し口106aは、紙搬送方向上流側を指向しており、この第1エア吹き出し口106aから吹き出されるエアは、カウンタ胴27の外周面に対して紙搬送方向上流側に傾斜して吹き出される。この第1エア吹き出し口106aから吹き出されるエアにより、紙2はカウンタ胴27の外周面に装着されたプレート38に押し付けられるとともに紙搬送方向上流側へ伸ばされ、カウンタ胴27の外周面に装着されたプレート38に密着する。
また、第2エア吹きノズル107の第2エア吹き出し口107aは、第1エア吹き出し口106aよりも紙搬送方向上流側に設けられカウンタ胴27により搬送される紙2側を指向している。すなわち、第2エア吹き出し口107aから吹き出されるエアは、カウンタ胴27により搬送される紙2の紙面方向に吹き出される。この第2エア吹き出し口107aから吹き出されるエアにより紙2のあばれが抑えられ、第1エア吹き出し口106aから吹き出されるエアとの相乗効果により、エアによる紙2のプレート38への密着効果が向上する。
次に、図9ないし図11を用いて、処理胴26をカウンタ胴27に対して着脱させる着脱手段120A,120Bおよびカウンタ胴27の軸受構造について説明する。先ず、処理胴26をカウンタ胴27に対して着脱させる左右の着脱手段120A,120Bについて説明する。一方の着脱手段120Aは、同図(A)に示すようにフレーム86Aに設けられており、他方の着脱手段120Bは、同図(B)に示すようにフレーム86Bに設けられている。同図(A)において、一方の着脱手段120Aは、処理胴着脱用エアシリンダ121と、このエアシリンダ121に連結されたレバー122Aと、このレバー122Aにフレーム86Aから外側に突出した一端部が軸着された駆動軸123と、レバー122Aと着脱用偏心軸受124Aとを連結するロッド125Aとによって概ね構成されている。
エアシリンダ121はシリンダエンドがフレーム86Aに枢着されており、進退自在なロッド121aの先端部はピン126を介してレバー122Aの一方の側部に枢着されている。駆動軸123は、他方のフレーム86Bまで延設され、両端部が左右のフレーム86A,86Bに回転自在に支持されており、フレーム86Bから外側に突出した他端部が後述するレバー122Bに軸着されている。ロッド125Aの下端部はピン127Aを介してレバー122Aの上端部に枢着されており、上端部はピン128Aを介して着脱用偏心軸受124Aに枢着されている。129はフレーム86Aに設けられレバー122Aの他方の側部を係止するストッパーであって、エアシリンダ121のロッド121aが前進することにより、カウンタ胴27の外周面へ処理胴26の外周面が接近して胴入れが行われたときに、レバー122Aの図中反時計方向への回動を規制する。
他方の着脱手段120Bは、同図(B)に示すように、駆動軸123の他端部に軸着されたレバー122Bと、このレバー122Bの上端部にピン127Bを介して下端部が枢着されたロッド125Bとによって構成されており、ロッド125Bの上端部はピン128Bを介して着脱用偏心軸受124Bに枢着されている。
着脱用偏心軸受124A,124Bは、左右のフレーム86A,86Bのそれぞれに設けられた孔に回動自在に支持され、処理胴26の端軸26a,26aを回転自在に支持しており、端軸26aの軸芯G1に対して着脱用偏心軸受の回動中心G2が所定の寸法だけ偏心している。
したがって、処理胴26の胴抜きの状態から、処理胴着脱用エアシリンダ121のロッド121aを前進させると、レバー122Aが同図(A)中反時計方向へ回動し、この回動は駆動軸123を介してレバー122Bを同図(B)中時計方向へ回動させる。これらレバー122A,122Bの回動によって、ロッド125Aを介して着脱用偏心軸受124Aが同図(A)中時計方向に回動し、ロッド125Bを介して着脱用偏心軸受124Bが同図(B)中反時計方向に回動する。この結果、処理胴26の軸芯G1が着脱用偏心軸受124Aの回動中心G2を中心として移動し、カウンタ胴27の外周面へ処理胴26の外周面が接近して胴入れが行われる。
一方、処理胴26の胴入れの状態から、処理胴着脱用エアシリンダ121のロッド121aを後退させると、レバー122Aが同図(A)中時計方向へ回動し、この回動は駆動軸123を介してレバー122Bを同図(B)中反時計方向へ回動させる。これらレバー122A,122Bの回動によって、ロッド125Aを介して着脱用偏心軸受124Aが同図(A)中反時計方向に回動し、ロッド125Bを介して着脱用偏心軸受124Bが同図(B)中時計方向に回動する。この結果、処理胴26の軸芯G1が着脱用偏心軸受124Aの回動中心G2を中心として移動し、カウンタ胴27の外周面から処理胴26の外周面が離間して胴抜きが行われる。
次に、カウンタ胴27の軸受構造について説明する。図10において、130A,130Bは左右のフレーム86A,86Bに設けられたそれぞれの孔に回動自在に支持されレバー131A,131Bのそれぞれが固定された調整用偏心軸受であって、カウンタ胴27の左右の端軸27a,27aを回転自在に支持している。これら調整用偏心軸受130A,130Bの回動中心G4は、端軸27aの軸芯G3に対して所定の寸法だけ偏心している。
図10に全体を符号135で示すものは、カウンタ胴27を処理胴26に対して遠近方向に移動させ紙2に対する処理胴26による押圧力や処理量を調整する調整手段であって、駆動源としての調整用モータ136と、この調整用モータ136の駆動を一対の調整用偏心軸受130A,130Bへ伝達する駆動伝達手段137を備えている。また、調整手段135は、調整用モータ136に駆動連結された連結シャフト138と、一対の調整用偏心軸受130A,130Bのそれぞれに連結され、連結シャフト138にそれぞれ駆動連結される左右一対の連結手段139A,139Bとを備えている。
調整用モータ136はフレーム86Bにスタッド141aを介して取り付けられたサブフレーム141に固定されており、出力軸に軸着されたギア142が、左右のフレーム86A,86Bおよびフレーム86A,86Bに取り付けられたブラケット143A,143Bに回転自在に支持された連結シャフト138に軸着されたギア144に噛合している。連結シャフト138のサブフレーム141から突出された一端部にはギア145が軸着されており、このギア145は、サブフレーム141に回転自在に支持された軸146に軸着されたギア147に噛合している。
軸146の一端部にはギア部146aが形成されており、このギア部146aはギア148に噛合されている。このギア148はポテンショメータ151の被駆動軸152に軸着されており、このポテンショメータ151はサブフレーム142にスタッド149を介して取り付けられた支持板150に支持されている。
154Bはブラケット143Bに回転自在かつ軸線方向への移動が規制された状態で支持された回転筒体であって、円筒状に形成されており、軸孔154aの一部にねじ154bが形成されている。155Bは回転筒体154Bに軸着されこの回転筒体154Bと一体的に回転するウォームホィールであって、図11に示すように上記した連結シャフト138に軸着されこの連結シャフト138と一体的に回転するウォーム156Bに噛合している。
図10において、157Bは回転筒体154Bの軸孔154aに遊挿された駆動軸であって、一端側に設けられたねじ部157aが回転筒体154Bのねじ154bに螺合している。158Bはロッドであって、一端部がピン159aを介して駆動軸157Bの一端部に枢着されており、他端部がピン159bを介してレバー131Bの一端部に枢着されている。
上記した連結手段139Bは、ウォーム156B、ウォームホィール155B、回転筒体154B、駆動軸157B、ロッド158Bおよびレバー131Bによって構成されている。連結シャフト138のフレーム86Aから突出した端部には、図11に示すようにウォーム156Aが軸着されており、このフレーム86A側にも、連結手段139Bと同じ構成によるウォーム156A、ウォームホィール155A、回転筒体154A、駆動軸157A、ロッド158Aおよびレバー131Aからなる連結手段139Aが備えられている。
図9(A)において、161,162はフレーム86A,86Bに植設されたストッパであって、後述するように調整用モータ136を駆動し、駆動伝達手段137を介して左右一対の調整用偏心軸受130A,130Bを移動させる際に、レバー131A,131Bに係合し、これらレバー131A,131Bの移動端限を決めている。
このような構成において、調整用モータ136を正方向へ駆動し、ギア142およびギア144を介して連結シャフト138を回転させると、ウォーム156Bおよびウォームホィール155Bを介して回転筒体154Bが図11中時計方向に回転する。この回転により、回転筒体154Bのねじ孔154bにねじ部157aが螺合している駆動軸157Bが図10中矢印C方向へ移動するので、ロッド158Bも矢印C方向へ移動する。
連結シャフト138の回転は、フレーム86A側のウォーム156Aを回転させるので、これと噛合するウォームホィール155Aを介して回転筒体154Bが図11中時計方向に回転する。したがって、フレーム86A側のロッド158Aが駆動軸157Aを介して、矢印C方向へフレーム86B側のロッド158Bと同じ距離移動する。
これらロッド158A,158Bの矢印C方向への移動により、レバー131A,131B(一方のレバー131Bは図示せず)が図9(A)中反時計方向に揺動することにより、カウンタ胴27の軸芯G3が調整用偏心軸受130A,130B(一方の調整用偏心軸受130Bは図示せず)の軸心G4を回動中心として移動する。この結果、カウンタ胴27は処理胴26から遠ざかる。
一方、調整用モータ136を逆方向へ駆動し、ギア142およびギア144を介して連結シャフト138を回転させると、ウォーム156Bおよびウォームホィール155Bを介して回転筒体154Bが図11中反時計方向に回転する。この回転により、回転筒体154Bのねじ孔154bにねじ部157aが螺合している駆動軸157Bが図10中矢印B方向へ移動するので、ロッド158Bも矢印B方向へ移動する。
連結シャフト138の回転は、フレーム86A側のウォーム156Aを回転させるので、これと噛合するウォームホィール155Aを介して回転筒体154Bが図11中反時計方向に回転する。したがって、フレーム86A側のロッド158Aが駆動軸157Aを介して、矢印B方向へフレーム86B側のロッド158Bと同じ距離移動する。
これらロッド158A,158Bの矢印B方向への移動により、レバー131A,131B(一方のレバー,131Bは図示せず)が図9(A)中時計方向に揺動することにより、カウンタ胴27の軸芯G3が調整用偏心軸受130A,130B(一方の調整用偏心軸受130Bは図示せず)の軸心G4を回動中心として移動する。この結果、カウンタ胴27は処理胴26に接近する。
この調整用モータ136の駆動は、ギア142、ギア144、連結シャフト138、ギア145、ギア147およびギア148を介して被駆動軸152に伝達され、ポテンショメータ151で調整用モータ136の駆動量が計測される。
図12において、166は処理胴着脱用電磁弁であって、この処理胴着脱用電磁弁166を開くことにより、処理胴着脱用エアシリンダ121のロッド121aが後退し、カウンタ胴27の外周面と処理胴26の外周面との間に隙間が形成され胴抜きが行われる。167は機械の位相を検出するロータリエンコーダであって、このロータリエンコーダ167によって検出された機械の位相に基づき、制御装置170では処理胴着脱用電磁弁166を作動させている。
168は調整量入力手段としての隙間量入力手段であって、図13に示すように処理胴26の外周面に装着された押切刃プレート172に形成された押切刃172aの先端とカウンタ胴27に装着されたプレート38との隙間量tを入力するものである。この隙間量tは紙2に対する押切刃172aの押込量から紙2の厚さを差し引いた量、すなわち押切刃172aにより押切されずに残る厚さである。隙間量入力手段168に正の数の隙間量を入力した場合はその数値が押切刃172aにより押切されない厚さとなり、隙間入力手段168に負の数の隙間量を入力した場合は押切刃172aが紙2を突き抜けてカウンタ胴27に装着されたプレート38に食い込むことになる。
この隙間量入力手段168は、押切刃172aにより押切されない厚さを入力することで押切刃172aの押込量の調整をすることになるので押込量入力手段ということもできる。169は処理胴26に装着される押切刃プレート172の押切刃172aの高さTを入力する調整量入力手段であり基準値入力手段としての刃高入力手段である。ここで、押切刃172aの高さTは押切刃プレート172の裏面から押切刃172aの先端までの距離、すなわち押切刃プレート172を装着した処理胴26の外周面から押切刃172aの先端までの距離である。170は制御装置であって、隙間入力手段168に入力される調整量および刃高入力手段169に入力される基準値ならびにカウンタ胴用ポテンショメータ151による検出結果に基づいて、調整用モータ136を制御する。
次に、このように構成された処理装置において、カウンタ胴27の外周面にプレート38を装着する作業について説明する。予め、押圧ローラ着脱用エアシリンダ88A,88Bを非作動状態とすることにより、押圧ローラ87をカウンタ胴27の外周面から離間させた退避位置に位置付けておく。プレート固定用シャフト57の操作部57aを回動操作し、係合体63の係合面63aをブラケット60のストッパ面61bに係合させることにより、プレート固定用シャフト57の非押圧部57dを爪台バー45の凹部45bに対向させる。この状態で、爪台バー45と切欠き35の壁面35aとの間の挿入溝46に図4に示すようにプレート38のくわえ側端部38aを挿入する。
次いで、穴付き六角レンチ等によってプレート固定用シャフト57の操作部57aを回動操作し、係合体63の係合面63aを、図6に示すようにブラケット60のストッパ面61aに係合させることにより、図4(A)に示すようにプレート固定用シャフト57の押圧部57cを爪台バー45の凹部45bに対向させる。したがって、プレート38のくわえ側端部38aは、皿ばね66の弾発力によって、同図(B)に示すように凹部45bと押圧部57cとによって挟持されるようにして支持される。
このように、係合体63の係合面63aが係合するストッパ面61aを設けたことにより、プレート38のくわえ側端部38aを凹部45bと押圧部57cとによって挟持する位置でプレート固定用シャフト57の回動が停止するため、くわえ側端部38aを凹部45bと押圧部57cとによって確実に支持することができるとともに操作性も向上する。また、プレート固定用シャフト57の首部57eの互いに対向する辺をばね58の先端部58a,58aによって挟持するようにしていることにより、プレート固定用シャフト57の所定の回動位置での停止状態を保持することができるから、くわえ側端部38aを凹部45bと押圧部57cとによって確実に支持することができる。
次いで、押圧ローラ着脱用エアシリンダ88A,88Bを作動させ、ロッド89a,89aを後退させることにより、押圧ローラ87の外周面をカウンタ胴27の外周面に対向させた押圧位置に位置付ける。この状態で、カウンタ胴27を図2中反時計方向に回動させることにより、プレート38のくわえ側端部38a側からプレート38をカウンタ胴27の外周面に装着する。このとき、押圧ローラ87が押圧位置に位置付けられているため、プレート38はこの押圧ローラ87によってカウンタ胴27の外周面に押し付けられながら装着される。このため、プレート38は全体がカウンタ胴27の外周面から浮き上がることなく密着した状態で装着されていく。
プレート38の尻側端部38bを尻側端部用プレート支持手段40に位置付けられた時点で、カウンタ胴27の回動を停止する。この状態で、尻側端部38bを図4(A)に示すように巻付けシャフト70の取付面70aと押えバー72との間に挿入し、ボルト73を締め付けることによって尻側端部38bを押えバー72と取付面70aとの間に挟持し支持する。
次いで、操作軸77の操作部77aを六角穴付きレンチ等によって回転操作し、ウォーム80を介してウォームホィール81を図5(A)中反時計方向に回転させることにより、巻付けシャフト70を図4中時計方向に回動させる。この回動によって、プレート38の尻側端部38bが巻付けシャフト70に巻き付けられるため、プレート38がカウンタ胴27の円周方向に引っ張られ、カウンタ胴27の外周面に装着される。
この巻き付けシャフト70の巻き付け動作の以前に既に、押圧ローラ87によってプレート38の全体がカウンタ胴27の外周面に密着されていることにより、プレート38は全体がカウンタ胴27の外周面から浮き上がることなく密着した状態で装着される。特に、くわえ側端部38aの折り曲げ部の角度がカウンタ胴27の壁面35aと有効面とのなす角度に一致し折り曲げ部近傍がカウンタ胴27の有効面に密着される。このため、従来のようにプレート38の中央部からくわえ側端部38aがカウンタ胴27の外周面から部分的に浮き上がるようなことがないから、プレート38の天地方向における見当精度を向上させることができるとともに、カウンタ胴27と対向する処理胴26による処理を均一に行わせることができるため処理品質を向上させることができる。
次に、このようにカウンタ胴27にプレート38を装着した状態で、カウンタ胴27によって搬送される紙2を処理胴26によって処理する動作について説明する。予め、図示を省略したエア供給源からパイプ100にエアを供給し、パイプ100に供給したエアを第1エア吹きノズル106の第1エア吹き出し口106aと第2エア吹きノズル107の第2エア吹き出し口107aから吹き出しておく。
この状態で、渡し胴21Fのくわえ爪からカウンタ胴27のくわえ爪37にくわえ替えられカウンタ胴27によって搬送される紙2は、処理胴26との接触位置Aを通過する以前に、第1および第2のエア吹きノズル106,107の第1および第2のエア吹き出し口106a,107aから吹き出されたエアが吹き付けられる。
したがって、仮にカウンタ胴27によって搬送されてきた紙2にばたつきが発生していたとしても、第1および第2のエア吹きノズル106,107の第1および第2のエア吹き出し口106a,107aから吹き出されたエアによって、カウンタ胴27に搬送される紙2が処理胴26に接触する接触位置Aを通過する以前にばたつきが矯正される。このため、処理胴26による処理精度が低下することや紙2の天地方向の見当精度が低下するようなことがないから処理品質が向上する。
また、第2エア吹きノズル107の第2エア吹き出し口107aが、第1エア吹き出し口106aよりも紙搬送方向上流側に設けられ、カウンタ胴27により搬送される紙2側を指向している。したがって、仮にカウンタ胴27によって搬送される紙2にばたつきよりも大きなあばれが発生したとしても、紙2の紙面方向に吹き出されるこの第2エア吹き出し口107aから吹き出されるエアにより紙2のあばれが抑えられ、第1エア吹き出し口106aから吹き出されるエアとの相乗効果により、エアによる紙2のプレート38への密着効果が向上する。すなわち、比較的大きなあばれが第2エア吹き出し口107aから吹き出されたエアによって先ず矯正される。次いで、紙搬送方向上流側を指向している第1エア吹き出し口106aを有する第1エア吹きノズル106によって、比較的大きなあばれが矯正された紙2のあばれがより一層矯正されるため、紙2はカウンタ胴27の外周面に確実に添接された状態で処理胴26によって処理されるから処理品質が一層向上する。
次に、処理胴26に対するカウンタ胴27の基準位置への移動および処理胴26に装着されている押切刃プレート172の押切刃172aによる押切量を変更する動作について説明する。先ず、図12において刃高入力手段169に入力された処理胴26に装着する押切刃プレート172の押切刃172aの高さTに基づいて、制御装置170は、カウンタ胴27を押切刃プレート172の押切刃172aの先端がカウンタ胴27の外周面に装着されたプレート38に接触する位置、すなわち基準位置に相当する基準値を算出する。そして、隙間量入力手段168に入力された調整量をこの基準値に加算または減算して目標値を算出し、カウンタ胴用ポテンショメータ151の検出値とこの目標値とを比較し、一致しない場合はカウンタ胴用ポテンショメータ151の検出値が目標値と一致するまで調整用モータ136を正方向または逆方向に駆動し、カウンタ胴27を設定位置へ位置付ける。
すなわち、カウンタ胴27の現存の位置が設定位置よりも処理胴26に近づいた位置にある場合は、制御装置170では調整用モータ136を正方向へ駆動する。この駆動により回転する連結シャフト138の回転は、ロッド158A,158Bを図10中矢印C方向に移動させるため、調整用偏心軸受130A,130Bが図9(A)中反時計方向に回動する(図9(A)には一方の調整用偏心軸受130Bは図示せず)。
この回動により、カウンタ胴27の軸芯G3が調整用偏心軸受130A、130Bの軸芯G4を回動中心として移動する。この結果、カウンタ胴27は処理胴26から遠ざかる方向へ移動する。カウンタ胴27の位置はカウンタ胴用ポテンショメータ151により検出され、これが制御装置170により算出された目標値と一致したときに制御装置170は調整用モータ136の駆動を停止させる。
一方、カウンタ胴27の現存の位置が設定位置よりも処理胴26から離れた位置にある場合は、制御装置170では調整用モータ136を逆方向へ駆動する。この駆動により回転する連結シャフト138の回転は、ロッド158A,158Bを図10中矢印B方向に移動させるため、調整用偏心軸受130A,130Bが図9(A)中時計方向に回動する(図9(A)には一方の調整用偏心軸受130Bは図示せず)。
この回動により、カウンタ胴27の軸芯G3が調整用偏心軸受130A,130Bの軸芯G4を回動中心として移動する。この結果、カウンタ胴27は処理胴26に近づく方向へ移動する。カウンタ胴27の位置はカウンタ胴用ポテンショメータ151により検出され、これが制御装置170により算出された目標値と一致したときに制御装置170は調整用モータ136の駆動を停止させる。
カウンタ胴27が設定位置に位置付けられたのち、処理装置7による紙2の処理、すなわち処理胴26の押切プレート172による打ち抜きを行う。作業者は処理装置7により処理された紙2を検査し、押込量の変更が必要な場合は隙間量入力手段168に隙間量を入力する。例えば、押切刃172aで紙2を押し切る処理において紙2の押切量が足りない場合は、さらに押込量を増やすために隙間入力手段168に負の隙間量を入力する。また、粘着シールなどの加工のように剥離剤には押切りを行わず剥離剤に粘着されているシール材および粘着層を押し切る処理において押切量が足りない場合は、さらに押込量を増やすために隙間量入力手段168に正の値ではあるが現在入力されている隙間量よりは小さい隙間量を入力する。この変更された隙間量と刃高入力手段169に入力された基準値に基づいて制御装置170は変更された目標値を算出し、調整用モータ136を逆方向へ駆動する。
調整用モータ136の逆方向への駆動により連結シャフト138、ロッド158A,158B等を介して調整用偏心軸受130A,130Bが図9(A)中時計方向に回動し(図9(A)には一方の調整用偏心軸受130Bは図示せず)、カウンタ胴27の軸芯G3が調整用偏心軸受130A,130Bの軸心G4を回動中心として移動する。この結果、カウンタ胴27は処理胴26に近づく方向へ移動する。カウンタ胴27の位置はカウンタ胴用ポテンショメータ151により検出され、これが変更された目標値と一致したときに制御装置170は調整用モータ136の駆動を停止させる。
また、押切刃172aの押込量が多い場合には押込量を減らすために隙間量入力手段168に入力されている隙間量より大きい隙間量を入力する。この変更された隙間量と刃高入力手段169に入力された基準値に基づいて制御装置170は変更された目標値を算出し、調整用モータ136を正方向へ駆動する。
調整用モータ136の正方向への駆動により連結シャフト138、ロッド158A,158B等を介して調整用偏心軸受130A,130Bが図9(A)中反時計方向に回動し(図9(A)には一方の調整用偏心軸受130Bは図示せず)、カウンタ胴27の軸芯G3が調整用偏心軸受130A,130Bの軸心G4を回動中心として移動する。この結果、カウンタ胴27は処理胴26から遠ざかる方向へ移動する。カウンタ胴27の位置はカウンタ胴用ポテンショメータ151により検出され、これが変更された目標値と一致したときに制御装置170は調整用モータ136の駆動を停止させる。
このように、カウンタ胴27に対する処理胴26の着脱を処理胴26側で行い、紙2に対する処理胴26による押圧力の調整をカウンタ胴27側で行うようにしたことにより、フレームと軸受および軸受と端軸との間に設けるクリアランスを各胴26,27に分担する構造としている。
したがって、カウンタ胴27と処理胴26との間を紙2が通過すると、処理胴26はフレームと軸受および軸受と端軸との間に設けられたクリアランスの範囲で上方へ移動する。これは、処理胴26側のクリアランスが処理胴26の自重により上方に存在するので上方への遊動の余地ができたためであるが、処理胴26の下方に配設されたカウンタ胴27側のクリアランスは、カウンタ胴27の自重により上方に存在することになり、紙2がカウンタ胴27と処理胴26との間を通過しても、カウンタ胴27はクリアランスのない下方へ押え付けられるので、紙2の通過によるカウンタ胴27の遊動はない。
このため、従来のように処理胴26を着脱用の偏心軸受と押込量調整用の偏心軸受とで支持した、いわゆるダブルエキセンの支持構造におけるフレームと一方の偏心軸受および一方の偏心軸受と他方の偏心軸受および他方の偏心軸受と端軸との間に設けられたクリアランスと比較して処理胴26側のクリアランスを小さくすることができ、その結果、紙2の処理による処理胴26の遊動量を最小限に抑えることができることになる。したがって、紙2に対する処理胴26による処理不良を防止し、処理精度を向上させることが可能になる。
また、連結シャフト138によって左右一対の調整用偏心軸受130A,130Bを同時に同じ量だけ移動させるようにして調整手段135の調整を1つの調整用モータ136によって行うようにしたことにより、一対の調整用偏心軸受の130A,130Bの動作量を個々に調整する必要がなくなるため、調整を精度よく簡単に行うことができる。また、調整量入力手段としての隙間量入力手段168または/および刃高入力手段169に入力値を入力するだけで、制御装置170によって自動的に紙2に対する処理胴26による押切力を正確に調整することができる。
カウンタ胴27に対して処理胴26を脱する場合は、ロータリエンコーダ167によって検出された機械の位相に基づいて、制御装置170では処理胴着脱用電磁弁166を開き、処理胴着脱用エアシリンダ121のロッド121aを後退させる。この後退により、着脱用偏心軸受124A,124B(一方の着脱用偏心軸受124Bは図示せず)がレバー123を介して図中反時計方向に回動することにより、処理胴26の軸芯G1が着脱用偏心軸受124Aの軸心G2を回動中心として移動する。この結果、カウンタ胴27の外周面と処理胴26の外周面との間に隙間が形成され胴抜きが行われる。
なお、本実施の形態においては、カウンタ胴27の上方に処理胴26を設けた例を説明したが、カウンタ胴27の下方に処理胴26を設けてもよく、この場合は紙2が処理胴26とカウンタ胴27との間を通過するときにカウンタ胴27が自重に抗してカウンタ胴27の軸受と端軸との間のクリアランス分だけ持ち上げられ移動する。したがって、この場合も従来のダブルエキセンの支持構造と比較してカウンタ胴27の遊動量を小さくすることができるから、紙2に対する処理胴26による押圧力の精度を向上させることができるため処理胴26による処理不良を防止することができる。
また、本実施の形態においては、処理胴26の外周面に装着するプレートを押切刃を形成したプレートについてのみ説明したが、押切刃や折り目刃、エンボス型が設けられ、紙に打抜き、折り目付き加工、エンボス加工を行う加工プレートや、印刷、コーティングに使用する版材としてもよい。また、本実施の形態においては、処理胴26の外周面に装着されたプレートによって処理される被処理材を紙2としたが、フィルム状のシートや薄板状に形成されたアルミ板としてもよく、また、シート状物だけではなくウェブとしてもよい。
本発明に係る処理装置を適用した枚葉輪転印刷機の全体を示す側面図である。 本発明に係る処理装置の側面図である。 本発明に係る処理装置におけるカウンタ胴の一部を破断して示す平面図である。 同図(A)は図3におけるIV線矢視図、同図(B)は要部の拡大図である。 同図(A)は図3におけるV 線矢視図、同図(B)は要部の断面図、同図(C)は要部の断面図である。 図3におけるVI線矢視図である。 本発明に係る処理装置を展開して示す平面図である。 同図(A)は同じくエア吹き付け装置を説明するために処理装置を展開して示す平面図、同図(B)は同図(A)におけるVIII(B)矢視図である。 同図(A)は本発明に係る処理装置におけるカウンタ胴の軸受構造を説明するための処理装置の左側面図、同図(B)は同じく処理胴をカウンタ胴に着脱させる着脱装置の右側面図である。 本発明に係る処理装置におけるカウンタ胴の軸受構造を説明するために処理装置を展開し一部を破断して示す平面図である。 図10におけるXI矢視図である。 本発明に係る処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係る処理装置において、押切刃プレートに形成された押切刃とカウンタ胴に装着されたプレートとの間の隙間量を説明するために要部を拡大して示す側面図である。
符号の説明
1…枚葉輪転印刷機、2…紙(シート状物)、7…処理装置、26…処理胴、27…カウンタ胴、37…くわえ爪(保持手段)、38…プレート、38a…くわえ側端部、38b…尻側端部、39…くわえ側端部用プレート支持手段、40…尻側端部用プレート支持手段、57…プレート固定用シャフト、57a…操作部、66…皿ばね、70…巻付けシャフト、71…操作手段、85A,85B…移動手段、87…押圧ローラ、87a…溝(干渉回避部)、88A,88B…押圧ローラ着脱用エアシリンダ、105…エア吹き付け装置、106…第1エア吹きノズル、106a…第1エア吹き口、107…第2エア吹きノズル、107a…第2エア吹き口、121A…処理胴着脱用エアシリンダ、124A…着脱用偏心軸受、130A,130B…調整用偏心軸受、135…調整手段、136…調整用モータ、137…駆動伝達手段、138…連結シャフト、139A,139B…連結手段、151…ポテンショメータ、166…処理胴着脱用電磁弁、167…ロータリエンコーダ、168…隙間量入力手段、169…刃高入力手段、170…制御装置、172…押切刃プレート、172a…押切刃。

Claims (6)

  1. カウンタ胴に対向し被処理材に対して処理を行う処理胴と、この処理胴を前記カウンタ胴に対して着脱させる着脱手段とを備えた処理装置において、
    前記カウンタ胴を前記処理胴に対して遠近方向に移動調整する調整手段を備えたことを特徴とする処理装置。
  2. 前記調整手段は前記カウンタ胴の両端部を支持する一対の調整用偏心軸受を備え、
    前記着脱手段は前記処理胴の両端部を支持する一対の着脱用偏心軸受を備えていることを特徴とする請求項1記載の処理装置。
  3. 前記調整手段はモータの駆動を一対の前記調整用偏心軸受へ伝達する駆動伝達手段を備えていることを特徴とする請求項2記載の処理装置。
  4. 前記調整手段は、
    前記モータに駆動連結された連結シャフトと、
    一対の前記調整用偏心軸受のそれぞれに連結され、前記連結シャフトにそれぞれ駆動連結される連結手段とを備えていることを特徴とする請求項3記載の処理装置。
  5. 前記調整手段は、
    前記カウンタ胴を前記処理胴に対して遠近方向に移動させるモータと、
    このモータを調整量入力手段の入力値に基づいて制御する制御装置とを備えていることを特徴とする請求項1記載の処理装置。
  6. 前記被処理材がシート状物であり、
    前記カウンタ胴はシート状物を保持する保持手段を有することを特徴とする請求項1記載の処理装置。
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