JP2007318331A - 顕微鏡用撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の顕微鏡用撮像装置は、操作者が撮影された基準となる補正用撮像の良否を判断できず、撮影に失敗した校正用画像でも補正が実施され、また表示画面に対して傾いて設置され、撮像画像に不適切な補正が施されていても良否が確認できない。
【解決手段】本発明は、撮像装置を校正ツールとして用いて、所望する表示装置の表示画面に表示される予め定めた校正用画像を撮影して、得られた校正用色度情報と、表示部自身の色度情報を参照して、より簡便に色合わせ調整を行う顕微鏡用撮像装置である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタルカメラを備えた顕微鏡システムにおける撮像画像表示を補正する機能を有する顕微鏡用撮像装置に関する。
従来、顕微鏡による試料の観察像を記録するためには、接眼レンズに相当する部分に取り付けられたフィルムカメラにより観察像を撮影されて記録されていた。しかし、最近では、デジタルカメラ(電子スチルカメラやデジタルビデオカメラ)の高性能化にともない、撮影直後に、その場で直ちに記録画像がモニタにより見られるという利点から、デジタルカメラを用いて観察像を撮影して記録する方法が用いられている。
撮影された観察画像を表示するためのモニタとしては、予め撮影装置内に撮影画像表示用の専用モニタとして組み込まれているものや、パーソナルコンピュータ(PC)等に撮影した画像データを保存し、ユーザの観察環境に応じて任意のモニタを接続して観察画像を見ることが出来るもの等様々な形態の装置が提供されている。
これらのモニタとしては、従来のブラウン管に代表されるCRTに代わり、省スペース、省電力化が可能な液晶モニタが広く普及してきている。しかし液晶モニタは、色フィルタのバラツキ等による色の個体差が大きく、とくに赤や緑等の特定色成分が多い顕微鏡観察画像を表示すると、その個体差による違いが目立ってしまう。特に、PCの機種入れ替えに伴いモニタを交換した場合に、同じ標本の画像を表示させているにもかかわらず、前回と異なる色で表示されるなどの問題を発生している。
従来、モニタの特性を補正する方法として、例えば、特許文献1に示されるように、校正用の被写体を撮像装置自身で撮影し、その撮像画像データと期待値となる校正用画像を比較して補正値を算出して色合わせをおこなう装置が提案されている。また、特許文献2においては、カラーチャート等の校正用画像の生成、撮影及び補正を1つの機器内で実現する方法が提案されている。
例えば特許文献1は、電子カメラで撮像した画像データD1を表示手段に再生表示させ、当該再生表示された画像を元の電子カメラで再撮像した再撮像画像データD2を得ている。そして、D1とD2とを比較して撮像系と表示系とを含めたオーバーオールの画像補正値を求め、この補正をD1に施して、これをD3として記録するようにしたものである。
特許文献2は、撮像機能、並びに表示機能を有する画像装置において、所定の校正用画像を有し、この校正用画像を撮像機能で撮像した結果に基づき、構成画像が正しく表示されるように撮像系への補正を行うものである。
特開2002−135790公報 特開2004−120540公報
前述した校正用画像と見比べて補正する手法を顕微鏡用撮像装置に適用する場合、以下の問題が生ずる。
まず、特許文献1に開示されている手法を適用した際、その補正量は基準画像と再撮像画像の画像比較手段によって一義的に決まってしまう。ところが、顕微鏡システムにおける観察においては、観察対象の変化やユーザの嗜好や癖等によって色合わせの微調整が必要となる場合がある。その際には、基準画像と再撮像画像の色情報を客観的に比較する必要がある。操作者は補正用撮像の良否を判断することが出来ないため、補正用の校正用画像の撮影作業に失敗したときには、その誤った校正用画像に基づき補正が行われる。さらに、画像に不適切な補正が実施された場合でも、操作者はその補正作業の良否を確認することができない。特に、液晶モニタの場合、視野角によってコントラストが大きく異なるため、表示画面に対する撮像装置設置の傾きが、そのまま補正画像の撮影失敗を招きやすい。
一方、特許文献2に開示される手法は、携帯機器等において撮像素子とモニタが同一の個体内にあり、対面に機械的に固定配置できる場合に適用され得るが、一般に撮像素子を含むカメラ本体を鏡筒上部にマウンタを介して設置する顕微鏡用撮像装置に、この形態を適用するのは困難である。
そこで本発明は、操作者による顕微鏡画像表示装置のマニュアルによる校正作業を補助し、常に適切な補正が出来る顕微鏡用撮像装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、標本画像を表示する表示手段と、前記表示手段に表示させる予め定めた校正用画像を生成する校正用画像生成手段と、前記表示手段の表示画面に表示される前記校正用画像を撮影する撮像手段と、を具備し、前記校正用画像生成手段が生成した基準となる校正用画像の色情報及び、前記撮像手段によって撮影した前記校正撮像画像における色情報を、前記表示手段の表示画面上に表示させる顕微鏡用撮像装置を提供する。さらに、前記顕微鏡鏡用撮像装置は、前記撮像手段によって撮影した校正撮像画像の色情報と、前記校正用画像生成手段によって生成される校正用画像の基準色情報とを、前記表示手段に表示される色情報座標の座標上に表示し、前記校正用画像生成手段によって生成される校正用画像の基準色情報と、前記撮像手段によって撮影した校正画像の色情報とが一致するように前記表示手段による表示色を補正する演算処理制御手段とを有する。
前記顕微鏡鏡用撮像装置は、さらに、前記表示手段に設けられ、表示画面に表示される画像に対して、色補正条件を変更する色補正を行う色補正手段と、前記撮像手段によって撮影した校正撮像画像の色情報と、前記校正用画像生成手段によって生成される校正用画像の基準色情報とを、前記表示手段に表示される色情報座標の座標上に表示し、前記校正用画像生成手段によって生成される校正用画像の基準色情報と、前記撮像手段によって撮影した校正画像の色情報とが一致するように前記表示手段による表示色を補正する色変換マトリックス変更手段と、を有し、前記色補正手段による前記校正用画像の基準色情報と前記校正画像の色情報との一致処理が該色補正手段のおける色補正範囲を超えた際に、演算処理制御手段による該一致処理を行う。
さらに、撮像手段と、撮像された画像を記録する記録手段と、前記画像を表示する表示手段と、前記画像における画像特性値が既知の校正用画像を生成する校正用画像生成手段とを備えた顕微鏡用撮像装置に適用される画像調整方法であって、前記校正用画像生成手段から前記校正用画像を出力して、この校正用画像を前記表示手段に表示し、前記表示手段に表示された前記校正用画像を前記撮像手段で撮像して、この撮像された校正用画像データを記録し、記録された前記校正用画像データの画像特性値を解析して、この解析された前記画像特性値と前記校正用画像の画像特性値とを前記表示手段に表示させる顕微鏡用撮像装置の画像調整方法を提供する。
本発明によれば、操作者による顕微鏡画像表示装置の校正作業を補助し、常に適切な補正が出来る顕微鏡用撮像装置を提供することができる。
さらに本発明の顕微鏡用撮像装置によれば、従来用いられている特殊な冶工具を使用せずに撮像装置自身を観察画像用表示装置の校正ツールとして利用し、基準となる校正用画像と、この校正用画像を撮影した撮像画像におけるそれぞれの色分布状態を表示するため、操作者は、画面設定の調整操作の良否を確認しつつ、表示画面の色校正をより簡便におこなうことができる。
また、本発明の顕微鏡用撮像装置によれば、撮像装置内部で色補正用の画像処理を施すことが可能であるため、表示装置に十分な調節機能が搭載されていなくても、表示画面の校正を実施することができる。さらには、校正作業を行うときの撮像装置の設置状態の良否を予め判定するため、校正失敗を防止することができる。また標本の色分布に応じて補正対象色を可変できるため、標本により適切に色校正できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る顕微鏡用撮像装置の概略構成を示す図である。この顕微鏡用撮像装置は、例えば透過明視野観察または蛍光観察などの各種検鏡法で観察する顕微鏡に対し、マウンタ等を介して接続可能な構成となっている。撮像部1には、顕微鏡の光学系で結像された被写体像が入射する。図2は、撮像部1の構成を示したものであり、入射した被写体像は、撮像レンズ14によって撮像素子15に結像される。本実施形態では、カラーフィルタがベイヤ配列になっている撮像素子を一例として説明する。
駆動部33は、撮像素子15及び制御バス10と接続されており、制御部(CPU)5から指示された条件で撮像素子15の駆動信号を生成し、撮像素子15に出力する。撮像素子15は、この駆動信号に応じて入射光を光電変換する。
撮像素子15において光電変換された信号(映像信号)は、まず、CDS/AGC回路16により相関二重サンプリング(CDS)処理及び、利得自動調整(AGC)処理が施される。これらの処理の後に、A/D変換器17によってデジタル信号のベイヤデータに変換され、フレームやライン周期タイミングを示す同期信号と共に信号処理部2に出力される。
信号処理部2は、図3に示ようにRGB変換部18、ホワイトバランス(WB)補正部19、色マトリックス部20、階調補正部21及び輪郭強調部22で構成され、それぞれ制御バス10に接続されている。この制御バス10を介して接続されたCPU5からの命令に応じて、入力画像データに対し様々な画像処理をおこなう。
撮像部1により得られた画像データは、まず内部にRGB変換部18を通じてベイヤデータからRGBデータに同時化され、ホワイトバランス補正部19に出力される。ホワイトバランス補正部19は、各色データに対してCPU5から設定された係数を乗ずることによってホワイトバランスを補正し、後段の色マトリックス部20に出力する。
次に、色マトリックス部20では、入力画像データに対して、RGB各色に対する3×3の行列演算によって撮像素子の色再現性を補正し、後段の階調補正部21に出力される。階調補正部21に入力した画像データは、各色が図4に示すような入出力特性を有するLUTを通して階調補正される。その後、階調補正された画像データは、輪郭強調部22に出力される。輪郭強調部22は、バンドパスフィルタを有しており、そのバンドパスフィルタによって抽出された画像データの高周波成分を、入力された画像データにフィードバックして加算して、画像データを輪郭強調する。輪郭強調された画像データは、補正制御部3に出力される。
図5は、補正制御部3の構成を示したものであり、色情報を抽出する色度計算部23、出力選択部24、校正用画像生成部25及びメモリ26を有している。これらは、制御バス10にそれぞれ接続されている。本実施形態における色情報は、構成基準画像と、それを撮影した画像との色の違いが定量的に分かることができる情報であり、例えば、色度図による色度差や、色成分の差などに相当する。
色度計算部23は、信号処理部2から入力された画像データに対して、1フレーム分積算を行い、算出した平均輝度値の色度(X,Y,Z)、若しくは制御バス10経由でCPU5から送信された画像データの色度をマトリックス演算で求め、その値を制御バス10経由でメモリ26に格納する。メモリ26は制御バス10に接続しており、CPU5は制御バス10を介してメモリ26内のデータを読み書きする。
出力選択部24は、CPU5からの命令に応じて信号処理部2の輪郭強調部22と、校正用画像生成部25から入力される画像データのいずれか一方を選択してコントローラ4に出力する。また、校正用画像生成部25は、CPU5からの命令に応じて所定のRGB値を有する画像データを色度計算部23に出力する。
コントローラ4は、I/F部6を介してPC(演算処理制御部)8と、制御バス10を介してCPU5と接続しており、データ形式の変換を行いつつ、PC8及びCPU5間の撮像命令データの送受信タイミング調整を行う。さらに、コントローラ4は、補正制御部3内の出力選択部24と接続されており、出力選択部24から入力される画像データをI/F部6に送信する。なお、コントローラ4とI/F部6は、例えば、I/Fケーブル11によって接続されている。I/F部6は内部にバッファメモリを有しており、一時的に送信するデータを記憶して、パーソナルコンピュータ(以下、PCと称する)8とコントローラ4間のデータ通信のタイミング調整をおこなう。
このPC8には、表示部9及び入力装置7が接続されている。PC8は表示部9にモニタケーブル12によって接続される。表示部9は、例えば、TFT等の液晶モニタからなり、表示画面には、PC8からの入力信号に応じて、撮像画像や操作者が各種操作を実行するためのGUIや文字等を表示する。また、入力装置7は、ボタンスイッチ、キーボード及びマウス等、操作者が撮像条件や撮像開始、終了等の指示を与えるための入力デバイスである。勿論、液晶モニタにタッチパネル機能を搭載して、入力装置として用いてもよい。
図6に示すフローチャートに従い、このように構成された顕微鏡用撮像装置の動作について説明する。
まず、図7に示すように、操作者は顕微鏡用撮像装置のカメラ本体13が試験台上に設置されている表示部9の一平面の表示画面に対して、撮像部1の撮像レンズ14の光軸が垂直になるように、三脚28等を用いて調整する。つまり、表示画面と撮像部1の撮像素子の受光面とが平行になるように設置する。
その設定後、操作者は顕微鏡用撮像装置に電源を入れる(ステップS1)。この電源の投入により、PC8は初期状態を設定した後、画像処理用パラメータのデフォルトデータをI/F部6及びコントローラ4を介して、CPU5に送信する。CPU5が入力されたデータを信号処理部2に送信することで、各画像処理のデフォルトパラメータが設定される(ステップS2)。
次に、校正動作開始を行うか否かを判別する(ステップS3)。PC8により表示部9に校正動作開始を確認するメッセージとボタン(アイコン)を表示させて、操作者に選択動作を行わせる。操作者が入力装置7を用いて、このボタンをクリックして開始を指示すると、PC8では校正命令があったとものと判別し(YES)、図8に示すように、モニタ上に撮像位置を調節するためのガイド領域29を表示させる(ステップS4)。また、ボタンによる開始が指示されない場合(NO)は、指示されるまで待機する。
次に、操作者は表示画面のガイド領域29に撮像範囲(画角)を合わせるようにカメラ本体13の位置を調整して、撮像レンズの光軸とモニタの表示面とが直交するように配置する。この配置後、表示画面に表示されている校正撮像開始ボタン(アイコン)34を入力装置7により指示されたか否かを判別する(ステップS5)。この判別において、校正撮像開始ボタン34が指示された場合には(YES)、PC8はI/F部6を介してCPU5に校正撮像命令を送信する。一方、校正撮像開始ボタンアイコン34が指示されない場合には(NO)、指示されるまで待機する。
この校正は、所定のサンプルカラー画像を表示部9の表示画面に順次表示させて、それらを撮像部1で撮像し、記録した結果に基づき、表示部9の色再現性能の適否を判定するためのサンプル画像データを表示部9上に表示させるものである。具体的な表示調整は、表示部9に備えられた調整のためのモニタ設定ボタン31a,31b,31cの設定、又はPCカードスロットに装着されたビデオカードアダプタのパラメータの設定を行う。
具体的には、前述した校正撮像開始ボタンアイコン34の指示判定でCPU5が校正撮像命令を受信すると、校正用画像生成部25に命令を送信し、色情報例えば、RGB値(例えば、白(R,G,B)=(255,255,255))を有する画像データを出力選択部24に出力させる。勿論、RGB値は一例であって、限定されるものではない。
出力選択部24は、この画像データをコントローラ4からPC8に送信する。色度計算部23は、CPU5からの命令に応じて校正用画像生成部25の生成したRGB値に対応する色度値(X0,Y0)を算出し、メモリ26に記憶する。この時、PC8はカメラ本体13からの画像データをそのままガイド領域29に表示させる(ステップS6)。
その表示後に、撮像命令をCPU5に送信する。PC8から撮像命令を受けたCPU5は、駆動部33によって撮像素子15を駆動し、撮像レンズ14からの入射光を光電変換させてサンプル撮影する(ステップS7)。光電変換によりアナログ信号として生成された映像信号は、CDS/AGC回路16により所定の画像処理が施され、さらにA/D変換器17によってデジタル化処理される。処理された画像データは、信号処理部2を通って補正制御部3の色度計算部23に出力される。この時、色度計算部23は、図示しないマトリックス演算によって、色情報となる色度値(X1,Y1)を算出し、メモリ26に保存する。
次に、CPU5が補正制御部3に命令を送信すると、校正用画像生成部25は前述と異なる所定のRGB値(例えば、赤(R,G,B)=(255,0,0))の画像データを出力選択部24に送信する。以下、白、赤、青、緑等、あらかじめ設定された校正用画像を表示部9に表示し撮像部1で撮影し、色度値を算出する。CPU5は、色度値の算出後に、撮影完了か否かを判定する(ステップS8)。この判定で予め設定された全校正用画像について、撮影を行ったと判定したならば(YES)、メモリ26に記憶された各校正用画像と、その撮像画像の色度値(X0,Y0)及び(X1,Y1)をPC8に送信する。一方、全校正用画像の撮影が完了しなければ(NO)、ステップS6に戻る。以後、未撮影の校正用画像をPC8のガイド領域29に表示した後、撮影を行うと、色度計算部23が得られた画像データから色度値を算出し、メモリ26の前述と異なったアドレスに格納する。
次にPC8は、受信した色度値を図9に示すように表示部9の表示画面上で色度図30にプロットして、座標上の位置情報(マトリックスパラメータ)として設定する(ステップS9)。この図9に示す例では、校正用画像による色度座標W0,R0,G0,B0(基準位置情報)とし、校正用画像を撮影した画像データによる色度座標W1,R1,G1,G1(位置情報)として、各色それぞれの座標差が表示装置の特性による色のずれをそれぞれ表している。尚、色情報を示す色度図30は、ガイド領域29と重ならない位置に表示される。操作者は、表示された校正状態を表示し(ステップS10)、予め定めた許容範囲内にあるか見極め、再度校正を指示するか否かを判定する(ステップS11)。
この判定で、完了していないと判定したならば(YES)、操作者は、色度図30を見ながら、モニタ設定ボタン31a,31b,31cをそれぞれ操作して、各色の明るさ、コントラスト、ガンマ等の設定を適宜変更する。その校正完了を指示すると、ステップS4に戻り、再度撮影を行う。
この操作を複数回繰り返した後、色度図30が図10に示す状態、すなわち校正用画像を撮影した画像データの色度W1,R1,G1,B1と校正用画像の色度W0,R0,G0,B0との座標差分が好ましくは一致、又は各色所定値以下になり(調整範囲32a、32b、32c、32d内に入ったとき)、操作者は校正が完了したと判定する。完了したものと判定して、再撮影を指示しない場合には、CPU5の命令により、出力選択部24は、信号処理部2からの画像をコントローラ4に出力するように切り換えた後、一連の処理を終了する。尚、色度図30上にプロットした色度座標(プロット値)は、1セットのサンプル撮像結果に基づいて生成しているため、モニタ設定ボタン31a,31b,31cを操作し調整しても、プロット値は、リアルタイムでは追従しない。そのため、幾度かの再サンプル撮像が必要となる。また、どのモニタ設定ボタンをどれくらい調整すべきかについては、何ら制約を受けない。従って、色再現性能を直感的(視認的)に把握することができ、調整結果を確認することができる。
以上説明したように第1の実施形態によれば、顕微鏡用撮像装置の操作者は、撮像装置を校正ツールとして用い、表示部の表示画面に表示される校正用色度情報と表示部自身の色度情報を参照して、色合わせの調整をより簡便に実施することができる。
また、操作者は、表示装置の代替えの時だけではなく、定期的に本実施形態による校正を実施することにより、現在の表示部の色分布状態を適時確認して、経年変化による色特性の変化を適宜、当初の正常な状態に戻すことができる。さらにPC8は、校正動作開始を確認するメッセージ等、このようなフローチャートに基づく、操作者への指示を表示部9に校正手順を示すメッセージを表示する操作ガイド機能を持たせてもよい。この操作ガイド機能により操作者は間違えることなく、スムーズに指示を行うことができる。
前述した第1の実施形態の変形例について説明する。
操作者は、第1の実施形態においては、汎用的な表示部の下部に設けられているモニタ設定ボタンを使用してモニタ調整をおこなっている。これに対して、PC8内に装着するビデオカード等のデバイスを介して表示部9と接続する構成では、これらの設定をPC8の入力装置7から変更して色合わせを実施することも容易に可能である。
さらに、第1の実施形態では、現在の色度分布の状態を表示部の表示画面に表示して、操作者自身が視認して、色合いを再調整するか否かの判定している。
これに対する変形例として、CPU5又はPC8内で各色別の色度座標差分値(W1−W0,R1−R0,G1−G0,B1−B0)を算出し、これらに基づき、校正用画像の色度座標と校正用画像を撮影した画像の色度座標間の距離を表示画面上に表示し、この距離がすべて所定値以内(図9及び図10に示す調整範囲32a、32b、32c、32dに相当するまで、操作者に再調整を指示するメッセージを表示画面上に表示することによって、よりモニタ校正作業を円滑にすることもできる。
また、第1の実施形態では、校正用色毎に所定のRGB値をもつ画像に対する色度を算出したが、例えば、図11に示すように、表示部の表示画面に表示する校正用画像をRGB各色別に0から最大値(例えば、255)までスキャンしてそれぞれに対する撮像画像データをメモリに記憶すれば、表示部のガンマ特性を求めることが出来る。
以上のように本実施形態によれば、CPU5又は、PC8内で様々なパターンの校正用画像を生成して撮影を行えば、表示部のプロファイルを作成することも可能である。なお、本実施形態において、校正用画像を表示画面の所定の領域内に表示させたが、校正画像を撮影するときのみ全画面に表示させて撮影すれば、設置カメラの位置ずれによる誤補正を防止することも可能である。
次に、本発明の第2の実施形態に係る顕微鏡用撮像装置について説明する。
第2の実施形態は、表示部の校正を撮像装置内部の画像処理によって実施するものである。本実施形態は、前述した第1の実施形態の図1に示した構成部位に対して、補正制御部3bのみが異なっており、以外の構成部位は、図1に示した構成部位と同等であり、同じ参照符号を付して、その説明は省略する。
本実施形態は、補正制御部3bに色変換マトリックス27を備えて、表示部9のモニタ設定ボタンの操作に換わって、色変換マトリックスのパラメータ設定により表示画像を調整するものである。
図12は、本実施形態における補正制御部3bの内部構成を示している。
この構成において、信号処理部2が出力した画像データと同期信号は、色変換マトリックス27、色度計算部23に入力される。色変換マトリックス27は、入力されたRGBデータに対して、式(1)に示す3×3のマトリックス演算を実行し、出力選択部24に出力する。ここで係数aij(i,j=1,2,3)は、制御バス10を介してCPU5によって設定されるが、PC8とCPU5の通信によって操作者が入力装置7から任意の値を設定することが可能である。係数はデフォルトでa11=a22=a33=1、それ以外は0が設定されている。CPU5は、制御バス10を介して、下記の2種類のデータをメモリ26に保存する。
Figure 2007318331
図13に示すフローチャートを参照して、このように構成される本実施形態の顕微鏡用撮像装置の動作について説明する。
このシーケンスにおいて、操作者が装置の電源投入から校正用画像の撮影開始を指示判断(ステップS21〜S29)までは、前述した第1の実施形態のシーケンス(ステップS1〜S9)と同等であるため、簡単に説明する。
まず、操作者は、表示部9の表示画面にカメラ本体13を設置した後、顕微鏡用撮像装置に電源を入れる。その後、各画像処理のデフォルトパラメータを設定する。校正動作開始の指示により表示画面上にガイド領域29が表示され、このガイド領域29に合わせるようにカメラ本体13の位置を調整する。その後、校正撮影開始命令により、校正用画像生成部25に命令を送信する(ステップS21〜S25)。
次に、CPU5からの命令によって校正用画像生成部25が輝度値(R,G,B)=(255,0,0)の単色画像データを生成し、出力選択部24に出力する。出力選択部24はCPU5の命令に従って、単色画像データをコントローラ4に出力する。コントローラ4からI/F部6経由でPC8に出力された画像データは、第1の実施形態と同様に、表示部9における表示画面のガイド領域に表示される(ステップS26)。
その後、CPU5が撮影命令を駆動部33に送信すると、第1の実施形態と同様な手順で表示画面の画像が撮影される(ステップS27)。撮影された画像データは、信号処理部2を経て補正制御部3bに出力される。この時、色度計算部23で算出されたフレーム平均輝度値(R1,G1,B1)と、その色度値が制御バス10を介してメモリ26に記憶される。以下同様に、白、赤、青、緑等を予め設定された校正用画像を表示部9に表示し撮像部1で撮影、色度値を算出する。CPU5は色度値の算出後に、撮影完了か否かを判定する(ステップ28)。この判定で予め設定された全校正用画像について、全色撮影を行ったと判定したならば(YES)、実施形態1と同様にPC8は、送られた各校正用画像と、その校正用画像を撮像した画像の色度値データ(X0,Y0)、(X1,Y1)をモニタ上に座標表示する(ステップS29)。ここで操作者が、入力装置7から色変換マトリクスのパラメータを変更し(ステップS30)、再度撮影指示がPC8に与えられたか否かを判定し(ステップS31)、撮影指示があれば(NO)、ステップS24に戻り、同様なシーケンスを経て、校正用画像と、その校正用画像を撮像した画像の色度をモニタ上に座標表示する。
ここで、校正用画像とその校正画像を撮像した画像の色度差が図10に示すように所定の範囲内に入ったときには、操作者は色変換マトリックスのパラメータを変更せず、再撮影指示を与えることなく校正を終了する。その色度差が所定の範囲外のとき、操作者はマトリクスのパラメータを調整しつつ、色度差が所定の範囲内に収まるまでステップS24からステップS31の作業を繰り返す。
以上のように、撮像装置に内蔵された色変換マトリックス27によって表示装置を校正するため、操作者の使用する表示装置が十分な調節機能を搭載していなくとも容易に校正することが可能となる。
さらに4色以上の校正用画像に対して色変換マトリックスの係数を算出する場合には、式(1)の行列を列方向に拡張すればよい。
。尚、色度図30上にプロットした色度座標(プロット値)は、色変換マトリックスの係数に基づいているため、プロット値はリアルタイムでは追従しない。そのため、幾度かの色変換マトリックスの係数算出が必要となる。また、色変換マトリックスの係数をどれくらい調整すべきかについては、何ら制約を受けない。従って、色再現性能を直感的(視認的)に把握することができ、調整結果を確認することができる。
以上説明したように本実施形態によれば、表示装置に十分な調整機構が設けられていなくとも、PC8のソフトウエアで色変換マトリックスの係数を変更することにより、実施することが可能である。この時、補正していない撮像画像データと、補正した画像を別ファイルとして保存すれば、他の表示装置において画像を閲覧する際に補正していない画像データを再度補正し、適切な色表示に校正することが可能である。
次に本発明の第3の実施形態について説明する。
この第3の実施形態は、表示装置の表示画面に表示させた単色画像の撮像データからコントラスト値を算出し、撮像用カメラの設置状態を判定するものである。本実施形態の構成部位は、前述した第1の実施形態の構成部位と同等であり、同じ参照符号を用いて詳細な説明は省略する。本実施形態は、第1の実施形態に対して、動作のみが異なっている。
以下に、図14に示すフローチャートを参照して、本実施形態における動作について説明する。
このシーケンスにおいて、操作者が装置の電源投入から校正用画像の撮影開始を指示判断(ステップS41〜S45)までは、前述した第1の実施形態のシーケンス(ステップS1〜S5)と同等であるため、簡単に説明する。
まず、操作者は、表示部9の表示画面にカメラ本体13を設置した後、顕微鏡用撮像装置に電源を入れる。その後、各画像処理のデフォルトパラメータを設定する。校正動作開始の指示により表示画面上にガイド領域29が表示され、このガイド領域29に合わせるようにカメラ本体13の位置を調整する。その後、校正撮影開始命令により、校正用画像生成部25に命令を送信する(ステップS41〜S45)。
次に、入力装置7からの操作者の撮影開始命令をPC8経由で受信したCPU5は、校正用画像生成部25に命令を送信し、輝度値(R,G,B)=(255,255,255)の白色の画像データをコントローラ4に送信する。コントローラ4が、I/F部6を通じて受信した画像データをPC8に送信すると、PC8は、この入力画像をコントラスト判定用画像1として、ガイド領域29内に表示する(ステップS46)。
その後、コントラスト判定用画像1を撮影する(ステップS47)。この撮影は、CPU5による命令信号に従い、駆動部33が撮像素子15を駆動して、撮像レンズ14で結像されたコントラスト判定用画像1の入光像が光電変換して映像信号を生成し、さらに後段のCDS/AGC部16及びA/D変換部17において、所定の画像処理が施されAD変換処理されて、デジタル化された画像データとして生成される。この画像データは、信号処理部2を経て補正制御部3に入力される。次に、補正制御部3内の色度計算部23は、画像データに基づき、RGB全色の1フレーム平均輝度値(Kw)を算出し、その値は制御バス10を通じてメモリ26に保存される。
次に、校正用画像生成部25は、CPU5からの表示命令信号を受信すると、輝度値(R,G,B)=(0,0,0)の黒色の画像データを出力選択部24に出力する。出力選択部24に入力された画像データは、前述と同様な経路を通って表示部9のガイド領域29内に表示される(ステップS48)。引き続き、CPU5が駆動部33に駆動信号を送信すると、前述と同様な処理を経て、撮像画像のRGB全色の1フレーム平均輝度値(Kbとする)がメモリ26に保存される(ステップS49)。
この後、CPU5は、KwとKbの値をメモリ26から読み出して、そのコントラスト比(Co=Kw/Kb)、即ち平均輝度比(Co)を算出する。そして、この平均輝度比(Co)によりカメラの設置状態が適切か否かを判定する(ステップS50)。具体的には、この平均輝度比(Co)が予め定めている所定輝度値(Cok)と比べて、平均輝度比(Co)が所定輝度値(Cok)未満のときには(NO)、表示画面に垂直になるように配置されず不適切と判定され、PC8はカメラの再設置を行うように指示するメッセージを表示部9に表示する。この表示を見た操作者は、ステップS45に戻り、再度カメラを再設置して、再撮影開始を入力装置から指示して同様に撮影及び判定を行う。
一方、平均輝度比(Co)が所定輝度値(Cok)以上であると判定された場合には(YES)、CPU5は、ステップS51以降の校正用の撮像処理に移行する。以下のステップ51からシーケンスが終了するステップ55までの処理は、前述した第1の実施形態におけるステップS6からステップS11までの処理と同等の処理を行うため、簡単に説明する。
次に、カメラ本体13からの画像データをそのままガイド領域29に表示させて、撮影する。撮影された画像データは、デジタル化などの画像処理が施される。この画像データは、色度計算部23によりマトリックス演算されて、色度値が算出されてメモリ26に保存される。その後に、校正用画像生成部25により、白、赤、青、緑等の予め設定された校正用画像を表示部9に表示して、撮像部1で撮影し色度値を算出する。このような撮影が完了したならば、メモリ26に記憶された各校正用画像とそれを撮影した画像の色度値を表示画面上に色度図30として表示すると共に、色変換マトリックスの係数を設定する。前述した様に、表示された校正状態表示を確認して、各色所定値以下になり(調整範囲32a、32b、32c、32d内に入ったとき)、操作者は校正が完了したと判定したならば、一連の処理を終了する(ステップS51〜ステップS56)。
以上説明したように、本実施形態によれば、コントラスト比を得るための例えば、白黒撮影画像による平均輝度比(Co)が所定輝度値(Cok)未満である場合には、つまりコントラスト比が小さい時は、校正撮影用に設置したカメラ本体の撮影光軸が表示部9の表示面に対して、垂直ではなく、斜めに傾いて設置されていると判定している。この不適切な設置が改善されて、表示画面とカメラの光軸とが垂直又はその許容範囲になるまで、操作者は、カメラ本体13の設置を繰り返し行い、設置位置の不適切により発生する不適切な色補正を防止することができる。よって、カメラの設定状態が的確であることが確認でき、モニタの色校正精度が上がる。
次に、第4の実施形態について説明する。
本実施形態は、標本画像に特徴的に表れる色を検出し、その色に基づいて表示装置の色補正するものである。予め記録された顕微鏡観察画像データの一つを指定して、その画像データの色差情報から色相情報を解析する。この色相情報に基づいて校正を行うべきサンプル色を決定する。実際の観察画像に最適な色がモニタ上に表示され、これに基づいてモニタ画像の色調整を実施し、最適な色校正を行うものである。本実施形態の構成部位は、前述した第1の実施形態の構成部位と同等であり、同じ参照符号を用いて詳細な説明は省略する。本実施形態は、第1の実施形態に対して、動作のみが異なっている。以下に、図15に示すフローチャートを参照して、本実施形態における動作について説明する。
まず、操作者は、台上に設置された表示部9の表示面に対して顕微鏡用撮像装置のカメラ本体13を設置する。その後、顕微鏡用撮像装置に電源を入れる(ステップS61)。この電源の投入により、装置各部に各画像処理のデフォルトパラメータが設定される(ステップS62)。
次に、色情報抽出手段となるPC8は、操作者が予め撮影した観察画像データファイルを指定するメッセージを表示部9の画面に表示して、校正色判定用画像が指定されているか否かを判定する(ステップS63)。その画像が指定されるまで(NO)待機し、PC8内の図示しない記憶装置に保存された観察画像ファイルを入力装置7から指定されたならば(YES)、PC8は指定画像データの画素毎に色差信号を求める。この後、PC8は色相角を図16に示すようにaからpまで16分割した場合に、指定観察画像データの各画素の色相がいずれの領域に含まれるかを解析する(ステップS64)。
この解析に基づき、どの色に対して補正を行うのがよいかを判定する(ステップS65)。この判定はPC8が指定観察画像データの各画素の色相が図16におけるa,b,c,dの領域に含まれる。各領域の代表点a’,b’,c’,d’のそれぞれの色相を有するRGB輝度値データ(Ra’,Ga’,Ba’),(Rb’,Gb’,Bb’),(Rc’,Gc’,Bc’),(Rd’,Gd’,Bd’)を、I/F部6及びコントローラ4を経て、CPU5に送信する。CPU5は、これらの値をメモリ26に保存する。
次に、カメラ位置のガイド表示を行った後(ステップS66)、表示装置の校正開始命令の有無を判別する(ステップS67)。この判別において、操作者が入力装置7を用いて校正開始命令を入力すると(YES)、PC8は操作者がカメラ本体の位置を合わせるためのガイド領域を表示画面上に表示する。操作者がカメラ設置を完了すると、入力装置7からその旨を指示する。
CPU5は、メモリ26に保存された所定のRGB値(Ra’,Ga’,Ba’)データを読み出し、校正用画像生成部25に命令を送信すると、校正用画像生成部25は、このRGB輝度値を有する画像データを生成し、出力選択部24に出力する。その後、この画像データに基づく校正用画像を表示画面に表示する(ステップS68)。表示された校正用画像を撮影して、色度値を算出してメモリ26に保存する。引き続き、他の3色(Rb’,Gb’,Bb’),(Rc’,Gc’,Bc’),(Rd’,Gd’,Bd’)についても、同様に表示画面に校正状態を表示させて撮影し、それぞれに色度値を算出してメモリ26に保存する(ステップS69)。
次に、CPU5は全色の校正用画像の撮影が完了したか否かを判定する(ステップS70)。この判定で全色の校正用画像の撮影が完了したと判定した場合には(YES)、メモリ26に保存されている色度値を読み出して、PC8に送信する。PC8は受信した各色の色度値を、図9に示したと同様に、表示画面に校正用画像を表示する(ステップS71)。そして、前述した様に、色変換マトリックスの係数を設定し(ステップS72)、表示された校正状態表示を確認して、操作者が再撮影を行う必要がないと判定したならば、一連の処理を終了する(ステップS73)。
以上説明したように、第4の実施形態によれば、観察画像データを解析し、その画像に特徴的に表れる色に対して、表示装置の色合わせを行うため、操作者の観察対象に応じてより適切な色補正を実現することができる。
また、本実施形態においては、色相分布から観察画像の特徴的な色を抽出する際、各色相領域に分布する画素の最低数などを設定、または輝度値の上下限値を定めて選別対象画素にフィルタをかければ、ゴミや欠陥画素等のノイズ成分が画像データに含まれていてもそれらを除去し、誤った色相判定を防止することができる。また、液晶表示装置(LCDパネル等)の表示画素に表示される映像信号に対して、経験的に又は実験等により求めた任意の閾値を設定して、閾値以下の映像信号をノイズ信号として考えて、閾値に応じて色情報を抽出する画素を選別してもよい。また標本の色分布に応じて補正対象色を可変できるため、標本により適切に色校正できる。
尚、本発明は、前述した構成により以下のような作用効果を有している。
・本発明の顕微鏡用撮像装置は、標本画像を表示する表示手段と、前記表示手段に表示させる校正用画像を生成する校正用画像生成手段と、前記校正用画像を撮影する撮像手段と、前記校正用画像生成手段が生成した校正用画像と前記撮像手段によって撮影した校正撮影画像の色情報を前記表示手段に表示させる色情報表示手段とを有し、校正用画像と校正用画像を撮影した画像の色情報が同時に表示装置の画面上に表示され、操作者の校正作業効率が改善される。
・本発明の顕微鏡用撮像装置は、撮像手段によって撮影した校正撮像画像データと、校正用画像生成手段によって生成される校正用画像データとを前記表示手段の色を補正するため、モニタ付属の調整機能が不十分、もしくは調整不可な場合において、モニタの調整機能を使用せずに校正用画像と校正用画像を撮影した画像の色合わせを行うことができる。
・本発明の顕微鏡用撮像装置は、撮像手段と表示手段の配置関係を予測する配置状態予測手段を有するため、操作者は校正用画像撮像時に撮像手段と表示装置の設置状態の良否を知ることができる。
・本発明の顕微鏡用撮像装置は、配置状態予測手段を用いて、表示手段に表示される撮像手段で撮影された画像データからコントラスト比を算出し、コントラスト比に基づき校正用画像を撮る撮像装置の光軸方向と表示装置の表示画面とのなす角度を予測することができる。
・本発明の顕微鏡用撮像装置は、操作者の指定した画像に含まれる色情報を抽出する色情報抽出手段を有し、色情報抽出手段によって抽出された色を有する画像を校正用画像として表示装置に表示することができる。
・本発明の顕微鏡用撮像装置は、校正用画像と色成分表示を表示手段の異なる領域に表示し、操作者による校正作業効率を上げることができる。
・本発明の顕微鏡用撮像装置は、校正用画像生成手段によって生成した校正用画像と撮像手段によって撮影した校正撮像画像の色情報(又は色成分)の差分を表示手段が表示するため、操作者は表示画面の校正状態を知ることができる。
・本発明の顕微鏡用撮像装置は、校正画像生成部において複数の画像を生成し、該複数の画像を撮像手段で撮影した撮像画像データをもとに表示手段の特性を検出するため、専用キャリブレータを用いずに簡易にモニタプロファイルを生成させることができる。
・本発明の顕微鏡用撮像装置は、校正用画像生成手段において同色の異なる輝度値を有する複数の画像を生成し、表示手段に表示された複数の画像を撮像手段によって撮影した画像を基に表示手段のガンマ特性を算出することができる。
・本発明の顕微鏡用撮像装置は、色情報抽出手段において、所定の閾値に応じて色情報を抽出する画素を選別するため、欠陥画素やノイズを発生する画素を除去することができる。
・本発明の顕微鏡用撮像装置は、表示手段に校正手順を示すメッセージを表示するため、操作者は、円滑に校正操作を行うことができる。
本発明は、以上説明した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば随時変形して実施することは当然である。
本発明の第1の実施形態に係る顕微鏡用撮像装置の概略構成を示す図である。 第1の実施形態における撮像部の概略構成を示す図である。 第1の実施形態における画像処理部の概略構成を示す図である。 第1の実施形態における階調補正部の入出力信号の概略を示す図である。 第1の実施形態における補正制御部の概略構成を示す図である。 第1の実施形態の処理手順を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態における撮像装置と表示装置の側面からみた配置を示す図である。 第1の実施形態における撮像装置と表示装置の正面からみた配置を示す図である。 第1の実施形態における表示装置に表示される色度図である。 第1の実施形態における表示装置に表示される色度図である。 第1の実施形態の変形例において校正用画像生成部が生成する画像輝度値を示す図である。 第2の実施形態における補正制御部の概略構成を示す図である。 第2の実施形態の処理手順を説明するためのフローチャートである。 第3の実施形態の処理手順を説明するためのフローチャートである。 第4の実施形態の処理手順を説明するためのフローチャートである。 第4の実施形態において、生成される色分布図である。
符号の説明
1…撮像部、2…信号処理部、3…補正制御部、4…コントローラ、5…CPU、6…I/F部、7…入力装置、8…PC、9…表示部、10…制御バス、11…I/Fケーブル、12…モニタケーブル、13…カメラ本体、14…撮像レンズ、15…撮像素子、16…CDS/AGC回路、17…A/D変換器、18…RGB変換部、19…ホワイトバランス補正部、20…色マトリックス部、21…階調補正部、22…輪郭強調部、23…色度計算部、24…出力選択部、25…校正用画像生成部、26…メモリ、27…色変換マトリックス、28…三脚、29…ガイド領域、30…色度図、31a,31b,31c…モニタ設定ボタン、32a,32b,32c,32d…調整範囲、33…駆動部、34…校正撮像開始ボタン(アイコン)。

Claims (15)

  1. 画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示させる予め定めた校正用画像を生成する校正用画像生成手段と、
    前記表示手段の表示画面に表示される前記校正用画像を撮影する撮像手段と、
    を具備し、
    前記校正用画像生成手段が生成した基準となる校正用画像の基準色情報及び、前記撮像手段によって撮影した前記校正撮像画像における色情報を、前記表示手段の表示画面上に表示させることを特徴とする顕微鏡用撮像装置。
  2. 請求項1に記載の前記顕微鏡鏡用撮像装置は、
    前記撮像手段によって撮影した校正撮像画像の色情報と、前記校正用画像生成手段によって生成される校正用画像の基準色情報とを、前記表示手段に表示される色情報座標の座標上に表示し、前記校正用画像生成手段によって生成される校正用画像の基準色情報と、前記撮像手段によって撮影した校正画像の色情報とを一致させる色変換マトリックス変更手段を有する。
  3. 請求項1に記載の前記顕微鏡鏡用撮像装置は、さらに、
    前記表示手段に設けられ、表示画面に表示される画像に対して、色補正条件を変更する色補正を行う色補正手段と、
    前記撮像手段によって撮影した校正撮像画像の色情報と、前記校正用画像生成手段によって生成される校正用画像の基準色情報とを、前記表示手段に表示される色情報座標の座標上に表示し、前記校正用画像生成手段によって生成される校正用画像の基準色情報と、前記撮像手段によって撮影した校正画像の色情報とが一致するように前記表示手段による表示色を補正する色変換マトリックス変更手段と、を有し、
    前記色補正手段による前記校正用画像の基準色情報と前記校正画像の色情報との一致処理が該色補正手段のおける色補正範囲を超えた際に、演算処理制御手段による該一致処理を行う。
  4. 請求項1に記載の顕微鏡用撮像装置は、さらに、
    前記撮像手段と前記表示手段の配置状態を判定する配置状態判定手段を有し、前記配置状態判定手段の判定結果を前記表示手段に表示する。
  5. 請求項4に記載の前記配置状態判定手段は、
    前記表示手段に表示される画像を前記撮像手段によって撮影した画像データからコントラストを算出し、該コントラストと所定の閾値の比較によって前記配置状態を判定する。
  6. 請求項1に記載の前記顕微鏡用撮像装置は、
    操作者の指定した画像に含まれる各画素における色の分布状態を含む色分布情報を抽出する色分布情報抽出手段を有し、前記色分布情報抽出手段によって抽出された色分布情報を有する画像を前記校正用画像として前記表示装置に表示する。
  7. 請求項1に記載の前記顕微鏡用撮像装置は、
    前記校正用画像と前記色情報を、前記表示手段における表示画面の異なる画面領域に表示する。
  8. 請求項1に記載の前記顕微鏡用撮像装置において、
    前記表示手段は、前記校正用画像生成手段が生成した校正用画像と前記撮像手段によって撮影した校正撮像画像の色情報の差分を表示する。
  9. 請求項1に記載の前記顕微鏡用撮像装置は、
    前記校正画像生成部において複数の画像を生成し、該複数の画像を前記撮像手段で撮影した撮像画像データをもとに前記表示手段の特性を検出するモニタ特性検出手段を有する。
  10. 請求項9に記載の前記顕微鏡用撮像装置は、
    前記モニタ特性検出手段は、前記校正用画像生成手段において同色の異なる輝度値を有する複数の画像を生成し、前記表示手段に表示された該複数の画像を前記撮像手段によって撮影した画像を基に前記表示手段のガンマ特性を算出する。
  11. 請求項6に記載の前記色情報抽出手段は、
    任意に設定した閾値に応じて色情報を抽出する画素を選別する。
  12. 請求項2に記載の顕微鏡用撮像装置において、
    前記演算処理制御手段は、前記表示手段の画面上に校正手順を指示するメッセージ機能を有している。
  13. 請求項2に記載の表示色補正手段は、前記校正用画像の色情報と、前記校正撮像画像の色情報を元に表示色を補正する演算処理手段を有する。
  14. 撮像手段と、
    撮像された画像を記録する記録手段と、
    前記画像を表示する表示手段と、
    前記画像における画像特性値が既知の校正用画像を生成する校正用画像生成手段と、
    前記校正用画像生成手段の校正用画像を前記表示手段に表示させ、前記撮像手段で撮像された校正用画像データを記録し、記録された前記校正用画像データの画像特性値を解析して、この解析された画像特性値と前記校正用画像の画像特性値とを前記表示手段に表示させる制御手段と、
    を具備することを特徴とする顕微鏡用撮像装置。
  15. 撮像手段と、撮像された画像を記録する記録手段と、前記画像を表示する表示手段と、前記画像における画像特性値が既知の校正用画像を生成する校正用画像生成手段とを備えた顕微鏡用撮像装置に適用される画像調整方法であって、
    前記校正用画像生成手段から前記校正用画像を出力して、この校正用画像を前記表示手段に表示し、
    前記表示手段に表示された前記校正用画像を前記撮像手段で撮像して、この撮像された校正用画像データを記録し、
    記録された前記校正用画像データの画像特性値を解析して、この解析された前記画像特性値と前記校正用画像の画像特性値とを前記表示手段に表示させることを特徴とする顕微鏡用撮像装置の画像調整方法。
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