JP2007318253A - 到達確認型ブロードキャスト配信方法、移動端末、及びブロードキャスト配信サーバ - Google Patents

到達確認型ブロードキャスト配信方法、移動端末、及びブロードキャスト配信サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】ブロードキャスト情報の受信漏れを確実に検出可能とする。
【解決手段】サービスエリア内の移動端末2に対し、ブロードキャスト配信サーバ101からブロードキャスト情報を配信する到達確認型ブロードキャスト配信方法であって、ブロードキャスト配信サーバ101が、ブロードキャスト情報の配信予定時刻を移動端末2に通知するステップS102と、移動端末2が、配信予定時刻を受信予定時刻として記憶するステップS103と、移動端末2が、受信予定時刻にブロードキャスト配信サーバ101からブロードキャスト情報を受信したか否かを判定し、判定結果に応じて未到達のブロードキャスト情報を検出するステップS107と、移動端末2が、未到達のブロードキャスト情報の受信予定時刻をブロードキャスト配信サーバ101に通知するステップS108とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動通信システムにおけるブロードキャスト型の情報配信サービスに用いられる到達確認型ブロードキャスト配信方法、移動端末、及びブロードキャスト配信サーバに関する。
ブロードキャスト型の情報配信サービスとして、3GPP(3rd Generation Partnership Project)標準化仕様によって、セルブロードキャストサービス(CBS)が定義されている。セルブロードキャストサービスでは、各基地局は、通信可能なエリアであるセルに対して、特定の無線チャネル(以下「ブロードキャストチャネル」)を用いて、各セルに対応した複数種の放送情報(以下「ブロードキャスト情報」)を配信する。具体的には、ブロードキャスト配信サーバは、各セルに対応した案内情報や天気予報等を含むブロードキャスト情報を作成し、作成したブロードキャスト情報をサービスエリア内の移動端末へ所定のタイミングで配信する。
一方、ブロードキャストチャネルに加えて、ブロードキャストチャネルに対する通信品質を保障するための双方向チャネルを設け、移動端末が、受信したパケットに誤りがあるか否かを双方向チャネルの上り回線を用いて基地局に通知する手法が提案されている(特許文献1参照。)。基地局は、移動端末からの再送要求に応じて、双方向チャネルの下り回線を用いて、ブロードキャストチャネルで送信したパケットの一部を再送する。
特開2004−128563号公報
上述した基地局がブロードキャスト情報をパケット単位で再送する手法においては、ブロードキャスト情報を構成するパケットのパケット誤り及びパケット抜け程度であれば対応可能である。しかしながら、移動端末がサービスエリア外に存在する場合又は移動端末の電源がオフであるために、1回分又は複数回分のブロードキャスト情報の受信自体が不可能となるような場合に対応できない。
すなわち、移動端末がブロードキャスト情報の受信自体が不可能となるような場合、双方向チャネルも使用不可能となるため、ネットワーク側では、移動端末が各ブロードキャスト情報を実際に受信したか否かを確認できない。したがって、ブロードキャスト情報の受信漏れのあった移動端末に対し、利用料金の減額やブロードキャスト情報の再送等の保証を行うことが困難であった。
上記問題点を鑑み、本発明は、ブロードキャスト情報の受信漏れを確実に検出可能とする到達確認型ブロードキャスト配信方法、移動端末、及びブロードキャスト配信サーバを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の特徴は、サービスエリア内の移動端末に対し、ブロードキャスト配信サーバからブロードキャスト情報を配信する到達確認型ブロードキャスト配信方法であって、ブロードキャスト配信サーバが、ブロードキャスト情報の配信予定時刻を移動端末に通知するステップと、移動端末が、配信予定時刻を受信予定時刻として記憶するステップと、移動端末が、受信予定時刻にブロードキャスト配信サーバからブロードキャスト情報を受信したか否かを判定し、判定結果に応じて未到達のブロードキャスト情報を検出するステップと、移動端末が、未到達のブロードキャスト情報の受信予定時刻をブロードキャスト配信サーバに通知するステップとを含む到達確認型ブロードキャスト配信方法であることを要旨とする。
この特徴によれば、ブロードキャスト配信サーバは、ブロードキャスト情報の受信漏れを確実に検出可能となる。
本発明の第2の特徴は、第1の特徴に係る到達確認型ブロードキャスト配信方法において、ブロードキャスト配信サーバが、配信すべきブロードキャスト情報とその配信予定時刻を対応づけた配信予定表を作成するステップと、ブロードキャスト配信サーバが、配信予定表に基づき、移動端末から通知された受信予定時刻と一致する配信予定時刻に対応づけられたブロードキャスト情報を、未到達のブロードキャスト情報として特定するステップとを更に含むことを要旨とする。
この特徴によれば、ブロードキャスト配信サーバは、受信漏れのあったブロードキャスト情報を特定することが可能となる。
本発明の第3の特徴は、第2の特徴に係る到達確認型ブロードキャスト配信方法において、ブロードキャスト配信サーバが、ブロードキャスト情報の配信サービスについての利用料金を移動端末毎に管理する課金サーバに対し、特定された未到達のブロードキャスト情報に対する利用料金の減額を要求する料金減額要求を送信するステップを更に含むことを要旨とする。
この特徴によれば、ブロードキャスト情報の受信漏れのあった移動端末に対し、利用料金の減額を行うことが可能となる。
本発明の第4の特徴は、第2又は第3の特徴に係る到達確認型ブロードキャスト配信方法において、ブロードキャスト配信サーバが、移動端末に対し、特定された未到達のブロードキャスト情報をユニキャストにより送信するステップを更に含むことを要旨とする。
この特徴によれば、ブロードキャスト情報の受信漏れのあった移動端末に対し、ブロードキャスト情報の再送を行うことが可能となる。
本発明の第5の特徴は、ブロードキャスト配信サーバからサービスエリア内に配信されるブロードキャスト情報を受信する移動端末であって、ブロードキャスト配信サーバからブロードキャスト情報の配信予定時刻を通知された場合、配信予定時刻を受信予定時刻として記憶する受信予定記憶部と、受信予定時刻にブロードキャスト配信サーバからブロードキャスト情報を受信したか否かを判定し、判定結果に応じて未到達のブロードキャスト情報を検出する未到達情報検出部と、未到達のブロードキャスト情報の受信予定時刻をブロードキャスト配信サーバに通知する未到達通知部とを備える移動端末であることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、サービスエリア内の移動端末に対し、ブロードキャスト情報を配信するブロードキャスト配信サーバであって、配信すべきブロードキャスト情報とその配信予定時刻を対応づけた配信予定表を記憶する配信予定記憶部と、配信予定時刻を移動端末に通知することで、移動端末にブロードキャスト情報の受信予定時刻を記憶させる配信予定通知部と、移動端末が受信予定時刻にブロードキャスト情報を受信しなかった場合に、移動端末から受信予定時刻を受信する通信インタフェース部と、配信予定表に基づき、移動端末から受信した受信予定時刻と一致する配信予定時刻に対応づけられたブロードキャスト情報を未到達のブロードキャスト情報として特定する未到達情報特定部とを備えるブロードキャスト配信サーバであることを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、第6の特徴に係るブロードキャスト配信サーバにおいて、ブロードキャスト情報の配信サービスについての利用料金を移動端末毎に管理する課金サーバに対し、特定された未到達のブロードキャスト情報に対する利用料金の減額を要求する料金減額要求を送信する料金減額要求部を更に備えることを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、第6又は第7の特徴に係るブロードキャスト配信サーバにおいて、移動端末に対し、特定された未到達のブロードキャスト情報をユニキャストにより送信するブロードキャスト情報配信部を更に備えることを要旨とする。
本発明によれば、ブロードキャスト情報の受信漏れを確実に検出可能とする到達確認型ブロードキャスト配信方法、移動端末、及びブロードキャスト配信サーバを提供できる。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(移動通信システムの構成)
本発明の実施形態に係る移動通信システムは、図1(a)に示すように、移動端末1,2と、位置制御、呼制御、及びサービス制御等を行うコアネットワーク(CN)100と、無線技術を制御・終端する無線アクセスネットワーク(RAN)200とを備える。ここでは移動端末1,2として携帯電話端末を例示しているが、無線通信機能を有するPDA等であってもかまわない。
無線アクセスネットワーク200は、基地局201,202を備える。基地局201,202のそれぞれは、通信可能なエリアであるセルを構成し、各セルを併せたエリアを「サービスエリア」と呼ぶ。なお、移動端末1,2は、基地局201,202にそれぞれ接続しており、ブロードキャストリンクが設定されている。
コアネットワーク100は、サービスエリア内の移動端末1,2に対してブロードキャスト情報を配信するブロードキャスト配信サーバ101と、ブロードキャスト情報の配信サービスについての利用料金を移動端末1,2毎に管理する課金サーバ102とを備える。
ブロードキャスト配信サーバ101は、各セルに対応した案内情報や天気予報等を含むブロードキャスト情報を作成し、作成したブロードキャスト情報を、コアネットワーク100及び無線アクセスネットワーク200等のネットワークを介してサービスエリア内の移動端末1,2へ配信する。
また、ブロードキャスト配信サーバ101は、ブロードキャスト情報の配信予定時刻を移動端末1,2に予め通知する。ここで、「時刻」とは、時分に加えて年月日等を含んでいてもかまわない。ブロードキャスト配信サーバ101は、配信予定時刻にブロードキャスト情報を配信する。
移動端末1,2は、ブロードキャスト配信サーバ101から通知された配信予定時刻を受信予定時刻として記憶する。移動端末1,2は、受信予定時刻にブロードキャスト配信サーバ101からブロードキャスト情報を受信したか否かを判定し、判定結果に応じて未到達のブロードキャスト情報を検出する。具体的には、移動端末1,2は、受信予定時刻にブロードキャスト情報を受信した場合には、受信漏れが無いと判定する。これに対して、移動端末1,2は、受信予定時刻にブロードキャスト情報を受信しなかった場合には、受信漏れが発生したと判定する。
なお、受信漏れが無い場合であっても、伝送路上の遅延により、受信予定時刻と、移動端末1,2がブロードキャスト情報を実際に受信する時刻とは厳密には一致せず、誤差が生じる。ただし、この誤差がブロードキャスト配信間隔に対して十分に小さい量である限り、ブロードキャスト情報の特定に影響しないため、「一致」の範囲内とみなす。
(到達確認型ブロードキャスト配信方法)
次に、図1(b)を用いて、図1(a)の無線通信システムに用いられる到達確認型ブロードキャスト配信方法について詳細に説明する。ただし、移動端末1,2は、同様の構成を有しているため、移動端末2について説明し、移動端末1の説明は省略する。また、ブロードキャスト配信サーバ101が、2回のブロードキャスト配信を行うものとし、移動端末2がサービスエリア外であるために2回目のブロードキャスト配信を受信できない場合について説明する。
図1(b)のステップS101において、ブロードキャスト配信サーバ101は、一定期間におけるブロードキャスト情報の配信予定時刻を含む配信予定表を作成し、作成した配信予定表を記憶する。
ステップS102において、ブロードキャスト配信サーバ101は、ステップS101で作成した配信予定表を移動端末2に通知する。
ステップS103において、移動端末2は、ステップS102で通知された配信予定表に基づいて、ブロードキャスト情報の受信予定時刻にブロードキャスト情報を実際に受信したか否かを確認するための受信予定表を作成する。
ステップS104において、ブロードキャスト配信サーバ101は、ステップS101で記憶した配信予定表に従って、ブロードキャスト情報を移動端末2に配信する。
ステップS105において、移動端末2は、ステップS104で配信されたブロードキャスト情報が、ステップS103で作成した受信予定表に従っているか否かを判定する。ここでは、受信予定表に従っているため、予定通りに受信したことを受信予定表に記録する。
ステップS106において、ブロードキャスト配信サーバ101は、ステップS101で記憶した配信予定表に従って、ブロードキャスト情報を移動端末2に配信する。しかし、移動端末2がサービスエリア外であるために、ブロードキャスト情報が移動端末2に未到達である。
ステップS107において、移動端末2は、受信予定時刻にブロードキャスト情報を受信しないため、受信漏れがあったと判定する。また、移動端末2は、受信予定通りにブロードキャスト情報を受信できなかったことを受信予定表に記録する。
ステップS108において、移動端末2は、ステップS107で検出した未到達のブロードキャスト情報の受信予定時刻を含む未到達通知を、ブロードキャスト配信サーバ101へ送信する。未到達通知には、未到達のブロードキャスト情報の受信予定時刻に加えて、例えば、移動端末2を一意に識別する端末識別子(端末ID)が含まれている。
ステップS109において、ブロードキャスト配信サーバ101は、ステップS101で記憶した配信予定表に基づき、ステップS108で移動端末2から通知された受信予定時刻と一致する配信予定時刻に対応づけられたブロードキャスト情報を、未到達のブロードキャスト情報として特定する。この結果、ステップS106で配信したブロードキャスト情報が、移動端末2に未到達のブロードキャスト情報として特定される。
ステップS110において、ブロードキャスト配信サーバ101は、移動端末2に対し、ステップS109で特定した未到達のブロードキャスト情報をユニキャストにより送信する。
ステップS111において、ブロードキャスト配信サーバ101は、課金サーバ102に対し、未到達のブロードキャスト情報についての利用料金の減額を要求する料金減額要求を送信する。この料金減額要求には、例えば、ステップS108で通知された移動端末2の端末IDが含まれている。なお、ステップS111は、ステップS110の前に実行されてもかまわない。
ステップS112において、課金サーバ102は、移動端末2に対する利用料金を減額する。一例として課金サーバ102は、ブロードキャスト情報の配信サービスについての利用料金と端末IDとを対応づけて管理しており、ステップS111で通知された端末IDに対応づけられた利用料金を減額する。
このように、本発明の実施形態に係る到達確認型ブロードキャスト配信方法によれば、ブロードキャスト配信サーバ101は、ブロードキャスト情報の受信漏れを確実に検出可能であり、且つ、受信漏れのあったブロードキャスト情報を特定することが可能となる。したがって、ブロードキャスト情報の受信漏れのあった移動端末2に対し、利用料金の減額及びブロードキャスト情報の再送を行うことが可能となる。
(ブロードキャスト配信サーバの構成)
ブロードキャスト配信サーバ101の機能構成例を図2(a)に示す。ブロードキャスト配信サーバ101は、配信予定記憶部602と、通信インタフェース部(以下「通信IF部」)603と、配信済み情報記憶部604と、ブロードキャスト情報配信部605と、入出力インタフェース部(以下「入出力IF部」)606と、未到達情報特定部608と、料金減額要求部609と、配信予定通知部610とを備える。なお、ブロードキャスト配信サーバ101は、図示を省略するCPUと、記憶装置(ROM、RAM、及びHDD)等のハードウェアにより構成され、CPUは記憶装置に格納されたプログラムを実行することで、ブロードキャスト情報配信部605と、未到達情報特定部608と、料金減額要求部609と、料金減額要求部609と、配信予定通知部610の各機能を実行する。
通信IF部603は、コアネットワーク100と各種の情報を入出力する。入出力IF部606は、例えば、キーボード及びマウス等の入力装置と、表示装置等により構成される。配信予定記憶部602は、例えばHDDにより構成され、ブロードキャスト情報配信部605が作成する配信予定表を記憶する。配信済み情報記憶部604は、例えばHDDにより構成され、配信済みのブロードキャスト情報をファイルとして記憶する。
ブロードキャスト情報配信部605は、ブロードキャスト情報を作成し、作成したブロードキャスト情報を、通信IF部603を介して移動端末1,2へ配信する。また、ブロードキャスト情報配信部605は、配信済みのブロードキャスト情報を配信済み情報記憶部604に格納し、そのファイル格納場所を配信予定記憶部602に書き込む。この結果、配信予定記憶部602に記憶される配信予定表は、図2(b)に示すように、配信予定時刻とファイル格納場所とを対応づけた構成となる。
配信予定通知部610は、配信予定記憶部602に記憶された配信予定表(配信予定時刻)を移動端末1,2に通知する。
通信IF部603は、受信漏れを検出した移動端末から、端末IDと受信予定時刻を含む未到達通知を受信する。通信IF部603は、未到達通知を未到達情報特定部608及び料金減額要求部609に転送する。
未到達情報特定部608は、配信予定記憶部602に記憶された配信予定表に基づき、未到達のブロードキャスト情報を特定する。特定された未到達のブロードキャスト情報は、配信済み情報記憶部604から取得され、ブロードキャスト情報配信部605に転送される。
ブロードキャスト情報配信部605は、配信済み情報記憶部604から取得された未到達のブロードキャスト情報を、未到達通知に含まれる端末IDの示す移動端末に対し、ユニキャストにより送信する。
また、料金減額要求部609は、未到達通知に基づいて、課金サーバ102に対し、未到達のブロードキャスト情報についての利用料金の減額を要求する。
(移動端末の構成)
次に、移動端末2の機能構成例を図3(a)に示す。移動端末2は、アンテナ500と、共用器501と、送信部502と、受信部503と、制御部504と、ユーザデータ処理部505と、未到達情報検出部506と、受信予定記憶部507と、未到達通知部508と、入出力IF部509と、ブロードキャスト情報記憶部510とを備える。なお、移動端末2は、図示を省略するCPUと、記憶装置(ROM、RAM)等のハードウェアにより構成され、CPUが記憶装置に格納されたプログラムを実行することで、制御部504と、ユーザデータ処理部505と、未到達情報検出部506と、未到達通知部508の各機能を実行する。
未到達情報検出部506は、ブロードキャスト配信サーバ101から通知された配信予定表に基づき、図3(b)に示すような受信予定表を作成する。図3(b)に示す受信予定表は、ブロードキャスト情報の受信予定時刻と、ブロードキャスト情報を実際に受信したか否かを示す受信チェック欄とを対応づけた構成を有している。受信予定表について、初期状態では、受信チェック欄が「未受信」となっている。未到達情報検出部506は、受信予定時刻にブロードキャスト情報を受信すると、受信チェック欄を「未受信」から「受信済」に更新する。
このように、未到達情報検出部506は、受信予定時刻にブロードキャスト配信サーバからブロードキャスト情報を受信したか否かを判定し、判定結果に応じて未到達(未受信)のブロードキャスト情報を検出する。
未到達通知部508は、受信予定表を参照し、未到達のブロードキャスト情報の受信予定時刻を含む未到達通知をブロードキャスト配信サーバ101へ送信する。
なお、入力IF部509は、例えば、マイクロフォン、キーパッド、及びスクロールボタン等の入力装置と、スピーカ及び表示装置等の出力装置により構成される。
共用器501は、送信部502からの送信信号をアンテナ500に伝達すると共に、アンテナ500からの受信信号を受信部503に伝達する。
受信部503は、例えば、受信信号をダウンコンバートする受信RF部と、ダウンコンバートされた受信信号を逆拡散する逆拡散部と、逆拡散された受信信号を復調する復調部とを備えている。復調されたデータは、制御部504及びユーザデータ処理部505等に送られる。
一方、制御部504及びユーザデータ処理部505等が基地局202へ送信する送信データは、送信部502へ送られる。送信部502は、送信データを変調する変調部と、変調された送信データを拡散する拡散部と、拡散された送信データをアップコンバートして送信信号として送出する送信RF部とを備えている。送信信号は、共用器501及びアンテナ500を介して基地局202へ送信される。
(具体例)
次に、図4〜図7を用いて、図1(a)の移動通信システムの具体的な動作例について説明する。ただし、ブロードキャスト配信サーバ101が、1日分の配信予定を移動端末1,2に通知し、移動端末1,2が、1日分の受信漏れを一括してブロードキャスト配信サーバ101に通知する場合について説明する。
図4は、ブロードキャスト配信サーバ101が、2006年3月31日の00時05分に配信予定表をブロードキャストにより配信する様子を示している。この配信予定表には、5時45分、11時45分、17時45分、23時45分にブロードキャスト情報を配信することを示している。ブロードキャスト配信サーバ101は、地震情報等の緊急連絡の場合を除き、配信予定時刻(5時45分、11時45分、17時45分、23時45分)にブロードキャスト情報を配信する。
次に、図5においては、ブロードキャスト配信サーバ101が、2006年3月31日の05時45分に、1回目のブロードキャスト配信を行う様子を示している。ブロードキャスト配信サーバ101からのブロードキャスト情報“A”は、基地局201,202を経て、ブロードキャストリンクを伝送され、移動端末1,2にそれぞれ受信される。移動端末1,2は、予定通りにブロードキャスト情報の配信を受けたこととなる。
次に、図6は、ブロードキャスト情報“B”が、2006年3月31日の11時45分に配信される様子を示している。図5と同様に、移動端末1は、ブロードキャスト情報“B”を受信している。これに対して、移動端末2は、サービスエリア外(圏外)であるため、ブロードキャスト情報“B”を受信し損ねている。よって、移動端末2は、予定時刻にもかかわらずブロードキャスト情報を受信できなかったことを記憶する。
その後、2006年3月31日の17時45分、23時45分にてブロードキャスト情報が配信され、いずれの場合も移動端末1,2はブロードキャスト情報を予定通りに受信できたものとする。
次に、図7は、移動端末2が、3月31日分のブロードキャスト受信漏れをブロードキャスト配信サーバ101に通知する様子を示している。移動端末2は、11時45分に受信すべきブロードキャスト情報が受信できなかったことを記憶しているので、受信漏れ時刻(11時45分)をブロードキャスト配信サーバ101に通知する。
ブロードキャスト配信サーバ101は、未到達のブロードキャスト情報“B”をユニキャストにより移動端末2へ送信する。また、ブロードキャスト配信サーバ101は、課金サーバ102に対し、未到達のブロードキャスト情報“B”についての利用料金の減額を要求する。例えば、一回分の情報配信が5円である場合は、ブロードキャスト配信サーバ101は、移動端末2のブロードキャスト配信サービスの利用料金を5円減額するよう要求する。課金サーバ102は、移動端末2に対する利用料金を減額する。
(その他の実施形態)
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
例えば、上述した実施形態においては、ブロードキャスト配信サーバ101が、未到達通知に応じて、未到達のブロードキャスト情報の再送処理と、課金サーバ102に対する料金減額処理の両方を実行する一例を説明したが、再送処理と料金減額処理のいずれか一方のみを実行しても良い。
また、ブロードキャスト配信サーバ101と、移動端末1,2が、正確な時刻を得る時計手段を有していることを前提として説明したが、この時計手段としては、例えば電波時計を使用することができる。電波時計は、時間情報をのせた標準電波によって時刻を抽出、修正するものである。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
図1(a)は本発明の実施形態に係る移動通信システムの全体構成例を示す模式図であり、図1(b)は本発明の実施形態に係る到達確認型ブロードキャスト配信方法を示すシーケンス図である。 図2(a)は本発明の実施形態に係るブロードキャスト配信サーバの構成例を示すブロック図であり、図2(b)は本発明の実施形態に係る配信予定表の一例を示す図である。 図3(a)は本発明の実施形態に係る移動端末の構成例を示すブロック図であり、図3(b)は本発明の実施形態に係る受信履歴の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る移動通信システムの具体的な動作例を説明するための模式図である(その1)。 本発明の実施形態に係る移動通信システムの具体的な動作例を説明するための模式図である(その2)。 本発明の実施形態に係る移動通信システムの具体的な動作例を説明するための模式図である(その3)。 本発明の実施形態に係る移動通信システムの具体的な動作例を説明するための模式図である(その4)。
符号の説明
1,2…移動端末
100…コアネットワーク
101…ブロードキャスト配信サーバ
102…課金サーバ
200…無線アクセスネットワーク
201,202…基地局
500…アンテナ
501…共用器
502…送信部
503…受信部
504…制御部
505…ユーザデータ処理部
506…未到達情報検出部
507…受信予定記憶部
508…未到達通知部
509…入出力IF部
510…ブロードキャスト情報記憶部
602…配信予定記憶部
603…通信IF部
604…配信済み情報記憶部
605…ブロードキャスト情報配信部
606…入出力IF部
608…未到達情報特定部
609…料金減額要求部
610…配信予定通知部

Claims (8)

  1. サービスエリア内の移動端末に対し、ブロードキャスト配信サーバからブロードキャスト情報を配信する到達確認型ブロードキャスト配信方法であって、
    前記ブロードキャスト配信サーバが、ブロードキャスト情報の配信予定時刻を前記移動端末に通知するステップと、
    前記移動端末が、前記配信予定時刻を受信予定時刻として記憶するステップと、
    前記移動端末が、前記受信予定時刻に前記ブロードキャスト配信サーバからブロードキャスト情報を受信したか否かを判定し、判定結果に応じて未到達のブロードキャスト情報を検出するステップと、
    前記移動端末が、前記未到達のブロードキャスト情報の受信予定時刻を前記ブロードキャスト配信サーバに通知するステップ
    とを含むことを特徴とする到達確認型ブロードキャスト配信方法。
  2. 前記ブロードキャスト配信サーバが、配信すべきブロードキャスト情報とその配信予定時刻を対応づけた配信予定表を作成するステップと、
    前記ブロードキャスト配信サーバが、前記配信予定表に基づき、前記移動端末から通知された受信予定時刻と一致する配信予定時刻に対応づけられたブロードキャスト情報を、前記未到達のブロードキャスト情報として特定するステップ
    とを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の到達確認型ブロードキャスト配信方法。
  3. 前記ブロードキャスト配信サーバが、ブロードキャスト情報の配信サービスについての利用料金を移動端末毎に管理する課金サーバに対し、前記特定された未到達のブロードキャスト情報に対する利用料金の減額を要求する料金減額要求を送信するステップを更に含むことを特徴とする請求項2に記載の到達確認型ブロードキャスト配信方法。
  4. 前記ブロードキャスト配信サーバが、前記移動端末に対し、前記特定された未到達のブロードキャスト情報をユニキャストにより送信するステップを更に含むことを特徴とする請求項2又は3に記載の到達確認型ブロードキャスト配信方法。
  5. ブロードキャスト配信サーバからサービスエリア内に配信されるブロードキャスト情報を受信する移動端末であって、
    前記ブロードキャスト配信サーバからブロードキャスト情報の配信予定時刻を通知された場合、前記配信予定時刻を受信予定時刻として記憶する受信予定記憶部と、
    前記受信予定時刻に前記ブロードキャスト配信サーバからブロードキャスト情報を受信したか否かを判定し、判定結果に応じて未到達のブロードキャスト情報を検出する未到達情報検出部と、
    前記未到達のブロードキャスト情報の受信予定時刻を前記ブロードキャスト配信サーバに通知する未到達通知部
    とを備えることを特徴とする移動端末。
  6. サービスエリア内の移動端末に対し、ブロードキャスト情報を配信するブロードキャスト配信サーバであって、
    配信すべきブロードキャスト情報とその配信予定時刻を対応づけた配信予定表を記憶する配信予定記憶部と、
    前記配信予定時刻を前記移動端末に通知することで、前記移動端末にブロードキャスト情報の受信予定時刻を記憶させる配信予定通知部と、
    前記移動端末が前記受信予定時刻にブロードキャスト情報を受信しなかった場合に、前記移動端末から前記受信予定時刻を受信する通信インタフェース部と、
    前記配信予定表に基づき、前記移動端末から受信した受信予定時刻と一致する配信予定時刻に対応づけられたブロードキャスト情報を前記未到達のブロードキャスト情報として特定する未到達情報特定部
    とを備えることを特徴とするブロードキャスト配信サーバ。
  7. ブロードキャスト情報の配信サービスについての利用料金を移動端末毎に管理する課金サーバに対し、前記特定された未到達のブロードキャスト情報に対する利用料金の減額を要求する料金減額要求を送信する料金減額要求部を更に備えることを特徴とする請求項6に記載のブロードキャスト配信サーバ。
  8. 前記移動端末に対し、前記特定された未到達のブロードキャスト情報をユニキャストにより送信するブロードキャスト情報配信部を更に備えることを特徴とする請求項6又は7に記載のブロードキャスト配信サーバ。
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