JP2007317953A - 電子回路ユニット - Google Patents

電子回路ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2007317953A
JP2007317953A JP2006147097A JP2006147097A JP2007317953A JP 2007317953 A JP2007317953 A JP 2007317953A JP 2006147097 A JP2006147097 A JP 2006147097A JP 2006147097 A JP2006147097 A JP 2006147097A JP 2007317953 A JP2007317953 A JP 2007317953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic circuit
signal
circuit unit
light emitting
emitting element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006147097A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyasu Wakabayashi
浩康 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2006147097A priority Critical patent/JP2007317953A/ja
Publication of JP2007317953A publication Critical patent/JP2007317953A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Abstract

【課題】意図するユニットと異なるユニットを誤って抜去することを防止すること。
【解決手段】基板17に回動自在に取り付けられたイジェクタ11A、11Bと、イジェクタ11A、11Bの回動に連動するスイッチ12A、12Bと、基板17への電源を制御する電源制御部15と、発光素子13と、電源制御部15からの信号に応じて発光素子13の発光状態を制御する発光素子制御部16と、スイッチ12A、12B及び発光素子制御部16からの信号に基づいて、所定の信号を電源制御部15へ出力する論理回路部14とを備える。論理回路部14は、発光素子13を発光させているときの信号が発光素子制御部16から入力されているときに、スイッチ12A、12Bのうち一方のみオフの状態となった信号がスイッチ12A、12Bから入力されても、基板17への電源を停止させる信号を電源制御部15へ出力しないように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、稼動中に筐体装置に対して挿抜可能な電子回路ユニットに関する。
稼動中に筐体装置に対して挿抜可能な従来の電子回路ユニットには、抜去の許可/不許可を示すためのLED等の表示器が実装されているとともに、挿入/抜去する際に電子回路ユニットが正常に動作することを保障することを目的として電源投入/電源断のシーケンスを行うためのイジェクタおよびスイッチ等の接触検出器が実装されているものがある(例えば、特許文献1参照)。筐体装置と電子回路ユニットとは、コネクタによって電気的かつ機械的に接続されている。
図4を参照すると、電子回路ユニット110を筐体装置120に挿入した時に、イジェクタ111A、111BをON、すなわちスイッチ112A、112BをONにすると、基板117上の電源制御部115で、電源投入時のシーケンスが起動し、シーケンスが完了する。その後、筐体装置120と電気的に接続された保守端末130から遠隔操作で電子回路ユニット110を筐体装置120に組み込む指示を出すことで、電子回路ユニット110が筐体装置120の一部として動作開始することになる。
図5を参照すると、電子回路ユニット110を筐体装置120から抜去する際、電子回路ユニット110を筐体装置120に挿入した状態で保守端末130から遠隔操作で電子回路ユニット110を筐体装置120から切り離す指示を出した後に、イジェクタ111A、111Bの一方又は両方をOFF(図5ではイジェクタ111AのみOFF)、すなわちスイッチ112A、112Bの一方又は両方をOFF(図5ではスイッチ112AのみOFF)にすると、基板117上の電源制御部115で、電源断時のシーケンスが起動し、シーケンスが完了する。その後、電子回路ユニット110はいつでも筐体装置120から抜去できる状態となる。
なお、イジェクタ111A、111Bは、電子回路ユニット110を筐体装置120に挿入している途中はOFF状態となり、電子回路ユニット110が筐体装置120に実装完了した時点でON状態にすることが可能となる機構を備えている。また、イジェクタ111A、111Bは、OFF状態にしないと電子回路ユニット110を筐体装置120から抜去することができないような機械的なロック機構も備えている。
ここで、保守等の目的で、稼動中の電子回路ユニット110を筐体装置120から抜去する手順を示す。まず、保守端末130を操作し、遠隔操作で該当する電子回路ユニット110の動作を停止させる。この時点で電子回路ユニット110に実装されている発光素子113が、抜き取り不許可を示す発光状態から、抜き取り許可を示す発光状態へと変化する。次に、電子回路ユニット110を抜き取るために、イジェクタ111A、111BをOFFにする。イジェクタ111A、111BをOFFにすることによりスイッチ112A、112BもOFFになり、電子回路ユニット110が電気的および物理的に筐体装置120から抜去可能な状態となる。このような手順を踏んだ後に、筐体装置120から電子回路ユニット110を抜去することになる。
特開平6−295250号公報
しかしながら、上記手順では、イジェクタ111A、111BをOFFにする際に、保守者が発光素子113の発光状態を見誤るなどした場合に、抜き取り不許可(発光素子113が発光状態)である隣の電子回路ユニット110のイジェクタをオフにしてしまう可能性がある。従来の電子回路ユニット110では、イジェクタ111A、111BをOFFにしてしまった時点で、基板117上の電源制御部115で電源断のシーケンスが起動してしまい、装置として意図しない動作をすることになる。そのため、保守者には、抜去可能な電子回路ユニット110がどれであるか、発光素子113の状態から正しく認識し、正しい電子回路ユニット110のイジェクタをオフにするという正確さ、すなわち、これら一連の動作に対する100%の正確さが要求されることになる。
本発明の主な課題は、保守者等が意図するユニットと異なるユニットを誤って抜去することを防止することである。
本発明の視点においては、稼動中に筐体装置に対して挿抜可能な電子回路ユニットであって、電子回路を有するベース基材と、前記ベース基材に回動自在に取り付けられた第1、第2のイジェクタと、前記第1、第2のイジェクタの回動に連動するようにして前記ベース基材に取り付けられた第1、第2のスイッチと、前記ベース基材の前記電子回路への電源を制御する電源制御部と、前記ベース基材に取り付けられた発光素子と、前記電源制御部からの信号に応じて前記発光素子の発光状態を制御する発光素子制御部と、前記第1、第2のスイッチ、及び前記発光素子制御部からの信号に基づいて、所定の信号を前記電源制御部に向けて出力する論理回路部と、を備え、前記論理回路部は、前記発光素子を発光させているときの信号が前記発光素子制御部から入力されているときに、前記第1、第2のスイッチのうち一方のみオフの状態となった信号が前記第1、第2のスイッチから入力されても、前記ベース基材の前記電子回路への電源を停止させるための信号を前記電源制御部に向けて出力しないように構成されていることを特徴とする。
本発明の電子回路ユニットにおいては、前記論理回路部は、前記発光素子を発光させているときの信号が前記発光素子制御部から入力され、かつ、前記第1、第2のスイッチの両方がオフの状態となった信号が前記第1、第2のスイッチから入力されているときに、前記ベース基材の前記電子回路への電源を停止させるための信号を前記電源制御部に向けて出力するように構成されていることが好ましい。
本発明(請求項1、2)によれば、保守者が動作中の電子回路ユニットのイジェクタの一方を誤ってOFFしても、電子回路ユニットの動作は停止せず、筐体装置の動作が意図しないものになってしまうことを防ぐことができる。また、発光素子の点灯状態を通し、保守者自身も誤った電子回路ユニットのイジェクタを操作していることが分かるようになる。さらに、イジェクタの両方を誤ってOFFにして誤った電子回路ユニットを抜去してしまう際には、電源制御部にて電源断のシーケンスが必ず起動するので、筐体装置と電子回路ユニットに悪影響を与えることがなく、安全性が確保される。
(実施形態1)
本発明の実施形態1に係る電子回路ユニットについて図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る電子回路ユニットを筐体装置に実装した状態の構成を示した模式図である。図2は、本発明の実施形態1に係る電子回路ユニットの構成を示した模式図である。図3は、本発明の実施形態1に係る電子回路ユニットの論理回路部における信号線の状態の組合せを示した表である。
電子回路ユニット10は、稼動中に筐体装置20に対して挿抜可能な電子回路を有するユニットである。電子回路ユニット10は、イジェクタ11A、11Bと、スイッチ12A、12Bと、発光素子13と、論理回路部14と、電源制御部15と、発光素子制御部16と、基板17と、コネクタ部18と、を有する。なお、実施形態1に係る電子回路ユニット10は、論理回路部14の構成が従来例に係る電子回路ユニット(図4の110)と異なる。実施形態1に係る電子回路ユニット10のその他の構成については、従来例に係る電子回路ユニット(図4の110)と同様である。また、図1では、電子回路ユニット10は、基板17をベース基材とした構成であるが、基板17の持つ特徴を全て保持しているのであれば、特に基板17に限定される必要はなく、器具や道具等をベース基材としてもよい。
イジェクタ11A、11Bは、回動自在に基板17に取り付けられたレバー状の部材である。イジェクタ11A、11Bは、電子回路ユニット10を筐体装置20に挿抜する際に用いられる。イジェクタ11A、11Bは、それぞれ基板17の別々の角部近傍に配されている。イジェクタ11A、11Bは、電子回路ユニット10を筐体装置20に実装した状態では筐体装置20の挿抜口付近に配されることになる。イジェクタ11A、11Bは、イジェクタ11A、11Bの先端部が基板17の端部に近い位置にあるときにONとなり、回動してイジェクタ11A、11Bの先端部が基板17の端部からに離れた位置にあるときにOFFとなる。イジェクタ11Aが回動するとスイッチ12Aが連動する。イジェクタ11Bが回動するとスイッチ12Bが連動する。イジェクタ11A、11Bは、OFF状態にしないと電子回路ユニット10を筐体装置20から抜去することができないような機械的なロック機構も有する。
スイッチ12A、12Bは、ON/OFFスイッチである。スイッチ12A、12Bは、それぞれイジェクタ11A、11Bの回動に連動するように基板に実装されている。スイッチ12A、12Bは、それぞれイジェクタ11A、11BがONとなったときにONとなり、それぞれイジェクタ11A、11BがOFFとなったときにOFFとなる。スイッチ12Aは、抵抗を介して電源Vccと電気的に接続されるとともに、接地と電気的に接続され、信号線SIG1を介して論理回路部14と電気的に接続されている。スイッチ12Aは、ON状態のときに信号線SIG1と電源Vccを接続して信号線SIG1からHI信号(1)を出力し、OFF状態のときに信号線SIG1と接地を接続して信号線SIG1からLO信号(0)を出力する。スイッチ12Bは、抵抗を介して電源Vccと電気的に接続されるとともに、接地と電気的に接続され、信号線SIG2を介して論理回路部14と電気的に接続されている。スイッチ12Bは、ON状態のときに信号線SIG2と電源Vccを接続して信号線SIG2からHI信号(1)を出力し、OFF状態のときに信号線SIG2と接地を接続して信号線SIG2からLO信号(0)を出力する。なお、スイッチ12A、12Bは、図1ではレバー型のスイッチとなっているが、イジェクタ11A、11Bの構成に応じてプッシュ型のスイッチとしてもよい。
発光素子13は、LED等の発光素子である。発光素子13は、電子回路ユニット10が筐体装置20に組み込まれている場合と、そうでない場合の区別が目視できるように、イジェクタ11Aとイジェクタ11Bの間であって基板17の端部近傍に実装されている。発光素子13は、電子回路ユニット10を筐体装置20に実装した状態では筐体装置20の挿抜口付近に配されることになる。発光素子13は、一端が接地と電気的に接続されるとともに、他端が信号線SIG5を介して発光素子制御部16と電気的に接続され、当該他端が信号線SIG5及び抵抗を介して電源Vccに電気的に接続されている。発光素子13は、信号線SIG5の信号がHI信号(1)のときに点灯し、信号線SIG5の信号がLO信号(0)のときに消灯する。
論理回路部14は、AND回路及びOR回路等の論理回路が組み合わされた電子回路である。論理回路部14は、半導体集積回路(図示せず)の一部として基板17に実装されている。論理回路部14は、信号線SIG1を介してスイッチ12Aと電気的に接続されるとともに、信号線SIG2を介してスイッチ12Bと電気的に接続され、信号線SIG5を介して発光素子13及び発光素子制御部16と電気的に接続され(信号線SIG5及び抵抗を介して電源Vccに電気的に接続され)、信号線SIG3を介して電源制御部15に電気的に接続されている。論理回路部14は、信号線SIG1、SIG2、SIG5から入力された信号に基づいて所定の信号を信号線SIG3から出力する(図3参照)。論理回路部14は、(A)SIG1、SIG2、SIG5がLO信号(0)のときにSIG3からLO信号(0)を出力し、(B)SIG1、SIG2がLO信号(0)、かつ、SIG5がHI信号(1)のときにSIG3からLO信号(0)を出力し、(C)SIG1、SIG5がLO信号(0)、かつ、SIG2がHI信号(1)のときにSIG3からLO信号(0)を出力し、(D)SIG1がLO信号(0)、かつ、SIG2、SIG5がHI信号(1)のときにSIG3からHI信号(1)を出力し、(E)SIG2、SIG5がLO信号(0)、かつ、SIG1がHI信号(1)のときにSIG3からLO信号(0)を出力し、(F)SIG2がLO信号(0)、かつ、SIG1、SIG5がHI信号(1)のときにSIG3からHI信号(1)を出力し、(G)SIG5がLO信号(0)、かつ、SIG1、SIG2がHI信号(1)のときにSIG3からHI信号(1)を出力し、(H)SIG1、SIG2、SIG5がHI信号(1)のときにSIG3からHI信号(1)を出力する。なお、信号線SIG3におけるLO信号(0)は、電源制御部15にて基板17の電子回路(図示せず)への電源を停止させるための信号となる。また、信号線SIG3におけるHI信号(1)は、電源制御部15にて基板17の電子回路(図示せず)へ電源を供給させるための信号となる。
電源制御部15は、基板17上の電子回路(図示せず)の電力(電源)を制御する電子回路である。電源制御部15は、半導体集積回路(図示せず)の一部として基板17に実装されている。電源制御部15は、信号線SIG3を介して論理回路部14と電気的に接続されており、信号線SIG4を介して発光素子制御部16と電気的に接続されている。電源制御部15は、信号線SIG3からHI信号(1)が入力されたときに、電源投入時のシーケンスが起動し、基板17の電子回路(図示せず)が動作可能な状態に制御する。電源制御部15は、電源投入時のシーケンスの起動が完了した後、保守端末30からの遠隔操作により電子回路ユニット10を筐体装置20に組み込む指示を受けることで、電子回路ユニット10が筐体装置20の一部として動作可能な状態にするように制御し、信号線SIG4からHI信号(1)を出力する。電源制御部15は、信号線SIG3の信号がLO状態(0)として入力されることで、電源断時のシーケンスが起動し、基板17の電子回路(図示せず)の動作を停止状態にする。電源制御部15は、信号線SIG3の信号がHI(1)の時に、保守端末30からの遠隔操作により電子回路ユニット10を筐体装置20から切り離す指示を受けることで、電子回路ユニット10を筐体装置20から抜去可能な状態に制御し、信号線SIG4からLO信号(0)を出力するようになる。
発光素子制御部16は、発光素子13の点灯状態を制御する電子回路である。発光素子制御部16は、半導体集積回路(図示せず)の一部として基板17に実装されている。発光素子制御部16は、信号線SIG4を介して電源制御部15と電気的に接続されており、信号線SIG5を介して発光素子13及び論理回路部14と電気的に接続されており、信号線SIG5及び抵抗を介して電源Vccと電気的に接続されている。発光素子制御部16は、信号線SIG4からHI信号(1)が入力されたときに信号線SIG5の信号をHI信号(1)となるように制御し、信号線SIG4からLO信号(0)が入力されたときに信号線SIG5の信号をLO信号(0)となるように制御する。
基板17は、プリント配線基板である。基板17には、各種電子部品が実装されている。基板17は、筐体装置20内に収納されているときに、筐体装置20にスライド可能に支持される。基板17は、イジェクタ11A、11Bを共にOFFにすることで、筐体装置20から抜去することができる。
コネクタ部18は、筐体装置20のコネクタ21と電気的かつ機械的に接続するための部分である。コネクタ部18は、基板17の一部分であってもよくコネクタ部品であってもよい。
筐体装置20は、筐体にコネクタ21及びその他の電子部品(図示せず)を実装した装置である。筐体装置20は、複数の電子回路ユニット10を挿抜可能に収納する。筐体装置20は、ケーブル等の配線部材を介して保守端末30と電気的に接続されている。
保守端末30は、ケーブル等の配線部材を介して筐体装置20と電気的に接続される保守用のコンピュータ端末である。保守端末30は、オンライン操作に応じて、電子回路ユニット10を筐体装置20から論理的に切り離したり運転状態にしたりすることができる。
次に、本発明の実施形態1に係る電子回路ユニットの動作について説明する。ここでは、従来例(図4参照)と比較しながら説明する。
まず、電子回路ユニット10が筐体装置20に実装されており、運転状態にあるとする。この時、イジェクタ11A及びイジェクタ11Bの一方又は両方を、誤ってOFFにしてしまったと考える。
従来例(図4参照)の電子回路ユニット110では、スイッチ112A又はスイッチ112BがOFFになると、信号線SIG1又は信号線SIG2がLO信号となるので、論理回路部114により信号線SIG3がLO信号(0)となる(図6参照)。すなわち、イジェクタ111A又はイジェクタ111Bを上げると、この変化を電源制御部115が検出し、基板117の電子回路(図示せず)が動作を停止する。
実施形態1(図2参照)の電子回路ユニット10では、動作状態を示す信号線SIG5がLO信号(0)であれば、従来例の電子回路ユニットと同様に、スイッチ12A又はスイッチ12BがOFFになると、信号線SIG1又は信号線SIG2がLO信号(0)となるので、論理回路部14により信号線SIG3がLO信号(0)となる(図3参照)。
一方、実施形態1の電子回路ユニット10では、信号線SIG5がHI信号(1)であれば、イジェクタ11A又はイジェクタ11BがOFFになって信号線SIG1又は信号線SIG2がLO信号(0)となっても、論理回路部14により信号線SIG3がHI信号(1)のままとなる(図3参照)。すなわち、基板17が動作中である時に、イジェクタ11A又はイジェクタ11Bを上げても、この変化を電源制御部15が検出せず、基板17の電子回路(図示せず)が動作を継続することになる。
また、実施形態1の電子回路ユニット10では、信号線SIG5がHI信号(1)であり、イジェクタ11A及びイジェクタ11BがOFFになって信号線SIG1及び信号線SIG2がLO信号(0)となった場合には、論理回路部14により信号線SIG3がLO信号(0)となる。すなわち、基板17が動作中である時に、イジェクタ11A及びイジェクタ11Bの両方を上げた場合には、この変化を電源制御部15が検出し、基板17の電子回路(図示せず)の動作を停止することになる。
実施形態1によれば、保守者が動作中の電子回路ユニット10のイジェクタ11A又はイジェクタ11Bを誤ってOFFしても、電子回路ユニット10の動作は停止せず、筐体装置20の動作が意図しないものになってしまうことを防ぐことができるようになる。つまり、実施形態1によれば、従来例の電子回路ユニットのように2つのイジェクタの一方をオフにした時点で、誤ったユニットか正しいユニットかに関係なく、電子回路ユニットの動作が停止することがない。
また、実施形態1によれば、発光素子13の点灯状態を通し、保守者自身も誤った電子回路ユニット10のイジェクタ11A、11Bを操作していることが分かるようになるため、従来例の電子回路ユニットのように保守端末と筐体装置の間を往復して確認した結果、はじめて誤った電子回路ユニットを抜いたことが分かるという、煩わしさがなくなる。
さらに、実施形態1によれば、誤った電子回路ユニット10のイジェクタ11A及びイジェクタ11Bの誤操作だけに留まらず、イジェクタ11A及びイジェクタ11Bの両方を誤ってOFFにして誤った電子回路ユニット10を抜去してしまう際には、電源制御部15にて電源断のシーケンスが必ず起動するので、筐体装置20と電子回路ユニット10に悪影響を与えることがない。
本発明の実施形態1に係る電子回路ユニットを筐体装置に実装した状態の構成を示した模式図である。 本発明の実施形態1に係る電子回路ユニットの構成を示した模式図である。 本発明の実施形態1に係る電子回路ユニットの論理回路部における信号線の状態の組合せを示した表である。 従来例に係る電子回路ユニットを筐体装置に実装した状態であって動作時の状態の構成を示した模式図である。 従来例に係る電子回路ユニットを筐体装置に実装した状態であって動作停止時の状態の構成を示した模式図である。 従来例に係る電子回路ユニットの論理回路部における信号線の状態の組合せを示した表である。
符号の説明
10、110 電子回路ユニット
11A、11B、111A、111B イジェクタ
12A、12B、112A、112B スイッチ
13、113 発光素子
14、114 論理回路部
15、115 電源制御部
16、116 発光素子制御部
17、117 基板
18、118 コネクタ部
20、120 筐体装置
21、121 コネクタ
30、130 保守端末
Vcc 電源
SIG1、SIG2、SIG3、SIG4、SIG5 信号線

Claims (2)

  1. 稼動中に筐体装置に対して挿抜可能な電子回路ユニットであって、
    電子回路を有するベース基材と、
    前記ベース基材に回動自在に取り付けられた第1、第2のイジェクタと、
    前記第1、第2のイジェクタの回動に連動するようにして前記ベース基材に取り付けられた第1、第2のスイッチと、
    前記ベース基材の前記電子回路への電源を制御する電源制御部と、
    前記ベース基材に取り付けられた発光素子と、
    前記電源制御部からの信号に応じて前記発光素子の発光状態を制御する発光素子制御部と、
    前記第1、第2のスイッチ、及び前記発光素子制御部からの信号に基づいて、所定の信号を前記電源制御部に向けて出力する論理回路部と、
    を備え、
    前記論理回路部は、前記発光素子を発光させているときの信号が前記発光素子制御部から入力されているときに、前記第1、第2のスイッチのうち一方のみオフの状態となった信号が前記第1、第2のスイッチから入力されても、前記ベース基材の前記電子回路への電源を停止させるための信号を前記電源制御部に向けて出力しないように構成されていることを特徴とする電子回路ユニット。
  2. 前記論理回路部は、前記発光素子を発光させているときの信号が前記発光素子制御部から入力され、かつ、前記第1、第2のスイッチの両方がオフの状態となった信号が前記第1、第2のスイッチから入力されているときに、前記ベース基材の前記電子回路への電源を停止させるための信号を前記電源制御部に向けて出力するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の電子回路ユニット。
JP2006147097A 2006-05-26 2006-05-26 電子回路ユニット Withdrawn JP2007317953A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006147097A JP2007317953A (ja) 2006-05-26 2006-05-26 電子回路ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006147097A JP2007317953A (ja) 2006-05-26 2006-05-26 電子回路ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007317953A true JP2007317953A (ja) 2007-12-06

Family

ID=38851540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006147097A Withdrawn JP2007317953A (ja) 2006-05-26 2006-05-26 電子回路ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007317953A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009177024A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Nec Computertechno Ltd ブレード用電源操作装置
US20130293239A1 (en) * 2012-05-03 2013-11-07 Tellabs Oy Equipment and a plug-in unit of the equipment
US20130314098A1 (en) * 2012-05-28 2013-11-28 Tellabs Oy Equipment and a plug-in unit of the equipment

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009177024A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Nec Computertechno Ltd ブレード用電源操作装置
US20130293239A1 (en) * 2012-05-03 2013-11-07 Tellabs Oy Equipment and a plug-in unit of the equipment
US9459306B2 (en) * 2012-05-03 2016-10-04 Coriant Oy Equipment and a plug-in unit of the equipment
US20130314098A1 (en) * 2012-05-28 2013-11-28 Tellabs Oy Equipment and a plug-in unit of the equipment
US9377500B2 (en) * 2012-05-28 2016-06-28 Coriant Oy Equipment and a plug-in unit of the equipment

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7719867B2 (en) Voltage transformer with sequentially switchable voltage selection circuit
JP2007317953A (ja) 電子回路ユニット
JP2009285003A (ja) 遊技機用外部端子板
JP2008041610A (ja) 回路遮断器
JP2006280510A (ja) パチンコ遊技機
JP2006294260A (ja) プラグ接続装置及びプラグ接続方法
JP2009100891A (ja) パチンコ機
CN107204722B (zh) 带有电动机的手引导式工作器械
JP2004167213A (ja) 遊技機
JP2001224761A (ja) 遊技機
JP2002026547A (ja) 電子機器の基板のプラグイン取付構造
JP2006092868A (ja) フレキシブルケーブル斜め挿し防止機能付き電源供給装置及びフレキシブルケーブル
JP2005158473A (ja) 電子機器の操作装置
JP4938296B2 (ja) 画像形成装置
US10312792B2 (en) Projection apparatus, power management apparatus, and method for power management thereof
JP2011010738A (ja) 遊技機
JP2000347776A (ja) パッケージ誤挿入時の安全制御方式
US8303335B2 (en) Connecting module with optical indication
KR200377013Y1 (ko) 피더 오장착을 방지하기 위한 제어 장치 및 칩마운터의 장착 검출 장치
JP2023128181A (ja) コネクタの活線挿抜防止装置
JP2004207243A (ja) 差込位置コントロールエレメント
JP2007114922A (ja) 拡張ボード
JP2007029285A (ja) 制御基板一体型モータ
JP2010514050A (ja) セルフテスト装置コンポーネント
JP2009110034A (ja) 電気機器

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090804