JP2007317754A - Semiconductor device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、情報通信機器、事務用電子機器等の高機能化・小型化を容易にする半導体装置、特に基板裏面に複数の半田ボールが形成される構成{例えばBGA(Ball Grid Array)/CSP(Chip Size/Scale package)等}を有する半導体装置に関するものである。 The present invention relates to a semiconductor device that facilitates high functionality and miniaturization of information communication equipment, office electronic equipment, and the like, particularly a configuration in which a plurality of solder balls are formed on the back surface of a substrate {for example, BGA (Ball Grid Array) / CSP. (Chip Size / Scale package) etc.}.
従来、半導体装置は、半導体素子を半導体パッケージにより、保護された構造となっている。主な製造工程を述べると、まず半導体素子の表面には、微細なピッチにて電極端子(パッド)を形成しておく。次に、半導体素子をリードフレームや多層配線されたインターポーザー配線基板上に実装する。そして、半導体素子の電極端子パッドをリードフレームやインターポーザー配線基板上の電極ランド部と電気的に接続する。このための方法としては、金細線を用いたワイヤボンディング法(以下、WB法と略記する)、あるいは電極パッドに金バンプを形成しこの金バンプと配線ランド部を直接接合するフリップチップ法(以下、FC法と略記する)と呼ばれる方法が用いられる。 Conventionally, a semiconductor device has a structure in which a semiconductor element is protected by a semiconductor package. The main manufacturing process will be described. First, electrode terminals (pads) are formed at a fine pitch on the surface of the semiconductor element. Next, the semiconductor element is mounted on a lead frame or a multi-layered interposer wiring board. And the electrode terminal pad of a semiconductor element is electrically connected with the electrode land part on a lead frame or an interposer wiring board. As a method for this purpose, a wire bonding method using a gold thin wire (hereinafter abbreviated as WB method) or a flip chip method (hereinafter referred to as a WB method) in which a gold bump is formed on an electrode pad and this gold bump and a wiring land portion are directly bonded. , Abbreviated as FC method).
また、チップの固定法については、次の2通りがある。まず、WB法の場合、チップとリードフレームやインターポーザー配線基板は接着ペーストや接着テープで接続されることになる。またFC法の場合、チップとインターポーザー配線基板とは、アンダーフィル剤と呼ばれる封止樹脂にて封止固定される。 There are the following two methods for fixing the chip. First, in the case of the WB method, the chip, the lead frame, and the interposer wiring board are connected by an adhesive paste or an adhesive tape. In the case of the FC method, the chip and the interposer wiring substrate are sealed and fixed with a sealing resin called an underfill agent.
そして、最後にチップとリードフレームやインターポーザー配線基板などを、熱硬化性エポキシ封止樹脂にて覆い、固化する。これにより、WB法を用いた場合の金ワイヤ部や、チップ部や、接続部等を保護し、半導体パッケージが構成される。 Finally, the chip, the lead frame, the interposer wiring board, and the like are covered with a thermosetting epoxy sealing resin and solidified. As a result, the gold wire portion, the chip portion, the connection portion, and the like when the WB method is used are protected and a semiconductor package is configured.
このようにして製造された半導体装置は、他の電子部品とともに、電子機器の電子回路基板を構成する。すなわち、半導体装置等をプリント配線基板へハンダ付けにより電気的に接続して、電子回路基板を形成する。このため、半導体装置には、半田付け用の接続用端子が多数用意されている。 The semiconductor device manufactured in this way constitutes an electronic circuit board of an electronic device together with other electronic components. That is, an electronic circuit board is formed by electrically connecting a semiconductor device or the like to a printed wiring board by soldering. For this reason, many connection terminals for soldering are prepared in the semiconductor device.
初期の半導体パッケージでは、周辺四片に外部電極を配していたが、近年、半導体製品の多電極化とともに一層高密度な実装が求められるようになった。その結果、配線基板(インターポーザー配線基板)の一面側に半導体素子を搭載し、その裏面側に円形の電極(ランドと呼ぶ)を、碁盤の面のように複数配列した半導体装置が開発された。これはLGA(Land Grid Array;ランドグリッドアレイ)と呼ばれるタイプの半導体パッケージである。さらにはこれら電極ランドに半田ボールを形成し、プリント配線基板との接続用ランドとしたパッケージタイプをBGA(Ball Grid Array;ボールグリッドアレイ)と呼んでいる。このようなエリアアレイ状の電極配置を特徴とする従来の半導体装置を図14に示す。 In the early semiconductor packages, external electrodes were arranged on the peripheral four pieces, but in recent years, with the increase in the number of semiconductor products, higher density mounting has been required. As a result, a semiconductor device has been developed in which a semiconductor element is mounted on one side of a wiring board (interposer wiring board) and a plurality of circular electrodes (called lands) are arranged on the back side of the wiring board, such as a board surface. . This is a type of semiconductor package called LGA (Land Grid Array). Further, a package type in which solder balls are formed on these electrode lands and connected to a printed wiring board is called a BGA (Ball Grid Array). FIG. 14 shows a conventional semiconductor device characterized by such an area array electrode arrangement.
図14(a)はBGAタイプの半導体装置の正面断面構造図であり、図14(b)は図14(a)におけるX−X’矢視図である。
図14に示すように、半導体装置1は、そのチップ状の半導体素子2が、インターポーザー配線基板3の表面側に、接続樹脂4を介して接着され、半導体素子2に形成された電子回路の表面とインターポーザー配線基板3とは、金線などのボンディングワイヤ5で接続されている。また半導体素子2と露出したボンディングワイヤ5とはモールド封止樹脂6で封止されている。このモールド封止樹脂6は、エポキシ樹脂などを材質としており、半導体素子2を外部の影響から保護する機能を有している。
FIG. 14A is a front sectional structural view of a BGA type semiconductor device, and FIG. 14B is a view taken along the line XX ′ in FIG.
As shown in FIG. 14, the
またインターポーザー配線基板3の裏面側には、プリント配線基板(電子機器の回路基板)へのはんだ付けのために用いられる複数の外部接続用の半田ランド9が縦横に配列されて形成されている。これら半田ランド9は、インターポーザー基板3の裏面側に形成された丸型のランド端子10と、ランド端子10の表面に形成された球状の半田ボール11とで構成される。尚、各ランド端子10と各半田ボール11とはそれぞれ均一なサイズに統一されている。また、各半田ボール11は、半導体装置1とプリント配線基板とをはんだ接続する2次実装のために使用される。
On the back side of the
次に、半導体装置1の製造方法についての概略を述べる。
まず、インターポーザー配線基板3上に接続樹脂4を塗布あるいは貼付する。そして半導体素子2をインターポーザー配線基板3上に搭載し、樹脂4を硬化させ、実装が完了する。その後、WB法により、半導体素子2に形成された電子回路の表面パッドとインターポーザー配線基板3の表面のパッドとをボンディングワイヤ5で接続する。尚、半導体素子がさらに重ね合わされ、複数搭載されることもある。最後に、トランスファーモールド法などにより、半導体素子2をインターポーザー配線基板3上に封止成型する。
Next, an outline of a method for manufacturing the
First, the
しかしながら、上記のような近年増加しているBGAタイプの半導体装置1の構造では、インターポーザー配線基板3とプリント配線基板との熱膨張差によって生じる応力により、ランド端子10と半田ボール11との間の半田接合部が破壊するという問題があった。
However, in the structure of the BGA
すなわち、前記熱膨張差によって生じる歪εは下記の式1にて概略的に表現できる。
ε∝(α1−α2)×△T×L・・・式1
ここで、α1はインターポーザー配線基板3の熱膨張係数、α2はプリント配線基板の熱膨張係数、△Tは試験又は使用時の温度変化、Lは半導体装置1(インターポーザー配線基板3または半導体素子2)の大きさである。
That is, the strain ε caused by the thermal expansion difference can be roughly expressed by the following
ε∝ (α1-α2) × ΔT ×
Here, α1 is a thermal expansion coefficient of the
半導体装置1においては、モールド封止樹脂6とインターポーザー配線基板3は、プリント配線基板に比べて熱膨張係数の差があり、前記半田接合部に応力(=ヤング率×歪み量)が発生する。通常、熱膨張係数は、プリント配線基板が約16〜25ppmであるのに対し、モールド封止樹脂6は約10〜40ppm、インターポーザー配線基板3は約11〜18ppmである。このようにプリント配線基板と半導体装置1との間に、熱膨張係数の差(α1−α2)があれば、材料によって異なるが、半田接合部には前記式1で示される歪εが生じる。この値は、半導体装置1の大きさLが最も大きい箇所、すなわちインターポーザー配線基板3の最外コーナー部(角部)Aの近傍で最大となり、この部分で半田接合部の破壊が起きる。
In the
図15のグラフG1(点線)は、半導体装置1の中心からの距離と半田接合部の応力との関係を示しており、インターポーザー配線基板3の材質としてセラミックを用いている。このような半導体装置においては、半導体装置1のコーナー部すなわちインターポーザー配線基板(セラミック配線基板)3の最外コーナー部Aにおいて半田接合部に作用する応力が最大となり、インターポーザー配線基板3の最外コーナー部Aのランド端子10と半田ボール11との半田接合部が、最初に破壊される。
A graph G1 (dotted line) in FIG. 15 shows the relationship between the distance from the center of the
上記のような問題の対策として、図14に示すように、インターポーザー配線基板3の最外コーナー部Aに位置する半田ランド9(すなわちランド端子10と半田ボール11)のサイズを大きくした大型の半田ランド21が、特許文献1〜特許文献4に提案されている。具体的には、大型半田ランド21の半田ランド端子22は、その他の半田ランド9のランド端子10よりも大きな面積を有し、また大型半田ランド21の半田ボール23は、その他の半田ランド9の半田ボール11よりも大きなサイズを有している。
As a countermeasure against the above problems, as shown in FIG. 14, a large-sized solder land 9 (that is,
これによると、図15のグラフG2(実線)で示すように、半導体装置1のコーナー部すなわちインターポーザー配線基板3の最外コーナー部Aにおいて半田接合部に作用する応力が低減し、これにより、最外コーナー部Aの半田接合部の破壊が防止される。
According to this, as shown by a graph G2 (solid line) in FIG. 15, the stress acting on the solder joint in the corner portion of the
前記特許文献1には、このように基板の最外コーナー部に位置するボールランドと半田ボールとのサイズを大きくした構成が開示されている。
また、特許文献2には、半導体チップにバンプ付きランド端子が複数形成され、外周側のランド端子のサイズを内周側のランド端子のサイズよりも大きくした構成が開示されている。
また、特許文献3には、配線板の最外コーナー部に位置するランド端子のサイズおよび低融点バンプのサイズとを大きくした構成が開示されている。しかしながら、これは、熱疲労ではなく、溶融金属の表面張力を利用したセルフアライメント機能を利用する目的で設計されており、セルフアライメント機能により、多くのバンプを所定の位置に合わせることができる。このため、熱膨張によるコーナー部の応力集中を考慮したものではなく、また低融点半田を用いているため熱疲労の点では劣化してしまう。
さらに、特許文献4には、パッケージ基板の最外コーナー部に位置する端子のサイズと半田ペーストのサイズとを大きくした構成が開示されている。
一般に、半導体素子2(チップ)はシリコン結晶基板上に薄膜回路を形成して製作されている。シリコンの熱膨張係数は約3ppm程度と非常に小さく、したがって、半導体装置1の半導体素子2とプリント配線基板との熱膨張係数の差は大きかった。
In general, the semiconductor element 2 (chip) is manufactured by forming a thin film circuit on a silicon crystal substrate. The thermal expansion coefficient of silicon is very small, about 3 ppm. Therefore, the difference in thermal expansion coefficient between the
従来、半導体素子2を搭載しているインターポーザー配線基板3の厚みは比較的厚かったため、半導体装置1をプリント配線基板に接続した状態で、硬い半導体素子2の影響が前記半田接合部(ランド端子10と半田ボール11との間の半田接合部)へ及ぶことは少なかった。その結果、半導体素子2の近くにおける前記半田接合部の破壊は少なかった。
Conventionally, the thickness of the
ところが、最近では、コスト面から、インターポーザー配線基板3の材質はセラミックから樹脂に変更され、樹脂製の基板が多数を占めるに至っている。なお且つ、電子機器をさらに薄型・軽量化するために、インターポーザー配線基板3の厚みを薄型化しており、その結果、半導体装置1をプリント配線基板に接続した状態で、ランド端子10と半田ボール11との半田接合部が半導体素子2の影響を受けて破壊するといった問題が次第に発生してきた。
However, recently, the material of the
上記図14に示す半導体装置1は、半導体素子2のサイズがインターポーザー配線基板3のサイズよりも小さく、図14(b)に示すように、半導体素子2の外形ラインB下にある半田ランド9と、インターポーザー配線基板3の端部にある半田ランド9,21とは異なった箇所にある。
In the
上述したように、インターポーザー配線基板3にセラミック配線基板を用いた場合は、端面の応力特異性のため、インターポーザー配線基板3の最外コーナー部Aで、半田接合部の応力は高くなるが、図15のグラフに示すように、半導体素子2の四隅の外端角部Cでは、半田接合部の応力は大きく変わることがない。
As described above, when a ceramic wiring board is used as the
これに対して、図16のグラフは、インターポーザー配線基板3を硬度の高いセラミック製のセラミック配線基板から柔らかい樹脂製の薄板樹脂配線基板へ変更した場合のものである。これによると、半導体素子2の四隅の外端角部Cの直下に位置する半田接合部の応力が顕著に高くなる。この現象は、セラミック配線基板を用いたインターポーザー配線基板3の厚みを薄くしていっても、同様に発生する。
On the other hand, the graph of FIG. 16 is obtained when the
なお、図15および図16のグラフG1(点線)はそれぞれインターポーザー配線基板3の最外コーナー部Aの半田ランド9を、その他の半田ランド9と同サイズにした場合を示し、グラフG2(実線)はそれぞれ前記最外コーナー部Aの半田ランド21を、その他の半田ランド9よりも大型サイズにした場合を示している。
Graphs G1 (dotted lines) in FIGS. 15 and 16 show the case where the solder lands 9 at the outermost corner portion A of the
図16のグラフで示したように、半導体素子2の四隅の外端角部Cの直下に位置する半田接合部の応力が高くなった場合、この四隅の外端角部Cの直下に位置するランド端子10と半田ボール11との半田接合部が破壊され、電気的な故障が発生する。
As shown in the graph of FIG. 16, when the stress of the solder joint located immediately below the outer corner C of the four corners of the
そこで、本発明は、半田ボールを介してランド端子を電子機器の回路基板(プリント配線基板)に接続した状態において、熱膨張差により生じる応力によって半導体素子の外端角部の直下に位置するランド端子と半田ボールとの間の半田接合部が破壊され、電気的な故障となるのを防止することができる半導体装置を提供することを目的としたものである。 Accordingly, the present invention provides a land located directly below the outer end corner of a semiconductor element due to a stress caused by a difference in thermal expansion when the land terminal is connected to a circuit board (printed wiring board) of an electronic device via a solder ball. An object of the present invention is to provide a semiconductor device capable of preventing an electrical failure from occurring due to destruction of a solder joint between a terminal and a solder ball.
前記の目的を達成するために、本第1発明は、インターポーザー配線基板の表裏いずれか一方の面に半導体素子が搭載され、前記半導体素子の電極部と前記インターポーザー配線基板上の電極ランド部とが電気的に接続され、前記インターポーザー配線基板の他方の面に、前記電極ランド部にそれぞれ電気的に接続された外部接続用のランド端子が設けられ、これら各ランド端子の表面に形成される球状の半田ボールあるいは半田ペーストを使用して電子機器の回路基板に実装される半導体装置であって、前記半導体素子の四隅の外端角部のうち一つ以上の外端角部の直下に位置する前記ランド端子を除いて、前記半田ボールあるいは半田ペーストが形成されることを特徴としたものである。 In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, a semiconductor element is mounted on either the front or back surface of an interposer wiring board, and an electrode portion of the semiconductor element and an electrode land portion on the interposer wiring board. And external connection land terminals electrically connected to the electrode land portions are provided on the other surface of the interposer wiring board, and formed on the surface of each land terminal. A semiconductor device mounted on a circuit board of an electronic device using a spherical solder ball or a solder paste, and directly below one or more outer end corners of the four outer end corners of the semiconductor element The solder balls or solder paste are formed except for the land terminals located.
通常、半導体装置には、半導体装置と電子機器の回路基板との熱膨張差による応力に加え、半導体素子とインターポーザー配線基板および回路基板との熱膨張のミスマッチによる応力が加わる。さらに半導体素子端面では、剛性の段差によって、大きな歪が半導体素子の外形ライン下のランド端子の半田接合部に付加され、半田ボールあるいは半田ペーストとランド端子間に亀裂が発生し、徐々に大きくなる。その中でも半導体素子の四隅の外端角部の直下におけるランド端子の半田接合部は最も早く破壊が生じ、断線してしまう。 Normally, a stress due to a thermal expansion mismatch between a semiconductor element, an interposer wiring substrate, and a circuit substrate is applied to the semiconductor device in addition to a stress due to a thermal expansion difference between the semiconductor device and the circuit board of the electronic device. Furthermore, due to the step difference in rigidity, a large strain is applied to the solder joint of the land terminal under the outline of the semiconductor element on the end surface of the semiconductor element, and a crack is generated between the solder ball or solder paste and the land terminal, which gradually increases. . Among them, the solder joints of the land terminals immediately below the outer corners of the four corners of the semiconductor element are broken most quickly and disconnected.
上記構成によれば、応力が特別高くなり最も早く破壊が生じる半導体素子の外端角部の直下に、半田ボールあるいは半田ペーストが形成されないことにより、半導体装置の半田付け接合部における故障寿命を延ばすことができる。 According to the above configuration, a solder ball or solder paste is not formed immediately below the outer end corner portion of the semiconductor element where the stress is particularly high and the earliest breakage occurs, thereby extending the failure life at the soldered joint portion of the semiconductor device. be able to.
また上記本第1発明の別の態様として、前記除かれたランド端子に加え、この除かれたランド端子に隣接するランド端子も除いて、前記半田ボールあるいは半田ペーストが形成される。あるいは前記除かれたランド端子に加え、この除かれたランド端子に隣接し、且つ前記半導体素子の外形ライン下に沿って位置するランド端子も除いて、前記半田ボールあるいは半田ペーストが形成される。あるいは前記除かれたランド端子に加え、前記半導体素子の外形ライン下に沿って位置する全てのランド端子も除いて、前記半田ボールあるいは半田ペーストが形成される。 As another aspect of the first invention, the solder ball or the solder paste is formed except for the land terminal removed and the land terminal adjacent to the removed land terminal. Alternatively, in addition to the removed land terminal, the solder ball or the solder paste is formed except for the land terminal adjacent to the removed land terminal and located along the outline line of the semiconductor element. Alternatively, in addition to the removed land terminals, the solder balls or the solder paste are formed except for all the land terminals located along the outline of the semiconductor element.
半導体素子の外端角部の直下の半田ボールあるいは半田ペーストを無くすことにより、その近隣にある半田ボールあるいは半田ペーストとがアンバランスになり、近隣にある半田ボールあるいは半田ペーストに応力が集中し、近隣する半田ボールあるいは半田ペーストの半田接合部が破壊されてしまうといった新たな懸念が発生する。 By eliminating the solder ball or solder paste directly under the outer corner of the semiconductor element, the solder ball or solder paste in the vicinity becomes unbalanced, and stress concentrates on the solder ball or solder paste in the vicinity. There is a new concern that the solder joints of nearby solder balls or solder paste will be destroyed.
上記構成によれば、最も早く破壊が生じる半導体素子の外端角部直下の半田ボールあるいは半田ペーストを無くし、隣接する半田ボールあるいは半田ペーストあるいは半導体素子の外形ライン下に沿って位置する半田ボールあるいは半田ペーストも無くすことにより、半田の故障寿命を延ばすことができる。 According to the above configuration, the solder ball or solder paste immediately below the outer end corner portion of the semiconductor element that causes the earliest breakage is eliminated, and the solder ball or solder paste located along the outline line of the adjacent solder ball or solder paste or semiconductor element or By eliminating the solder paste, the failure life of the solder can be extended.
また上記本第1発明の別の態様として、半導体素子の外端角部の直下の半田ボールあるいは半田ペーストに隣接する半田ボールあるいは半田ペースト、あるいは半導体素子の外端角部の直下の半田ボールあるいは半田ペーストの外側に隣接する半田ボールあるいは半田ペーストは、そのサイズが他のランド端子に設けられる半田ボールあるいは半田ペーストのサイズより大きく形成される。 As another aspect of the first aspect of the invention, a solder ball or solder paste immediately below the outer edge corner of the semiconductor element or a solder ball or solder paste adjacent to the solder paste, or a solder ball immediately below the outer edge corner of the semiconductor element or The solder balls or solder paste adjacent to the outside of the solder paste are formed larger in size than the solder balls or solder paste provided on the other land terminals.
上記構成によれば、半導体素子の外端角部の直下の半田ボールあるいは半田ペーストに隣接する半田ボールあるいは半田ペーストのサイズをその他の半田ボールあるいは半田ペーストのサイズよりも大きくすることにより、前記隣接する半田ボールあるいは半田ペーストのランド端子と半田ボールあるいは半田ペーストとの間の半田接合部の断面積(接合面積)がその他の半田ボールあるいは半田ペーストのランド端子と半田ボールあるいは半田ペーストとの間の半田接合部の断面積(接合面積)よりも広くなり、亀裂進展の経路距離を長く確保することができるため、半導体素子の外端角部の直下の半田ボールあるいは半田ペーストの隣りにある半田ボールあるいは半田ペーストに応力が集中しても、破壊に至るまでの破断疲労サイクル数が延長され、半田接合部の早期破壊を防止することができる。 According to the above configuration, the size of the solder ball or solder paste adjacent to the solder ball or solder paste immediately below the outer end corner of the semiconductor element is made larger than the size of the other solder balls or solder paste, so that the adjacent The cross-sectional area (joint area) of the solder joint between the solder ball or solder paste land terminal and the solder ball or solder paste is between the other solder ball or solder paste land terminal and the solder ball or solder paste. Since it is wider than the cross-sectional area (joint area) of the solder joint, and it is possible to ensure a long path distance for crack propagation, the solder ball directly below the outer edge corner of the semiconductor element or the solder ball adjacent to the solder paste Or even if stress concentrates on the solder paste, the number of fatigue cycles to break until failure Is extended, it is possible to prevent the premature failure of the solder joint.
また本第2発明は、インターポーザー配線基板の表裏いずれか一方の面に半導体素子が搭載され、前記半導体素子の電極部と前記インターポーザー配線基板上の電極ランド部とが電気的に接続され、前記インターポーザー配線基板の他方の面に、前記電極ランド部にそれぞれ電気的に接続された外部接続用のランド端子が設けられ、これら各ランド端子の表面に形成される球状の半田ボールあるいは半田ペーストを使用して電子機器の回路基板に実装される半導体装置であって、前記半導体素子の四隅の外端角部のうち一つ以上の外端角部の直下に位置する前記第1ランド端子に隣接し、且つ半導体素子の外形ライン下の両隣の第2ランド端子を除いて、前記半田ボールあるいは半田ペーストが形成され、前記第1前記ランド端子に形成される半田ボールあるいは半田ペーストは、そのサイズが他のランド端子に設けられた半田ボールあるいは半田ペーストのサイズより大きくされることを特徴としている。 In the second aspect of the invention, a semiconductor element is mounted on either the front or back surface of the interposer wiring board, and the electrode part of the semiconductor element and the electrode land part on the interposer wiring board are electrically connected, On the other surface of the interposer wiring board, external connection land terminals electrically connected to the electrode land portions are provided, and spherical solder balls or solder paste formed on the surfaces of the land terminals. A semiconductor device mounted on a circuit board of an electronic device using the first land terminal located immediately below one or more outer end corners of the four outer end corners of the semiconductor element. The solder ball or solder paste is formed except for the adjacent second land terminals adjacent to each other below the outline of the semiconductor element, and formed on the first land terminals. Solder balls or solder paste is characterized in that its size is larger than the size of the solder balls or solder paste provided on the other of the land terminal.
上記構成によれば、半導体素子の四隅の外端角部の直下に位置する半田ボールあるいは半田ペーストを無くすのではなく、逆に通常のサイズより大きい半田ボールあるいは半田ペーストを設けることにより、応力が特別高くなる半導体素子の外端角部の直下における半田接合部の変形を抑えることができる。また半田ボールあるいは半田ペーストのサイズの大型化により、半田亀裂が進展する経路距離を長く確保することができるため、破壊に至るまでの破断疲労サイクル数が延長される。これらのことにより、半田接合部の破壊寿命を延ばすことができる。 According to the above configuration, instead of eliminating the solder balls or solder paste located immediately below the outer corners of the four corners of the semiconductor element, the stress is increased by providing solder balls or solder paste larger than the normal size. It is possible to suppress deformation of the solder joint portion immediately below the outer end corner portion of the semiconductor element, which is particularly high. Further, the increase in the size of the solder balls or solder paste makes it possible to secure a long path distance for the progress of solder cracks, so that the number of fatigue cycles to break is extended. By these things, the fracture life of a solder joint part can be extended.
また上記第1発明および第2発明において、前記半導体素子の四隅の外端角部のうち一つ以上の外端角部の直下に位置する前記ランド端子を介して接続される電気回路を除いて、前記半導体素子の電気回路と前記回路基板の電気回路が電気的に接続されていることを特徴とする。あるいは半導体装置の外端角部に隣接するランド端子または前記半導体素子の外形ライン下に位置するランド端子を除いて、前記半導体素子の電気回路と前記回路基板の電気回路が電気的に接続されることを特徴とする。 In the first and second aspects of the invention, except for the electric circuit connected via the land terminal located immediately below one or more outer end corners of the four outer end corners of the semiconductor element. The electrical circuit of the semiconductor element and the electrical circuit of the circuit board are electrically connected. Alternatively, the electric circuit of the semiconductor element and the electric circuit of the circuit board are electrically connected except for a land terminal adjacent to an outer end corner of the semiconductor device or a land terminal located under the outline line of the semiconductor element. It is characterized by that.
上記構成によれば、万一、過大な応力が半導体素子の角部直下におけるランド端子、あるいは隣接する半導体素子の外形ライン下に位置するランド端子の半田接合部が破損しても、これらランド端子は電気回路として使用されていないため、半導体装置の電気回路の機能は維持される。 According to the above configuration, even if excessive stress damages the land terminal just below the corner of the semiconductor element or the solder joint of the land terminal located under the outline line of the adjacent semiconductor element, these land terminals Is not used as an electric circuit, the function of the electric circuit of the semiconductor device is maintained.
本発明の半導体装置は、半導体素子の外端角部の直下におけるランド端子の半田接合部の破壊による故障の発生を無くすことができる、また前記直下のランド端子の隣りに位置するランド端子に応力が集中しても半田接合部の破壊を防止することができる、という効果を有している。 The semiconductor device of the present invention can eliminate the occurrence of failure due to the destruction of the solder joint of the land terminal immediately below the outer end corner of the semiconductor element, and stress is applied to the land terminal located next to the land terminal immediately below. Even if this is concentrated, the solder joint can be prevented from being broken.
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、図14に示した従来の半導体装置と同一の構成部材には同一の符号を付して説明を省略する。
[実施の形態1]
実施の形態1は請求項1に対応するものであり、図1(a)は半導体装置41の正面断面図、図1(b)は図1(a)のX−X’矢視図である。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The same components as those of the conventional semiconductor device shown in FIG.
[Embodiment 1]
The first embodiment corresponds to claim 1, FIG. 1A is a front sectional view of the
図1に示すように、インターポーザー配線基板3の表裏いずれか一方の面には半導体素子2が搭載されており、インターポーザー配線基板3は半導体素子2よりも大きなサイズを有している。また半導体素子2の電極部とインターポーザー配線基板3上の電極ランド部とが電気的に接続され、インターポーザー配線基板3の他方の面に、インターポーザー配線基板3の電極ランド部にそれぞれ電気的に接続された外部接続用のランド端子10が設けられている。これら各ランド端子10の表面に球状の半田ボール11が形成されて半田ランド9が構成される。
As shown in FIG. 1, the
また図1に示すように、上記半田ランド9のうち、半導体素子2の外形ラインBの四隅の外端角部(コーナー)Cの直下に位置する第1ランド端子16には、半田ボールが形成されていない。すなわち、半導体素子2の四隅の外端角部Cのうち一つ以上の外端角部Cの直下に位置する第1ランド端子16を除いて、残りのランド端子10に半田ランド9が設けられている。
Further, as shown in FIG. 1, solder balls are formed on the
図2に半導体装置41を電子機器の回路基板(プリント配線基板)71に搭載して半田付け実装し、電気回路を形成した実装構造体70を示す。
半田付け実装の具体的手順は、図2に示す回路基板71と回路基板71上にある配線ランド72へ半田ペーストを印刷供給し、半導体装置41を回路基板71に搭載し、その後、半導体装置41の半田ボール11とともに、リフロー炉で加熱し、半田を溶融し、半田付けする。これにより、半導体装置41のランド端子10と回路基板71の配線ランド72は、接合半田部73(半田ボール11と半田ペースト、もしくは半田ペースト)により接続される。そして、半導体装置41のランド端子10と接合半田部73との間に半田接合部74が形成される。半田ペーストは、チップエッジ直下の電極ランド以外へ印刷供給することで、実装構造体70は形成される。
FIG. 2 shows a mounting
A specific procedure of solder mounting is as follows. The solder paste is printed and supplied to the
以下、上記構成における作用を説明する。
通常の場合では、半導体装置41と電子機器の回路基板71との熱膨張差に加え、半導体素子2とインターポーザー配線基板3および回路基板71との熱膨張の差が加わる。さらに半導体素子2の外形ラインBでは、剛性の段差によって、大きな歪が、前記半田接合部74に付加される。その中でも半導体素子の外端角部Cの直下における第1ランド端子16と接合半田部73との間の半田接合部74は最も早く破壊が生じ、断線してしまう。ところが、半導体装置41では、応力が特別高くなる半導体素子の外端角部Cの直下の第1ランド端子16には半田ボール(接合半田部)を設けないことにより、第1ランド端子16の半田接合部74における故障寿命を延ばすことができる。
Hereinafter, the operation of the above configuration will be described.
In a normal case, in addition to the difference in thermal expansion between the
図3のグラフは半導体装置41の中心からの距離と半田接合部74の応力との関係を示しており、半導体素子2の外形ラインBの外端角部Cの直下に位置する半田接合部74が無いとき、グラフG2(実線)で示すように、外端角部Cでは応力が零になる。代わりに周囲の応力がやや増加しているが、全体的に半田接合部74の応力は低減する。なお、図3には、比較対照のために、図16のグラフ(G1,G3)を表示している。
The graph of FIG. 3 shows the relationship between the distance from the center of the
なお、実施の形態1では、第1ランド端子16については接合半田部73を設けずに半田接合しない形態としているが、機械的にはんだ接続した上で、第1ランド端子16に接続される半導体素子2の電気回路と、第1ランド端子16およびこれに対応する回路基板71上の配線ランド72を介して接続される回路基板71の電気回路との間を電気的に遮断してもよい(すなわち第1ランド端子16を電気回路に使用しないで、半導体素子2の電気回路と回路基板71の電気回路を電気的に接続するようにする)。これによると、万一、過大な応力が第1ランド端子16および接合半田部73に作用して、その半田接合部74が破損しても、電気回路の機能は維持される。
In the first embodiment, the
また半導体装置41は、図4に示すような半導体素子2をFC法でインターポーザー配線基板3にバンプ39で電気的接続を行った半導体装置44であってもよい。半導体装置41と同様に半田ボール11を設けている。
Further, the
また半導体装置41は、図5に示すような半田ボールを備えていないLGAタイプの半導体装置45でも、この半田付け実装後の実装構造体は有効である。図5は半導体素子2をFC法でインターポーザー配線基板3にバンプ39で電気的接続を行った例である。この電気部品の状態である半導体装置45では半田ボールは設けられていない。回路基板71に半田付けするときには、図2に示す回路基板71へ印刷供給される半田ペーストのみで半田付けする。実装構造は、半導体素子2の外形ラインBの四隅の外端角部Cの直下のランド端子16以外へ半田ペーストを印刷供給することにより形成される。半田ボール11がある場合より接合半田部73の高さが低くなるが、図1の半導体装置41の場合と同様に、応力が特別高くなる半導体素子の外端角部Cの直下に、接合半田部73を設けないことにより、半導体装置45の半田接合部74における故障寿命を延ばすことができる。
[実施の形態2]
実施の形態2は請求項2に対応するものであり、図6は半導体装置46のインターポーザー配線基板3を他方の面(裏面)から見た図である。なお、実施の形態1の半導体装置と同一の構成部材には同一の符号を付して説明を省略する。
Further, even if the
[Embodiment 2]
The second embodiment corresponds to claim 2 and FIG. 6 is a view of the
実施の形態2では、実施の形態1と同様に、半導体素子2の四隅の外端角部Cの直下に位置する第1ランド端子16に、半田ボール(あるいは接合半田部)を構成しないのに加えて、半導体素子2の外形ラインB下に有り、かつ第1ランド端子16に隣接する第2ランド端子19についても半田ボール(あるいは接合半田部)を構成していない。
In the second embodiment, as in the first embodiment, a solder ball (or bonded solder portion) is not formed on the
このように、半導体素子2の外端角部Cの直下付近に位置する第1ランド端子16および第2ランド端子19に半田ボール(あるいは接合半田部)を設けないことにより、外端角部Cの直下付近に応力が集中しても、半導体装置の半田接合部74における故障寿命を延ばすことができる。
Thus, by providing no solder balls (or solder joints) on the
また図14に示した従来の半導体装置のように、インターポーザー配線基板3の最外コーナー部Aに大型半田ランド21を設けている。
なお、実施の形態2では、第1ランド端子16および第2ランド端子19については半田ボールあるいは接合半田部を設けずに半田接合しない形態としているが、機械的にはんだ接続した上で、第1ランド端子16および第2ランド端子19に接続される半導体素子2の電気回路と、第1ランド端子16および第2ランド端子19およびこれらランド端子16,19に対応する回路基板71上の配線ランド72を介して接続される回路基板71の電気回路との間を電気的に遮断してもよい(すなわち第1ランド端子16および第2ランド端子19を電気回路に使用しないで、半導体素子2の電気回路と回路基板71の電気回路を電気的に接続するようにする)。これによると、万一、過大な応力が第1ランド端子16や第2ランド端子19の半田接合部74に作用して破損しても、電気回路の機能は維持される。
[実施の形態3]
実施の形態3は請求項3、請求項4および請求項6に対応するものであり、図7は半導体装置47のインターポーザー配線基板3を他方の面から見た図である。なお、実施の形態1の半導体装置と同一の構成部材には同一の符号を付して説明を省略する。
Further, like the conventional semiconductor device shown in FIG. 14, a
In the second embodiment, the
[Embodiment 3]
The third embodiment corresponds to the third, fourth and sixth aspects, and FIG. 7 is a view of the
図7に示すように、半導体装置47では、実施の形態1と同様に、半導体素子2の外形ラインBの外端角部Cの直下に位置する第1ランド端子16に、半田ボールが形成されていない。また半導体素子2の四隅の外端角部Cの直下に位置する各第1ランド端子16の両隣に位置し、外形ラインB下に沿った第2ランド端子37に大型の半田ランド36が形成されている。これら大型半田ランド36のサイズはその他の半田ランド9のサイズよりも大きく形成されている。具体的には、大型半田ランド36の半田ランド端子37は、その他の半田ランド9のランド端子10よりも大きな面積を有している。また、大型半田ランド36の半田ボール38は、その他の半田ランド9の半田ボール11よりも大きなサイズを有している。
As shown in FIG. 7, in the
これによると、大型半田ランド36のランド端子37と半田ボール38との間の半田接合部の断面積がその他の半田ランド9のランド端子10と半田ボール11との間の半田接合部74の断面積よりも広くなるため、半導体装置47内における半導体素子2と配線基板3の熱膨張差によって生じる変形、ならびに、半導体素子2の四隅の外端角部Cを含む外形ラインB近傍にある半田接合部74に集中して生じる応力を低減することができる。
According to this, the cross-sectional area of the solder joint between the
また半導体装置47とプリント配線基板71との熱膨張差によって大型半田ランド36自身の半田接合部に作用する応力も低減される。
さらに、大型半田ランド36のランド端子37と半田ボール38との間の半田接合部において、外周側から進行する熱疲労によって亀裂が進展する際の経路距離Dを長く確保することができるため、破壊に至るまでの破断疲労サイクル数が向上し、破壊に至るまでの時間が延長される。これらのことにより、半導体素子2の外端角部Cを含む外形ラインBの直下近傍にある半田接合部74の破壊を防止することができ、寿命を延ばすことができる。
Further, the stress acting on the solder joint portion of the
Furthermore, at the solder joint portion between the
なお、前記実施の形態3では、大型半田ランド36を電気的に半導体素子2に接続しているが、電気的に断絶してもよい(すなわち大型半田ランド36を電気回路に使用しないで、半導体素子2の電気回路と回路基板71の電気回路を電気的に接続するようにする)。これによると、万一、過大な応力が大型半田ランド36に作用して大型半田ランド36が破損しても、電気回路の機能は維持される。
In the third embodiment, the large solder lands 36 are electrically connected to the
上記実施の形態3の他の形態を、図8に示す。図8に示すように半導体素子2の領域以外の半田ランドを改善している。図8に示す半導体装置48では、半導体装置2の外周コーナー部Aに位置する大型半田ランド21だけでなく、大型半田ランド21に隣接して中型半田ランド24を各半導体装置48のコーナーに設けている。具体的には、中型半田ランド24のランド端子25の径が通常の半田ランド9のランド端子10の径よりも大きく、大型半田ランド21のランド端子22の径より小さく、さらに中型半田ランド24の半田ボール26の径と高さが通常の半田ランド9の半田ボール11の径と高さよりも大きく、大型の半田ランド21の半田ボール23の径と高さより小さく形成されている。
[実施の形態4]
実施の形態4は請求項5および請求項6に対応するものであり、図9は半導体装置49のインターポーザー配線基板3を他方の面から見た図である。なお、実施の形態1の半導体装置と同一の構成部材には同一の符号を付して説明を省略する。
Another form of the third embodiment is shown in FIG. As shown in FIG. 8, the solder lands other than the region of the
[Embodiment 4]
The fourth embodiment corresponds to
図9に示すように、半導体装置49では、実施の形態1と同様に、半導体素子2の四隅の外端角部Cの直下に位置する第1のランド16に、半田ボールが形成されていない。また半導体素子2の四隅の外端角部Cの直下に位置する各第1ランド端子16の隣接し、半導体素子2の外端角部Cの外側に位置する第2ランド端子28について、通常の半田ランド9より大きいサイズの中型半田ランド27が形成されている。具体的には、中型半田ランド27の第2ランド端子28の径が通常の半田ランド9のランド端子10の径よりも大きく大きな面積を有し、大型半田ランド21のランド端子22の径より小さく、さらに、中型半田ランド27の半田ボール29の径と高さが通常の半田ランド9の半田ボール11の径と高さよりも大きく、大型半田ランド21の半田ボール23の径と高さより小さく形成されている。
As shown in FIG. 9, in the
これによると、中型半田ランド27のランド端子28と半田ボール29との間の半田接合部の断面積がその他の半田ランド9のランド端子10と半田ボール11との間の半田接合部74の断面積よりも広くなるため、半導体装置49とプリント配線基板71との熱膨張差によって、中型半田ランド27自身にかかる応力を低く抑えるとともに、半導体装置49内における半導体素子2とインターポーザー配線基板3の熱膨張差によって生じる変形を抑え、半導体素子2の四隅の外端角部C近傍にある半田接合部に集中して生じる応力を低減することができる。
According to this, the cross-sectional area of the solder joint between the
これらのことにより、結果的に半導体素子2の4箇所の外端角部Cを含む外形ラインBの直下近傍における半田接合部の破壊を防止することができ、接合寿命を延ばすことができる。
As a result, it is possible to prevent breakage of the solder joint portion in the vicinity immediately below the outer shape line B including the four outer end corner portions C of the
なお、実施の形態4において、中型半田ランド27を電気的に半導体素子2に接続しているが、電気的に断絶してもよい(すなわち中型半田ランド27を電気回路に使用しないで、半導体素子2の電気回路と回路基板71の電気回路を電気的に接続するようにする)。これによると、万一、過大な応力が中型半田ランド27に作用して中型半田ランド27が破損しても、電気回路の機能は維持される。
[実施の形態5]
実施の形態5は請求項7に対応するものであり、図10は半導体装置50のインターポーザー配線基板3を他方の面から見た図である。なお、実施の形態1の半導体装置と同一の構成部材には同一の符号を付して説明を省略する。
In the fourth embodiment, the middle-
[Embodiment 5]
The fifth embodiment corresponds to claim 7 and FIG. 10 is a view of the
図10に示すように、半導体装置50には、実施の形態1と同様に、半導体素子2の四隅の外端角部Cの直下に位置する第1ランド端子16に、半田ボール(あるいは接合半田部)を形成構成しないのに加えて、半導体素子2の外形ラインB下の全てのランド端子20に半田ボール(あるいは接合半田部)を形成していない。
As shown in FIG. 10, in the
このように、半導体装置50では、応力が特別高くなる半導体素子2の外形ラインB下のランド端子16,20に半田ボール(あるいは接合半田部)を設けないことにより、半導体装置50の半田接合部における故障寿命を延ばすことができる。
As described above, in the
なお、実施の形態5においても、半導体素子2の外形ラインB下のランド端子16,20については半田ランド9あるいは接合半田部73を設けずに半田接合しない形態としているが、機械的にはんだ接続した上で、ランド端子16,20に接続される半導体素子2の電気回路と、ランド端子16,20およびこれらランド端子16,20に対応する回路基板71上の配線ランド72を介して接続される回路基板71の電気回路との間を電気的に遮断してもよい(すなわちランド端子16,20を電気回路に使用しないで、半導体素子2の電気回路と回路基板71の電気回路を電気的に接続するようにする)。これによると、万一、過大な応力がランド端子16やランド端子20の半田接合部74に作用して破損しても、電気回路の機能は維持される。
[実施の形態6]
実施の形態6は請求項8に対応するものであり、図11は半導体装置51のインターポーザー配線基板3を他方の面から見た図である。なお、実施の形態1の半導体装置と同一の構成部材には同一の符号を付して説明を省略する。
In the fifth embodiment, the
[Embodiment 6]
The sixth embodiment corresponds to the eighth aspect, and FIG. 11 is a view of the
図11に示すように、半導体装置51には、実施の形態5と同様に、半導体素子2の四隅の外端角部Cの直下に位置する第1ランド端子16に、半田ボール(あるいは接合半田部)を形成しないのに加えて、半導体素子2の外形ラインB下の全てのランド端子20に半田ボール(あるいは接合半田部)を形成していない。
As shown in FIG. 11, in the
そして、半導体素子2の外形ラインBに沿い、かつその外側に位置する少なくとも一つ以上(実施の形態6では全て)のランド端子31には、通常の半田ランド9のサイズより大きい中型半田ランド30が形成されている。具体的には、中型半田ランド30のランド端子31は、通常の半田ランド9のランド端子10の径よりも大きく大きな面積を有し、大型半田ランド21のランド端子22の径より小さく、また中型半田ランド30の半田ボール32の径と高さが通常の半田ランド9の半田ボール11の径と高さよりも大きく、大型半田ランド21の半田ボール23の径と高さより小さく形成されている。
Further, at least one or more (all in the sixth embodiment)
これによると、中型半田ランド30のランド端子31と半田ボール32との間の半田接合部の断面積がその他の半田ランド9のランド端子10と半田ボール11との半田接合部74の断面積よりも広くなるため、半導体装置51とプリント配線基板71との熱膨張差によって、中型半田ランド30自身にかかる応力を低く抑えるとともに、半導体装置51内における半導体素子2とインターポーザー配線基板3の熱膨張差によって生じる変形を抑え、半導体素子2の四隅の外端角部Cを含む半導体素子2の外形ラインBの近傍にある半田接合部に集中して生じる応力を低減することができる。
According to this, the cross-sectional area of the solder joint between the
これらのことにより、結果的に半導体素子2の四隅の外端角部Cを含む外形ラインBの直下近傍における半田接合部の破壊を防止することができ、接合寿命を延ばすことができる。
[実施の形態7]
実施の形態7は請求項9に対応するものであり、図12は半導体装置52のインターポーザー配線基板3を他方の面から見た図である。なお、実施の形態1の半導体装置と同一の構成部材には同一の符号を付して説明を省略する。
As a result, it is possible to prevent breakage of the solder joint in the vicinity immediately below the outer shape line B including the outer end corners C of the four corners of the
[Embodiment 7]
The seventh embodiment corresponds to the ninth aspect, and FIG. 12 is a view of the
図12に示すように、半導体装置52では、半導体素子2の四隅の外端角部Cに隣接し、かつ半導体素子2の外形ラインB下で両隣に位置する第2ランド端子40を除いて、各ランド端子10の表面に球状の半田ボール11が形成されて半田ランド9が構成されている。すなわち、第2ランド端子40には、半田ボール11が形成されていない構造となっている。
As shown in FIG. 12, in the
そして、これら半田ランド9のうち、半導体素子2の四隅の外端角部Cの直下に位置する半田ランド33は、通常の半田ランド9のサイズより大きいサイズに形成されている。具体的には、この大型半田ランド33のランド端子34は、その他の半田ランド9のランド端子10よりも大きな面積を有し、また大型半田ランド33の半田ボール34は、その他の半田ランド9の半田ボール11よりも大きなサイズを有している。
Of these
また図14に示した従来の半導体装置のように、インターポーザー配線基板3の最外コーナー部Aに大型半田ランド21を設けている。
これによると、大型半田ランド33のランド端子34と半田ボール35との間の半田接合部の断面積がその他の半田ランド9のランド端子10と半田ボール11との間の半田接合部74の断面積よりも広くなるため、半導体装置52とプリント配線基板71との熱膨張差によって、大型半田ランド33自身にかかる応力を低く抑えるとともに、半導体装置52内における半導体素子2とインターポーザー配線基板3の熱膨張差によって生じる変形を抑え、半導体素子2の四隅の外端角部C近傍にある半田接合部に集中して生じる応力を低減することができる。
Further, like the conventional semiconductor device shown in FIG. 14, a
According to this, the cross-sectional area of the solder joint portion between the
これらのことにより、結果的に半導体素子2の四隅の外端角部Cを含む外形ラインBの直下近傍における半田接合部の破壊を防止することができ、接合寿命を延ばすことができる。
As a result, it is possible to prevent breakage of the solder joint in the vicinity immediately below the outer shape line B including the outer end corners C of the four corners of the
さらに、半導体素子2の外端角部Cの外側に位置するランド端子群13であって、かつ半導体素子2の外端角部の大型半田ランド33に隣接する第2ランド端子40について、もし半田接合を行うと、応力が高くなり、半田接合部74が早期に破断し、電気的回路に使用している場合は即故障となってしまう。そこで、第2ランド端子40に半田ボールを形成しない構造をとることで、電気的接続寿命を長く保つことができる。
Further, if the
この実施の形態7においては、ランド端子40については半田接合しない形態としているが、機械的にはんだ接続した上で、これら大型半田ランド33のランド端子34、およびランド端子40に接続される半導体素子2の電気回路と、ランド端子34,40およびこれらランド端子34,40に対応するプリント配線基板71上の配線ランド72を介して接続される回路基板71の電気回路との間を電気的に遮断してもよい(すなわちランド端子34,40を電気回路に使用しないで、半導体素子2の電気回路と回路基板71の電気回路を電気的に接続するようにする)。これによると、万一、過大な応力が大型半田ランド33および隣接するランド端子40の半田ランドに作用してこれら半田ランドが破損しても、電気回路の機能は維持される。
[実施の形態8]
実施の形態8は請求項10に対応するものであり、図13は半導体装置53のインターポーザー配線基板3を他方の面から見た図である。なお、実施の形態1の半導体装置と同一の構成部材には同一の符号を付して説明を省略する。
In the seventh embodiment, the
[Embodiment 8]
The eighth embodiment corresponds to claim 10 and FIG. 13 is a view of the
図13に示すように、実施の形態8では、実施の形態7と同様に、半導体素子2の外形ラインBの四隅の外端角部Cの直下に大型半田ランド33が形成されている。そして、半導体素子2の四隅の外端角部Cの直下に位置する大型半田ランド33のランド端子34以外の、半導体素子2の外形ラインB下に位置する第2ランド端子40には、半田ボールが形成されていない構造となっている。
As shown in FIG. 13, in the eighth embodiment, as in the seventh embodiment, large solder lands 33 are formed immediately below the outer corners C of the four corners of the outer shape line B of the
これによると、大型半田ランド33のランド端子34と半田ボール35との間の半田接合部の断面積がその他の半田ランド9のランド端子10と半田ボール11と間の半田接合部74の断面積よりも広くなるため、半導体装置53とプリント配線基板71との熱膨張差によって、大型半田ランド33自身にかかる応力を低く抑えるとともに、半導体装置53内における半導体素子2とインターポーザー配線基板3の熱膨張差によって生じる変形を抑え、半導体素子2の四隅の外端角部Cの直下近傍にある半田接合部に集中して生じる応力を低減することができる。
According to this, the cross-sectional area of the solder joint between the
これらのことにより、結果的に半導体素子2の四隅の外端角部Cの直下を含む外形ラインBの直下近傍における半田接合部の破壊を防止することができ、接合寿命を延ばすことができる。
As a result, it is possible to prevent breakage of the solder joint in the vicinity of directly below the outer shape line B including immediately below the outer corner C of the four corners of the
さらに、半導体素子2の外形ラインB下に位置するランド端子群13であって、かつ半導体素子2の外端角部Cの大型半田ランド33に隣接するランド端子40について、もし半田接合を行うと、応力が高くなる。このため半田接合部が早期に破断し、電気的回路に使用している場合は即故障となってしまう。そこで、ランド端子40には半田ボールが形成しない構造をとることで、電気的接続寿命を長く保つことができる。
Further, if solder bonding is performed on a
この実施の形態7においては、ランド端子40については半田接合しない形態としているが、機械的にはんだ接続した上で、これら大型半田ランド33のランド端子34、およびランド端子40に接続される半導体素子2の電気回路と、ランド端子34,40およびこのランド端子34,40に対応するプリント配線基板71上の配線ランド72を介して接続される回路基板71の電気回路との間を電気的に遮断してもよい(すなわちランド端子34,40を電気回路に使用しないで、半導体素子2の電気回路と回路基板71の電気回路を電気的に接続するようにする)。これによると、万一、過大な応力が大型半田ランド33およびランド端子40の半田ランドに作用してこれら半田ランドが破損しても、電気回路の機能は維持される。
In the seventh embodiment, the
なお、上記実施の形態1〜実施の形態8において使用しているインターポーザー配線基板3は有機樹脂を材質とする有機基板であり、具体的には、ガラス布にエポキシ樹脂を含浸させたものや、ガラス不織布のもの、或いはアラミド繊維を使ったもの等である。
The
これによると、上記のような有機基板は柔らかい基材であるため、従来においては特に半導体素子2の各外端角部Cの直下における半田接合部が破壊する懸念が強かった。しかしながら、前記各実施の形態1〜実施の形態8の構成により、有機基板のインターポーザー配線基板3を使用しても、半導体素子2の各外端角部Cの直下における半田接合部の破壊を十分に防止することができる。
According to this, since the organic substrate as described above is a soft base material, there has been a strong concern that the solder joint portion directly under each outer end corner portion C of the
また上記実施の形態1〜実施の形態8において使用しているインターポーザー配線基板3の厚みを0.6mm程度としている。
これによると、インターポーザー配線基板3の厚みが0.6mm以下に薄くなるほど、剛性が高く且つ熱膨張係数の小さな半導体素子2の影響が強く現れるため、従来においては特に半導体素子2の各外端角部Cの直下における半田接合部が破壊する懸念が強かった。しかしながら、前記各実施の形態1〜実施の形態8の構成により、厚みが0.6mm以下のインターポーザー配線基板3を使用しても、半導体素子2の各外端角部Cの直下における半田接合部の破壊を十分に防止することができる。
In addition, the thickness of the
According to this, as the thickness of the
また図4に示すFC実装タイプでBGAタイプの半導体装置、あるいは図5に示すLGAタイプの半導体装置のように前記FC法によって半導体素子2とインターポーザー配線基板3とを電気的に接続した半導体装置についても、上記各実施の形態2〜実施の形態8は適用可能である。またLGAタイプの半導体装置の場合、上述したように半田ペーストにより半導体装置と回路基板が接続される。
Further, a semiconductor device in which the
本発明にかかる半導体装置は、半導体素子をパッケージ化し、狭ピッチ化・高密度配線回路を実現しつつ、所望の半田接合部の信頼性を確保して提供する手段として有用である。 The semiconductor device according to the present invention is useful as a means for ensuring the reliability of a desired solder joint portion while packaging a semiconductor element to realize a narrow pitch and high density wiring circuit.
2 半導体素子
3 インターポーザー配線基板
4 接続樹脂
9 半田ランド
10 ランド端子
11 半田ボール
16 第1ランド端子
19,40 第2ランド端子
21 大型半田ランド
22 大型のランド端子
23 大型の半田ボール
24 中型半田ランド(半導体装置の外形角部)
25 中型のランド端子
26 中型の半田ボール
27 中型半田ランド(半導体装置の角部隣接)
28 中型のランド端子
29 中型の半田ボール
30 中型半田ランド(半導体素子の外端隣接)
31 中型のランド端子
32 中型の半田ボール
33 大型半田ランド(半導体素子の外端角部)
34 大型のランド端子
35 大型の半田ボール
36 大型半田ランド(半導体素子の外端角部隣接)
37 大型のランド端子
38 大型の半田ボール
41,44〜53 半導体装置
70 プリント配線基板への実装構造体
71 プリント配線基板
72 プリント配線基板の配線ランド
73 接合半田部
74 半田接合部
A インターポーザー配線基板の最外コーナー部
B 半導体素子の外形ライン
C 半導体素子の外端角部
DESCRIPTION OF
25 Medium-
28 Medium-
31 Medium-
34
37
Claims (12)
前記半導体素子の四隅の外端角部のうち一つ以上の外端角部の直下に位置する前記ランド端子を除いて、前記半田ボールあるいは半田ペーストが形成され、あるいは前記半導体素子の四隅の外端角部のうち一つ以上の外端角部の直下に位置する前記ランド端子を介して接続される電気回路を除いて、前記半導体素子の電気回路と前記回路基板の電気回路が電気的に接続されること
を特徴とする半導体装置。 A semiconductor element is mounted on either the front or back surface of the interposer wiring board, and the electrode portion of the semiconductor element and the electrode land portion on the interposer wiring board are electrically connected, and the other side of the interposer wiring board On the surface, external connection land terminals respectively connected to the electrode land portions are provided, and a spherical solder ball or solder paste formed on the surface of each land terminal is used. A semiconductor device mounted on a circuit board,
The solder balls or solder paste are formed except for the land terminals located directly below one or more outer end corners of the four outer end corners of the semiconductor element, or outside the four corners of the semiconductor element. The electric circuit of the semiconductor element and the electric circuit of the circuit board are electrically connected to each other except for an electric circuit connected via the land terminal located immediately below one or more outer end corners of the end corners. A semiconductor device which is connected.
を特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 In addition to the removed land terminal, the solder ball or solder paste is formed, except for the land terminal adjacent to the removed land terminal and located along the outline line of the semiconductor element, or In addition to the removed land terminal, the electrical circuit of the semiconductor element is excluded except for an electrical circuit that is connected via a land terminal that is adjacent to the removed land terminal and is located below the outline line of the semiconductor element. The semiconductor device according to claim 1, wherein a circuit and an electric circuit of the circuit board are electrically connected.
を特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 The solder ball or solder paste formed on the land terminal adjacent to the removed land terminal has a size larger than the size of the solder ball or solder paste provided on the other land terminal. The semiconductor device according to claim 1.
を特徴とする請求項3に記載の半導体装置。 4. The land terminal formed with a solder ball or solder paste having a size larger than that of another solder ball or solder paste is a land terminal located below the outline line of the semiconductor element. Semiconductor device.
を特徴とする請求項3記載の半導体装置。 The land terminal formed so that the size of the solder ball or solder paste is larger than the size of the other solder ball or solder paste is a land terminal located outside the outer corners of the four corners of the semiconductor element. The semiconductor device according to claim 3.
を特徴とする請求項3〜請求項5のいずれか1項に記載の半導体装置。 The electrical circuit of the semiconductor element and the electrical circuit of the circuit board are electrically connected except for an electrical circuit connected via a land terminal adjacent to the removed land terminal. The semiconductor device according to any one of claims 3 to 5.
を特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 In addition to the removed land terminals, except for all the land terminals located along the outline of the semiconductor element, the solder balls or solder paste is formed, or in addition to the removed land terminals, The electric circuit of the semiconductor element and the electric circuit of the circuit board are electrically connected except for an electric circuit connected through all land terminals located along the outline line of the semiconductor element. The semiconductor device according to claim 1.
を特徴とする請求項7記載の半導体装置。 The solder ball or solder paste provided on at least one land terminal located below and outside the outline line of the semiconductor element is the size of the solder ball or solder paste provided on the other land terminal. 8. The semiconductor device according to claim 7, wherein the semiconductor device is formed larger.
前記半導体素子の四隅の外端角部のうち一つ以上の外端角部の直下に位置する前記第1ランド端子に隣接し、且つ半導体素子の外形ライン下の両隣の第2ランド端子を除いて、前記半田ボールあるいは半田ペーストが形成され、前記第1前記ランド端子に形成される半田ボールあるいは半田ペーストは、そのサイズが他のランド端子に設けられた半田ボールあるいは半田ペーストのサイズより大きくされ、あるいは前記第1ランド端子および第2ランド端子を介して接続される電気回路を除いて、前記半導体素子の電気回路と前記回路基板の電気回路が電気的に接続されること
を特徴とする半導体装置。 A semiconductor element is mounted on either the front or back surface of the interposer wiring board, and the electrode portion of the semiconductor element and the electrode land portion on the interposer wiring board are electrically connected, and the other side of the interposer wiring board On the surface, external connection land terminals respectively connected to the electrode land portions are provided, and a spherical solder ball or solder paste formed on the surface of each land terminal is used. A semiconductor device mounted on a circuit board,
Except for the second land terminals adjacent to the first land terminal located immediately below one or more outer end corners of the four corners of the semiconductor element, and adjacent to each other below the outline line of the semiconductor element. The solder ball or solder paste is formed, and the size of the solder ball or solder paste formed on the first land terminal is larger than the size of the solder ball or solder paste provided on the other land terminal. Or an electrical circuit of the semiconductor element and an electrical circuit of the circuit board are electrically connected except for an electrical circuit connected via the first land terminal and the second land terminal. apparatus.
を特徴とする請求項9に記載の半導体装置。 The solder ball or solder paste is formed except for the land terminal located along the outline line of the semiconductor element other than the first land terminal, or the semiconductor other than the first land terminal and the first land terminal. The electrical circuit of the semiconductor element and the electrical circuit of the circuit board are electrically connected to each other except for an electrical circuit connected via a land terminal located along an outline line of the element. Item 10. The semiconductor device according to Item 9.
を特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載の半導体装置。 The semiconductor device according to claim 1, wherein the wiring substrate is an organic substrate made of an organic resin.
を特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の半導体装置。
The semiconductor device according to claim 1, wherein the interposer wiring board has a thickness of approximately 600 μm.
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