JP2007317019A - 交差点交通管制システム - Google Patents

交差点交通管制システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007317019A
JP2007317019A JP2006147100A JP2006147100A JP2007317019A JP 2007317019 A JP2007317019 A JP 2007317019A JP 2006147100 A JP2006147100 A JP 2006147100A JP 2006147100 A JP2006147100 A JP 2006147100A JP 2007317019 A JP2007317019 A JP 2007317019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intersection
vehicle
control
control system
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006147100A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4742990B2 (ja
Inventor
Hiroaki Seguchi
裕章 瀬口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2006147100A priority Critical patent/JP4742990B2/ja
Publication of JP2007317019A publication Critical patent/JP2007317019A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4742990B2 publication Critical patent/JP4742990B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】近隣の管制対象交差点における管制制御状況も考慮したより一層円滑な交差点交通流を実現させる交差点交通管制システムを提供すること。
【解決手段】交差点に進入する車両に対して優先度を設定し、この設定された優先度に応じて交差点を通過するように交差点に進入する車両の速度を制御する交差点交通管制システムが、一の管制対象交差点における管制制御に他の管制対象交差点における交通状況を利用するように構成される。具体的には、上記一の管制対象交差点に進入した車両の進行方向前方に上記他の管制対象交差点が存在し、該他の管制対象交差点に進入しようとしている車両の台数が所定数以上のとき、上記一の管制対象交差点に進入した車両の当該一の管制対象交差点の通過速度を抑制する。
【選択図】図5

Description

本発明は、概して、交差点に進入する車両に対して優先度を設定し、この設定された優先度に応じて交差点を通過するように交差点に進入する車両の速度を制御する交差点交通管制システムに係り、特に、近隣の管制対象交差点における管制制御状況も考慮したより一層円滑な交差点交通流を実現させる交差点交通管制システムに関する。
信号機や、交通標識、一時停止線などのインフラにより交通管制が行われていない交差点に複数の車両が進入する場合、当該交差点を通過する優先順位の決定は、車両運転者間での譲り合いに委ねられることになるため、各車両が安全を期してお互いに譲り合って徐行してしまうなど当該交差点における交通流が必要以上に円滑でなくなる可能性がある。
そこで、交差点に進入する車両に対して優先度を設定し、この設定された優先度に応じて交差点を通過するように交差点に進入する車両の速度を制御する交差点交通管制システムが知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特許文献1には、右折車と直進車とが双方向通信を行って、交差点通過の優先度に関する情報を交換し、各車両がこの優先度に従って交差点を通過することで交差点の交通を制御する方法が開示されている。
特許文献2には、車両間通信により車両情報を通信し、他車に対する自車の優先権を判定して交差点を走行する交差点走行支援装置が開示されている。
特開平11−110693号公報 特開2003−099896号公報
上記特許文献1及び2記載のように交差点通過中は半ば自動運転に近い形で車両の走行が制御される場合、安全上当然に、交差点交通管制制御中であっても運転者により制動制御(ブレーキ操作)が行われれば当該操作が優先的に車両制御に反映されるように構成されることになる。
しかしながら、優先順位が最も高い車両(最優先車両)が交差点を通過中に運転者の制動制御によって減速すると、最優先車両の交差点通過を必要に応じて減速するなど速度制御しながら待機している優先順位が2位以下の非優先車両に(一層の)減速が掛かり、交差点交通流が著しく停滞してしまうおそれがある。
すなわち、上記のような交差点交通管制制御を実施する際には、円滑な交差点交通流を維持するために、衝突回避のためなどの緊急時を除き、交差点通過中の最優先車両の運転者が不必要にブレーキ操作を行わないことが望ましい。
上記のような交差点交通管制制御中に最優先車両の運転者がブレーキ操作を実施してしまう場合とは、運転者が自車両の制御された交差点通過車速を望ましい車速より高速であると感じたときであると言える。
例えば、交差点通過中の最優先車両の運転者は、自車両進行方向前方の道路上に自車両よりも走行速度が低い先行車を認識した場合、ブレーキ操作を実施して車速を落とすことが考えられる。
このような交通状況は、上記特許文献1及び2に記載されたような従来の交差点管制制御によって引き起こされ得る。一例を図1に示す。
図1に示す交通状況例においては、路側装置101Aが管制制御する交差点Aと、路側装置101Bが管制制御する交差点Bとが比較的短い間隔で隣接しているものとする。ここで、路側装置101Aは、無線通信を利用して、制御エリアR内の車両VA1、VA2、及びVA3について交差点通過優先順位を決定し、各車両の車速を制御する。同じく、路側装置101Bは、無線通信を利用して、制御エリアR内の車両VB1、VB2、VB3、VB4、VB5、及びVB6について交差点通過優先順位を決定し、各車両の車速を制御する。
ここで、例えば、路側装置101Aが交差点Aを図1の左から右へ直進しようとしている車両VA1を最優先車両に設定し、路側装置101Bが交差点Bを左から右へ直進しようとしている車両VB1及びVB2を非優先車両に設定した場合、車両VA1の進行方向前方には、速度制御しながら優先車両の交差点通過を待機している先行車VB1が存在することになるため、車両VA1の運転者が先行車VB1に衝突しないようにブレーキ操作を実行することになると考えられる。
このようにして行われてしまうブレーキ操作は、交差点Aの最優先車両VA1の交差点進入時の車速が予め十分に減速されていれば回避できるものであると考えられるが、上記特許文献1及び2記載の従来手法は、路側装置間で車両の位置や優先順位に関する情報を交換する仕組みを備えておらず、各交差点がそれぞれ独立に管制制御されているため、隣接する管制対象交差点における交通状況や管制制御内容に応じて最優先車両の交差点通過車速を抑制することができない。
一方で、隣接する管制対象交差点における交通状況や管制制御内容に関わらず一律に最優先車両の交差点通過時車速を下げるものとすると、隣接する管制対象交差点に進入しようとしている車両が存在しないときなど余裕ある交通状況のときに交差点交通の効率が劣化する。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、近隣の管制対象交差点における管制制御状況も考慮したより一層円滑な交差点交通流を実現させる交差点交通管制システムを提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、交差点に進入する車両に対して優先度を設定し、この設定された優先度に応じて交差点を通過するように交差点に進入する車両の速度を制御する交差点交通管制システムであって、一の管制対象交差点における管制制御に他の管制対象交差点における交通状況を利用する交差点交通管制システムである。
上記一態様において、上記他の管制対象交差点は、特に、上記一の管制対象交差点に隣接する交差点である。また、上記他の管制対象交差点における交通状況は、例えば、各交差点に設置され、各交差点に進入してくる車両に対して速度制御を実行する路側装置間を通信可能なように例えば有線通信回線で接続しておくことによって、上記一の管制対象交差点における管制制御に利用される。
また、上記一態様において、具体的には、上記一の管制対象交差点に進入した車両の進行方向前方に上記他の管制対象交差点が存在する場合に、該他の管制対象交差点における交通状況を利用して上記一の管制対象交差点に進入した車両の当該一の管制対象交差点の通過速度を制御する。
より具体的には、1)上記他の管制対象交差点に進入しようとしている車両の台数が所定数以上のとき、1A)上記一の管制対象交差点に進入した車両の加速を制限することによって、又は、1B)上記一の管制対象交差点に進入した車両の車速を所定速度以下に低減させることによって、上記一の管制対象交差点に進入した車両の当該一の管制対象交差点の通過速度を抑制する、或いは、2)上記他の管制対象交差点に進入し、上記一の管制対象交差点に進入した車両の進行方向と同じ方向へ進行しようとしている車両の台数が所定数以上のとき、2A)上記一の管制対象交差点に進入した車両の加速を制限することによって、又は、2B)上記一の管制対象交差点に進入した車両の車速を所定速度以下に低減させることによって、上記一の管制対象交差点に進入した車両の当該一の管制対象交差点の通過速度を抑制する。
上記一態様によれば、一の管制対象交差点における管制制御を当該交差点に閉じた制御系とせず、他の管制対象交差点における交通状況を踏まえて管制制御を実施するように構成され、当該一の管制対象交差点を通過する車両の運転者が他の管制対象交差点における交通状況に起因してブレーキ操作を実施せざるを得ない状況の発生を低減させることができるため、より一層円滑な交差点交通流を実現させることができる。
なお、上記第一の態様において、1)上記他の管制対象交差点に進入しようとしている車両の台数が所定数以上のとき、又は、2)上記他の管制対象交差点に進入し、上記一の管制対象交差点に進入した車両の進行方向と同じ方向へ進行しようとしている車両の台数が所定数以上のときには、上記一の管制対象交差点における優先順位決定の際に上記他の管制対象交差点方向へ進行しようとしている車両の優先順位を比較的低くするようにしてもよい。
本発明によれば、近隣の管制対象交差点における管制制御状況も考慮したより一層円滑な交差点交通流を実現させる交差点交通管制システムを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
以下、図2〜5を用いて、本発明の一実施例に係る交差点交通管制システムについて説明する。本実施例に係る交差点交通管制システムは、概して、車両用信号機が設置されていない交差点において交錯可能性を有する各車両に優先順位を付け、各車両が互いに交錯せずに且つこの優先順位に従って順に当該交差点を通過するように各車両の車速を制御するシステムである。
図2に、本実施例に係る交差点交通管制システム200の全体概略を示す。交差点交通管制システム200は、車両用信号機の設置されていない交差点Aに設置され、車両Vとの路車間通信を実現するための通信機能を備えた路側装置201Aと、交差点Aに隣接し、車両用信号機の設置されていない交差点Bに設置され、車両Vとの路車間通信を実現するための通信機能を備えた路側装置201Bとを有する。
図2では、便宜上、路側装置201があたかも各十字路交差点の1つの角に設置されているかのように図示しているが、路側装置201の設置位置は、各交差点に進入する各車両Vとの間で路車間通信を実現できる限り任意でよい。
加えて、図2では、便宜上、交差点交通管制システム200が2つの隣接する交差点A及びBを管制対象とし、路側装置201を2つ含むものとしているが、本発明はこのような実施形態に限られるものではなく、より多くの交差点を管制対象とし、より多くの路側装置201を含むものとすることも当然可能である。
交差点交通管制システム200は、更に、路側装置201A及び201Bが相互に双方向通信できるように、例えば光ファイバ回線などの有線通信回線202を利用して、通信接続される。
当業者には明らかなように、変形例として、路側装置201A及び201Bは、直接又は地上局若しくは衛星局である中継局を介して無線通信接続されてもよい。
交差点交通管制システム200は、更に、交差点に進入しようとしている各車両Vに搭載され、路側装置201A又は201Bとの路車間通信を実現するための通信機能を備えると共に、各搭載車両Vの走行を制御する機能を備えた車両用走行制御装置203を有する。
路車間通信の具体的な仕様については、様々な通信方式や装置構成が既に提案されており、当業者には既知であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
また、当業者には明らかなように、路側装置201と車両用走行制御装置203との間の路車間通信は、直接的な無線通信接続に限られず、車車間通信や衛星通信を経由した間接的な通信接続であってもよい。
ここでは、一例として、図2に示したように、交差点Aには3台の車両(車両VA1、車両VA2、及び、車両VA3)が進入しようとしており、交差点Bには6台の車両(車両VB1、VB2、VB3、VB4、VB5、及び、VB6)が進入しようとしている交通状況を前提として考えるものとする。
車両VA1〜VA3に搭載された車両用走行制御装置203は、路車間通信を利用して、自車両の現在位置、移動速度(車速)、及び、進行方向(例えば左右ウインカON/OFF情報で表される)を路側装置201Aへ送信する。
路側装置201Aは、交差点に進入しようとする車両VA1〜VA3から受信した各車両Vの位置及び車速に基づいて各車両Vの交差点通過優先順位を決定し、路車間通信を利用して、最優先車両へ交差点通過上限速度まで加速して交差点を通過するように速度制御指示を送信すると共に、最優先車両以外の車両には互いに交錯せず且つ決定された優先順位に従って順に交差点を通過するように速度制御指示を送信して最優先車両の交差点通過を待機させる。
同様に、車両VB1〜VB6に搭載された車両用走行制御装置203は、路車間通信を利用して、自車両の現在位置、移動速度(車速)、及び、進行方向(例えば左右ウインカON/OFF情報で表される)を路側装置201Bへ送信する。
路側装置201Bは、交差点に進入しようとする車両VB1〜VB6から受信した各車両Vの位置及び車速に基づいて各車両Vの交差点通過優先順位を決定し、路車間通信を利用して、最優先車両へ交差点通過上限速度まで加速して交差点を通過するように速度制御指示を送信すると共に、最優先車両以外の車両には互いに交錯せず且つ決定された優先順位に従って順に交差点を通過するように速度制御指示を送信して最優先車両の交差点通過を待機させる。
図3は、本実施例に係る路側装置101の概略構成図である。
路側装置201は、車両用走行制御装置203と通信する通信部301を有する。通信部301が備えるアンテナの性能や形状並びに通信に利用する方式や周波数帯域などについては、特段の制限はなく、任意でよい。
路側装置201は、更に、後に詳述する各車両の交差点通過優先順位や各車両への速度制御量などを演算する際に用いられる各種アルゴリズムや少なくとも道路形状情報を含む道路情報を予め記憶保持する記憶部302を有する。記憶部302は、任意の記憶媒体でよい。また、記憶部202に記憶保持されたアルゴリズムや情報は、例えば通信を利用して、最新のバージョンに適宜更新されることが好ましい。
路側装置201は、更に、通信回線202によって接続された他の路側装置201と相互に情報を送受信するためのネットワーク接続部303を有する。
路側装置201は、更に、各種の演算を実行すると共に、路側装置201の各構成要素を統括的に制御する主制御部304を有する。主制御部304は、例えば、ECU(Electronic Control Unit;電子制御装置)である。
図4は、本実施例に係る車両用走行制御装置203の概略構成図である。
車両用走行制御装置203は、路側装置201と通信する通信部401を有する。通信部401が備えるアンテナの性能や形状並びに通信に利用する方式や周波数帯域などについては、特段の制限はなく、任意でよい。
車両用走行制御装置203は、更に、例えばGPS(Global Positioning System;全地球測位システム)を利用して自車両の位置を検出する自車両位置検出部402を有する。自車両位置検出部402の検出精度(分解能)は高い(細かい)ほど好ましく、例えばRTK(Real Time Kinematic)−GPSなどの高精度GPSが利用されることが好ましい。
車両用走行制御装置203は、更に、自車両の車速を検出する車速検出部403を有する。車速検出部403は、例えば車輪速センサを利用して、自車両の車速を検出する。代替例として、自車両位置検出部402によって検出された自車両位置の時間変化から自車両の車速を算出してもよい。
車両用走行制御装置203は、更に、例えばスロットル弁開度を制御してエンジン出力を調整するなどして、運転者によるアクセルペダル操作とは独立して、自車両において発生する駆動力の大きさを制御する駆動力制御部404を有する。
車両用走行制御装置203は、更に、例えばブレーキ油圧を制御するなどして、運転者によるブレーキペダル操作とは独立して、自車両において発生する制動力の大きさを制御する制動力制御部405を有する。
車両用走行制御装置203は、更に、車両用走行制御装置203の各構成要素を統括的に制御する主制御部406を有する。主制御部406は、例えば、ECU(Electronic Control Unit;電子制御装置)である。
本実施例においては、主制御部406に、左右のウインカのオン/オフ情報が入力されるように構成される。
このような構成の交差点交通管制システム200において、通常時には、各交差点において以下のように当該交差点に進入しようとする車両の速度制御が行われる。
まず、路側装置201の主制御部304は、通信部301を通じて車両用走行制御装置203から取得された各車両Vの位置及び速度を記憶部302に記憶保持された地図情報に照らして、制御対象となる交差点を含む所定領域(以下、「制御エリアR」と称す)内に当該交差点に向かって走行している(すなわち、当該交差点に進入しようとしている)車両Vが複数台存在するか否かを判定する。ここで、制御エリアRは、例えば図2に示すように、簡易的に、交差点の中心点を中心とした所定半径円として設定される。
制御エリアR内に交差点に進入しようとしている車両Vが複数台存在すると判定されたとき、路側装置201の主制御部304は、次いで、制御エリアR内に位置する複数の交差点に進入しようとしている車両Vに対していずれの車両をどのような順序で交差点通過させるかを表す優先順位を決定する。
ここで、優先順位の決め方は任意でよく、例えば、交差点到達までに要する時間が短い順や、交差点までの距離が短い順など、任意の順序でよい。緊急車両は、当然、最優先に設定されるべきである。
次いで、路側装置201の主制御部304は、記憶部302に記憶保持された速度制御量を決定するためのアルゴリズムに基づいて、決定された優先順位に従って、制御エリアR内の交差点に進入しようとしている各車両Vが、それぞれ極力停止せず、減速を最小限に留めて、高効率且つ高密度に、優先順位が最も高い車両から順に交差点を通過するように、制御エリアR内の交差点に進入しようとしている各車両Vに対して速度制御を実行する。
より具体的には、路側装置201の主制御部304は、通信部301を通じて、最優先車両には、予め設定されている交差点通過上限速度VMAXまで加速して直ちに交差点を通過するように指示し、最優先車両以外の非優先車両には、最優先車両が交差点を通過するまでに交差点内に進入しないようにしつつ、当該車両の減速を最小限に留めるように演算された減速量(ゼロでもよい)及びその後の定速走行速度を指示する。最優先車両が交差点を通過すると、各車両の優先順位が1つずつ繰り上がり、同様の処理が繰り返される。
本実施例において、上記のように非優先車両の各々へ必要に応じて指示される最小限の減速量は、非優先車両を優先車両と同じ道路/車線を同じ方向へ走行する車両となる仮想位置へ座標変換(射影)し、座標変換(射影)後の非優先車両が優先車両に対して所定の車間距離(余裕/マージン距離)を保って追従走行するものとした場合にまず上記所定の車間距離を確保するのに必要な減速量(ゼロでもよい)として算出される。
このような基本制御を前提として、次いで、図5のフローチャートを参照して、本実施例に係る交差点交通管制システム200による隣接した管制対象交差点における交通状況を考慮した交差点通過制御処理の流れを説明する。
なお、ここでは、図2に一例として示した交通状況を前提として、路側装置201Aによる交差点Aにおける管制制御に着目して説明する。
まず、路側装置201Aの主制御部304は、通信部301を通じて車両用走行制御装置203から取得された各車両Vの位置及び速度から、制御エリアR内に交差点Aに向かって走行している車両Vが複数台存在するか否かを判定する(S501)。
図2に示す交通状況のように交差点Aに進入しようとしている車両Vが制御エリアR内に複数台存在すると判定されたとき(S501の「YES」)、路側装置201Aの主制御部304は、次いで、通信部301を通じて取得した交差点Aに進入しようとしている車両VA1〜VA3の位置及び速度を記憶部302に記憶保持された優先順位決定アルゴリズムに照らして、これら複数の車両について交差点Aの通過の優先順位を決定する(S502)。
交差点Aに進入しようとしている車両VA1〜VA3に対して交差点Aを通過する優先順位が割り当てられると、次いで、路側装置201Aの主制御部304は、優先順位が最も高く、交差点Aを最優先に通過することになった車両Vの進行方向に交差点Aに隣接する他の管制対象交差点である交差点Bが存在するか否かを判定する(S503)。
図2の例を用いて言い換えれば、車両VA1が最優先車両の場合には車両VA1が交差点Aを直進するか否か、車両VA2が最優先車両の場合には車両VA2が交差点Aを左折するか否か、車両VA3が最優先車両の場合には車両VA3が交差点Aを右折するか否か、が判定されることになる。
車両VA1〜VA3の中の最優先車両Vが交差点Aを通過して交差点Bへ向かうと判定されたとき(S503の「YES」)、次いで、路側装置201Aの主制御部304は、交差点Aの最優先車両Vが、交差点A通過後、隣接する管制対象交差点Bをスムーズに通過できず、交通が停滞してしまうほど交差点Bにおける車両交通が混雑しているか否かを判定する(S504)。
ここで、路側装置201Aの主制御部304は、ネットワーク接続部303を通じて、隣接する交差点Bを管制制御している路側装置201Bから交差点Bにおける車両交通の混雑の程度に関する情報を取得する。
この混雑情報は、例えば、1)交差点Bの制御エリアR内に存在する交差点Bを通過しようとしている車両の台数が所定台数以上であるか否かで混雑発生の有無を表したものであってもよく、或いは、より限定的に、2)交差点Bの制御エリアR内に存在し、交差点Aの最優先車両の進行方向と同じ方向へ向けて交差点Bを通過する車両の台数が所定台数以上であるか否かで混雑発生の有無を表したものであってもよい。
例えば、図2の例において、交差点Bに進入しようとしている車両VB1〜VB6がいずれも交差点Bを直進する(左右ウインカがいずれもONでない)ものとすると、上記1)の台数は6台(車両VB1〜VB6)、上記2)の台数は2台(車両VB1及びVB2)、ということになる。
交差点Aの最優先車両Vの進行方向前方に存在する管制制御対象である交差点Bにおける車両交通が混雑していると判断されるとき、交差点Aを通過して交差点Bへ接近した交差点Aにおける最優先車両Vは、交差点通過待機のために速度を落としている先行車との衝突を回避するために減速する可能性が高いと考えられるため、路側装置201Aの主制御部304は、交差点Aの最優先車両Vの進行方向前方に存在する交差点Bが混雑していると判定される場合には(S504の「YES」)、交差点Aの最優先車両Vの運転者が制動制御を実施しないように、交差点Aの最優先車両Vの交差点A通過速度を運転者が減速しないであろうと考えられる程度にまで抑制するため、通信部301を通じて、交差点Aの最優先車両Vの交差点A通過時の許容最大(上限)速度VMAXを下げるか、或いは、加速制御を抑制する(すなわち、車速Vが速度VMAX未満であっても車速Vを増加させない)ように最優先車両Vに対して速度制御を実施する(S505)。
通信部401を通じて路側装置201Aからの交差点A通過最高速VMAXの低減指示及び/又は加速抑制指示を受信した交差点Aの最優先車両Vに搭載された車両用走行制御装置203の主制御部406は、駆動力制御部404及び制動力制御部405を制御して自車両の交差点A通過速度を交差点A通過後交差点Bへ進入しようとする際に運転者が制動制御を実行しないであろうと考えられる程度の速度に制御する。このとき、併せて、音声メッセージを車室内に出力するなどして運転者に注意喚起してもよい。
他方、最優先車両の進行方向に隣接する管制制御対象交差点が存在しない場合、すなわち図2の例で言えば交差点Aの最優先車両Vの進行方向が交差点B方向ではない場合(S503の「NO」)、或いは、最優先車両が隣接する管制制御対象交差点へ進行するものの当該隣接交差点における車両交通が混雑していないと判断された場合(S504の「NO」)、路側装置201Aの主制御部304は、最優先車両Vを予め設定された交差点A通過最高速VMAXで交差点通過させても最優先車両Vの運転者が制動制御を実行する可能性は比較的低いと判断して、通信部301を通じて、最優先車両Vに対して通常通りの速度制御を実施する(S506)。すなわち、最優先車両Vの車速が許容最高速VMAX未満であれば速度VMAXまで加速させた上で、最優先車両Vを速度VMAXで最初に交差点Aを通過させる。
ここで、隣接する交差点Bの混雑の程度は刻々と変化し得るため、最優先車両Vが交差点Aを通過するまで、S503〜S406の工程は繰り返される(S507の「NO」でS503へ戻る)。
そして、最優先車両Vが交差点Aを通過した後は(S507の「YES」)、本フローがスタートから再度繰り返される。
このように、本実施例によれば、管制制御対象交差点が隣接する場合、それら交差点に進入してくる車両の速度制御を行う路側装置間での協調を図り、一方の交差点を最優先車両として通過した車両が隣接する他方の交差点に進入しようとする際にその交差点での管制制御の影響により制動制御を行ってしまう可能性があると判断される場合には、交差点通過速度が予め低減されるため、最優先車両の運転者が交差点通過後に制動制御を実施する可能性を低減させることができる。
なお、上記一実施例においては、各車両に搭載された車両用走行制御装置(203)と路側装置(201)との間において、位置情報のみならず、速度情報も通信を利用して交換されるものとしたが、本発明はこのような実施形態に限られず、速度情報は位置情報の受信側において位置の時間変化から算出するようにしてもよい。
また、上記一実施例においては、最優先車両の交差点通過に対して最大許容速度VMAXが設定され、逆に最優先車両の車速VがVMAX未満であれば駆動力制御部(404)を通じて速度VMAXまで上げて交差点を通過させるものとしたが、本発明はこのような実施形態に限られるものではなく、強制的な加速は常に抑制され、最優先車両は運転者の運転操作に従った任意の走行が許容されることを意味し、制動制御のみならず加速制御についても運転者に委ねるものとしてもよい。
また、上記一実施例においては、最優先車両の進行方向前方に混雑している管制制御対象交差点が存在する場合、その最優先車両の交差点通過速度を抑制するものとしたが、本発明は最優先車両の運転者によって制動制御が実行されることが防止される限りこのような実施形態に限定されるものではなく、例えば、最優先車両の進行方向前方に混雑している管制制御対象交差点が存在するときにはその車両の交差点通過優先順位を最下位に下げるものとしてもよい。
また、上記一実施例においては、最優先車両の進行方向前方に混雑している管制対象交差点が存在する場合の例として、1)最優先車両の進行方向前方交差点の制御エリア内に存在する当該前方交差点を通過しようとしている車両の台数が所定台数以上である場合、及び、2)最優先車両の進行方向前方交差点の制御エリア内に存在し、最優先車両の進行方向と同じ方向へ向けて当該前方交差点を通過する車両の台数が所定台数以上である場合を挙げたが、上記一実施例において説明したような最優先車両に対する交差点通過速度抑制制御を実施すべき場合はこれらの場合に限られない。例えば、管制対象交差点における最優先車両の、進行方向前方に存在する隣接管制対象交差点における優先順位が比較的低い(少なくとも最優先車両でない)場合や、管制対象交差点における最優先車両の進行方向前方に存在する隣接管制対象交差点における先行車の当該隣接交差点における優先順位が比較的低い(少なくとも最優先車両でない)場合などにも、最優先車両の進行方向前方に混雑している管制対象交差点が存在する状況であると認定してもよい。この場合、隣接する管制対象交差点の路側装置間では、決定された優先順位に関する情報がやりとりされることになる。
また、上記一実施例では、特に図2において、隣接する管制対象交差点がいずれも十字路交差点である場合を一例として取り上げたが、本発明は十字路交差点に限られず、あらゆる形状の交差点に適用可能である。
さらに、上記一実施例においては、一例として、図2に示すように、管制対象交差点ごとに路側装置201が設置され、各車両V(の車両用走行制御装置203)はこの路側装置201と路車間通信を行い、優先順位や速度制御量などを決定する演算はすべて路側装置201において行われ、各車両Vは路側装置201から伝達された制御指示に基づき実際の車両制御を実行するのみであるものとしたが、本発明の実施の形態はこのような実施例に限られるものではない。例えば、各車両(の車両用走行制御装置)が車車間通信を利用して位置情報や速度情報を直接やりとりして各交差点における優先順位を自律的に判断・決定すると共に、隣接する各交差点における混雑の程度を考慮した上で決定された優先順位に従って交差点を通過するように、自車両の車速を制御するようにして、路側装置を省いたシステム構成とすることも可能である。
本発明は、車両用信号機が設置されていない交差点において車両交通流を管制制御する交差点交通管制システムに利用できる。対象となる車両の動力源種類、燃料種類、外観デザイン、重量、サイズ、走行性能等はいずれも不問である。
隣接する交差点の各々において交差点管制制御が行われている様子を示す図である。 本発明の一実施例に係る交差点交通管制システムの概略全体図である。 本発明の一実施例に係る交差点交通管制システムにおいて用いられる路側装置の概略構成図である。 本発明の一実施例に係る交差点交通管制システムにおいて用いられる車両用走行制御装置の概略構成図である。 本発明の一実施例に係る交差点交通管制システムにおける交差点通過制御処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
200 交差点交通管制システム
201 路側装置
202 通信回線
203 車両用走行制御装置
301 通信部
302 記憶部
303 ネットワーク接続部
304 主制御部
401 通信部
402 自車両位置検出部
403 車速検出部
404 駆動力制御部
405 制動力制御部
406 主制御部

Claims (9)

  1. 交差点に進入する車両に対して優先度を設定し、この設定された優先度に応じて交差点を通過するように交差点に進入する車両の速度を制御する交差点交通管制システムであって、
    一の管制対象交差点における管制制御に他の管制対象交差点における交通状況を利用する、ことを特徴とする交差点交通管制システム。
  2. 請求項1記載の交差点交通管制システムであって、
    前記他の管制対象交差点は、前記一の管制対象交差点に隣接する交差点である、ことを特徴とする交差点交通管制システム。
  3. 請求項1又は2記載の交差点交通管制システムであって、
    前記一の管制対象交差点に進入した車両の進行方向前方に前記他の管制対象交差点が存在する場合、前記他の管制対象交差点における交通状況を利用して前記一の管制対象交差点に進入した車両の当該一の管制対象交差点の通過速度を制御する、ことを特徴とする交差点交通管制システム。
  4. 請求項3記載の交差点交通管制システムであって、
    前記他の管制対象交差点に進入しようとしている車両の台数が所定数以上のとき、前記一の管制対象交差点に進入した車両の当該一の管制対象交差点の通過速度を抑制する、ことを特徴とする交差点交通管制システム。
  5. 請求項4記載の交差点交通管制システムであって、
    前記他の管制対象交差点に進入しようとしている車両の台数が所定数以上のとき、前記一の管制対象交差点に進入した車両の加速を制限する、ことを特徴とする交差点交通管制システム。
  6. 請求項4記載の交差点交通管制システムであって、
    前記他の管制対象交差点に進入しようとしている車両の台数が所定数以上のとき、前記一の管制対象交差点に進入した車両の車速を所定速度以下に低減させる、ことを特徴とする交差点交通管制システム。
  7. 請求項3記載の交差点交通管制システムであって、
    前記他の管制対象交差点に進入し、前記一の管制対象交差点に進入した車両の進行方向と同じ方向へ進行しようとしている車両の台数が所定数以上のとき、前記一の管制対象交差点に進入した車両の当該一の管制対象交差点の通過速度を抑制する、ことを特徴とする交差点交通管制システム。
  8. 請求項7記載の交差点交通管制システムであって、
    前記他の管制対象交差点に進入し、前記一の管制対象交差点に進入した車両の進行方向と同じ方向へ進行しようとしている車両の台数が所定数以上のとき、前記一の管制対象交差点に進入した車両の加速を制限する、ことを特徴とする交差点交通管制システム。
  9. 請求項7記載の交差点交通管制システムであって、
    前記他の管制対象交差点に進入し、前記一の管制対象交差点に進入した車両の進行方向と同じ方向へ進行しようとしている車両の台数が所定数以上のとき、前記一の管制対象交差点に進入した車両の車速を所定速度以下に低減させる、ことを特徴とする交差点交通管制システム。
JP2006147100A 2006-05-26 2006-05-26 交差点交通管制システム Expired - Fee Related JP4742990B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006147100A JP4742990B2 (ja) 2006-05-26 2006-05-26 交差点交通管制システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006147100A JP4742990B2 (ja) 2006-05-26 2006-05-26 交差点交通管制システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007317019A true JP2007317019A (ja) 2007-12-06
JP4742990B2 JP4742990B2 (ja) 2011-08-10

Family

ID=38850811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006147100A Expired - Fee Related JP4742990B2 (ja) 2006-05-26 2006-05-26 交差点交通管制システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4742990B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013012244A (ja) * 2012-10-02 2013-01-17 Sumitomo Electric Ind Ltd 路側通信装置及び送信方法
JP2018503169A (ja) * 2014-12-09 2018-02-01 トヨタ モーター エンジニアリング アンド マニュファクチャリング ノース アメリカ,インコーポレイティド 譲歩シナリオを検出して応答する自律車両
JP2019185772A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 トヨタ自動車株式会社 車両制御方法
CN113741485A (zh) * 2021-06-23 2021-12-03 阿波罗智联(北京)科技有限公司 车路协同自动驾驶的控制方法、装置、电子设备及车辆
JP2023116034A (ja) * 2022-02-09 2023-08-22 三菱電機株式会社 交通管制装置、交通管制システムおよび交通管制方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0793692A (ja) * 1993-09-22 1995-04-07 Fujitsu Ten Ltd 道路交通情報通信システム
JPH11110693A (ja) * 1997-10-03 1999-04-23 Fujitsu Ltd 交通制御システムおよび方法
JP2003288119A (ja) * 2002-03-27 2003-10-10 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 交差点における優先制御装置
JP2006096157A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Toyota Motor Corp 運転支援方法及び装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0793692A (ja) * 1993-09-22 1995-04-07 Fujitsu Ten Ltd 道路交通情報通信システム
JPH11110693A (ja) * 1997-10-03 1999-04-23 Fujitsu Ltd 交通制御システムおよび方法
JP2003288119A (ja) * 2002-03-27 2003-10-10 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 交差点における優先制御装置
JP2006096157A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Toyota Motor Corp 運転支援方法及び装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013012244A (ja) * 2012-10-02 2013-01-17 Sumitomo Electric Ind Ltd 路側通信装置及び送信方法
JP2018503169A (ja) * 2014-12-09 2018-02-01 トヨタ モーター エンジニアリング アンド マニュファクチャリング ノース アメリカ,インコーポレイティド 譲歩シナリオを検出して応答する自律車両
JP2019185772A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 トヨタ自動車株式会社 車両制御方法
CN113741485A (zh) * 2021-06-23 2021-12-03 阿波罗智联(北京)科技有限公司 车路协同自动驾驶的控制方法、装置、电子设备及车辆
JP2022091936A (ja) * 2021-06-23 2022-06-21 阿波▲羅▼智▲聯▼(北京)科技有限公司 車路協同自動運転の制御方法、装置、電子機器及び車両
JP7355877B2 (ja) 2021-06-23 2023-10-03 阿波▲羅▼智▲聯▼(北京)科技有限公司 車路協同自動運転の制御方法、装置、電子機器及び車両
JP2023116034A (ja) * 2022-02-09 2023-08-22 三菱電機株式会社 交通管制装置、交通管制システムおよび交通管制方法
JP7412465B2 (ja) 2022-02-09 2024-01-12 三菱電機株式会社 交通管制装置、交通管制システムおよび交通管制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4742990B2 (ja) 2011-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4720355B2 (ja) 車両制御装置
EP2827319B1 (en) Driving control device
US8774998B2 (en) Vehicle control device
US9607519B2 (en) Vehicle driving control system
CN113954871A (zh) 对于自主车辆测试预测
CN103038802A (zh) 车辆控制系统
JP6729326B2 (ja) 自動運転装置
US11011059B2 (en) Vehicle control device
US20210261133A1 (en) Vehicle control device and control method
JP2007293388A (ja) 交差点交通管制システム
JP2007141145A (ja) 交差点管制システム及び装置
JP2007316827A (ja) 交差点交通管制システム
KR20210077046A (ko) 자율주행 차량의 운행 제어 시스템 및 방법
JP4742990B2 (ja) 交差点交通管制システム
KR20210077052A (ko) 자율주행 차량의 운행 제어 시스템 및 방법
JP4315089B2 (ja) 運転支援方法及び装置
US20190272744A1 (en) Vehicle control device
JP5076852B2 (ja) 走行制御装置
JPH11161895A (ja) 車両速度制御装置
JP2007299193A (ja) 交差点交通管制システム
JP6805767B2 (ja) 車両制御システム
JP7435787B2 (ja) 経路確認装置および経路確認方法
JP4736922B2 (ja) 交差点交通管制システム
JP2005352607A (ja) 移動体用の警報装置
JP7011954B2 (ja) 車両操作支援装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080716

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110308

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110425

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees