JP2007316430A - 撮像レンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】製造性やコスト低減に有利なレンズ材料を用いて、高画素化に対応した高い収差性能を維持しつつ、シャッタ機構を配置するための内部間隔が十分確保された小型で高性能の撮像レンズを提供する。
【解決手段】物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズと、物体側に凹面を向けた負の屈折力を有する第2レンズと、光軸近傍における形状が物体側に凸面を向けた正のメニスカス形状の第3レンズとを備え、下記条件式を満足する。fは全系の焦点距離、f1は第1レンズG1の焦点距離、D2は光軸Z1上での第1レンズG1と第2レンズG2との間隔、ν123は第1レンズ、第2レンズおよび第3レンズのアッベ数の平均、ν2は第2レンズのアッベ数とする。
0.7<f1/f<1.3 ……(1)
0.25<D2/f<0.50 ……(2)
55<ν123 ……(3)
|ν123−ν2|<5 ……(4)
【選択図】図1

Description

本発明は、CCD(Charge Coupled Device )やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor )等の撮像素子を用いた撮像機器、例えばデジタルスチルカメラ、カメラ付き携帯電話機、および情報携帯端末(PDA:Personal Digital Assistance )等に搭載される撮像レンズに関する。
CCDやCMOSなどの撮像素子は近年、非常に小型化および高画素化が進んでいる。そのため、撮像機器本体、ならびにそれに搭載されるレンズにも、小型で高性能なものが求められている。小型化のためには、全長の短縮化と小径化(光軸に直交する径方向の小型化)が必要となる。また、一般に撮像光学系では、小型化のほかにもテレセントリック性、すなわち、撮像素子への主光線の入射角度が光軸に対して平行に近く(撮像面における入射角度が撮像面の法線に対してゼロに近く)なるようにすることも求められている。テレセントリック性を確保するためには、光学的開口絞りをなるべく物体側に配置することが有利である。特許文献1には、全体として3枚のレンズを有し、光学的開口絞りを最も物体側に配置した構成の撮像レンズが開示されている。また特許文献2には、全体として3枚のレンズを有し、光学的開口絞りを第1レンズと第2レンズとの間に配置した構成の撮像レンズが開示されている。
特開2005−292235号公報 特開2004−302058号公報
ところで、静止画撮影用の撮像装置では、撮像素子の高画素化が進むにつれて、撮像素子での信号ノイズの低減を図るために機械的なシャッタを設けることが要求されてきている。シャッタを設ける場合、光量むらを減らすために光学的開口絞りの近くに配置することが有利である。一方、3枚構成の撮像レンズにおいては、上述したようにテレセントリック性を確保するためになるべく物体側、例えば第1レンズの前または後ろに光学的開口絞りを配置することが有利である。しかしながら、シャッタ機構を第1レンズの前、最も物体側に配置すると、小型化の点で不利となる。そこで、シャッタ機構をレンズ系内部、第1レンズと第2レンズとの間に配置することが考えられる。そのために、3枚構成の撮像レンズにおいて、シャッタ機構を配置するために第1レンズと第2レンズとの空気間隔を十分に確保しつつ、高画素化に対応した高い収差性能を有するレンズの開発が望まれている。特許文献1の実施例3は、第1レンズと第2レンズとの間隔が比較的広く確保され、シャッタ機構の配置に有利なレンズ構成となっているが、これよりもさらにシャッタ機構の配置に有利で高い収差性能を有するレンズの開発が望まれている。また、少ないレンズ枚数で高性能化を実現するために非球面などの特殊形状のレンズを使用することが有利であるが、この場合、製造性やコストのことを考慮した適切なレンズ材料の選択を行うことが望ましい。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、製造性やコスト低減に有利なレンズ材料を用いて、高画素化に対応した高い収差性能を維持しつつ、シャッタ機構を配置するための内部間隔が十分確保された小型で高性能の撮像レンズを提供することにある。
本発明による撮像レンズは、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正の屈折力を有する第1レンズと、物体側に凹面を向けた負の屈折力を有する第2レンズと、光軸近傍における形状が物体側に凸面を向けた正のメニスカス形状の第3レンズとを備え、第1レンズ、第2レンズおよび第3レンズのうち少なくとも1面が非球面であり、下記条件式を満足するものである。ただし、fは全系の焦点距離、f1は第1レンズの焦点距離、D2は光軸上での第1レンズと第2レンズとの間隔、ν123は第1レンズ、第2レンズおよび第3レンズのアッベ数の平均、ν2は第2レンズのアッベ数とする。
0.7<f1/f<1.3 ……(1)
0.25<D2/f<0.50 ……(2)
55<ν123 ……(3)
|ν123−ν2|<5 ……(4)
本発明による撮像レンズでは、全体として3枚という少ないレンズ構成で各レンズの形状および屈折力が適切なものとされることで、小型化が図られる。また、条件式(1)を満足することで、第1レンズのパワー配分が最適化され、高画素化に対応した高い収差性能の維持に有利となる。さらに、条件式(2)を満足することで、第1レンズと第2レンズとの間隔が広く確保され、シャッタ機構の配置に有利となる。また、条件式(3)および(4)を満足することで、製造性やコスト低減に有利なレンズ材料を用いつつ、色収差の増大が抑えられる。
また、第1レンズの物体側の面は光軸近傍において凸形状であると共に、第1レンズの物体側または像側のいずれか一方の面が回折面となっていることが好ましい。これによって、より高性能化を図ることが可能である。特に、条件式(4)を満足して各レンズ間のアッベ数差が小さい材料のみで構成されている場合であっても、色収差が良好に補正される。
さらに、下記条件式を満足することが好ましい。これにより、各レンズのパワー配分が最適化され、高画素化に対応した高い収差性能が維持される。ただし、f2は第2レンズの焦点距離、f3は第3レンズの焦点距離とする。
0.3<|f2/f|<1.0 ……(5)
0.5<f3/f<1.0 ……(6)
本発明の撮像レンズによれば、全体として3枚という少ないレンズ構成で所定の条件式を満足して、各レンズの材料、各レンズの形状および屈折力、ならびに各レンズの配置の最適化を図るようにしたので、製造性やコスト低減に有利なレンズ材料を用いて、高画素化に対応した高い収差性能を維持しつつ、シャッタ機構を配置するための内部間隔が十分確保された小型で高性能のレンズ系を実現できる。また特に、第1レンズに回折面を設けた場合には、各レンズを、例えばコストの安い同一のレンズ材料のみで構成したとしても、色収差を良好に補正することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る撮像レンズの第1の構成例を示しており、後述の第1の数値実施例(図5(A)〜図5(C))のレンズ構成に対応している。図2は、第2の構成例を示しており、後述の第2の数値実施例(図6(A)〜図6(C))のレンズ構成に対応している。図3は、第3の構成例を示しており、後述の第3の数値実施例(図7(A)〜図7(C))のレンズ構成に対応している。図4は、第4の構成例を示しており、後述の第4の数値実施例(図8(A)〜図8(C))のレンズ構成に対応している。図1〜図4において、符号Riは、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側(結像側)に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目の面の曲率半径を示す。符号Diは、i番目の面とi+1番目の面との光軸Z1上の面間隔を示す。
この撮像レンズは、CCDやCMOS等の撮像素子を用いた各種撮像機器、例えばデジタルスチルカメラ、カメラ付き携帯電話機、および情報携帯端末等に用いて好適なものである。この撮像レンズは、光軸Z1に沿って物体側から順に、第1レンズG1と、第2レンズG2と、第3レンズG3とを備えている。第1レンズG1、第2レンズG2および第3レンズG3のうち少なくとも1面が非球面となっている。
光学的な開口絞りStは、テレセントリック性を確保するためになるべく物体側に配置されていることが好ましい。図1,図2の構成例では、第1レンズG1の後ろ側に開口絞りStが配置されている。図3,図4の構成例では、第1レンズG1の前側、レンズ系の最も物体側に開口絞りStが配置されている。シャッタ10は、第1レンズG1と第2レンズG2との間に配置されている。
この撮像レンズの結像面Simgには、CCD等の撮像素子が配置される。第3レンズG3と撮像素子との間には、レンズを装着するカメラ側の構成に応じて、種々の光学部材GCが配置されている。例えば撮像面保護用のカバーガラスや赤外線カットフィルタなどの平板状の光学部材が配置される。
第1レンズG1は正の屈折力を有している。また、第1レンズG1の物体側の面が光軸近傍において凸形状となっており、物体側または像側のいずれか一方の面に回折面が設けられていることが好ましい。なお、図1〜図4の構成例では、第1レンズG1は光軸近傍における形状が物体側に凸面を向けた正のメニスカス形状となっている。回折面は、図1,図3の構成例では第2面(像側の面)、図2,図4の構成例では第1面(物体側の面)に設けられている。
第2レンズG2は物体側に凹面を向け、負の屈折力を有している。第2レンズG2は光軸近傍において両凹形状であることが好ましい。第2レンズG2の像側の面は光軸近傍において凹形状で周辺部で凸形状であることが好ましい。これにより、後述の条件式(5)の数値範囲を満たしやすくなる。
第3レンズG3は、光軸近傍における形状が物体側に凸面を向けた正のメニスカス形状となっている。第3レンズG3は、最も撮像面側に配置されたレンズである。このため第3レンズG3では、第1レンズG1および第2レンズG2に比べて各画角ごとに光束が分離される。したがって第3レンズG3において非球面を適切に用いることで各画角ごとの収差補正をしやすく、像面湾曲および歪曲収差の補正をしやすい。また、テレセントリック性の確保をしやすい。図1〜図4の構成例では、第3レンズG3の像側の面を光軸近傍において凹形状で周辺部で凸形状にしている。
この撮像レンズは、以下の条件を満足している。ただし、fは全系の焦点距離、f1は第1レンズG1の焦点距離、D2は光軸Z1上での第1レンズG1と第2レンズG2との間隔、ν123は第1レンズG1と第2レンズG2と第3レンズG3のアッベ数の平均、ν2は第2レンズG2のアッベ数とする。
0.7<f1/f<1.3 ……(1)
0.25<D2/f<0.50 ……(2)
55<ν123 ……(3)
|ν123−ν2|<5 ……(4)
また、下記条件式を満足することが好ましい。ただし、f2は第2レンズG2の焦点距離、f3は第3レンズG3の焦点距離とする。
0.3<|f2/f|<1.0 ……(5)
0.5<f3/f<1.0 ……(6)
次に、以上のように構成された撮像レンズの作用および効果を説明する。
この撮像レンズでは、全体として3枚という少ないレンズ構成で開口絞りStを第1レンズG1の前側または後ろ側に配置したことで、全長短縮とテレセン性の確保とに有利なレンズ系が得られる。かつ、条件式(1),(2),(5),(6)を満足したことで、各レンズの屈折力、ならびに各レンズの配置の最適化が図られ、高画素化に対応した高い収差性能を維持しつつ、シャッタ機構を配置するための内部間隔が十分確保される。また、この撮像レンズでは、各面の非球面を最適化することでより一層効果的な収差補正が可能となる。高画素の撮像素子に対応するためにはテレセントリック性、すなわち、撮像素子への主光線の入射角度が光軸に対して平行に近く(撮像面における入射角度が撮像面の法線に対してゼロに近く)なるようにすることが求められる。この撮像レンズでは、例えば、撮像素子に最も近い最終レンズ面である第3レンズG3の像側の面を光軸近傍において像側に凹形状で周辺部では像側に凸形状となる形状にすることで、各画角ごとの収差補正が適切になされ、光束の撮像素子への入射角度が一定の角度以下に制御される。これにより、結像面全域における光量むらを軽減することができ、また、像面湾曲および歪曲収差の補正に有利となる。
この撮像レンズでは、第1レンズG1が、第2レンズG2および第3レンズG3に比べて有効径が小さく、また、面の曲率半径は比較的大きくなる傾向にある。特に、第1レンズG1の像側の面は比較的平面に近くなる傾向にある。このため、回折面を設ける場合には、加工性の容易さの点から、第1レンズG1に設けることが好ましい。また、第1レンズG1に回折面を設けた方が、第2レンズG2および第3レンズG3に設けた場合に比べて、色収差の補正がし易い。なお、回折面を設けることにより、設計パラメータが増えることになるので、小型化と諸収差の補正の点で有利であり、より高性能化を図りやすい。特に回折面と屈折レンズとを組み合わせたいわゆるハイブリッド型のレンズでは、通常の屈折レンズに比べて異なる分散作用が得られるため、通常の屈折率レンズのみを用いた構成に比べて色収差の補正がし易くなる。このため、例えば、各レンズをすべて同一材料で構成したり、あるいはアッベ数差の小さいレンズ材料のみを組み合わせて構成したとしても、色収差を良好に補正することが可能となる。なお、回折面を設けるか否かは、レンズの仕様に応じて決定すればよい。例えば、レンズの仕様が性能重視の場合には回折面を設けることが好ましいが、コスト低減を重視する場合には、あえて回折面を設けない構成も考えられる。
条件式(3)および条件式(4)は、各レンズのアッベ数に関するものであり、各レンズの適切な組み合わせを規定している。この撮像レンズにおいて、コスト低減を図るために各レンズを全て同一材料のみで構成したり、または性能の類似する材料のみで構成することが考えられるが、この場合、条件式(3)および条件式(4)を満たすことが好ましい。これらの条件式の範囲を外れると、同一材料または類似する材料のみで構成した場合に、色収差が大きくなるので好ましくない。なお、条件式(4)を満足してアッベ数差の小さいレンズ材料のみを組み合わせて構成したとしても、上述したように回折面を設けることで、残存する色収差を効果的に補正することができる。また、この撮像レンズでは、非球面加工、および回折面加工のし易さの点で、プラスチック材料を使用することが好ましい。この場合、現状開発されているプラスチック材料では、条件式(3),(4)を満足するようなもの、より好ましくは、以下の条件式を満足するようなものが安価で入手し易いものが多いので、コスト削減の点で有利である。
50<ν1,ν2,ν3<60 ……(7)
ただし、
ν1:第1レンズG1のアッベ数
ν2:第2レンズG2のアッベ数
ν3:第3レンズG3のアッベ数
条件式(1)は、第1レンズG1の焦点距離f1に関するもので、この数値範囲を上回ると第1レンズG1のパワーが小さくなり過ぎて像面湾曲の補正が困難となる。また、下回ると、射出瞳角度が大きくなり過ぎ好ましくない。
条件式(2)は、第1レンズG1および第2レンズG2間の間隔D2と全体の焦点距離fとに関するもので、この数値範囲を上回ると全長の短縮化が困難となる。また、下回ると第1レンズG1と第2レンズG2との間隔D2を十分に確保できなくなり、シャッタ機構を配置することが困難となるので好ましくない。
条件式(5)は、第2レンズG2の焦点距離f2に関するもので、この数値範囲を上回ると第2レンズG2のパワーが小さくなり過ぎ全長の短縮化が困難となる。また、下回ると像面湾曲、および非点収差等の補正が困難になるので好ましくない。条件式(6)は、第3レンズG3の焦点距離f3に関するもので、この数値範囲を上下どちらに外れても第2レンズG2とのパワーバランスが崩れ、全長を短く保ったまま諸収差を補正するのが難しくなるので好ましくない。
以上説明したように、本実施の形態に係る撮像レンズによれば、全体として3枚という少ないレンズ構成で所定の条件式を満足して、各レンズの材料、各レンズの形状および屈折力、ならびに各レンズの配置の最適化を図るようにしたので、製造性やコスト低減に有利なレンズ材料を用いて、高画素化に対応した高い収差性能を維持しつつ、シャッタ機構を配置するための内部間隔が十分確保された小型で高性能のレンズ系を実現できる。また、色収差性能を保持しつつ、各レンズを同一硝材で構成することができるため、硝材の入手性が向上し、製造コストを削減することが可能となる。
次に、本実施の形態に係る撮像レンズの具体的な数値実施例1〜4について説明する。
実施例1〜4として、図1〜4に示した撮像レンズの構成に対応する具体的なレンズデータを、図5(A)〜図5(C)、図6(A)〜図6(C)、図7(A)〜図7(C)、および図8(A)〜図8(C)に示す。なお、図中(A)は基本的なレンズデータ、図中(B)は非球面に関するデータ、図中(C)は回折面に関するデータである。
基本レンズデータとしては、面番号Si、曲率半径Ri(mm)、面間隔Di(mm)、屈折率Ndjおよびアッベ数νdj、全系の近軸焦点距離f(mm)およびFナンバー(FNO.)の値について示す。面番号Siは、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目(i=1〜8)の面番号を表している。曲率半径Riは、図1で付した符号Riに対応する面の曲率半径の値を表している。面間隔Diは、物体側からi番目の面Siとi+1番目の面Si+1との光軸上の間隔を表している。屈折率Ndjは、物体側からj番目(j=1〜4)の光学要素のd線(波長587.6nm)に対する屈折率を表している。アッベ数νdjは、物体側からj番目の光学要素のd線に対するアッベ数を表している。なお、実施例1〜4のいずれの撮像レンズにおいても、第1レンズG1、第2レンズG2および第3レンズG3の面の全てが非球面形状を有しているため、曲率半径Riについては、光軸近傍における曲率半径の値を示している。
特に、実施例1,2,4では、第1レンズG1、第2レンズG2および第3レンズG3の各レンズを全て同一材料で構成している。
非球面データとしては、以下に表した非球面形状の式(a)における各係数An ,Kの値について示す。この際、記号“E”は、その次に続く数値が10を底とした“べき指数”であり、その10を底とした指数関数で表される数値が“E”の前の数値に乗算されることを示している。例えば、「1.0E−02」は「1.0×10-2」となる。また、式(a)において、Zは、光軸Z1から高さhの位置にある非球面上の点から、非球面の頂点の接平面(光軸Z1に垂直な平面)に下ろした垂線の長さ(mm)を表すものである。なお、実施例1〜4では、全ての面が非球面であり、非球面係数An として第3次〜第10次の係数A3 〜A10を有効に用いて表されている。
Z=C・h2 /{1+(1−K・C2 ・h2 1/2 }+ΣAn ・hn ……(a)
(n=3以上の整数)
ただし、
Z:非球面の深さ(mm)
h:光軸からレンズ面までの距離(高さ)(mm)
K:離心率(第2次の非球面係数)
C:近軸曲率=1/R
(R:近軸曲率半径)
n :第n次の非球面係数
回折面データとしては、回折面を設けた面について、以下に表した式(b)における各係数(DOE(Diffractive Optical Element )係数)C1 〜C5 の値を示す。式(b)においてφ(h)は位相差関数を表しており、これによって波面の位相変換を行うことにより回折面を設計した。なお、回折面を設けた面は、実施例1と実施例3では第2面、実施例2と実施例4では第1面とした。
φ(h)=C1 ・h2 +C2 ・h3 +C3 ・h4 +C4 ・h5 +C5 ・h6 ……(b)
(h:光軸からの高さ)
図9には、実施例1〜4における上述の各条件式に関する値を示す。図9から分かるように、各実施例の値が、各条件式の数値範囲内となっている。
また、実施例1〜4に係る撮像レンズにおける諸収差について、図10(A)〜図10(C)、図11(A)〜図11(C)、図12(A)〜図12(C)、および図13(A)〜図13(C)に示す。図中(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション(歪曲収差)を示している。各収差図には、d線を基準波長とした収差を示す。球面収差図には、g線(波長435.8nm),C線(波長656.3nm)についての収差も示す。非点収差図において、実線はサジタル方向、破線はタンジェンシャル方向の収差を示す。FNO.はF値、ωは半画角を示す。
以上の各数値データおよび各収差図から分かるように、各実施例について、全体として3枚のレンズ構成で、レンズの面形状および各レンズのパワー配分が最適化され、かつシャッタ機構を配置するための内部間隔が十分確保された小型で高性能の撮像レンズ系が実現できている。また、レンズの材料が最適化され、製造性やコスト低減に有利なレンズ構成が実現できている。特に、実施例1,2,4では、各レンズを同一材料で構成してコスト削減を図りながらも回折面を有効に用いることで、色収差が良好に補正され、高性能化が実現できている。
なお、本発明は、上記実施の形態および各実施例に限定されず種々の変形実施が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔および屈折率の値などは、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得る。
本発明の実施例1に係る撮像レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例2に係る撮像レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例3に係る撮像レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例4に係る撮像レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例1に係る撮像レンズのレンズデータを示す図であり、(A)は基本的なレンズデータ、(B)は非球面に関するレンズデータ、(C)は回折面に関するデータを示す。 本発明の実施例2に係る撮像レンズのレンズデータを示す図であり、(A)は基本的なレンズデータ、(B)は非球面に関するレンズデータ、(C)は回折面に関するデータを示す。 本発明の実施例3に係る撮像レンズのレンズデータを示す図であり、(A)は基本的なレンズデータ、(B)は非球面に関するレンズデータ、(C)は回折面に関するデータを示す。 本発明の実施例4に係る撮像レンズのレンズデータを示す図であり、(A)は基本的なレンズデータ、(B)は非球面に関するレンズデータ、(C)は回折面に関するデータを示す。 条件式に関する値を各実施例についてまとめて示した図である。 本発明の実施例1に係る撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 本発明の実施例2に係る撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 本発明の実施例3に係る撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。 本発明の実施例4に係る撮像レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーションを示す。
符号の説明
10…シャッタ、G1…第1レンズ、G2…第2レンズ、G3…第3レンズ、St…開口絞り、Ri…物体側から第i番目のレンズ面の曲率半径、Di…物体側から第i番目と第i+1番目のレンズ面との面間隔、Z1…光軸。

Claims (3)

  1. 物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズと、物体側に凹面を向けた負の屈折力を有する第2レンズと、光軸近傍における形状が物体側に凸面を向けた正のメニスカス形状の第3レンズとを備え、前記第1レンズ、前記第2レンズおよび前記第3レンズのうち少なくとも1面が非球面であり、下記条件式を満足する
    ことを特徴とする撮像レンズ。
    0.7<f1/f<1.3 ……(1)
    0.25<D2/f<0.50 ……(2)
    55<ν123 ……(3)
    |ν123−ν2|<5 ……(4)
    ただし、
    f:全系の焦点距離
    f1:第1レンズの焦点距離
    D2:光軸上での第1レンズと第2レンズとの間隔
    ν123:第1レンズ、第2レンズおよび第3レンズのアッベ数の平均
    ν2:第2レンズのアッベ数
    とする。
  2. 前記第1レンズの物体側の面が光軸近傍において凸形状であると共に、前記第1レンズの物体側または像側のいずれか一方の面が回折面となっている
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像レンズ。
  3. さらに、下記条件式を満足する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像レンズ。
    0.3<|f2/f|<1.0 ……(5)
    0.5<f3/f<1.0 ……(6)
    ただし、
    f2:第2レンズの焦点距離
    f3:第3レンズの焦点距離
    とする。


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