JP2005292235A - 撮像レンズ - Google Patents
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Abstract
【課題】 小型サイズでありながらも、3枚レンズ構成により、諸収差を良好に補正した撮像レンズを提供する。
【解決手段】 物体側から開口絞り11と、物体側に凸面を向けた正の屈折力を有するメニスカス形状の第1レンズ12と、物体側に凹面を向けた負の屈折力を有する第2レンズ13と、物体側に凸面を向けた負の屈折力を有するメニスカス形状の第3レンズ14とを配置する。第1レンズ12,第2レンズ13および第3レンズ14は、いずれもが、少なくともいずれか一方の面に非球面を有するように構成する。撮像レンズ1全系の焦点距離をf、第2レンズ13の焦点距離をf2、第3レンズ14の焦点距離をf3、第1レンズ12と第2レンズ13との間の空気間隔をD2として、0.5<|f2/f|<1.0、0.8<|f3/f|<1.2、0.05<D2/f<0.4の条件式を満足させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 物体側から開口絞り11と、物体側に凸面を向けた正の屈折力を有するメニスカス形状の第1レンズ12と、物体側に凹面を向けた負の屈折力を有する第2レンズ13と、物体側に凸面を向けた負の屈折力を有するメニスカス形状の第3レンズ14とを配置する。第1レンズ12,第2レンズ13および第3レンズ14は、いずれもが、少なくともいずれか一方の面に非球面を有するように構成する。撮像レンズ1全系の焦点距離をf、第2レンズ13の焦点距離をf2、第3レンズ14の焦点距離をf3、第1レンズ12と第2レンズ13との間の空気間隔をD2として、0.5<|f2/f|<1.0、0.8<|f3/f|<1.2、0.05<D2/f<0.4の条件式を満足させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、固体撮像素子等、例えばCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)型イメージセンサ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型イメージセンサの光学系に適した撮像レンズに関する。
近年、撮像素子として、CMOSセンサやCCD等の固体撮像素子を使用した各種撮像装置が広く普及している。
CCD製造技術の発展によって、1画素の大きさが小さくなるとともに画素数が100万から200万のオーダに達する高密度なCCDが利用されるようになっている。これに従い、CCDカメラ用の撮影レンズには、高解像度で高性能なものが要望されている。
また、CMOSセンサやCCDを用いた撮像装置には、携帯電話やパーソナルコンピュータ等にも搭載されるようになってきている。これらの携帯電話やパーソナルコンピュータ等の小型化あるいは機能の増加による高密度化に伴い、撮像装置の小型化、ひいては、撮像装置に搭載される撮像レンズへのさらなる小型化の要求が高まっている。
これらの要望に対応し得る可能性がある撮像レンズとして、例えば、3群3枚構成で、絞りが第1レンズの物体側に配置されたフロントシャッタタイプのレンズが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−149545号公報
特許文献1に開示された撮像レンズにおいては、広い画角が確保されて、かつ、球面収差、非点収差が良好に補正されているが、その一方では、歪曲収差が大きく、また、撮像レンズの全長(撮像レンズ全系の最も物体側の面から像側焦点までの距離のこと。但し、最も物体側に開口絞りが配置されている撮像レンズにおいては、開口絞りから像側焦点までの距離をいう。)の小型化には向いていなかった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、小型サイズでありながらも、3枚レンズ構成により、諸収差を良好に補正した撮像レンズを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の撮像レンズは、
物体側から順に、開口絞りと、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正の屈折力を有する第1レンズと、物体側に凹面を向けた負の屈折力を有する第2レンズと、負の屈折力を有する第3レンズとを配置したことを特徴とする。
物体側から順に、開口絞りと、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正の屈折力を有する第1レンズと、物体側に凹面を向けた負の屈折力を有する第2レンズと、負の屈折力を有する第3レンズとを配置したことを特徴とする。
また、前記第1レンズ、前記第2レンズおよび前記第3レンズのいずれもが、少なくとも一方の面に非球面を有するようにしてもよい。
また、撮像レンズ全系の焦点距離をf、前記第2レンズの焦点距離をf2、前記第3レンズの焦点距離をf3、前記第1レンズと前記第2レンズとの間隔をD2とするとき、次の条件式(1)乃至(3)を満足するようにしてもよい。
0.5<|f2/f|<1.0・・・・・(1)
0.8<|f3/f|<1.2・・・・・(2)
0.05<D2/f<0.4・・・・・(3)
0.5<|f2/f|<1.0・・・・・(1)
0.8<|f3/f|<1.2・・・・・(2)
0.05<D2/f<0.4・・・・・(3)
また、前記第2レンズのアッベ数をν2、前記第3レンズのアッベ数をν3とするとき、次の条件式(4)を満足するようにしてもよい。
ν2−ν3>25・・・・・(4)
ν2−ν3>25・・・・・(4)
また、前記第1レンズ、前記第2レンズおよび前記第3レンズのいずれもが、プラスチック材料から構成されるようにしてもよい。
また、前記第1レンズおよび前記第2レンズはプラスチック材料から構成され、前記第3レンズはガラス材料から構成されるようにしてもよい。
また、前記第1レンズおよび前記第2レンズの合成焦点距離をf12、撮像レンズ全系の焦点距離をfとするとき、次の条件式(5)を満たすようにしてもよい。
|f12|/f>2・・・・・(5)
|f12|/f>2・・・・・(5)
本発明によれば、小型サイズでありながらも、3枚レンズ構成により、諸収差を良好に補正した撮像レンズを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る撮像レンズについて、以下図面を参照して説明する。
撮像レンズ1は、図1に示すように、物体側から開口絞り11と、物体側に凸面を向けた正の屈折力を有するメニスカス形状の第1レンズ12と、物体側に凹面を向けた負の屈折力を有する第2レンズ13と、物体側に凸面を向けた負の屈折力を有するメニスカス形状の第3レンズ14とが配置された構成を採っている。また、結像面20と第3レンズ14との間には、IRカットフィルタやローパスフィルタ等を構成するガラスブロック21が配置されている。図1中、Ri(i=1〜8)は、物体側より順に第i番目のレンズの近軸曲率半径を表し、Dk(k=1〜8)は、物体側より順に第i番目の光軸上のレンズの肉厚またはレンズ間の空気間隔を表している。なお、第3レンズ14は、物体側に凸面を向けたメニスカス形状であることが望ましいが、負の屈折力を有するレンズであればよい。
撮像レンズ1では、最も物体側に開口絞り11を配置しているため、結像面20から射出瞳位置までの距離を長くとることができる。射出瞳が結像面20から遠くなると、レンズ最終面を射出した光束の主光線が固体撮像素子に垂直に近い角度で入射するようになり、即ち、テレセントリック特性を良好に確保でき、画面周辺部におけるシェーディング現象を軽減することができる。
また、撮像レンズ1では、第1レンズ12に正屈折力を有し物体側が凸面であるメニスカス形状のレンズを配置し、第2レンズ13に負の屈折力を有し物体側が凹面であるメニスカス形状のレンズを配置することで、テレフォトタイプに近い構成をとっている。このような構成をとることにより、撮像レンズ1の全長の短縮化を図っている。
第1レンズ12,第2レンズ13および第3レンズ14は、いずれもが、少なくともいずれか一方の面に非球面を有することが望ましい。正の第1レンズ12に非球面を用いた場合、球面収差、コマ収差の補正が行われる。負の第2レンズ13に非球面を用いた場合、コマ収差、非点収差及び歪曲収差の補正が行われる。また、負の第3レンズ14は、3つのレンズのうち最も像面に近接した位置に配置されていることから、軸上光線と周辺光線で通過高さに差が生じることを利用し、非球面を用いることにより光軸から離れた画面周辺部の諸収差(コマ収差、非点収差および歪曲収差)の補正を行うことができる。
撮像レンズ1は、全系の焦点距離をfとし、第2レンズ13の焦点距離をf2、第3レンズ14の焦点距離をf3、第1レンズ12と第2レンズ13との間の空気間隔をD2とすると、下記の条件式(1)〜(3)を満足する構成を採ることが望ましい。
0.5<|f2/f|<1.0・・・・・(1)
0.8<|f3/f|<1.2・・・・・(2)
0.05<D2/f<0.4・・・・・(3)
0.8<|f3/f|<1.2・・・・・(2)
0.05<D2/f<0.4・・・・・(3)
条件式(1)は、負の第2レンズ13の屈折力を規定するものである。条件式(1)において、|f2/f|が下限値を下回ると、第2レンズ13の負の屈折力の過度の増大を招くことになるので、極端に小さな曲率半径になり、収差を良好に補正することが困難となる。一方、条件式(1)において、|f2/f|が上限値を上回ると、第2レンズ13の負の屈折力が弱くなるため、撮像レンズ1の全長の小型化が困難になる。
条件式(2)は、負の第3レンズ14の屈折力を規定するものである。条件式(2)において、|f3/f|が下限値を下回ると、第3レンズ14の負の屈折力が増大するために、第2レンズ13との負の屈折力配分が不適切となる。一方、条件式(2)において、|f3/f|が上限値を上回ると、第3レンズ14の負の屈折力が弱くなり、第1レンズ12と第2レンズ13の屈折力のバランスが悪くなり、かつ、周辺像の諸収差を良好に補正できなくなる。
条件式(3)は、撮像レンズ1全系の焦点距離と、第1レンズ12と第2レンズ13の間隔との比を規定するものである。条件式(3)において、D2/fが下限値を下回ると、正の第1レンズ12と負の第2レンズ13の間隔が狭くなり、第1レンズ12と第2レンズ13の屈折力のバランスが悪くなる。その結果、軸上の球面収差を良好に補正できなくなり、かつ、周辺像の諸収差を良好に補正できなくなる。特に、歪曲収差を補正することが難しくなる。一方、条件式(3)において、D2/fが上限値を上回ると、正の第1レンズ12と負の第2レンズ13の間隔が広くなり、周辺像の諸収差を良好に補正できなくなる。特に軸外光束のコマフレアの発生を抑えることができなくなる。また、倍率色収差及び像面湾曲を良好に補正することが困難となる。
撮像レンズ1は、第2レンズ13のアッベ数をν2、第3レンズ14のアッベ数をν3としたときに、下記の条件式(4)の関係を満足する構成を採ることが望ましい。
ν2−ν3>25・・・・・(4)
条件式(4)は、負の第2レンズ13と負の第3レンズ14との色収差補正の条件である。条件式(4)において、ν2−ν3が下限値を下回ると、軸上色収差、倍率色収差の補正および周辺像での色コマ収差を補正することが難しくなる。
第1レンズ12、第2レンズ13および第3レンズ14は、いずれもプラスチック材料から構成することが望ましい。また、プラスチック材料の表面に反射防止や表面硬度向上を目的としたコーティング処理を施すことがさらに望ましい。
微小レンズの生産に際しては、ガラスに比して、プラスチックのほうが射出成形等の製造方法を用いることにより、製造コストを抑えた大量生産に向いている。また、プラスチックレンズによれば小型軽量化が実現できる。
微小レンズの生産に際しては、ガラスに比して、プラスチックのほうが射出成形等の製造方法を用いることにより、製造コストを抑えた大量生産に向いている。また、プラスチックレンズによれば小型軽量化が実現できる。
また、第1レンズ12および第2レンズ13をプラスチック材料から構成し、第3レンズ14はガラス材料からなる構成を採るようにしてもよい。負の屈折力の少ない第3レンズ14をガラスレンズとすることで、第3レンズ14の温度変化時の屈折率変化を無視でき、撮像レンズ1全系での温度変化時の画像周辺部における収差を小さく抑えることが可能になる。また、プラスチックレンズは結像に寄与しないフランジ部を外周部に有する形状とした場合に、このフランジ部に光が入射すると、ゴーストやフレアの原因となることがあるが、第3レンズ14をプラスチックレンズではなくガラスレンズとすることで、プラスチックレンズのようなフランジ部を有する形状とすることはなくなり、ゴーストやフレアを低減することができる。
撮像レンズ1は、第1レンズ12と第2レンズ13の合成焦点距離f12とすると、下記の条件式(5)を満足する構成を採ることが望ましい。
|f12|/f>2・・・・・(5)
条件式(5)は、プラスチックから形成された第1、第2レンズ12,13の合成焦点距離を規定するものである。条件式(5)を満たすように合成焦点距離を大きくすることにより、温度変化時のプラスチックレンズの画像周辺部での諸収差の変動を、正の第1レンズ12と負の第2レンズ13とで相殺させることが可能となり、温度変化時の画像周辺部での諸収差の変動を小さく抑えることができる。
このように本実施の形態の撮像レンズでは、開口絞り11を第1レンズ12の物体側に配置したり、第1レンズ12、第2レンズ13および第3レンズ14の面形状、パワー(屈折力)配分、焦点距離、材料、相互の間隔、構造等を適切に設定することにより、少ない枚数で簡易なレンズ構成でありながら、高性能を達成し、かつ、レンズ系自体をコンパクトに構成することができる。
また、本実施の形態の撮像レンズは、開口絞り11から撮像素子までの距離(高さ)を10mm以下に抑えて搭載されることにより、小型化、軽量化、および、高画質の撮像が可能な撮像装置、撮像ユニット及び携帯機器を実現することができる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形が可能である。例えば、撮像レンズ1において、第1レンズ12と第2レンズ13の間、および、第2レンズ13と第3レンズ14との間のうち、少なくとも一方の間に、周辺光束を規制する遮蔽マスクを配置するようにしてもよい。このような遮蔽マスクを配置すれば、周辺光束を規制して結像に必要な光束のみを通過させることができるので、プラスチック材料で形成された第1レンズ12、第2レンズ13にフランジ部を設けても、フランジ部への光の入射を最小限に抑えることができる。結果として、ゴーストやフレアの発生を抑えることができる。
以下に、本発明を実施した撮像レンズの構成について、コンストラクションデータ、収差図を挙げて更に具体的に説明する。なお、撮像レンズの構成、仕様等は本実施例に限定されるものではない。ここで、各実施例に用いられる記号は、下記の通りである。
f:撮像レンズ全系の焦点距離
Fno:Fナンバー
TL:全長
R:曲率半径(mm)
D:レンズの肉厚またはレンズ間の空気間隔(mm)
Nd:各レンズのd線に対する屈折率
νd:各レンズのd線に対するアッベ数
f:撮像レンズ全系の焦点距離
Fno:Fナンバー
TL:全長
R:曲率半径(mm)
D:レンズの肉厚またはレンズ間の空気間隔(mm)
Nd:各レンズのd線に対する屈折率
νd:各レンズのd線に対するアッベ数
また、各実施例において、非球面の形状は、以下の非球面式(6)で表される。
Z=C×h2/[1+(1−K×C2×h2)1/2]+A4h4+A6h6+A8h8+A10h10・・・・・(6)
ここで、
h:光軸からの垂直方向の高さ
Z:光軸からの垂直方向の高さhの非球面上の点より非球面頂点の接平面(光軸に垂直な平面)に下ろした垂線の長さ
C:非球面の近軸曲率半径Rの逆数
K:離心率
A:n次の非球面係数
Z=C×h2/[1+(1−K×C2×h2)1/2]+A4h4+A6h6+A8h8+A10h10・・・・・(6)
ここで、
h:光軸からの垂直方向の高さ
Z:光軸からの垂直方向の高さhの非球面上の点より非球面頂点の接平面(光軸に垂直な平面)に下ろした垂線の長さ
C:非球面の近軸曲率半径Rの逆数
K:離心率
A:n次の非球面係数
(実施例1)
実施例1は、前記実施の形態に対応した実施例である。前記実施の形態を表すレンズ構成図である図1は、実施例1のレンズ構成図でもある。表1および表2は、実施例1のコンストラクションデータを示している。表1は実施例1のレンズデータ、表2は実施例1の非球面データを示している。
実施例1は、前記実施の形態に対応した実施例である。前記実施の形態を表すレンズ構成図である図1は、実施例1のレンズ構成図でもある。表1および表2は、実施例1のコンストラクションデータを示している。表1は実施例1のレンズデータ、表2は実施例1の非球面データを示している。
図2は、表1および表2に示した実施例1に係る撮像レンズの収差性能(球面収差、非点収差、歪曲収差)を示す。非点収差図における符号S,Tは、それぞれ球欠的像面,子午的像面に対する収差を表す。
図2より、実施例1に係る撮像レンズが良好な光学性能を有していることがわかる。
また、後述するように、本実施例は上記条件式(1)〜(5)を満足する。
(実施例2)
実施例2に係るレンズ構成図を図3に示す。表3および表4は、実施例2のコンストラクションデータを示している。表3は実施例2のレンズデータ、表4は実施例2の非球面データを示している。
実施例2に係るレンズ構成図を図3に示す。表3および表4は、実施例2のコンストラクションデータを示している。表3は実施例2のレンズデータ、表4は実施例2の非球面データを示している。
図4は、表3および表4に示した実施例2に係る撮像レンズの収差性能(球面収差、非点収差、歪曲収差)を示す。非点収差図における符号S,Tは、それぞれ球欠的像面,子午的像面に対する収差を表す。
図4より、実施例2に係る撮像レンズが良好な光学性能を有していることがわかる。
また、後述するように、本実施例は上記条件式(1)〜(5)を満足する。
(実施例3)
実施例3に係るレンズ構成図を図5に示す。表5および表6は、実施例3のコンストラクションデータを示している。表5は実施例3のレンズデータ、表6は実施例3の非球面データを示している。
実施例3に係るレンズ構成図を図5に示す。表5および表6は、実施例3のコンストラクションデータを示している。表5は実施例3のレンズデータ、表6は実施例3の非球面データを示している。
図6は、表5および表6に示した実施例3に係る撮像レンズの収差性能(球面収差、非点収差、歪曲収差)を示す。非点収差図における符号S,Tは、それぞれ球欠的像面,子午的像面に対する収差を表す。
図6より、実施例3に係る撮像レンズが良好な光学性能を有していることがわかる。
また、後述するように、本実施例は上記条件式(1)〜(5)を満足する。
(実施例4)
実施例4に係る撮像レンズ構成図を図7に示す。表7および表8は、実施例4のコンストラクションデータを示している。表7は実施例4のレンズデータ、表8は実施例4の非球面データを示している。
実施例4に係る撮像レンズ構成図を図7に示す。表7および表8は、実施例4のコンストラクションデータを示している。表7は実施例4のレンズデータ、表8は実施例4の非球面データを示している。
図8は、表7および表8に示した実施例4に係る撮像レンズの収差性能(球面収差、非点収差、歪曲収差)を示す。非点収差図における符号S,Tは、それぞれ球欠的像面,子午的像面に対する収差を表す。
図8より、実施例4に係る撮像レンズが良好な光学性能を有していることがわかる。
また、後述するように、本実施例は上記条件式(1)〜(5)を満足する。
(実施例5)
実施例5に係る撮像レンズ構成図を図9に示す。表9および表10は、実施例5のコンストラクションデータを示している。表9は実施例5のレンズデータ、表10は実施例5の非球面データを示している。
(実施例5)
実施例5に係る撮像レンズ構成図を図9に示す。表9および表10は、実施例5のコンストラクションデータを示している。表9は実施例5のレンズデータ、表10は実施例5の非球面データを示している。
図10は、表9および表10に示した実施例5に係る撮像レンズの収差性能(球面収差、非点収差、歪曲収差)を示す。非点収差図における符号S,Tは、それぞれ球欠的像面,子午的像面に対する収差を表す。
図10より、実施例5に係る撮像レンズが良好な光学性能を有していることがわかる。
また、後述するように、本実施例は上記条件式(1)〜(5)を満足する。
表11は、上記各実施例1〜5の撮像レンズにおける上記条件式(1)〜(5)に対応する値を示したものである。
各実施例1〜5は、上記条件式(1)〜(5)について、すべて満足している。
1 撮像レンズ
11 開口絞り
12 第1レンズ
13 第2レンズ
14 第3レンズ
20 結像面
21 ガラスブロック
11 開口絞り
12 第1レンズ
13 第2レンズ
14 第3レンズ
20 結像面
21 ガラスブロック
Claims (7)
- 物体側から順に、開口絞りと、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正の屈折力を有する第1レンズと、物体側に凹面を向けた負の屈折力を有する第2レンズと、負の屈折力を有する第3レンズとを配置したことを特徴とする撮像レンズ。
- 前記第1レンズ、前記第2レンズおよび前記第3レンズのいずれもが、少なくとも一方の面に非球面を有していることを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
- 撮像レンズ全系の焦点距離をf、前記第2レンズの焦点距離をf2、前記第3レンズの焦点距離をf3、前記第1レンズと前記第2レンズとの間隔をD2とするとき、次の条件式(1)乃至(3)を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像レンズ。
0.5<|f2/f|<1.0・・・・・(1)
0.8<|f3/f|<1.2・・・・・(2)
0.05<D2/f<0.4・・・・・(3) - 前記第2レンズのアッベ数をν2、前記第3レンズのアッベ数をν3とするとき、次の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
ν2−ν3>25・・・・・(4) - 前記第1レンズ、前記第2レンズおよび前記第3レンズのいずれもが、プラスチック材料から構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
- 前記第1レンズおよび前記第2レンズはプラスチック材料から構成され、前記第3レンズはガラス材料から構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
- 前記第1レンズおよび前記第2レンズの合成焦点距離をf12、撮像レンズ全系の焦点距離をfとするとき、次の条件式(5)を満たすことを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項に記載の撮像レンズ。
|f12|/f>2・・・・・(5)
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