JP2007315930A - 磁気式酸素測定方法および磁気式酸素計 - Google Patents

磁気式酸素測定方法および磁気式酸素計 Download PDF

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Abstract

【課題】大掛かりな設備を必要とすることなく補助ガスの流量変動に強い磁気式酸素測定方法および磁気式酸素計を実現する。
【解決手段】測定ガスに含まれる酸素量を測定する磁気式酸素測定方法において、補助ガス供給口より分岐する左右の補助ガス流路をバイパス流路で連結し、このバイパス流路に流れる補助ガスの流量を検出するとともに、補助ガス供給口から供給する補助ガスの流量を検出し、検出したバイパス流路の流量から測定ガス中の酸素の量を算出し、検出した補助ガス流路に供給する補助ガスの流量データを利用し、算出した酸素量の補正を行うことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁気式酸素測定方法および磁気式酸素計に関するものである。
従来技術における磁気式酸素計は、図3に示すように、測定ガス(サンプルガス)を流す流路を備えたリングセル111と、このリングセル111内に設置した熱型流量センサ(サーミスタ)からの信号で測定ガスに含まれている酸素ガスの量(酸素濃度)を検出する検出回路120とからなる。
リングセル111は、円環形状に形成されたサンプル流路112に連通して設けた測定ガス導入口113と、この測定ガス導入口113の反対側に設けた測定ガス導出口114と、円環形状のサンプル流路112の中心位置を通り、対向する側のそれぞれに連通させて形成した第1及び第2の補助ガス流路115a、115bと、サンプル流路112の一方の測定側サンプル流路112aに磁界Mfを形成するヨーク(図示せず)と、第1及び第2の補助ガス流路115a、115bの中心位置に連通され補助ガスを供給する補助ガス供給口117と、第1及び第2の補助ガス流路115a、115b内部に補助ガス供給口117を中心として等距離の位置に配置された第1及び第2のサーミスタ118a、118bとを備えた構成になっている。この第1及び第2のサーミスタ118a、118bは、検出回路120に接続されている。
検出回路120は、第1のサーミスタ118aに接続してある第1の定抵抗回路121aと、第2のサーミスタ118bに接続してある第2の定抵抗回路121bと、これらの第1及び第2の定抵抗回路121a、121bからの信号を受信する差動増幅器122とからなる。
このような構成のリングセル111において、測定ガス導入口113から導入された測定ガスは二方向に分流したのち、測定ガス導出口114へ合流するように流れる。また、補助ガス供給口117から供給された補助ガスは、第1および第2の補助ガス流路の二方向に分流したのち、第1及び第2のサーミスタ118a、118bをそれぞれ経由し、その後、サンプル流路112a、112bとの接続部付近でそれぞれ測定ガスと合流し、測定ガスと共に測定ガス導出口114へ流れる。
ここで、酸素(常磁性の気体)は磁界の強い方に引きつけられ、その部分の圧力が上昇するという性質がある。
測定ガス中に酸素分子が含まれていない場合、測定側サンプル流路112aに磁界Mfが印加されても酸素分子は引き寄せられず、その部分の圧力は上昇しない。したがって、第1および第2の補助ガス流路115a、115bのそれぞれからサンプル流路112a、112bに補助ガスが流出する際の流体抵抗は同じになり、第1のサーミスタ118aを経由する補助ガスの流量と第2のサーミスタ118bを経由する補助ガスの流量も同じとなる。
このため、第1の定抵抗回路121aに入力される第1のサーミスタ118aの出力と第2の定抵抗回路121bに入力される第2のサーミスタ118bの出力も同一となり、第1の定抵抗回路121aの出力信号と第2の定抵抗回路121bの出力信号も同一となり、これらの出力信号の差を増幅する差動増幅器122の出力は零になる。
一方、測定ガス中に酸素分子が含まれている場合、測定側サンプル流路112aに磁界Mfが印加されると、その部分に酸素分子が引きつけられ、酸素の凝集圧により圧力が上昇する。そのため、第1の補助ガス流路115aから測定側サンプル流路112aに補助ガスが流出する際の流体抵抗が増大し、流出量が減少する。逆に比較側サンプル流路112bでは磁界Mfが印加されていないため流体抵抗は増大せず、磁場印加側との比較により補助ガスの流出量が増加する。
したがって、分岐点P10で補助ガスが分岐する際の分流比が変化し、第1のサーミスタ118aを経由する補助ガスの流量と第2のサーミスタ118bを経由する補助ガスの流量に差が生じ、第1の定抵抗回路121aに入力される第1のサーミスタ118aの出力信号と第2の定抵抗回路121bに入力される第2のサーミスタ118bの出力信号が同一でなくなる。
そのため、第1の定抵抗回路121aの出力信号と第2の定抵抗回路121bの出力信号も異なるようになり、第1の定抵抗回路121aの出力信号と第2の定抵抗回路121bの出力信号の差を増幅する差動増幅器122の出力信号が測定ガス中の酸素分子量に対応した値を示すようになる。
特開平01−006753号公報 特開2004−325368号公報
しかしながら、上記のような方式では、供給される補助ガス全体の流量が変動すると、分岐点P10を介して補助ガス流路115a、115bに流れる補助ガス量が変動するため、サーミスタ118a、118bそれぞれの信号量も変動する。このとき補助ガス流路115aの流量の変動量と補助ガス流路115bの流量の変動量は同じ量とはならず、そのためサーミスタ118a、118bの出力信号に差が生じ、測定ガス中の酸素量を正確に測定できなくなってしまう。
そのため、従来より、供給する補助ガスの流量を一定に保つため、補助ガスの供給側に精密な圧力制御弁を準備したり、圧力制御弁や各流路の温度変動の回避のために必要機器を恒温槽の中に配置するなど、流量の変動を起きにくくする工夫がなされているが、機構や部品の増大、コスト上昇などが問題となっていた。
本発明は、上記のような従来技術の問題をなくし、大掛かりな設備を必要とすることなく補助ガスの流量変動に強い磁気式酸素測定方法および磁気式酸素計を実現することを目的としたものである。
上記のような目的を達成するために、本発明の請求項1では、測定ガス用入口と出口とが設けられ、これらの入口と出口の間が左右対称に形成された測定流路と、この測定流路の左右の対向する位置に接続された補助ガス流路とを有し、
この補助ガス流路の中央から補助ガスを供給するとともに、前記測定流路の左右どちらか一方の流路に磁界をかけることにより生じる、補助ガス供給口より分岐する左右の補助ガス流路の流量変化を検出することによって、測定ガスに含まれる酸素量を測定する磁気式酸素測定方法において、
前記補助ガス供給口より分岐する左右の補助ガス流路をバイパス流路で連結し、このバイパス流路に流れる補助ガスの流量を検出するとともに、前記補助ガス供給口から供給する補助ガスの流量を検出し、
検出したバイパス流路の流量から測定ガス中の酸素の量を算出し、
検出した補助ガス流路に供給する補助ガスの流量データを利用し、算出した酸素量の補正を行うことを特徴とする。
請求項2では、請求項1に記載の磁気式酸素測定方法において、前記バイパス流路および補助ガス供給口の流量の検出に2線式熱型流量センサを用いることを特徴とする。
請求項3では、請求項1または2に記載の磁気式酸素測定方法において、前記バイパス流路に流れる補助ガスの流量を検出する動作は、前記バイパス流路を前記補助ガス供給口から等距離の位置に接続して行うことを特徴とする。
請求項4では、請求項1乃至3のいずれかに記載の磁気式酸素測定方法において、前記バイパス流路に流れる補助ガスの流量の検出は、前記バイパス流路の中間点で行うことを特徴とする。
請求項5では、測定ガス用入口と出口とが設けられ、これらの入口と出口の間が左右対称に形成された測定流路と、この測定流路の左右の対向する位置に接続された補助ガス流路とを有し、
この補助ガス流路の中央から補助ガスを供給するとともに、前記測定流路の左右どちらか一方の流路に磁界をかけることにより生じる、補助ガス供給口より分岐する左右の補助ガス流路の流量変化を検出することによって、測定ガスに含まれる酸素量を測定する磁気式酸素計において、
前記補助ガス供給口より分岐する左右の補助ガス流路を連結するバイパス流路と、
前記バイパス流路に配置された第1の流量センサと、
前記補助ガス供給口に配置された第2の流量センサと、
前記第1の流量センサの出力から測定ガス中の酸素の量を算出するとともに、前記第2の流量センサの出力を利用して算出した酸素量の補正を行う検出部と、
を有することを特徴とする。
請求項6では、請求項5に記載の磁気式酸素計において、前記第1および第2の流量センサは、2線式熱型流量センサであることを特徴とする。
請求項7では、請求項5または6に記載の磁気式酸素計において、前記バイパス流路は、前記補助ガス供給口から等距離の位置に接続されたことを特徴とする。
請求項8では、請求項5乃至7のいずれかに記載の磁気式酸素計において、前記第1の流量センサは、前記バイパス流路の中間点に配置されたことを特徴とする。
請求項9では、請求項5乃至8のいずれかに記載の磁気式酸素計において、前記第1および第2の流量センサは同一基板上に形成されたことを特徴とする。
このように、補助ガス自体の流量変動を検出することにより、補助ガスの流量変動が酸素量の測定値に与える影響を補正することができ、大掛かりな設備を必要とすることなく補助ガスの流量変動に強い磁気式酸素測定方法および磁気式酸素計を実現することができる。
また、補助ガス供給口より分岐する左右の補助ガス流路を連結するバイパス流路を設け、このバイパス流路の流量から測定ガスの酸素量の測定を行うことによって、従来複数の流量センサを使う(図3の従来例では第1および第2の補助ガス流路の両方に流量計が設置されていた)ことによって生じていた、個々の流量計の出力変動のばらつきによる誤差をなくすことができ、酸素測定の精度向上を図ることができる。
また、請求項2および請求項6によれば、流量の検出に2線式熱型流量センサを用いるため、従来のサーミスタよりも周囲の温度変動の影響を受けにくくすることができる。
請求項3および請求項7によれば、バイパス流路が補助ガス供給口から等距離の位置に接続されるため、どちらか一方の補助ガス流路の影響を強く受けることもなく、構造的な偏りをなくすことができる。
請求項4および請求項8によれば、バイパス流路の中間点で流量の検出が行われるため、流量センサの前後でバイパス流路の配管粘性や温度分布などの影響が偏るのを防止することができる。
請求項9によれば、第1および第2の流量センサが同一基板上に形成されるため、各流量センサの温度分布の減少や組み立て性の向上を図ることができる。さらに、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems:微小電気機械システム)などの技術を利用してこのような基板を形成すれば、アレイ化しやすく小型化や特性の均一化を図ることができる。
以下、図面を用いて本発明の磁気式酸素測定方法および磁気式酸素計を説明する。
図1は本発明による磁気式酸素測定方法および磁気式酸素計の一実施例を示す図であり、測定ガスを流すリングセル11と、リングセル11で検出した信号から酸素量を検出する検出回路20からなる。
リングセル11は、円環形状に形成されたサンプル流路12に連通して設けた測定ガス導入口13と、この測定ガス導入口13の反対側に設けた測定ガス導出口14と、測定ガス導入口13と測定ガス導出口14との間のサンプル流路である測定側サンプル流路12aに導通するように連通した第1の補助ガス流路15aと、第1の補助ガス流路15aと反対側のサンプル流路である比較側サンプル流路12bに導通するように連通した第2の補助ガス流路15bと、測定側サンプル流路12aに磁界Mfを形成するヨーク(図示せず)と、第1の補助ガス流路15aと第2の補助ガス流路15bを接続するバイパス流路19と、バイパス流路19の中間点に配置した第1の流量センサ18aと、補助ガス供給口17に設けられた第2の流量センサ18bとからなる。この第1および第2の流量センサ18a、18bは2線式熱流量計であり、検出回路20に接続されている。なお、流量センサ18a、18bは、MEMSなどの半導体微細加工技術を利用して同一基板上に形成する。
このような構成のリングセル11において、測定ガス導入口13から導入された測定ガスは、測定側サンプル流路12aと比較側サンプル流路12bの二方向に分流したのち、測定ガス導出口14へ合流するように流れる。
補助ガス供給口17から供給された補助ガスは、補助ガス流路15aと15bの二方向に分流する。また、補助ガス流路15aの分岐点P1からは補助ガスの一部がバイパス流路19に流入し、同様に補助ガス流路15bの分岐点P2からも補助ガスの一部がバイパス流路19に流入する。
補助ガスはその後サンプル流路12a、12bとの接続部付近で測定ガスと合流し、測定ガスと共に測定ガス導出口14へ流れる。
測定ガス中に酸素分子が含まれていない場合、測定側サンプル流路12aに磁界Mfが印加されても酸素分子は引き寄せられず、その部分の圧力は上昇しない。したがって、第1および第2の補助ガス流路15a、15bのそれぞれからサンプル流路12a、12bに補助ガスが流出する際の流体抵抗は同じになり、第1および第2の補助ガス流路の流量は同じとなる。そのため、バイパス流路19には補助ガス流路15a、15bから同量の補助ガスが流入し、第1の流量センサ18aを流れる補助ガスは平衡し、流量はゼロとなる。
一方、測定ガス中に酸素分子が含まれている場合、測定側サンプル流路12aに磁界Mfが印加されると、その部分に酸素分子が引きつけられ、酸素の凝集圧により圧力が上昇する。そのため、第1の補助ガス流路15aから測定側サンプル流路12aに補助ガスが流出する際の流体抵抗が増大し、流出量が減少する。逆に比較側サンプル流路12bでは磁界Mfが印加されていないため流体抵抗は増大せず、磁場印加側との比較により補助ガスの流出量が増加する。
したがって、分岐点P0で補助ガスが分岐する際の分流比が変化し、第1および第2の補助ガス流路の流量に差が生じ、分岐点P1からバイパス流路19に流入する補助ガスの量と分岐点P2からバイパス流路19に流入する補助ガスの量にも差が生じるようになる。そのため、第1の流量センサ18aを経由する補助ガスに流れが生じ、第1の流量センサ18aの出力信号は測定ガス中の酸素分子量に対応した値を示すようになる。
ここで、補助ガスの供給元の圧力変動や、補助ガス流路15a、15bの分岐点P0にいたる経路の温度揺らぎなどによる配管の粘性抵抗の変化などにより、補助ガス流量の変動が発生すると、バイパス流路19を流れる補助ガスの流量も変動を受けてしまう。
そこで、補助ガス供給口17に配置した第2の流量センサ18bで補助ガス流路15a、15bに流入する補助ガスの流量自体の変動を検出し、第1の流量センサ18aの出力信号に対して補助ガス自体の流量変動分の影響除去に利用する。
図2は検出回路20の動作を示す動作説明図である。
流量センサ18aから測定ガスの酸素量に対応した信号が入力される(S1)。また、流量センサ18bからは供給される補助ガスの流量を示す信号が入力される(S2)。本来供給されるべき補助ガスの基準流量を検出回路20に記憶させておき(S3)、その基準流量と流量センサ18bで検出した補助ガス流量を比較し、実際に供給された補助ガスの変動量の演算を行う(S4)。S1の酸素信号に対し補助ガスの変動量に応じた補正を行い、補正後の信号を酸素量の測定結果として出力する(S5)。
このように構成することにより、補助ガスの元圧変動や温度分布などによる流量変動分を補償することができ、補助ガスの流量変動に強い磁気式酸素測定方法および磁気式酸素計を実現することができる。
また、流量センサ18aと18bをMEMSなどを利用して同一基板上に形成することで、温度分布の減少、部品点数の減少、小型化や特性の均一化を図ることができる。
図1は本発明による磁気式酸素測定方法および磁気式酸素計の一実施例を示す図。 図2は検出回路20の動作を示す動作説明図。 図3は従来の磁気式酸素測定方法および磁気式酸素計の一例を示す図。
符号の説明
11 リングセル
12 サンプル流路
12a 測定側サンプル流路
12b 比較側サンプル流路
13 測定ガス導入口
14 測定ガス導出口
15a 第1の補助ガス流路
15b 第2の補助ガス流路
17 補助ガス供給口
18a 第1の流量センサ
18b 第2の流量センサ
19 バイパス流路
20 検出回路

Claims (9)

  1. 測定ガス用入口と出口とが設けられ、これらの入口と出口の間が左右対称に形成された測定流路と、この測定流路の左右の対向する位置に接続された補助ガス流路とを有し、
    この補助ガス流路の中央から補助ガスを供給するとともに、前記測定流路の左右どちらか一方の流路に磁界をかけることにより生じる、補助ガス供給口より分岐する左右の補助ガス流路の流量変化を検出することによって、測定ガスに含まれる酸素量を測定する磁気式酸素測定方法において、
    前記補助ガス供給口より分岐する左右の補助ガス流路をバイパス流路で連結し、このバイパス流路に流れる補助ガスの流量を検出するとともに、前記補助ガス供給口から供給する補助ガスの流量を検出し、
    検出したバイパス流路の流量から測定ガス中の酸素の量を算出し、
    検出した補助ガス流路に供給する補助ガスの流量データを利用し、算出した酸素量の補正を行うことを特徴とする磁気式酸素測定方法。
  2. 前記バイパス流路および補助ガス供給口の流量の検出に2線式熱型流量センサを用いることを特徴とする請求項1に記載の磁気式酸素測定方法。
  3. 前記バイパス流路に流れる補助ガスの流量を検出する動作は、前記バイパス流路を前記補助ガス供給口から等距離の位置に接続して行うことを特徴とする請求項1または2に記載の磁気式酸素測定方法。
  4. 前記バイパス流路に流れる補助ガスの流量の検出は、前記バイパス流路の中間点で行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の磁気式酸素測定方法。
  5. 測定ガス用入口と出口とが設けられ、これらの入口と出口の間が左右対称に形成された測定流路と、この測定流路の左右の対向する位置に接続された補助ガス流路とを有し、
    この補助ガス流路の中央から補助ガスを供給するとともに、前記測定流路の左右どちらか一方の流路に磁界をかけることにより生じる、補助ガス供給口より分岐する左右の補助ガス流路の流量変化を検出することによって、測定ガスに含まれる酸素量を測定する磁気式酸素計において、
    前記補助ガス供給口より分岐する左右の補助ガス流路を連結するバイパス流路と、
    前記バイパス流路に配置された第1の流量センサと、
    前記補助ガス供給口に配置された第2の流量センサと、
    前記第1の流量センサの出力から測定ガス中の酸素の量を算出するとともに、前記第2の流量センサの出力を利用して算出した酸素量の補正を行う検出部と、
    を有することを特徴とする磁気式酸素計。
  6. 前記第1および第2の流量センサは、2線式熱型流量センサであることを特徴とする請求項5に記載の磁気式酸素計。
  7. 前記バイパス流路は、前記補助ガス供給口から等距離の位置に接続されたことを特徴とする請求項5または6に記載の磁気式酸素計。
  8. 前記第1の流量センサは、前記バイパス流路の中間点に配置されたことを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の磁気式酸素計。
  9. 前記第1および第2の流量センサは同一基板上に形成されたことを特徴とする請求項5乃至8のいずれかに記載の磁気式酸素計。
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