JP2007314303A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】各給紙口にユーザにとってわかりやすい名称を自動的に登録することができ、かつ、ユーザが所望する用紙を備える給紙口に自動的に切り替えることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】1以上の給紙部と、いずれかの給紙部から給紙される印刷媒体に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置であって、印刷媒体1枚毎に固有の特徴量を検出する特徴量検出手段と、特徴量検出手段によりその特徴量が検出された印刷媒体の種類を判別する判別手段と、判別手段により判別された印刷媒体の種類と前記給紙部とを対応付ける対応付け手段と、印刷ジョブに応じて画像形成部に画像形成させる際、前記印刷ジョブに含まれる画像形成対象の印刷媒体の種類が特定される情報に従って、該当印刷媒体を備える給紙部を選択する制御手段とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】1以上の給紙部と、いずれかの給紙部から給紙される印刷媒体に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置であって、印刷媒体1枚毎に固有の特徴量を検出する特徴量検出手段と、特徴量検出手段によりその特徴量が検出された印刷媒体の種類を判別する判別手段と、判別手段により判別された印刷媒体の種類と前記給紙部とを対応付ける対応付け手段と、印刷ジョブに応じて画像形成部に画像形成させる際、前記印刷ジョブに含まれる画像形成対象の印刷媒体の種類が特定される情報に従って、該当印刷媒体を備える給紙部を選択する制御手段とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、給紙カセットや手差し口などの給紙口を複数持った印刷装置に関する。特に、各給紙口に、それを識別するための名称を付けて、ユーザの設定もしくは印刷プログラムによってジョブ単位もしくはページ単位に給紙口名称を指定することにより給紙口を自動的に切り替え可能な印刷装置に関するものである。
ページプリンタやMFP(Multi Function Peripheral)と呼ばれる複合周辺機器は、複数の給紙口を持つものが多い。通常、複数の給紙口を持つ印刷装置は、給紙口にセットされている用紙のサイズが手動もしくは自動で印刷装置に登録され、印刷ジョブで指定されている用紙サイズに一致する用紙がセットされている給紙口に、自動的に切り替わって印刷される機能を持つ。しかし、同じサイズの異なる紙種の用紙や、同じサイズで同じ紙種の異なるプレプリントの用紙を使い分けて印刷したい場合には、ユーザの設定もしくは印刷プログラムによってジョブ単位もしくはページ単位に給紙口を指定した印刷を行う必要がある。
一方、”紙紋”と呼ばれる用紙自体が持つ固有の特徴・特性を利用した技術による原本保証や偽造防止が近年注目されている(例えば、特許文献1、2参照)。この技術では、用紙のパルプ繊維の絡み具合などのランダムなパターン画像から得られる情報(以下、用紙特徴量と呼ぶ)を検出することにより、個々の紙を識別照合することが可能になる。したがって、紙そのものに異物を漉き込んだり識別子を貼付するなどの特別な処理を一切加える必要がなく、また特殊な印刷技術やインク等も何ら必要としない。
印刷における給紙口の指定には給紙口ID指定と給紙口名称指定の2通りの方法がある。給紙口IDは印刷システムによって一部は統一されているが、見た目の構成が同様の印刷装置の給紙口が必ずしも同じIDになるとは限らない。例えば、二段給紙カセットの印刷装置における上から二段目の給紙カセットは、下段給紙口のIDの場合もあれば、下にもう一段給紙カセットを増設することを考慮して中段給紙口のIDの場合もあるし、さらに独自のIDをつけている場合もある。
このように、一般ユーザが適切な給紙口IDを指定することは困難であるし、印刷プログラムも印刷装置毎にIDを使い分ける必要があったり、新しい機種に対応するのが困難であったりした。従って、色々な印刷装置が混在するオフィスなどでは給紙口ID指定での印刷システムは困難であった。
一方、給紙口名称指定の場合、適切に給紙口名称をつければ、ユーザや印刷プログラムが指定することも容易であり、新しい機種の対応も容易であるが、印刷装置毎に給紙口名称を登録しなければならないため、管理が容易ではなかった。
また、同時に使える給紙口の数以上の種類のプレプリント用紙を使いたい場合には、種類ごとに用紙をセットした給紙カセットを用意し、印刷前に給紙カセットを取り替えてから印刷をするなど、大変面倒であった。
このような状況において、本発明は、各給紙口にユーザにとってわかりやすい名称を自動的に登録することができ、かつ、ユーザが所望する用紙を備える給紙口に自動的に切り替えることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の発明は、1以上の給紙部と、いずれかの給紙部から給紙される印刷媒体に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置であって、印刷媒体1枚毎に固有の特徴量を検出する特徴量検出手段と、前記特徴量検出手段によりその特徴量が検出された印刷媒体の種類を判別する判別手段と、前記判別手段により判別された印刷媒体の種類と前記給紙部とを対応付ける対応付け手段と、印刷ジョブに応じて前記画像形成部に画像形成させる際、前記印刷ジョブに含まれる画像形成対象の印刷媒体の種類が特定される情報に従って、該当印刷媒体を備える給紙部を選択する制御手段と
を備えることを特徴とする。
なお、画像形成対象の印刷媒体の種類が特定される情報としては、印刷媒体の種類そのものを表す情報や、印刷媒体の種類に対応する/対応付けられる情報を用いることができる。
を備えることを特徴とする。
なお、画像形成対象の印刷媒体の種類が特定される情報としては、印刷媒体の種類そのものを表す情報や、印刷媒体の種類に対応する/対応付けられる情報を用いることができる。
また、第2の発明は、第1の発明において、前記画像形成装置は、前記特徴量と前記印刷媒体の種類とを対応付け登録する情報登録装置に接続され、前記判別手段は、前記特徴量検出手段により検出された前記特徴量および前記情報登録装置に登録された情報を基に印刷媒体の種類の判別を行うことを特徴とする。
また、第3の発明は、第1または第2の発明において、前記特徴量検出手段は、前記給紙部に積載された最上部の印刷媒体から前記特徴量を検出することを特徴とする。
また、第4の発明は、第1から第3の発明において、前記特徴量検出手段は、印刷媒体表面のランダムなパターン画像からその特徴量を検出することを特徴とする。
また、第5の発明は、第1から第4の発明において、前記特徴量検出手段による前記特徴量の検出は、前記給紙部が前記画像形成装置にセットされたタイミングまたは前記給紙部に用紙がセットされたタイミングのみで行うのか、さらに前記給紙部から排紙する度にも行うのか、給紙部毎に設定可能であることを特徴とする。
また、第6の発明は、第1から第5の発明において、前記印刷媒体の種類は、印刷媒体毎に付けられた名称であり、前記対応付け手段は、前記印刷媒体を最上部に積載する給紙部に前記名称を割り当てることによって、前記印刷媒体と給紙部とを対応付けることを特徴とする。
また、第7の発明は、第5の発明において、前記給紙部から排紙する度に前記特徴量の検出を行う設定の場合、前記特徴量検出手段は、前記給紙部から排紙が行われる度に前記特徴量の検出を行い、それに応じて前記対応付け手段は、印刷媒体の種類と給紙部との前記対応付けを更新し、該給紙部が最終的に前記印刷ジョブで特定される給紙部に該当しない場合給紙部を切り替えることを特徴とする。
また、第8の発明は、第1から第7の発明において、前記制御手段は、ユーザ側から給紙部の指定および印刷媒体を空送りするかどうかの指定がなされた場合、指定された給紙部において前記印刷ジョブにより特定される印刷媒体が検出されるまで該給紙部の印刷媒体を空送りさせることを特徴とする。
また、第9の発明は、第1から第8の発明において、印刷ジョブを発行するユーザ側装置に通知を行う通知手段をさらに備え、印刷ジョブにより特定される印刷媒体が存在しないことが検出された場合、前記通知手段は、該当印刷媒体が存在しないことをユーザ側装置に通知する。
また、第10の発明は、第9の発明において、前記通知は、前記ユーザ側装置において他の給紙部をユーザに選択可能とさせるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)表示を実行させるものであり、該GUI表示におけるユーザの選択に基づく応答を受けると、前記制御部は、ユーザにより選択された給紙部に切り替えることを特徴とする。
また、第11の発明は、第9または第10の発明の画像形成装置から受ける通知に応答して前記GUI表示をコンピュータに実行させるプログラムである。
また、第12の発明は、ネットワーク接続可能であり、印刷媒体1枚毎に固有の特徴量とその印刷媒体の種類とを対応付け登録し、登録された情報をネットワークを介して供給する、請求項2に記載の情報登録装置として機能する情報登録装置である。
本発明により、実際にセットされた用紙に対応する給紙口名称を自動的につけることが可能になる。また、1つの給紙口に複数種類の用紙を混載しても、指定した用紙を正しく用いた印刷が可能になり、少ない給紙口を効率よく使うことが可能になる。また、指定とは違う用紙を使った印刷がされず、高価なプレプリント用紙を無駄にしなくなる。
[第1の実施形態]
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態である印刷装置の制御ブロック図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態である印刷装置の制御ブロック図である。
CPU101は印刷装置本体の基本制御を行う。CPU101には制御プログラムが書き込まれたROM103および処理を行う際使用されるワークRAM102がアドレスバスおよびデータバスを介して接続されている。プリンタ部100には画像形成動作を行うためのモータ、クラッチセンサなどが接続されている。CPU101は、制御プログラムの内容に従って、プリンタ部100における画像形成動作を制御する。また、CPU101には操作部108が接続されている。さらにCPU101には、原稿画像をデジタルデータに変換するリーダ部104と、デジタルデータに対して画像処理を行う画像処理部105、画像処理部105にて処理された画像データを蓄積するためのHDD106が接続されている。
ネットワークI/F107は、ネットワークを介してクライアントPCとのデータ入出力を行うインターフェイスである。これにより、例えば、クライアントPCからネットワークを介して送られたPDL情報をHDD106に蓄積したり、ネットワークを介してクライアントPCに出力したりすることができる。さらにCPU101にはフィニッシャ部109が接続されており、プリンタ部100から排出された出力物のフィニッシングを指示する。
以上に示した印刷装置の構成は、従来のネットワーク接続可能な印刷装置の構成と同様である。本発明による特徴的な構成については後段において詳細に説明する。
以上に示した印刷装置の構成は、従来のネットワーク接続可能な印刷装置の構成と同様である。本発明による特徴的な構成については後段において詳細に説明する。
次に、システム構成とした、本発明による印刷装置を含む印刷システムの実施形態について図2を参照し説明する。図2は、そのシステム構成図である。
用紙登録装置201には、セットした印刷用紙の表面を撮像し、その画像(特には、スペックルパターン)から用紙特徴量を検出することが可能な用紙特徴量検出ユニットが配置されている。この用紙登録装置201は、検出した用紙特徴量と用紙名称や用紙特性(サイズ、厚さ、紙種など)からなる用紙情報を登録するよう用紙判定サービス装置202にリクエストする。専用の用紙特徴量検出ユニットの代わりに、十分な解像度を持つ汎用のスキャナを用いて印刷用紙表面の画像を取り込み画像解析プログラムにより用紙特徴量を求めてもよい。
用紙判定サービス装置202は、ネットワーク呼び出しもしくはローカル呼び出しなどにより、用紙情報の登録、検索、削除などのリクエストに応えることが可能なサービスを提供する装置である。この装置は、サーバコンピュータ等を用いて実現できる。用紙判定サービス装置202が用紙情報登録リクエストを受け取ると、リクエストに付随する用紙情報を用紙DB203に登録する。
用紙判定サービス装置202が用紙情報検索リクエストを受け取ると、リクエストに付随する用紙特徴量を用紙DB203から検索し、見つかった用紙情報を返却する。用紙判定サービス装置202が用紙情報削除リクエストを受け取ると、リクエストに付随する用紙特徴量を用紙DB203から検索し、見つかった用紙情報を削除する。
印刷装置204は、印刷クライアント(クライアントコンピュータ)205から印刷ジョブを受け取り、指定された給紙口(給紙部)にセットされた用紙に印刷し、排紙する。印刷装置204の給紙カセットおよび手差しトレイなどの各給紙口には用紙特徴量検出ユニットが配置されており、各給紙口の一番上の用紙の用紙特徴量を検出可能である。用紙登録装置201と用紙判定サービス装置202、用紙DB203は、独立した装置であってもよいし、印刷装置204など1台の装置内にあってもよい。また、用紙判定サービス装置202と用紙DB203はシステムに複数存在して分散して用紙情報を管理することも可能である
次に、本実施形態の印刷システムにおける処理をフローチャート(図4〜図6)を用いて説明する。
本実施形態では、印刷で用いる用紙の用紙情報を用紙登録装置201によって用紙DB203にあらかじめ登録しておく。その後、登録した用紙を印刷装置204の給紙カセットにセットし、印刷クライアント205から用紙情報として登録した用紙名称を給紙口名称として指定した印刷ジョブを印刷装置204に流して印刷する例である。
図3は、用紙登録装置201における用紙情報登録処理の流れを表わしている。まず、印刷で用いる同じ種類(サイズ、材質、プレプリント内容など)の用紙を複数枚ユーザが用紙登録装置201にセットし、読み取りを開始したら、それら全ての用紙を読み取って用紙特徴量を検出する(S301)。
ここで1枚も読み取れなかったら(S302)、そのまま処理を終了する。1枚以上読み取ったなら(S302)、用紙名称と用紙特性(用紙サイズ、用紙タイプなど)を入力する用紙情報入力画面を開いてユーザの入力を受け付ける(S303)。図7は、用紙情報入力画面(GUI)の例である。ユーザがOKボタンを押すと(S304)、用紙特徴量と用紙名称と用紙特性を一組にした用紙情報データを、読み取った全用紙分生成し、この用紙判定サービス装置202に登録リクエストを送り(S305)、処理を終了する。一方、ユーザがキャンセルボタンを押すと(S304)、そのまま処理を終了する。
用紙判定サービス装置202は、受け取った登録リクエストに付随する用紙情報データを用紙DB203に登録する。通常、用紙情報登録処理は、システム管理者などがまとめて行う。また、用紙メーカーが販売する用紙に対して、あらかじめ用紙情報登録処理を行った結果をエクスポートしたデータを用紙と共に提供し、システム管理者が用紙DB203にインポートすることによりシステムに登録することも考えられる。その場合、CD−ROMなどの物理メディアによる提供方法やインターネットなどのオンラインによる提供方法などが考えられる。
次に、印刷装置204における処理について、図4を参照し説明する。図4は、印刷装置204の処理の流れを表している。
印刷装置204はユーザの操作に起因するイベントや各種通信の応答などを非同期イベントとして受け取り、このイベントに対する応答処理として動作している。まず、受け取ったイベントの種別を判定し(S401)、給紙口セットイベントならば給紙口名称自動設定処理(S402)、印刷ジョブの受け取りイベントならば印刷処理(S403)、それ以外であれば従来通りのその他の通常処理を行う(S404)。給紙口名称自動設定処理および印刷処理の各応答処理の詳細は後述する。
ここで、印刷装置204における給紙口名称自動設定処理について、図5を参照し説明する。図5は、印刷装置204における給紙口名称自動設定処理の流れを表している。
この処理ルーチンは、用紙を入れた給紙カセットを印刷装置204にセットしたり、手差しトレイに用紙を置いたりすると、制御プログラムから呼び出される。まず、用紙がセットされた給紙口が何か取得する(S501)。例えば、この給紙口名称自動設定処理の呼び出しパラメータとして給紙口が指定される。
次に、給紙口の一番上の用紙を読み取って用紙特徴量を検出する(S502)。検出に失敗したら(S503)、その給紙口の名称を空にして(S504)、処理を終了する。S503で成功と判定されれば、検出した用紙特徴量をキーとして用紙情報を検索するよう用紙判定サービス装置202にリクエストする(S505)。
用紙判定サービス装置202は、指定された用紙特徴量を含む用紙情報データを用紙DB203から検索し、その結果を返却する。その結果、用紙情報データが見つからなければ(S506でNOの判定)、給紙口の名称を空にして(S504)、処理を終了する。一方、用紙情報データが見つかれば(S506でYESの判定)、そのデータの用紙名称を取得し(S507)、その名称を給紙口名称として設定し(S508)、処理を終了する。
次に、印刷装置204における印刷処理について、図6を参照し説明する。図6は、印刷装置204が印刷クライアント205から印刷ジョブを受け取った時の印刷処理の流れを表している。
この処理ルーチンは、印刷装置204が印刷ジョブを受け取ると、制御プログラムから呼び出される。まず、ページカウンタNを初期化し(N=1)(S601)、Nページ目のデータを取得する(S602)。
Nページのデータ取得に成功したら(S603)、このNページ目の印刷について給紙口が指定されているか判定する(S604)。給紙口の指定がなければ、印刷ページのサイズに適した給紙口を自動選択し(S605)、Nページ目を印刷し(S606)、Nをカウントアップして(S607)、S602に戻る。
S603でNページ目のデータ取得に失敗したと判定されたら、処理を終了する。S604で給紙口の指定がされていると判定されれば、指定された給紙口が存在するか判定する(S608)。指定された給紙口が存在すれば、その指定された給紙口を選択し(S609)、用紙があるか判定する(S610)。用紙があれば、S606へ進み、選択された給紙口の用紙で印刷をする(S606)。一方、用紙がなければ、用紙の補給を促す用紙切れ警告画面を印刷クライアント205に表示させる通知を送る(S611)。
図8に、用紙切れ警告画面(GUI)の一例を示す。ユーザが警告画面から印刷の中断を選択すれば(S612)、そのまま印刷を終了する。一方、ユーザが用紙を補給し印刷の継続を選択すれば、S610へ戻り印刷を継続する。
S608で指定された給紙口がないと判定されれば、給紙口の変更画面を印刷クライアント205に表示させる通知を送る(S613)。図9は、給紙口変更画面(GUI)の例である。画面中のメッセージには印刷ページに指定された給紙口名称(図9では”帳票A”)が表示されている。
給紙口リスト901には印刷装置204で使用可能な給紙口とその現在の給紙口名称がリストアップされており、リストから1つ選択してOKボタンを押すと、印刷で使う給紙口を変更できる。この場合、給紙口にセットされている用紙が印刷ジョブで指定した給紙口名称と同じ名称の用紙ではないかもしれない。ユーザが変更画面で印刷の中断を選択すれば(S614で“中断”と判定)、そのまま印刷を終了し、給紙口を変更設定すれば(S614で“給紙口変更”と判定)、S609へ進み、設定された給紙口を選択し、印刷を継続する。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、給紙口名称の自動設定は、用紙を入れた給紙カセットを印刷装置204にセットしたり、手差しトレイに用紙を置いたりしたタイミングでのみ行っていた。またこれは、同じ給紙口には同じ種類の用紙のみをセットする場合の例であった。本実施形態は、第1の実施形態のタイミングに加えて、1枚排紙する毎にも給紙口名称の自動設定が可能な例である。構成・動作の大部分は第1の実施形態と同様なので、その差分のみ説明する。
第1の実施形態では、給紙口名称の自動設定は、用紙を入れた給紙カセットを印刷装置204にセットしたり、手差しトレイに用紙を置いたりしたタイミングでのみ行っていた。またこれは、同じ給紙口には同じ種類の用紙のみをセットする場合の例であった。本実施形態は、第1の実施形態のタイミングに加えて、1枚排紙する毎にも給紙口名称の自動設定が可能な例である。構成・動作の大部分は第1の実施形態と同様なので、その差分のみ説明する。
印刷装置204は、給紙口名称自動設定を、給紙口に用紙をセットしたときのみ行うか、1枚排紙する毎に行うかを給紙口毎に切り替え可能で、その設定状況は制御プログラムからRAM102に格納されている給紙口名称常時更新フラグとして取得可能である。
印刷処理S403は、図10に示すように、図6におけるS613、S614をS1017、S1018に変更し、S1015、S1016、S1019を追加する。図6と同じ番号が付いている処理は図6と同じ処理であることを表す。以下、変更・追加した処理の詳細を説明する。
印刷処理S403は、図10に示すように、図6におけるS613、S614をS1017、S1018に変更し、S1015、S1016、S1019を追加する。図6と同じ番号が付いている処理は図6と同じ処理であることを表す。以下、変更・追加した処理の詳細を説明する。
S606でページを印刷すると、RAM102に格納されている給紙口名称常時更新フラグを参照し、現在の給紙口が1枚排紙する毎に給紙口名称を更新するか判定する(S1015)。1枚排紙する毎に更新する設定ならば、給紙口名称自動設定処理を行い(S1016)、ページカウンタNをカウントアップする(S607)。
また、S608で指定された給紙口がないと判定されれば、給紙口の変更画面を印刷クライアント205に表示させる通知を送り(S1017)、ユーザの選択を判定する(S1018)。図12は、給紙口変更画面の例である。給紙口リスト1201は、図9の901と同様に、印刷装置204で使用可能な給紙口とその現在の給紙口名称がリストアップされている。
空送りチェックボックス1202がOFFの場合は、OKボタンを押すとS609へ進み、図9の場合と同様の動作となる。空送りチェックボックス1202がONの場合は、OKボタンを押すと給紙口リスト1201で選択した給紙口に変更される。そして、給紙口名称が、印刷ジョブで指定した給紙口名称と同じ給紙口名称に更新されるまで用紙を空送りし(S1019)、その後S608に進む。
図11は、用紙空送り処理S1019の詳細な流れを表している。
まず、S1017において指定された給紙口に用紙があるか判定し(S1101)、用紙がなければ、そのまま終了する。用紙があれば、1枚排紙する(S1102)。S1017に入ってきた時点で、最上位の用紙の用紙名称は印刷ジョブで指定した給紙口名称と異なるので、最初は必ず排紙してよい。
まず、S1017において指定された給紙口に用紙があるか判定し(S1101)、用紙がなければ、そのまま終了する。用紙があれば、1枚排紙する(S1102)。S1017に入ってきた時点で、最上位の用紙の用紙名称は印刷ジョブで指定した給紙口名称と異なるので、最初は必ず排紙してよい。
次に、図5の給紙口名称自動設定処理を行い(S1103)、更新後の給紙口名称が印刷ジョブで指定した給紙口名称と一致したか判定する(S1104)。一致すれば、処理を終了し、一致しなければ、S1101に戻り、S1017で指定された給紙口に用紙がなくなるか、更新後の給紙口名称が印刷ジョブで指定された給紙口名称と一致するまで排紙する。
このように更新することにより、排紙する毎に現在の用紙名称に自動的に給紙口名称が更新される。また、印刷ジョブで指定した給紙口名称に一致する名称の給紙口がない、つまり、全ての給紙口の最上位の用紙の名称が一致しない場合には、一致する用紙が現れるまで空送りすることができる。その結果、1つの給紙口に異なる種類の用紙を混載しても、意図した用紙を正しく使った印刷が実現できる。
また、前述した印刷クライアント205や用紙登録装置201、用紙判定サービス装置202、印刷装置204における各処理は、これらをコンピュータに実行させるソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を利用することでも達成される。すなわち、この記録媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成される。この場合、記録媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態におけるそれぞれの機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
このプログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態における機能が実現されるだけではない。このプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述したそれぞれの機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態における機能が実現されるだけではない。このプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述したそれぞれの機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
更に、記録媒体から読出されたプログラムコードは、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込むことができる。この機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどは、上記メモリに書き込まれたプログラムコードの指示に基づき、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能を実現することができる。
100…プリンタ部
101…CPU
102…RAM
103…ROM
104…リーダ部
105…画像処理部
106…HDD
107…ネットワークI/F
108…操作部
109…フィニッシャ部
201…用紙登録装置
202…用紙判定サービス装置
203…用紙DB
204…印刷装置(画像形成装置)
205…印刷クライアント(ユーザ側装置)
101…CPU
102…RAM
103…ROM
104…リーダ部
105…画像処理部
106…HDD
107…ネットワークI/F
108…操作部
109…フィニッシャ部
201…用紙登録装置
202…用紙判定サービス装置
203…用紙DB
204…印刷装置(画像形成装置)
205…印刷クライアント(ユーザ側装置)
Claims (12)
- 1以上の給紙部と、いずれかの給紙部から給紙される印刷媒体に画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置であって、
印刷媒体1枚毎に固有の特徴量を検出する特徴量検出手段と、
前記特徴量検出手段によりその特徴量が検出された印刷媒体の種類を判別する判別手段と、
前記判別手段により判別された印刷媒体の種類と前記給紙部とを対応付ける対応付け手段と、
印刷ジョブに応じて前記画像形成部に画像形成させる際、前記印刷ジョブに含まれる画像形成対象の印刷媒体の種類が特定される情報に従って、該当印刷媒体を備える給紙部を選択する制御手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像形成装置は、前記特徴量と前記印刷媒体の種類とを対応付け登録する情報登録装置に接続され、
前記判別手段は、前記特徴量検出手段により検出された前記特徴量および前記情報登録装置に登録された情報を基に印刷媒体の種類の判別を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記特徴量検出手段は、前記給紙部に積載された最上部の印刷媒体から前記特徴量を検出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記特徴量検出手段は、印刷媒体表面のランダムなパターン画像からその特徴量を検出することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記特徴量検出手段による前記特徴量の検出は、前記給紙部が前記画像形成装置にセットされたタイミングまたは前記給紙部に用紙がセットされたタイミングのみで行うのか、さらに前記給紙部から排紙する度にも行うのか、給紙部毎に設定可能であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記印刷媒体の種類は、印刷媒体毎に付けられた名称であり、前記対応付け手段は、前記印刷媒体を最上部に積載する給紙部に前記名称を割り当てることによって、前記印刷媒体と給紙部とを対応付けることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記給紙部から排紙する度に前記特徴量の検出を行う設定の場合、前記特徴量検出手段は、前記給紙部から排紙が行われる度に前記特徴量の検出を行い、それに応じて前記対応付け手段は、印刷媒体の種類と給紙部との前記対応付けを更新し、該給紙部が最終的に前記印刷ジョブで特定される給紙部に該当しない場合給紙部を切り替えることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、ユーザ側から給紙部の指定および印刷媒体を空送りするかどうかの指定がなされた場合、指定された給紙部において前記印刷ジョブにより特定される印刷媒体が検出されるまで該給紙部の印刷媒体を空送りさせることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の画像形成装置。
- 印刷ジョブを発行するユーザ側装置に通知を行う通知手段をさらに備え、印刷ジョブにより特定される印刷媒体が存在しないことが検出された場合、前記通知手段は、該当印刷媒体が存在しないことをユーザ側装置に通知することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記通知は、前記ユーザ側装置において他の給紙部をユーザに選択可能とさせるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)表示を実行させるものであり、該GUI表示におけるユーザの選択に基づく応答を受けると、前記制御部は、ユーザにより選択された給紙部に切り替えることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
- 請求項9または請求項10に記載の画像形成装置から受ける通知に応答して前記GUI表示をコンピュータに実行させるプログラム。
- ネットワーク接続可能であり、印刷媒体1枚毎に固有の特徴量とその印刷媒体の種類とを対応付け登録し、登録された情報をネットワークを介して供給する、請求項2に記載の情報登録装置として機能する情報登録装置。
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JP2006145758A JP2007314303A (ja) | 2006-05-25 | 2006-05-25 | 画像形成装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2006
- 2006-05-25 JP JP2006145758A patent/JP2007314303A/ja active Pending
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